JP2021070229A - 印字ユニット及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成によりマーク位置の異なる記録紙に対して位置検出が可能な印字ユニット及びこの印字ユニットを用いたプリンタを提供する。【解決手段】サーマルヘッドを有するヘッドユニットと、ヘッドユニットに組み合わされるプラテンユニットと、を備え、プラテンユニットは、サーマルヘッドとの間に記録紙を挟持するとともに、記録紙を紙送りするプラテンローラと、プラテンローラを回転可能に支持するプラテンフレームと、記録紙の検出を行うセンサ41、センサ41に接続されるコネクタ42及びセンサ41とコネクタ42とを接続する接続部43を有するセンサユニット9と、プラテンフレームに取り付けられ、コネクタ42の端子42aを露出させるコネクタ配置部62及びセンサユニット9を収容するセンサ収容部61が複数設けられたセンサホルダ8と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、印字ユニット及びプリンタに関するものである。
従来、ラベルやタグ等の記録紙に印字を行うプリンタの構成が開示されている。これらのプリンタでは、記録紙に設けられたマークをセンサ等で読み取って記録紙の位置を検出するための技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、印字部が開閉可能なプリンタであって、印字媒体用センサが取り付けられたセンサ支持装置と、印字部の開放状態においてセンサ支持装置を記録紙の送り方向と直交する方向に移動調整可能な移動機構と、を備えた構成が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、センサ支持装置を移動機構に沿って所定の位置に移動させた状態で保持できるとされている。これにより、例えばマーク位置の異なる記録紙を使用する際、センサの位置をマーク位置に合わせて移動させることで、記録紙の位置が検出される。
特開2005−178309号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、センサ支持装置を移動させるための移動機構を設ける必要があり、構成が複雑化するおそれがある。また、異なる検出位置に対応するために、センサ支持装置と本体とを接続する配線等の長さを余分に確保する必要がある。このため、配線が長くなるとともに、余分な長さの配線を収容するためのスペース等が必要となり、プリンタが大型化するおそれがある。
そこで、本発明は、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙に対して位置検出が可能な印字ユニット及びこの印字ユニットを用いたプリンタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一つの形態の印字ユニットは、サーマルヘッドを有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットに組み合わされるプラテンユニットと、を備え、前記プラテンユニットは、前記サーマルヘッドとの間に記録紙を挟持するとともに、前記記録紙を紙送りするプラテンローラと、前記プラテンローラを回転可能に支持するプラテンフレームと、前記記録紙の検出を行うセンサ、前記センサに接続されるコネクタ及び前記センサと前記コネクタとを接続する接続部を有するセンサユニットと、前記プラテンフレームに取り付けられ、前記コネクタの端子を露出させるコネクタ配置部及び前記センサユニットを収容するセンサ収容部が複数設けられたセンサホルダと、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、プラテンユニットのプラテンフレームは、センサ収容部を複数有するので、複数のセンサ収容部のうち、所望のセンサ収容部にセンサユニットを収容できる。これにより、例えば記録紙のマーク位置と対応する位置にセンサを配置することができる。また、センサユニットを収容する位置を入れ替えるだけで、容易にマーク位置の異なる記録紙に対してセンサ位置を変更できる。よって、簡素な構成により記録紙のマークを確実に検出できる。
センサユニットは、センサとコネクタとを有する。これにより、例えばセンサのみの位置を変更可能に構成した場合と比較して、センサ及びコネクタ間を接続する配線の長さを短くできる。よって、部品に係るコストを削減し、かつ製造時の組み立て作業性を向上できる。また、配線が短いので、余分な長さの配線を収容するためのスペースを別途設ける必要がない。よって、印字ユニットの構成を小型化できる。
したがって、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙に対して位置検出が可能な印字ユニットを提供できる。
また、前記印字ユニットは、前記接続部は、基板であり、前記センサ及び前記コネクタは、単一の前記基板に実装されることを特徴としている。
