JPH01156090A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH01156090A
JPH01156090A JP62314011A JP31401187A JPH01156090A JP H01156090 A JPH01156090 A JP H01156090A JP 62314011 A JP62314011 A JP 62314011A JP 31401187 A JP31401187 A JP 31401187A JP H01156090 A JPH01156090 A JP H01156090A
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宏 清水
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Toshihiko Goto
敏彦 後藤
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謙太郎 半間
Seiji Okumiya
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/16Multicolour arrangements
    • B41J35/18Colour change effected automatically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インク紙を用い記録を行うプリンタ等の記録
装置に係わり、記録の始めにインク紙の頭出しを行う熱
転写記録装置に関する。
−〔従来の技術〕 インクを塗布したインク紙を用いてカラーの印画を行う
熱転写記録装置では、色の3原色である黄(Ye)、マ
ゼンタ(Mg)、シアン(Cy)を順番に一画面ずつ塗
布したインク紙を用いて受像紙上に上記3色を順番に印
画する面順次記録法が用いられている。該面順次印刷法
では印画を行う直前にインク紙の頭出しを行う必要があ
り、従来より行われている方法として、特開昭59−1
43674号公報に記載されているようにインク紙上の
色と色の間にバーコードを設け、該バーコードを検知す
る検知手段を用いてインク紙の色の検知及び頭出しをす
る方法が知られている。実際にはバーコードとして黒イ
ンクを用いており、検出手段にフォトカプラのような赤
外線センサを使っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術は、インク紙を印刷する際に黄、
マゼンタ、シアンの3色の他に黒インクを併せた4色の
インクを使っており、従って印刷する際の版胴が4種類
必要になり、インク紙の印−刷費用が高くなるという問
題があり、また頭出しマークを設けずに、インク紙を3
色のインクのみで構成したインク紙を4色のインク紙を
使用する熱転写記録装置に、用いようとしても、インク
紙の頭出しマークが存在しないため、使用出来ないとい
う問題点があった。
本発明の目的は、黒インクによる頭出しマークを持った
インク紙と頭出しマークを持たないインク紙を同じ熱転
写記録装置に使用するための頭出し方式及び、2色目、
3色目の位置決めを行うための位置決め手段を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の問題点は、インク紙の3色目と1色目の変化と、
インク紙の黒色の頭出しマークと1色目の変化を同様な
信号変化として出力する色判別手段及び、2色目の印画
及び3色目の印画をするために2色目の先頭又は3色目
の先頭にインク紙を搬送する手段と、該搬送手段を制御
するためのインク紙の搬送量測定手段ケ設けるととによ
り、解決される。
1作用〕 インク紙の3色目と1色目の変化と、インク紙の黒色の
頭出しマークと1色目の変化を同様な信号変化として出
力する色判別手段により、熱転写記録装置が上記変化点
を検知してインク紙の頭出し完了を判断するため、上記
2種類のインク紙のどちらを用いても、同じ機器構成及
び動作アルゴリズムでインク紙の頭出しを行うことが出
来る。
また、2色目の印画及び3色目の印画をするために2色
目の先頭又は3色目の先頭にインク紙を搬送する手段と
、該搬送手段を制御するためのインク紙の搬送量測定手
段を設けることにより、2色目及び3色目の色を判別し
て各色別々の頭出しをするためのセンサを設ける必要が
な(、前述した1色目の頭出しを行うための色判別手段
のみで3色のインクの頭出しを行うことが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明による熱転写記録装置及びインク紙の実施
例を図を用いて説明する。
第1図は本発明による熱転写記録装置lの構造−及び動
作を示す側面図であって、 (a)は印画前の機構部の
初期化動作時の説明図、(b)は印画中の動作説明図で
ある。印画の方式は、インク紙2と印画、紙3をドラム
6上で重ね、上からサーマルヘッド4上に設けた発熱体
5で加熱−するととにより、インク紙2に塗布したイン
クを印画紙3に熱転写して記録を行う。以下、熱転写記
録装置lの動作について説明する。同図(alにおいて
、印画紙3は給紙路10から挿入され、ドラム6上に設
けられたチャック7にその先端を固定される。次に、ド
ラム6は矢印入方向に回転し、印画紙3の先端付近の印
画開始位置をサーマルヘッド4上の発熱体5に対応する
位置に移動させる。インク紙2の印画紙3と接触する面
には、熱転写インクが3色又は4色、それぞれ印画面の
一画面分の大きさで面順次に塗布されている。次に1巻
取軸9が矢印B方向に回転し、インク紙2を送り、1色
