JP2728402B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2728402B2
JP2728402B2 JP62121209A JP12120987A JP2728402B2 JP 2728402 B2 JP2728402 B2 JP 2728402B2 JP 62121209 A JP62121209 A JP 62121209A JP 12120987 A JP12120987 A JP 12120987A JP 2728402 B2 JP2728402 B2 JP 2728402B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,インク紙等の帯状媒体を内装するカセット
を用いる熱転写記録装置に関する。 〔従来の技術〕 インクを塗布した紙を用いて印字もしくは印画を行な
うプリンタ装置へのインク紙の装着方法は,従来より数
多くのプリンタ,タイプライタ等で実用化されている。
特に幅の広いインク紙をプリンタ装置に簡便に装着する
方法として,特開昭56−67278号公報に示されるように
インク紙を供給する巻き軸とインク紙を巻き取る軸を同
一のカセットに装着し,プリント地に印画紙とインク紙
を重ねる加圧ローラと,カセット内の供給軸及び巻取軸
を回転伝達手段で連結し,プリント動作に応じてインク
紙の送りだしを行う方法が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし,上記従来技術は,たとえばインク紙と印画紙
が,その用途に応じて多種多様に存在する場合,その種
類に応じてプリンタのモードを変更し,例えば感度の高
いインクを用いた場合には,インクに与える熱エネルギ
ーをサーマルヘッドの通電時間を短くする等の操作によ
り指定の濃度を得るような操作が必要になるが,このプ
リンタのモード指定はユーザーが手で行う必要があり,
自動的にインク紙,印画紙の種類をプリンタに伝達する
機能については考慮されていなかった。 また同時に,プリンタに適応しないインク紙,例えば
Ye,Mg,Cyの3色のインク紙を用いてのみペリントを行う
プリンタに対して,Ye,Mg,Cy,Blackの4色のインク紙を
使用しようとした場合,正常なプリントを行わないた
め,4色のインク紙を内蔵したカセットはこのプリンタに
使用出来ないようにするための安全装置を設ける等の考
慮がなされていなかった。 さらに,プリント時に印画紙上の印画開始地点を指定
し特に3色を重ねて印画する場合に,色ずれを起こさな
いように正確に印画開始地点を3色3回のプリントごと
に再現する方法に関しては,全く考慮されていなかっ
た。同様に,インク紙が3色面順次で構成されている場
合,各色の印画の際に,インク紙上の指定の色の部分の
位置出しがされている必要があるが,インク紙の各色の
位置決めの方法に対しても考慮がなされていなかった。 〔問題点を解決するための手段〕 以上の問題点は,印画紙の裏面両端に印画紙の種類又
は種類及び印画紙の頭出しマークをバーコード等の手段
で記載するマーカを設け,カセットとプリンタには突起
と穴の位置パターンにより構成されたインク紙の種類表
示兼異種カセット挿入防止手段とを設け、またプリンタ
には,印画紙裏のマーカ又は印画紙先端位置を読み取る
ことにより印画紙の正確な位置を測定する測定手段をサ
ーマルヘッド上に発熱体の近傍かつ印画紙の裏面に設
け,該測定手段の情報により印画紙上の正確な位置にプ
リントを行うプリント制御手段を設け,インク紙の位置
決め方法として熱転写記録装置上に色フィルタを有する
光学センサを1つ又は複数設け,該センサの出力により
インク紙の色を判別する判別手段を設けることにより達
成される。 〔作用〕 印画紙の裏に設けたマーカに記載された印画紙の種類
を示す情報は,プリンタ上のセンサにより印画紙のプリ
ンタへの給紙時に読み取られ,プリンタは,その印画紙
の種類に応じてプリントのモードを変化させ又は異種の
印画紙であることを確認して印画紙を排出する。また,
カセットとプリンタに設けられた穴と突起の組み合わせ
によりプリンタはインク紙カセットの種類を判別し,異
種のインク紙を有するカセットは突起によりプリンタ内
に入らないようにし,プリンタに入ったカセットは,そ
の突起又は穴のパターンによりインク紙の種類を判別し
プリンタのモードを変更する。さらに,印画紙の裏に設
けたマーク又は印画紙端部位置をプリンタのサーマルヘ
ッド上発熱体近傍でかつ印画紙裏側に設けた読み取り手
段が読み取ることによりプリンタ上の読み取り手段と印
画紙の相対位置をプリンタが把握し,印画紙のプリンタ
内の正確な位置及び姿勢を測定しプリント開始の制御を
行うことにより,印画紙上の正確に同じ位置からのプリ
ントを可能にし,各印画毎の印画紙上のプリント位置の
再現及びカラー印画時の複数色の重ね印画時の色ずれを
防止し,高画質の印画を可能にした。そして色フィルタ
を有する光学センサは測定するインク紙の色に応じて別
の信号を出力し,判別手段は光学センサの出力に応じて
インク紙の色を判断し,インク紙上の指定の色がセンサ
部分にくるまでインク紙の搬送を指示し,またはインク
紙の色に応じたプリント信号をサーマルヘッドに送り印
画を行うことにより,色の間違いを無くし,正しい色に
よる印画を行う。 〔実施例〕 以下,本発明による熱転写記録装置の実施例を図を用
いて説明する。 第1図は,本発明による熱転写記録装置の構造をしめ
す実施例である。給紙トレイ6に裏面を上にして重ねら
れた状態で用意された表面を例えばポリエステル樹脂等
によりインクの受容層を設けた印画紙1は,装置がプリ
ント動作を始める前に,給紙ローラ8,8′によって一番
上の一枚の印画紙1が取り出され,ドラム7に巻きつ
く。この際,給紙ローラ8付近に設けられた光学センサ
3が,後述する印画紙裏の符号パターン,および表裏判
別マークを読み取り,表裏判別マークが存在しない又は
不良マークのときおよび符号パターンが示す印画紙1の
種類が記録装置に不適当な場合は,給紙を中止し,印画
紙1を給紙トレイ6に戻すかまたは排紙口17に排出し同
時に印画紙1が不良であることを記録装置5の図示しな
い表示パネルを通して使用者に伝える。印画紙1の表裏
が正しく印画紙1の種類が記録装置5に適応する場合
は,ドラム7に重ねられた印画紙1の上にカセット9上
のインク紙11が重ねられ,その上からサーマルヘッド10
で押し付けられる。インク紙は,カセットの供給軸収納
部13内に備えた供給軸12より未使用のインク紙11がサー
マルヘッド10と印画紙1の間に供給され,記録後の使用
済のインク紙11はカセットの巻取軸収納部15内に備えた
巻取軸14に巻き取られ回収される。またカセット9のプ
リンタからの取り出し及び装着時にはサーマルヘッド10
は点線で示す位置に退避し,カセット9の取り出し及び
装着の妨げにならないようにしている。サーマルヘッド