この構成によれば、センサ及びコネクタは、単一の基板に実装されることにより電気的に接続されている。これにより、電線を用いることなくセンサとコネクタとを接続することができ、センサユニットを簡素な構成とすることができる。よって、部品点数を削減するとともに、センサユニットの収容位置を変更する際の作業性を向上できる。基板は、センサ及びコネクタを一体化した状態で保持するので、基板、センサ及びコネクタを一体的に移動して所望のセンサ収容部に収容させることができる。これにより、例えば異なる検出位置に対応するために長さが余分に設けられた基板を用いる場合と比較して、移動範囲に対応した基板の大きさを最小限に抑えることができる。また、センサホルダに余分な長さの基板を収容するためのスペース等を設ける必要が無いので、センサホルダを小型化できる。
また、前記印字ユニットは、前記基板は、フレキシブル基板であり、前記センサユニットは、前記センサ、前記コネクタ及び前記フレキシブル基板が一体化されたサブユニットと、前記サブユニットが取り付けられるセンサブラケットと、を有することを特徴としている。
この構成によれば、センサユニットは、サブユニットとセンサブラケットとを有する。サブユニットはフレキシブル基板を有するので、フレキシブル基板にセンサ及びコネクタを接続した状態で、サブユニットをセンサブラケットに容易に取り付けることができる。また、サブユニットは、センサブラケットと一体的に収容部に収容されるので、センサブラケットを設けない場合と比較して、センサユニットの強度を向上できる。よって、センサの位置決め精度を向上できる。
また、前記印字ユニットは、前記センサブラケットは、前記フレキシブル基板が係合可能な係合部を有することを特徴としている。
この構成によれば、センサブラケットの係合部にフレキシブル基板を係合させることができる。これにより、センサブラケットと、フレキシブル基板を有するサブユニットと、を容易に一体化してセンサユニットを形成できる。よって、簡素な構成により製造時の作業性を向上できる。
本発明の一つの形態のプリンタは、上述の印字ユニットと、前記印字ユニットが組み付けられたケーシングと、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、ケーシングに印字ユニットが組み付けられることにより、プリンタが形成される。印字ユニットは、複数のセンサ収容部を有するセンサホルダと、センサ収容部に収容され、センサを有するセンサユニットと、を備える。これにより、センサユニットを所望のセンサ収容部に収容し、記録紙のマーク位置と対応した位置にセンサを配置できる。
したがって、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙に対して位置検出が可能な印字ユニットを用いた、簡素化とユーザーニーズの実現とを両立したサーマルプリンタを提供できる。
本発明によれば、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙に対して位置検出が可能な印字ユニット及びこの印字ユニットを用いたプリンタを提供できる。
実施形態に係るプリンタカバーが開位置にあるときのサーマルプリンタの断面図。 実施形態に係るプリンタカバーが閉位置にあるときのサーマルプリンタの断面図。 実施形態に係る印字ユニットの側面図。 実施形態に係る印字ユニットの分解斜視図。 図4のV−V線に沿う断面図。 実施形態に係るプラテンユニットの斜視図。 実施形態に係るセンサホルダの斜視図。 実施形態に係るセンサユニットの斜視図。 実施形態に係るサブユニットの斜視図。 実施形態に係るセンサブラケットの斜視図。 実施形態に係るサブユニットの展開図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
(実施形態)
(サーマルプリンタ)
図1は、実施形態に係るプリンタカバー12が開位置にあるときのサーマルプリンタ1(請求項のプリンタ)の断面図である。図2は、実施形態に係るプリンタカバー12が閉位置にあるときのサーマルプリンタ1の断面図である。なお、本実施形態では、図1に示す例において、紙面上下方向を単に上下方向とし、紙面に直交する方向を左右方向とし、上下方向及び左右方向に直交する方向を前後方向として説明する。また、図中のUPは上方を、LHは左方を、FRは前方をそれぞれ指す。
サーマルプリンタ1は、ケーシング2と、ケーシング2に組み込まれた印字ユニット3と、を備える。
(ケーシング)
ケーシング2は、ケーシング本体11と、プリンタカバー12と、を備える。ケーシング2には、ロール紙Rが収容されている。ロール紙Rは、記録紙Pが巻回されて構成されている。本実施形態において、記録紙Pは、例えば帯状の剥離紙に複数のラベルシールが設けられたものである。隣り合うラベルシールの間には、ラベル位置検出用のマーク(不図示)が設けられている。