目のインクの位置決めを行う。インク紙2の1色目の位
置は。
L E D12及びセンサ14によりその色を判断する
ことにより、検知する。インク紙2の詳細な位置決め方
法は後述する。LED12及びセンサ14で検知された
インク紙2の1色目の先端は1巻取軸9をさらに矢印B
方向忙送り、印画紙3と同様IC?−マルへラド4上の
発熱体5と対応する位置に移動させる。次に、サーマル
ヘッド4は同図(b)に示すように下がり、印画紙3と
インク紙2を重ねて。
ドラム6との間に圧着する。この状態で1発熱体5は発
熱し、インク紙2に塗布された熱転写インクを印画紙3
に転写する。発熱体5はドラム6の軸方向に512ドツ
ト並んだ250μm X 140μmの小さな抵抗体で
構成され、それぞれの抵抗体への通電時間を独立に変化
させることにより、各抵抗体が独立な熱量を発生する。
各抵抗体の発生する熱を受けたインクは、その熱量に応
じたインク量を溶融又は昇華することにより、印画紙3
上に転写する。各抵抗体への通電時間を制御することに
より。
印画紙3上に制御された濃淡を有する512画素の記録
を行う。以上の動作により印画紙3上に1ライン512
画素の記録を行った後、ドラム6は矢印入方向に1ステ
ップ回転し1次のラインの記録を行う。以上の動作1f
!:640回行うことにより、印画紙3上には−640
X 512画素の濃淡を持つ画像か記録される。一画面
の記録が終了した後、再び同図(Ll) K示すように
サーマルヘッド4は上昇し、ドラム6上のチャック7に
接触しないように上に退避する。ドラム6はさらに矢印
入方向に回転し、再び印画紙3の先端付近の印画開始位
置をサーマルヘッド4上の発熱体5に対応する位置に移
動させる。次に1巻取軸9が矢印B方向に回転し、イン
ク紙2Y送り、2色目のインクの位置決めを行う。
この時のインク紙2の2色目の位置決めは、インク紙2
を一定量送り出すことにより行う。具体的には、供給軸
8の回転量を供給軸8と同軸に設けたクロック板36の
回転を、その表面の白黒パターンをクロック用LED3
7で照明しクロックセンサ38で読み取ることにより測
定し、インク紙2の送り量をクロック板36の白黒パタ
ーンの数で決める。
この時、インク紙2の供給軸8上の巻き径の大小により
、同じクロック板36上の白黒パターンの数だけインク
紙2を送っても、同じ長さのインク紙−2か送られる択
ではない。この場合、後述するように、インク紙2のパ
ターンでインク紙2の送り量の変化を相殺するか、同図
(b)における印画動作中に、供給軸80回転量とイン
ク紙2の送り量を印画ライン数により測定し、インク紙
2の供給軸8上の巻き径を求めることにより補正する。
インク紙202色目の位置決めが行われた後、熱転写記
録装置は再び同図(blの状態となり、2色目の印画を
行う。3色目の印画も同様に行い、その後。
ドラム6は矢印Aと反対方向に回転し、印画紙2な排紙
路11を通して熱転写記録装置の外に排紙する。
第2図は1本発明による熱転写記録装置の全体の構成を
示す斜視図である。第1図に示した供給軸8及び巻取軸
9はインク紙カセツ)15内に装着され、熱転写記録装
置への両軸の装着はインク紙カセット15を熱転写記録
装置内に挿入することにより一度に行われる。
第3図に、インク紙カセット15の一例の三面図を示す
。供給軸8は供給軸収納部39内に1巻取軸9は巻取軸
収納部40内に装着され1両軸の間にはインク紙2が張
り渡されている。供給軸収納部39と、巻取軸収納m4
0は連結部88によりつながれ1両軸収納部は一体化し
ている。このインク紙カセッ)15を第2図尤示した熱
転写記録装置に装着することにより、供給軸8及び巻取
軸9が同時に熱転写記録装置に装着される。
第4図に、本発明によるインク紙2上のインクの塗りパ
ターンを示す。(a)はインク紙2′4を印画に用いる
3色のインク、即ちYe 、 Mg 、 Cyの3色の
インクのみで構成した例であって1本実施例による印画
におけ′る色順序はYe 、 Mg 、 Cyの順に印
画紙3に記録される。インク紙2へのインクの塗布パタ
ーンは3色それぞれのインクを間に透明部分21 、2
2゜23 、24を挟んで1図示しない印画紙3上の印
画領域と同じかそれ以上の大きさで塗布されている。
インク紙2の熱転写記録装置上での進行方向は26の通
りであり、この場合インクの色順はYe 、 Mg 。
cyの順であるが、どの色を最初に印画するかはインク
紙を見ただけでは分らず、熱転写記録装置が印画する色
順な知っている必要がある。しかし。
インク紙2の作成を同図(b) K示すように、黒のイ
ンクを用いて4色印刷する必要がなく、低コスト化が行
われる。次に同図(b)に黒のインク25を用いて印画
における先頭位置を表示した例を示す。インク紙2の熱
転写記録装置内の進行方向は26の通りであり、各色の
インク及び透明部分21 、22 、23゜24のパタ
ーンは同図(a)の例と同一である。本例ではインク紙
2の先頭色Ye17の前に黒25で先頭色の表示を行う
。ここで、黒25とCy19の間には透明部分を設けな
いことを特徴とする。本発明における熱転写記録装置は
(al及び(b)のインク紙を同一の機器構成及び読み
取りアルゴリズムでインク紙の先頭位置決めを行うこと
を特徴とする。先頭位置の検出方法は後述する。
第5図に、第4図に示した本発明によるインク紙2の先
頭位置を検知する方式の一例を説明した図を示す。(a
)は第4図(a)と同様にインク紙2を3色のインクの
みで構成した例であって、その色順はYe 、 Mg 
e C)’の順であり、印画における先頭色はYeであ
る。熱転写記録装置に装着されているLED12は本発