10の下部にはドラム7の軸方向に512ドットの発熱体が
並んでおり,その一つ一つが独立な熱量を発生する。サ
ーマルヘッドの発生した熱はインク紙11に伝えられ,イ
ンク紙に塗布されたインクは,その熱により昇華または
溶融したサーマルヘッドの発生した熱量に応じた濃度の
インクが印画紙1に転写され,記録が行われる。上記の
操作を一回行うごとに,ドラム7は回転し,印画紙1の
上に上記したインクの転写を640回行う。この操作を行
うことにより印画紙1の上には512×640画素の濃淡を持
つ画像が記録される。インク紙11の上には,Cy,Mg,Yeの
3色のインクが,それぞれ印画紙1の一画面分の面積で
塗布されており,上記の記録操作による512×640画素の
プリントを色別に3回行合うことによりカラーの画像の
記録が行われる。3色の記録が行われた後,印画紙1は
排紙口17へと送られ熱転写記録装置5の外部へ取り出さ
れる。 第2図に本発明による印画紙1の種類を記載したマー
クを設けた印画紙1の一実施例を示す。 印画紙1の裏面両端には印画紙1の種類をバーコード
等の符号化手段で記載した符号パターン2が設けられて
おり,印画紙1が矢印Aの方向にプリンタ内に給紙され
る際に,符号パターン2,2′はプリンタ内の光学センサ
3,3′に読み取られ,光学センサ3,3′の出力信号はプリ
ンタ内のシステム制御コンピュータ等の図示しないデー
タ判断手段により印画紙1の種類を読み取り判断する。
このデータにもとずいて,プリンタは印画紙1の種類に
応じてプリントのモードを変更し,プリンタに適応しな
い印画紙1の場合は,給紙動作を停止または印画紙1を
プリントせずにそのまま排紙口17に送る。本図では光学
センサ3は2つ用いたが,1つの光学センサで片方のマー
クのみを読み取ってもよく,この場合印画紙両端には,
両方同じマークを記載しておき,プリンタはそのどちら
を読み取っても情報として使用出来る。また,同様のマ
ークを印画紙の後端にも記載することにより,印画紙の
前後を対称形にして,前後の区別なく印画紙をプリンタ
に装着することが出来る。また,両端左右のマークに別
な情報を記載することにより,記載する情報量を2倍に
して,より精密な情報の記載が行える。 第3図に印画紙1上の印画紙1の種類を示すマークの
実際のパターン例を示す。 (a)は印画紙1のマーク形状の一例である。印画紙
信号方向Aに対して先頭に印画紙1の表裏を判別するた
めの表裏判別マーク20が記載されその後に印画紙1の種
類を示す符号パターン2が一定のピッチで白黒のパター
ンで記載されている。熱転写記録装置5上の光学センサ
3は符号パターン2上を走査し,印画紙1の進行速度に
添った時間軸で符号パターン2を読み取る。(b)は光
学センサ3の出力波形とその波形のサンプリングにより
符号の解読の例である。印画紙1が熱転写記録装置5内
を一定速度で搬送されている場合,一定の周期を持った
サンプリング点22でサンプリングすることにより符号パ
ターン2の復号が行われる。 第4図に印画紙1上の印画紙1の種類を示すマークの
実際のパターン例を示す。 (a)は印画紙1上のマーク形状の一例である。印画
紙進行方向Aに対して先頭に印画紙1の表裏を判別する
ための表裏判別マーク20が記載され,その後に白黒交互
に記載されたクロックパターン21とクロックパターン21
と同期されて記載された印画紙1の種類を示す符号パタ
ーン2が設けられている。熱転写記録装置5上の光学セ
ンサ3は,符号パターン2の読み取り用センサ3とクロ
ックパターン21の読み取り用センサ3′の2つが同一の
センサホルダ内に用意され,符号パターン2とクロック
パターン21を同時に読み取る。その軌跡は光学センサ3
軌跡と光学センサ3′軌跡で表され,2つの光学センサ3,
3′は印画紙進行方向Aと直角に同じ位置を保ち,同時
に同期した符号パターン2とクロックパターン21を読み
取る。(b)は,2つの光学センサ3,3′の出力信号であ
って,2つの信号は時間軸に対して(a)に示したパター
ン形状と同じ形で完全に同期して出力される。この信号
をクロックパターン21の読み取り信号即ち,光学センサ
3′出力の波形にあわせたサンプリング点22の位置で光
学センサ3の出力信号を読み取ることにより符号パター
ン2の信号を解読する。以上の操作により,印画紙1の
進行速度が一定でなく,マークの読み取りを不均一な時
間間隔でしか読み取れない時でも,正確な符号の読み取
りを可能にする。 第5図に印画紙1上の印画紙1の種類を示すマークの
実際のターンの他の例を示す。 (a)は印画紙1上のマーク形状の一例である。符号
パターン2とクロックパターン21を印画紙1の裏面に並
記する点は,第4図の構成と同じためここでは説明は省
略するが,本実施例ではクロックパターン21を符号ター
ン2よりもその位相を遅らせて記載している。光学セン
サ3,3′のマークの走査も第4図の構成と同じためその
説明は省略する。(b)は符号パターン2を読み取る光
学センサ3とクロックパターン21を読み取る光学センサ
3′の出力信号を示す図であって,光学センサ3及び
3′がマークからの白から黒への変化をセンスしたとき
の出力信号はその波形の立ち下がりは瞬時には行われず
一定の幅をもってゆっくりと変化する。クロックパター
ン21の波形より決定されるサンプリング点22はセンサ出
力波形を判断するスレッシュホールド23によって決定さ
れるが,波形変化がゆっくりとおこなわれるため,セン
サ出力がスレッシュホールド23を通過する位置が特定出
来ずサンプリング点22の位置も正確には決定できない。
このため符号パターン2のサンプリングが正確な位置で
行われず正しい符号の読み取りが出来ない可能性があ
り,第4図の実施例ではクロックパターン21の立ち下が
りから一定の遅延時間の経過後にサンプリング点の設定
を行っている。本実施例ではクロックパターン21の位相
を符号パターン2より遅らせ,光学センサ3′の出力が
スレッシュホールド23を通過してサンプリング点22を設
定したときには,既に光学センサ3の出力即ち符号パタ
ーン2の信号は確定しているようにパターンの設定をお
こなう。この設定により読み取り回路に信号の確定を待
つための遅延回路を設ける必要がなくコストダウンが行
える。 第6図に印画紙1上の印画紙1の種類を示すマークを
読み取る読み取り手段の他の実施例を示す。(a)は印
画紙1裏の符号パターン2とクロックパターン21の記載
例であって,その構成は第4図と同じためその説明は省
略する。本実施例では,符号パターン2とクロックパタ
ーン21の読み取りに用いる光学センサ3を1つのみ用い
る。光学センサ3はその開口部が符号パターン2とクロ
ックパターン21の接合部を通過するように設定し,符号
パターン2とクロックパターン21を同時に読み取る。
(b)は光学センサ3の出力波形であって,光学センサ
3の通過位置に(a)における符号ターン2とクロック
