JP2002533465A - Xa因子阻害剤としての窒素を含む複素二環類 - Google Patents
Xa因子阻害剤としての窒素を含む複素二環類Info
- Publication number
- JP2002533465A JP2002533465A JP2000591042A JP2000591042A JP2002533465A JP 2002533465 A JP2002533465 A JP 2002533465A JP 2000591042 A JP2000591042 A JP 2000591042A JP 2000591042 A JP2000591042 A JP 2000591042A JP 2002533465 A JP2002533465 A JP 2002533465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biphen
- embedded image
- methyl
- alkyl
- dihydropyrazolo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/02—Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Hematology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
Description
シン様セリンプロテアーゼ酵素の阻害剤、これを含有する薬剤組成物、および血
栓塞栓性障害の治療および予防のために抗血液凝固剤としてこれを使用する方法
に関する。
れている。
ることができる。しかしながら、WO94/20460には、Xa因子阻害が示
唆されておらず、または本発明のような化合物を例示していない。
NF製造阻害剤が記載されている。
ルキルおよびフェニルを含む多くの置換基とすることができる。しかしながら、
本発明の特許請求の範囲に記載の化合物は、WO96/12720の化合物とは
一致していない。さらには、WO96/12720にはXa因子阻害が示唆され
ていない。
る。記載されている1つの型の阻害剤は、以下の式である。
素環−アルキル、R1は置換アリール基とすることできる。WO98/5294
8は、Xa因子阻害を示唆しておらず、または本発明のような化合物を示してい
ない。
式の抗炎症性阻害剤が記載されている。
または非置換の芳香族基とすることができる。しかしながら、これらの特許のい
ずれにも本発明の化合物は例示されていない。
ることである活性化Xa因子は、血液凝固の最終共通経路における内因性および
外因性の活性化機構をつなぐ中心的な位置を占めている。フィブリン血餅を生成
する経路における最終的なセリンプロテアーゼであるトロンビンの前駆体からの
生成は、プロトロンビナーゼ複合体(Xa因子、V因子、Ca2+、およびリン
脂質)の形成により増強される。1個のXa因子分子は138個のトロンビン分
子を生成できると計算されている(S.Elodi、K.Varadi:Opt
imization of conditions for the cata
lytic effect of the factor IXa−facto
r VIII Complex:Probable role of the
complex in the amplification of bloo
d coagulation.、Thromb.Res.、15巻、617〜6
29頁、1979年)ので、Xa因子の阻害はトロンビンの不活性化よりも血液
凝固系を阻止するのに有効である。
めに、潜在的に有益な治療薬として必要である。それゆえ、新規のXa因子阻害
剤を発見することが望まれている。
を含む複素二環類またはその薬剤学的に許容される塩類またはそのプロドラッグ
類を提供することである。
なくとも1つの本発明の化合物またはその薬剤学的に許容される塩またはそのプ
ロドラッグ体を含む、薬剤組成物を提供することである。
はその薬剤学的に許容される塩またはプロドラッグ体を、その治療を必要とする
宿主に投与することを含む、血栓塞栓性障害の治療方法を提供することである。
る。
新規の二環式化合物の使用を提供することである。
発明者らが、本発明の特許請求の範囲に記載の二環式化合物、またはその薬剤学
的に許容される塩またはそのプロドラッグ体が、有効なXa因子阻害剤であるこ
とを発見したことにより達成されたものである。
れた新規な化合物またはその立体異性体または薬剤学的に許容される塩を提供す
る。
子を含有する5〜6員の芳香環系から選択され、ただし、0〜1個のOおよびS
原子は存在し; 環Dは、存在する場合、0〜2個のRで置換され; Eは、0〜1個のRで置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジ
ニル、およびピリダジニルであり; Rは、Cl、F、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、NH2、NH(C1 〜3 アルキル)、N(C1〜3アルキル)2、CH2NH2、CH2NH(C1 〜3 アルキル)、CH2N(C1〜3アルキル)2、CH2CH2NH2、CH 2 CH2NH(C1〜3アルキル)、およびCH2CH2N(C1〜3アルキル
)2から選択され; あるいは、環Dは不存在であり; 環Dが不存在であるとき、環Eはフェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニ
ル、およびピリダジニルであり、かつ環EはR’’およびR’で置換され; R’’は、F、Cl、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、CN、C(=N
R8)NR7R9、NHC(=NR8)NR7R9、NR8CH(=NR7)、
C(O)NR7R8、(CR8R9)tNR7R8、SH、C1〜3アルキル−
S、S(O)R3b、S(O)2R3a、S(O)2NR2R2a、およびOC
F3から選択され; R’は、H、F、Cl、Br、I、SR3、CO2R3、NO2、(CH2) t OR3、C1〜4アルキル、OCF3、CF3、C(O)NR7R8、および
(CR8R9)tNR7R8から選択され; あるいは、R’’およびR’は結合してメチレンジオキシまたはエチレンジオ
キシを形成し; Zは、NまたはCR1aであり; Z1は、S、O、またはNR3であり; Z2は、H、C1〜4アルキル、フェニル、ベンジル、C(O)R3、および
S(O)pR3cから選択され; R1aは、H、−(CH2)r−R1’、−CH=CH−R1’、NCH2R 1’’ 、OCH2R1’’、SCH2R1’’、NH(CH2)2(CH2)t R1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(CH2) t R1’から選択され; R1’は、H、C1〜3アルキル、F、Cl、Br、I、−CN、−CHO、
(CF2)rCF3、(CH2)rOR2、NR2R2a、C(O)R2c、O
C(O)R2、(CF2)rCO2R2c、S(O)pR2b、NR2(CH2 )rOR2、C(=NR2c)NR2R2a、NR2C(O)R2b、NR2C
(O)R3、NR2C(O)NHR2b、NR2C(O)2R2a、OC(O)
NR2aR2b、C(O)NR2R2a、C(O)NR2(CH2)rOR2、
SO2NR2R2a、NR2SO2R2b、0〜2個のR4aで置換されたC3 〜6 炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素
原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択さ
れ; R1’’は、H、CH(CH2OR2)2、C(O)R2c、C(O)NR2 R2a、S(O)R2b、S(O)2R2b、およびSO2NR2R2aから選
択され; R2は、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個の
R4bで置換されたC3〜6炭素環残基、0〜2個のR4bで置換されたC3〜 6 炭素環−CH2−残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4
個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6員の複素環系から
選択され; R2aは、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個
のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から
選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6
員の複素環系から選択され; R2bは、各々の場合、CF3、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキル、ベ
ンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで
置換された5〜6員の複素環系から選択され; R2cは、各々の場合、CF3、OH、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキ
ル、ベンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNと
OとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR 4b で置換された5〜6員の複素環系から選択され; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換され、NとOとSとからなる群から選択された0〜1
個の追加の複素原子を含有する、飽和、部分的に飽和または不飽和の5員または
6員環を形成し; R3は、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; R3aは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3bは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3cは、各々の場合、C1〜4アルキルおよびフェニルから選択され; Aは、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4で置
換された5〜10員の複素環系から選択され; Bは、X−Y、C(=NR2)NR2R2a、NR2C(=NR2)NR2R 2a 、0〜2個のR4aで置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで
置換された5〜10員の複素環系から選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−CR2(CR2R2b)(CH2)t−、−C
(O)−、−C(=NR1’’)−、−CR2(NR1’’R2)−、−CR2 (OR2)−、−CR2(SR2)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R 2a C(O)−、−S(O)p−、−S(O)pCR2R2a−、−CR2R2 a S(O)p−、−S(O)2NR2−、−NR2S(O)2−、−NR2S(
O)2CR2R2a−、−CR2R2aS(O)2NR2−、−NR2S(O) 2 NR2−、−C(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR 2 R2a−、−NR2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2 −、−CR2R2aNR2C(O)−、−NR2C(O)O−、−OC(O)N
R2−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2a−、−
CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R2a−か
ら選択され; Yは、CH2NR2R2a;CH2CH2NR2R2a;0〜2個のR4aで
置換されたC3〜10炭素環残基;およびNとOとSとからなる群から選択され
た1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複
素環系から選択され; R4は、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)r C(O)R2c、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、NR2C(O
)NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、C(=NS(O)2R5)NR 2 R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、C(O)NHC(=NR2)NR 2 R2a、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C 1〜4 アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、(CF2)rCF3、N
CH2R1’’、OCH2R1’’、SCH2R1’’、N(CH2)2(CH 2 )tR1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(C
H2)tR1’から選択され; あるいは、1個のR4は、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個の
複素原子を含有する5〜6員の芳香族複素環であり; R4aは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、(CH2)r−F、
(CH2)r−Br、(CH2)r−Cl、Cl、Br、F、I、C1〜4アル
キル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2 c 、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、(CH2)rN=CHOR 3 、C(O)NH(CH2)2NR2R2a、NR2C(O)NR2R2a、C
(=NR2)NR2R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、SO2NR2R 2a 、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C1〜4アルキル、C(O)
NHSO2−C1〜4アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、および(
CF2)rCF3から選択され; あるいは、1個のR4aは、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個
の複素原子を含有し、0〜1個のR5で置換された5〜6員の芳香族複素環であ
り; R4bは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR3、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR3R3a、(CH2)r C(O)R3、(CH2)rC(O)OR3c、NR3C(O)R3a、C(O
)NR3R3a、NR3C(O)NR3R3a、C(=NR3)NR3R3a、
NR3C(=NR3)NR3R3a、SO2NR3R3a、NR3SO2NR3 R3a、NR3SO2−C1〜4アルキル、NR3SO2CF3、NR3SO2 −フェニル、S(O)pCF3、S(O)p−C1〜4アルキル、S(O)p−
フェニル、および(CF2)rCF3から選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、0〜2個のR6で置換され
たフェニル、および0〜2個のR6で置換されたベンジルから選択され; R6は、各々の場合、H、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキ
ル、CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2b、
NR2C(O)R2b、NR2C(O)NR2R2a、C(=NH)NH2、N
HC(=NH)NH2、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、およ
びNR2SO2−C1〜4アルキルから選択され; R7は、各々の場合、H、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルカルボ
ニル、C1〜6アルコキシ、C1〜4アルコキシカルボニル、(CH2)n−フ
ェニル、C6〜10アリールオキシ、C6〜10アリールオキシカルボニル、C 6〜10 アリールメチルカルボニル、C1〜4アルキルカルボニルオキシC1〜 4 アルコキシカルボニル、C6〜10アリールカルボニルオキシC1〜4アルコ
キシカルボニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル、フェニルアミノカルボニ
ル、およびフェニルC1〜4アルコキシカルボニルから選択され; R8は、各々の場合、H、C1〜6アルキルおよび(CH2)n−フェニルか
ら選択され; あるいは、R7およびR8は結合して、NとOとSとからなる群から選択され
た0〜1個の追加の複素原子を含有する、5員または6員の飽和の環を形成し; R9は、各々の場合、H、C1〜6アルキル、および(CH2)n−フェニル
から選択され; nは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; mは、各々の場合、0、1、および2から選択され; pは、各々の場合、0、1、および2から選択され; rは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; sは、各々の場合、0、1、および2から選択され;および、 tは、各々の場合、0、1,2、および3から選択される。
化合物を提供する。
択され:フェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラ
ニル、モルホリニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、
イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキサジアゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3
,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジア
ゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1
,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、インドリル、
ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、
ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾリル; Bは、H、Y、およびX−Yから選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−C(O)−、−C(=NR)−、−CR2(NR 2 R2a)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)、−C(O
)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2R2a−、−NR2 C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−、−CR2R2aN
R2C(O)−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2 a −、−CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R 2a −から選択され; Yは、CH2NR2R2aまたはCH2CH2NR2R2aであり; あるいは、Yは、0〜2個のR4aで置換された、次の炭素環および複素環系
の1つから選択され:シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラニル、モルホ
リニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、イソオキサゾ
リル、イソオキサゾリニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキ
サジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル
、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−
チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、
1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾ
リル、1,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、イン
ドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダ
ゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾ
リルから選択され; あるいは、Yは、次の二環式複素アリール環系から選択され;
規な化合物を提供する。
する。
する。ここで、 Aは、フェニル、ピリジル、およびピリミジルから選択され、かつ0〜2個の
R4で置換され; Bは、X−Y、フェニル、ピロリジノ、モルホリノ、1,2,3−トリアゾリ
ル、およびイミダゾリルから選択され、かつ0〜1個のR4aで置換され; R2は、各々の場合、H、CH3、CH2CH3、シクロプロピルメチル、シ
クロブチル、およびシクロペンチルから選択され; R2aは、各々の場合、HまたはCH3であり; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換されたピロリジンを形成し; R4は、各々の場合、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキル、
(CH2)rNR2R2a、および(CF2)rCF3から選択され; R4aは、C1〜4アルキル、CF3、(CH2)rOR2、(CH2)rNR 2 R2a、S(O)pR5、SO2NR2R2a、および1−CF3−テトラゾ
ル−2−イルから選択され; R4bは、各々の場合、H、CH3、およびOHから選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、フェニル、およびベンジル
から選択され; Xは、CH2またはC(O)であり; Yは、ピロリジノおよびモルホリノから選択され;そして、 rは、各々の場合、0、1、および2である。
。ここで、 Aは、フェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、2−ピリミジル、2−Cl−
フェニル、3−Cl−フェニル、2−F−フェニル、3−F−フェニル、2−メ
チルフェニル、2−アミノフェニル、および2−メトキシフェニルの群から選択
され;そして Bは、2−(アミノスルホニル)フェニル、2−(メチルアミノスルホニル)
フェニル、1−ピロリジノカルボニル、2−(メチルスルホニル)フェニル、2
−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル、2−(N−ピロリジニルメチル
)フェニル、1−メチル−2−イミダゾリル、2−メチル−1−イミダゾリル、
2−(ジメチルアミノメチル)−1−イミダゾリル、2−(N−(シクロプロピ
ルメチル)アミノメチル)フェニル、2−(N−(シクロブチル)アミノメチル
)フェニル、2−(N−(シクロペンチル)アミノメチル)フェニル、および2
−(N−(3−ヒドロキシピロリジニル)メチル)フェニルの群から選択される
。
