JPH0569643A - リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジ - Google Patents
リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジInfo
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- JPH0569643A JPH0569643A JP3230679A JP23067991A JPH0569643A JP H0569643 A JPH0569643 A JP H0569643A JP 3230679 A JP3230679 A JP 3230679A JP 23067991 A JP23067991 A JP 23067991A JP H0569643 A JPH0569643 A JP H0569643A
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- JP
- Japan
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- ink ribbon
- ribbon
- identification mark
- ribbon cartridge
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/02—Feeding mechanisms
- B41J17/12—Special adaptations for ensuring maximum life
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタの通常使用時,緊急パワーオフ時,
インクリボンの途中交換時等において、インクリボンの
使用/未使用が判別でき、特に、途中交換時にはインク
リボンの未使用部分の頭出しを可能にする。 【構成】 サブヘッドコントロール回路18を介し、C
PU17の指令を受けて、サブヘッド6によりインクリ
ボン4の印画しない部分の一部に識別マークを付ける。
この識別マークにより、少なくともインクリボンの1枚
毎の使用/未使用の判別に利用可能とする。さらに、こ
の識別マークを、センサ7で例えばインクリボン交換時
等において読み取ることにより、未使用のインクリボン
の頭出しや使用枚数または残量の確認等に利用可能とす
る。
インクリボンの途中交換時等において、インクリボンの
使用/未使用が判別でき、特に、途中交換時にはインク
リボンの未使用部分の頭出しを可能にする。 【構成】 サブヘッドコントロール回路18を介し、C
PU17の指令を受けて、サブヘッド6によりインクリ
ボン4の印画しない部分の一部に識別マークを付ける。
この識別マークにより、少なくともインクリボンの1枚
毎の使用/未使用の判別に利用可能とする。さらに、こ
の識別マークを、センサ7で例えばインクリボン交換時
等において読み取ることにより、未使用のインクリボン
の頭出しや使用枚数または残量の確認等に利用可能とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオプリンタ
等に好適なリボンカートリッジ式プリンタおよびリボン
カートリッジに関するものである。
等に好適なリボンカートリッジ式プリンタおよびリボン
カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラービデオプリンタ等で
は、図7に一例として示すような印画サイズ幅の昇華転
写式のインクリボンが用いられている。このインクリボ
ン100は、1枚の印画に対応してイエロー色部Y,マ
ゼンダ色部M,シアン色部Cから成り、それらの先頭に
は位置出しマーカー101が製造段階において付けられ
ている。このようなインクリボン100は、通常、連続
して作製され、カートリッジ本体のリールに回転自在に
巻かれて、リボンカートリッジとして利用に供されてい
る。リボンカートリッジの形式としては、供給用リボン
リールと巻き取り用リボンリールを備えたダブルリール
リボンカートリッジと、供給用リボンリールのみを備え
インクリボンの先端をリボン供給口から引き出してプリ
ンタ側のリールに巻き取る形式のシングルリールリボン
カートリッジとが知られている。
は、図7に一例として示すような印画サイズ幅の昇華転
写式のインクリボンが用いられている。このインクリボ
ン100は、1枚の印画に対応してイエロー色部Y,マ
ゼンダ色部M,シアン色部Cから成り、それらの先頭に
は位置出しマーカー101が製造段階において付けられ
ている。このようなインクリボン100は、通常、連続
して作製され、カートリッジ本体のリールに回転自在に
巻かれて、リボンカートリッジとして利用に供されてい
る。リボンカートリッジの形式としては、供給用リボン