パターン21がどちらも存在しない場合,光学センサ3の
通過位置にクロックパターン21のみ存在する場合,光学
センサ3の通過位置に符号パターン2とクロックパター
ン21のどちらも存在する場合の3種類の出力が得られ
る。この出力波形をクロック読み取りスレッシュホール
ド32と符号読み取りスレッシュホールド33の2つのスレ
ッシュホールドでA/Dすることによりセンサの通過位置
にクロックパターン21のみが存在するかクロックパター
ン21と符号パターン2の両方が存在するかを読み取るこ
とができ,1つのセンサで印画紙1上のマークに記載され
た印画紙1の種類を示す情報を読み取ることができコス
トダウンが行える。 第7図に印画紙1上の印画紙1の種類を示すマークを
読み取る読み取り手段の他の実施例を示す。 (a)は印画紙1裏の符号パターン2とクロックパタ
ーン21の記載例であって,その構成は第4図と同じため
その説明は省略する。本実施例ではクロックパターン21
と同期して符号パターンを読み出さず,印画紙1の進行
とは非同期の高速読み取りクロックによるサンプリング
点22により読み取る例であり,(b)に光学センサ3,
3′の出力波形のサンプリングの様子を示す。(b)図
に示した光学センサ3,3′の出力波形をクロックパター
ン21の周期に比べはるかに細かいサンプリングを行う。
(c)はサンプリングにより得られた符号パターン2及
びクロックパターン21の復号結果であり,並列して並ん
だ両者の符号の関係がクロックパターン21がLのときと
符号パターン2がL又はHの一定の値を保った時に,初
めて符号パターン2が確定したとみなす。具体的には,A
の部分でクロックパターン21がLの時,符号パターン2
が4回連続Lになった時符号パターン2がLであると認
識する。それ以前にC点においてクロックパターン21が
Lであっても符号パターン2がHである時が存在する
が,この時は,クロックパターンL,符号パターンHの状
態が1周期しかないため,符号パターンの認識は行わな
い。Bについても同様で,クロックパターンHの時,符
号パターンLの状態が連続5回つずいた段階で初めて符
号パターンLを認識する。認識に要する同じパターンの
連続回数は,印画紙1の進行速度とサンプリング周波数
と(a)におけるセンサホルダ51と印画紙1の相対的傾
き角度34により決まる。 第8図に第6図に示した1つのセンサでマークの読み
取りを行う際に,印画紙1が熱転写記録装置5内で斜行
した場合の対策を示す。 (a)は印画紙1が熱転写記録装置5内で斜行した場
合に印画紙1上のマークの上を光学センサ3の開口部が
斜めに移動する状態を示したもので,熱転写記録装置5
の機械的要素で印画紙1が斜行する最大角度34で移動す
る場合を示す。この場合,光学センサ3開口部のセンサ
幅89とセンサ長90は センサ最大幅91<マーク幅92,92′ 但し センサ最大幅91=センサ幅89 +センサ長90 ×SIN(角度34) で示す式を満足しマーク読み取りにおけるクロストーク
が起きない値に設定する。上式により設定された光学セ
ンサ3開口部がマーク上を走査したとき,光学センサ3
開口部のカバーする範囲内でクロックパターン21の位置
する距離は,走査の開始位置において光学センサ3開口
部内を距離24と距離25に分割する。また走査の終了位置
では,距離26と距離27に分割し光学センサ3の出力波形
も(b)に示す如く電圧範囲28と29,電圧範囲30と31に
分割される。この出力波形を読み取るための2つのスレ
ッシュホールドは走査の開始位置において符号読み取り
スレッシュホルード33が電圧範囲29に確実に入るよう
に,また走査終了位置においてクロック読み取りスレッ
シュホールド32が確実に電圧範囲30内に入るように設定
する。以上の設定は全て機械的要素に限定される印画紙
1の斜行角度34及び印画紙1経路の左右方向位置により
決まる印画紙1上の光学センサ3軌跡により一意的に決
まり,以上の設定を行うことにより印画紙1の斜行にお
いても1つのセンサで印画紙1の種類を示すマークの読
み取りに正確に行う事が出来る。 第9図に印画紙1裏の頭出し35,35′を用いて印画紙
1のプリント時における位置決めを行う例を示す。 (a)は,印画紙1とドラム7の印画紙1の頭出しを
行う頭出しセンサ36,36′との位置関係を示す図であっ
て,印画紙1の裏面両端には印画紙1の位置決めを行う
ための頭出しマーク35,35′が設けられ,印画紙1をド
ラム7上に巻き付けた時に,そのマークがドラム7の両
端下部から見えるように印画紙1の幅はドラム7よりも
広く設定する。ドラム7の両端には頭出しセンサ36,3
6′が設けられ,印画紙1裏の頭出しマーク35,35′を検
出し印画紙1の位置の検出を行う。(b)は熱転写記録
装置5内の構成図の一例で頭出しセンサ36の取り付け位
置を示す図である。印画紙1はドラム7の周囲に巻き付
けられた状態で周回するがドラム7の表面で印画紙1は
浮くことがあり頭出しセンスは,インク紙11とドラム7
が接している範囲,即ち印画紙1がインク紙11とドラム
7の間に挟まれてドラム7の上で浮かずにその位置が安
定している頭出しセンス範囲38の部分に頭出しセンサ36
を設ける。この位置に頭出しセンサ36を設けることによ
り印画紙1のドラム7上における浮上による位置の不安
定に伴う印画紙1の位置の読み取りミスを防止し正しい
印画紙1の位置を把握し正確な重ね印画を行う。また,
本実施例では印画紙1裏にマークを設け,それを利用し
て頭出しを行ったが,印画紙1裏にマークを設けず,印
画紙1先端を検出して,印画紙1の位置の読み取りを行
ってもよい。 第10図に本発明による熱転写記録装置5のプリント構
造部の一例を示す。 プリント開始時には,給排紙切換コマ16の状態にあ
り,印画紙1はドラム7に巻き付く。ドラム7上の印画
紙1は,ドラム7の回転に従ってインク紙11が重ねら
れ,その上からサーマルンヘッド10により押し付けられ
る。サーマルヘッド10の下部には,発熱体41がドラム7
の軸と平行な方向に512ドット並んであり,それぞれが
外部信号に応じて独立に発熱する。発熱体41の発熱する
熱量に応じてインク紙11のインクが印画紙に転写され
る。この動作をドラム7を回転させながら一定の間隔で
640回行うことにより,印画紙1上に512×640画素のの
絵が印画される。その後印画紙1は,給排紙切換コマ16
により,再びドラム7とともに回転し,インク紙11と再
び重ねられる。インク紙11にはYe,Mg,Cyの3色のインク
がそれぞれ一画面単位の大きさで塗布してあり,最初に
一色目のYeを,次に二色目のMgを,最後に三色目のCyを
上記の方法で熱転写する。その後,給排紙切換コマは1
6′の位置に移動し印画紙1はドラム7に巻き付かれず
に排紙される。以上の動作により印画紙1上には512×6
40画素のインクが3色重ねられ,カラー画像の印画が行
われる。ドラム7の両端には頭出しセンサ36が設けてあ