規な化合物を提供する。ここで、該化合物は、 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−メチルスルホニル
−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−5,7−ジオン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−
アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−ア
ミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−
アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−6−[2’−アミノスルホニル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン−3−カルボン酸; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−ア
ミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−アミノスルホニル
−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノメチル)−6−[2’−アミノ
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[4−(
2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[4−(2
−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−N
−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−N−ピロリジニル
メチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2−フ
ルオロ−4−(2−ジメチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2
’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノイミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[2’−アミノ
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[2’−アミノスルホ
ニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピ
ラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−N,N−ジメチル
アミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾ
ロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−5−メチル−6−[2’−N,
N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−シアノ−6−[2’−メチルスルホ
ニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−
[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−
[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン、 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)フェニル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−N
−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−(
3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(N−ホルミルアミノメチル)−6−[
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−(エトキシカル
ボニル)−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−(エトキシカル
ボニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−メチ
ルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−アミ
ノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,
6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−N−
ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−
テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−
8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピ
ン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3
−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−(2−
ジメチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4
,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−(イミ
ダゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−
メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テ
トラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−[1,1]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テト
ラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
N,N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3
−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(2−メチルイミダゾル−1−イル)メチル−3−フル
オロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピ
ラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−ピロリジノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−オキシミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン
−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリ
ジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−(3
−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(イミダゾル−1−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(テトラゾル−1−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(テトラゾル−2−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3,5−ジメチル−
6−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(4,5−ジヒドロイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−(シクロプロピルメチル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(N−メチル−N−イソプロピル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3,5−ジメチル−
6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミ
ジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(ピロリジニジル)メチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(モルホリノ)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(3’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(3’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(3’−N
−ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,
7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(3’−N
−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6
,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−ben
zイミダゾル−1’−イル−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン
−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピ
ン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−3−
フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−
[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]
アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(2’−N
−ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(2’−N
,N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7
−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[(4−アミノメ
チル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]ピ
リジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−N−((3
−(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−メチルスル
ホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒド
ロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
(3−フルオロ−2’−N−(3(S)−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−
ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
(3−フルオロ−2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピ
リジン−7−オン; 1−[1−アミノイソキノリン−7’−イル]−3−トリフルオロメチル−6
−[4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,4,5,6−
テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロ
フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)フ
ェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
;および、 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロ
フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; またはその薬剤学的に許容される塩から選択される。
物またはその立体異性体または薬剤学的に許容される塩を提供する。
子を含有する5〜6員の芳香環系から選択され、ただし、0〜1個のOおよびS
原子は存在し; 環Dは、存在する場合、0〜2個のRで置換され; Eは、0〜1個のRで置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジ
ニル、およびピリダジニルから選択され; Rは、Cl、F、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、NH2、NH(C1〜 3 アルキル)、N(C1〜3アルキル)2、CH2NH2、CH2NH(C1〜 3 アルキル)、CH2N(C1〜3アルキル)2、CH2CH2NH2、CH2 CH2NH(C1〜3アルキル)、およびCH2CH2N(C1〜3アルキル) 2 から選択され; あるいは、環Dは不存在であり; 環Dが不存在であるとき、環Eはフェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニ
ル、およびピリダジニルから選択され、環EはR’’およびR’で置換され; R’’は、F、Cl、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、CN、C(=NR 8 )NR7R9、NHC(=NR8)NR7R9、NR8CH(=NR7)、C
(O)NR7R8、(CR8R9)tNR7R8、SH、C1〜3アルキル−S
、S(O)R3b、S(O)2R3a、S(O)2NR2R2a、およびOCF 3 から選択され; R’は、H、F、Cl、Br、I、SR3、CO2R3、NO2、(CH2) t OR3、C1〜4アルキル、OCF3、CF3、C(O)NR7R8、および
(CR8R9)tNR7R8から選択され; あるいは、R’’およびR’は結合してメチレンジオキシまたはエチレンジオ
キシを形成し; Zは、NまたはCR1aであり; Z1は、S、O、またはNR3であり; Z2は、H、C1〜4アルキル、フェニル、ベンジル、C(O)R3、およびS
(O)pR3cから選択され; R1aは、H、−(CH2)r−R1’、−CH=CH−R1’、NCH2R 1’’ 、OCH2R1’’、SCH2R1’’、NH(CH2)2(CH2)t R1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(CH2) t R1’から選択され; R1’は、H、C1〜3アルキル、F、Cl、Br、I、−CN、−CHO、
(CF2)rCF3、(CH2)rOR2、NR2R2a、C(O)R2c、O
C(O)R2、(CF2)rCO2R2c、S(O)pR2b、NR2(CH2 )rOR2、C(=NR2c)NR2R2a、NR2C(O)R2b、NR2C
(O)R3、NR2C(O)NHR2b、NR2C(O)2R2a、OC(O)
NR2aR2b、C(O)NR2R2a、C(O)NR2(CH2)rOR2、
SO2NR2R2a、NR2SO2R2b、0〜2個のR4aで置換されたC3 〜6 炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素
原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択さ
れ; R1’’は、H、CH(CH2OR2)2、C(O)R2c、C(O)NR2 R2a、S(O)R2b、S(O)2R2b、およびSO2NR2R2aから選
択され; R2は、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個の
R4bで置換されたC3〜6炭素環残基、0〜2個のR4bで置換されたC3〜 6 炭素環−CH2−残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4
個の複素原子を含有する5〜6員の複素環系から選択され; R2aは、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個
のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から
選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6
員の複素環系から選択され; R2bは、各々の場合、CF3、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキル、ベ
ンジル、C3〜6炭素環残基で置換された0〜2個のR4b、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで
置換された5〜6員の複素環系から選択され; R2cは、各々の場合、CF3、OH、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキ
ル、ベンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNと
OとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR 4b で置換された5〜6員の複素環系から選択され; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換され、NとOとSとからなる群から選択された0〜1
個の追加の複素原子を含有する、飽和、部分的に飽和または不飽和の5員または
6員環から選択され; R3は、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; R3aは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3bは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3cは、各々の場合、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; Aは、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4で置
換された5〜10員の複素環系から選択され; Bは、X−Y、NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、NR2C(=N
R2)NR2R2a、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およ
びNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2
個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−CR2(CR2R2b)(CH2)t−、−C
(O)−、−C(=NR1’’)−、−CR2(NR1’’R2)−、−CR2 (OR2)−、−CR2(SR2)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R 2a C(O)、−S(O)p−、−S(O)pCR2R2a−、−CR2R2a S(O)p−、−S(O)2NR2−、−NR2S(O)2−、−NR2S(O
)2CR2R2a−、−CR2R2aS(O)2NR2−、−NR2S(O)2 NR2−、−C(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2 R2a−、−NR2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−
、−CR2R2aNR2C(O)−、−NR2C(O)O−、−OC(O)NR 2 −、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2a−、−C
R2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R2a−から
選択され; Yは、CH2NR2R2a;CH2CH2NR2R2a;0〜2個のR4aで
置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択され
た1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複
素環系から選択され; R4は、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)r C(O)R2c、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、NR2C(O
)NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、C(=NS(O)2R5)NR 2 R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、C(O)NHC(=NR2)NR 2 R2a、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C 1〜4 アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、(CF2)rCF3、N
CH2R1’’、OCH2R1’’、SCH2R1’’、N(CH2)2(CH 2 )tR1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(C
H2)tR1’から選択され; あるいは、1個のR4は、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個の
複素原子を含有する5〜6員の芳香族複素環であり; R4aは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、(CH2)r−F、
(CH2)r−Br、(CH2)r−Cl、Cl、Br、F、I、C1〜4アル
キル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2 c 、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、(CH2)rN=CHOR 3 、C(O)NH(CH2)2NR2R2a、NR2C(O)NR2R2a、C
(=NR2)NR2R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、SO2NR2R 2a 、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C1〜4アルキル、C(O)
NHSO2−C1〜4アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、および(
CF2)rCF3から選択され; あるいは、1個のR4aは、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個
の複素原子を含有し、0〜1個のR5で置換された5〜6員の芳香族複素環であ
り; R4bは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR3、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR3R3a、(CH2)r C(O)R3、(CH2)rC(O)OR3c、NR3C(O)R3a、C(O