ケーシング本体11は、箱状に形成されている。ケーシング本体11には、ロール紙Rを収容するロール紙収容部13が形成されている。
プリンタカバー12は、ヒンジ部14を介してケーシング本体11に回動可能に連結されている。プリンタカバー12は、ロール紙収容部13を開放した開位置と、ロール紙収容部13を閉塞した閉位置と、の間でロール紙収容部13を開閉可能に構成されている。図2に示すように、プリンタカバー12の閉位置において、ロール紙収容部13の開口縁と、プリンタカバー12の先端部と、の間には、ロール紙Rから引き出された記録紙Pを外部(上方)に排出する排出口15(図2参照)が形成されている。
(印字ユニット)
図3は、実施形態に係る印字ユニット3の側面図である。
印字ユニット3は、互いに分離可能に組み合わされるヘッドユニット4及びプラテンユニット5を有する。
(ヘッドユニット)
ヘッドユニット4は、ケーシング本体11に組み付けられている。図1に示すように、ヘッドユニット4は、ロール紙収容部13に隣接して配設された内部プレート16上に、サーマルヘッド17をロール紙収容部13側に向けた状態で固定されている。
図4は、実施形態に係る印字ユニット3の分解斜視図である。図5は、図4のV−V線に沿う断面図である。
ヘッドユニット4は、ヘッドフレーム18と、ヘッドブロック19と、可動刃20と、ガイド部材21と、を備える。
(ヘッドフレーム)
図4に示すように、ヘッドフレーム18は、前後方向から見た正面視で上方に向けて開口するU字状に形成されている。
ヘッドフレーム18のうち、左右方向の両側に位置する一対の側壁部18a,18bには、収容凹部81が形成されている。収容凹部81は、上方に向けて開口するとともに、前後方向に沿う幅が下方に向かうに従い漸次縮小している。収容凹部81内には、詳しくは後述するプラテンローラ7の軸受38が係合される。収容凹部81の内周縁には、ストッパ部81aが後方に向けて突設されている。ストッパ部81aは、閉位置において、プラテンローラ7の軸受38に上方から係合する。側壁部18a,18bの前端縁には、後方に向けて窪む位置決め凹部85が形成されている。
側壁部18a,18b上における後部(ヘッドブロック19よりも後方に位置する部分)には、支持部材22が配設されている。支持部材22は、上下方向を厚さ方向とするとともに、左右方向に沿って延設されている。支持部材22は、側壁部18a,18b間を架け渡している。支持部材22は、ヘッドブロック19を後方から支持するとともに、可動刃20とヘッドフレーム18とを接続するためのものである。
各側壁部18a,18bのうち、右側の側壁部18aには、プラテン用輪列機構23が設けられている。プラテン用輪列機構23は、ヘッドフレーム18に搭載された不図示のプラテン用モータに接続されている。プラテン用モータを回転させることで、プラテン用輪列機構23が回転する。プラテン用輪列機構23は、詳しくは後述するプラテンユニット5のプラテンローラ7に回転力を伝達する。
図3及び図5に示すように、ヘッドフレーム18の側壁部18a,18b間には、回動軸82が設けられている。回動軸82は、左右方向に沿って延設されている。回動軸82は、その両端部が各側壁部18a,18bの貫通孔(不図示)内に挿入されて支持されている。図3に示すように、回動軸82のうち、左側の側壁部18bよりも外側に位置する部分には、プラテンユニット5とヘッドユニット4との組み合わせを解除する解除レバー83が配設されている。
解除レバー83は、左右方向から見た側面視でV字状に形成されている。解除レバー83は、その頂部が回動軸82周りに回動可能に支持されている。解除レバー83のうち、頂部に対して一端側に位置する部分にはケーシング本体11に設けられた不図示のレバー部材が係止されている。一方、解除レバー83のうち、頂部に対して他端側に位置する部分は、プラテンユニット5に設けられた突出片32(図4参照)に下方から当接するようになっている。これにより、解除レバー83は、レバー部材の操作に連動して回動し、突出片32を介してプラテンユニット5を上方に向けて押し上げることで、ヘッドユニット4からプラテンユニット5を分離させる。なお、解除レバー83と側壁部18bとの間には、解除レバー83を突出片32から離間する方向に付勢する付勢部材84が介在している。
(ヘッドブロック)
図4及び図5に示すように、ヘッドブロック19は、ヘッドサポート86と、上述したサーマルヘッド17と、を備える。
ヘッドサポート86は、ヘッドフレーム18に配設された回動軸82に回動可能に支持されている。ヘッドサポート86は、金属等の板材が屈曲形成されて構成されている。ヘッドサポート86は、ヘッドフレーム18の内側に配置されている。具体的に、ヘッドサポート86は、サーマルヘッド17が固定されるヘッド支持壁87と、ヘッド支持壁87における左右方向の両端部から後方に向けて各別に屈曲された一対のステー88と、を備える。
ヘッド支持壁87は、前後方向を厚さ方向とするとともに、左右方向に延設されている。
