JP2836478B2 - サーマルプリンタに使用する感熱ロール紙 - Google Patents
サーマルプリンタに使用する感熱ロール紙Info
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Description
使用する感熱ロール紙に関するものであり、特に、感熱
ロール紙の種類判別を自動化したサーマルプリンタに使
用する感熱ロール紙に関するものである。
リンタに使用される感熱ロール紙は、基材紙の厚さや材
質及び発色剤の材質によって発色感度が夫々異なる。従
って、サーマルプリンタの感熱ロール紙を交換する際
は、その都度、サーマルヘッドの発熱エネルギー等の設
定を手動操作によって行っている。
タの感熱ロール紙を異種の感熱ロール紙と交換する際
は、その都度サーマルヘッドの発熱エネルギー量等を設
定する必要がある。このため、サーマルプロッタの如く
幅寸法や紙質の異なる種々の感熱ロール紙を頻繁に交換
して使用する機器においては設定値の変更が煩わしく作
業性に難点がある。また、感熱ロール紙自体には感熱紙
の種類を示す表示等がないため、開梱して梱包箱から取
出した感熱ロール紙の種類を使用者が失念して印刷濃度
等の設定を誤ることもある。
ロール紙の種類を自動的に識別できるようにして印刷濃
度等の設定を誤る虞れを解消するとともに、設定を自動
化して作業性を向上するために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決すること
を目的とする。
成するために提案せられたものであり、軸の両端中間部
位にフランジを設けたロール紙アダプタを感熱ロール紙
のコアの両端に挿着して、前記軸をサーマルプリンタの
軸受にて支持し、紙送り機構によって感熱紙を引出すサ
ーマルプリンタに於て、前記感熱ロール紙の梱包箱内或
いは梱包箱の表面に、該感熱ロール紙の識別データを表
示した剥離紙付き粘着型識別ラベルを添付し、該識別ラ
ベルをロール紙アダプタのフランジの外側面に貼付する
ことにより該感熱ロール紙の識別データを表示できるよ
うにしたことを特徴とするサーマルプリンタに使用する
感熱ロール紙を提供するものである。
包箱の表面または梱包箱内に、バーコード等の識別パタ
ーンによって感熱ロール紙の種類を表示した剥離紙付き
粘着型識別ラベルが添付されている。この識別ラベルを
ロール紙アダプタのフランジの外側面に貼付することに
より、上記サーマルプリンタによって感熱ロール紙の種
類が識別される。異種の感熱ロール紙に交換する際は、
ロール紙アダプタのフランジに貼付された識別ラベルを
今回装填すべき感熱ロール紙に添付されている識別ラベ
ルに張替えることにより、一組のロール紙アダプタにて
種々の感熱ロール紙に対応することができる。
する。図1はサーマルプロッタ1を示し、上部蓋体2は
開閉レバー3を引くことによって上方へ開放でき、上部
蓋体2の内部天面にサーマルヘッドが取付けられてい
る。感熱ロール紙は、前扉4を開放して上部蓋体2の下
部のロール紙収容部へ装填し、感熱紙の端部を所定の用
紙経路を通じて用紙排出口5まで引き出すことによって
セットする。
一般感熱紙の他にコート紙、厚手紙、合成紙、樹脂フィ
ルム等があり、発色種も黒の他に赤や青のものがある。
また、用紙サイズはA0、A1、A2の各種があり、紙
質と発色と寸法との組合わせによって数十種類の感熱ロ
ール紙が存在する。そして、一般感熱紙、コート紙、厚
手紙の標準印加熱量を1としたときに、合成紙では約
1.2、樹脂フィルムでは約1.4の印加熱量を要し、
サーマルヘッドへの供給エネルギーを夫々変更する必要
がある。
放して感熱ロール紙6を装填する手順を示し、感熱ロー
ル紙6の左右両端面にロール紙アダプタ7,7を装着
し、ロール紙アダプタ7,7の軸8,8をサーマルプロ
ッタ1のブラケット軸受9,9に係合させて感熱ロール
紙6を回転自在に支持する。ロール紙アダプタ7は、図
3に示すように軸8の中間部位に感熱ロール紙6よりも
やや大径のフランジ10が設けられ、軸8の一方のすり
割り付中空部を感熱ロール紙6のコア11に圧入し、軸
8の他端側をブラケット軸受9に係合させる。フランジ
10の外側面には感熱ロール紙6の種類を識別するバー
コードあるいはドットパターン等の識別パターンデータ
を表示した識別ラベル12が貼付されており、サーマル
プロッタ1のブラケット軸受9には、フランジ10に貼
付された識別ラベル12に対向する位置にホトセンサ1
3が固着され、ホトセンサ13は印刷制御装置(図示せ
ず)に接続されている。印刷制御装置には用紙種類判断
部が設けられており、感熱ロール紙6の回転時にはホト
センサ13によって識別ラベル12のデータを読取って
用紙種類判断部により感熱ロール紙6の種類が判断され
る。
類に対応する識別ラベルを個別に貼付した複数種類のも
のを予め用意しておくか、或いは夫々の感熱ロール紙に
個別に対応する識別ラベルをその都度張替えることによ
り、種々の感熱ロール紙に対応することができる。図4
は感熱ロール紙6を示し、遮光袋(図示せず)にて包装
された感熱ロール紙6が段ボール箱等の梱包箱14内に
収納されている。梱包箱14の表面には、感熱ロール紙
6の種類をバーコード等の識別パターンによって表示し
た複数枚の剥離紙付き粘着型識別ラベル12,12…が
貼付されている。
填する際には、その感熱ロール紙6の梱包箱14から一
枚の識別ラベル12を剥離して、図5に示すように、ロ
ール紙アダプタ7のフランジ10の外側面の所定位置、
即ちロール紙アダプタ7の回転時においてホトセンサ1
3に対向する位置に識別ラベル12を貼付する。そし
て、このロール紙アダプタ7を感熱ロール紙6に装着し
た後に、図2に示したようにしてサーマルプロッタ1へ
装填し、図6に示すように感熱紙15の先端部を所定の
用紙経路を通じて用紙排出口5から引出すのであるが、
このときサーマルプロッタ1の電源をオンしておくこと
により、感熱紙引出しの際のロール紙アダプタ7の回転
に伴って識別ラベル12のコードパターンがホトセンサ