)NR3R3a、NR3C(O)NR3R3a、C(=NR3)NR3R3a、
NR3C(=NR3)NR3R3a、SO2NR3R3a、NR3SO2NR3 R3a、NR3SO2−C1〜4アルキル、NR3SO2CF3、NR3SO2 −フェニル、S(O)pCF3、S(O)p−C1〜4アルキル、S(O)p−
フェニル、および(CF2)rCF3から選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、0〜2個のR6で置換され
たフェニル、および0〜2個のR6で置換されたベンジルから選択され; R6は、各々の場合、H、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキ
ル、CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2b、
NR2C(O)R2b、NR2C(O)NR2R2a、C(=NH)NH2、N
HC(=NH)NH2、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、およ
びNR2SO2−C1〜4アルキルから選択され; R7は、各々の場合、H、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルカルボ
ニル、C1〜6アルコキシ、C1〜4アルコキシカルボニル、(CH2)n−フ
ェニル、C6〜10アリールオキシ、C6〜10アリールオキシカルボニル、C 6〜10 アリールメチルカルボニル、C1〜4アルキルカルボニルオキシC1〜 4 アルコキシカルボニル、C6〜10アリールカルボニルオキシC1〜4アルコ
キシカルボニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル、フェニルアミノカルボニ
ル、およびフェニルC1〜4アルコキシカルボニルから選択され; R8は、各々の場合、H、C1〜6アルキルおよび(CH2)n−フェニルか
ら選択され; あるいは、R7およびR8は結合して、NとOとSとからなる群から選択され
た0〜1個の追加の複素原子を含有する、5員または6員の飽和の環を形成し; R9は、各々の場合、H、C1〜6アルキル、および(CH2)n−フェニル
から選択され; nは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; mは、各々の場合、0、1、および2から選択され; pは、各々の場合、0、1、および2から選択され; rは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; sは、各々の場合、0、1、および2から選択され;および、 tは、各々の場合、0、1,2、および3から選択される。
化合物を提供する。
択され:フェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラ
ニル、モルホリニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、
イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキサジアゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3
,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジア
ゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1
,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、インドリル、
ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、
ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾリル; Bは、H、Y、X−Yから選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−C(O)−、−C(=NR)−、−CR2(N
R2R2a)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)−、−C
(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2R2a−、−N
R2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−、−CR2R2 a NR2C(O)−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2 R2a−、−CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR 2 R2a−から選択され; Yは、CH2NR2R2aまたはCH2CH2NR2R2aであり; あるいは、Yは、0〜2個のR4aで置換された、次の炭素環および複素環系
の1つから選択され:シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラニル、モルホ
リニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、イソオキサゾ
リル、イソオキサゾリニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキ
サジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル
、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−
チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、
1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾ
リル、1,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、イン
ドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダ
ゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾ
リル; あるいは、Yは、次の二環式複素アリール環系から選択され;
よび治療上有効な量の式(I)の化合物またはその薬剤学的に許容される塩を含
む薬剤組成物を提供する。
する方法であって、それが必要な患者に治療上有効な量の式(I)の化合物また
はその薬剤学的に許容される塩を投与する方法を提供する。
環式化合物を提供する。
造するための上記の新規な二環式化合物の使用を提供する。
換された原子を含む本発明化合物は、光学活性体またはラセミ体の形で単離する
ことができる。ラセミ体の分割または光学活性な出発原料からの合成などによる
光学活性体の調製法は当該技術分野ではよく知られている。オレフィン類および
C=N二重結合などの幾何異性体も多数本明細書中に記載の化合物中に存在する
ことができ、これらすべての安定異性体が本発明中に意図されている。本発明化
合物のシスおよびトランス幾何異性体が記載され、異性体の混合物または分離さ
れた異性体として単離できる。特定の立体化学または異性体が具体的に指示され
ていない限り、構造上すべてのキラル体、鏡像異性体、ラセミ体、およびすべて
の幾何異性体が意図されている。本発明化合物およびその中で製造される中間体
を調製するのに用いられるすべてのプロセスは、本発明の一部であるとみなす。
たは複数の水素原子が、指示された群から選択されたものに置き換えられること
を意味するが、ただし、指定された原子の通常の原子価を超えてはならず、置換
体が安定な化合物を与えるものとする。置換がケトの場合(すなわち、=O)、原
子上の2つの水素原子が置き換わる。ケト置換基は、芳香部分には存在しない。
同位体には、同じ原子数であるが、異なる質量数を有する原子を含む。一般的な
具体例であって限定するものではないが、水素の同位体にはトリチウムおよびジ
ュウテリウムが含まれる。炭素の同位体には、C−13およびC−14が含まれ
る。
それぞれの場合の定義は他のそれぞれの場合とは独立しているものとする。した
がって、例えば、ある基が0〜2個のR6で置換されることが示されている場合
、この基は2つまでのR6基で任意選択で置換されてよく、それぞれの場合にR 6 は独立して、R6の定義から選択される。また、置換基および/または変数の
組合せは、その組合せが安定な化合物を与える場合のみ許容される。
示されている場合、その置換基はその環のどの原子に結合していてもよい。ある
置換基が、ある与えられた式の化合物の残部と、その置換基のどの原子を介して
結合するかが指示されずに列挙されている場合は、その置換基は、その置換基の
どの原子を介して結合していてもよい。置換基および/または変数の組合せは、
その組合せが安定な化合物を与える場合のみ許容される。
直鎖双方の飽和脂肪族炭化水素基が含まれることを意図している。C1〜10ア
ルキルには、C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、および
C10アルキル基を含むことを意図している。アルキルの具体例には、メチル、
エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、
n−ペンチル、およびs−ペンチルが含まれるが、それらに限定されるものでは
ない。「ハロアルキル」は、1つまたは複数のハロゲンで置換された特定の炭素
原子数を有する分枝鎖および直鎖双方の飽和脂肪族炭化水素基が含まれることが
意図されている(例えば、−CvFw、ここで、v=1から3であり、w=1か
ら(2v+1)である)。ハロアルキルの具体例には、トリフロオロメチル、ト
リクロロメチル、ペンタフルオロエチル、およびペンタクロロエチルが含まれる
が、これらに限定されない。「アルコキシ」は、酸素架橋を介して結合している
指定された数の炭素原子を有する上記で定義したアルキル基を表す。C1〜10 アルコキシは、C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、およ
びC10アルコキシ基を含むことを意図する。アルコキシの具体例には、メトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、s−ブトキシ
、t−ブトキシ、n−ペントキシ、およびs−ペントキシが含まれるが、これら
に限定されない。「シクロアルキル」は、シクロプロピル、シクロブチル、また
はシクロペンチルなどの飽和環基を含むことを意図する。C3〜7シクロアルキ
ルは、C3、C4、C5、C6、およびC7シクロアルキル基を含むことを意図
する。「アルケニル」は、エテニルおよびプロペニルなどのような、直鎖または
分枝鎖構造のいずれかの炭化水素鎖および炭素鎖に沿ってどの安定部位にあって
もよい1つまたは複数の不飽和炭素−炭素結合が含まれることを意図している。
C2〜10アルケニルは、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、
およびC10アルケニル基を含むことを意図する。「アルキニル」は、エチニル
およびプロピニルなどのような、直鎖または分枝鎖構造のいずれかの炭化水素鎖
および炭素鎖に沿ってどの安定部位にあってもよい1つまたは複数の炭素−炭素
三重結合が含まれることを意図している。C2〜10アルキニルは、C2、C3 、C4、C5、C6、C7、C8、C9、およびC10アルキニル基を含むこと
を意図する。
ブロモ、およびヨードを意味する。「対イオン」は、塩化物、臭化物、水酸化物
、酢酸塩、および硫酸塩などの小さな負に荷電したイオン種を表すのに使われる
。
4、5、6、または7員の単環式もしくは二環式または7、8、9、10、11
、12、または13員の二環式もしくは三環式を意味し、そのいずれも飽和、部
分的に不飽和、または芳香族であってよい。このような炭素環基の例には、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
、アダマンチル、シクロオクチル、[3.3.0]ビシクロオクタン、[4.3
.0]ビシクロノナン、[4.4.0]ビシクロデカン、[2.2.2]ビシク
ロオクタン、フルオレニル、フェニル、ナフチル、インダニル、アダマンチル、
およびテトラヒドロナフチルが含まれるが、これらに限定されるものではない。
定な5、6、または7員の単環式もしくは二環式または7、8、9、または10
員の二環式の複素環を意味し、それらは飽和、部分的に不飽和、または不飽和(
芳香族)であって、炭素原子と、N、NH、OおよびSからなる群から独立して
選択される1、2、3、または4個の複素原子とからなり、また、上記で定義し
た複素環がベンゼン環に縮合したいずれの二環式基も含む。窒素およびイオウ複
素原子は任意選択で酸化されていてもよい。複素環は、複素原子または炭素原子
のいずれかにおいてその側基と結合してもよく、これは安定な構造をもたらす。
本明細書中に記載される複素環は、得られる化合物が安定ならば、炭素原子また
は窒素原子上で置換されていてもよい。複素環中の窒素は任意選択で第4級化さ
れてもよい。複素環中のSおよびO原子の合計数が1を超える場合には、これら
の複素原子が互いと隣接しないことが好ましい。複素環中のSおよびO原子の合
計数が1以下であることが好ましい。本明細書中で用いる「芳香族複素環式系」
または「複素アリール」という用語は、安定な5、6、または7員の単環式もし
くは二環式または7、8、9、または10員の二環式の複素環式芳香環であって
、炭素原子と、N、NH、OおよびSからなる群から独立して選択される1、2
、3、または4個の複素原子とからなることを意味している。芳香族複素環中の
SおよびO原子の合計数は1以下であることに注意すべきである。
フラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベ
ンゾオキサゾリニル、ベンズチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾ
リル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリニル
、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニ
ル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、2H,6H−1,5,2−ジチアジ
ニル、ジヒドロフロ[2,3−b]テトラヒドロフラン、フラニル、フラザニル
、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、イ
ンドレニル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、
イサチノイル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソ
インドリニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサ
ゾリル、メチレンジオキシフェニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒ
ドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,
2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキ
サジアゾリル、オキサゾリジニル、オキサゾリル、オキサインドリル、ピリミジ
ニル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジ
ニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、
ピペリジニル、ピペリドニル、4−ピペリドニル、ピペロニル、プテリジニル、
プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル
、ピリダジニル、ピリドオキサゾール、ピリドイミダゾール、ピリドチアゾール
、ピリジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリニル、2H−ピ
ロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサ
リニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル
、テトラヒドロキノリニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル
、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チ
アジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、チアゾリル、チ
エニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チオフ
ェニル、トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル
、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリル、およびキサンテニル
が含まれるが、これらに限定されるものではない。例えば上記の複素環基を含む
、縮合環およびスピロ化合物も含まれる。
範囲内で、過度の毒性、刺激性、アレルギ−反応、またはその他の問題、または
合併症をおこさず、それに見合う妥当な利益/危険比で、ヒトおよび動物の組織
に接触させて使用するのに適しているこれらの化合物、物質、組成物および/ま
たは剤形を意味するのに用いられる。
たは塩基の塩とすることによって変形させた、開示化合物の誘導体類を意味する
。薬剤学的に許容可能な塩の例には、アミンなどの塩基性残基の鉱酸塩または有
機酸塩、カルボン酸などの酸性残基のアルカリ塩または有機塩が含まれるが、そ
れらに限定されるものではない。薬剤学的に許容可能な塩には、例えば、非毒性
の無機酸または有機酸から形成される親化合物の通常の非毒性塩または4級アン
モニウム塩が含まれる。例えば、このような通常の非毒性の塩には、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、硝酸などの無機酸から誘導される塩、
酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステアリン酸、乳酸、リンゴ酸
、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、パム酸(pamoic acid)、マ
レイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン酸、安息香酸、サ
リチル酸、スルファニル酸、2−アセトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、シュウ酸、およびイセチオン
酸などの有機酸から調製される塩が含まれる。
ら慣用的な化学的方法で合成することができる。一般に、このような塩は遊離の
酸または塩基の形態のこれらの化合物を、水または有機溶媒または両者の混合物
中、化学量論的量の適切な酸または塩基と反応させることにより調製することが
できる。一般に、エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、また
はアセトニトリルのような非水性媒体が好ましい。適切な塩のリストは、「レミ
ントンの薬剤科学(Remington’s Pharmaceutical
Sciences)」、17版、Mack Publishing Compa
ny、Easton、PA、p1418、1985に見出され、その開示を本明
細書中で参考として援用する。
ベイラビリティ、製造など)を増進することが知られているため、本発明の化合
物はプロドラッグの形態で送達してもよい。したがって、本発明は、請求の範囲
に記載の化合物のプロドラッグ、これを送達する方法、およびこれを含有する組
成物を包含することを意図するものである。「プロドラッグ」は、そのプロドラ
ッグが哺乳類の対象に投与されたときに、本発明の活性な親薬物を生体内(in
vivo)で放出する、共有結合した坦体のいずれをも含むことを意味する。
本発明の化合物のプロドラッグは、修飾が通常の操作または生体内のどちらかで
切断されて親化合物になるように、本発明の化合物に存在する官能基を修飾する
ことによって調製される。プロドラッグには、ヒドロキシ、アミン、またはスル
フヒドリル基が、本発明の化合物のプロドラッグが哺乳類対象に投与されたとき
にそれが切断してそれぞれ遊離のヒドロキシ、アミノ、またはスルフヒドリル基
を形成する任意の基と、結合している場合の本発明の化合物が含まれる。プロド
ラッグの例には、本発明の化合物中のアルコール官能基およびアミン官能基のア
セテート、ホルメート、およびベンゾエート誘導体が含まれるが、それらに限定
されるものではない。好ましいプロドラッグは、アミジンプロドラッグであり、
式中、DはC(=NR7)NH2またはその互変異性体C(=NH)NHR7で
あり、R7はOH、C1〜4アルコキシ、C6〜10アリールオキシ、C1〜4 アルコキシカルボニル、C6〜10アリールオキシカルボニル、C6〜10アリ
ールメチルカルボニル、C1〜4アルキルカルボニルオキシC1〜4アルコキシ
カルボニル、およびC6〜10アリールカルボニルオキシC1〜4アルコキシカ
ルボニルから選択される。より好ましいプロドラッグは、R7がOH、メトキシ
、エトキシ、ベンジルオキシカルボニル、メトキシカルボニル、およびメチルカ
ルボニルオキシメトキシカルボニルのものである。
、および有効な治療薬への製剤化に耐えられるほど充分に頑健性のある化合物を
意味する。
、指示された群から選択したものに置きかえることを意図する。ただし、指示さ
れた原子の通常の原子価を超えてはならず、その置換により安定な化合物が得ら
れることが条件である。置換基がケト基(すなわち、=O)である場合、該原子
上の2個の水素が置換される。
または請求の範囲に記載された化合物の併用の量を含むことを意図する。本化合
物の併用は、相乗的併用であることが好ましい。例えばChouおよびTala
lay,Adv.Enzyme Regul.22:27−55(1984)な
どで記述されるように、相乗があるのは、本化合物の効果(この場合、Xaの阻
害)が併用投与した場合に単一剤として投与したときの本化合物の付加的な効果
よりも大きいときである。一般には、相乗効果は、化合物の最大ではない濃度の
ときに最も明確に実証される。相乗は、個々の成分にと比較して、毒性がより低
く、抗ウイルス効果が大きく、またはあるその他の有益な併用の効果の観点から
のものである。
ることができる。本発明の化合物は以下に記載する方法を用いて、合成有機化学
の分野で知られている合成方法とともに、または当業者により理解されるこれら
の変形により合成できる。好ましい方法を以下に記載するが、これらに限定され
るものではない。反応は使用する試薬や物質に適切で、かつ変換を効果的に行う
のに適切な溶媒中で行われる。分子上に存在する官能基が所望する変換と適合し
なければならないことは、有機合成の当業者に理解される。本発明の所望する化
合物を得るために合成ステップの順序を変更する、または他から1つの特定のプ
ロセスを選択する判断がしばしば必要とされる。この分野でどの合成経路でも計
画する際に考慮する主要なことは、本発明に記載される化合物に存在する反応性
官能基を保護するために使用される保護基の賢明な選択であることも理解される
。訓練を受けた医師に対して多くの代替案を説明する権威ある記述は、Gree
neおよびWutsの「Protective Groups In Orga
nic Synthesis」、Wiley and Sons刊、1991年
であり、本明細書で示されている全ての参照は、参照としてすべて本明細書に採
り入れられる。
[5,6]−または[5,7]−複素二環式核構造に種々の位置で結合している
「−A−B」基から構成されている。5員環としては、ピラゾール、トリアゾー
ル、イソオキサゾールまたはイソチアゾールであり、この環は、これらに限定さ
れるものではないが、ピペリジノン、ピリジノン、ピリミジノン、ピリミジンジ
オン、ピラノン、ジアゼピノン、ジアゼピンジオンを含む多くの6−または7員