ステー88は、その下端部がヘッド支持壁87よりも下方に位置している。ステー88の下端部には、上述した回動軸82を収容する連結凹部88aが形成されている。連結凹部88aは、左右方向から見た側面視で前方に向けて開放するC字状に形成されている。これにより、ヘッドサポート86は、回動軸82周りに前後方向(プラテンローラ7に接近離間する方向)に回動可能とされるとともに、回動軸82に着脱可能に装着されている。ステー88の下端縁(連結凹部88aよりも下方に位置する部分)は、後方に向かうに従い下方に向けて傾斜するテーパ状となっている。なお、連結凹部88aに代えて貫通孔内に回動軸82が挿入される構成であってもよい。
ヘッド支持壁87における左右方向の両端部のうち、上述したステー88よりも上方に位置する部分には、後方に向けてストッパ係合部87aが突設されている。ストッパ係合部87aは、ヘッドフレーム18の規制部18cに係止され、ヘッドブロック19の回動範囲を制限する。
前後方向において、ヘッド支持壁87と支持部材22との間には、ヘッド付勢部材24が介在している。ヘッド付勢部材24は、ヘッドブロック19(サーマルヘッド17)をプラテンローラ7側(前方)に向けて付勢する。
サーマルヘッド17は、ヘッド支持壁87の前面に固定されている。サーマルヘッド17は、左右方向(記録紙Pの紙幅方向)に沿って延在する板状に形成されている。サーマルヘッド17の表面には、複数の発熱素子がライン状に配列されている。
(可動刃)
可動刃20は、支持部材22を介してヘッドフレーム18(各側壁部18a,18b)の上方に取り付けられている。図3に示すように、具体的に、可動刃20は、可動刃フレーム91と、可動刃フレーム91にスライド可能に支持された可動刃本体92と、可動刃本体92を駆動させる駆動機構93と、を備える。
可動刃フレーム91は、金属板等が屈曲されて構成されている。可動刃フレーム91は、支持部材22上に着脱可能に取り付けられている。
可動刃本体92は、その刃先が上下方向から見た平面視でV字状に形成されている。可動刃本体92は、根元から刃先までの長さが左右方向の両端部から中央に向かって漸次短くなるように形成されている。
駆動機構93は、可動刃フレーム91上に搭載された正逆転可能なカッター用モータや、カッター用モータ及び可動刃本体92間に接続される輪列機構等(不図示)を有している。可動刃本体92は、カッター用モータの駆動力が輪列機構を介して伝達されることで、スライド移動する。
(ガイド部材)
図4に示すように、ガイド部材21は、ヘッドフレーム18の前部において、側壁部18a,18b間に配設されている。ガイド部材21は、ヘッドブロック19及び可動刃20を支持する記録紙Pをサーマルヘッド17に案内している。ガイド部材21は、左右両側に位置する一対の側部ブロック94と、各側部ブロック94間を架け渡すガイドブロック95と、を備える。
側部ブロック94は、ヘッドフレーム18の側壁部18a,18bに対して左右方向の内側に配置されている。各側部ブロック94の前端部には、左右方向の外側に向けて位置決め突起94aが突設されている。各位置決め突起94aは、ヘッドフレーム18の位置決め凹部85内に前方から収容されている。位置決め突起94aは、位置決め凹部85に上下及び後方から囲繞されている。
ガイドブロック95は、その上面及び前面が側部ブロック94に対して下方及び後方に窪んでいる。ガイド部材21のうち、ガイドブロック95の上面及び前面、並びに側部ブロック94における左右方向の内側に位置する面によってガイド通路90が形成されている。ガイド通路90は、前方から後方へ向かうにつれて上方に傾斜している。ガイド通路90内には、サーマルヘッド17に向けて記録紙Pが通過する(図5も参照)。ガイド通路90内には、閉位置において、プラテンローラ7が上方から収容されている。ガイド通路90内には、サーマルヘッド17の発熱素子が後方から露出している。
ガイドブロック95の前部には、下方に向けて窪む凹部96が形成されている。凹部96は、ガイドブロック95における左右方向の両端部に形成されている。凹部96の底壁部には、上下方向に貫通する貫通孔96aが形成されている。貫通孔96aは、ヘッドフレーム18の底壁部に形成された貫通孔に上下方向で重なり合っている。貫通孔96a内には、ビス等の図示しない締結部材が挿通される。締結部材は、ケーシング本体11に締結される。よって、ガイド部材21は、ヘッドフレーム18とともにケーシング本体11に共締めされる。
(プラテンユニット)
図2に示すように、プラテンユニット5は、プリンタカバー12の内面における先端部に組み付けられている。プラテンユニット5は、プリンタカバー12の開閉動作に伴ってヘッドユニット4に分離可能に組み合わされる。図4及び図5に示すように、プラテンユニット5は、プラテンフレーム6と、プラテンローラ7と、センサホルダ8と、センサユニット9と、を有する。
(プラテンフレーム)
図6は、実施形態に係るプラテンユニット5を下後方から見た斜視図である。