明においては赤い光のLED、センサ14は可視光セン
サであり、 Ye 、 Mg 、 Cy、及び透明のイ
ンクの内、セン、すの出力はCyのインクのみLであり
、他の色はHの信号を出力する。従って、先頭色Yeの
位置を検知するためにはセンサ出力信号27の立ち上が
りセンス部分28の検知を行えばよい。
同図(b)にインク紙2の先頭表示として黒25を印刷
したインク紙2の一例を示す。このインク紙2を同図(
a)と同じ赤のLED12と可視光のセンサ14で頭出
し検知を行うと、センサ出力信号27にインク紙2の先
頭を示す立ち上がりセンス部分が、28と29の2箇所
現れる。頭出し検知動作なCy19の位置から行った場
合、立ち上がりセンス部分28の位置を先頭色と見なし
てしまい、同図(a)に比べ、先頭色の位置を透明21
と黒25の幅の合計だけ先行して判断してしまう、しか
し、後述するインク紙2上のインク色長さが印画紙3へ
の印画を行う部分の長さに対して十分に長(余裕がある
場合は、透明21と黒250幅の合計だけ先頭位置が狂
っても問題無(使用出来る。同図(c)に、インク紙2
上でCy19と黒25の間に透明部分が無いインク紙の
例を示す。。
この場合、前記したLEDとセンナの組み合わせにおけ
るセンサ出力信号27は、その立ち上がりセンス部分2
8を1箇所だけ持ち、同図(a)と同様なインク紙の先
頭色の位置決めが行われる。以上のインク紙2のパター
ン及び、LED及びセンナの組み合わせ、センサ信号ゐ
立ち上がり検知により。
インク紙2の種類が複数糧、即ち頭出し用の黒々りの有
無にかかわらず、同一の熱転写記録装置の機構部、位置
出しアルゴリズムでインク紙の先頭色の位置出しが行わ
れる。また、同図の説明において、LED12とセンサ
14の組み合わせを、赤いLED及び可視光センサで行
ったが、同様の信号を出力する他のLED及びセンサの
組み合わせ、例えば近赤外光のセンサを用いて、長波長
域の光。
例えば800nm程度の波長を見ることにより、 Cy
 。
Mg 、 Ye 、黒、透明の5色のうち、 cy 、
黒のみり。
他の色はHとなるような組み合わせで先頭色を検知して
も良い。また、第1図において、インクの色の検知を分
離したLED12及びセンサ14により透過光で検知し
たが、これは1ブロツク化されたLED及びセンサによ
りインク紙の反対側に反射板を、おいて1反射光の検知
を行っても良い。さらに本実施例では、 Ye + M
g * C’/の順で印画を行う熱転写記録装置及びイ
ンク紙を例としたが、これは別の色順となっても3色目
から1色目への信号変化と、黒から1色目への信号変化
が等しくなるようなセンサを用いればよ(1色の順序は
問わない。。
第6図に、センサ開口部の大きさとインク紙2上の透明
部分の幅の関係を説明した図を示す。センサがインク紙
の色を検知する範囲は点ではな(、。
一定の大きさのセンサ開口部31を持っている。従って
センサ出力信号27の波形も、 Cy又は黒から透明へ
の変化における立ち上がりが、瞬時に行われるわけでは
な(、センサ開口部31の形状による一定の傾きをもっ
て変化する。センサ出力信号27の実際の判断は、ある
スレッシュホールド3(l設定して、コンパレータ等の
レベル判別回路によりスレッシュホールド30より大き
いか小さいかでHかLかを区別する。同図(a) 、 
(blは第5図における(b)。
(C)と同じものであって、センサ出力信号27の判別
をスレッシュホールド30を用いてより詳しく記述しで
ある。センサ出力信号27のパターン及び立ち上がりセ
ンス部分28 、29の判断は第5図と同一のため、こ
こではその説明は省略する。同図(C)にCy19と黒
25の間に位置する透明21の幅を少なくともセンサ開
口部31より小さい一定の幅以下に設定した例を示す。
センサ開口部31がインク紙2の上を走査し、Cy19
上から透明21にかかるにつれて、センサ出力信号27
はそのレベルが上がっていく。しカシ、セン”j 出力
信号270レベルがスレッシュホールド30に達する前
に、センサ開口部31は透明部分21から黒25に達し
、センサ出力信号27のレベルは下がる。このため、 
cyt9と黒25の間に透明21小さな幅だけ設けても
、センサ出力信号27はスレッシュホールド30に達せ
ず、Hとして認識することはない。インク紙2の製造工
程において、同図(b)に示すインク紙を作成する場合
、Cy19と黒25の境界部に隙間を設けないように精
度を確保するととが難しく、かつ2色のインクを重ねて
印刷することにより版が汚れる等の問題がある場合は、
一定幅以内の条件で透明部分を設けても良い。
第7図に、熱転写記録装置の印画動作を説明する動作モ
ード図の一例を示す。(a)は熱転写記録装置が印画動
作の初期化を行っている状態であって。
サーマルヘッド4は上昇した状態で巻取軸9がインク紙
2を巻き取っている。この動作中に、M1図におけるL
ED12とセンサ14を1ブロツク内に収めたセンサブ
ロック32がインク紙20色を検知し、第5図(a)又
は(C)に示した立ち上がりセンス部分を探している。
センサブロック32が立ち上がりセンス部分を検知した
後、サーマルヘッド4上の図示しない発熱体の下にイン
ク紙2の先頭色が達するまで1巻取軸9はさらに一定長
さのインク紙。
2を送る。この時、インク紙2の送り長さの測定は供給
軸8と同軸に設けた図示しないクロック板とクロック板
を検知するクロック用LEDおよびクロックセンサによ
り行う。
同図(b)は印画紙の熱転写記録装置への取り付は動作
であって、図示しない給紙路から挿入された印画紙3は
ドラム6上に設けられたチャック7によりドラム6上に
固定される。ここで、同図(a)と同図(b)の動作は