環と縮合できる。以下の記載およびスキームには、複素二環式核の合成方法およ
び「G−(CH2)s−」および「−A−B」基への結合方法を記載する。
縮合化合物を調製する際の有用な中間体であり、ここで「G−(CH2)s−」
残基はピラゾールの窒素原子に結合している(スキームI)。この中間体は多く
の方法によりヒドラジンIから調製できる。ヒドラジンIは容易に入手できる出
発物である。芳香族ヒドラジン(Gがアリール、s=0)は、対応するアニリン
を酸性媒体中NaNO2を用いてジアゾ化した後、得られたジアゾニウムイオン
を適切な還元剤、好ましい試薬としてはSnCl2を用いて還元することにより
、都合よく調製できる。Iにより示される非芳香族ヒドラジンは、適切なハロゲ
ン化合物をヒドラジンでまたは保護化ヒドラジンで置換した後に脱保護すること
などによる、多くの方法により容易に調製される。ヒドラジンIを適切なヘミア
セタールまたはアルデヒドと縮合させた後にNBSまたはNCSでハロゲン化し
、ヒドラジドイルハライドIIが得られる。あるいは、ヒドラジンIを酸クロリ
ドでアシル化して、四ハロゲン化炭素/トリフェニルホスフィンによりヒドラジ
ドイルハライドIIに変換することができる。ヒドラジドイルハライドIIはピ
ラゾール合成のための万能な中間体である(A.S.ShawaliらのJ.H
et.Chem.、17巻、833頁、1980年)。ハライドをシアニドイオ
ンで置換すると、シアニドIIIが得られる。この型のシアノ化合物(式中、G
はアリールであり、s=0である)も、アニリンIVをジアゾ化した後にシアノ
含有活性メチレン化合物と直接反応させて、より直接的に調製できる。式中、R 1a は、エステル、ケトン、シアノ、トリフルオロメチル、スルホン、アリール
などの多くの基を含むことができる(R.N.ButlerらのJ.Chem.
Soc.Chem.Commun.、20巻、1481頁、1992年)。炭酸
塩またはトリアルキルアミンなどの適切な塩基の存在下にIIIをブロモアセテ
ートで処理してN−アルキル化を行った後に閉環し、4−アミノピラゾール−5
−カルボキシレートVが得られる。あるいは、アルコキシドなどの塩基の存在下
にIIをニトロピルベートで処理してハロゲンを置換させ、その後カルボニル基
上に窒素で閉環させて、4−ニトロピラゾールが得られる。多くの還元剤により
、その好ましい1つがSnCl2であるが、ニトロ基の還元を行い、4−アミノ
ピラゾール−5−カルボキシレートVを得ることができる。ヒドラジドイルハラ
イドIIはケトエステル(式中、R’は好ましくは2−フリル残基などのマスク
されたエステルを示す)とも反応して、ピラゾール−4−カルボキシレートVI
を得ることができる。エステルを加水分解し、酸クロリドまたは酸無水物のいず
れかによりアシルアジドに変換し、そして加熱によりCurtius転移を経由
してイソシアネートとし、最終的に水で処理して4−アミノピラゾールVIIが
得られる。あるいは、Curtius転移における水の代わりにアルコールを用
いて適切なカルバメートとしてアミノをマスクすることができる。R’=2−フ
リルである場合、三塩化ルテニウムを触媒とする過塩素酸ナトリウムまたはKM
nO4などの多くの条件下でフランを酸化開裂させてカルボン酸を得、これをエ
ステル化することにより4−アミノピラゾール−5−カルボキシレートVを得る
ことができる。
ンまたは1つを保護化したジケトンとを縮合させて、5位がカルボン酸エステル
である3,5−二置換ピラゾールを得る経路を含む。G基を適切に選択すること
により、このピラゾールの4位を硝酸または硝酸アンモニウム/トリフルオロ酢
酸無水物などのニトロ化剤を用いて選択的にニトロ化することができる。塩化第
一錫の使用または触媒的水素化などの多くの条件下でニトロ基を還元すると、4
−アミノピラゾールVが得られる。この経路は潜在的なカルボキシレートとして
の2−フリル基とジケトンとを用いても行うことができ、最初に5位が2−フリ
ル基である3,5−二置換ピラゾールが得られる。フリル基をカルボキシレート
に酸化開裂し、ピラゾールの4位をニトロ化し、エステル化し、そしてニトロ基
を還元すると、4−アミノピラゾールVが得られる。選択されるVへの合成経路
は、関係する分子に存在するさらなる官能基に依存し、合成ステップのために修
飾と同様さらなる保護化/脱保護化を本経路では必要としていることが当業者に
より認識されるであろう。
環式核の窒素原子と結合している)を調製するための4−アミノピラゾール−5
−カルボキシレートVの利用方法が示されている。4−アミノ基は、適切なカル
バメートとして(GreeneおよびWutsの「Protective Gr
oups in Organic Synthesis」、Wiley and
Sons刊、1991年参照)またはアジド基(NaNO2、酸、NaN3)
として保護することができる。多くの場合、当業者に認識されているように、ア
ミノ官能基を保護する必要はない。エステル残基の脱マスク化は、塩基性加水分
解(R=Me、Et)、水素化分解(R=Bn)またはトリフルオロ酢酸(R=
t−Bu)の何れかを含む。得られた酸と適切なアミンH2N−A−Bとのカッ
プリングは、ジシクロヘキシルカルボジイミドおよびN,N−ジメチルアミノピ
リジン、混合無水物法、およびBOP試薬などの当業者に知られている多くの方
法により行うことができる。あるいは、アミンH2N−A−Bとトリメチルアル
ミニウムとから調製されたアルミニウム試薬とエステルとを反応させることによ
り、アミド結合をエステル(R=Me、Et)から直接得ることができる。必要
であれば、アミノ基を脱保護して化合物VIIIが得られる。このアミノアミド
をカルボニルジイミダゾールまたはトリホスゲンなどの他のホスゲン類似体で処
理することにより、ピラゾロピリミジンジオンIXが得られる。あるいは、水素
化ナトリウムなどの塩基の存在下に適切なイソシアネートOCN−A−Bと加熱
することにより単一工程で、アミノカルボキシレートVをピラゾロピリミジンジ
オンIXに変換することができる。トリエチルアミンなどの塩基の存在下にVI
IIを置換ブロムアセチルクロリドまたはブロミドを用いて処理し、ピラゾロジ
アゼピンジオンXが得られる。ギ酸の存在下にVIIIを還流させて、ピラゾロ
ピリミジノンXI(R3=H)が得られる。トリエチルオルトアセテート(R3 =Me)または他のオルトエステルの存在下にVIIIを還流させて、置換誘導
体XIが得られる。触媒的水素化、酸性媒体中の水素化ホウ素ナトリウムまたは
他の還元剤を用いてXIを還元し、XII型の化合物を得ることができる。さら
に、炭酸塩または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下にVをブロモアセテート
で処理して、XIIIを得ることができる。XIIIの何れかのエステルを選択
的に加水分解した後、H2N−A−Bと標準のカップリングを行い、続いて加熱
して、Xの部位異性体である化合物XIVが得られる。Vのアミノ基をジアゾニ
ウムイオンを経由してヒドロキシ基に変換することにより、XIVの酸素類似体
を調製する。多くの方法の何れかによりアミンH2N−A−Bとカップリングさ
せてXVを得る。水素化ナトリウムなどの塩基の存在下にXVをブロモアセテー
トでO−アルキル化し、XIVの酸素類似体であるXVIが得られる。化合物I
X、X、XIIおよびXIVの場合、窒素原子をさらに官能基化し、塩基の存在
下にヨウ化メチルで処理することなどによりさらなる類似体、N−メチル誘導体
を得ることができる。
るピラゾロピラノンおよびピラゾロピリジノン誘導体を調製するために、4−ア
ミノピラゾール−5−カルボキシレートを使用することができる。前述のように
VをN−保護化した後エステル残基を直接変換させて、酸クロリドが得ることが
できる。Br−CH2−A−B(A=アリール)から誘導された銅亜鉛塩試薬で
酸クロリドを処理し、N−脱保護化すると、ケトンXVIIが得られる。ジメチ
ルホルムアミドジメチルアセタールまたはオルトエステルと共にXVIIを加熱
し、ピラゾロピリジノン化合物XVIIIを得ることができる。XVIIの4−
アミノ残基をジアゾニウムイオンを経由してヒドロキシ基に変換すると、XIX
が得られ、これから同様の環化条件下でピラゾロピラノン誘導体XXが得られる
。あるいは、N−PGがカルバメートで保護された窒素を示すかまたは前述のよ
うにアミノ基をアジド基に変換することを示している、上述のように得られた酸
クロリドXXIを、トリエチルアミンなどの塩基の存在下に適切なエナミンで処
理して、ケトンXXIIを得ることができる。N−脱保護後に加熱することによ
り、ピラゾロピリジノンXXIII(R3=HであるXVIII)が得られる。
また、炭酸塩またはトリエチルアミンなどの塩基の存在下に適切なブロモケトン
で処理することにより、シアノ化合物IIIからケトンXVIIを調製すること
ができる。必要とするブロモケトンは、適切な酸クロリドをジアゾメタン続いて
HBrで処理することにより容易に得られる。スキームIIIに記載した化合物
の合成は、当該化合物に存在するさらなる官能基に依存して、さらに保護/脱保
護またはステップを行うための修飾を必要とすることは、当業者には理解される
。
ノ−5−カルボキシレートVをジアゾニウムイオンを経由して4−ヒドロキシ誘
導体に変換し、XXIVを得ることができる。スキームIIに示すように、エス
テルを脱保護し、適切なH2N−A−Bでアミン結合を形成させて、アミドXX
Vが得られる。あるいは、H2N−A−Bおよびトリメチルアルミニウムから誘
導されたアルミニウム試薬を添加することにより、エステルからアミド結合を直
接形成することができる。4−ヒドロキシ置換基は、必要である場合、t−ブチ
ルジメチルシリルエーテル(TBS)などの多くの保護基の何れかにより容易に
保護し、脱保護してアミド結合を形成することができる。カルボニルジイミダゾ
ールまたはトリホスゲンなどの他のホスゲン類似体でヒドロキシアミドXXVを
処理して、二環式核XXVIを得ることができる。p−トルエンスルホン酸など
の適切な酸の存在下、パラホルムアルデヒドの存在下にXXVを加熱して、XX
VII(R3=H)が得られる。あるいは、炭酸塩などの適切な塩基の存在下に
XXVをジブロモメタンで処理して、XXVII(R3=H)を得ることができ
る。他のアルデヒドおよび置換ジブロモメタンによりR3が水素でないXXVI
Iの置換誘導体を得ることができる。
が調製できる。4−アミノピラゾール−5−カルボキシレートVをN−保護化し
た後エステルの処理を行い、酸クロリドまたはN−メトキシ−N−メチルアミド
を得ることができる。RO2CCH2−A−Bとリチウムジイソプロピルアミド
またはリチウムヘキサメチルジシラジドなどの塩基とから誘導されたエノレート
の付加により、XXVIIIが得られる。N−メトキシ−N−メチルアミドは、
この官能基がさらなる付加生成物の形成を防ぐので、この付加反応の好ましい反
応相手である。あるいは、エノレート付加反応を、エステルで行うこともできる
。4−アミノ置換基のN−脱保護化により、エステル残基上に近接させ、ピラゾ
ロピペリジンジオンXXIXが得られる。XXVIIIのエステル残基を処理し
て、Xがブロミドまたはメシレート残基などの適切な脱離基である、XXXを得
ることができる。XXVIIIをXXXに変換するために、ケトン保護化、エス
テルの一級アルコールへの還元、ケトン脱保護、およびCBr4/PPh3を用
いての一級アルコールの臭化物への変換またはメタンスルホニルクロリドおよび
トリエチルアミンなどの塩基を用いての一級アルコールのメシレートへの変換な
どの多くの方法を利用することができる。あるいは、エステルを酸に加水分解し
、ボランで一級アルコールに還元し、そして上述のように脱離基に変換すること
ができる。N−脱保護により4−アミノ基を遊離させると、加熱または塩基処理
により、構造XXXIの化合物が得られる。対応する酸素誘導体もXXVIII
から得ることができる。N−脱保護、酸性媒体中でのNaNO2によるジアゾ化
、および硫酸処理により、4−ヒドロキシ誘導体XXXIIが得られる。例えば
TBSエーテルなどでアルコール官能基を保護した後、上述のようにエステルを
処理し、そして続いてアルコールを脱保護して、XXXIIIが得られる。炭酸
塩などの適切な塩基でXXXIIIを処理して閉環させ、化合物XXXIVが得
られる。あるいは、X=OHである化合物XXXIIIをジエチルアゾジカルボ
キシレートおよびトリフェニルホスフィンで処理してミツノブ反応によりXXX
IVを得ることができる。
下エステルXXVIIIはN−メトキシ−N−メチルアミドXXXVに変換でき
る。適切なグリニャール試薬R3MgBrを添加すると、ケトンが得られ、これ
をN−脱保護し、酸性条件下に加熱して、置換ピリドンXXXVIが得られる。
例えばREDALで水素化還元してピペリドンXXXVIIが得られる。あるい
は、N−メトキシ−N−メチルアミドを水素化ジイソブチルアルミニウム還元し
てアルデヒドを得、これに適切なグリニャール試薬R3MgBrを添加すると、
XXXVIIIが得られる。例えばメタンスルホニルクロリドおよびトリアルキ
ルアミン塩基を用いてメシレート化することによるなど、アルコールを脱離基に
変換した後、N−脱保護して閉環し、ピペリドンXXXVIIが得られる。アル
コールXXXVIIIは、スキームIIIからのエナミンXXIIからも、対応
するアルデヒドに加水分解した後に適切なグリニャール試薬R3MgBrを添加
して調製できる。
Iに示す。アジド基に変換することによるなどアミノケトンXVII(式中、好
ましくは、N−PGは両方のN−H基がマスクされたN−保護化窒素を示す)を
N−保護化した後、リチウムジイソプロピルアミドなどの塩基を用いてケトンエ
ノレートを形成し、ブロモアセテートと反応させて、XXXIXが得られる。N
−脱保護後、得られたアミノエステルを加熱して、XLが得られる。あるいは、
エステルを混合アルデヒドまたは酸クロリドなどの閉環前により活性な種に直接
変換できる。ブロモアセチルブロミドおよびトリエチルアミンなどの塩基でXV
IIを処理してアシルアミンXLIが得られ、これはリチウムジイソプロピルア
ミンなどの塩基を用いてケトンエノレートを形成させることにより閉環できる。
ができる。スキームIに示すように調製されるヒドラジドイルハライドIIを、
アルコキシドなどの塩基の存在下にシアノピルベートで閉環すると、4−シアノ
ピラゾールXLIIが得られる。前のスキームに記載されているように、エステ
ルを脱保護し、H2N−A−Bでカップリングして、シアノアミドXLIIIが
得られる。触媒的水素化または塩化コバルトの存在下における水素化ホウ素ナト
リウムでの還元などの多くの方法によりニトリルの還元を行うことができる。カ
ルボニルジイミダゾールまたは前述した他のホスゲン類似体を用いて、得られた
アミノアミドを環化して化合物XLIVが得られる。A−B残基が炭素に結合し
ている対応する化合物において、前述のように、エステルXLIIはN−メトキ
シ−N−メチルアミドに変換できる。このアミドをRO2CH2A−Bから誘導
されたエノレートで処理し、ケトンXLVが得られる。ニトリルを触媒的に水素
化してアミンを得、これを加熱して環化させ、XLVIが得られる。XLIVに
対応する酸素含有類似体は、スキームIに記載するように調製されたエステルV
Iから得られる。R’基は好ましくはマスクされたカルボン酸基として2−フリ
ル残基を示す。VIのエステル基を水素化ジイソブチルアルミニウムなどの水素
化還元剤で還元した後に、TBSエーテルなどにより、得られた一級アルコール
を保護化する。R’が2−フリルの場合、オゾン、過マンガン酸カリウム、およ
び三塩化ルテニウムの存在下での過塩素酸ナトリウムを含む多くの試薬によりカ
ルボン酸を酸化して脱マスクできる。前スキームに記載したように、適切なH2 N−A−Bとのカップリングにより、アミドXLVIIが得られる。アルコール
の脱保護によりヒドロキシアミドが得られ、これは前述のようにカルボニルジイ
ミダゾールを用いて環化し、化合物XLVIIIが得られる。
すように[3+2]環化付加方法により調製される([3+2]環化付加の総説
として、「1,3−Dipolar Cycloaddition Chemi
stry」、Padwaら編、Wiley社刊、ニューヨーク、1984年参照
)。
を、適切なアミンH2N−A−Bおよびトリメチルアルミニウムから調製される
アルミニウム試薬を用いて処理し、開環したアミドLが得られる。標準条件下に
一級アルコールをブロミドまたはメシレートなどの適切な脱離基に変換し、そし
て塩基性条件に置いて、所望される不飽和ラクタムLIが得られる。スキームI
に示したように調製されたヒドラジドイルハライドII(式中、X=Clまたは
Br)をトリエチルアミンで処理して、1,3−双極子中間体LIIが得られ、
これをオレフィンLIと[3+2]環化付加させて、有利な部位異性体として二
環式ピラゾリジンLIIIを得ることができる。クロラニルまたは過酸化ニッケ
ルなどの試薬を用いて穏和な酸化を行い、ピラゾロピペリドンLIVが得られる
。DDQを用いるなどによりさらに酸化させて、不飽和誘導体LVを得ることが
できる。これらのステップは、最初にLVへと完全に酸化した後に触媒的水素化
などにより還元してLIVを得るなどのように逆にすることもできる。適切なア
ミンH2N−A−Bを環状無水物LVIと縮合させて、ケトン誘導体LVIIを
調製することができる。あるいは、LVIの飽和誘導体を適切なアミンH2N−
A−Bと縮合させた後、LDA/PhSeSePhで処理し続いて酸化的酸化セ
レン脱離などにより酸化して、不飽和誘導体LVIIを得ることができる。オレ
フィンLVIIを同様に[3+2]環化付加させて、ピラゾリジン中間体が得ら
れ、これは多くの酸化剤により容易に酸化されてピラゾロピペリジンジオン誘導
体LVIIIが得られる。
キル化/アシル化して、保護化されたケトン官能基を含むアミドエステルLIX
が得られる。当業者に知られている多くの反応条件をこれらの変換に用いること
ができる。ケトンを脱保護した後、塩基性条件下にDieckman縮合を行い
、環式ジケトアミドLXが得られる。LXを適切なヒドラジンと縮合させ、酢酸
またはエタノールなどの溶媒中で加熱することにより、前述したLIVを容易に
得ることができる。
リドン化合物LXVI(ここで、n=1)は、スキームXに示した方法により調
製することができる。酸クロリドを経由するなどの多くの条件下、酸LXIをア
ミンH2N−A−Bとカップリングして、アミドLXIIを得ることができる。
テトラヒドロフラン環の開裂およびアミド窒素上での分子内環化を含む直接的な
方法によりケトラクタムLXIIIが得られる。この化合物は、硫黄置換基を導
入した後にケトラクタムLXIIIに酸化することにより、ラクタムLXIVか
らも調製できる。モルホリンまたは関連するエナミンを形成後にトリフルオロ酢
酸無水物と反応させて、トリフルオロ酢酸化した中間体LXVが得られる。ある
いは、ラクタムLXIVをPCl5またはその類似体試薬でジクロロ化し、過剰
のモルホリンまたは関連するアミンとともに加熱し、そしてトリフルオロ酢酸無
水物を用いてこの方法で誘導されるエナミンと反応させても、トリフルオロ酢酸
化した中間体LXVが得られる。この化合物を適切なヒドラジンと容易に縮合し
、ピラゾロピペリドン化合物LXVIが得られる。[5,7]−縮合環系(式中
、n=2)を得るために類似の化学を用いることができる。
キームIXおよびスキームXの上部に記載したように調製したLXVIIを臭素
化し、ブロモ類似体LXVIIIが得られる。DBUなどの多くの塩基の何れか
で処理することによりHBrを脱離させて、不飽和二環式類似体LXIXが得ら
れる。多くの窒素−、酸素−および硫黄−ベース求核剤の何れかにより臭化物L
XVIIIを置換させることにより、さらなる類似体を調製できる。
キームXIに示すように調製できる。XがOまたはSである化合物LXXIは、
市販されているテトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンおよびテトラヒドロチオ
ピラン−4−オンから調製できる。テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンおよ
びテトラヒドロチオピラン−4−オンから形成される(トリイソプロピルシリル
)アジドヒドリンの光誘導性Schmidt転移により(P.A.Evansお
よびD.P.ModiのJ.Org.Chem.、60巻、6662〜6663
頁、1995年)、テトラヒドロ−1,4−オキサゼピン−5(2H)−オンお
よびテトラヒドロ−1,4−チアゼピン−5(2H)−オンが得られる。XがN
HまたはNRである化合物LXXIは、4−ピペリドン一水和物塩酸塩または保
護化4−ピペリドンのSchmidt転移により調製できる(J.T.Grov
esおよびR.R.ChambersのJ.Am.Chem.Soc.、106
巻、630〜638頁、1984年)。ラクタムとI(Br)−A−Bとのウー
ルマンカップリングにより、A−B残基を有するラクタムLXXIIが得られる
。5塩化リンまたは関連する試薬でのジクロロ化により、ジクロロ化中間体が得
られ、これをモルホリンと反応させてエナミンLXXIIIが得られる。DMA
Pおよび適切な酸クロリドまたは酸無水物とLXXIIIとを反応させて、アシ
ルエナミン中間体LXXIVが得られ、これを酢酸中適切なヒドラジンと縮合さ
せて、[5,7]−縮合二環式化合物LXXVが得られる。
式Iの二環式化合物は、スキームXIIに示すように[3+2]環化付加方法に
よっても調製される。不飽和環状ケトンLXXVIは、当業者に知られている標
準の合成方法により容易に得ることができる。前述のようにIIから生成する1
,3−双極子を用いて[3+2]環化付加を行い、ピラゾリジン中間体が得られ
、これは容易に酸化されて、ピラゾロシクロヘキサノンLXXVIIが得られる
。LDAおよびPhSeSePhで処理した後酸化的酸化セレン脱離などにより
二重結合を導入して、不飽和誘導体LXXVIIIが得られる。LXXIXによ
り示される不飽和ケトン中に保護化アルコールなどの残基を導入後、[3+2]
環化付加を行い、続いて酸化して、ピラゾロシクロヘキサノンLXXXが得られ
る。アルコールを脱保護し、そして多くの試薬で酸化して、ピラゾロシクロヘキ
サンジオンLXXXIが得られる。
ームXIIIに示す。アルコキシドなどの塩基の存在下にジケトエステルとヒド
ラジドイルハライドIIとを縮合させて、ピラゾールLXXXIIが得られる。
容易に入手できるヒドラジンA−B−NHNH2の存在下ケトエステルを加熱し
、ピラゾロピリダジノンLXXXIIIが得られる。R3が水素であるピラゾロ
ピリダジノンの調製に関して、アルコキシド塩基の存在下ヒドラジドイルハライ
ドIIをフリルケトエステルで環化し、LXXXIVが得られる。エステル還元
および保護化を含む標準の官能基処方、フリル酸化およびエステル化によりLX
XXVが得られるが、この順である必要はない。これらの変換を達成するために
有効な順序および適切な試薬は、当業者により決定できる。アルコール脱保護お
よび二酸化マンガンなどによる酸化により、アルデヒドエステルが得られ、これ
をヒドラジンA−B−NHNH2の存在下に加熱してLXXXVIが得られる。
LXXXIVについて適切な官能基処方、これは多くの方法が可能であり、を行
い、エステル酸LXXXVIIを得ることもできる。二塩化オキサリルを用いる
酸クロリドの形成などによりカルボン酸を活性化した後、ヒドラジンA−B−N
HNH2の存在下に加熱して、ピラゾロピリダジンジオンLXXXVIIIが得
られる。
。アジドは多くのオレフィンおよびアルキンと[3+2]環化付加反応を行い、
式Iのトリアゾール−縮合二環式化合物を合成するためにこの反応を適用するこ
とがスキームXIVに示されている。ピラゾール縮合化合物に関して前述したよ
うに、4−アミノ−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレートXCII
は、多くのトリアゾール縮合二環式系を調製するために特に有用な中間体である
。必要とするアジドLXXXIXは容易に得られる。脂肪族アジドは、ジメチル
ホルムアミドおよびジメチルスルホキシドなどの溶媒中ナトリウムアジドで対応
する臭化物を置換することにより容易に調製される。G−(CH2)s−がアリ
ールアジド(Gがアリールであり、s=0)を示す場合、酸性媒体中NaNO2 でジアゾ化した後、ナトリウムアジドでジアゾニウムイオンを置換することによ
り、対応するアニリンからアジドを容易に得ることができる。アジドLXXXI
XをニトロオレフィンXC(R’=Me、2−フリル)で[3+2]環化付加し
て最初にトリアゾリン中間体とし、その後自動酸化して主要生成物としてトリア
ゾール生成物XCIが得られる(P.CailleuxらのBull.Soc.
