JPH0295875A - 熱転写記録装置及びインク紙カセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写記録装置に関し、特に複数色の重ね合
わせ記録を行う熱転写記録装置ｉＬ＃こ関する。

〔従来の技術〕

通信機器や電子計算機等により出力される情報に応じて
、文字や図形を記録する端末出力装置があるが、最近は
これらの出力装置において、従来のように白黒のみの記
録ではなく、カラーの記録を行うことが望まれている。

このカラーの記録を行う方式の一つとして、メインテナ
ンスフリーであることや、装置の構成が簡単なことなど
力）ら、熱転写記録方式が有望視され、実用化しつつあ
る。

従来、熱転写記録方式により記録を行う場合には、外部
より制御可能な微小発熱素子を複数個ｐｌＪ状に並べて
なるサーマルヘッドを、シート状のペース表面Ｉこ熱溶
融性固形インクを塗布してなるインクシートに押しあて
加熱し、所望の記録紙への記録を行っている。

さらｌこ上記インクシートラ用いてカラーの記録を行う
には、記録紙表面に色相＆Ｊ典なるインクを用いて複数
回記録し、重ね合わせ記録を行うことにより実現される
。そこで、インクシートは、複数ＯＪ異なる色相のイン
クをある長さずつ長手方向ｌこ順次繰り返したパターン
で塗布したものを用いる。−色の面状の記録を行った後
、インクシートの次に続く１色相部分を用いて、次の色
を引き続き重ね合わせた記録を行うことができる。

熱転写記録装置に上記のごときインクシー）％適用する
には、該シートの供給と使用済み部分の回収手段が必要
になる。

又、インクシートに塗布する色材の種類としては、熱昇
華性染料のほか、熱浴融性顔料などの熱転写記録ｌこ一
般的に用いられるものがある。これらのインクの種類及
び塗布厚さ、該シート基材の厚さなどにより、そのシー
トの感度（サーマルヘッド力）ら印加する熱に対して発
色する濃さの関係が変化する。これらの感度が多棟灸Ｓ
なことに加えて、昇華性染料の感度特性は、サーマルヘ
ッドから印加する熱に対して発色する鑓さは直線的関係
になく、これを使用する熱転写記録装置は、非直線の熱
量に変化して所望囚磯さの記録８得るよう、熱量を制御
する必要があり、この非直線の感度特性（こ関する情＠
（例えば、−色分２０バイトで６色分６０バイトなど）
を何らかの手段で入力する必要がある。さらに該染料を
新規に開発するなど、インクシートの改良を行った場合
ｌこは、装置側にあら力１じめ記憶しておくなどの手段
では対処できない。さらに、インクの塗布パターンに関
し、色、二色、三色、茜色、などの塗布色数、血布長さ
などの情報も、熱転写記録装置Ｉｔ１こ伺ら力）の方法
で入力しないと熱転写記録装置餉で（ま対処できないこ
七（こなる。従来、この棟のインクシートに関しては、
一般的に取扱上の便利さなどの理由力１ら、例えば特開
昭３６−３７２７８号広報に示されるような単一ωカセ
ットにインクシートの供給軸と巻取軸の双方を収め、熱
転写記録装置との着脱を簡単に行うことも可能とするも
のが知られている。即ち、この従来例においては、未使
用の熱転写用インクシートラ巻き付けた供給軸と、使用
済みインクシート８巻き取る巻取軸の２つかあり、こＵ
Ｊ　２つの間（こインクシートを渡した状態で、ある間
隔を置いて回動可能に支持したカセットを、熱転写記録
装置に装填して記録を行うものである。

このカセットでは、単に２つの軸をカセットが支持した
だけで、インクシートに関する情報は熱転写記録装置に
伝えることができず、次のような不都合が生ずる点（こ
対しては十分告こ考慮されていなかった。

（１）　　インクシートの色数が単色、２色、３色、４
色等の区別を自動的に熱転写記録装置に伝え、記録動作
シーケンスを変更することができず、手動で切り替える
累雑さがあった。

（２）　　インクの感度、種類（昇華性インクか熱溶融
性顔料インクシ））などの区別を、熱転写記録装置（こ
自動的（こ伝達することができず、切り替えの素雑さも
さるこａ７，１″から、インクの改良を行い、感度等の
特性を変えた場合暑こ、装置側では対応できないと言っ
た点について十分認識されていなかった。

父、カセット内に２色、３色、４色等の、カラーインク
を装着した場合、それらのインクの色を判別する方法に
関しては、考慮されていなかった〇又、カセットＦＥ３
１こ、軸を装看する手段（こ閑しても十分な考慮がなさ
れていなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上述べたことを整理してみると、熱転再記録装置用イ
ンクシートカセットには、内部に収めたインクシートに
関する情報を、該記録装置に伝達する手段を設ける必要
があり、その手段は、（１）比較的複雑な情報が記録で
きるこ七。

（２）装置に装填した状態で容易をこ読み取れる位置ｌ
こｉ記録しであるこａｏ （３）金型変更等の大がかりな変更なく、容易に記録ｔ
＃猪同内容変更できること○ （４）　　カセットの取扱時の不具合で記録情報が破談
される恐れのないこと。

などを尚たす必要がある。

又、カセットに記録された情報の読み取り時ｌこおける
機械的走査において、走査速度に高い梢度を必要とする
と、読み収りのためｌこ茜矛＾夏４Ｃ機構部を増設しな
ければならす、コストを引き上げてしまう問題点がある
。

本発明の目的は、上記した従来の問題点を所決し、簡単
な構造で柑密な記録が可能な熱転写記録装置８提供する
ことにある。

また、複数の色を用いたインクシー１−ｆ用いた場合に
、インク紙の色を判別し、プリント動作憂こ応じた適正
な色をプリントｔご用いるようなインク紙の色判別手段
を設けることにある。

さら１こ、インクｆａ１８カセット内に間単に取りつけ
ることを可能にしたａ取りつけ手段を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために、本発明においては、イン
ク紙（こ関する情報をカセットに記録して熱転写記録装
置で読み取る方式において、インク紙の巻き軸の周囲に
、インク紙の色数、感度等の悄Ｗ＋バーコードの形で印
刷したシール形式のマークを設け、熱転写記録装置のプ
リント動作薔こ伴う機構部の動作、即ち軸の回転動作を
利用して、バーコード状のマークを走査する読み取り手
段を熱転写記録装置上に設ける。ここで、カセット上に
記載するバーコードの記載方法について説明Ｔる。例え
ばバーコードを記載したシール状の部材をカセット外形
上に貼り付けた場合、触手による記録部の破損の可能性
が高く、読み取りに際しても、カセットヲ挿入するとい
う動作を用いて走査する場合には、カセット押入時に電
源が入っている必要があり、又、読み収り速度もかなり
まちまちなため、読みとりミスを起こす可能性が極めて
高（、又、上記の欠点を除くために熱転写記録装置軸で
走査するためには可動する機構部が必要になる。１．又
、いろいろな色のカセットが作りがたいという問題もあ
る０又、符号記録部をインク紙の先頭に貼り付けた場合
、インク紙はプリント動作に伴って走行するため、マー
クを走査する可動部は必要ないが、軒昂のインク紙を最
初に使用するときのみしかマークの走査ができす、カセ
ツ）％入れ替えたときに情報の更新ができないという問
題がある。又、インク紙の耳の部分に貼り付は若しくは
印刷によりマークを設けた場合は、インク紙の裁断精度
を厳しくする必要があり、コストアップの装置になる。

