JP2519955Y2 - 感熱転写型カラ−プリンタ - Google Patents

感熱転写型カラ−プリンタ

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JP2519955Y2
JP2519955Y2 JP1986112533U JP11253386U JP2519955Y2 JP 2519955 Y2 JP2519955 Y2 JP 2519955Y2 JP 1986112533 U JP1986112533 U JP 1986112533U JP 11253386 U JP11253386 U JP 11253386U JP 2519955 Y2 JP2519955 Y2 JP 2519955Y2
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ink sheet
color
color ink
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shaft
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俊哉 小岸
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ファクシミリ、コンピーュタ等のプリンタ
に使用される感熱転写型カラープリンタにおける、カラ
ーインクシートの終了を判断する装置に関する。
〈従来の技術〉 ファクシミリ、コンピーュタ等のプリンタとして使用
される感熱転写型カラープリンタは、色の三原色、つま
りイエロ、マゼンダ、シアンが交互に塗布され、各色に
対応した色検知マークが各色の前部に設けられたカラー
インクシートを使用し、色判別センサは、所定の位置に
何色があるかということを色検知マークを検知すること
で確認し、イエロ、マゼンダ、シアンの三色をサーマル
ヘッドによって感熱紙に重ねて熱転写することでカラー
印刷を行っていた。そのカラーインクシートの終了を判
断する機構としては、実開昭59-107258号公報記載のも
のが知られている。
上記、実開昭59-107258号の技術は、カラーインクシ
ートの最後の検知マークの一部あるいは全部を除去し、
感熱型カラープリンタにタイマを設け、カラーインクシ
ートに前もって設けられた色判別マークのうち最初の色
判別マークが検出器、つまり色判別センサに検出された
際に前記タイマを作動させ、タイマに予め所定の値をセ
ットし、その値をオーバし、かつ、検知マークが検知で
きない場合に、前記カラーインクシートが終了したと判
断し、使用者にカラーインクシートの交換を促する終了
表示部を表示するように構成されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来の技術、つまり実開昭59-107258
号記載のものでは、カラーインクシートの製造時に、カ
ラーインクシートの最後の検知マークを除去する工程が
必要であり、さらにカラープリンタにタイマを設ける必
要があるため、コスト的に不利であった。本考案は、上
記事情に鑑みて創案されたもので、カラーインクシート
の製造時に、カラーインクシートの最後の検知マークを
除去する必要がなく、カラープリンタにタイマ等の特別
の部品を使用することなしに、カラーインクシートの終
了を検知することのできる感熱型カラープリンタを提供
することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係る感熱転写型カラープリンタは、イエロ、
マゼンダ、シアンのインクが塗布されたエリアが交互に
配置され、終端がホルダに固定され、かつ前記ホルダに
巻回された帯状のカラーインクシートを用いてカラー印
画を行う感熱転写型カラープリンタでおいて、前記ホル
ダを保持するカラーインクシート供給軸と、各エリアの
インクを感熱紙に転写するサーマルヘッドと、前記カラ
ーインクシートを感熱紙及びサーマルヘッドに対して圧
接させるプラテンと、前記カラーインクシートを巻き取
るカラーインクシート巻取軸と、このカラーインクシー
ト巻取軸を回転駆動させるモータと、このモータとカラ
ーインクシート巻取軸との間に設けられ、該モータに所
定以上の負荷が加わると該モータを空転ささせるクラッ
チと、このクラッチの作用によってモータが空転した状
態を検出する検出手段と、前記カラーインクシートの各
エリアの前部に設けられたエリアに対応した検知マーク
を検知する色判別センサと、この色判別センサからの判
別結果を受ける制御部とを備えており、前記カラーイン
クシート供給軸から色判別センサまでの行路長をxと、
カラーインクシート供給軸からサーマルヘッドまでの行
路長をyと、カラーインクシートの終端部から最後の検
知マークまでの長さをzとし、その関係がy<z<xと
なり、いかなる検知マークも色判別センサによって検知
されず、かつ前記検出手段にてモータが所定時間以上空