13を介して印刷制御装置に読取られる。
たコードパターンによって感熱ロール紙6の種類を判別
し、印加エネルギーデータテーブルから該当する印加エ
ネルギーデータを読出してサーマルヘッドの駆動エネル
ギーを制御する。これにより、印刷濃度が自動設定され
る。また、読取った識別情報によって駆動エネルギー制
御の他に種々の制御或いは表示等を実行させることもで
きる。
換する際には、ロール紙アダプタ7のフランジ10から
識別ラベル12を剥離し、装填すべき感熱ロール紙の識
別ラベルを新たに貼付するのみでよく、他の設定操作等
は一切不要である。そして、識別ラベル12は1本の感
熱ロール紙に夫々複数枚添付されているので、感熱ロー
ル紙の頻繁な中途交換にも対応することができる。ま
た、識別ラベル12,12,…は、梱包箱14内に収容
して供給してもよいが、図4に示したように、梱包箱1
4の表面に貼付しておくことによって、流通段階におけ
る感熱ロール紙6の商品管理にも応用できる。
のではなく、感熱ロール紙を用いるサーマルプリンタで
あればサーマルプロッタ以外のものにも応用することが
でき、この発明がそれらの応用されたものに及ぶことは
当然である。
を表示したラベルを添付したので、この識別ラベルをロ
ール紙アダプタのフランジに貼付することにより、識別
データ読取り機能を有するサーマルプリンタと識別ラベ
ルとによって感熱ロール紙の種類を自動識別することが
できる。従って、異種の感熱ロール紙に交換する際は、
ロール紙アダプタのフランジの識別ラベルを新たな感熱
ロール紙の識別ラベルに張替えることにより、1組のロ
ール紙アダプタにて種々の感熱ロール紙に対応できる。
また、梱包箱の表面に貼付される感熱ロール紙の商品管
理コードラベルと識別ラベルを共用することもでき、特
別な識別ラベルを作成する必要もなく、低コストでサー
マルプリンタの用紙識別機構を構成できる。
図。
紙の梱包箱の正面図、(b)は側面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸(8)の両端中間部位にフランジ(1
0)を設けたロール紙アダプタ(7)を感熱ロール紙
(6)のコア(11)の両端に挿着して、前記軸(8)
をサーマルプリンタの軸受にて支持し、紙送り機構によ
って感熱紙を引出すサーマルプリンタに於て、前記感熱
ロール紙(6)の梱包箱(14)内或いは梱包箱(1
4)の表面に、該感熱ロール紙(6)の識別データを表
示した剥離紙付き粘着型識別ラベル(12)を添付し、
該識別ラベル(12)をロール紙アダプタ(7)のフラ
ンジ(10)の外側面に貼付することにより該感熱ロー
ル紙(6)の識別データを表示できるようにしたことを
特徴とするサーマルプリンタに使用する感熱ロール紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396694A JP2836478B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | サーマルプリンタに使用する感熱ロール紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396694A JP2836478B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | サーマルプリンタに使用する感熱ロール紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267506A JPH07267506A (ja) | 1995-10-17 |
JP2836478B2 true JP2836478B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=13244556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6396694A Expired - Lifetime JP2836478B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | サーマルプリンタに使用する感熱ロール紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836478B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158408A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Sincol Living Kk | 表示器 |
JP2012045741A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Toshiba Tec Corp | プリンタ及びロール体 |
JP2012051703A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Sony Corp | 感熱紙ロール、画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
JP5928378B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2016-06-01 | コニカミノルタ株式会社 | フィルムセット、フィルムセット製造方法、フィルム貼合材、フィルムを検索するための情報処理装置、およびフィルム貼合方法 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6396694A patent/JP2836478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07267506A (ja) | 1995-10-17 |
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