JP2664099B2 - インクシートカートリッジ - Google Patents

インクシートカートリッジ

Info

Publication number
JP2664099B2
JP2664099B2 JP9455191A JP9455191A JP2664099B2 JP 2664099 B2 JP2664099 B2 JP 2664099B2 JP 9455191 A JP9455191 A JP 9455191A JP 9455191 A JP9455191 A JP 9455191A JP 2664099 B2 JP2664099 B2 JP 2664099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink sheet
cartridge
remaining amount
ink
inclined edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9455191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04325270A (ja
Inventor
卓郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9455191A priority Critical patent/JP2664099B2/ja
Publication of JPH04325270A publication Critical patent/JPH04325270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2664099B2 publication Critical patent/JP2664099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに利用される
インクシートカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4及び図5に示すように、長尺
状のインクシート1が巻回された供給軸2と、インクシ
ート1を巻き取る巻取軸3とをカートリッジケース4に
回転自在に収納してなるインクシートカートリッジがあ
る。印字に際しては、インクシート1の残量が分からな
いと不便であるが、熱転写用のインクシート1は7.5
μmと薄いため、50頁分の長さのインクシートを1供
給軸2に巻回した場合でも、その半径方向の厚さは約3
mm程度と薄い。このため、インクシート1の巻回径の
変化により残量検出する方法は分かり難い。
【0003】そこで、インクシートやインクリボンの残
量を検出する第一の方法として、異なる色のインクが一
定の長さにわたって塗布された長尺状のインクシートを
設け、このインクシートの一側に形成された色マークを
センサで検出してインクシートのインクの色を検出する
とともに、1頁分の印字サイクル毎にインクシートの他
側に形成されたマークを他のセンサにより検出し、その
検出信号をプリンタに設けたカウンタでカウントするこ
とにより、インクシートの残量を検出する方法がある。
【0004】また、多色印字用のインクリボンの各色の
先頭に、インクの色や残量データ等を示すバーコードを
形成し、このバーコードをセンサにより検出し、その検
出信号をカウントする第二の方法がある。
【0005】さらに、多色印字用のインクシートの一側
に沿って磁気ストライプを形成し、この磁気ストライプ
に記憶された情報を磁気ヘッドで読み取ることにより、
インクシートの残量を検出する第三の方法等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した第一、第二の
方法は、インクシートやインクリボンの残量を検出する
ために専用のセンサや、このセンサからの検出信号をカ
ウントして記憶したりする回路等を必要とし、また、電
源オフ時にも検出した残量を記憶するためにバックアッ
プ電池を必要とし、構造が複雑化する。さらに、検出信
号をカウントして記憶する回路はプリンタ側に設けられ
ているため、他のインクシートカートリッジやインクリ
ボンカートリッジを装着しても、プリンタ側では単純に
残量検出信号を加算してしまう。したがって、インクシ
ートカートリッジやインクリボンカートリッジを使い切
るまでプリンタに装着した状態で使用しない限り、残量
検出の信頼性を得ることができない。しかし、複数人に
より共同でプリンタを使用することを考えると、このよ
うな使用形態が維持されているとは断言することができ
ず、残量検出の方法として実用的ではない。このような
ことは第三の方法についても言えることで、また、第三
の方法は磁気ヘッドを用いるためさらに高価である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、長尺
状のインクシートが巻回された供給軸と前記インクシー
トを巻き取る巻取軸とをカートリッジケースに回転自在
に収納したインクシートカートリッジにおいて、前記イ
ンクシートの幅をこのインクシートの一端から他端に向
けて次第に小さくしてこのインクシートの長手方向の一
側縁に他側縁に対して傾斜する傾斜縁を形成し、前記カ
ートリッジケースの一部に前記傾斜縁に対向する表示窓
を形成した。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、イ