Chim.Belg.、105巻、45頁、1996年)。これらの反応は、還
流ベンゼン中で、または同様の温度で同様の溶媒中で行うことができる。XCI
を4−アミノ−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレートXCIIに直
接変換する。R’がメチルの場合、KMnO4などの酸化剤でメチル基を酸化し
てカルボン酸が得られ、これは適切なエステルにエステル化できる。好ましくは
SnCl2または触媒的水素化などの多くの還元剤の何れかによりニトロ基を還
元して、XCIIが得られる。R’が2−フリルの場合、オゾン、KMnO4お
よび過ヨウ素酸ナトリウム/三塩化ルテニウムを含む多くの酸化剤によりカルボ
ン酸を脱マスクしてカルボン酸が得られ、これをエステル化し上述したように還
元して、XCIIが得られる。一連のピラゾールについて記載したように、XC
IIのジアゾニウムイオンを経由して4−ヒドロキシ−1,2,3−トリアゾー
ル−5−カルボキシレートXCIVが得られる。
アルコキシドなどの塩基の存在下にLXXXIXをシアノ−またはニトロピルベ
ートで処理し、XCIIIが得られる。アルコキシド塩基の存在下にLXXXI
Xをフリルケトエステルで処理することにより、トリアゾール−4−カルボキシ
レート誘導体XCVが調製できる。これらの反応は、ピラゾール誘導体について
スキーム1において記載した反応と類似している。適切なアジドLXXXIXを
不飽和ラクタムLIまたは不飽和環状ケトンLXXVIを用いて[3+2]環化
付加することにより、トリアゾールの4位に炭素原子を有するトリアゾールを含
む二環式系が調製できる。これらの環化付加は、ベンゼンまたはトルエンなどの
適切な溶媒中で加熱することにより行われる。得られたトリアゾリン中間体は、
クロロアニル、過酸化ニッケルまたは他の穏和な酸化剤を用いて縮合したトリア
ゾールへと容易に酸化され、それぞれXCVIおよびXCVIIが得られる。ト
リアゾール中間体XCI、XCII、XCIII、XCIV、XCV、XCVI
およびXCVIIは、スキームII〜XIにおける対応するピラゾール誘導体に
ついて記載した方法により、式Iとして示される最終的なトリアゾールを含む二
環式化合物に変換できる。XCIおよびXCIIIに存在するニトロ基は、スキ
ームII〜VIIIに記載した「N−PG」残基に相当するかまたは、あるいは
、ニトロ基を適切な時間還元して適切なカルバメート誘導体としてまたはアジド
基としてさらに保護することができる。
調製する。ヒドロキシイミノイルクロリドXCIXは、イソオキサゾール縮合化
合物の調製における有用な中間体である。ヒドロキシルアミンを用いてオキシム
を形成させた後N−クロロコハク酸イミドでクロロ化することにより、この中間
体は適切なアルデヒドXCVIIIから容易に入手できる。炭酸塩などの塩基の
存在下にXCIXをシアノアセテートで処理して環化させ、5−アミノイソオキ
サゾール−4−カルボキシレートCが得られる。Cのアミノ残基は、ピラゾール
およびトリアゾール化合物について前述したように、ジアゾニウムイオンを経由
して、それぞれ対応するヒドロキシまたはシアノ誘導体CIおよびCIIに容易
に変換できる。
CIXを環化させることによりCIIIとして得られる。前述した多くの酸化剤
により、フランのカルボン酸残基への酸化が行われる。
して、ニトリルオキシド中間体が生成し、これは適切なオレフィンまたはアルキ
ンと[3+2]環化付加反応する。これはイソオキサゾール環の5位に炭素原子
を含む二環式化合物を調製するために便利な方法である。例えば、不飽和ラクタ
ムLIとの環化付加により、縮合したイソオキサゾリン中間体が形成し、これは
過酸化ニッケル、クロラニルまたはDDQなどの試薬で容易に酸化され、CIV
が得られる。不飽和環状ケトンを用いる環化付加および同一条件下での酸化によ
り、ケトン類似体CVが得られる。イソオキサゾール縮合中間体C、CI、CI
I、CIII、CIVおよびCVは、スキームII〜XIにおける対応するピラ
ゾール誘導体について記載した方法により、式Iとして記載される最終のイソオ
キサゾール含有二環式化合物に変換できる。
調製する。5−アミノイソチアゾール−4−カルボキシレート中間体CVIII
を調製する1つの方法は、容易に入手可能な酸クロリドCVIからの方法である
。マグネシウムアルコキシドなどの塩基の存在下にCVIをシアノアセテートで
縮合させた後、アルコール性溶媒中でアンモニアで処理して、アミノニトリルC
VIIが得られる。トリエチルアミンなどの塩基の存在下に硫化水素で処理し、
過酸化水素または臭化水素で処理してCVIIIに酸化的環化させて、チオアミ
ドを得ることができる。前記スキームに記載したように、アミノ残基は、それぞ
れ対応するヒドロキシまたはシアノ誘導体CIXまたはCXに容易に変換できる
。
ルスルフィドCXIIIである。この中間体は複素環CXIIから簡便に生成し
、この複素環自体はクロロカルボニルスルフェニルクロリドで処理すること、ま
たはトリクロロメタンスルフェニルクロリドで処理した後に水酸化ナトリウム水
溶液で処理することの何れかにより、アミドCXIから調製できる。複素環CX
IIを熱分解してニトリルスルフィドCXIIIが得られ、これは対応するニト
リルオキシド中間体と同様の多くの反応を行うことができる。例えば、CXII
IをオレフィンLIおよびLXXVIを用いて[3+2]環化付加させ、続いて
前述のような穏和な酸化後、それぞれイソチアゾール縮合化合物CXIVおよび
CXVが得られる。イソチアゾール中間体CVIII、CIX、CX、CXIV
およびCXVは、スキームII〜XIにおける対応するピラゾール誘導体につい
て記載した方法により、式Iとして記載される最終のイソチアゾール含有二環式
化合物に変換できる。
ピラゾール縮合二環式化合物も記載している。スキームXVIIに示したように
、これらの化合物が合成できる。マグネシウムメトキシドなどの塩基の存在下に
酸クロリドCVIをシアノアセテートで縮合させてエノール誘導体が得られ、こ
れはジアゾメタンでエノールエーテルCXVI(X=OMe)に、またはPOC
l3でクロロ誘導体CXVI(X=Cl)に変換される。ヒドラジン(R’=H
)または置換ヒドラジンとともに加熱して、5−アミノ−4−カルボキシレート
CXVIIが得られる。前述のように、ジアゾニウムイオンを経由して、CXV
IIのアミノ残基をそれぞれヒドロキシまたはシアノ誘導体CXVIIIまたは
CXIXに変換できる。
縮合させることにより、5−カルボキシレート誘導体が調製できる。NCSまた
はNBSでそれぞれ塩素化または臭素化し、ヒドラジドイルハライドCXXIが
得られる。CXXIをフリルケトエステルアニオンと反応させて、5−カルボキ
シレートCXXIIが得られ、このフラン残基は前述の方法によりカルボン酸残
基に酸化できる。
して中間体のピラゾリンを酸化して、ピラゾール縮合化合物CXXIIIおよび
CXXIVが得られる。中間体CXVII、CXVIII、CXIX、CXXI
I、CXXIIIおよびCXXIVは、スキームII〜XIにおける対応するN
−連結ピラゾール誘導体について記載した方法により、式Iとして記載される最
終のC−連結ピラゾール含有二環式化合物に変換できる。
素原子に結合している本発明の二環式化合物が調製できる。ピロロの2位に窒素
原子が必要であるこの型の化合物において、2−アミノピロールCXXVIは有
用な中間体である。この化合物は、容易に得られるアミノカルボニル化合物CX
XVを適切なシアノアセテートと縮合させることにより調製できる。塩基性条件
下に、または水を共沸除去しながら加熱することにより、この縮合を行うことが
できる。2−アミノピロールCXXVIをジアゾ化した後、本発明の多くの二環
式化合物について適切な中間体である、2−シアノ−および2−ヒドロキシピロ
ールCXXVIIに変換できる。ピロール2,3−ジカルボキシレートはアミノ
カルボニル化合物CXXVからも調製できる。塩基性条件下でアセチレンジカル
ボキシレートエステルを用いてマイケル付加を行った後、その場で閉環して、ピ
ロール2,3−ジカルボキシレートジエステルが得られる。特に2−エステルな
どの1つのエステルを選択的に加水分解して、ピロール2−カルボン酸CXXV
IIIが得られる。CXXVIIIのCurtius転移という他の経路により
、2−アミノピロールCXXVIが得られる。また、ボランを用いて、または誘
導された混合無水物の水素化ホウ素ナトリウム還元により、カルボン酸をアルコ
ールCXXIXに還元できる。スキームII〜VIIIおよびスキームXIII
に記載した方法により、中間体CXXVI、CXXVII、CXXVIIIおよ
びCXXIXは、式Iの最終のピロロ縮合二環式化合物に変換できる。ここに記
載されていない他の方法も当業者に知られており、式Iのピロロ縮合二環式化合
物を調製するために使用することができる。
に結合している本発明の二環式化合物が調製できる。フリルの2位に窒素原子が
必要であるこの型の化合物において、2−アミノフランCXXXIは有用な中間
体である。これらの化合物はスキームXVIIIに記載したピロール類似体と同
様にして合成できる。それゆえ、得られたヒドロキシカルボニル化合物CXXX
を適切なシアノアセテートと縮合させて、2−アミノフランCXXXIが得られ
る。この縮合は塩基性条件下にまたは共沸により水を除去しながら加熱すること
により行うことができる。2−アミノフランCXXXIをジアゾ化した後、本発
明の多くの二環式化合物について適切な中間体である、2−シアノ−および2−
ヒドロキシフランCXXXIIに変換できる。フラン2,3−ジカルボキシレー
トは、スキームXVIIIに記載したピロール類似体と同様に、ヒドロキシカル
ボニル化合物CXXXからも調製できる。塩基性条件下でアセチレンジカルボキ
シレートエステルを用いてCXXXのマイケル付加を行った後、その場で閉環し
て、フラン2,3−ジカルボキシレートジエステルが得られる。特に2−エステ
ルなどの1つのエステルを選択的に加水分解して、フラン2−カルボン酸CXX
XIIIが得られる。CXXXIIIのCurtius転移という他の経路によ
り、2−アミノフランCXXXIが得られる。また、ボランを用いて、または誘
導された混合無水物の水素化ホウ素ナトリウム還元により、カルボン酸をアルコ
ールCXXXIVに還元できる。スキームII〜VIIIおよびスキームXII
Iに記載した方法により、中間体CXXXI、CXXXII、CXXXIIIお
よびCXXXIVは、式Iの最終のフラン縮合二環式化合物に変換できる。ここ
に記載されていない他の方法も当業者に知られており、式Iのフラン縮合二環式
化合物を調製するために使用することができる。
子に結合している本発明の二環式化合物が調製できる。チオフェンの2位に窒素
原子が必要であるこの型の化合物において、2−アミノチオフェンCXXXVI
は有用な中間体である。これらの化合物はスキームXVIIIに記載したピロー
ル類似体と同様にして調製できる。それゆえ、得られたメルカプトカルボニル化
合物CXXXVを適切なシアノアセテートと縮合させて、2−アミノチオフェン
CXXXVIが得られる。この縮合は塩基性条件下にまたは共沸により水を除去
しながら加熱することにより行うことができる。あるいは、シアノアセテートを
ケトンCXXXVIIIと縮合させてオレフィンCXXXIXが得られる。続く
ステップにおいて、CXXXIXをS8およびトリエチルアミンなどの塩基で処
理することにより、2−アミノチオフェンCXXXVIに変換できる。2−アミ
ノチオフェンCXXXVIをジアゾ化した後、本発明の多くの二環式化合物につ
いて適切な中間体である、2−シアノ−および2−ヒドロキシチオフェンCXX
XVIIに変換できる。チオフェン2,3−ジカルボキシレートは、アルカリ金
属アセチレンチオレートCXLから調製できる。これらの化合物をアセチレンジ
カルボキシレートエステルと[3+2]環化付加反応させて、チオフェン2,3
−ジカルボキシレートジエステルが得られる。特に2−エステルなどの1つのエ
ステルを選択的に加水分解して、チオフェン2−カルボン酸CXLIが得られる
。CXLIのCurtius転移という他の経路により、2−アミノチオフェン
CXXXVIが得られる。また、ボランを用いて、または誘導された混合無水物
の水素化ホウ素ナトリウム還元により、カルボン酸をアルコールCXLIIに還
元できる。スキームII〜VIIIおよびスキームXIIIに記載した方法によ
り、中間体CXXXVI、CXXXVII、CXLIおよびCXLIIは、式I
の最終のチオフェン縮合二環式化合物に変換できる。ここに記載されていない他
の方法も当業者に知られており、式Iのチオフェン縮合二環式化合物を調製する
ために使用することができる。
素原子に結合している本発明の二環式化合物が調製できる。これらの化合物CX
LIIIからCLXIV(式中、R基はアルキル、アリールまたは保護基PGで
ある)は、市販されているかまたは先行技術で知られており、一般的にCLXV
として示すことができる。イミダゾール窒素を適切に保護化してCLXVI型の
化合物が得られ、これはホウ素酸を含む適切なA−Bの銅塩媒介カップリングに
よりさらに変換して、CLXVIIが得られる。続いて、イミダゾール保護基P
Gを除去して、CLXVIIIなどの化合物が得られる。CLVIXとして示さ
れるように、G基がイミダゾール窒素に移動する方法で、前述のようにG含有ホ
ウ素酸のカップリングにより置換基Gの導入が行われる。
A−B部位を調製する方法が記載し、例示されており、参照として本明細書に組
み込まれる。WO97/23212、WO97/30971、WO97/389
84、WO98/06694、WO98/01428、WO98/28269、
およびWO98/28282。
型的な実施形態の内容にて明らかとなるであろう。
3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4−ジヒドロピラゾ
ロ−[4,3−d]−ピリミジン−5,7−ジオン。
、続いてさらに濃HCl(392.4mmol)32.7mLを加え、次いで混
合物を冷浴中で冷却した。NaNO2(13.72g、198.89mmol)
を、水45mLに溶解し、数回に分けて加えた。この溶液を10分間攪拌し、メ
タノール36mLおよび水75mL中の10.10g(152.99mmol)
のマロノニトリルおよび酢酸ナトリウム(27.61g、336.59mmol
)の溶液を含むフラスコに注ぎ込んだ。濃い黄色の沈殿物が直ちに形成され(2
9.9g、97%)、限外濾過により表題化合物として単離した。LRMS(N
H3−CI):218.2(M+NH4)+。
)ピラゾール−5−カルボキシレート。 α,α−ジシアノ−4−メトキシフェニルヒドラジンイミン(20.00g、9
9.92mmol)、ブロモ酢酸メチル(16.81g、109.90mmol
)、4−N,N−ジメチルピリジン(1.22g、9.99mmol)および炭
酸カルシウム(34.52g、249.79mmol)をN,N−ジメチルホル
ムアミドに溶解し、数時間100℃に加熱した。溶液を酢酸エチルで希釈し、食
塩水で4回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通し
て濾過し、揮発物を除去した。表題化合物を、熱ジエチルエーテルに溶解し、冷
却して形成された固体(9.18g、34%)を濾過により回収することにより
、精製した。LRMS(ES+):273.2(M+H)+。
)ピラゾール−5−カルボキシレート。
ル−5−カルボキシレート(3.36g、12.34mmol)を、TFAに溶
解し、0℃に冷却し、続いてさらにNaNO2(0.94g、13.57mmo
l)を加え、次いで反応物をその温度で45分間攪拌した。NaN3(0.80
g、12.34mmol)を最小量の水に溶解し、数回に分けてTFA溶液に加
えた。溶液を0℃で45分間攪拌し、飽和NaHCO3水溶液にゆっくりと加え
た。溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有機物をMgSO4で
乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去した。表題化合物(
1.0g、57%)を黄褐色の固体として得た。LRMS(NH3−CI):3
16.3(M+NH4)+。
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
アミノカルボニル]ピラゾール。
ル]アミン塩酸(1.00g、3.31mmol)を無水塩化メチレンに溶解し
、続いてさらにトルエン中のトリメチルアルミニウム(9.94mL.19.8
8mmol)を2.0M溶液として加えた。ガスの発生が終わるまで、溶液を周
囲温度で攪拌した。メチル(1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−4−
アジド)ピラゾール−5−カルボキシレート(0.988g、3.31mmol
)を加え、溶液を一晩室温で攪拌し、さらに2時間還流した。溶液に室温まで冷
却し、溶液をゆっくり飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。反応物を酢酸
エチルで希釈し、5%溶液クエン酸で2回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥
し、シリカゲルのプラグを通して濾過した。1:1 ヘキサン/酢酸エチル(0
.09g、5%)で溶離して、カラムクロマトグラフィーにより、表題化合物を
精製した。LRMS(ES−):530.1(M−H)−。
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
アミノカルボニル]ピラゾール。
ルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]アミノカル
ボニル]ピラゾール(0.09g、0.169mmol)をメタノールに溶解し
、続いてさらにSnCl2 .2H2O(0.321g、1.69mmol)を加
え、溶液を1時間還流した。揮発物を減圧下で除去し、残渣をTFA中で攪拌し
、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、残渣を分取HPLCクロマト
グラフィーにより精製し、表題化合物(30mg19%)を白色固体として生成
した。LRMS(ES+):506.3(M+H)+。
スルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−5,7−ジオン。
ルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]アミノカル
ボニル]ピラゾール(0.02g、0.032mmol)をTHFに溶解し、続
いてさらにカルボニルジイミダゾール(0.010g、0.064mmol)を
加え、溶液を室温で48時間、次いで、0.5時間攪拌した。揮発物を減圧下で
除去し、生成物を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2 O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例1の表題化
合物を白色の粉末として得た。(1.9mg、11%)。LRMS(ES−):
530.2(M−H)− (実施例2) 1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−ア
ミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ゾール−5−カルボン酸。
ル−5−カルボキシレート(5.9g、19.78mmol)をMeOH/H2 O/THFの1:1:1混合物に溶解し、続いてさらにNaOH(1.58g、
39.56mmol)を加え、TLCによりすべての出発物質を消費するまで、
反応物を室温で攪拌した。溶液を10%HClで酸性化し、生成物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、溶媒をMgSO4で乾燥し、濾過し
、減圧下で揮発物を除去し、表題化合物(4.00、71%)を黄褐色の固体と
して得た。生成した。LRMS(ES−):539.0(M−H−CO2)−。
2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール。
ルボン酸(4.00g、14.07mmol)をCH2Cl2に溶解し、続いて
さらに塩化オキサリル(1.84mL、21.11mmol)およびDMF1滴
を加えた。混合物を室温で2時間攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、残渣を高
真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさらにDMAP
(3.44g、28.15mmol)および2−フルオロ−4−ブロモ−アニリ
ン(2.67g、14.07mmol)を加え、溶液を室温で一晩攪拌した。揮
発物を真空下で除去し、残渣をエーテル/ヘキサンで粉砕することにより生成物
を精製し、表題化合物(1.50g、23%)を得た。LRMS(ES−):4
54.0(M−H)−。
−アミノ−5−[2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラ
ゾール。
ロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール(1.50g、3.2
