JPS60190381A

JPS60190381A - 多色刷りプリンタ

Info

Publication number: JPS60190381A
Application number: JP4639384A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Mitsuishi; 三石　勉; Hiroshi Sato; 博佐藤
Original assignee: Nikon Corp; Nippon Kogaku KK
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 1984-03-13
Filing date: 1984-03-13
Publication date: 1985-09-27
Anticipated expiration: 2010-01-11
Also published as: JPH07411B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の属する技術分野〕本発明は、熱転写形カラープリンタにおけるインクシー
トの色境界部検出装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来熱転写形カラープリンタは、例えばインクシートと
記録紙を固定ラインヘッドとプラテンの間に挾み、これ
らインクシートと記録紙と？−緒に移動して転写するも
のが知られている。これはインクシートと用紙とライン
ヘッドの巾がほぼ同一であり、ラインヘッドの長手方向
と直交する方向に一定の長さで三原色のインクが用意さ
れており、１つの用紙にこの三原色のインフケ重ねてプ
リントすることによってカラープリントを行うものであ
る。

第１図はインクシート５の説明図である。このシートは
フィルムベース上に減法混色による三原色、例ｊ；＝ば
イエロー（Ｙ）、マゼンタＣＭ）、シアン（Ｃ）からな
る熱溶融性または熱昇華性のインクを塗布乾燥させた各
インク層が同一面積Ｃ巾Ｗ、長さｔが等しい）をもって
予じめ定められた順位で連続的に形成されている。ここ
で各インク層の長さｔは肖然ある程度の余裕をもって用
紙の長さより多少長（設定しておく。

記録ヘッド３は、直接加熱形のものでは記録素子に発熱
体が用いられたサーマルヘッドが、また、電気加熱形の
もの（インクシートのフィルムベースに導電性をもたせ
てそのジュール熱を利用するようにしている）では、針
状電極と帰路電極とを備えたヘッドがそれぞれ用いられ
ている。

ところで、この様な熱転写カラープリンタにおいては、
第１の色で転写した後第２．第３の色で同一用紙て重ね
て転写する際、前述した様に各インク層の長さｔは用紙
の長さより長いので第２或いは第３の色の最初の部分？
検出して転写の準備をする必要がある。

従来、この色境界部の検出ケ、例えば特開昭５８−２０
９５９５号公報に見られるように、インクシートに光？
照射させ、その反射光又は透過光を予シメ各色ノスペク
トル分布に応じて設定された互いに異なる通過帯域ケも
った２つのフィルタラ通し２つの光センサで検出し、各
光センザ出力の有無の組合せによって行なうようにした
ものがある。

しかしながら、この様な方式は、２つのフィルタと２つ
の光センサが必要で、構成が複雑かつ高価になる欠点が
あった。

〔本発明の目的〕

本発明は、この様な従来技術における欠点に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構５父で、かつ安価なインクシート
の色境界部検出装置を提供すること全目的とする。

〔本発明の概要〕

本発明に係る装置は、インクシートの各色の順序があら
かじめ定まっていることに着目し、インクシート５ケ介
的に照射させる単一の単色光源と、この光源のインクシ
ートからの反射光又は透過光全受光する受光手段と、こ
の受光手段からの出力レベルケ判定する判定手段とで構
成されている。

〔実施例〕

第２図は、本発明に係る装置の一例？示す構成説明図で
ある。この図において、１は記録紙（普ａ紙）、３はサ
ーマルヘッド、４はプラテン、５はインクシートである
。サーマルヘッド６はインクシート５’に介して記録紙
１に蛯（抑圧され、また記録紙１とインクシートは一緒
に矢印ａ方向に送られ、捷だ、第２．第３の色による転
写時にはインクシート５は図示していない駆動手段によ
り、矢印す方向に、送られて第２．第６の色の転写の準
備が行われる。

８はインクシート５ケ部分的に照射させる単一の単色光
源で、例えば赤色ＬＥＤが使用される。

９はインクシート５を介して光源８に対向するように設
置した反射板、１０は反射板９からの反射光をインクシ
ート５ケ介して受光する受光手段で、ここでは光源８に
隣接して設置されており、例えばフォトトランジスタが
用いられる。なお、反射板９ｆｔ省略し、この位置に受
光手段１０ｆｆ設置してもよい。