そこで本発明においては、カセット内のインクの巻き軸
の周囲に符号記録部を設け、プリント動作に伴う軸の回
転を利用して、符号記録部の走査を行う。この場合、イ
ンク紙と軸は一体の関係にあるが、ここで、インク紙は
通常カセットにはいる分量単位よりも幅広且つ長尺ｌこ
て製造され、カセット用の巻き軸に幅方向にスリットさ
れて巻かれ所定の枚数分だけ巻き収られた後、裁断され
る工程を持つ。即ち特定のインク紙を指示する場合、巻
き軸に記載するようにすることにより、工程上バーコー
ドとインク紙の対応を失敗する可能性を最小限にするこ
とかできる。

又、本発明のように、供給軸の外周に符号記録部を設け
ること（こまり、巻き取りｌこ伴い機構部の摘成が複雑
な巻取軸側に比べ、比較的構造が簡単な供給側に符号記
録部の読み収り装置を設けることかでき、熱転写記録装
置のスペース効率を有効に第１」用することができる。

また、マークにｄ己載されたバーコードは、その形状を
２列に分け、片方を一定または不定間隔の白黒交互の線
状パターンとし、他方を前記線状パターンと同期して記
載した前記情報信号パターンとする。以上の手段により
前記問題点は解決される。また、欣み取り手段として、
可視光または赤外光のＬＥＤ及びセンサを組み合わせ、
ＬＥＤまたはセンサの開口部の大きさを、前記パターン
の間隔より狭＜シ、前記バーコードに接触または近接さ
せること奢こより読み取りが行える。

また、インク紙の色を判別する方法として、インク紙の
色を読み取るセンサをサーマルヘッド上に取りつけ、イ
ンク紙を挾んでセンサの反対側に前記センサを照明する
ＬＥＤ等の光源を設けることにより解決される。

又、４１１８カセツトに取りつける方法として、カセッ
ト上（こ設けた穴に軸の先端を差し込むことにより、軸
の取りつけが簡単ｌこ行われる。

〔作用〕

触手され難いインク紙の巻き軸回りに貼り付けられたマ
ークは、その貼り付は場所の特定により、汚れ、腐食等
の恐れが少なく、記載されたインク紙に関する情報を常
に正確に衣示する。マーク上の２列のパターンは２つま
たは１つの読み取り手段で同時に読み収り、白黒交互の
線状パターンを１周期読み取るごとに、前記した線状パ
ターンと同期して記載されたインク紙に関する情報パタ
ーンを読み取る読み取り手段の出力をサンプリングし、
デジタル電気信号に変換する。以上の動作により、読み
取り走査の走査速度が不定である場合、Ｒ１」ち読み取
り走査のために動作する機構部の蛎作速度の制御が少な
い場合または行われない場合でも、記録の読み収りが可
能になり、熱転写記録装置の機構部による読み取り走査
のための一定速度化、一定速度履歴化等の制御仕様を必
致としない。

又、ＬＥＤ又はセンサの開口部を前記パターンより狭（
し、ＬＥＤ及びセンサを前記パターンｌこ密着させるこ
とにより、前記パターンのパターン間クロストーク８防
止し、誤動作のない絖み取りを可能にＴる。

マタ、サーマルヘッド上にセンサを、インク紙を挾んで
反対ＩＩＩ　にり、ＥＤ−に設けることにより、比較的
狭い機構部内にインク紙の色を判別する装置を設けるこ
とができ、ＬＥＤから発した光はインク紙を透過し、セ
ンサに入射され、センサはＬＥＤから発した光に対して
、インク紙を透過した際に減放した光成分を分析して、
インク紙の色を判別する。それによってインク紙の色の
読み収り及びそれに起因するインク紙の正しい位置決め
を行うことができ、誤動作のない正確なプリントを可能
にする。

又、カセット上に穴を設け、軸の先端を差し込むことに
より軸のカセットへの取りつけを行うこと薯こより、尚
早な方法で軸の取りつけが可能になり、量産品であるカ
セットのコストを下げることかできる。

〔実施例〕

以下、本発明ｌこよる熱転写記録装置の実施例を図を用
いて説明する。

第１図は本発明による熱転写記録装置に用いるインク紙
カセット及び熱転写記録装置よりインク紙に関する情報
を読み収るセンサの構成を示した斜視図である。インク
紙カセット１はその内部薔こ新品のインク紙２を巻いた
供給軸３と、使用済みのインク紙を巻き取る巻取軸４を
内蔵し、それぞれの軸はカセットの供給収納部５及び巻
＠軸収納部６に内蔵され、それぞれの収納部は連結部１
２）こより連結されている。供給ｌ１ｉＩｌ１５と巻取
軸４の間にはインク紙２が張り渡されており、プリント
動作にしたがって供給軸３から巻き出され、巻取軸４に
巻き取らｎる。カセット１の連結部１２には位置決め穴
１４が設けられており、カセツＩｆ熱転写記碌装ｒｉｔ
に装着した際に、カセットの熱転写記録装置内での正確
な位置決めを行う０供給軸６の先端付近にはインク紙ｉ
こ関する情報を符号化して記録した符号記録部９か直接
印刷又は符号を印刷した媒体が貼り付けられており、機
構部よりクロックセンサ１０及びバーコードセンサ１１
ヲ押しつけることにより、軸の回転に伴って符号の読み
取りを行う。又、両軸の間に張り渡されたインク紙の上
下には、インク紙センサ７とインク紙用ＬＥＬＩ８が設
けらｎ１インク紙の色を透過光で読み取る。

第２図は本発明による熱転写記録装置の動作を説明する
ための機構部を横から見た図である。熱転写記録装置の
機構部はプラテンドラムとサーマルヘッドで構成される
。印画紙１５は給紙路１８より熱転写記録装置内に押入
され、プラテンドラム１７の外周に巻き付（。プラテン
ドラム１７は矢印Ａ方向ｌこ印画紙１３８巻き付けたま
まで回転し、印画紙１５の先端をサーマルヘッド１６の
下に持ってくる。