ンクシートをその幅の狭い方の一端から供給軸に巻回
し、一方向に付勢されてインクシートの傾斜縁に当接す
る表示体を表示窓に対向させてカートリッジケースに変
位自在に設けた。
【0009】
【作用】請求項1の発明は、インクシートの消費量に応
じて表示窓においてインクシートの傾斜縁の位置が連続
的に変化するため、傾斜縁の位置の変化を表示窓から見
ることによりインクシートの残量を連続的に知ることが
できる。したがって、プリンタ側における残量検出回路
とこの残量検出回路を制御するソフトプログラムとを省
略することが可能となり、さらに、一つのインクシート
カートリッジを単位として残量を知ることができる。
【0010】請求項2の発明は、インクシート消費量に
応じてインクシートの幅が狭くなり、これに伴い、イン
クシートの傾斜縁に当接する表示体がインクシートの幅
方向の中心側に変位するため、表示窓から見える表示体
を表示針としてインクシートの残量を容易に判断するこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。図4及び図5において説明した部分は同一
符号を用いて説明する。長尺状のインクシート1が巻回
された供給軸2と、インクシート1を巻き取る巻取軸3
とがカートリッジケース4に回転自在に収納されてい
る。このカートリッジケース4には供給軸2と巻取軸3
との間においてインクシート1をサーマルヘッド(図示
せず)に対向させる開口部(図示せず)が形成されてい
る。
【0012】ここで、図3に示すように、前記インクシ
ート1の供給軸2側の一端の幅aは他端の幅bよりも約
20mm程小さい寸法に定められ、インクシート1の中
間部の幅は一端から他端に向けて次第に小さくなる寸法
に定められている。これにより、インクシート1の長手
方向の一側縁には他側縁に対してθなる角度をもって傾
斜する傾斜縁5が形成されている。そして、前記カート
リッジケース4の一部には、前記供給軸2の端部の外周
においてインクシート1の傾斜縁5に対向する表示窓6
が形成されている。さらに、供給軸2の一端には傾斜縁
5に当接されたリング状の表示体7がスプリング8によ
りインクシート1の幅方向の中心側に付勢されて摺動自
在に嵌合されている。図2に示すように、前記表示窓6
の縁には表示体7の摺動方向に沿って目盛9が形成され
ている。
【0013】このような構成において、カートリッジケ
ース4をサーマルプリンタに装着すると、巻取軸3の一
端が駆動軸(図示せず)に連結される。これにより、印
字に際して巻取軸3を駆動することによりインクシート
1が供給軸2から引き出されて巻取軸3に巻き取られ
る。この時、インクシート1の消費量に応じて表示窓6
においてインクシート1の傾斜縁5の位置がインクシー
ト1の幅方向の中心寄りに変化するため、この表示窓6
に対する傾斜縁5の位置の変化を見ることによりインク
シート1の残量を連続的に知ることができる。もちろ
ん、傾斜縁5の変位量によりインクシート1のニヤエン
ド及びエンドを知ることもできる。
【0014】本実施例においては、インクシート1が消
費量に応じてインクシート1の傾斜縁5に当接する表示
体7がスプリング8の付勢力によりインクシート1の幅
方向の中心側に変位するため、表示体7が指す目盛9を
見ることによりインクシート1の残量をより一層容易に
判断することができる。したがって、プリンタ側におけ
る残量検出回路とこの残量検出回路を制御するソフトプ
ログラムとを省略することができる。さらに、一つのイ
ンクシートカートリッジを単位として残量を検出するこ
とができる。
【0015】なお、インクシート1はテンションを付与
されて供給軸2に固く巻回されているため、表示体7の
圧力を受けても供給軸2の軸心に沿ってずれたり、傾斜
縁5に皺が寄ったりすることはない。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、長尺状のインクシー
トが巻回された供給軸と前記インクシートを巻き取る巻
取軸とをカートリッジケースに回転自在に収納したイン
クシートカートリッジにおいて、前記インクシートの幅
をこのインクシートの一端から他端に向けて次第に小さ
くしてこのインクシートの長手方向の一側縁に他側縁に
対して傾斜する傾斜縁を形成し、前記カートリッジケー
スの一部に前記傾斜縁に対向する表示窓を形成したの
で、インクシートの消費量に応じて表示窓においてイン
クシートの傾斜縁の位置が連続的に変化するため、傾斜
縁の位置の変化を表示窓から見ることによりインクシー
トの残量を連続的に知ることができ、したがって、プリ
ンタ側における残量検出回路とこの残量検出回路を制御
するソフトとを省略してコストダウンを図ることが可能
となり、さらに、一つのインクシートカートリッジを単
位として残量を知ることができる等の効果を有する。
【0017】請求項2の発明は、請求項1において、イ
ンクシートをその幅の狭い方の一端から供給軸に巻回
し、一方向に付勢されてインクシートの傾斜縁に当接す
る表示体を表示窓に対向させてカートリッジケースに変
位自在に設けたので、インクシートの消費量に応じてイ
ンクシートの幅が狭くなり、これに伴い、インクシート
の傾斜縁に当接する表示体がインクシートの幅方向の中
心側に変位するため、表示窓から見える表示体を表示針
としてインクシートの残量を容易に判断することができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】その斜視図である。