図4及び図6に示すように、プラテンフレーム6は、金属等の板材が屈曲させて形成されている。プラテンフレーム6は、前後方向から見た正面視で下方に向けて開放されたU字状に形成されている。プラテンフレーム6は、メインフレーム30と、サブフレーム31と、を備える。
メインフレーム30は、前後方向から見た正面視で下方に向けて開放されたU字状に形成されている。メインフレーム30は、軸支持部30aと、連結部30bと、を備える。
軸支持部30aは、左右方向の両端部に一対設けられている。各軸支持部30aの後端部には、プラテンローラ7の後述する軸受38が保持されている。また、各軸支持部30aのうち、左右方向の解除レバー83側(図示の例では左側)に位置する軸支持部30aの下端部には、左右方向の外側に向けて突出する突出片32が形成されている。突出片32は、ヘッドユニット4に設けられた解除レバー83に当接する。
連結部30bは、各軸支持部30a間を架け渡している。連結部30bは、左右方向に沿って延びている。連結部30bには、固定刃33が取り付けられている(図5参照)。固定刃33は、左右方向に沿って延在する板状に形成されている。固定刃33は、刃先を後方に向けた状態で連結部30b上に固定されている。図2に示すように、プリンタカバー12が閉まり、プラテンユニット5とヘッドユニット4とが組み合わされたときに、可動刃20と固定刃33とが互いに対向する所定位置に位置決めされる。
サブフレーム31は、メインフレーム30よりも一回り大きい。サブフレーム31は、メインフレーム30を上方方向及び左右方向の両側から取り囲んでいる。具体的に、サブフレーム31は、左右方向の両側に位置する側部31aと、各側部31a間を連結する基部31bと、を有する。各側部31aの後端部には、プラテンローラ7の各軸受38が遊挿されている。プラテンユニット5は、サブフレーム31を介してプリンタカバー12に取り付けられる。
図3に示すように、メインフレーム30とサブフレーム31との間には、与圧機構34が設けられている。与圧機構34は、プラテン軸36周りにプラテンフレーム6をサブフレーム31から離間する方向(下方)に向けて付勢(与圧)している。与圧機構34は、例えば上下方向に沿って延びるコイルばね等である。与圧機構34は、プラテンユニット5の左側端部に配設されている。具体的に、与圧機構34の下端部はサブフレーム31に連結され、与圧機構34の上端部はプラテンフレーム6の連結部30bに連結されている。なお、与圧機構34は、プラテンユニット5の左右端部のうち、少なくともいずれかの端部に配設されていればよい。
(プラテンローラ)
図5及び図6に示すように、プラテンローラ7は、プラテンフレーム6に回転可能に取り付けられている。プラテンローラ7は、プリンタカバー12の閉位置において、プラテンユニット5とヘッドユニット4とが組み合わされたときに、記録紙Pを間に挟んだ状態でサーマルヘッド17に外周面が接触するように配置されている。プラテンローラ7は、回転することにより記録紙Pを紙送りする。具体的に、プラテンローラ7は、プラテン軸36と、ローラ本体37と、を備える。
図3に示すように、プラテン軸36は、左右方向に沿って延びている。プラテン軸36の両端部には、軸受38がそれぞれ外装されている。各軸受38は、プラテンフレーム6(より具体的にはメインフレーム30)の軸支持部30aに保持されている。プラテンローラ7は、軸受38を介してメインフレーム30に回転可能に支持されている。図6に示すように、プラテン軸36の他端部(右側端部)には、プラテン用歯車39が装着されている。プラテン用歯車39は、プラテンユニット5とヘッドユニット4とが互いに組み合わされた際に、ヘッドユニット4のプラテン用輪列機構23に噛合する。プラテン用歯車39は、ヘッドユニット4のプラテン用モータ(不図示)が回転することにより、プラテン用輪列機構23を介して回転力が伝達されて回転する。
ローラ本体37は、プラテン軸36の外周部に装着されている。ローラ本体37は、ゴム等の弾性材料により形成されている。
(センサホルダ)
センサホルダ8は、メインフレーム30における一対の軸支持部30a間に配置されている。センサホルダ8は、左右方向に沿って延びている。センサホルダ8の上端には係合爪60(図7も参照)が一体形成されている。センサホルダ8は、係合爪60を介してメインフレーム30に係止されている。センサホルダ8は、プラテンローラ7に対して前方及び下方から覆うように配置されている。
図7は、実施形態に係るセンサホルダ8の斜視図である。
センサホルダ8は、センサ収容部61と、コネクタ配置部62と、紙対向部63と、を有する。
センサ収容部61は、センサホルダ8の上面から下方へ向かって凹んでいる。センサ収容部61は、左右方向に等間隔に複数(本実施形態では3個)設けられている。センサ収容部61には、センサユニット9が上方(図7の矢印Aに沿う方向)から挿入されることにより、センサユニット9が収容される。センサ収容部61の内壁には、上下方向(すなわち、センサユニット9の挿入方向)に沿う挿入溝61aが一体形成されている。