リールと巻き取り用リボンリールを備えたダブルリール
リボンカートリッジと、供給用リボンリールのみを備え
インクリボンの先端をリボン供給口から引き出してプリ
ンタ側のリールに巻き取る形式のシングルリールリボン
カートリッジとが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリボンカー
トリッジを使用する従来のプリンタにおいては、次のよ
うな問題点があった。
トリッジを使用する従来のプリンタにおいては、次のよ
うな問題点があった。
【0004】(1)従来のカラービデオプリンタのイン
クリボンには枚数をカウントするといった概念は無く、
インクリボンの残量が分からなかった。
クリボンには枚数をカウントするといった概念は無く、
インクリボンの残量が分からなかった。
【0005】(2)また、インクリボンは印画の為だけ
に使うものであり、印画部以外の部分には従来から位置
出し用のマーカーは存在したが、使用時に新たに手を加
えてマークを付けることは無かった。そのためインクリ
ボンの使用・未使用が目視以外では区別できなかった。
に使うものであり、印画部以外の部分には従来から位置
出し用のマーカーは存在したが、使用時に新たに手を加
えてマークを付けることは無かった。そのためインクリ
ボンの使用・未使用が目視以外では区別できなかった。
【0006】(3)特に、シングルリールリボンカート
リッジでは、印刷用紙の種類に合わせてインクリボンの
種類を途中交換したりする場合、一旦インクリボンをカ
ートリッジに巻き戻して収納しなければならないため、
再度使用するとき未使用部分の頭出しができない。
リッジでは、印刷用紙の種類に合わせてインクリボンの
種類を途中交換したりする場合、一旦インクリボンをカ
ートリッジに巻き戻して収納しなければならないため、
再度使用するとき未使用部分の頭出しができない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、プリンタの通常使用
時,緊急パワーオフ時,インクリボンの途中交換時等に
おいて、インクリボンの使用枚数や残量の確認ができ、
インクリボンの使用/未使用が判別でき、特に、途中交
換時にはインクリボンの未使用部分の頭出しが容易に行
えるリボンカートリッジ式プリンタおよびインクリボン
の使用枚数や残量の確認が可能なリボンカートリッジを
提供することにある。
されたものであり、その目的は、プリンタの通常使用
時,緊急パワーオフ時,インクリボンの途中交換時等に
おいて、インクリボンの使用枚数や残量の確認ができ、
インクリボンの使用/未使用が判別でき、特に、途中交
換時にはインクリボンの未使用部分の頭出しが容易に行
えるリボンカートリッジ式プリンタおよびインクリボン
の使用枚数や残量の確認が可能なリボンカートリッジを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のリボンカートリッジ式プリンタにおいて
は、1枚の印画に対応する部分に区分けされたインクリ
ボンを円筒状リールに回転自在に収納してなるリボンカ
ートリッジを使用するプリンタにおいて、印画時に前記
インクリボンの印画部以外の部分に識別マークを記録す
る手段を具備する構成としている。
め、本発明のリボンカートリッジ式プリンタにおいて
は、1枚の印画に対応する部分に区分けされたインクリ
ボンを円筒状リールに回転自在に収納してなるリボンカ
ートリッジを使用するプリンタにおいて、印画時に前記
インクリボンの印画部以外の部分に識別マークを記録す
る手段を具備する構成としている。
【0009】また、本発明のリボンカートリッジにおい
ては、枚数カウント用の識別マークを記録した構成とし
ている。
ては、枚数カウント用の識別マークを記録した構成とし
ている。
【0010】
【作用】本発明のリボンカートリッジ式プリンタでは、
印画時にインクリボンの印画しない部分の一部に識別マ
ークを付ける。この識別マークにより、少なくとも使用
/未使用の判別に利用可能とする。さらに、この識別マ
ークを例えばインクリボン交換時等において読み取るこ
とにより、未使用のインクリボンの頭出しや使用枚数ま
たは残量の確認等に利用可能とする。
印画時にインクリボンの印画しない部分の一部に識別マ
ークを付ける。この識別マークにより、少なくとも使用
/未使用の判別に利用可能とする。さらに、この識別マ
ークを例えばインクリボン交換時等において読み取るこ
とにより、未使用のインクリボンの頭出しや使用枚数ま
たは残量の確認等に利用可能とする。
【0011】また、本発明のリボンカートリッジでは、
この識別マークを予め付けておくことにより、使用時に
使用枚数や残量確認を可能としている。
この識別マークを予め付けておくことにより、使用時に
使用枚数や残量確認を可能としている。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例はビデオプリンタへ適用した場