お互いに独立しているため、この順番は逆如なってもよ
い。
同図(c)は印画紙3の頭出し動作であって、ドラ。
ムロは印画紙3をドラム6上のチャック7により固定し
た状態で回転し、印画紙3をドラム6の外。
周に巻き付けつつ印画紙3の先端の印画開始位置ヲサー
マルヘッド4上の図示しない発熱体の下に達するまで搬
送する。
同図(d)に熱転写記録装置が印画動作を行っている様
子を示す。サーマルヘッド4は矢印A方向に下がり、ド
ラム6上の印画紙3にインク紙2を重ね、ドラム6との
間に押し付ける。この状態でサーマルヘッド4上の図示
しない発熱体は発熱し、インク紙2′?:加熱すること
によりインク紙2上に塗布された熱転写インクを溶融又
は昇華させ印画紙3に転写する。lラインの記録が終了
後、ドラム6は1ステップ回転し、再び発熱体がインク
紙2)加熱し1次のラインの印画を行う。同様な動作を
640回繰り返し、−色、一画面の印画を行う。
同図(e)に2色目、3色目の印画を行うための熱転写
記録装置の初期化を行っている様子を示す。
サーマルヘッド4は再び上がり、インク紙2はその2色
目又は3色目の先頭位置がサーマルヘッド4上の図示し
ない発熱体の下に達するまで1巻取軸9はさらに一定長
さのインク紙2を送る。この時、インク紙2の送り長さ
の測定は供給軸8と同軸に設けた図示しないクロック板
とクロック板を検知するクロック用LEDおよびクロッ
クセンサにより行う。同時にドラム6は印画紙3をドラ
ム6上のチャック7により固定した状態で回転し。
印画紙3の先端の印画開始位置をサーマルヘッド4上の
図示しない発熱体の下に達するまで搬送する。その後、
再び同図(d)の状態になり、熱転写記録装置は2色目
、3色目の印画を行う。
同図(f)に熱転写記録装置の印画動作が終了し。
印画紙3を熱転写記録装置の外九排紙する状態を示ス。
サーマルヘッド4は上がりインク紙2はド)ムロから離
れる。その後ドラム6は印画時とは逆の方向に回転し、
印画紙3を図示しない排紙路に排紙する。
第8図は、第1図、第7図に示した供給軸の回転を検知
する供給軸回転検知部の構成例を示した斜視図である。
インク紙カセット15は熱転写記録装置の機構部34内
のドラム6の上部に装着され。
供給軸収納部39内の図示しない供給軸8と巻取軸9の
間に張り渡されたインク紙2を、サーマルヘッド4がド
ラム6に押し付ける。ドラム60回転に伴ってインク紙
2は搬送され、サーマルヘッド4の下を通過したインク
紙2は巻取軸9に巻き取られる。この時1巻取軸9には
機構部34よりトルク伝達軸33が挿入されており、ト
ルク伝達軸33が回転することにより巻取軸9も回転し
、インク紙2を巻き取る。同様に、ドラム6の回転に伴
ってインク紙2は供給軸より巻き出されるが、この時の
供給軸の回転は、機構部34より供給軸に挿入された供
給軸回転検知部35に伝達される。供給軸回転検知部3
5と同軸にはクロック板36が設けてあり。
−クロック板36に記載又はシール状の部材により貼り
付けられた白黒のパターンがその回転により交互に現れ
る。クロック板36を照明するクロック用LED37と
クロック板36の反射光を検知するクロックセンサ38
が設けてあり、クロック板36上の白黒パターンを読み
取る。クロックセンサ38の信号出力部はクロックセン
サ38の前を通過した白黒パターンに従ってHとLの信
号を交互に出力する。このHとLの回数を数えることに
より、供給軸の回転量を検知し、インク紙2の搬送量を
検知する。また本実施例では、クロック板36Y供給軸
8と同軸に設けたが、これは巻取軸9に設けてもよ(、
インク紙2の搬送に係わる他の部材に設げても良い。
第9図は供給軸の外径によって変化するインク紙上の印
画に使用するインク部分の位置変化を示す図である。同
図(a)はインク紙2が供給軸に十分に巻かれている状
態であり、供給軸インク外径43は太い。インク紙2の
先頭色検知部分はCy19と透明21の境界部分であり
、第1図において、センサ14がこの境界部分を検知し
た後、インク紙2を頭1し送り48だけ搬送して、イン
ク紙2の印画における位置決めを行う。次に、印画によ
るインク紙搬送が印画長さ45だけ行われる。その後、
2色目のMgを印画するためのインク紙2の位置出しが
行われ、インク紙2は空送り46だけ搬送され、1色目
と同様に印画が行われる。3色目のCyの印画も同様忙
、空送り46の搬送後に印画長さ45の印画が行われる
。この時、印画長さ45はインク紙2上のインク塗り長
さ41の常に後端に寄っている。同図(b)はインク紙
2が供給軸だほとんど無い状態であり、供給軸インク外
径44は細い。同図(a)と同様に先頭色の検知後1頭
出し送り49を行うが、この量は供給軸の回転量を用い
て制御する。即ち、供給軸の例えば1回転だけインク紙
2を搬送するため、供給軸インク外径44が(a)の供
給軸インク外径43に比ペセ細い(b)の場合は、供給
軸インク外径44の外周が(a)の供給軸インク外径4
3の外周に比べて小さいため、その頭出し送り49は(
a)の頭出し送り43に比べて小さい。その後の印画長
さ45は(a)と(b)は同等だが、空送り47も(a
)の空送り46に比べて小さく、1って印画長さ45は
インク紙2上のインク塗り長さ41の常に後端に寄って
いる(a)の場合と異なり。
1色印画を行う毎に、インク塗り長さ41の先端に寄っ
て(る。インク塗り長さ41の長さを、印画長さ45の
位置が最も先端に寄っても、印画長さ45がCy20か
ら透明23にはみ出さない程度に長(とることにより1
頭出し送り48 、49及び空送り46 、47’&供
給軸の一定量回転で制御することが出来る。
第10図は、第9図と同様に供給軸の外径によって変化