サーマルヘッド１６とプラテンドラム１７の間には、イ
ンク紙カセット内の供給軸５と巻取軸４の間に張り渡さ
れたインク紙２があり、サーマルヘッド１６はインク紙
２と印画紙１３８Ｍねてプラテンドラム１７の上で圧潰
する。サーマルヘッド１６の下部ｌこは、たとえば１ｎ
当り６個の割合で小さな発熱体が３１２個並んでおり、
それぞれが外部からの信号に応じて独立した量の熱を発
生する。サーマルヘッド１６の下のインク紙２に塗布さ
れた昇華性インクはサーマルヘッド１６からの熱を受け
、各発熱体が発生した熱量に応じた量のインクを昇華さ
せ、印画紙１５に転写する。発熱体の発生する熱量が大
きいとインク紙２から昇華するインクの童も多く、印画
紙１５に転写されるインクの量も多くなり、結果として
高い濃度の記録が行われる。部ち、各発熱体が発生する
熱′ｊ！に８それぞれ制御することにより印画紙１５上
に３１２個の濃淡をもった記録が行われる。印画紙１５
上に上記の記録操作を１ライン分行った後、プラテンド
ラム１７ヲ矢印Ａ方向に１ライン分回転させ、再び上記
の操作を行う。これらの操作を３４０回行うことｉこよ
り印画紙１５上には３４０　Ｘ　３１２画累０濃淡をも
った記録が行われる。

一画面分の記録が行われた後、プラテンドラム１７はさ
らに回転し、再び印画紙１５の先頭をサーマルヘッド１
６の下部に持ってくる。その後、上記と同じ方法で２色
目の印画を行う。以上の方法で５色の印画を行った後、
給排紙切り換えコマ２０は点線の位置に移動し、印画紙
１３８排紙路２１の方向に送り熱転写記録装置の外に排
紙する。ここでも色の印画時にインク紙２の色をインク
紙センサ７とインク紙用ＬＥＤ　８により判別し、各色
の印画時に適正な色のインクをサーマルヘッド１６の下
部に持ってくるようにプリント動作の制（１１４１８行
う。即ち１色目に黄色、２色目にマゼンタ、３色目にシ
アンの印画を行うことにより、印画紙１５上には３４０
×３１２画素のａ淡をもったフルカラーの画像が記録さ
れる。

第３図は本発明ｉこよる熱転写記録装置に用いるインク
紙カセットの三面図である。

インク紙カセットは、供給軸収納部５と巻取軸収納部６
及び両者を連結する連結部１２．１２’　　で構成され
、供給軸収納部５と巻取軸収納部６の内部憂こは新しい
インク紙２８巻き付けた供給軸３と使用済みインク紙２
を巻き取る巻取軸４が装着されている。それぞれの軸は
、軸先端２２８カセツト上の軸受け２３に挿入し、軸先
端のカセットに対する位置決めを行っている。カセット
の軸先端側の連結部１２には位置決め穴１４が設けられ
ており、カセットを熱転写記録装置に装着する際、図示
しない熱転写記録装ｋｌｔｌの位置決めピンが位置決め
穴１４に挿入され、その結果カセットの連結部１４を通
じて、熱転写記録装置と軸先端の位置の精度を確保する
。又、カセットと軸先端の間には細押さえバネ２４が装
着されており、軸をカセット内でトルク伝達部２８．２
８’　　の方向に押しつける。軸のトルク伝達部２８．
２８’の周囲には回転止め＃ｌ＃２７．２７’が設けら
れており、カセット内の回転止めツメ２６゜２６′か組
み合わされて、軸の回転を防止している。

カセットを熱転写記録装置に矢印Ａ方向に挿入すると、
図示しない熱転写記録装置のトルク供給軸がインク紙カ
セットの供給軸３及び巻取軸４に設けられたトルク伝達
部２８に挿入される。その結果軸はカセット内で軸押さ
えバネ２４の力に逆らって軸先端２２の方向に押され、
回転止めツメ２６と回転止め溝２７が外れ、軸は熱転写
記録装置のトルク供給軸の回転にしたがって回転する。

この時、熱転写記録装置のトルク供給軸と軸のトルク伝
達部２８の結合により、両者の位ｒＩＩＬ精度を確保す
る。その結果、熱転写記録装置と軸の位置精度が確保さ
れ、筒精度な印画か行われる。このは乃）、インク紙カ
セットにはのぞき窓２５が設けらｎ１供給軸３に巻き付
けられたインク紙２の外径を目視または機械的ｉこ測定
するこ七により、インク紙の残ｆｉｔ８判定する。さら
に後述する符号記録部を供給軸３の先端に設け、該符号
記録部を検知するセンナをのぞき窓２５より挿入するこ
とにより、該符号記録部に記載されたインク紙に関する
情報を読み収る。

第４図は軸の先端に設けた符号記録部と該符号記録部を
読み取るセンサの取り付は位＋１を示した説明図である
。

同図（ａ）は、軸２９の先端に符号記録部９８設けた様
子を示す。符号記録部９は同図（ｂ）１こ示すようにク
ロ、ツク３０とバーコード３１で構成される。クロック
３０は軸の外周を例えば２４分割し、それぞれを白魚の
クロックパターンで構成している。バーコード３１は前
記クロック３０と同期してインク紙に関する情報を２進
数で符号化し記録している。熱転写記録装置からはクロ
ックセンサ１０とバーコードセンサ１１が前記クロック
６０とバーコード３１に押しつけられ、１ｋｌＩ２９の
回転に伴ってクロック３０ドパ−コード６１８シＣみ取
る。熱転写記録装置内の図示しない符号処理装置は、ク
ロックセンサ１０の出力信号をトリガとしてバーコード
センサ１１の信号をサンプリングし、軸の回転速度が一
定でない場合でも正確な耽み収りを可能ｌこする。

第５図は鴨の狭いクロック及びバーコードを比較的大き
な開口部を持つセンサを用いて読み取るためのセンサホ
ルダの形状の一例を示すｗｒ而面であり、同時に付号記
録部９８７−ル状の部材で軸２９の外周に貼り付けるこ
とにより構成した場合のシールの剥がれを防止するセン
サホルダの形状の一例を示す説明図である。

センサホルダ′５４の内部には、開口部の大きいセンサ
３５が装置されており、その開口部はスリット３５によ
りその幅を制限されている。スリット６５の幅は符号記
録部９に記載されたクロック及びバーコードの幅と略等
しいか小さい幅を有しており、クロック及びバーコード
の読み取りにおいてその白黒パターン間のクロストーク
を防止する。本実施例において、スリット３５の上側に
は切り欠き３６が設けられており、軸２９が矢印Ａ方向
に回転したとき、軸上の符号記録部９の切れ目５２のス
リット３５への引っ掛かりを防止する。熱転写記録装置
の劾作手１＠４こよっては軸２９が矢印Ａ方向とは遊着
こ回転する場合があり、そのような熱転写記録装置に該
センサホルダをもちいる場合は、切り欠き３６を上下両
方に設ける。

第６図はセンサホルダ３４と軸の位置決めを考慮したセ
ンサホルダ形状を示した一例である。

１”Ｊ　図（ａ）は、軸２９とセンサホルダ５４の接触
状態を光した断面図である。センサホルダ５４の軸２９
との接触（２）には曲面５７が設けられており、センサ
ホルダ３４ヲ軸２９と押しつけたとき、センサホルダ３
４の中心と軸２９の中心が一致するようにセンサホルダ
３４及び軸２９の上下位置を自動調整する。同図（ｂ）
（ま、センサホルダ５４を上から見た前面図であって、
その内部（こはセンサ５３，５５’と２つ装置されてい
る。