合を例とする。本ビデオプリンタは、プラテン1が中間
に位置するようにリボンの供給用(S)リール2とイン
クリボンの巻き取り用(T)リール3とが設けられ、イ
ンクリボン4がプラテン1の一部に接するようにSリー
ル2からTリール3に巻かれている。プラテン1のイン
クリボン4が接する部分には、印画用のサーマルヘッド
5を配置し、プラテン1とインクリボン4の間にプリン
ト用紙を送り込んでサーマルヘッド5を圧接して印画を
行う。サーマルヘッド5のTリール3側寄りには識別マ
ーク記録専用のサブヘッド6を配置し、Sリール2側寄
りには頭出し用の位置出しマーカーと上記識別マークの
検出を兼ねるセンサ7を配置する。
ック図である。本実施例はビデオプリンタへ適用した場
合を例とする。本ビデオプリンタは、プラテン1が中間
に位置するようにリボンの供給用(S)リール2とイン
クリボンの巻き取り用(T)リール3とが設けられ、イ
ンクリボン4がプラテン1の一部に接するようにSリー
ル2からTリール3に巻かれている。プラテン1のイン
クリボン4が接する部分には、印画用のサーマルヘッド
5を配置し、プラテン1とインクリボン4の間にプリン
ト用紙を送り込んでサーマルヘッド5を圧接して印画を
行う。サーマルヘッド5のTリール3側寄りには識別マ
ーク記録専用のサブヘッド6を配置し、Sリール2側寄
りには頭出し用の位置出しマーカーと上記識別マークの
検出を兼ねるセンサ7を配置する。
【0014】以上の印画機構の具体例を示したものが図
2である。ここでは、シングルリールリボンカートリッ
ジ8を使用する例を示してあり、図1に対応する部材に
は同一の番号を付してある。この構成例において、Sリ
ールはリボンカートリッジ8内に収納されており、イン
クリボン4はリボンカートリッジのリボン引き出し口8
aから引き出されて、キャプスタン9とピンチローラ9
aの間を通り、プラテン1の一部に接し、プリンタ10
内のTリール3へ巻き取られる構造となっている。印画
時のインクリボン4の送り制御は、キャプスタン9の回
転によってなされる。サーマルヘッド5とサブヘッド
6,センサ7のピッチは固定とする。
2である。ここでは、シングルリールリボンカートリッ
ジ8を使用する例を示してあり、図1に対応する部材に
は同一の番号を付してある。この構成例において、Sリ
ールはリボンカートリッジ8内に収納されており、イン
クリボン4はリボンカートリッジのリボン引き出し口8
aから引き出されて、キャプスタン9とピンチローラ9
aの間を通り、プラテン1の一部に接し、プリンタ10
内のTリール3へ巻き取られる構造となっている。印画
時のインクリボン4の送り制御は、キャプスタン9の回
転によってなされる。サーマルヘッド5とサブヘッド
6,センサ7のピッチは固定とする。
【0015】次に、図1により回路構成を説明する。図
1において、11はビデオ回路、11aはビデオ入力端
子、12はA/D変換回路、13はD/A変換回路、1
4はメモリ、15はメモリコントロールゲートアレー、
16はサーマルヘッドコントロール回路、17はCPU
(プロセッサ)、18はサブヘッドコントロール回路、
19はメカデッキコントロール回路、20は1ないし複
数のモータを示している。
1において、11はビデオ回路、11aはビデオ入力端
子、12はA/D変換回路、13はD/A変換回路、1
4はメモリ、15はメモリコントロールゲートアレー、
16はサーマルヘッドコントロール回路、17はCPU
(プロセッサ)、18はサブヘッドコントロール回路、
19はメカデッキコントロール回路、20は1ないし複
数のモータを示している。
【0016】本実施例の回路構成において、サーマルヘ
ッド5はサーマルヘッドコントロール回路16に接続さ
れ、サブヘッド6はサブヘッドコントロール回路18に
接続され、センサ7の検出信号はCPU17の入力ポー
トに接続されている。端子11aから入力されたビデオ
信号はビデオ回路11で印画用に処理され、A/D変換
回路12によりディジタル信号に変換されて、メモリ1
4へ送出される。一方、このディジタル信号は、D/A
変換回路13にも送られ、アナログ信号に変換されて、
モニタ用に出力される。メモリ14は、CPU17の指
令によるメモリコントロールゲートアレー15の制御を
受けてその印画用のディジタル信号を記憶するととも
に、印画時には同じくCPU17の指令によるメモリコ
ントロールゲートアレー15の制御を受けてブロック単
位に読み出し、サーマルヘッドコントロール回路16へ
送出する。サーマルヘッドコントロール回路16は、C
PU17の指令を受けて、サーマルヘッド5を駆動す
る。モータ20群は、CPU17の指令を受け、メカデ
ッキコントロール回路19を通して、プラテン1,リー
ル2,3や図2に示すキャプスタン9等を駆動する。ま
た、サーマルヘッドコントロール回路18も、CPU1
7の指令を受けて印画時にインクリボン4へ識別マーク