り,印画紙1がドラム7の回転に従って矢印A方向に進
んできた時,頭出しセンサ36が印画紙1の位置を捕らえ
た後,一定の遅延Bをおいて印画を開始する。この遅延
Bの量を任意に設定することにより,印画紙1上の印画
位置を任意に設定することが出来る。 第11図に印画紙1が斜行した場合の,頭出しセンサ36
による印画紙1の頭出し方法の例を示す。 印画紙1が斜行した場合,印画紙1内の印画領域44の
位置が安定せず,特殊な場合は印画領域44が印画紙1の
内部に収まらずに,(a)に示すようにはみ出し領域45
を作ってしまうことがある。本実施例では印画紙1の先
端ぎりぎりの位置から印画を始める場合について示す。
印画紙1の先端ぎりぎりから印画を始める場合,印画紙
1裏の頭出しマーク35,35′も印画紙1の先端ぎりぎり
の位置にある。印画紙1が斜行している場合,熱転斜記
録装置5の頭出しセンサ36,36′は2つの頭出しマーク3
5,35′を同時ではなく時間差をもって読み取ることによ
り印画紙1の斜行を検出する。本実施例のように印画紙
1の先端ぎりぎりの位置から印画を開始する場合,先行
した頭出しマーク35′の検出により印画を開始すると同
図(a)に示すように印画領域44の先端が印画紙1の外
にでてはみ出し領域45を作ってしまう。このような印画
紙1の先端ぎりぎりの位置から印画する場合は,(b)
に示すように遅れて研修される頭出しマーク35に従って
印画を開始すれば印画領域44は,印画紙1の内部に収ま
る。以上の動作は,印画紙1裏に設けたマークを利用し
た印画紙1の位置決めを行ったが,これは印画紙1の端
部を検出するセンサにより行っても同様な効果が得られ
る。 第12図に印画紙1が斜行した場合の,頭出しセンサ36
による印画紙1の頭出し方法の他の例を示す。 第11図の例に対して,本実施例では印画紙1の幅をい
っぱいに印画領域44を設けた場合を示す。同図(b)の
ように熱転写記録装置5の頭出しセンサ36が印画紙1裏
の2つの頭出しマーク35,35′を検出して印画開始を第1
1の例と同様に遅れて検出した頭出しマーク35にあわせ
て印画を開始した場合,印画領域44は印画紙1の内部に
とどまらずはみ出し領域45を作ってしまう。この場合は
同図(a)に示すように先行して検出した頭出しマーク
35′に従って印画を開始すれば印画領域44は印画紙1の
内部に収まる。以上のように印画紙1上の印画領域44の
形状,位置に応じて頭出しマーク35,35′の検出後のプ
リント制御を行えば,印画紙1の斜行に対しても,印画
領域44が印画紙1の外部にはみ出すことなく,良質な印
画がおこなえる。以上の動作は,印画紙1裏に設けたマ
ークを利用して印画紙1の位置決めを行ったが,これは
印画紙1端部を検出するセンサにより行っても同様な効
果が得られる。 第13図に2つの頭出しセンサ36,36′の信号により第1
1図,第12図に示す印画開始位置の制御を行う制御回路
のブロック図の一例を示す。 頭出しセンサ36,36′から出力された頭出しセンサ信
号47,47,はプリントコントローラ46に入力され,第11
図,第12図に示したように印画領域の形状に応じてどち
らの信号を選択するか,即ち先行したマークを使用する
か,他方のマークを使用するかを判別する。その後,第
9図に示した遅延Bに相当する遅延回路48または48′を
用いて,印画紙1上の印画開始位置を制御し,その回路
を通して指定した頭出しセンサ信号48または48′の出力
を待ち,プリントコントローラ46は,サーマルヘッド10
にプリント開始を指示する。なお第11図,第12図の例で
は,第9図の遅延Bに相当する部分を持たないため,遅
延回路48,48′は必要としない。しかし,機構上の制限
で,プリント開始位置の直下に頭出しセンサ36,36′を
設けることが出来ず手前で頭出しマーク35,35′の検出
をする必要がある場合,又は印画紙1の先端を検出する
場合は,本図のように遅延回路48,48′を使用する。ま
た,遅延回路48,48′は本実施例では回路ブロックとし
て構成したが,プリントコントローラ46等のようにマイ
クロコンピュータ等で構成する制御機器の内部にソフト
ウェアとして形成してもよい。 第14図に頭出しセンサ36回りの機構部の構成例を示
す。 (a)において頭出しセンサ36の印画紙1を挟んで反
対側に反射板50を設けた例を示す。頭出しセンサ36は印
画紙1裏の頭出しマーク35の白から黒への色変化を検出
するが印画紙1が存在しない場合頭出しセンサ36はその
出力が特定できず誤動作を起こす可能性がある。頭出し
センサ36に対向して反射板50を設けることにより,印画
紙1裏の頭出しマーク35以外の位置では頭出しセンサ36
の出力は常に印画紙1裏の白部分の検出と同じ信号をだ
し,誤動作の心配はない。また,センサホルダ51の印画
紙1の少なくとも挿入側にドラムの半径と略等しいか,
それ以下の曲率半径を持った曲げ部52を設けることによ
り,引っ掛かりのない印画紙1の安定した搬送が行え
る。また,反射板50の裏側を黒くしておくことにより,
印画紙1が無い状態の信号と有る状態の信号を明確に区
別することが出来,印画紙1の端を検出する場合に適す
る。 (b)は(a)に示した機構部を前から見た図であっ
て,同図右の反射板50が無い場合は印画紙端部55がめく
り上がって頭出しセンサ36′より離れてしまった例であ
る。この場合頭出しセンサ36′の出力信号は,印画紙端
部55′がセンサよりはなれているため正確な読み取りが
出来ず誤動作を起こす可能性がある。同図左の反射板50
を設けた場合は,印画紙端部55が反射板55により頭出し
センサ36に押し付けられているため正確な読み取りが可
能になり,誤動作を起こす心配はない。 第15図にカセット9と熱転写記録装置5の機構部との
組み合わせの説明図を示す。 カセット9は供給軸収納部13と巻取軸収納部15を有
し,その間を接合部材59と59′で連結している。供給軸
収納部13内の供給軸12と巻取軸収納部15内の巻取軸14の
間には,インク紙11が張り渡されており,カセット9の
熱転写記録装置5への装着時には,ドラム7上に位置
し,プリント動作に応じて供給軸12から巻き出され,巻
取軸14に巻き取られる。カセット9は熱転写記録装置5
のシャーシ54に挿入されると,供給軸12と巻取軸14に
は、,熱転写記録装置5からトルク供給軸56,56′が挿
入され軸の回転力が与えられる。また,カセット9の位
置決め穴58,58′には熱転写記録装置5の位置決めピン5
7,57′が入り,インク紙11の巻き軸12,14とトルク供給
軸56との組み合わせと合わせてカセット9の熱転写記録
装置5内での位置決めを行う。カセット9の接合部材59
上には,特性表示部60が設けられ,その穴または突起の
位置パターンによりインク紙11の種類を表示する。ま
た,熱転写記録装置5のシャーシ54上には,カセット9
上の特性表示部69と組み合わせる特性読み取り部61が設