それぞれが対応Ｔる符号記録部擾こ合わせて、クロック
センサ、バーコードセンサに割り当てられる。

上から見たセンサホルダ３４の開口部は、符号記録部の
クロック及びバーコードの方向と並行に細長い口を開け
ているため、その開口部３８は広く、沖Ｊ図（ａ）のよ
うに横から見た開口部３８はその幅がスリットと呼ばれ
るように狭い。又、２つのセンサ３６゜３３′の間には
境界板５９が設けてあり、２つのセンサ３５間のクロス
トークを防止する。さらにセンサ３６とスリット３５の
間には隙間７３が設けてあり、比較的大面積の開口部を
持つセンサ３５とスリット３５が密着しないようにする
。これによりスリット３５から入射した光をセンサ３３
の開口部全体が受光することになり、十分な受光感度を
確保することができる。

第７図はセンサホルダと軸の鼠置決めを行うためのセン
サホルダの形状の他の実施例を示した断面図である。セ
ンサホルダ５４と軸２９との接触面（こは斜面４０が設
けられており、センサホルダ３４と軸２９を押しつけた
とき、センサホルダ３４の中心と軸２９の中心が一致す
るようｌこセンサホルダ３４及び軸２９の上下位ＰＩｔ
、ソ自動鉤螢するとともに、軸２９とセンサ６５の距離
を検出感度が最大となる皮定の値に設定する。

第８図はセンサホルダｄ軸の接触面の他の実施例を示し
たＩＩ！ｆｒ面図である。

センサホルダ３４．：軸２９との接触面に斜面４ｏが向
けられている点は第７図と同様であるためその説明は省
略する。本実施例においては、スリット５５と軸２９の
接触面に圧着板４１８設けであることを特徴とする。即
ち斜面４０の存在によりスリット３５と軸２９の間隔か
開き、その隙間力）らの元の禰れ込みによるクロストー
クを防止するように、圧着板４１を設はスリット３５と
軸２９８接触させる。

第９図は第８図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサホ
ルダの具体的な構成例を示す斜視図である０ ２枚の取り付はアーム４２．４２’の間にセンサホルダ
５４８設け、センサホルダ３４の表面を圧看面４１とす
る。取り付はアーム４２の先端を７字型に切り収り、そ
の形状を斜面４０として利用する。この場合、斜面４０
が軸に接触し、センサホルダ５４の位置決めを行うとき
暑こ、圧着板４１が＠ｌこ完全に接触し、ｆ＋而面０の
軸への接触を妨害しないようｌこ斜面４０の位置を設定
する。父上記とおなし目的として、図示しないが、取り
つけアーム４２．４２’の間で、別体となったセンサホ
ルダ３４が、弱いバネの付勢手段を介して、軸２９方向
に向かつて付勢されていても良い。

第１０図は稟８図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサ
ホルダの具体的な他の構成例を示す＄＋視図である。

センサホルダ３４の形状をその断面が第８図で説明した
形になるように構成し、斜面４０と圧着板４１８榊成す
る。

第１１図は第８図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサ
ホルダの具体的な他の構成例を示す斜視図である。

同図（ａ）は、センサホルダとホルダ内の２つのセンサ
及び斜面４０の位を関係８祝明した図である。

境界板６９がクロックセンサ１０とバーコードセｙｔ１
１の２つのセンサの間に設けられており、それは同図（
ｂ）に示されるように、斜面４０ヲ有している。

斜面４０をもった境界板３９とセンサホルダの圧着板形
状により、第８図に示したセンサホルダと軸との位置決
め及びクロストーク防止効果を達成する。

第１２図はセンサホルダをカセット内の軸に押しつける
ためのセンサホルダ回動手段の実施例を示した説明図で
ある。

カセット１は熱転写記録装置内に矢印Ａ方向に挿入され
る。この時、カセット１の横ｌこ設けたヒンジ４４（通
常カセットの上下ハーフを貼りつけるための糊しろとし
て用いる）が収り付はアーム４２を押し、その取り付は
アーム４２が取り付は人４５を中心に回動する。センサ
ホルダ３４は通常はバネ４５により本図上右方向に引っ
張られているが、収り付はアーム４２の回動によりカセ
ット１内の軸２９（こ押しつけられる。

第１３図は熱転写記録装置のカセットふたの開閉を利用
してセンサホルダを軸に押しつける方法の例を示した斜
視図である。

本図はカセットがすでに熱転写記録装Ｗに装着され、カ
セットふたが閉じられている状ｂｉ示す。

この状態でセンサホルダ３４はバネアーム３０ヲ通じて
バネ４７により軸２９に押しつけられている。カセット
ふた４６が矢印Ａ方向に開けられると、バネ４８が矢印
Ｂ方向に引かれ、その結果取り付はアーム４２が収り付
は穴４６８中心ｌこ矢印Ｃ方向に回動する。

バネ４８はバネ４７に比べて強く、センサホルダ３４は
矢印Ｃ方向に引かれて＄１１１２９から離れる０カセツ
トを挿入しカセットふた４６を閉めるさきは、上記した
動きと逆にバネ４８の力が減るのでバネ４７の力に引か
れてセンサホルダ３４は軸２９に＠看する。

第１４図は熱転写記録装置のカセットふたの開閉をオリ
用してセンサホルダ＋＠に押しつける方法の他の実施例
を示した斜視図である。

本図はカセットがすでに熱転写記録装置に装着さｎ、カ
セットふたが閉じられている状態ヲ示す。

この状態でカセットふた４６はバネアーム３０８通じて
バネ４７を引っ張る。バネ４７はバネアーム４９ヲ弓つ
彊り、その結果取り付はアーム４２は取り付は人４６を
中心に回動しセンサホルダ３４を軸２９（こ押しつける
。カセットふた４６を矢印Ａ方向に開けると、バネ４７
の張力が弱まり、図示しないセンサホルダ解放バネ（第
１３図のバネ４８の位置または取り付は人４６のシャフ
トと同軸に設けられる）により取り付はアーム４２は矢
印Ｂ方向に回転し、センサホルダ３４もそれに伴って矢
印Ｃ方向に回転し軸２９から離れる。

第１５図は熱転写記録装置のカセットふたの開閉ヲ、ｌ
’ｌＪ用してセンサホルダを軸に押しつける方法の他の
実施例を示した斜視図である０ 本図は第１６図、第１４図と同４ｍｌこカセットが熱転
写記録装置内ｌこすでに装着されている状態を示してい
るが、カセットふた４６だけ開いた状態にしている。カ
セットふた４６が閉じている状態ではバネアーム押さえ
５２がバネアーム３０ヲ押さえ、バネアーム３０はバネ
４８ヲ引っ張り、その結果取り付はアーム４２が取り付
は穴４６を中心に回動し、センサホルダ５４はそれに伴
って軸２９に押しつけられる。同図のようにカセットふ
た４６を矢印Ａ方向に解放すると、バネ４８の張力が弱
まり、その結果バネ４７７こよりセンサホルダ３４が軸
２９から離れる。センサホルダ５４が軸２９から離れる
ことにより、センサホルダ５４がカセットにぶつかるこ
とすく、カセットを熱転写記録装置から引き出丁ことが
できる。本実施例では、フタ取り付けＱＩ１３１が収り
つけアーム４２の回動方向と直交しているが、フタ取り
付けａ３１をこの回動方向と平行に設けてもよい。