するインク紙上の印画に使用するインク部分の変化を示
す図である。同図(a)はインク紙2が供給軸に十分に
巻かれている状態であり、第9図の(a)と同様である
。同図(b)はインク紙2を使用して供給軸インク外径
が細くなった場合を示す。この状態は第9図(b)と同
じで、インク紙2のインク塗り長さの先端方向に印画部
分が移動している。
しかし1本実施例の場合、この状態でもまだインク紙2
は完全に使いつ(した状態ではな(、供給軸インク外径
はさらに細くなる。同図(C)はインク紙2がさらに使
用され、供給軸インク外径がイン。
−り紙2が全部巻かれている状態から半分程度のインク
紙2が使われた状態を示す。インク紙2のインク塗り長
さの中で、印画部分はさらに先端に寄り、 Cy印画部
分77はMg 1BとCy19の間の境界78を越えて
いる。この状態で印画を行うと、 Cyの印画を行う部
分の一部がMgのインクにより行われ、正常な印画が行
われない。(d)にこの問題点を解決したインク紙の例
を示す。解決方法は後述するが、インク紙2の供給軸イ
ンク外径の値に応じて、第9図における空送り46 、
47の長さを切り換えることによる。即ち1例えばイン
ク紙2が供給軸に十分に巻かれている状態では、空送り
を供給軸1回転分行っていたのに対し、インク紙2が供
給軸に半分以下の量だけ巻かれている状態では、空送り
を供給軸2回転分送ることにより、印画部分の境界78
からのはみ出しを防止する。その効果として。
インク紙2が供給軸に半分以下の量だけ巻かれている状
態では、供給軸1回転分のインク紙2を空送りした場合
には(c)のようになるところが、供給軸2回転分のイ
ンク紙2′1に空送りすることにより、−(d)のよう
にする。さらにインク紙2を使用し、供給軸に殆どイン
ク紙2が巻かれていない状態になった時、インク紙2の
使用状態は(e)のようになり。
9ンク紙2のイン、り塗り長さの範囲内に印画部分。
は収まる。供給軸インク外径は、供給軸の回転量を検出
するクロックセンサ出力の1クロツク分に対応する分の
後述するインク紙2の送り量の絶対長さを測定すること
により求められる。本実施例ではインク紙2の空送り長
さをインク紙2の使用状況に応じて2段階に変化させた
が、これは何段。
階でもよく、後述するクロックセンサ出力の1クロツク
分に対応するインク紙2の送り量の絶対長さを測定する
ことにより常にインク紙2上の同じ位置に印画部分が来
るようKしてもよい。
第11図に、前述したクロックセンサ38の出力の1ク
ロツク分に対応するインク紙2の送り量の絶対長さの測
定の一例を示す。同図(a)は熱転写記録装置のドラム
6を駆動する機構部の一例を示した側面図である。本図
において、印画中のインク紙2はドラム6の回転に伴っ
て搬送されるため、印1中はインク紙2の絶対送り長さ
を測定することが出来る。インク紙2の絶対送り長さの
具体的な測定方法は、ドラム6を駆動するモータ55と
同軸にFG発生器54を設け、モータ55の回転状態を
例えば1回/周のパルス信号で出力し、前記クロック信
号56と対応させることにより行う。モータ55の回転
トルクは減速ギア51及びトルク伝達ベルト50ヲ通し
て、一定の減速比をもってドラム6に伝えられる。例え
ば、ドラム60回転量の印画における1247分の回転
とモータ55と直結したFG発生器54の出力であるF
G信号出力53のクロックを一致させることにより、F
G信号出力53を印画における1ライン印画開始タイミ
ング信号として扱うことが出来る。そのため、おなじ信
号を用いて、クロック信号出力52の1クロツクに対応
するインク紙2の絶対送り量を測定することが出来るた
め、インク紙2送り量測定のための新たな部材を取り付
ける必要がな(、コストアップを抑えることが出来る。
同図(b)はクロック信号56とFG信号57の対応図
である。同図において%FG信号57カ測定範囲は、ク
ロック信号56の2つの立ち上がりセンス部分2Bの間
であり、その間のFG信号57の立ち上がりセンス部分
29は5つ存在し、クロック信号56の1周期の間に、
印画紙2は5ライン分搬送されることが分かる。この場
合、クロック信号56とFG信号57の位相位置によっ
てFG信号57の計数値は最大±1の誤差が生ずる。こ
の誤差を考慮した上で、第10図における空送り長さの
制御を行う必要かある。
第12図は、熱転写記録装置のシステム制御マイコンに
よるインク紙2の絶対送り長さの測定フローチャートの
一例である。(a)は1色1画面の印画を行うためのマ
イコンの動作フローチャートであって、以下その動作を
説明する。カウンタの初期化58は640ラインの印画
を行うカウンタの初期化で。
あり、同時に後述するFG数の計数を行うカウンタの初
期化も行っている。つぎにドラム6を駆動するモータ5
5の回転量を計測するFG信号57をFGデータ読み込
み59により行い、立ち上がり変化60において、FG
倍信号立ち上がり検知位置にある−かどうかを判別する
。ここで本フローチャートにおいて、立ち上がり変化6
0は前回のFGデータ読み込みと前前回のFGデータ読
み込みを比較して立ち上がり変化の検知を行う。立ち上
がり変化60において、FG倍信号立ち上がり検知か行
われない場合は、再びFGデータ読み込み59に戻り、
立ち上がり変化60を行い、立ち上がり検知が行われる
まで繰り返す。FG倍信号立ち上がり検知が行われると
1次にカウンタ動作61を行い、クロック信号56とF
G信号57の対応をとる。カウンタ動作61の詳細は後
述する。熱転写記録装置のマイコンはFG倍信号立ち上
がりを捕えた時点で、現在の印画ライン数が640ライ
ンに達したかどうかの判定を行い、640ラインに達し