【図3】そのインクシートの展開図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】その縦断側面図である。
【符号の説明】
1 インクシート 2 供給軸 3 巻取軸 4 カートリッジケース 5 傾斜縁 6 表示窓 7 表示体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のインクシートが巻回された供給
    軸と前記インクシートを巻き取る巻取軸とをカートリッ
    ジケースに回転自在に収納したインクシートカートリッ
    ジにおいて、前記インクシートの幅をこのインクシート
    の一端から他端に向けて次第に小さくしてこのインクシ
    ートの長手方向の一側縁に他側縁に対して傾斜する傾斜
    縁を形成し、前記カートリッジケースの一部に前記傾斜
    縁に対向する表示窓を形成したことを特徴とするインク
    シートカートリッジ。
  2. 【請求項2】 インクシートをその幅の狭い方の一端か
    ら供給軸に巻回し、一方向に付勢されてインクシートの
    傾斜縁に当接する表示体を表示窓に対向させてカートリ
    ッジケースに変位自在に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のインクシートカートリッジ。
JP9455191A 1991-04-25 1991-04-25 インクシートカートリッジ Expired - Lifetime JP2664099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9455191A JP2664099B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 インクシートカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9455191A JP2664099B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 インクシートカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04325270A JPH04325270A (ja) 1992-11-13
JP2664099B2 true JP2664099B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=14113455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9455191A Expired - Lifetime JP2664099B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 インクシートカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2664099B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04325270A (ja) 1992-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3097299B2 (ja) インクリボンカセットの種別判別方法およびプリンタ
JP2805666B2 (ja) インクリボン
EP0555888B2 (en) Printing device for printing image on tape like member
USRE42088E1 (en) Printer
JP3057532B2 (ja) インクリボンカセット
JP2664099B2 (ja) インクシートカートリッジ
JPH0569643A (ja) リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジ
JPH0357680A (ja) 熱転写プリンタのカラーリボン頭出し方法
JPH072203Y2 (ja) テープ印刷装置及びその装置に装着されるテープカセット
KR20070019860A (ko) 잉크 리본의 사용량 검출 장치 및 방법
JP3049914B2 (ja) プリンタにおけるインクリボンカセットの使用量表示方法
KR0162206B1 (ko) 프린터의 잉크리본 상태검출장치
JP2713948B2 (ja) 熱転写記録装置
JPH05162407A (ja) インクリボンカセットおよびプリンタ
JP2761446B2 (ja) サーマルプリンタ
JPS60220776A (ja) インクドナ−フイルムの残量警告装置
JP2003211801A (ja) インクリボン検出ユニット及びこれを用いたプリンタ装置
JP2519955Y2 (ja) 感熱転写型カラ−プリンタ
JPH0624113A (ja) インクリボンカセットの残量検知装置
JPS62130869A (ja) インクリボンおよび記録装置
JPH02215576A (ja) プリンタ
JPH04334484A (ja) カラーインクシート
JPS63197680A (ja) インク紙カセツト
KR0115159Y1 (ko) Ohp용 용지
JPS61219679A (ja) インクリボンカセツト