を記録する。
ッド5はサーマルヘッドコントロール回路16に接続さ
れ、サブヘッド6はサブヘッドコントロール回路18に
接続され、センサ7の検出信号はCPU17の入力ポー
トに接続されている。端子11aから入力されたビデオ
信号はビデオ回路11で印画用に処理され、A/D変換
回路12によりディジタル信号に変換されて、メモリ1
4へ送出される。一方、このディジタル信号は、D/A
変換回路13にも送られ、アナログ信号に変換されて、
モニタ用に出力される。メモリ14は、CPU17の指
令によるメモリコントロールゲートアレー15の制御を
受けてその印画用のディジタル信号を記憶するととも
に、印画時には同じくCPU17の指令によるメモリコ
ントロールゲートアレー15の制御を受けてブロック単
位に読み出し、サーマルヘッドコントロール回路16へ
送出する。サーマルヘッドコントロール回路16は、C
PU17の指令を受けて、サーマルヘッド5を駆動す
る。モータ20群は、CPU17の指令を受け、メカデ
ッキコントロール回路19を通して、プラテン1,リー
ル2,3や図2に示すキャプスタン9等を駆動する。ま
た、サーマルヘッドコントロール回路18も、CPU1
7の指令を受けて印画時にインクリボン4へ識別マーク
を記録する。
【0017】以上のように構成した実施例の動作例を順
を追って示す。
を追って示す。
【0018】(1)インクリボン4をTリール3側に巻
き取り、センサ7にてインクリボン4の頭出しを行う。
き取り、センサ7にてインクリボン4の頭出しを行う。
【0019】(2)次に、プリント紙とインクリボン4
をプラテン1とサーマルヘッド5にて圧接し、印画を行
う。
をプラテン1とサーマルヘッド5にて圧接し、印画を行
う。
【0020】(3)この印画モード時にインクリボンの
位置出しマーカー部等に印画済を示す識別マークをサブ
ヘッド6にてマークする。
位置出しマーカー部等に印画済を示す識別マークをサブ
ヘッド6にてマークする。
【0021】(4)この印画済を示す識別マークをイン
クリボンの途中交換時等にセンサ7で読み出し、未使用
インクリボンの頭出しや枚数カウンタ等に使用する。
クリボンの途中交換時等にセンサ7で読み出し、未使用
インクリボンの頭出しや枚数カウンタ等に使用する。
【0022】このサブヘッド6によるインクリボン4へ
の識別マークの記録方法としては、(1)熱を加えるこ
とで変色させる。(2)熱を加えることで脱色する。
(3)マーカーペイントを塗布あるいは蒸着する。
(4)物理的なマーカーをつける(穴をあける等)。
(5)紫外線,レーザー等光により記録する。(6)磁
気を使って記録する。などの方法があげられる。
の識別マークの記録方法としては、(1)熱を加えるこ
とで変色させる。(2)熱を加えることで脱色する。
(3)マーカーペイントを塗布あるいは蒸着する。
(4)物理的なマーカーをつける(穴をあける等)。
(5)紫外線,レーザー等光により記録する。(6)磁
気を使って記録する。などの方法があげられる。
【0023】識別マークを付ける位置としては、図3
(a)に示すように、インクリボン4の印画部以外の部
分であって、(A)1枚分のリボン部の直前すなわち位
置出しマーカー4aの近傍、(B)1枚分のリボン部の
直後、(C)1枚分のリボン部の印画部以外の両サイ
ド、などが挙げられる。
(a)に示すように、インクリボン4の印画部以外の部
分であって、(A)1枚分のリボン部の直前すなわち位
置出しマーカー4aの近傍、(B)1枚分のリボン部の
直後、(C)1枚分のリボン部の印画部以外の両サイ
ド、などが挙げられる。
【0024】また、識別マークの表示形式としては使用
を示す1ビット表示としても良いが、位置情報等その他
の情報を組み合わせる場合はnビット表示もしくはバー
コード表示とする。この場合、nビット表示もしくはバ
ーコード表示の識別マーク21の列方向を、図3(b)
に示すようにインクリボン4の進行方向の垂直方向に記
録する方法と、図3(c)に示すようにその進行方向と
同方向に記録する方法がある。前者ではサブヘッド6が
大きくなるが、後者では小さくなり、サブヘッド6にと
っては有利である。
を示す1ビット表示としても良いが、位置情報等その他
の情報を組み合わせる場合はnビット表示もしくはバー
コード表示とする。この場合、nビット表示もしくはバ
ーコード表示の識別マーク21の列方向を、図3(b)
に示すようにインクリボン4の進行方向の垂直方向に記
録する方法と、図3(c)に示すようにその進行方向と
同方向に記録する方法がある。前者ではサブヘッド6が
大きくなるが、後者では小さくなり、サブヘッド6にと
っては有利である。
【0025】次に、識別マークを付けるタイミングとし
ては、(1)印画直前、(2)印画直後、(3)印画中
のいずれでも良く、これらはCPU17から指示され
る。
ては、(1)印画直前、(2)印画直後、(3)印画中