ｇ１６図は第１５図に示した取り付はアーム形状におい
て、センサホルダ３４と軸２９の上下位ｌｔａ度を出す
方法の一例を示した説明図である。

取り付はアーム４２ヲ熱転写記録装Ｋｌこ取りつける取
りつけ穴４６を図に示Ｔように長大にすることにより、
取りつけアーム４２及びセンサホルダ３４の上下位置に
自由度が生まれる。センサホルダ３４ヲ軸２９に押しつ
けることにより、第６図から第１０図で説明したように
、輔２９とセンサホルダ３４の中心が一致するように上
下位置を自動ａ１４整する。

第１７図はセンサホルダと４ＩＩＩ１２９の軸方向の位
置決めを自動的（こ行う方法を示した一実施例である。

同図（ａ）　ｌこおいて、細２９の上ｌこ貼り付けた符
号記録部９は、その貼り付は位置ｉ　４４ｉ１２９の先
端の基準面５４より規定する。この時センサホルダ５４
の位置も符号記録部９と同様に＠２９の基準面５４力）
ら規定する七符号記録部９とセンサホルダ３４の相対位
置が高精度に規定できる。本実施例において、センサホ
ルダ３４に位置決め部材３６を設け、センサホルダ５４
）ｉ＠２９に押しつけたときにセンサホルダ３４が矢印
Ａのように位置決め部材３６にしたがって軸２９（こ圧
着されるようにすると、同図（ｂ）に示すように位置決
め部材５３と基準面５４の接触面８基準七してセンサホ
ルダ３４と符号記録部９の相対位置が確保される。基準
面５４と位置決め部材５３の位置はバネ４７１こより圧
着されるため、内省の接触面は隙間なく接・触し、位置
の再現性が確保される。又、（ａ）のようにセンサホル
ダ３４が軸２９に圧着されていないときは、センサホル
ダ３４はバネ４７４こよりＮ−右方向に押しつけられる
が、ストッパ７４によりその位置が規定され、圧着時Ｉ
こ位置決め部材５３が基準面５４８捕らえるようにＴる
。

第１８図はセンサホルダの軸への接触動作をサーマルヘ
ッドのプラテンドラムへの圧着動作に伴って行う方法の
一実施例を示した説明図である。

サーマルヘッド１６はプリント前の待機時に破線で示し
た位置にいる。この時センサホルダも破憩で示した位置
にあり、４１Ｉ１１２９から離れている。カセットの着
脱はこの状態で行う。プリント時ｌこサーマルヘッド１
６は実線で示した位置Ｉこ移動し、この時サーマルヘッ
ド１６ｆｉ：支持するサーマルヘッドアーム３６はへラ
ドアーム軸５５を中心に回転する。ヘッドアーム軸５５
の反対側のへラドアーム３６の延長部材は、バネアーム
４９８押して、センサホルダ３４は取りつけ穴４３８中
心ｌこ回動し、センサホルダ５４は図示しないバネの力
によって軸２９に圧着する。

第１９図はセンサの開口部の形状ｄ符号記録部の方向性
を示した説明図である。

同図（ａＣにおいて、センサ６６の開口＠３８の形状は
上下と左右の形が同じではな゛く、上下に対して左右の
開口部の大きさが大きいという非対象な形状（こなって
いる。このようなセンサ３３８用いた場合、同図（ｂ）
のような方向でセンサ５３ヲ用いると、開口部３８の囲
槓に比べ、ｗｃみ取り範囲５７の面積が小さく、感度の
無駄が生じる。同図（ｅ）のような方向でセンサを用い
ると、開口部３８の面積に対して読み取り範囲５７の面
積を広範囲に取ることができ、センサの感度を有効蒼こ
利用できる。

第２０図は複数の色のインク８塗布したインク紙の色を
判別して正しいインク紙の位置決めを行うためのインク
紙センサの取りつけ位置を示す熱転写記録装置の断囲図
である。

同図（ａ）は供給軸３と巻取＠４の軸間距離が十分にあ
る熱転写記録装置の一例である。

サーマルヘッド１６の先端に反射板３８を設けてあり、
反対１ｆ−ＩＩＩ　ｉこインク紙センサ１ＦＥ３蔵した
センサホルダ３４を設ける。プリント時にサーマルヘッ
ド１６を図の様にプラテンドラム１７に圧着するａ１イ
ンク紙２はセンサホルダ３４七反射板３８の間（こ挾ま
れセンサホルダ内のインク紙用ＬＥＤから発した光はイ
ンク紙２を透過し、反射板３８にぶっ力）る。この光は
反射板３８を反射し、再びインク紙２を透過した後セン
サホルダ３４内のインク紙センサｌこ入射する。この間
にインク紙２１こよって選択的に透過したＬＥＤの光成
分をセンサで検知すること（こより、インク紙２の色判
別が行わｎる０同図（ｂ）に供給軸３と巻取軸４の軸間
距離が小さい熱転写記録装置の例を示Ｔ０同図（ａ）の
ようにセンサボルダ３４を設ける余裕がないため、サー
マルヘッド１６の上にインク紙センサ７を、反対側にイ
ンク紙用ＬＥＤを設ける。サーマルヘッド１６がプラテ
ンドラム１７に圧着したときにインク紙センサ７とイン
ク紙用ＬＥＤ８は相対する位置（こくる。この時インク
紙用ＬＥＤ　８から出た元はインク紙２を透過してイン
ク紙センサ７に違Ｔる。インク紙センサ７は上記と同様
にインク紙２８透過した光を分析してインク紙２の色を
判別する。色の分析は具体的には、例えば赤い光のＬＥ
Ｄ’ｉｌ−用いた場合、シアンの色のインク紙を透過す
ると赤い光は減衰するが、マゼンタ、イエローのインク
紙を透過しても赤い光は減衰しないため、センサは光の
ｔを？１１１１定するだけでシアンのインク紙とマゼン
タ、イエローのインク紙の区別８ｆることができる。複
数棟の色の光源及びセンサまたはカラーセンサ８使用す
ることにより各色のインク紙の色を例えばインク紙の頭
出しマークの存在も含めて全て判別することが可能にな
る。

第２１囚はサーマルヘッド上に反射板を設ける方法を示
した一実施例である０ サーマルヘッド上にはサーマルヘッドの発熱体を制御す
るためのＩＣが搭載してあり、それを保ｎＴるためのＩ
Ｃカバーが設けである。ＩＣカバー５９のうえに反射板
３８８設けることにより、対抗した位置にインク紙セン
サ７とインク紙用ＬＥＤ８を設は反射板番こより反射し
た光を見ることができる。この場合インク紙センサ７と
インク紙用ＬＥＤ８％サーマルヘッド１６の上におく必
快がないので配線の必要がなくなる。又サーマルヘッド
１６のＩＣカバーは一般にアルミニウム等の金属ででき
ているため、反射板３８ヲ兼ねることができる。