インクシート５は、第１図に示すように、三原色のイン
ク層が面順位に形成されたもの、あるいは、第３図に示
すように、各色の境界部にインク層のない無色部５０が
形成されたものが使用される。なお、インクシート５の
終端部付近に、終端検出用のマーク５１（第２図参照）
を形成させたものでもよい。

この様に構成された装置の動作全欠に説明する。

第４図は、光源８として、赤色Ｌ　Ｅ’Ｄ　Ｔｈ使用し
た場合、その波長と相対発光強度との関係を示した線図
である。赤色Ｔ、　Ｅ　Ｄは、波長領域が６００ｎｍ〜
７００ｎｍ　の赤色光全インクシート５に照射する。

第５図は、インクシート５において、シアン（Ｃ）色の
分光感度を示した特性図であり、約６００ｎｍ以下の波
長の光に対して高い透ｄ４率會示している。

第６図は、インクシート５において、イエロー（Ｙ）色
の分光感度を示した特性図であり、約５５０ｎｍ以上の
波長の光に対して高い透過率を示している。

第２図に戻り、第４図に示すような分光感度の光源８か
らの光は、インクシート５のインク層が第５図に示すよ
うな特性を有する０色である場合、このインク層を通過
する光は両特性の関係から明らかなように非常に少ない
量となる。これに対して、インクシート５のインク層が
第６図に示すような特性ケ有するＹ色である場合、光源
８からの光は高い率で透過し、反射板９で反射し、再び
インクシート全通って、受光手段１０で受光される。

インクシートが破れた場合、光源８からの光は、直接反
射板９で反射し、受光手段１０で受光され、光の減衰は
ほとんどない。同様に第３図に示すインクシートにおい
て、無色部５０全光が通過する場合も、この無色部での
党の減衰以外、はとんどない。

第１図に示すインクシートにおいて、終端マーク（黒マ
ーク）５１の場合は、光の透過ｔは非常に少なくなる。

第７図は、インクシート５の各部分に応じて、受光手段
１０からどのような大きさの信号が得られるかを示した
線図である。

この線図から明らかな様に、受光手段１０からは、イン
クシート５のインク層が０色とＹ色とでは、異なったレ
ベルｅｃ、ｅｙの４ｇ号が得られる。

また、インクシートの破れの時は、ＥＢ、無色部の時は
Ｅ（１，終端マークの時はＥＣとそれぞれ異なったレベ
ルの信号が得られる。

受光手段１０からの信号は、出力信号のレベルケ判定す
る判定手段（図示せず）に印加され、ここで、信号レベ
ルを判定するとともに、その変化、例えばｅｅからｅｙ
への変化を検出することによって、両者の色境界部を検
出する。

なお、この実施例では、Ｍ色については説明しなかった
が、赤色に対してＦｉ、Ｍ色もＹ色同様に透過するので
Ｙ色とＭ色の境界は、検出はできないが７色９Ｍ色、０
色ともその長さｔが第１図に示す様に同一に製作されて
いることから、容易に想定することが可能であるし、寸
法誤差があったとしても累積的に加算されないので無視
し得るものである。

また、受光手段１０からの信号のレベルが、第７図に示
すＦＢＩ　ＥＯＩ　Ｅｅになったか否か全判定すること
によって、インクシート５の破れ、無色部５０の通過、
終端マーク５１？ｒそれぞれ検出することができる。

第８図は本発明に係る装置の具体的構成例ケ示す断面図
である。ここでは、インクシート５全カセットケース５
７にロール状に巻取られるように収容するようにすると
ともに、サーマルヘッド６１部分が、カセットケース５
７の装着時に矢印Ａ方向に退避するようにＷ成したもの
である。５５゜５６Ｆｉカセツトケース５７内のロール
状シートを示す。