のいずれでも良く、これらはCPU17から指示され
る。
【0026】次に、nビット表示の場合を例に識別マー
クの構成例を説明する。図4(a)は3ビットのマーク
構成を示し、(1)〜(7)により使用リボンの判別を
可能とし、(2)〜(7)により10から60までの桁
の判別を可能とする。マークのない状態(8)が未使用
を表わすことになる。図4(b)はこの3ビットマーク
を記録する場合のシーケンス例を示し、1〜9枚目まで
は図4(a)の(1)のマークを用い、10枚目に
(2)のマークを記録し、続く11〜19枚目までは、
また(1)のマークを記録し、20枚目に(3)のマー
クを記録するという具合に進める。このようなマークを
つければ0〜69枚まで判別でき、しかも10,20,
…,60は絶対数として記録されるので、その後の検索
に便利である。nビットの識別マークもこれに準ずる。
クの構成例を説明する。図4(a)は3ビットのマーク
構成を示し、(1)〜(7)により使用リボンの判別を
可能とし、(2)〜(7)により10から60までの桁
の判別を可能とする。マークのない状態(8)が未使用
を表わすことになる。図4(b)はこの3ビットマーク
を記録する場合のシーケンス例を示し、1〜9枚目まで
は図4(a)の(1)のマークを用い、10枚目に
(2)のマークを記録し、続く11〜19枚目までは、
また(1)のマークを記録し、20枚目に(3)のマー
クを記録するという具合に進める。このようなマークを
つければ0〜69枚まで判別でき、しかも10,20,
…,60は絶対数として記録されるので、その後の検索
に便利である。nビットの識別マークもこれに準ずる。
【0027】上記の3ビットマークを例えば23枚目ま
で印画して記録しパワーオフした後、再びパワーオンし
て印画する場合において、使用枚数あるいは残量を把握
したいときの動作例を示す。新たにパワーオンした状態
では23枚かどうか分からないので、リワインドして絶
対座標を探す。この場合20がそれに相当するため20
を確認した後インクリボンを送り、カウントすることで
23が検出される。この方法によれば、最大で9枚の巻
き戻しで済む。
で印画して記録しパワーオフした後、再びパワーオンし
て印画する場合において、使用枚数あるいは残量を把握
したいときの動作例を示す。新たにパワーオンした状態
では23枚かどうか分からないので、リワインドして絶
対座標を探す。この場合20がそれに相当するため20
を確認した後インクリボンを送り、カウントすることで
23が検出される。この方法によれば、最大で9枚の巻
き戻しで済む。
【0028】次に2ビットマークの構成例を図5により
説明する。この場合には、(1)が使用リボンの判別と
1桁のカウント送りに用いられ、(2)または(3)の
いずれかが、使用リボンの判別と10桁毎のカウント送
りに用いられる。
説明する。この場合には、(1)が使用リボンの判別と
1桁のカウント送りに用いられ、(2)または(3)の
いずれかが、使用リボンの判別と10桁毎のカウント送
りに用いられる。
【0029】この2ビットマークでは、0〜99までの
使用/未使用枚数を最小のビット数で判別できるが、途
中でパワーオフした場合、正確な枚数カウントをするに
は最初まで戻ってカウントしなおさなければならない。
ただし、(3)を例えば50枚のカウント送りに用いる
ことにすれば、戻る量は最大49枚で済む。
使用/未使用枚数を最小のビット数で判別できるが、途
中でパワーオフした場合、正確な枚数カウントをするに
は最初まで戻ってカウントしなおさなければならない。
ただし、(3)を例えば50枚のカウント送りに用いる
ことにすれば、戻る量は最大49枚で済む。
【0030】なお、上記実施例においては、識別マーク
を記録する手段として、印画用のサーマルヘッド5とは
別個のサブヘッド6を設けたが、図6(a)に示す印画
用のサーマルヘッド5を兼用して、例えば、(a)印画
時にその一部を利用する。(b)印画時以外にその一部
または全部を利用する。こととしても良い。また、図6
(b)に示すようにサーマルヘッド5に並べて補助ヘッ
ド5aを設け、これを識別マークを記録する手段として
も良い。
を記録する手段として、印画用のサーマルヘッド5とは
別個のサブヘッド6を設けたが、図6(a)に示す印画
用のサーマルヘッド5を兼用して、例えば、(a)印画
時にその一部を利用する。(b)印画時以外にその一部
または全部を利用する。こととしても良い。また、図6
(b)に示すようにサーマルヘッド5に並べて補助ヘッ
ド5aを設け、これを識別マークを記録する手段として
も良い。
【0031】さらに、この識別マークの利用の面では、
シングルリールリボンカートリッジの場合のようにイン
クリボンの途中交換するときや機密保持のためにインク
リボンをリワインドする場合においては、未使用リボン
部の頭出しに利用することが可能となる。また、インク
リボンの種類によっては、複数回の使用が可能なものが