けられ,カセット9の装着時にカセット9上の特性表示
部60に記載されたインク紙11の種類を読み取り,熱転写
記録装置5に対して異種のインク紙11の場合は,その形
状によりカセットの熱転写記録装置5への装着を防止す
る。 第16図に本発明による熱転写記録装置5の位置構成例
を示す。 給紙トレイ6の上には印画紙1が重ねられており,プ
リント時に最上部の一枚が給紙ローラ8,8′により引き
出されドラム7に巻き付けられる。ドラム7上の印画紙
1の上に,カセット1のインク紙を重ね,上からサーマ
ルヘッド10により押さえつける。ドラム7の回転に伴っ
てプリントを行い,プリント後印画紙1は熱転写記録装
置5の外へ排紙される。カセット9は熱転写記録装置5
内のドラム7の上部に矢印B方向に装着され,カセット
フタ18を閉じることによりカセットフタ18に取り付けら
れたカセット押さえバネ19により熱転写記録装置5内に
固定される。この際カセット9に設けた図示しない特性
表示部60を熱転写記録装置5の特性読み取り部61に連結
し情報の伝達を行う。 第17図にカセット9上に特性表示部60を特性表示穴64
の形で設けた例を示す。 (a)と(b)は異なった種類をインク紙11を持つカ
セット9であって,その特性表示穴64の位置は異なって
いる。カセット9はカセット上ケース62とカセット下ケ
ース63で構成され,その間に供給軸12と巻取軸14とを挟
む形で軸の支持を行う。特性表示穴64は、カセット上ケ
ース62とカセット下ケース63の接合部分に切れ込みを入
れる形で設け,カセット9を組立た時に丸い穴になるよ
うにする。カセット9の部品の切れ込みを入れる形で特
性表示穴64を形成することにより,カセット9の成形作
業が上下型の1回の離型ですみ,組立行程の簡素化がは
かれる。 第18図に,プリンタ65とカセット9の組み合わせの様
子を示す。 カセットは68から71の4種類があり,それぞれ異なっ
た種類のインク紙11が入っている。プリンタ65は,カセ
ット678のインク紙しか受け付けないため,カセット68
のみ装着が可能でその他のカセットは装着出来ない。具
体的には,プリンタ65には挿入防止ピン73から75が設け
てあり,これらのピンはカセット68の穴79から81には対
応しており,カセット68は,プリンタ65には装着出来
る。しかし,例えばカセット69は,プリンタ65の挿入防
止ピン75がぶつかるため,装着出来ない。カセット70,7
1も同様でプリンタ65には装着できず,プリンタ65に対
して異種のカセットの使用を防止することが出来る。プ
リンタ66は,カセット69,70の使用が可能で,カセット6
8,71はその挿入防止ピン73,74がじゃまをして装着出来
ず,誤挿入を防止している。本図はプリンタ66にカセッ
ト70が装着された状態を示す。カセット70には,穴が80
の位置には開いておらず,81の位置には穴が設けてあ
る。プリンタ66には穴80,81の位置にSW76,77が設けてあ
り,同図のようにカセット70の装着時には,SW76はOFF,S
W77はONの状態になり装着されたカセットが70であるこ
とを認識する。このSWは,カセットが熱転写記録装置5
内に装着されたことを確認するカセット有無センサの役
目もはたす。 第19図に,プリンタ65とカセット9の組み合わせの要
旨の他の例を示す。 カセットは68から71の4種類があり,それぞれ異なっ
た種類のインク紙11が入っている。プリンタ66はカセッ
ト68のみを受け付けるため穴79のみが設けられており,
カセット68はその挿入防止ピン73と穴79が組み合わされ
て装着が行われるが,他のカセット69,70,71はそれぞれ
の挿入防止ピン74,75,76によりプリンタ66への装着が出
来ず,誤挿入の防止がおこなわれる。プリンタ67はカセ
ット69と70の装着が可能なように,穴80,81が設けられ
ている。同図はカセット70が装着された例を示すが,カ
セット70の挿入防止ピン75はプリンタ67のSW78をONに
し,SW77はOFFのままにするため,プリンタ67は,装着さ
れたカセットが70であることを認識出来る。 このSWは,カセットが熱転写記録装置5内に装着された
ことを確認するカセット有無センサの役目もはたす。ま
た従来のインク紙の特性読み取り部61を持たないプリン
タ65の場合は,挿入防止ピンを持つ8カセット68から71
は装着することが出来ず,従来の図示しない挿入防止ピ
ンを持たないカセットのみ使用することが出来る。 第20図に,プリンタ65とカセット9の組み合わせの様
子の他の例を示す。 カセットは68から72の5種類があり,それぞれ異なっ
た種類のインク紙11が入っている。ここで,カセットの
判別機能を持たない従来のプリンタ65を考えると,従来
のプリンタ65はカセットの挿入防止ピン73等の特性読み
取り部61を持っていないため,第18図に示したカセット
はすべて装着可能になってしまい,誤挿入防止は行われ
ない。本実施例では,カセットを68から72の5種類用意
し,カセット68は従来のプリンタ65に使用可能な旧式の
インク紙を使用したもの,カセット69から72は新しいプ
リンタに合わせた新しいインク紙のカセットであり,カ
セットに挿入防止ピン76を設けることにより従来のプリ
ンタには装着出来ない。従来のプリンタへの装着防止性
を考えて挿入防止ピン76を取り付けた点を除けば第18図
の実施例と構成,動作は同じためここでの説明は省略す
る。また,従来のカセット68を新しいプリンタ66,67に
は取り付けることができず,誤挿入防止が行われる。さ
らに図示しないが,従来のカセット68を使用できる新し
いプリンタの場合は,プリンタに誤挿入防止ピンを設け
ず,すべてのSWがONになっていることで従来のカセット
であることを認識することが出来る。 第21図に,プリンタ65とカセット9の組み合わせの様
子の他の例を示す。 カセットは68から71の4種類があり,それぞれ異なっ
た種類のインク紙11が入っている。カセットには穴79が
3種類の位置にあり,3つの穴で4種類のインク紙の表記
を行う。プリンタ65は挿入防止ピン73,74を持ち,カセ
ット68,69の2つを装着することが出来る。但しカセッ
ト68,69の区別を行わないため,検出SWを持たない安価
なプリンタでカセット68と69の差による印画結果差の補
償は,プリンタの調整つまみ等によりユーザーが行う。
プリンタ66は,カセット69,70を装着することが出来,
両者の差は,SW77がONかOFFかで判断する。同図の場合,S
WはONでカセット70が装着されていることを示す。この
方式によりプリンタのSWの個数を減らすことができ,あ
わせて安価なプリントにも手動調整という条件下で,複
数の種類のインク紙を使うことを可能にする。 第22図にカセットの特性表示部60をカセット上の穴で
表記した他の実施例を示す。 カセット9を構成するカセット上ケース62とカセット
下ケース63の接合部分には第17図と同様に特性表示穴64