第２２図は第２０図（ｂ月こ示したように、サーマルヘ
ッド上にインク紙センサを設ける方法の一実施例である
。

サーマルヘッド１６上のＩＣカバーの−ｍ＋切り欠き、
そこにインク紙センサ７８埋め込む。サーマルヘッド１
６上に出っ張りを作らないので小型熱転写記録装置に適
している。

第２３図はサーマルヘッドにインク紙センサを取りつけ
る他の方法を示した実施例である。

サーマルヘッド１６（こそのＩＣカバーも貫通した形に
穴６１を開け、サーマルヘッド１６の裏側にインク紙セ
ンサ７を取りつける。サーマルヘッド１６の裏側は十分
なスペースがあるため、多少大きなインク紙センサ７も
取りつけることができる。

第２４図はサーマルヘッドにインク紙センサを取りつけ
る巣に他の方法を示した実施例である。

サーマルヘッド１６に貫通穴を設ける点は第２５図と同
様だが、本実施例においては、ＩＣカバー５９をサーマ
ルヘッド１６に取りつける取りつけネジ６０のあなを用
いてインク紙センサを取りつける。収りつけネジ６０は
その円部に例えば断面が六角形のネジを締めることがで
きる穴が空いており、インク紙センサ７は収りっけねじ
６０の中心の穴を利用して取りつける。

第２５図はサーマルヘッド上のＩＣの配ｍ＋センサが取
りつけられることを想定して行う一実施例である。

サーマルヘッド１６上においてインク紙センサ７８＠り
つける位Ｉｆｆセンサ取りつけエリア６３として確保し
、その部分は何も乗せない。即ちサーマルヘッドの上に
はＩＣ６２とＩＣ−’９保禮するエポキシ等のＩＣ＆＠
カバーが設けられている。センサ取りつけエリア６３の
部分はＩＣを乗せず、ＩＣ保護カバーも切り欠きを設け
るかなにも乗せないようにしてセンサ取りつけエリア＋
ｍ保する。この領域はインク紙センサのみならずサーマ
ルヘッドの温度をモニタするための温度センサ等のセン
サ又は治具をのせることができる。

第２６図は軸をカセットに取りつけるための軸先端のカ
セットへの装着方法の一実施例である。

カセット上の＠受け２３として穴を設け、軸先端２２を
前記穴に差し込むことｌこより軸先端の位置決めを行う
。

第２７図は軸をカセットに取りつけるための軸先端のカ
セットへの装着方法の他の実施例である。

カセット上の軸受け２５として、カセット上ブタ６６と
カセット上ブタ６５による上下ハーフで穴ヲ宿成し、軸
先端２２を上下から挾むような形で位置決めを行う。

第２８図はインク紙カセットを成形する金型の形状とそ
れに伴うインク紙カセットの形状を示す一実施例である
。

同図（ａ）はカセットを成形するために金型を組み合わ
せプラスチック等の材料８流し込みカセットを作成した
状態を示す断面図である。第２６図１こ示すカセット下
ハーフの作成状態であり、５つの金ｆｌ１３７、６８．
６９でカセットを作成する。この時軸受け２３上作成す
るために金型６９は頭上で左に抜き取り、金型６８は下
に抜き取る。ここで金型６８を抜き取るための穴がカセ
ット上に形成される。同図（ｂ）において、カセットに
は金屋抜き穴７１が形成されるが、本実施例において、
金型板き穴を軸２９を覗゛くための窓として利用する場
合を示す。本実施例において、インク紙を＠２９に巷き
付けると、＠２９に巻かれたインク紙の！！こ応じてイ
ンク紙巻径７０が変化する○この巻径を目視または機械
的１こ絖み取ることによりインク紙の浅型）ｆ：判定す
ることができる。又金型板き穴７１ヲ第６図に示した覗
き穴として利用することにより、＠２９の周囲に設けた
符号記録部８読み取る穴として利用することができる。

第２９図は軸がカセット内に洛ち込まないように軸先端
ｌこ軸抜け止めを設けた一例を示す。

同図（ａ）において、軸２９が所定量以上にカセット内
に押し込まれると、軸先端２２が軸受け２３の中に入り
きり、その結果トルク伝達部２８がカセット内に落ち込
んでしまう。同図（ｂ）に示すように、軸抜け止め７２
８軸先端２２に設けることにより、トルク伝達部２８が
カセット内に洛ち込むのを防ぐことができる。

第３０図に、軸状に設けた符号記録部を軸８成形する段
階で設けた一例を示す。

本実施例において、＠２９の外周には溝が設けられてお
り、凸部を白、凹部を黒として、クロック３０及びバー
コード６１８設ける。この場合、本実施例に示Ｔように
、クロック′３０を軸先端側に、バーコード３１８イン
ク紙２９４１１に設けることにより、軸の成形時の型抜
きが簡単に行える。また、軸の符号記録部８Ｎ色する方
法として、例えば白色の材料を用いて、軸を作成し、溝
の部分をこ黒い塗料を流し込むことにより、白黒パター
ンの形成が行える。又、凸部を梨地等の乱反射する形状
ｉこすることにより、軸を黒色の部材で構成しても、凸
部を白色として取り扱うことができる。

第３１図は軸先端の符号記録部を軸に直５こ設けずに、
バーコードアダプタ上に記載し、軸先！１こ取つつける
方法の一実施例を示した説明図である。

同図（ａ）には、円筒上のバーコードアダプタ７５の外
周に符号記録部９を設け、軸の先端部にはアダプタ受は
部７６そ設け、バーコードアダプタ７５を取りつける方
式の一実施例を示した。即ち、バーコードアダプタ７５
を第６０図に示したように、成形により符号記録部９を
構成する力）、シール上の部材を貼り付けることにより
構成し、それを報に収りつけることにより、軸の作成時
に複数のロットを足らせる必要がなく、又、符号記録部
９の軸に対する平行度を高精度に達成することができる
。同図（ｂ）は、軸とバーコードアダプタ７５の取りつ
けの様子を示した断面口であって、ｗＪｓ図左側に示し
たように、軸押さえバネ２４と軸の接合＋ｍとバーコー
ドアダプタの間で行うことができる。

第５２図は、符号記録部を読み取るセンサホルダと軸の
位置関係を規定Ｔる位置決め方式の一例を示した説明図
である。軸と熱転写記録装置との位置関係は、１ｌｉｔ
ｌＲ：カセットとの位置決めと、カセット上位置決め穴
と熱転写記録装置との位置決めにより、精度が保たれる
０従って、カセットと欄の位置ｔ＃度は比較的冒精度が
保たれている。本実施例において、センサホルダ３４の
′ｒＭ、ｔｉｔ決めはカセット１上に設けた位置決め而
７７とセンサホルダ３４上の位置決め部材との間で行わ
れる。軸とカセット１の位置関係は保証されているので
、センサホルダ５４七軸の位置関係は昼梢匣が保たれ、
本来流側の賜金、センサホルダ３４と軸の間にわずかに
隙間を開けることが可能になり、センサ６３が符号記録
部をこすることがないため、符号記録部９の破損を防ぐ
ことができる。