転した状態が検出された場合には、カラーインクシート
が終了したと制御部が判断する。
〈作用〉 カラーインクシートはカラーインクシート供給軸か
ら、プラテンとサーマルヘッドとの間をとおり、色判別
センサの近傍をとおってカラーインクシート巻取軸に巻
き取られる。
さらに、カラーインクシートが終了すると、検知マー
クが色判別センサまで到達しない構成になっているた
め、色判別センサが検知マークを検知することができ
ず、かつモータが所定時間をオーバして空転した場合に
カラーインクシートが終了していると判断し、終了表示
部を表示することで使用者にカラーインクシートの交換
を促す。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は、本考案に係る感熱型カラープリンタ20に使
用されるカラーインクシート10の平面図である。
カラーインクシート10は、帯状に形成されたコンデン
サ紙またはポリエステルフィルム等の透過性のフィルム
であり、その長手方向にはイエロインクが塗布されたY
エリア11と、マゼンダインクが塗布されたMエリア12
と、シアンインクが塗布されたCエリア13とが交互に配
置され、かつYエリア11とMエリア12との間にはMエリ
ア12を判別するための検知マークMm121、Mエリア12と
Cエリア13との間にはCエリア13を判別するための検知
マークCm131、Cエリア13とYエリア11との間にはYエ
リア11を検知するための検知マークYm111とが設けられ
ている。
なお、各エリアは透光性のインクであるのに対し、ス
トリップ状の各検知マークは、遮光性のインクが塗布さ
れることで形成されている。
このカラーインクシート10は、予め筒状のホルダ14に
終端部が接着等で固定され、かつ全体がホルダ14に巻か
れている。
第2図は本考案に係る感熱型カラープリンタ20の概略
動作説明図である。
21はホルダ14が装着されるカラーインクシート供給
軸、22はプラテン、23は公知のサーマルヘッド、24は検
知マークを検知する色判別センサ、25はカラーインクシ
ート10を巻き取るカラーインクシートを巻取軸、26はカ
ラーインクシート巻取軸25を駆動するモータ、27は色判
別センサ24からの信号を増幅する増幅器、28はカラープ
リンタ20の全体の制御及びカラーインクシート10の終了
を判断する制御部、29はカラーインクシート10の終了を
制御部28の判断に基づいて表示する終了表示部である。
カラーインクシート10が予め巻きつけられたホルダ14
は、カラーインクシート供給軸21に装着される。
ホルダ14から供給されるカラーインクシート10はプラ
テン22とサーマルヘッド23の間を通り、色判別センサ24
の近傍を通って、クラッチ261を介してモータ26と連結
されるカラーインクシート巻取軸25に巻き取られる。
また、カラーインクシート10が終了した時は、カラー
インクシート10がホルダ14に接着固定されているため、
過大な力がモータ26にかからないように、クラッチ261
によってモータ26が空転する。
すなわち、このクラッチ261は、モータ26に所定以上
の負荷が加わるとモータ26を空転させるようにしている
のである。
色判別センサ24は検知マークYm111、検知マークMm12
1、検知マークCm131を順番に検知して、その検知信号を
増幅器27に送る。所定の位置に各エリアが位置すると制
御部27が判断したら、公知のサーマルヘッド23は図示し
ない感熱紙に各色の転写を行う。
制御部28には、増幅器27を介して色判別センサ24とモ
ータ26とが接続され、終了表示部29が接続されている。
カラーインクシート供給軸21から色判別センサ24まで
の行路長をx、カラーインクシート供給軸21からサーマ
ルヘッド23までの行路長をy、さらにカラーインクシー
ト10の終端部から最後の検知マークYm111、つまり使用
できる最後のCエリア13までの長さをzとし、y<z<
xとなるように各部が構成される。
このような構成であれば、利用できる最後のCエリア
13が使用され、かつさらに印画を行おうとしても最後の
検知マークYm111は色判別センサ24とサーマルヘッド23
との間に位置するため、色判別センサ24まで到達するこ
とができない。従って、検知マークYm111は色判別セン
サ24には検知されることがない。また、ホルダ14にカラ
ーインクシート10の終端部が接着等により固定されてい
るので、モータ26はクラッチ261の作用によって空転す
るようになっている。
クラッチ261の作用によってモータ26が空転した状態
の検出は、公知の検出手段によって可能である。この公
知の検出手段には各種のものがあるが、例えばカラーイ
ンクシート巻取軸25の回転を検出する図外の検出センサ
と、モータ26のモータ軸の回転を検出する図外の検出セ
ンサとによって、前記カラーインクシート巻取軸25の回
転状態と前記モータ26のモータ軸の回転状態とを比較、
監視することによってモータ26の空転状態を検出するこ