反射板９は、カセットケース５７側にあらかじめ設置さ
れ、光源８及び受光手段１０は、サーマルヘッド３１と
ともに移動するサーマルヘッド台６２に設けられている
。

この様に構成された装置は、光源８．受光手段１０がい
ずれも同じサーマルヘッド台６２側に設けられているの
で、電気回路が分離されることはない。また、サーマル
ヘッド台３２を退避させることにより、インクシート？
収容したカセットケースの装着が容易に行なえる。

第９図は、受光手段１０からの信号レベル全判定する判
定回路の一例を示す構成ブロック図である。この判定回
路は、受光手段１０からの信号管増巾するバッファアン
プ１１、バッファアンプ１１からの信号ケそれぞれ所定
の基準電圧ＥＢ、　６ｙ、　ｅｃ（ただしＥＢ）ｅｙ）
　ｅｃ　）と比較する比較器１２゜１３．１４、各比較
器１２，１３，１．ｉからの信号を反転するインバータ
１５，１６．１７、比較器１２からの信号とインバータ
１６からの信号とを入力するアンド回路１８、比較器１
６からの信号トインバータ１７からの信号とを入力する
アンド回路１９、インバータ１５からの信号によってイ
ンクシート５の破れを検出表示する表示器２１、アンド
回路１８からの信号によって、インク層がＹ色又はＭ色
であることを検出表示する表示器２２、アンド回路１９
からの信号によってインク層が０色であることを検出表
示する表示器２３及び、比較器１４からの信号によって
インクシート５の終端全検出表示する表示器２４で構成
されている。

ここでインクシート５の各色の順序があらかじめ定まっ
ているのでこの様な回路により、受光手段１０からの信
号レベルに応じて、インクシートの破れ検出、インク層
の色境界の検出、及びインクシートの終了検出２行なう
ことができる。

なお、上記の各実施例では、光源として赤色ＬＥＤｉ用
いること全想定したが、光源として、緑色ＬＥＤ＝ｉ用
いてもよい。この場合、インク層・のＹ色とＭ色の境界
またはＭ色と０色の境界を検出することが可能となる。

ｔｉ、光源として、青色ＬＥＤ’Ｔｈ用いてもよく、こ
の場合には、０色とＹ色せたは、Ｙ色とＭ色の境界検出
が可能となる。

また、実施例では記録紙の巾Ｗと略同−巾の固定記録ヘ
ッド分用いた例を示したが、これに限ることなく例えば
記録紙の長さ即ちインクシートの各色のインク層の長さ
ｔと略同−寸法の移動記録ヘッドを巾方向に移動させる
ものでも良い。

サラニ実施例ではシアン、マゼンタ、イエローの６色の
インク層ケ備えたインクシートを説明したがこれに限ら
れることなく、例えばこれに黒色をノｎえた４色のイン
ク層全備えたインクシー　ト’４各様のインクシートを
用い得る。

また、上記の説明では、熱転写型カラープリンタに適用
する場合を例示したが、インバクｂｆｉのカラープリン
タにも適用できる。

〔本発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、単一の光源と受
光手段とで構成できるので、簡単なＭ！を成で、かつ安
価かインクシートの色境界部検出装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】第１図及び第６図はインクシートの説明図、第２図に本
発明に係る装置の一例？示す構成説明図、第４図は赤色
ＬＥＤの波長と発光強度との関係を示す特性線図、第５
図及び第６図はインクシートの０色及びＹ色の分光感度
特性を示す線図、第７図は受光手段からの信号レベルの
説明図、第８図は本発明装置の具体的構成例の断面図、
第９図は判定回路の一例を示す構成ブロック図である。１・・・記録紙、　３・・・記録ヘッド４・・・プラテ
ン、　５・・・インクシート、８・・・光源、　９・・
・反射板、１Ｄ・・・受光手段。代理人　弁理士　木　村　三　朗（ｒ区は裁区　区寸　っ４２５− 区載

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数色のインク層が面順位に設けられたインクシ
ートｆ部分的に照射する単色光源と、前記インクシート
’ｌ介して前記光源からの光の透過又は反射光を受光す
る受光手段と、この受光手段からのイキ号を入力し当該
信号のレベルから前記インクシートの色境界を判定する
判定手段と号備えたインクシートの色境界部検出装置。