第３５図は、センサホルダと軸の位置決めを行う方法の
他の実施例を示した説明図である。

軸とセンサホルダ３４の位置決めの方法は、軸の長平方
向の位置決めにおいて、第１７図によってその一実施例
を説明した。本実施例は、第３２図（！：四様にセンサ
ホルダ３４と軸の押しつけ方向の位置決めを行う方法の
一例である。軸の一部（こその外周の部分を用いて、位
置決め面７７を設ける。位置決め部材５５と軸はこの部
分で接触し、センサホルダ３４と＠２９の位置決めが行
われ、さらに第３２図に示したようをこ、センサホルダ
３４と符号記録部９の間にわずかな隙間を開けることが
可能になり、センサ３３が符号記録ｓをこすることがな
いため、符号記録部９の破損を防ぐことができる。

第３４図は、軸の外周に符号記録部をシール状の部材着
こより設ける場合の、シールの継ぎ目部分の処理の方法
を示した一実施例である。

軸上に貼り付けたシールは、軸を一周して、貼り付ける
際に必ず接合部が生じる０この部分をシール同士を重ね
る場合には、センサホルダと符号記録部のこすり付けに
よる破損の可能性を除いては問題はないが、同図に示す
ように切れ目３２が生じた場合ｌこは、切れ自力）ら軸
の一部がのぞくために、データの読み収りを誤る恐れが
ある０例えば同図（ｂ）に示すように、軸の反射率が黒
マークと同様の値をもち、その接合部にバーコード部と
クロック部の色が異なるパターンをもってきた場合、本
来のバーコードフォーマットにないパターンが出現し、
読み取りミスを起こす可能性が高い。同図（８月こ切れ
目６２の部分の前後にバーコードとクロックの色が同じ
パターンをもってきた場合を示す。

この場合例えば軸の色が黒の場合、切れ目５２の部分は
同図の符号記録部上の黒のほうに属し、符号記録部の記
録ピッチが多少変化Ｔるだけで、正確な記録が可能にな
る、記録ピッチの変化は、本実施例の場合、クロック部
の白黒変化ヲトリガとして、バーコード部を読み取る方
式のため、読み取りミスの要因ｌこはならない。本実施
例のように０、シールの貼り付は部ｌこ切れ目が生じる
場合、軸の色を白または黒に明確に定義する盛装がある
。即ち、軸成形において、その材料の選定または、成形
後の塗装等の処理により、軸の色そ白／黒どっちつかず
の色ではなく、どちらかに軸作成の仕様として設定する
ことにより、符号記録部の読み取りミスを防ぐことがで
きる。

〔発明の効果〕

以上ｌこ述べた本発明によれば、インク紙に関する情報
を簡便な方法で記載、読み取ることを可能にし、インク
紙の多様化に簡便に適応し、インク紙の性能を十分に主
力）し尚両賞なプリントを行う熱転写記録装置を作成す
ることかできる。又、軸間距離の短い小型のＭ転写記録
装置に対してもインク紙の色を判別するセンナ８取りつ
けるこａ８Ｅ］’　ｆ＋Ｑにし、正しい色で正しいズリ
ントヲ自動的に行うことができる。さらに、軸のカセッ
トへの取りつけを簡便憂こ行い、カセット作成の金型の
形状を有効（こオリ用したのぞき窓の作成、軸のカセッ
ト内への落ち込みの防止等、低コストで事故のないイン
ク紙カセットの作成を可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインク紙カセットと熱転写記録装
置のセンサとの位置関係を示す斜視図、第２図は熱転写
記録装置の動作説明図、第６図は本発明によるインク紙
カセットの三面図、第４図は軸上に設けた符号記録部及
び読み収りセンサの位置関係を示す説明図、第５図から
第１１図は符号説み取りセンサのセンサブロックの形状
例を示Ｔ図、第１２図から第１５図はセンサホルダを熱
転写記録装置の機構部の動作と合わせ軸に接触させるた
めの手段を示す説明図、第１６図から第１７図（工セン
サホルダと軸の位置精度を確保するための高梢励を示す
説明図、第１８図はサーマルヘッドのプラテンドラムへ
の押しつけ動作を利用してセンサホルダを軸に接触させ
る方法の一例を示す説明図、第１９図はセンサの開口部
形状と符号記録部の方向性を説明した図、第２０図はイ
ンク紙の色を判別するセンサの取りつけ位置の例を示し
た説明図、第２１図から第２５図はサーマルヘッド上ｌ
こインク厭センサ及びインク紙用ＬＥＤを設ける方法の
例を示した斜視図及び断面図、第２６図から第２７図は
カセット上に軸先端を収りつける方法の例を示した８Ｐ
Ｆ視図、第２８図はインク紙カセットを作成する公型と
それ４こよるカセットの形状変更の有効利用の例を示し
た説明図、第２９図は軸かカセット内に落ち込むのを防
ぐために軸抜け止めを設けた例を示す断面図、第３０図
力）ら第６１図は棚上に符号記録部を設ける方法の他の
例を示した説明図、第５２図から第３３図は軸上の符号
記録部とセンサホルダ戸の位置決めの方法の実施例を示
した説明図、第３４図は細上にシール状の部材で符号記
録部を設ける場合の方法を示した説明図である。 １・・・インク紙カセット ２・・・インク紙　　　　７・・・インク紙センサ８・
・・インク紙用ＬＥＤ ９・・・符号記録部　　　１０・・・クロックセンサ１
１・・・バーコードセンサ １６・・・サーマルヘッド　２５・・・のぞき窓２９・
・・軸　　　　　　　３３・・・センサ３４・・・セン
サホルダ　　５５・・・スリット６８・・・開口部 を