存在するが、この場合、何回目の使用かを印画時毎に記
録して行けば、印画途中の緊急停止やインクリボン交換
時にも自動的に対応可能となり、ムダなくインクリボン
を使用することが可能となる。
シングルリールリボンカートリッジの場合のようにイン
クリボンの途中交換するときや機密保持のためにインク
リボンをリワインドする場合においては、未使用リボン
部の頭出しに利用することが可能となる。また、インク
リボンの種類によっては、複数回の使用が可能なものが
存在するが、この場合、何回目の使用かを印画時毎に記
録して行けば、印画途中の緊急停止やインクリボン交換
時にも自動的に対応可能となり、ムダなくインクリボン
を使用することが可能となる。
【0032】また、リボンカートリッジのインクリボン
に製造時等において、上記と同様に枚数カウント用の識
別マークを記録したものとし使用時にそれを読み出せ
ば、少なくともインクリボンの使用枚数または残量が把
握でき、インデックス検索が行える。
に製造時等において、上記と同様に枚数カウント用の識
別マークを記録したものとし使用時にそれを読み出せ
ば、少なくともインクリボンの使用枚数または残量が把
握でき、インデックス検索が行える。
【0033】以上のように本発明は、その主旨に沿って
種々に応用され、種々の実施態様を取り得るものであ
る。
種々に応用され、種々の実施態様を取り得るものであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
リボンカートリッジ式プリンタよれば、印画時にインク
リボンへ識別マークを記録することとしたので、インク
リボンの通常使用時・緊急時(パワーオフ等)・途中交
換時等のそれぞれにおいて、(1)インクリボンの使用
・未使用の判別、(2)インクリボンのスタート位置頭
出し、(3)インクリボンに絶対アドレスが付けられる
ため、インクリボンの使用枚数あるいは残量の判別やイ
ンクリボンのインデックス検索、(4)プリントモード
の検出が可能となる。
リボンカートリッジ式プリンタよれば、印画時にインク
リボンへ識別マークを記録することとしたので、インク
リボンの通常使用時・緊急時(パワーオフ等)・途中交
換時等のそれぞれにおいて、(1)インクリボンの使用
・未使用の判別、(2)インクリボンのスタート位置頭
出し、(3)インクリボンに絶対アドレスが付けられる
ため、インクリボンの使用枚数あるいは残量の判別やイ
ンクリボンのインデックス検索、(4)プリントモード
の検出が可能となる。
【0035】また、請求項3の発明によれば、インクリ
ボンの絶対アドレスがわかるため、リボンの使用枚数あ
るいは残量の管理や、インクリボンのインデックス検索
ができる。
ボンの絶対アドレスがわかるため、リボンの使用枚数あ
るいは残量の管理や、インクリボンのインデックス検索
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】上記実施例の印画機構を示す構成図
【図3】(a),(b),(c)は識別マークの記録位
置を示す図
置を示す図
【図4】(a),(b)は3ビットの識別マークの構成
例を示す図
例を示す図
【図5】2ビットの識別マークの構成例を示す図
【図6】(a),(b)は識別マークの記録手段の他の
構成例を示す図
構成例を示す図
【図7】従来のインクリボンの一例を示す図
1…プラテン、2…供給用リール、3…巻き取り用リー
ル、4…インクリボン、5…サーマルヘッド、6…サブ
ヘッド、7…センサ、8…リボンカートリッジ、9…キ
ャプスタン、10…プリンタ、11…ビデオ回路、11
a…ビデオ入力端子、12…A/D変換回路、13…D
/A変換回路、14…メモリ、15…メモリコントロー
ルゲートアレー、16…サーマルヘッドコントロール回
路、17…CPU(プロセッサ)、18…サブヘッドコ
ントロール回路、19…メカデッキコントロール回路、
20…1ないし複数のモータ。
ル、4…インクリボン、5…サーマルヘッド、6…サブ
ヘッド、7…センサ、8…リボンカートリッジ、9…キ
ャプスタン、10…プリンタ、11…ビデオ回路、11
a…ビデオ入力端子、12…A/D変換回路、13…D
/A変換回路、14…メモリ、15…メモリコントロー
ルゲートアレー、16…サーマルヘッドコントロール回
路、17…CPU(プロセッサ)、18…サブヘッドコ
ントロール回路、19…メカデッキコントロール回路、
20…1ないし複数のモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下羽 真樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 伊東 英樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 成田 睦子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 1枚の印画に対応する部分に区分けされ