ていれば一画面の印画が終了したと見なす。640ライ
ンに達していなl レバffイロンはサーマルヘッド4
を発熱させるためのストローブ発生63ヲ行い、同時に
印画ライン数のカウンタを1ライン増やす。その後、再
びFGデータ読み込み59を行い、前述した動作を繰り
返す。次に同図(b)にクロック信号56とFG倍信号
57の対応をとるためのカウンタ動作61の詳細を示す
。カウンタ動作61は3つの動作モードに分類される。
それは、第11図(b)における(1)立ち上がりセン
ス部分28以前、(2)立ち上がりセンス部分28と2
8の間でFG倍信号計数を行うモード、(3)立ち上が
りセンス部分28′以降の3つであり、同図(a)のカ
ウンタ初期化においてモードフラグは(1)に設定され
ている。印画の開始後、モードフラグ判定65により制
御はFGカウンタリセット66に移り、測定するFGの
計数カウンタをOにする。次忙りロックデータ読み込み
6フにおいてクロックセンサの出力信号を読み込む。次
に立ち上がり変化68においてクロックデータが第11
図(b)の立ち上がりセンス部分28の位置にいるかど
うかを判断する。立ち上がり変化68は同図(a)の立
ち上がり変化60と同様に前回のクロックデータ読み込
みと前前回のクロックデータ読み込みを比較して立ち上
がり変化の検知を行う。クロックデータが立ち上がり変
化をしなければカウンタ動作61を終了して、同図(a
lの制御に戻り1次のラインの印画時に同様な動作を行
い。
ノロツクデータの立ち上がりを待つ。クロックデータの
立ち上がりが検知された場合は、モードフラグ=(2)
としてカウンタ動作61を終了し、次のライン印画な待
つ。モードフラグ判定65において、モードフラグ=(
2)の場合は、モードフラグ=(1)のクロックデータ
の立ち上がり検知と同様に、第11図(b)における立
ち上がりセンス位置28′の検知を待つ。立ち上がりセ
ンス位置28%検知が行われない間は立ち上がりセンス
位置28と立ち上がりセンス位置28゜0間であり1本
ルーチンは1ライン印画に一回だけ通過するため1本ル
ーチンをモードフラグ=(2)で通過する度にINC,
FG数によりFGカウンタな1だけ増加すればよい。モ
ードフラグ=(2)の状態で、立ち上がりセンス部分2
8′を検知した場合は、FGカウンタな増加させず、モ
ードフラグ=5’(3)73としてカウンタ動作61を
抜は出す。その後は、クロックデータの1クロック分に
対応するFG7’−タのカウント数が計数されているの
で1本ルーチンはなにもする必要がなく、モードフラグ
= (3) においてなんの動作も行わず印画動作を続
行する。
第13図に前述、した、クロックデータの一周期の間の
FG倍信号数を用いて、第10図に示した空送り長さの
切換を実際に行5例を示す。同図(a) K示す本実施
例において、供給軸インク外径43を15顛から301
1.  lクロック回転角79”kl/8周とすると。
クロック1周期におけるインク紙2の送り長さは5.8
911から1.1.78mmとなる。ここで、IFG送
り量80を190μmとすると、クロック1周期におけ
るインク紙2の送り長さはFG数の単位で31から62
となる。同図(b) K F G数を2進数で表記した
表を示す。FG数は31から62まで変化し、その時空
送り長さの切換はその中間値の48位で行うとする。表
に示すように、31と32の間でMSBが0から1に変
化し、47と48の間でLSBから5bit目がOから
1に変化する。そこでLSBから5bit目と6bit
目(MSB)のANDを取り、その結果が1であれば。
空送り長さを長くするよう切り換えることにより。
複雑な判断を必要とせずに切換アルゴリズムが完成する
。同図(c) K前記したFG数測定と判断アルゴリズ
ムをハードウェア回路として構成した図を赤す。カウン
タ81はクロック信号56を遅延82を通してリセット
84に入力する。クロック信号82によりリセットされ
たカウンタはFG信号57の数を数え始める。カウンタ
81の計数結果は6bitのパラレル信号として出力さ
れる。この出力の5bit目と6bit目の出力をAN
D85により論理積を取りランチ86に入力する。ラッ
チ86はクロック信号56の次の立ち上がりを検知して
、AND85の出力をラッチするが、カウンタ81のリ
セットはラッチ86のラッチ動作が行われた後に、遅延
82による遅延時間の経過後に行われるので% lクロ
ック内におけるFG数の正確な計数及び処理が行われる
。カウンタ81の出力の5bit目と5btt目の論理
積動作はシステム制御マイコンのBIT−TEST命令
等のソフトウェアによる処理を行ってもよい。
第14図に、第7図で示した熱転写記録装置の印画動作
モード図の他の実施例を示す。全体の動作モードは第7
図と同じためここでの説明は省略するが、同図(a)に
おける、インク紙2の初期化動作が異なる。第7図にお
いては、センサブロック32゛は図示しない熱転写記録
装置機構部のシャーシに固定されサーマルヘッド4が上
がった状態でインク紙2の先頭位置決めを行っている。
本実施例においては、センサブロック321にサーマル
ヘッド4上に設け、インク紙2の先頭位置決めを行うた
めのインク紙2の搬送をドラム6を回転することにより
行う。第11図の説明で述べた。インク紙2の絶対搬送
量とクロックの関係は、この先頭位置決め動作中に行う
ことが出来、印画中のマイコンの動作に負担をかけるこ
とは無い。
第15図に、インク紙の絶対送り長さを測定する他の実
施例を示す。同図(a)は熱転写記録装置のサーマルヘ
ッド4に設けられた引きはがしローラ89’i?用いる
例である。引きはがしローラ89は、発熱体5の下を通