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、薄い帯状フィルムまたは紙にインクを塗布したイン
   クを巻装したインク軸と、該インク紙を巻き取るインク
   軸を対としてカセットケース内に併設してなり、該イン
   ク軸が前記カセットケースに外から挿入されるトルク供
   給軸と軸方向に伝達可能であると共に、該トルク供給軸
   の回転力を軸に伝達可能であるインク紙カセットを用い
   、該インク紙を印画紙に重ね、サーマルヘッドを用いて
   加熱することにより記録を行う熱転写記録装置において
   、 カセット同軸上に、白黒交互のパターンと該パターンに
   同期して記載されるインク紙の種類等の情報を符号化し
   たパターンを併記した記録部を設け、装置側に該記録部
   を読み取る読み取り手段を設けたことを特徴とする熱転
   写記録装置。 ２、請求項１に於て、記録部上の白黒パターンと該白黒
   パターンと同期して記載されたインク紙の情報を符号化
   したパターンを読み取るために、センサ及び光源を同一
   のホルダ内に納め、該ホルダに前記白黒パターンと略等
   しいか又は狭い幅を有するスリットを設け、該センサホ
   ルダを前記記録部に接触又は近接させることにより前記
   情報を読み取ることを特徴とした熱転写記録装置。 ３、請求項２において、該記録部とセンサホルダの位置
   決めを自動的に行う形状をセンサホルダが有することを
   特徴とした熱転写記録装置。 ４、請求項２において、該センサホルダの記録部への押
   しつけ動作を熱転写記録装置の機構部の印画に伴う動作
   に連動して行うことを特徴とした熱転写記録装置。 ５、請求項２において、該センサホルダの記録部への押
   しつけ動作を熱転写記録装置のフタ開閉やカセット装着
   等の非印画動作と関連させて行うことを特徴とした熱転
   写記録装置。 ６、請求項１において、インク紙の色を判別するセンサ
   を、サーマルヘッド上に設けたことを特徴とする熱転写
   記録装置。 ７、請求項６において、インク紙の色を判別するセンサ
   を、サーマルヘッド上のＩＣカバーの一部を切り欠き、
   該切り欠きの中に装着したことを特徴とする熱転写記録
   装置。 ８、請求項６において、インク紙の色を判別するセンサ
   を、光源と並列にインク紙を挾んでサーマルヘッドと反
   対側に設置し、サーマルヘッド上には前記光源から発す
   る光を反射する反射板を設けたことを特徴とする熱転写
   記録装置。 ９、請求項８において、該反射板をサーマルヘッド上の
   ＩＣカバーの一部を用いて構成したことを特徴とする熱
   転写記録装置。 １０、請求項６において、サーマルヘッドに貫通穴を開
   け、該穴にセンサまたは光源を装着したことを特徴とす
   る熱転写記録装置。 １１、請求項１０において、該穴を前記ＩＣカバーの取
   りつけネジの中心に穴を開けることにより設けたことを
   特徴とする熱転写記録装置。 １２、請求項６において、サーマルヘッド上のＩＣ配置
   領域の一部をセンサ取りつけ領域として解放したことを
   特徴とする熱転写記録装置。 １３、請求項１において、インク軸の先端を、カセット
   上の穴に差し込むことによりカセットに装着することを
   特徴とした熱転写記録装置。 １４、請求項１３において、該穴をカセットの上下ハー
   フの接合部を用いて構成したことを特徴とする熱転写記
   録装置。 １５、請求項１において、カセットを成形する金型によ
   る金型抜き穴を用いて、インク軸のインク紙巻径の確認
   若しくはインク紙に関する情報の記録部を読み取る覗き
   穴として使用することを特徴とした熱転写記録装置。 １６、請求項１において、インク軸のカセット内での抜
   け落ちを防ぐために、軸先端に抜け止めを設けたことを
   特徴とする熱転写記録装置。 １７、請求項１に於て、記録部をインク紙カセットの供
   給軸の外周に設けたことを特徴とする熱転写記録装置。 １８、請求項１において、記録部を設けたリング状の部
   材を軸の先端に取りつけることにより記録部の軸上に取
   りつけ、交換を可能とした熱転写記録装置。 １９、請求項１において、記録部をインク軸の形状を一
   部堀りこむ若しくは盛り上げることにより設けたことを
   特徴とする熱転写記録装置。 ２０、請求項２において、センサホルダの一部とインク
   紙カセット外形上に設けた位置決め面と接触させること
   により、センサホルダと軸の相対位置を確保することを
   特徴とした熱転写記録装置。 ２１、請求項２において、センサホルダの一部とインク
   軸の符号記録部とは異なる外周部分を接触させることに
   より、センサホルダと軸の相対位置を確保することを特
   徴とした熱転写記録装置。 ２２、請求項１において、軸の外周に設けた符号記録部
   をシール状の部材にあらかじめ印刷した記録部を軸の外
   周に貼り付けることにより構成したことを特徴とする熱
   転写記録装置。 ２３、請求項２２において、軸の外周に貼り付けたシー
   ル状の部材の軸上の接合部（端部）の前後に相当する記
   号を、クロック及びバーコードが両方とも同じ色で構成
   したことを特徴とする熱転写記録装置。 ２４、請求項２２において、軸の色をバーコードを構成
   する２色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別するよ
   うな材料若しくは塗装を施したインク軸を用いることを
   特徴とした熱転写記録装置。 ２５、請求項２４において、軸の色をバーコードを構成
   する２色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別するよ
   うなセンサ感度を有する読み取り部を有することを特徴
   とした熱転写記録装置。 ２６、請求項１におけるインク紙カセットにおいて、カ
   セツト内軸上に、白黒交互のパターンと該パターンに同
   期して記載されるインク紙の種類等の情報を符号化した
   パターンを併記した記録部を設けたことを特徴とするイ
   ンク紙カセット。 ２７、請求項２６において、インク軸の先端を、カセツ
   ト上の穴に差し込むことによりカセットに装着すること
   を特徴としたインク紙カセット。 ２８、請求項２７において、該穴をカセットの上下ハー
   フの接合部を用いて構成したことを特徴とするインク紙
   カセット。 ２９、請求項２６において、カセットを成形する金型に
   よる金型抜き穴を用いて、インク軸のインク紙巻径の確
   認若しくはインク紙に関する情報の記録部を読み取る覗
   き穴として使用することを特徴としたインク紙カセット
   。 ３０、請求項２６において、インク軸のカセット内での
   抜け落ちを防ぐために、軸先端に抜け止めを設けたこと
   を特徴とするインク紙カセット。 ３１、請求項２６において、記録部をインク紙カセット
   の供給軸の外周に設けたことを特徴とするインク紙カセ
   ット。 ３２、請求項２６において、記録部を設けたリング状の
   部材を軸の先端に取りつけることにより、記録部の軸上
   への取りつけ、交換を可能にしたことを特徴とするイン
   ク紙カセット。 ３３、請求項２６において、記録部をインク軸の形状を
   一部堀りこむ若しくは盛り上げることにより設けたこと
   を特徴とするインク紙カセット。 ３４、請求項２におけるインク紙カセットにおいて、セ
   ンサホルダの一部とインク紙カセット外形上に設けた位
   置決め面と接触させることにより、センサホルダと軸の
   相対位置を確保することを特徴としたインク紙カセツト
   。 ３５、請求項２におけるインク紙カセットにおいて、セ
   ンサホルダの一部とインク軸の符号記録部とは異なる外
   周部分を接触させることにより、センサホルダと軸の相
   対位置を確保することを特徴としたインク紙カセット。 ３６、請求項２６において、軸の外周に設けた符号記録
   部をシール状の部材にあらかじめ印刷した記録部を軸の
   外周に貼り付けることにより構成したことを特徴とする
   インク紙カセット。 ３７、請求項３６において、軸の外周に貼り付けたシー
   ル状の部材の軸状の接合部（端部）の前後に相当する記
   号を、クロック及びバーコードが両方とも同じ色で構成
   したことを特徴とするインク紙カセット。 ３８、請求項３６において、軸の色をバーコードを構成
   する２色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別するよ
   うな材料若しくは塗装を施したインク軸を用いることを
   特徴としたインク紙カセット。