隣り合うセンサホルダ8の間には、上述した係合爪60及び係合凸部64が形成されている。係合凸部64は、隣り合うセンサホルダ8の間に位置するセンサホルダ8の上面に設けられている。係合凸部64は、センサホルダ8の上面から上方へ向かって突出している。係合凸部64は、プラテンフレーム6の不図示の係合凹部に挿入されている。これにより、プラテンフレーム6に対してセンサホルダ8が位置決めされる。
コネクタ配置部62は、センサ収容部61の前方に設けられている。コネクタ配置部62は、センサ収容部61の内部と外部とを連通している。コネクタ配置部62は、左右方向に複数(本実施形態では3個)設けられている。各コネクタ配置部62は、各センサ収容部61と対応した位置に設けられている。コネクタ配置部62は、センサ収容部61にセンサユニット9が挿入された状態で、後述するコネクタ42の端子42aを外部に露出させる。
紙対向部63は、センサ収容部61より下方かつ後方に突出している。紙対向部63は、下方かつ後方に面する斜面63aを有する。紙対向部63の斜面63aは、プラテンユニット5とヘッドユニット4とが組み合わされたときに、ヘッドユニット4のガイド通路90と平行となる。記録紙Pは、紙対向部63の斜面63aとガイド通路90との間に配置される。換言すれば、紙対向部63は、プラテンユニット5とヘッドユニット4とが組み合わされた状態で記録紙Pに対向する。紙対向部63には、複数(本実施形態では3個)のセンサ露出窓63bが設けられている。センサ露出窓63bは、紙対向部63を斜面63aと直交する方向に沿って貫通している。センサ露出窓63bは、センサ収容部61とセンサホルダ8の外部とを連通している。
(センサユニット)
図8は、実施形態に係るセンサユニット9の斜視図である。図9は、実施形態に係るサブユニット40の斜視図である。図10は、実施形態に係るサブユニット40の展開図である。
図11は、実施形態に係るセンサブラケット50の斜視図である。
図7に示すように、センサユニット9は、センサホルダ8に設けられた複数のセンサ収容部61のうち、所定の1個のセンサ収容部61(本実施形態では中央のセンサ収容部61)内に収容されている。
図8に示すように、センサユニット9は、サブユニット40と、センサブラケット50と、を備える。
図9及び図10に示すように、サブユニット40は、センサ41と、コネクタ42と、接続部43と、を有する。
センサ41は、例えばフォトセンサ等である。センサ41は、記録紙Pの位置を検出する。具体的に、本実施形態において、センサ41は、例えば複数のラベル等を有する記録紙Pに予め記載されたマークの有無を検出する。マークは、例えば各ラベルの印字開始位置を示す。
コネクタ42は、センサ41と接続されている。コネクタ42の端子42aは、外部の電力供給部PW(図1参照)及び不図示の制御基板に接続されている。
接続部43は、センサ41とコネクタ42とを接続している。本実施形態において、接続部43は、フレキシブル基板45である。フレキシブル基板45の長手方向の一端部にセンサ41が実装されている。フレキシブル基板45の長手方向の他端部にコネクタ42が実装されている。これにより、センサ41及びコネクタ42は、フレキシブル基板45を介して一体化されるとともに互いに電気的に接続されている。図9に示すように、フレキシブル基板45は、短手方向から見てZ字状となるように折り曲げられて後述のセンサブラケット50に保持されている。
図8及び図11に示すように、センサブラケット50は、サブユニット40を固定保持している。センサブラケット50は、樹脂等の材料により形成されている。センサブラケット50は、折り曲げられたフレキシブル基板45が取り付け可能となっている。センサブラケット50は、フレキシブル基板45が係合可能な係合部51を有する。また、センサブラケット50は、フレキシブル基板45が取り付けられた状態において、フレキシブル基板45側に突出する凸部52を有する。凸部52は、フレキシブル基板45のうちセンサ41が実装された一端側と対応する位置に設けられている。凸部52は、フレキシブル基板45に形成された孔部46(図9参照)に挿入されている。
このように形成されたセンサユニット9は、センサ41を下にした状態でセンサホルダ8に上方から挿入される。このとき、紙対向部63のセンサ露出窓63bにセンサ41が配置される。よって、センサホルダ8にセンサユニット9が収容された状態で、センサ41がセンサ露出窓63bを通して外部に露出する。また、この状態で、コネクタ配置部62にコネクタ42が配置される。よって、コネクタ42の端子42aがコネクタ配置部62を通して外部に露出する。図2に示すように、コネクタ42の端子42aに接続された配線Wは、プリンタカバー12の内部を通ってケーシング本体11に配策され、ケーシング本体11内の電源部PW及び不図示の制御基板に接続される。
(サーマルプリンタの動作)