過して、印画紙2に貼り付いたインク紙2を印画紙3か
ら急角度で引きはがすローラである。引きはがしローラ
89はドラム6に押し付けられており、ドラム6の回転
即ちインク紙20走行量にあわせて回転する。引きはが
しローラ89にクロック板36を設°けてインク紙2の
走行量を実測オることにより、第11図と同じデータを
取得することが出来る。同図(b3は、インク紙2のテ
ンシ日ンを付加スるテンションローラ90 、91を設
け、テンションローラ90上にクロック板36を設ける
ことにより、インク紙20走行量を実測する。この場合
、インク紙2の絶対走行量を常に測定することが出来る
ため、供給軸80回転量検知を用いずに。
インク紙2の空送り量の制御を行うことが出来る。。
第16図に、インク紙2の先頭位置の検知方式の。
他の例を示すインク紙及びセンサ出力信号の正面、1図
である。同図(a)において、インク紙20色順は。
前述した色順と異なり、Cy、Mg、Yeの順である。
。 この時、前述したと同じセンサ、即ちRiのセンサを使
用した場合の信号出力を示す。Rセンサ信号出力95は
1Mg18とCy19の間、即ち3色目と1色目の間、
インク紙2の先頭位置でHからLに変化する。この立ち
下がりセンス部分93 、94を検知することにより、
Cy 、 Mg 、 Yel@のインク紙でも先頭位置
の検知を行うことが出来る。同図(b)に同図(a)で
示したCy 、 Mg 、 Ye順のインク紙に黒の頭
出しマー/251に設けた場合の例を示す。この場合R
センサ出力信号95の立ち下がり部分93は、Mg18
と黒250間に現れ、同図(a)に示した位置とは、黒
25の帯の幅だけ異なった位置で検知する。この場合、
黒25の帯の幅だけインク紙2の位置が狂っても、イン
ク紙2上の印画部分が各色の中に入るように、インク紙
20色ピッチを設定又はインク紙2の2色目、3色目の
頭出し制御を行えば良い。以上のような操作により1色
順がCy 、 Mg 、 Ye順でも1頭出し黒マーク
25の有無に関わらず、熱転写記録装置の同じ機構部及
び頭出しアルゴリズムでインク紙2の頭出しが行われる
第17図は、他の色センサを用いてインク紙2の先頭位
置決めを行った場合を示す図である。色順はCy 、 
Mg 、 Yeの順で第16図の例と同じである。本実
施例においては、センサの色にGY用いている。
Gセンサ出力信号96はMg18とCy19の間で、L
からHに変化する。即ち立ち上がりセンス部分28 、
29の検知°により、第5図で説明した方法で先頭色の
位置決めが行われる。第16図、第17図の説明に示し
たように、成る色順において、その頭出しを行うための
機器構成及び読み取りアルゴリズムには2種類の方法を
選ぶことが出来る。実際には、センサのコスト、ソフト
ウェアの規模忙よって、最適な方法を選べばよい。
第18図にセンサの種類とインク紙20色との関係を示
す。同図(a)はセンサ色とインク紙2の色の波長スペ
クトルの関連図であって、横軸は波長99で縦軸は透過
率98である。例えば、R光105の使用において、 
Yeスペクトル100及びMgスペクトル101はR光
105ヲ透過するため、センサの出力はHになり、 C
yスペクトル102はR光105を透過しないためLに
なり、前述した頭出しセンスが行われる。また赤外光即
ちIR光106ヲ用いた場合。
各色のインク紙2の赤外域でのスペクトルがR光105
のスペクトルの延長上にあり、同じ挙動を示す場合は、
前記したRセンサの代わりに赤外センサを使用すること
が出来、センサのコストを下ケることが出来る。同図(
b)はインク色種類108とセンサ種類107の組み合
わせによる1、センサ出力信−号の関係を示した表であ
る。例えば、Rのセンサを用いた場合は、Cy及び黒イ
ンクではセンサ出力はLになり、他の色ではHになる。
インク紙2の先頭色を検知する・ためには、3色目と1
色目の信号出力が異なるよ5なセンサを選択すれば良い
第19図に赤外センサを用いて、インク紙20頭出しを
行う一例を示す。赤外光即ちIRセンサを用いた場合の
信号出力はRセンサを用いた場合と同様であるが、この
場合、 YeとMgの区別ができないため、Cyが2色
目に(る場合は、先頭位置を検知することが出来ない。
この場合本実施例においては、印画中にCy19とYe
17の境界、即ち2色目と3色目の境界を検知し、3色
目のYe17の印画中K。
既に次の画面の先頭位置決めのための送り量測定109
を行う。本実施例において、インク紙カセットを印画の
待機中に熱転写記録装置から外すような操作を行った場
合は、入れたカセットのインク紙が既に頭出しが行われ
ているかどうかの判断をする必要がおる。本実施例では
、カセットを一旦取り外して、再び装着した場合は、1
画面分のイーシフ紙2が無駄にはなるが、インク紙2の
空送りを行い1次のCy 、 Ye間をセンスして1頭
出しを行う。またユーザーがインク紙カセットをプリン
タから取り外した時には、カセットを装着する前に、イ
ンク紙2を手で少な(とも1色分巻き戻し、カセットの
窓からCyのインク紙2が見える状態で装着すれば、イ
ンク紙2の無駄熱(次の画面の頭出しが行われる。同図
(b)は前記したインク紙2の巻き戻しを熱転写記録装
置が行う例を示す側面図である。カセットの熱転写記録
装置への装着直後に、)モータ55が回転し、そのトル
クは減速ギア51及びトルク伝達ペル)50を介して供
給軸8に伝えられる。供給軸8は矢印り方向に回転し、
インク紙2を巻き戻す。インク紙2はLED12及びセ
ンサ14(IRセンサを使用)がインク紙2のYeから
Cyへの変化点、即ち信号がHからLになる点を検知す
るまで巻き戻され、その後同図(a)にて前述した方法