が設けてあるが,特性表示穴はカセットの種類に応じて
複数のパターンで開けてあるわけではなく,すべての位
置に設けてある。この上に特性指定穴85を設けたシール
84を貼り付け特性指定穴85のパターンによりインク紙の
種類を指定する。特性指定穴85の穴径87はカセットの特
性表示穴64の穴径86よりも大きく,またシール84の材質
とプリンタの挿入防止ピンの形状即ち挿入防止ピンの先
端をあまり尖らせず,しかも特性表示穴64に引っ掛から
ず楽に入る形状にすること,および特性表示穴64の穴径
86を規制することによりシール84の破損を防止する。シ
ール84の貼り付けはカセット上の位置決め部材88をガイ
ドにして行うことにより,特性表示穴64の選択を間違え
ず正確な位置への貼り付けを可能にする。 第23図に,カセット9上の挿入防止ピン73の形成例を
示す。 (a),(b)はカセットの部材を利用して挿入防止
ピン73を設けた例である。(a)は挿入防止ピンが無い
場合のカセット,(b)は挿入防止ピン73をカセットの
型から成形することにより設けた例である。この場合,
インク紙及びカセットの種類と同数のカセットの型が必
要になる。 第24図に,カセット9上の挿入防止ピン73の形成例を
示す。 同図はカセット上の挿入防止ピン74を外ずけの押しピ
ンで構成した例である。カセット9には全てのピンが入
る位置に穴79が設けてあり,指定した穴に挿入防止ピン
74を押しピンの形で装着する。この場合カセットの型は
1種類ですむが,複数の穴のうちの指定した場所にのみ
挿入防止ピン74を取り付ける作業があり,作業ミスの可
能性は高い。この方式は,第20図の従来のプリンタへの
カセットの装着ミスを防止するための挿入防止ピンとし
てカセット1つに対して1本のピンのみを装着する方式
に適し,この場合特性表示穴の穴径と挿入防止ピンの穴
径を変え,挿入防止ピン専用の穴を設けることにより作
業ミスを防止出来る。 第25図にカセットの熱転写記録装置5への上からの装
着を考えて,カセット9の下部に切れ込みあるいは溝を
入れる形で穴79,80,81を設けた例を示す。 カセット9の接合部材下部に切れ込みあるいは溝を入
れる形で穴79,80,81を設け,プリンタ側には下から挿入
防止ピン73,74とSW77,78を設ける。構造と動作は第18図
と同じためここでの説明は省略するが,この方式にする
ことにより,カセットの熱転写記録装置5への上からの
装着にも対応し熱転写記録装置5の機構部の設計の自由
度を上げる。 第26図にカセットの熱転写記録装置5への上からの装
着を考えて,カセット9の下部に凸部を入れる形で挿入
防止ピン73,74を設けた例を示す。 カセット9の接合部材下部に凸分を入れる形で挿入防
止ピン73,74を設け,プリンタ側には穴79とSW77,78を設
ける。構造と動作は第19図と同じためここでの説明は省
略するが,この方式にすることにより,カセットの熱転
写記録装置5への上からの装着にも対応し熱転写記録装
置5の機構部の設計の自由度を上げる。 第27図にインク紙11の特性を表示する特性表示部60を
供給軸収納部13又は巻取収納部15の端部に設けた例を示
す。 (a)はカセット9の外観図であって,供給軸収納部
13及び巻取軸収納部15の端部で供給軸12と巻取軸14の周
囲に設けてある。(b)はカセット9が,熱転写記録装
置5に装着された状態を示し,カセット9に特性表示部
60の穴が開いているところでは,特性読み取り部61はそ
の穴の中に入り,特性読み取り部60の穴が開いていない
ところでは特性読み取り部61はカセット9にぶつかり,
第18図に示す特性読み取り部のSWを切り換えるか,カセ
ット9の熱転写記録装置5への装着を防止する。この場
合,第17図等で示したカセット9の接合部材59上に特性
表示部60を設けた場合,熱転写記録装置5に適応しない
カセット9を装着しようとした場合,強い力で装着する
とカセット9が弾性変形を起こし,装着されてしまうか
破損してしまう恐れがあるが,本実施例では供給軸収納
部13又は巻取軸収納部15の端部という外力に対し強い位
置に特性表示部60を設けるため,以上の問題は発生しな
い。第28図にインク紙11の位置決めを,インク紙11の色
を判別して行う熱転写記録装置5の機構部の一例を示
す。 同図は,第10図とその構成は同じであり,ここではそ
の動作説明は省略する。インク紙11の位置決め方法とし
てサーマルヘッド上に設けたカラーフィルタ94及びイン
ク紙頭出しセンサ93を用いてインク紙11のインク紙頭出
しセンサ93の部分の色を判別し,インク紙11の位置の測
定を行う。インク紙11の色の判別によりインク紙11の位
置を測定し,インク紙を搬送することによりインク紙11
の色の変化を検出しインク紙11の頭出しを行うことによ
り,3色または4色の重ねカラー印画時に,インク紙11の
色の正しい選択を行う。 第29図に,熱転写記録装置5の他の形態例を示す。本
実施例では印画紙1はドラム7の回りに完全に巻き付け
ているわけではなく,ドラム7に半分巻き付いた状態で
その端部は左右にたれ下がっている。印画の際,ドラム
7が回転し,それに応じて印画紙1が搬送されサーマル
ヘッド10はインク紙11に塗布されたインクを加熱し熱転
写記録を行う点は第10図と同じためここではその説明は
省略するが,一色の印画が終了した時,本実施例ではサ
ーマルヘッドは10′の位置に上がり,ドラム7は逆に回
転して印画紙1を最初の位置に戻す。インク紙11は巻取
軸14により巻き上げられ,次の色のインクの先頭の位置
が準備される。その後サーマルヘッド10は下がり,再び
インク紙11を印画紙1に押し付けて2色目の記録を行
う。本実施例の場合,インク紙11の各色ごとの頭出し,
位置決め機能が必要になる。 第30図にカラーフィルタ94により実際にインク紙11の
色の判別を行う例を示す。 (a)は色の3原色であるYe,Mg,Cyおよび黒の4色か
ら構成されたインク紙11をYe,Mg,Cyの補色であるR,G,B3
色のフィルタを用いたセンサにより読み取った結果であ
って,この場合例えばCyインクの透過光はGとBの光の
加色混合の結果のため,GとBのフィルタを通したセンサ
の出力はH,Rのフィルタを通したセンサの出力はLにな
る。Rフィルタセンサ96及びGフィルタセンサ97による
Yeインク104の読み取り結果はHでBフィルタセンサ98
によるYeインク104の読み取り結果はLである。Mg,Cy,
黒のインクの読み取り結果は図示のとおりで,この場合
2色のフィルタを選択し,2つのセンサを使用するこおに
より4色のインクを判別することが出来る。(b)はR,
G,B3色のフィルタを用いたセンサによりYe,Mg,Cy,黒及
びインク紙の透明部分106の5色のインク紙を読み取っ
た結果である。Rフィルタセンサ96,Gフィルタセンサ9
7,Bフィルタセンサ98によるYe,Mg,Cy,黒の4色のインク