たインクリボンを円筒状リールに回転自在に収納してな
るリボンカートリッジを使用するプリンタにおいて、 印画時に前記インクリボンの印画部以外の部分に識別マ
ークを記録する手段を具備することを特徴とするリボン
カートリッジ式プリンタ。 - 【請求項2】 前記識別マークを読み取る手段を具備す
ることを特徴とする請求項1記載のリボンカートリッジ
式プリンタ。 - 【請求項3】 枚数カウント用の識別マークを記録した
ことを特徴とするリボンカートリッジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230679A JPH0569643A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジ |
US07/940,393 US5344244A (en) | 1991-09-11 | 1992-09-03 | Printer and ink ribbon cartridge having color block detection means |
EP92402500A EP0532428B1 (en) | 1991-09-11 | 1992-09-11 | Video printer and ink ribbon cartridge used therein |
DE69207528T DE69207528T2 (de) | 1991-09-11 | 1992-09-11 | Videofarbdrucker und Farbbandkassette für Drucker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230679A JPH0569643A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569643A true JPH0569643A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16911612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3230679A Pending JPH0569643A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | リボンカートリツジ式プリンタおよびリボンカートリツジ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344244A (ja) |
EP (1) | EP0532428B1 (ja) |
JP (1) | JPH0569643A (ja) |
DE (1) | DE69207528T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014028448A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Seiko Epson Corp | テープ印刷装置、テープカートリッジ、およびテープ印刷装置の制御方法 |
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US5576528A (en) * | 1994-12-23 | 1996-11-19 | Symbol Technologies, Inc. | Color processing for bar code symbol compaction |
DE19509683C2 (de) * | 1995-03-07 | 2000-06-21 | Francotyp Postalia Gmbh | Thermotransferdruckverfahren und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens mit Multi-Use-Farbbandkassette |
DE19549376A1 (de) * | 1995-03-07 | 1996-09-26 | Francotyp Postalia Gmbh | Anordnung zur Ermittlung einer Farbbandrestmenge für Thermotransferdruckverfahren |
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FR2778143B1 (fr) * | 1998-04-30 | 2000-06-09 | Sagem | Procede economique d'impression a l'aide d'un ruban d'impression, dispositif d'impression et ruban d'impression pour la mise en oeuvre du procede |