次に、上述のサーマルプリンタ1を用いた記録紙Pへの印字動作について説明する。
まず、図2及び図3に示すように、プリンタカバー12が閉位置とされ、ケーシング2と印字ユニット3とが組み合わさった状態において、可動刃20と固定刃33とが所望の位置に配置される。このとき、記録紙Pがプラテンローラ7とサーマルヘッド17との間に挟まれた状態となる。記録紙Pの端部は、可動刃20と固定刃33との間を通過した後、排出口15からケーシング2の外側に引き出されている。プラテンユニット5側のプラテン用歯車39は、ヘッドユニット4側のプラテン用輪列機構23に噛合している。
次に、プラテン用モータを駆動すると、回転力がプラテンユニット5のプラテン用歯車39に伝達される。これにより、プラテンローラ7が回転し、プラテンローラ7とサーマルヘッド17との間で記録紙Pを挟み込みながら紙送りする。また、紙送りと同時に、サーマルヘッド17の発熱素子を適宜発熱させることにより、紙送りされる記録紙Pに対して各種の文字や図形等を印字する。
ここで、プラテンユニット5に取り付けられたセンサ41は、記録紙Pの隣り合うラベル間に設けられたマークを検出する。この検出結果に応じて、プラテンローラ7による紙送り量が調節される。本実施形態では、マークは、記録紙Pの短手方向の中央部を含む領域に記載されている。これにより、中央のセンサ収容部61に収容されたセンサ41により、記録紙Pの長手方向において所望の開始位置から印字することができる。
例えば短手方向の右端にマークが記載された記録紙Pを用いる場合には、複数のセンサ収容部61のうち、右方のセンサ収容部61にセンサユニット9を収容する。同様に、例えば短手方向の左端にマークが記載された記録紙Pを用いる場合には、複数のセンサ収容部61のうち、左方のセンサ収容部61にセンサユニット9を収容する。
次に、印字された記録紙Pは、固定刃33と可動刃20との間を通過する。記録紙Pが所定の長さ通過した後、駆動機構93を駆動させ、可動刃20を固定刃33に向けてスライドさせる。これにより、固定刃33と可動刃20との間で記録紙Pが切断される。その結果、切断した記録紙Pを、レシートやチケット等として使用することができる。
(作用、効果)
次に、上述した印字ユニット3及びサーマルプリンタ1の作用、効果について説明する。
本構成の印字ユニット3によれば、プラテンユニット5のプラテンフレーム6は、センサ収容部61を複数有するので、複数のセンサ収容部61のうち、所望のセンサ収容部61にセンサユニット9を収容できる。これにより、例えば記録紙Pのマーク位置と対応する位置にセンサ41を配置することができる。また、センサユニット9を収容する位置を入れ替えるだけで、容易にマーク位置の異なる記録紙Pに対してセンサ41の位置を変更できる。よって、簡素な構成により記録紙Pのマークを確実に検出できる。
センサユニット9は、センサ41とコネクタ42とを有する。これにより、例えばセンサ41のみの位置を変更可能に構成した場合と比較して、センサ41及びコネクタ42間を接続する配線(接続部43)の長さを短くできる。よって、部品に係るコストを削減し、かつ製造時の組み立て作業性を向上できる。また、配線が短いので、余分な長さの配線を収容するためのスペースを別途設ける必要がない。よって、印字ユニット3の構成を小型化できる。
したがって、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙Pに対して位置検出が可能な印字ユニット3を提供できる。
センサ41及びコネクタ42は、単一の基板(フレキシブル基板45)に実装されることにより電気的に接続されている。これにより、電線を用いることなくセンサ41とコネクタ42とを接続することができ、センサユニット9を簡素な構成とすることができる。よって、部品点数を削減するとともに、センサユニット9の収容位置を変更する際の作業性を向上できる。フレキシブル基板45は、センサ41及びコネクタ42を一体化した状態で保持するので、フレキシブル基板45、センサ41及びコネクタ42を一体的に移動して所望のセンサ収容部61に収容させることができる。これにより、例えば異なる検出位置に対応するために長さが余分に設けられた基板を用いる場合と比較して、移動範囲に対応したフレキシブル基板45の大きさを最小限に抑えることができる。また、センサホルダ8に余分な長さの基板を収容するためのスペース等を設ける必要が無いので、センサホルダ8を小型化できる。
センサユニット9は、サブユニット40とセンサブラケット50とを有する。サブユニット40はフレキシブル基板45を有するので、フレキシブル基板45にセンサ41及びコネクタ42を接続した状態で、サブユニット40をセンサブラケット50に容易に取り付けることができる。また、サブユニット40は、センサブラケット50と一体的にセンサ収容部61に収容されるので、センサブラケット50を設けない場合と比較して、センサユニット9の強度を向上できる。よって、センサ41の位置決め精度を向上できる。