により先頭色の位置決めを行う。これらの方法により、
IRセンサの使用においても任意の色順のインク紙20
頭出しを行うことが出来る。本実施例の場合、 Yeと
鳩の間に図示しない黒マークをitlても、インク紙2
0色センスによる立ち上がりセンス部分28の検知は、
2色目から3色目の印画中に行うため1頭出し動作には
影響しない。
〔発明の効果〕
本発明による熱転写記録装置及びインク紙によって、3
色のインクで構成したインク紙と、3色及び黒色の頭出
しマークの4色で構成したインク紙を同一の熱転写記録
装置に同一の頭出しアルゴリズム及び機器構成で頭出し
動作を行うことが出来、複数種のインク紙の互換使用を
行うことが出来る。また、2色目、3色目の位置決めを
各色の先頭位置を判別するセンサを用いることなく行う
ことが出来、不要なコストアップを防止出来る。
さらに、2色目、3色目の位置決めをインク紙の送り長
さを制御することにより、インク紙の先頭を常に正確な
位置に決めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による熱転写記録装置の構造及び動作を
説明する側面図、第2図は本発明による無転写記録装置
の全体の構成を示す斜視図、第3図はインク紙カセット
の三面図、第4図は本発明によるインク紙上のインクの
塗りパターンを示すパターン図、第5図はインク紙の先
頭位置を検知する方式を説明したパターン図、第6図は
センサ開口部の大きさとインク紙上の透明部分の幅の関
係を説明したパターン図、第7図は熱転写記録装置の印
画動作を説明する動作モード図、第8図は供給軸回転検
知部の構成例を示した斜視図、第9図は供給軸の外径に
よって変化するインク紙上の印画に使用するインク部分
の位置変化を示す模式図、第10図は供給軸の外径によ
って変化するインク紙上の印画に使用するインク部分の
位置変化を示す模式図、第11図はインク紙の送り量の
絶対長さの測定方法を示すブロック図、第12図は熱転
写記録装置のシステム制御マイコンによるインク紙の送
り長さの測定フローチャート、第13図はインク紙の空
送り長さの切換を実際に行5例を示した図、第14図は
熱転写記録装置の印画動作モードの他の実施例を示す模
式図、第15図はインク紙の走行蓋を測定するための他
の方法を示した側面図、第16図はインク紙の頭出しを
行う他の方法を示した説明図、@17図は他の色のセン
サを用いてインク紙の頭出しを行う方法を示した説明図
、第18図はセンサの色とインク紙の色の関係を示した
図。 第19図は赤外センサを用いてインク紙の頭出しを行う
例を示した説明図である。 1・・・熱転写記録装置、2・・・インク紙。 3・・・印画紙、     4・・・サーマルヘッド。 6・・・ドラム、     8・・・供給軸。 9・・・巻取軸s    12・・・LED。 14・・・センサ、15・・・インク紙カセット。 35・・・供給軸回転検知部。 36・・・クロック板、37・・・クロック用LED、
38・・・クロックセンサ。 43・・・供給軸インク外径。 46・・・空送り、54・・・FG発生器。 78・・・境界、79・・・1クロック回転角。 80・・・IFG送り量、81・・・カウンタ。 87・・・マイコン、99・・−波長。 106・・・IR光。 とπア\ 、〒h ニジ 躬 1 凶 (し)′ ン /r:13 囚 宿 4 囚 Cb) 佑50 (、i)            −ヱ〉′5とつイ巳
号27(Q )      −: 7”7= =、信号
27躬 6ロ 躬q口 第 8回 機#に舒34 躬 lo O 第 11口 躬13圀 躬74麿 (c)(f) 第150 躬 720 筋 lq麿 躬 /& 0 イ′りき狸顧tog    (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄い帯状フィルム又は紙にYe、Mg、Cyの3色
    のインクをそれぞれ印画面の一画面の大きさに塗布した
    インク紙と、該インク紙及び該インク紙を巻装したイン
    ク軸と、該インク紙を巻き取るインク軸を対としてカセ
    ットケース内に併設したインク紙カセットを用い、印画
    紙と該インク紙とを重ねあわせて上からサーマルヘッド
    により加熱することにより、インクを該印画紙に熱転写
    し、記録を行う熱転写記録装置において、該インク紙を
    Ye、Mg、Cyの3色のみで構成したインク紙と、前
    記3色の他に先頭印画色を表示するマークを塗布したイ
    ンク紙の両方を同じ動作によりインク紙の先頭位置を検
    知するためのインク紙のインク塗布パターンと色判別手
    段を設けたことを特徴とする熱転写記録装置。 2、特許請求の範囲第1項に示す熱転写記録装置及びイ
    ンク紙において、インク紙の2色目、3色目の先頭位置
    までインク紙を搬送する搬送手段と、インク紙の搬送量
    を測定する測定手段を設けたことを特徴とする熱転写記
    録装置。 3、特許請求の範囲第2項に示す熱転写記録装置におい
    て、インク紙の搬送量をインク紙の使用状態に応じて切
    り換えるための判断及び切換手段を設けたことを特徴と
    した熱転写記録装置。 4、特許請求の範囲第1項に示す熱転写記録装置におい
    て、前記インク紙の色検知を1色目と2色目の間または
    2色目と3色目の間で行い、前記検知位置から一定量の
    空送りを行う空送り手段を設けることにより3色目と1
    色目の間のインク紙先頭位置決めを行うことを特徴とし
    た熱転写記録装置。
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