8mmol)をMeOHに溶解し、続いてさらに塩化スズ(II)二水和物(6
.23、32.88mmol)を加え、溶液を2時間還流した。溶液をEtOA
cに溶解し、さらに10%NaOH溶液を加えることにより塩基性とした。有機
物を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾
過し、真空下で乾燥し、表題化合物(0.55g、39%)を得た。LRMS(
ES+):463.1(M+H)+。
−[2−フルオロ−4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,
3−d]−ピリミジン−7−オン。
[2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール(0.5
5g、1.27mmol)を96%ギ酸25mLに溶解し、3時間還流した。揮
発物を除去した。残渣をEtOAcに溶解し、飽和NaHCO3溶液で洗浄した
。有機物をMgSO4の溶液で乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮
発物を除去し、表題化合物(0.30g、50%)を白色固体として生成した。
LRMS(ES+):473.1(M+H)+。
−[2’−アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ルオロ−4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(0.30g、0.633mmol)、TBAB(0.0
2g、0.06mmol)、Na2CO3水溶液(2M、0.7mL、0.88
mmol)、および2−(N−tert−ブチル)フェニルスルホンアミドボロ
ン酸(0.22g、0.88mmol)をベンゼン100mLに溶解し、窒素で
30分間脱気した。パージした後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)(0.036g、0.03mmol)を加え、溶液を一晩攪拌した
。溶液をEtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をMgSO4で乾燥
し、濾過し、減圧下で揮発物を除去した。1:1ヘキサン/EtOAcで溶離し
、カラムクロマトグラフィーによる精製により、tert−ブチルスルホンアミ
ド0.20g(52%)を得た。この化合物(0.20g、0.33mmol)
を、TFA25mLに溶解し、1時間を還流した。揮発物を減圧下で除去し、生
成物を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3 CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例2の表題化合物を白色
固体として得た。LRMS(ES+):550.2(M+H)+。
ノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ゾール−5−カルボン酸。
−アジド)ピラゾール−5−カルボキシレート(14.0gr、46.94mm
ol)を、1:1溶液THF/H2Oに溶解し、続いてさらに水酸化リチウム一
水和物(5.90g、140.84mmol)を加え、溶液を室温で4時間攪拌
した。溶液をHClで酸性化し、有機物をEtOAcで抽出し、食塩水で洗浄し
た。有機層をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、減圧下
で揮発物を取り除き、表題化合物8.72g(65%)を黄褐色の固体として生
成した。LRMS(ES−):283.1(M−H)−。
(2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール。 CH2Cl2中の(1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−4−アジド)
ピラゾール−5−カルボン酸(8.22g、28.92mmol)の溶液に、塩
化オキサリル(3.78mL、43.38mmol)およびDMF1滴を加えた
。混合物を室温で2時間攪拌し、揮発物を減圧下で除去し、残渣を高真空下で1
時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさらにDMAP(7.06
g、57.84mmol)および2−フルオロ−4−ブロモアニリン(5.49
g、28.92mmol)を加え、溶液を一晩室温で攪拌した。揮発物を真空下
で除去した。生成物をヘキサン/エーテルで粉砕することにより精製し、表題化
合物7.9g(60%)を固体として得た。LRMS(ES−):454.0/
456.0(M−H)−。
アジド−5−[(2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラ
ゾール。
−シアノ−4−アジド−5−[(2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカ
ルボニル]ピラゾール(1.00g、2.32mmol)の溶液を氷/水浴中で
冷却した。HClガスを冷却した溶液を通して15分間バブリングし、溶液を室
温に暖めて一晩攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、続いてさらにMeOH25
mLおよび1MHCl20mLを加え、生じた溶液を室温で2時間攪拌した。溶
液をEtOAcで希釈し、食塩水で洗浄し、有機物をMgSO4で乾燥し、シリ
カゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を減圧下で除去した。表題化合物0.9
9g(95%)を黄褐色の固体として得た。LRMS(ES+):458.1/
460.1(M+H)+。
[2−フルオロ−4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オン。
4−アジド−5−[(2−フルオロ−4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]
ピラゾール(0.99g、2.20mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水
和物(6.23、32.88mmol)を加え、溶液を2時間還流した。溶液を
EtOAcに溶解し、さらに10%NaOH溶液を加えることにより塩基性とし
た。有機物を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを
通して濾過し、真空下で乾燥した。残渣を95%ギ酸50mLに溶解し、2時間
還流しながら攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、残渣をメタノール中で加熱し
、濾過し、表題化合物0.69g(68%)を固体として得た。LRMS(ES
+):458.1/460.1(M+H)+。
[2’−N−tert−ブチルアミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミ
ジン−7−オン。
オロ−4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オン(0.69g、1.50mmol)、TBAB(0.048
g、0.15mmol)、Na2CO3水溶液(2M、3.0mL、6.0mm
ol)および2−(tert−ブチルアミノスルホニル)フェニルボロン酸(0
.54g、2.1mmol)をベンゼン100mLに溶解し、窒素で30分間脱
気した。パージした後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0
)(0.087g、0.075mmol)を加え、溶液を一晩攪拌した。溶液を
EtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をMgSO4で乾燥し、濾過
し、減圧下で揮発物を取り除いた。表題化合物を1:1 ヘキサン/EtOAc
で溶離してカラムクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物0.26g(2
9%)を得た。LRMS(ES+):573.3(M+H)+。
[2’−アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 TFA25mL中の1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)
−6−[2’−N−tert−ブチルアミノスルホニル−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(0.26g、0.44mmol)の溶液を1時間還流し
た。減圧下で揮発物を除去し、生成物を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.
5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥
し、実施例3の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):535
.2(M+H)+。
ミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ルヒドラジンイミン アニシジン(55.0g、446.57mmol)を675mL水に溶解し、
続いてさらに98.1mL(1.1mol)濃HClを加え、混合物氷浴中で冷
却した。NaNO2(40.05g、580.54mmol)を水100mLに
溶解し、数回に分けて加えた。溶液を10分間攪拌し、メタノールおよび水(1
08:225mL)の溶液中の44.25g(446.57mmol)のメチル
シアノ酢酸および酢酸ナトリウム三水和物(133.69g、446.57mm
ol)の溶液を含有するフラスコに注ぎ込んだ。濃い黄色の沈殿物が直ちに形成
され、限外濾過により単離し、凍結乾燥機で乾燥し、表題化合物82.0g(7
9%)を黄色の固体として得た。LRMS(ES+):232.1(M−H)− 。
シカルボニル)−4−アミノ)ピラゾール−5−カルボキシレート。 α−シアノ− α−(メトキシカルボニル)−4−メトキシフェニルヒドラジン
イミン(105.7g、455.2mmol)、ブロモ酢酸tert−ブチル(
106.5g、546.2mmol)、および炭酸カルシウム(157.3g、
1.13mol)をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、数時間100℃に
加熱した。溶液を酢酸エチルで希釈し、4回食塩水で洗浄した。有機物をMgS
O4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を取り除いた。表題
化合物を暗い粘ちょうな液体として得て、さらに精製せずに使用した(136.
7g、86%)。LRMS(NH3−CI):348.3(M+H)+。
4−アジド)ピラゾール−5−カルボン酸。
]−3−(メトキシカルボニル)−4−アミノ)ピラゾール−5−カルボキシレ
ート(16.89g、48.62mmol)の溶液に、NaNO2(4.02g
、58.34mmol)を加え、混合物を45分間攪拌した。NaN3(3.7
9g、58.34mmol)を最小量の水に溶解し、TFA溶液に数回に分けて
加えた。溶液を0℃で45分間攪拌し、飽和NaHCO3水溶液にゆっくり加え
た。溶液を酢酸エチルで希釈し、水で3回洗浄した。水層を10%HCl水溶液
で酸性化し、EtOAcで抽出した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲル
のプラグを通して濾過した。シリカゲルをフラッシュすることにより、生成物を
得た。揮発物を減圧下で除去し、表題化合物3.0g(32%)を黄褐色の固体
として得た。LRMS(ES−):316.1(M−H)−
−アジド−5−[4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール。 CH2Cl220mL中の(1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカ
ルボニル)−4−アジド)ピラゾール−5−カルボン酸(3.00g、9.45
mmol)の溶液に、塩化オキサリル(1.24mL、14.18mmol)お
よびDMF1滴を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、揮発物を減圧下で除去
し、残渣を高真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさ
らにDMAP(4.0g、33.1mmol)および4−ブロモアニリン(1.
62g、9.45mmol)を加え、溶液を一晩室温で攪拌した。揮発物を真空
下で除去し、残渣をエーテル/ヘキサンで粉砕することにより生成物を精製し、
表題化合物(1.5g、33%)を得た。LRMS(ES−):454.0(M
−H)−
−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン。
ニル)−4−アジド−5−[4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール
(1.5g、3.18mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水和物(0.4
3g、2.28mmol)を加え、溶液を5分間暖めた。溶液をシリカゲルのパ
ッドを通して濾過し、シリカをEtOAcでリンスした。揮発物を減圧下で除去
し、残渣を95%ギ酸中で2時間還流した。揮発物を減圧下で除去し、固体残渣
を冷EtOAcで洗浄し、限外濾過により回収し、表題化合物1.44g(93
%)を固体として得た。LRMS(ES+):455.1/457.1(M+H
)+
−[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ボニル)−6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オン(0.60g、1.32mmol)、TBAB(
0.04g、.13mmol)、Na2CO3水溶液(2M、2.6mL、5.
28mmol)、および2−(tert−ブチルアミノスルホニル)フェニルボ
ロン酸(0.47g、1.84mmol)の溶液を窒素の気流で30分間で脱気
した。パージした後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
(0.076g、0.066mmol)を加え、溶液を一晩攪拌した。溶液をE
tOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をMgSO4で乾燥し、減圧下
で濾過し、揮発物を取り除いた。残渣をカラムクロマトグラフィー(1:1ヘキ
サン/EtOAcで溶離する)により精製し、t−ブチルスルホンアミド0.2
g(52%)を得た。この化合物(0.08g、0.136mmol)の一部を
TFA30mLに溶解し、1時間還流した。揮発物を減圧下で除去し、逆相HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)により生成物を精製し、凍結乾燥し、実施例4の表題化合物を白色固体と
して得た。LRMS(ES+):532.2(M+H)+。
−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミ
ジン−7−オン−3−カルボン酸。
フェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−アミノスルホニル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d
]−ピリミジン−7−オン(150mg、0.28mmol)の溶液に、LiO
H(120mg、2.82mmol)を加え、TLCにより反応を追随した。溶
液をさらにリトマスが酸性になるまで10%HClを加えることによりクエンチ
し、生成物を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/
CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例5の表題化合物
を白色固体として得た。LRMS(ES):516.1(M−H)−。
ノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾ
ロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−アミノスルホニル−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(1.00gr、1.70mmol)の溶液に、アンモニ
ア水溶液(28%)25mLを加え、反応物を室温で一晩攪拌した。溶液をEt
OAcで希釈し、食塩水100mLで洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、
シリカゲルのプラグを通して濾過し、減圧下で揮発物を取り除いた。残渣(0.
08g、0.139mmol)をTFA30mLに溶解し、1時間還流した。揮
発物を減圧下で除去した。生成物を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%
TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、
実施例6の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):535.1
(M+H)+。
[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−
d]−ピリミジン−7−オン。
−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン(0.25g、0.436mmol)の溶液に、オキシ塩化リン(
0.33g、2.18mmol)を加え、反応物を3時間還流した。溶液をH2 Oでクエンチし、生成物をEtOAcで抽出し、MgSO4で乾燥し、シリカゲ
ルのプラグを通して濾過し、減圧下で揮発物を取り除いた。残渣をTFA30m
Lに溶解し、1時間を還流した。揮発物を減圧下で除去した。生成物を逆相HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)により精製し、凍結乾燥し、実施例7の表題化合物を白色固体として得た
。LRMS(ES+):499.2(M+H)+。
ルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−アミノスルホニル−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(0.50g、1.00mmol)の溶液に、10%Pd
/C(50mg)を加え、反応物をH2ガスのバルーン下で一晩攪拌した。溶液
をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、揮発物を減圧下で除去した。
生成物を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH 3 CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例8の表題化合物を白
色固体として得た。LRMS(ES+):503.3(M+H)+。
−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ルヒドラジンイミン。
HCl(2.35mol)196mLを加え、次いで混合物を冷浴中で冷却した
。NaNO2(67.8g、0.98mol)を水250mLに溶解し、数回に
分けて加えた。溶液を15分間攪拌し、次いで、0℃のメタノール215mLお
よび水450mL中のシアノ酢酸エチル(111g、0.98mol)および酢
酸ナトリウム三水和物(267g、1.96mol)を含有するフラスコの溶液
に注ぎ込んだ。濃い黄色の沈殿物が直ちに形成された。30分後、限外濾過によ
り表題化合物187g(84%)を単離し、これをさらに精製せずに用いた。
ミノ)ピラゾール−3,5−ジカルボキシレート。
ンイミン(81.8g、331mmol)、ブロモ酢酸メチル(55.7g、3
64mmol)および炭酸カルシウム(114g、827mmol)をN,N−
ジメチルホルムアミドに溶解し、100℃で数時間加熱した。溶液を酢酸エチル
で希釈し、食塩水で4回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルの
パッドを通して濾過し、揮発物を除去した。表題化合物を熱ジエチルエーテルに
溶解し、冷却して形成された固体(24.3g、23%)を濾過により回収する
ことにより精製し、さらに精製せずにこの物質を用いた。
ジド)ピラゾール−3,5−ジカルボキシレート。
ゾール−3,5−ジカルボキシレート(41.0g、128.4mmol)をT
FAに溶解し、0℃に冷却し、続いてさらにNaNO2(10.6g、154.