センサブラケット50の係合部51にフレキシブル基板45を係合させることができる。これにより、センサブラケット50と、フレキシブル基板45を有するサブユニット40と、を容易に一体化してセンサユニット9を形成できる。よって、簡素な構成により製造時の作業性を向上できる。
本構成のサーマルプリンタ1によれば、ケーシング2に印字ユニット3が組み付けられることにより、サーマルプリンタ1が形成される。印字ユニット3は、複数のセンサ収容部61を有するセンサホルダ8と、センサ収容部61に収容され、センサ41を有するセンサユニット9と、を備える。これにより、センサユニット9を所望のセンサ収容部61に収容し、記録紙Pのマーク位置と対応した位置にセンサ41を配置できる。
したがって、従来技術と比較して簡素かつ小型な構成によりマーク位置の異なる記録紙Pに対して位置検出が可能な印字ユニット3を用いた、簡素化とユーザーニーズの実現とを両立したサーマルプリンタ1を提供できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、フレキシブル基板45をセンサブラケット50に取り付けることによりセンサユニット9が形成される構成について説明したが、これに限らない。センサブラケット50はなくてもよい。すなわち、例えば剛性の高い基板にセンサ41とコネクタ42とを実装したサブユニット40をセンサユニット9としてセンサ収容部61に収容してもよい。ただし、センサユニット9の剛性を向上しつつセンサ収容部61への組付け性を向上できる点で、センサブラケット50を設けた本実施形態に優位性がある。
接続部43として、フレキシブル基板45の代わりに電線を用いてもよい。この場合、配線によりセンサ41とコネクタ42とを接続するとともに、センサブラケット50に配線を固定するための係合部51等を形成してもよい。但し、部品点数を削減できる点や、センサブラケット50へのサブユニット40の取り付けを容易に行うことができる点等において、フレキシブル基板45を接続部43とした本実施形態の構成は優位性がある。
センサ収容部61の個数は上述の実施形態に限定されない。
上述した実施形態では、プラテンフレーム6に固定刃33が設けられ、ヘッドフレーム18に可動刃20が設けられた構成について説明したが、これに限らない。可動刃20がプラテンフレーム6に設けられ、固定刃33がヘッドフレーム18に設けられた構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 サーマルプリンタ(プリンタ)
2 ケーシング
3 印字ユニット
4 ヘッドユニット
5 プラテンユニット
6 プラテンフレーム
7 プラテンローラ
8 センサホルダ
9 センサユニット
17 サーマルヘッド
40 サブユニット
41 センサ
42 コネクタ
43 接続部
45 フレキシブル基板
50 センサブラケット
51 係合部
61 センサ収容部
62 コネクタ配置部
P 記録紙

Claims (5)

  1. サーマルヘッドを有するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに組み合わされるプラテンユニットと、
    を備え、
    前記プラテンユニットは、
    前記サーマルヘッドとの間に記録紙を挟持するとともに、前記記録紙を紙送りするプラテンローラと、
    前記プラテンローラを回転可能に支持するプラテンフレームと、
    前記記録紙の検出を行うセンサ、前記センサに接続されるコネクタ及び前記センサと前記コネクタとを接続する接続部を有するセンサユニットと、
    前記プラテンフレームに取り付けられ、前記コネクタの端子を露出させるコネクタ配置部及び前記センサユニットを収容するセンサ収容部が複数設けられたセンサホルダと、
    を備えることを特徴とする印字ユニット。
  2. 前記接続部は、基板であり、
    前記センサ及び前記コネクタは、単一の前記基板に実装されることを特徴とする請求項1に記載の印字ユニット。
  3. 前記基板は、フレキシブル基板であり、
    前記センサユニットは、
    前記センサ、前記コネクタ及び前記フレキシブル基板が一体化されたサブユニットと、
    前記サブユニットが取り付けられるセンサブラケットと、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の印字ユニット。
  4. 前記センサブラケットは、前記フレキシブル基板が係合可能な係合部を有することを特徴とする請求項3に記載の印字ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印字ユニットと、
    前記印字ユニットが組み付けられたケーシングと、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
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