とが可能となる。
第3図は、本考案に係る感熱型カラープリンタ20の動
作を説明するフローチャートである。
図示しない印画開始ボタンが押され、モータ26によ
ってカラーインクシート巻取軸25が駆動され、カラーイ
ンクシート10の巻き取りが開始される(S1、S2)。
検知マークYm111が色判別センサ24で検知された場
合は、サーマルヘッド23による印画を開始する(S3、S7
〜S10)。
検知マークYm111が色判別センサ24で検知されない
場合は、カラーインクシート10の巻き取りを開始してか
ら、予め制御部28にセットされた所定時間Tが経過する
まで、検知マークYm111を検知しようとする(S3
S4)。
所定時間T内に検知マークYm111が検知された場合
は、S7〜S9に進み印画が終了する。
所定時間Tの内に検知マークYm111が検知されず、
かつモータ26がクラッチ261によって、所定時間T以上
空転した場合には、カラーインクシート10がすでに終了
していると制御部28が判断し、制御部28は終了表示部29
を表示し、使用者にカラーインクシート10の交換を促
し、モータ26をストップさせる(S4〜S6)。
なお、S3、S4で行う判断は、制御部26で行う。
〈考案の効果〉 本考案に係る感熱転写型カラープリンタによれば、カ
ラーインクシートが終了すると、最後の検知マークがサ
ーマルヘッドと色判別センサとの間に位置して色判別セ
ンサに届かない構成となっているために、最後の検知マ
ークが色判別センサによって検知されない。制御部は、
色判別センサがいかなる検知マークも検知せず、かつモ
ータが所定時間をオーバして空転した場合にカラーイン
クシートが終了したと判断する。
よって、カラーインクシートの終了判断のために、カラ
ーインクシートの最後の検知マークを除去する作業が必
要なく、さらにカラープリンタにタイマ等の特別な部品
を設ける必要がない。従って、コスト的に不利になるこ
とがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る感熱型カラープリンタに使用され
るカラーインクシートの正面図、第2図は本考案に係る
感熱型カラープリンタの機構を示す概略動作説明図、第
3図は本考案に係る感熱型カラープリンタの動作のフロ
ーチャートで示す。 10……カラーインクシート、121、131、141……検知マ
ーク、14……ホルダ、20……感熱型カラープリンタ、21
……カラーインクシート供給軸、22……プラテン、23…
…サーマルヘッド、24……色判別センサ、25……カラー
インクシート巻取軸、26……モータ、261……クラッ
チ、27……増幅器、28……制御部、29……終了表示部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエロ、マゼンダ、シアンのインクが塗布
    されたエリアが交互に配置され、終端がホルダに固定さ
    れ、かつ前記ホルダに巻回された帯状のカラーインクシ
    ートを用いてカラー印画を行う感熱転写型カラープリン
    タにおいて、前記ホルダを保持するカラーインクシート
    供給軸と、各エリアのインクを感熱紙に転写するサーマ
    ルヘッドと、前記カラーインクシートを感熱紙及びサー
    マルヘッドに対して圧接させるプラテンと、前記カラー
    インクシートを巻き取るカラーインクシート巻取軸と、
    このカラーインクシート巻取軸を回転駆動させるモータ
    と、このモータとカラーインクシート巻取軸との間に設
    けられ、該モータに所定以上の負荷が加わると該モータ
    を空転ささせるクラッチと、このクラッチの作用によっ
    てモータが空転した状態を検出する検出手段と、前記カ
    ラーインクシートの各エリアの前部に設けられた各エリ
    アに対応した検知マークを検知する色判別センサと、こ
    の色判別センサからの判別結果を受ける制御部とを具備
    しており、前記カラーインクシート供給軸から色判別セ
    ンサまでの行路長をxと、カラーインクシート供給軸か
    らサーマルヘッドまでの行路長をyと、カラーインクシ
    ートの終端部から最後の検知マークまでの長さをzと
    し、その関係がy<z<xとなり、いかなる検知マーク
    も色判別センサによって検知されず、かつ前記検出手段
    にてモータが所定時間以上空転した状態が検出された場
    合には、カラーインクシートが終了したと制御部が判断
    することを特徴とする感熱転写型カラープリンタ。
JP1986112533U 1986-07-21 1986-07-21 感熱転写型カラ−プリンタ Expired - Lifetime JP2519955Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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