JPH11348395A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリンタのインクリボンゴミ付着防止方法およびそのプリンタ |
JP3041613B1 (ja) * | 1998-12-21 | 2000-05-15 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | ラインプリンタ装置 |
GB2353868B (en) * | 1999-08-28 | 2002-06-26 | Keeler Ltd | Retinoscope with movable focusing means |
US6676312B2 (en) | 2001-04-24 | 2004-01-13 | Z.I.H. Corp. | Ribbon identification using optical color coded rotation solution |
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JPS6141579A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 感熱転写プリンタ− |
JPS6230041A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-02-09 | Toshiba Corp | 記録装置 |
JPS62189174A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-18 | Nec Corp | 多色感熱転写記録装置 |
US4745415A (en) * | 1986-03-07 | 1988-05-17 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Thermal printer having thermal head for transferring ink of ink film onto transfer paper |
JPH01291978A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-24 | Nec Corp | カラーリボン送り機構 |
JPH02117853A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-02 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JPH039869A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Fujitsu Ltd | サーマルプリンタ |
JPH0316773A (ja) * | 1989-06-15 | 1991-01-24 | Canon Inc | インクシート及び前記インクシートを用いる記録装置 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3230679A patent/JPH0569643A/ja active Pending
-
1992
- 1992-09-03 US US07/940,393 patent/US5344244A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-11 DE DE69207528T patent/DE69207528T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-11 EP EP92402500A patent/EP0532428B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014028448A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Seiko Epson Corp | テープ印刷装置、テープカートリッジ、およびテープ印刷装置の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0532428B1 (en) | 1996-01-10 |
DE69207528D1 (de) | 1996-02-22 |
US5344244A (en) | 1994-09-06 |
DE69207528T2 (de) | 1996-06-27 |
EP0532428A1 (en) | 1993-03-17 |
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