1mmol)を数回に分けて加え、次いで反応物をその温度で45分間攪拌した
。NaN3(10.0g、154.1mmol)を最小量の水に溶解し、数回に
分けてTFA溶液に加えた。溶液を0℃で45分間攪拌し、NaHCO3飽和水
溶液にゆっくり加えた。溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有
機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去
した。残渣をエーテル/ヘキサンから再結晶化し、表題化合物(39.9g、9
0%)を黄褐色の固体として得た。LRMS(ES+):346.1(M+H) + 。
4−アジド)ピラゾール−5−カルボン酸。
1−[4−メトキシフェニル]−4−アジド)ピラゾール−3,5−ジカルボキ
シレート(14.0g、40.5mmol)の溶液に、水酸化リチウム(0.9
7g、40.5mmol)を加え、反応物を周囲温度で数時間攪拌した。反応物
を水およびヘキサンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性にした。有
機層を分離した。水層をHCl水溶液で酸性化し、次いで酢酸エチルで抽出した
。有機物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、表題化合物10.1
g(75%)を得て、これを精製せずに用いた。LRMS(ES+):332.
1(M+H)+。
−[4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 CH2Cl220mL中の(1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカ
ルボニル)−4−アジド)ピラゾール−5−カルボン酸(1.50g、4.52
mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.60mL、6.80mmol)およ
びDMF1滴を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、揮発物を減圧下で除去し
、残渣を高真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさら
にDMAP(1.38g、11.3mmol)および4−(2−メチルイミダゾ
ル−1’−イル)アニリン(0.78g、4.52mmol)を加え、溶液を一
晩室温で攪拌した。揮発物を真空下で除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、シリ
カゲルのプラグを通して濾過した。メタノールでシリカゲルをフラッシュするこ
とに生成物を得た。揮発物を真空下で除去し、残渣をさらに精製せずに用いた。
この粗製の生成物をエタノールに溶解し、次いで塩化スズ(II)二水和物(2
.57g、13.6mmol)を加え、溶液を15分間暖めた。溶液を酢酸エチ
ルで希釈し、10%水酸化ナトリウム水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し(M
gSO4)、揮発物を減圧下で除去し、残渣を95%ギ酸中で2時間還流した。
揮発物を減圧下で除去し、残渣を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%T
FAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実
施例9の表題化合物0.16gを白色固体として得た。LRMS(ES+):4
71.2(M+H)+。
メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4
,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[4−(2−メチルイミダゾル−1
’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン(0.50g、0.85mmol)の溶液にアンモニア水溶液20
mL(28%)を加え、反応物を室温で一晩攪拌した。溶液をEtOAcで希釈
し、食塩水100mLで洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、減圧下で揮発
物を取り除いた。残渣を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含
むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例10
の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):442.1(M+H
)+。
−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩(実施
例11)および1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−
6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ントリフルオロ酢酸塩(実施例12)。
−アジド−5−[4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール。
]−3−(エトキシカルボニル)−4−アジド)ピラゾール−5−カルボン酸(
3.6g、10.9mmol)の溶液に、塩化オキサリル(1.42mL、16
.3mmol)およびDMF1滴を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、揮発
物を減圧下で除去し、残渣を高真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に
溶解し、続いてさらにDMAP(3.32g、27.2mmol)および4−ブ
ロモアニリン(1.86g、10.9mmol)を加え、溶液を一晩室温で攪拌
した。揮発物を真空下で除去し、エーテル/ヘキサンで残渣を粉砕することによ
り生成物を精製し、表題化合物(2.6g、49%)を得た。LRMS(ES+
):485.0/487.0(M+H)+。
−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン。
−4−アジド−5−[4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール(2.
62g、5.40mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水和物(3.07g
、16.2mmol)を加え、溶液を15分間暖めた。溶液をシリカゲルのパッ
ドを通して濾過し、シリカをEtOAcでリンスした。揮発物を減圧下で除去し
、残渣を95%ギ酸中で2時間還流した。揮発物を減圧下で除去し、固体残渣を
冷EtOAcで洗浄し、限外濾過により回収し、表題化合物1.1g(44%)
を固体として得た。LRMS(ES+):469.0/471.0(M+H)+ 。
−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ニル)−6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−
d]−ピリミジン−7−オン(1.1g、2.34mmol)、TBAB(0.
07g、0.23mmol)、Na2CO3水溶液(2M、5.0mL、9.3
mmol)、および2−ホルミルフェニルボロン酸(0.49g、3.28mm
ol)の溶液を、窒素の気流で15分間で脱気した。パージした後、テトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.14g、0.12mmol
)を加え、溶液を一晩攪拌した。溶液をEtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄
し、MgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を減圧下
で除去し、表題化合物を得て、これをさらに精製せずに用いた。LRMS(ES
+):495.1(M+H)+。
−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ
酢酸塩(実施例11)および1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカ
ルボニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミ
ジン−7−オントリフルオロ酢酸塩(実施例12)。
トキシカルボニル)−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(2
.68g、5.42mmol)の溶液に、ピロリジン(0.77g、10.8m
mol)および酢酸をpHが約5〜6になるまで滴下して加えた。次いで、シア
ノ水素化ホウ素ナトリウム(0.68g、10.8mmol)を加え、生じた溶
液を18時間攪拌した。反応混合物を水でクエンチし、飽和重炭酸ナトリウム水
溶液および酢酸エチル間に分配した。有機物を水および食塩水で洗浄し、乾燥し
(MgSO4)、揮発物を真空下で除去し、残渣を分取HPLC(C18逆相カ
ラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し
、実施例11の表題化合物0.3g(10%)および実施例12の表題化合物0
.5g(17%)を得た。実施例11 LRMS(ES+):550.2(M+
H)+。実施例12 LRMS(ES+):552.2(M+H)+。
ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−
[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−
d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩(0.32g、0.48mmo
l)の溶液に、アンモニア水溶液(28%)20mLを加え、反応物を室温で一
晩攪拌した。溶液をEtOAcで希釈し、食塩水100mLで洗浄し、有機物を
MgSO4で乾燥し、減圧下で揮発物を取り除いた。残渣を逆相HPLC(C1
8逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)によ
り精製し、凍結乾燥し、実施例13の表題化合物を白色固体として得た。LRM
S(ES+):521.1(M+H)+。
チル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4
,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
(アミノカルボニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン(0.20g、32mmol)の溶液に、オキシ塩化リン(0.2
4g、1.57mmol)を加え、反応物を4時間還流した。溶液をH2Oでク
エンチし、揮発物を減圧下で除去し、残渣を逆相HPLC(C18逆相カラム、
0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結
乾燥し、実施例14の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):
503.1(M+H)+。
オロ−4−(2−ジメチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオ
ロ酢酸塩。
調製した。LRMS(ES+):532.1(M+H)+。
−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ヒドラジンイミン。
液に、濃HCl44mLを加え、続いて亜硝酸ナトリウム(16.7g、243
mmol)を数回に分けて加えた。溶液を15分間攪拌し、次いで0℃のメタノ
ール100mLおよび水200mL中のシアノ酢酸エチル(21.1g、187
mmol)および酢酸ナトリウム三水和物(55.9g、410mmol)を含
有するフラスコの溶液に注ぎ込んだ。濃い黄色の沈殿物が直ちに形成された。3
0分後、固体を濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥し、表題化合物32.4g(
75%)を得て、これをさらに精製せずに用いた。1HNMR(CDCl3):
δ9.29(broads、1H)、7.63(d、1H)、7.28(t、1
H)、7.20(d、1H)、7.11(t、1H)、4.40(q、2H)、
2.40(s、3H)、1.40(t、3H)。
ピラゾール−3,5−ジカルボキシレート。
イミン(14.0g、60mmol)、ブロモ酢酸メチル(8.6mL、91m
mol)および炭酸カルシウム(31.3g、226mmol)を、N,N−ジ
メチルホルムアミド150mLに溶解し、100℃で数時間に加熱した。溶液を
酢酸エチルで希釈し、食塩水で4回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シ
リカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を除去した。残渣をフラッシュクロマ
トグラフィー(3:1ヘキサン/酢酸エチルで溶離)により精製し、表題化合物
5.15g(28%)を得た。1HNMR(CDCl3):δ7.30−7.1
5(m、4H)、5.25(broads、2H)、4.40(q、2H)、3
.67(s、3H)、2.01(s、3H)、1.38(t、3H)。
アジドピラゾール−5−カルボン酸。
−3,5−ジカルボキシレート(5.2g、17.0mmol)をTFA100
mLに溶解し、0℃に冷却し、続いてさらにNaNO2(1.4g、20.4m
mol)を加え、次いで反応物をその温度で45分間攪拌した。アジ化ナトリウ
ム(1.3g、20.4mmol)を最小量の水に溶解し、TFA溶液に数回に
分けて加えた。溶液を0℃で45分間攪拌し、飽和NaHCO3水溶液溶液にゆ
っくり加えた。溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有機物をM
gSO4で乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去した。残
渣をエーテルで粉砕し、粗製のアジドを得て、これを精製せずに用いた。
ol)の溶液に水酸化リチウム(60mg、2.7mmol)を加え、反応物を
周囲温度で数時間攪拌した。反応物を水およびヘキサンで希釈し、飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液で塩基性にした。有機層を分離した。水層をHCl水溶液で酸性
化し、次いで酢酸エチルで抽出した。有機物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾
燥し、濃縮し、表題化合物0.65g(69%)を得て、これを精製せずに用い
た。LRMS(ES−):314.2(M−H)+。
アジド−5−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
アミノカルボニル]ピラゾール。
ボニル)−4−アジドピラゾール−5−カルボン酸(0.69g、2.2mmo
l)の溶液に、塩化オキサリル(0.29mL、3.3mmol)およびDMF
1滴を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、揮発物を減圧下で除去し、残渣を
高真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさらにDMA
P(0.81g、6.6mmol)および[2’−メチルスルホニル−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]アミン塩酸(0.62g、2.2mmol)を加え
、溶液を一晩室温で攪拌した。揮発物を真空下で除去し、残渣を酢酸エチルに溶
解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4 )、シリカゲルのプラグを通して濾過した。揮発物を真空下で除去し、表題化合
物1.0g(83%)を得て、これをさらに精製せずに用いた。LRMS(ES
−):543.1(M−H)− パートE.1−(2−メチルフェニル)−3−(エトキシカルボニル)−6−
[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
)−4−アジド−5−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]アミノカルボニル]ピラゾール(0.98g、1.8mmol)の溶液
に塩化スズ(II)二水和物(1.22g、5.4mmol)を加え、溶液を1
5分間暖めた。溶液をシリカゲルのパッドを通して濾過し、シリカをEtOAc
でリンスした。揮発物を減圧下で除去し、残渣を95%ギ酸中で2時間還流した
。揮発物を減圧下で除去し、フラッシュクロマトグラフィー(1:1 ヘキサン
/酢酸エチルで溶離する)により固体残渣を精製し、表題化合物0.21g(2
2%)を固体として得た。LRMS(ES+):529.2(M+H)+。
−6−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 五塩化炭素50mL中の1−(2−メチルフェニル)−3−(エトキシカルボニ
ル)−6−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.21
g、0.4mmol)の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.08g、0.
44mmol)および少量のAIBNを加えた。反応物を攪拌し、5時間還流し
ながら攪拌し、次いで冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機物を食塩水で洗浄し
、乾燥し(MgSO4)、真空中で濃縮し、表題化合物0.24g(99%)を
得て、これを精製せずに用いた。LRMS(ES+):607.0/609.0
(M+H)+。
−6−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢
酸塩。
(エトキシカルボニル)−6−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−
7−オン(0.24g、0.4mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(0.0
4g、0.6mmol)を加え、反応物を周囲温度で3時間攪拌した。反応物を
水に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。有機物を食塩水で洗浄し、乾燥し(Mg
SO4)、真空中で濃縮し、アジド0.21g(91%)を得て、これをさらに
精製せずに用いた。このアジドを無水エタノール20mLおよびテトラヒドロフ
ラン10mLに溶解し、次いで塩化スズ(II)二水和物(0.061g、0.
27mmol)を加えた。反応物を18時間還流しながら攪拌した。揮発物を真
空中で除去し、残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含む
H2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例16の
表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):544.2(M+H) + 。
ルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ペリジン。
市販の4−ブロモアニリンを、炭酸カルシウムの存在下で、ジメチルホルムアミ
ド中の市販の5−クロロ−2−ペンタノンエチレンケタールで3日間処理した。
粗製のアルキル化アニリンを、トリエチルアミンの存在下で、THF中の塩化エ
チルオキサリルで処理した。HCl水溶液で処理することによりケタールの加水
分解を行い、生じた物質にDieckmann環化条件(NaOMe、メタノー
ル)を享受させた。この粗製のジオキソピペリジンをフラッシュクロマトグラフ
ィー(4:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離する)により精製し、表題化合物を
生成した。1HNMR(dmsod6):δ7.56(d、2H、J=8Hz)
、7.26(d、2H、J=8Hz)、3.60(t、2H)、3.28(t、
2H)、2.30(s、3H)。LRMS(ES+):281.0(M+H)+ 。
’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6
−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢
酸塩。
ペリジンの溶液に、3−シアノフェニルヒドラジンを加えた。反応混合物を3時
間還流しながら攪拌し、次いで周囲温度に冷却した。揮発物を除去し、残渣を酢
酸エチルに溶解した。有機物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗浄
し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。
加えた。この溶液を窒素の気流で30分間で脱気した。パージした後、テトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を加え、溶液を一晩還流しなが
ら攪拌した。溶液をEtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をMgS
O4で乾燥し、濾過し、減圧下で揮発物を取り除いた。残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(1:1ヘキサン/EtOAcで溶離する)により精製し、中間体ビフ
ェニル化合物を得た。
スを溶液フラスコを通して約30分間バブリングした(溶液が飽和になるまで)
。次いで、蓋をしめ、0℃で16時間放置した。反応混合物を真空中で濃縮した
。生じた固体を無水メタノールに溶解し、炭酸アンモニウムを加え、混合物を室
温で24時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をトリフルオロ酢
酸に溶解し、20分間還流しながら攪拌した。揮発物を真空中で除去し、残渣を
分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾
配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例17の表題化合物を白色粉末
として得た。1HNMR(dmsod6):δ9.40(broads、1.5
H)、9.28(broads、1.5H)、8.04(ds、2H)、7.9
4(d、1H)、7.81(d、1H)、7.78−7.48(m、4H)、7
.40−7.30(m、4H)、4.18(t、2H)、2.95(t、2H)
、2.30(s、3H)。LRMS(ES+):501.0(M+H)+。
ル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラ
ゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ル−6−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−ピリジン−7−オン。
−(トリフルオロアセトアミドメチル)アニリン(6.5g、0.029mol
)の溶液に、氷浴で冷却した濃HCl(50mL)を加えた。温度を0℃および
10℃間で維持し、水(40mL)中の亜硝酸ナトリウム(2g、0.029m
ol)を加えた。ジアゾニウムを冷却して2時間攪拌し、濃HCl(5mL)お
よび水(50mL)中の塩化第二スズ二水和物(15.4g、0.069mol
)をゆっくりと加えた。反応物を0.5時間攪拌し、NaClで飽和し、エーテ
ルで抽出し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮した。粗製のヒドラジンスズ塩(2
g)の一部を、実施例17のパートAの1−[4−ブロモフェニル]−4−アセ
チル−2,3−ジオキソピペリジン(0.46g、1.5mmol)および酢酸
(20mL)と合わせ、8時間加熱還流した。反応物を濃縮し、酢酸エチルに溶
解し、飽和NaHCO3および飽和NaClで続けて洗浄し、乾燥し(Na2S
O4)、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(1:1 ヘキサン/
酢酸エチルで溶離する)により精製し、表題化合物0.24g(32%)を黄色
のオイルとして得た。LRMS(ES+):507/509(M+H)+。
ミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テト
ラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ジオキサン(15mL)中の1−[2−トリフルオロアセトアミドメチルフェニ
ル]−3−メチル−6−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.24g、0.47mm
ol)の溶液に、2−tert−ブチルスルホンアミドベンゼンボロン酸(0.