及び透明部分106の読み取り結果は,図示のとうりで,
この場合3色のフィルタを使用して上記5色にインク及
び透明部分を判別することができる。 第31図に第30図に示したインク紙11をインクと同色の
Cy,Mg,Yeの3色のフィルタを用いたセンサにより色の判
別を行う例を示す。 (a)はYe,Mg,Cy,黒の4色で構成したインク紙11をC
y,Mg,Yeの3色のフィルタを用いたセンサにより読み取
った結果であって,この場合例えばCyインクをCyフィル
タを通したセンサで読み取る場合のセンサ出力はH,黒イ
ンクをセンサで読み取った場合のセンサ出力はLになる
がMgインクをCyフィルタを通してセンサで出力した結果
は,Mgを構成するR,Bの2色の光のうちBの光のみをCyフ
ィルタを通してセンサが検出するためセンサ出力はHの
出力電圧の1/2になる。本実施例ては,図示していない
がセンサの出力を2種類のしきい値を持つ出力レベル判
別手段によりH,M,Lの3種類(H>M>L)に分類する
と,Cyフィルタセンサ99及びMgフィルタセンサ100による
Ye104の読み取り結果はMでYeインクフィルタセンサ101
によるYeインク104の読み取り結果はHである。Mgイン
ク103,Cyインク102,黒インク105の読み取り結果は図示
のとうりで,この場合2種類のフィルタセンサを用いる
ことにより4色のインクを判別出来る。また黒インク10
5だけ各フィルタセンサ99,100,101による出力がLにな
るため黒インク105を基準にプリントするとプリント開
始は1つのフィルタセンサを監視するだけでよく有効で
ある。 (b)はYe,Mg,Cy,黒及びインク紙11の透明部分106の
5色のインク紙を同色であるYe,Mg,Cyの3種類の色フィ
ルタを用いたセンサにより読み取った結果である。この
場合3色のフィルタセンサ99,100,101を使用して上記5
色のインクを判別できる。また透明部分106の読み取り
結果がCy,Mg,Yeのフィルタセンサ99,100,101の何れの場
合でもHになるため少なくとも2種類のフィルタセンサ
を用いることにより該透明部分106を検出できプリント
する上での基準として利用でしき有効である。 第32図は色の3原色である。Ye,Mg,Cyの3色のインク
を連続して塗布したインク紙11を上記3色のインクの1
色であるMgフィルタセンサ100により第30図に示した実
施例と同様にして読み取る場合の実施例である。 (a)はCyインク102とYeインク104の間にインクを塗
布しない透明部分106を設けたことを特徴としており,
該透明部分106とMgインク103の読み取り結果はHで,Ye
インク104とCyインク102の読み取り結果はMである。イ
ンクの塗り順が透明部分,Ye,Mg,Cyなので読み取り結果
はH,M,H,Mとインクの種類が変わる毎に交互に変化す
る。また該透明部分106を他のインク102,103,104よりも
極端に短く構成し,この長さを検出することにより確実
に該透明部分106を検知でき,これを基準にプリントす
ると,インク紙の頭出し及び色変化への対応が正確に行
える。 (b)は(a)に示した実施例においてインク紙11の
透明部分106に黒或いはMgフィルタセンサ100の補色であ
る緑のインクによりスペースマーク113を設けたことを
特徴としている。Mgフィルタセンサ100による読み取り
結果はスペースマーク113がLになり他は(a)と同様
である。スペースマーク113をプリント動作の基準にす
ると,この読み取り結果のみLになるので確実に検出で
きる。また隣接したインク同志の読み取り結果が全て異
なるためインクの色の変化を確実に検出でき,プリント
動作を正確に行うことができる。またスペースマーク11
3は黒のインクを用いて構成するだけでなく,黄,マゼ
ンタ,シアンの3色の染料インクをインク紙11に重ねて
塗布することにより構成することが出来る。本実施例に
おける緑のスペースマーク113も同様にCyとYeのインク
を重ねることにより実現する。 第33図に第31図で示したインク紙頭出しセンサ93の出
力をADするスレッシュホールド23をインク紙の状態に合
わせて変化させ,環境変化,インク紙の種類又は個体差
によるセンサ出力のレベル変動を自己補正する例を示
す。 (a)はインク紙頭出しセンサ93の出力を熱転写記録
装置5のプリセットされたスレッシュホールド23,23′
によって読み取る場合を示す。本図の場合,プリセット
されたスレッシュホールドでレベルをぎりぎりで読み取
ることが出来たが,インク紙頭出しセンサ93の出力がさ
らに変動した場合は,読み取りを誤り,正確なインク紙
の色判別が行われない恐れがある。そこで本実施例で
は,インク紙の使用時の最初の一枚の印画時にインク頭
出しセンサ93の出力波形を細かくA/Dし,その波形から
最適なA/Dのスレッシュホールドを見つけ出す。(b)
は本方式により最適なスレッシュホールド23,23′を見
つけた例であって,インク紙頭出しセンサ93の出力のL,
M,Hそれぞれの中央にスレッシュホールド23,23′をお
き、正確なデータ読み取りが行える。(c)は本実施例
によるA/Dスレッシュホールドを変化させるシステムの
ブロック図である。インク紙頭出しセンサ93の出力信号
はAD117により高分解A/D変換されそのデジタル波形はメ
モリ114に記憶される。メモリ114に記憶された波形は判
別手段115により読み取られ,判別手段115はその波形を
スレッシュホールドメモリ116に記載されたプリセット
スレッシュホールドに従って読み取りインク紙の色を判
別しプリントコントローラ46にインク紙の頭出しを命じ
るか又はインク紙の色に従ったプリントを命令する。一
回のプリントの終了後,メモリ114の内容に従って判別
手段115は新たなスレッシュホールドを設定しスレッシ
ュホールドメモリ116に書き込む。その後のプリントで
は新しいスレッシュホールドに従ってインク紙の色判別
を行うためインク紙の色の読み違いによる誤動作は生じ
ない。 〔発明の効果〕 本発明による熱転写記録装置によれば印画紙裏に記載
されたマークをプリンタが読み取ることにより印画紙の
種類のプリンタが判別し,印画紙の特性に最適なプリン
ト動作を行うことにより高画質のプリントが行え,間違
った印画紙の使用に対してもプリンタが自動判別して印
画紙の使用を中止するため誤動作を生じない。またカセ
ットとプリンタに設けられた穴と突起の組み合わせによ
りプリンタにインク紙の種類を伝達し印画紙の特性に最
適なプリント動作を行うことにより高画質のプリントが
行え,間違ったインク紙の使用に対しても,カセットの
プリンタへの挿入を防止するため,誤動作を生じない。
さらに,印画紙の裏に設けたマークをプリンタが読み取
ることにより,プリンタ上の印画紙の位置をプリンタが
正確に把握しプリント開始の制御を行うため印画紙上の
正確に同じ位置からのプリントを可能にし,各印画毎の
印画紙上のプリント位置の再現及びカラー印画時の複数
の色の重ね印画時の色ずれを防止し,高画質の印画を可
能にした。そして色フィルタを有する光学センサにより
インク紙上のインクの色を判別しインク紙の位置決めを
行うことにより,プリント時に但しい色を選択し正しい
プリントを行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による熱転写記録装置の一例の構成図,
第2図は本発明による印画紙上マークの一例を示す説明
図,第3図から第8図は印画紙マーカの構成と読み取り
部の動作説明図,第9図から第10図は印画紙裏マークに
よる印画紙の頭出し動作の説明図,第11図から第12図は
印画紙が斜行した場合の頭出し動作の説明図,第13図は
頭出し動作を行うプリンタ制御のブロック図,第14図は
頭出しセンサの誤動作を防ぐ反射板の動作説明図,第15
図はカセットとプリンタのインク紙特性表示機能の構成
図,第16図は熱転写記録装置内のカセット装着の様子を
示す説明図,第17図はカセット上の特性表示部の一例の
構成図,第18図から第21図はカセット上の特性表示部と
プリンタの特性読み取り部の構成例の説明図,第22図は
カセット上の特性表示部の一例の構成図,第23図から第
24図はカセット上の挿入防止ピンの構成例の説明図,第
25図から第26図はカセットのプリンタへの上からの装着
に対応した特性表示部と特性読み取り部の例の構成図,
第27図は特性表示部をカセットの軸供給部上に設けた例
を示す説明図,第28図はカラーフィルタを用いてインク
紙の色を判別する熱転写記録装置の機構部の説明図,第
29図から第31図はカラーフィルタを有する光学センサの
出力よりインク紙の色を判別する方法の説明図,第32図
は,3色のインクを1つのセンサで読み取る方法を示す説
明図,第33図は読み取りスレッシュホールドをインク紙
の特性に合わせて自動変更する方法を示した説明図であ
る。 1……印画紙,2……符号パターン,3……光学センサ,4…
…プリンタ,9……カセット,11……インク紙,20……表裏
判別マーク,21……クロックパターン,35……頭出しマー
ク,36……頭出しセンサ,44……印画領域,50……反射板,
59……接合部材,60……特性表示部,61……特性読み取り
部,64……特性表示穴,73……挿入防止ピン,77……SW,84
……シール,85……特性指定穴,94……カラーフィルタ,1
10……ヘッダ,113……スペースマーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半間 謙太郎 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (72)発明者 奥宮 誠司 勝田市大字稲田1410番地 株式会社日立 製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭63−216769(JP,A) 特開 昭61−83069(JP,A) 特開 昭61−177260(JP,A) 特開 昭60−127178(JP,A) 特開 昭60−23073(JP,A) 実開 昭57−51959(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.印画紙にサーマルヘッドにより加熱することにより
    記録を行う熱転写記録装置に、該印画紙の裏面に該印画
    紙の種類を表記するマークを設け、該マークは一定の間
    隔で第1の色のインクが塗布された部分と、印画紙地色
    で構成される第2の色の部分とが、一定の間隔で交互に
    並んだクロックパターンと、該クロックパターンに同期
    して、該クロックパターンと同色のインクで記載された
    マークの有無で情報を示す符号パターンを併記して記載
    しており、熱転写記録装置には該マークを読み取る読み
    取り手段を設け、該読み取り手段は、前記クロックパタ
    ーンと符号パターンを同時に読み取る1つもしくは2つ
    の光学センサにより構成され、該クロックパターンを読
    み取ったセンサ出力信号を元に該符号パターンを読み取
    ったセンサ出力のサンプリングを行い、該符号パターン
    をビット列に変換することで印画紙の種類を認識し、熱
    転写記録装置は読み取った印画紙の種類に応じて、サー
    マルヘッドにより加熱する熱量を変化させることで、適
    正な濃度の記録を行うことを特徴とする熱転写記録装
    置。 2.熱転写用印画紙にサーマルヘッドにより加熱するこ
    とにより記録を行う熱転写記録装置に於いて、該印画紙
    の裏面に該印画紙の位置を表記する頭出しマークを設
    け、該印画紙の左右両側に記載されており、該マークを
    読み取るマーク読み取り手段を、熱転写記録装置のサー
    マルヘッド上発熱体の近傍に2箇所設け、熱転写記録装
    置は該マーク読み取り手段の出力信号により印画紙の位
    置を検出し、2箇所の検出手段からの検出信号のうち、
    遅い方の出力信号をトリガとして、プリント開始を指示
    することで、印画紙が斜めに挿入されたときも、印画紙
    の外に印画領域がはみ出すことなく印画が可能となるよ
    うなプリント制御部を設けたことを特徴とする熱転写記
    録装置。 3.薄い帯状フィルムまたは紙にインクを塗布したイン
    ク紙を巻装したインク軸と、該インク紙を巻き取るイン
    ク軸を対としてカセットケース内に併設したインク紙カ
    セットを用い、印画紙と該インク紙とを重ねあわせて上
    からサーマルヘッドにより加熱することによりインクを
    該印画紙に熱転写し記録を行う熱転写記録装置に於い
    て、 印画紙端部の位置を検出する印画紙位置検出手段を、印
    画紙の両側の位置を検出するようにサーマルヘッド上発
    熱体の近傍に2箇所設け、熱転写記録装置は該印画紙位
    置検出手段の出力信号により印画紙の位置を検出し、2
    個所の検出手段からの検出信号のうち、遅い方の出力信
    号をトリガとして、プリント開始を指示することで、印
    画紙が斜めに挿入されたときも、印画紙の外に印画領域
    がはみ出すことなく印画が可能となるようなプリント制
    御部を設けたことを特徴とする熱転写記録装置。 4.印画紙に於いて、該印画紙の裏面に該印画紙の種類
    を表記するマークを設け、該マークは第1の色のインク
    が塗布された部分と、印画紙地色で構成される第2の色
    の部分とが、一定の間隔で交互に並んだクロックパター
    ンと、該クロックパターンに同期してマークの有無で情
    報を示す符号パターンを併記して記載したことを特徴と
    する印画紙。
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