16g、0.62mmol)、三塩基リン酸カルシウム(0.3g、1.4mm
ol)を加え、混合物をN2で0.5時間脱気した。テトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(0)(50mg)を加え、反応物を4時間加熱還流し
た。反応物をセライト(登録商標)を通して濾過し、濾液を濃縮した。トリフル
オロ酢酸(10mL)を粗製の残渣に加え、混合物を0.25時間加熱還流した
。反応物を濃縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(2:1ヘキサン/酢
酸エチルで溶離)により精製し、トリフルオロアセトアミド0.13g(49%
)を黄褐色の泡として得た。トリフルオロアセトアミドをMeOH(10mL)
、水(2mL)およびK2CO3(0.15g)に入れ、4時間加熱還流した。
反応物を濃縮し、TFAで酸性化し、分取HPLC(C18逆相カラム、0.5
%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し
、実施例18の表題化合物を白色の粉末として得た。1HNMR(DMSO−d
6)δ8.19(broads、2H)、8.05(dd、J=1.1、7.4
Hz、1H)、7.65−7.28(m、13H)、4.17(t、J=6.6
Hz、2H)、3.88(m、2H)、3.01(t、J=6.2、2H)、2
.31(s、3H)。LRMS(ES+):488.3(M+H)+。
’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6
−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−ピリジン−7−オン。
−アセチル−2,3−ジオキソピペリジン(0.3g、0.97mmol)に、
3−シアノ−4−フルオロフェニルヒドラジンスタンニルクロリド塩酸(0.3
9g、1.16mmol)を加え、混合物を8時間加熱還流した。反応物を濃縮
し、酢酸エチルに溶解し、飽和NaHCO3および飽和NaClで続けて洗浄し
、乾燥し(Na2SO4)、濃縮した。1:1 ヘキサン/酢酸エチルを溶離剤
として用いてシリカゲルクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物0.
31g(76%)を白色固体として得た。1HNMR(CDCl3)δ7.88
(m、2H)、7.53(d、J=8.4Hz、2H)、7.25(m、1H)
、7.21(d、J=8.4Hz、2H)、4.13(t、J=7.0Hz、2
H)、2.98(t、J=6.6Hz、2H)、2.35(s、3H)。LRM
(ES+):425.1/427.1(M+H)+。
2’−tert−ブチルアミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−
オン。 ジオキサン15mL中の1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]−3−メチ
ル−6−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.31g、0.73mmol)の溶液に
、2−tert−ブチルスルホンアミドベンゼンボロン酸(0.24g、0.9
5mmol)、三塩基リン酸カルシウム(0.47g、2.2mmol)を加え
、 混合物をN2で0.5時間脱気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウム(0)(60mg)を加え、70〜80℃浴中で18時間反応物を加熱
した。反応物をセライト(登録商標)を通して濾過し、濾液濃縮した。1:1
ヘキサン/酢酸エチルを溶離剤として用いてシリカゲルクロマトグラフィーによ
る精製により、黄色の固体0.24g(59%)を得た。1HNMR(CDCl 3 )δ8.18(dd、J=1.4、7.7Hz、1H)、7.91(m、2H
)、7.59(m、4H)、7.42(d、J=8.4Hz、2H)、7.32
(dd、J=1.5、7.5Hz、1H)、7.24(d、J=8.8Hz、1
H)、4.19(t、J=6.5Hz、2H)、3.68(s、1H)、3.6
8(t、J=6.9Hz、2H)、2.36(3H、s)、1.04(s、9H
)。LRMS(ES+):580.3(M+Na)+。
ル−6−[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
トリフルオロ酢酸(10mL)を、1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]
−3−メチル−6−[2’−tert−ブチルアミノスルホニル−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−ピリジン−7−オンに加え、混合物を0.25時間加熱還流した。反応物
を濃縮し、残渣を真空中で2時間乾燥した。この粗製の残渣に、DMF(5mL
)、K2CO3(0.18g、1.3mmol)、およびアセトヒドロキサム酸
(97mg、1.3mmol)を加え、反応物を周囲温度で攪拌した。0.25
時間後、過剰のK2CO3およびアセトヒドロキサム酸をカウンター残留TFA
に加え、反応物を18時間攪拌した。水(10mL)を加え、沈殿物濾過して取
り除いた。固体をTFA/CH3CN中で酸性化し、濃縮し、分取HPLC(C
18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)に
より精製し、凍結乾燥し、実施例19の表題化合物を白色の粉末として得た。L
RMS(ES+):515.2(M+H)+、537(M+Na)+。
ミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール。
ピラゾール−5−カルボン酸(2.92g、10.3mmol)をCH2Cl2 に溶解し、続いてさらに塩化オキサリル(1.34mL、15.4mmol)お
よびDMF2滴を加えた。混合物を室温で2時間攪拌した。揮発物を減圧下で除
去し、残渣を高真空下で1時間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いて
さらにDMAP(3.78g、30.9mmol)および4−ブロモ−アニリン
(1.77g、10.3mmol)を加え、溶液を一晩室温で攪拌した。反応混
合物を酢酸エチルで希釈し、10%HCl水溶液、飽和重炭酸ナトリウム水溶液
および食塩水で続けて洗浄し、乾燥し(MgSO4)、シリカゲルのプラグを通
して濾過した。揮発物を真空下で除去し、表題化合物3.9g(87%)を得て
、これをさらに精製せずにを用いた。1HNMR(CDCl3)δ8.41(b
roads、1H)、7.43(apps、4H)、7.31(d、2H)、6
.98(d、2H)、3.86(s、3H)。
4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール。
4−アジド−5−[4−ブロモフェニルアミノカルボニル]ピラゾール(3.9
g、8.9mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水和物(8.0g、35.
6mmol)を加え、溶液を80℃で2時間攪拌した。溶液を冷却し、EtOA
cに溶解し、10%NaOH水溶液および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し
、シリカゲルのパッドを通して濾過し、真空下で乾燥し、表題化合物(3.0g
、82%)を得た。1HNMR(dmso−D6)δ10.26(s、1H)、
7.46(apps、4H)、7.35(d、2H)、6.98(d、2H)、
5.46(broads、2H)、3.74(s、3H)。
ェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
。
ェニルアミノカルボニル]ピラゾール(0.60g、1.45mmol)をN,
N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール5mLに溶解し、100℃で1時
間攪拌した。揮発物を除去し、残渣を95%ギ酸に溶解し、100℃で1時間攪
拌した。揮発物を真空中で除去し、残渣をEtOAcに溶解し、飽和NaHCO 3 および食塩水で洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのプラグ
を通して濾過し、揮発物を除去し、表題化合物(0.56g、91%)を少し灰
色がかった白色固体としてを生成した。1HNMR(dmso−D6)δ8.4
5(s、1H)、7.75(appd、2H)、7.62(appd、2H)、
7.45(appd、2H)、7.05(appd、2H)、3.79(s、3
H)。
ル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,
3−d]−ピリミジン−7−オン。
−6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(0.40g、0.95mmol)の溶液に、2−ホルミ
ルフェニルボロン酸(0.22g、1.43mmol)および三塩基リン酸カル
シウム(0.71g、3.33mmol)を加えた。この混合物を窒素の気流で
15分間で脱気した。パージした後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウム(0)(0.04g、0.035mmol)を加え、溶液を一晩100
℃で攪拌した。溶液を冷却し、EtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機
物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、濃縮し、精製せ
ずに使用できるほど十分に純粋な表題化合物0.30g(71%)を得た。1H
NMR(CDCl3)δ10.02(s、1H)、8.21(s、1H)、8.
06(dd、1H)、7.70−7.40(m、9H)、7.00(appd、
2H)、3.86(s、3H)。
キシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
アノ−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.30g、0.
67mmol)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(38mg、1.0mmol)
を加え、反応物を周囲温度で1時間攪拌した。反応物を10%HCl水溶液でク
エンチし、次いで酢酸エチルで希釈した。有機物を水および食塩水で洗浄し、乾
燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(2:1
ヘキサン/酢酸エチルで溶離)により精製し、表題化合物150mg(50%)
を得た。1HNMR(dmso−D6)δ8.53(s、1H)、7.65(a
ppd、2H)、7.62−7.54(m、5H)、7.42−7.30(m、
2H)、7.23(dd、1H)、7.07(appd、2H)、5.19(t
、1h)、4.39(s、2H)、3.80(s、3H)。
−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(120mg、0.27
mmol)の溶液に、三臭化リン(144mg、0.53mmol)を加え、反
応混合物を周囲温度で1時間攪拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、食塩水で
洗浄し、乾燥し(MgSO4)、シリカゲルのパッドを通して濾過し、濃縮し、
粗製の臭化物115mgを得た。アセトニトリル2mL中のこの残渣(65mg
、0.13mmol)の一部に、ジメチルアミン(メタノール0.13mL中の
2M溶液、0.26mmol)を加えた。反応物を周囲温度で2時間攪拌した。
反応物を濃縮し、残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含
むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例20
の38mg(50%)表題化合物を白色の粉末として得た。得た。1HNMR(
dmso−D6)δ9.68(broads、1H)、8.48(s、1H)、
7.72−7.50(m、9H)、7.36(dd、1H)、7.07(app
d、2H)、4.30(broads、2H)、3.80(s、3H)、2.5
5(s、6H)。LRMS(ES+):477.3(M+H)+。
−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン。
ノ−5−[4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール(1.0g、2
.4mmol)を、N,N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタール5mLに
溶解し、100℃で1時間攪拌した。揮発物を除去し、残渣を氷酢酸に溶解し、
100℃で1時間攪拌した。揮発物を真空中で除去し、残渣をEtOAcに溶解
し、飽和NaHCO3および食塩水で洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、
シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去し、表題化合物(0.95g
、90%)を少し灰色がかった白色固体として生成した。1HNMR(dmso
−D6)δ7.75(appd、2H)、7.58(appd、2H)、7.3
7(appd、2H)、7.04(appd、2H)、3.78(s、3H)、
2.15(s、3H)。
2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 1,4−ジオキサン10mL中の1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−
6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−5
−メチル−ピリミジン−7−オン(0.24g、0.55mmol)の溶液に、
2−ホルミルフェニルボロン酸(0.12g、0.83mmol)および三塩基
リン酸カルシウム(0.41g、1.93mmol)を加えた。この混合物を窒
素の気流で15分間で脱気した。パージした後、テトラキス(トリフェニルホス
フィン)パラジウム(0)(0.025g)を加え、溶液を100℃で4時間攪
拌した。溶液を冷却し、EtOAcで希釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をM
gSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、濃縮した。残渣をフラ
ッシュクロマトグラフィー(2:1ヘキサン/酢酸エチルで溶離)により精製し
、表題化合物0.10g(40%)を得た。1HNMR(CDCl3)δ10.
02(s、1H)、8.05(dd、1H)、7.69(td、1H)、7.6
5−7.55(m、5H)、7.46(dd、1H)、7.36(appd、2
H)、6.98(appd、2H)、3.83(s、3H)、2.38(s、3
H)。
2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオ
ロ酢酸塩。
ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−5−メチル−ピリミジン−7−オン(80mg、0.17mm
ol)の溶液に、ジメチルアミン(メタノール中の2M溶液0.34mL、0.
68mmol)を加え、次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(73m
g、0.35mmol)および氷酢酸2滴を加えた。反応物を周囲温度で3時間
攪拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルおよび飽和NaHCO3水溶液
で希釈した。有機物を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣
を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN
勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例21の表題化合物45mg
(44%)を白色の粉末として得た。得た。1HNMR(dmso−D6)δ9
.60(broads、1H)、7.70(m、1H)、7.60(appd、
2H)、7.65−7.48(m、6H)、7.39(m、1H)、7.05(
appd、2H)、4.31(broads、2H)、3.79(s、3H)、
2.53(s、6H)、2.24(s、3H)。LRMS(ES+):491.
3(M+H)+。
ル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
溶液に、濃HCl22mLを加え、続いて亜硝酸ナトリウム(8.4g、121
mmol)を数回に分けて加えた。溶液を15分間攪拌し、次いで、0℃のメタ
ノール50mLおよび水100mL中のマロノニトリル(6.2g、93.3m
mol)および酢酸ナトリウム三水和物(28g、205mmol)の溶液を含
有するフラスコに注ぎ込んだ。濃い黄色の沈殿物が直ちに形成した。30分後、
固体を濾過し、水で洗浄し、真空下乾燥し、表題化合物16g(93%)を得て
、これをさらに精製せずに用いた。1HNMR(CDCl3):δ9.60(b
roads、1H)、7.53(d、1H)、7.31(t、1H)、7.22
(m、2H)、2.40(s、3H)。
ゾール−5−カルボキシレート。
.1mmol)、ブロモ酢酸メチル(9.3mL、97.7mmol)、および
炭酸カルシウム(22.5g、163mmol)を、N,N−ジメチルホルムア
ミド100mLに溶解し、100℃で3時間に加熱した。溶液を冷却し、酢酸エ
チルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲ
ルのパッドを通して濾過し、揮発物を除去した。残渣をフラッシュクロマトグラ
フィー(3:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離する)により精製し、表題化合物
5.1g(31%)を得た。1HNMR(CDCl3):δ7.39(t、1H
)、7.28(m、2H)、7.17(d、1H)、3.71(s、3H)、2
.04(s、3H)。LRMS(ESI):255.1(M−H)−。
−5−カルボン酸。
−4−アミノピラゾール−5−カルボキシレート(5.1g、19.9mmol
)の溶液に、NaNO2(1.65g、23.9mmol)を加え、次いで反応
物をその温度で45分間攪拌した。アジ化ナトリウム(1.55g、23.9m
mol)を最小量の水に溶解し、TFA溶液に数回に分けて加えた。溶液を0℃
で45分間攪拌し、ゆっくりNaHCO3飽和水溶液に加えた。溶液を酢酸エチ
ルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲル
のプラグを通して濾過し、揮発物を除去した。粗製のアジド5.26gを得て、
これを精製せずに用いた。0℃のテトラヒドロフラン100mLおよび水50m
L中の粗製のアジド(5.26g、18.6mmol)の溶液に、水酸化リチウ
ム(0.53g、22.3mmol)を加え、反応物を周囲温度で3時間攪拌し
た。反応物を水および酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で塩基
性にした。有機層を分離した。水層をHCl水溶液で酸性化し、次いで酢酸エチ
ルで抽出した。有機物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、表題化
合物5.18gを得て、これを精製せずに用いた。1HNMR(CDCl3):
δ9.56(broads、1H)、7.42(t、1H)、7.30(m、2
H)、7.15(d、1H)、2.03(s、3H)。
’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]ア
ミノカルボニル]ピラゾール。
ジドピラゾール−5−カルボン酸(2.25g、8.37mmol)の溶液に、
塩化オキサリル(1.1mL、12.6mmol)およびDMF2滴を加えた。
混合物を室温で2時間攪拌し、揮発物を減圧下で除去し、残渣を高真空下で1時
間乾燥した。残渣をCH2Cl2に溶解し、続いてさらにDMAP(3.07g
、25.1mmol)および[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]アミン塩酸(2.53g、8.37mmol)を
加え、溶液を一晩室温で攪拌した。揮発物を真空下で除去し、残渣を酢酸エチル
に溶解し、10%HCl水溶液、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗
浄し、乾燥し(MgSO4)、シリカゲルのプラグを通して濾過した。揮発物を
真空下で除去し、表題化合物4.1g(95%)を得て、これをさらに精製せず
に用いた。1HNMR(CDCl3):δ8.94(d、1H)、8.30(t
、1H)、8.20(dd、1H)、7.64(td、1H)、7.57(td
、1H)、7.46(t、1H)、7.37−7.30(m、4H)、7.23
(m、1H)、7.13(d、1H)、2.68(s、3H)、2.08(s、
3H)。
ルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
5−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]アミノカルボニル]ピラゾール(2.06g、4.0mmol)の溶液に
、塩化スズ(II)二水和物(2.71g、12.0mmol)を加え、溶液を
2時間還流しながら攪拌した。反応物を冷却し、濃縮した。残渣を酢酸エチルに
溶解し、水酸化ナトリウム水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)
、濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール25mL
に溶解し、100℃で2時間攪拌した。反応物を冷却し、真空中で濃縮した。残
渣を95%ギ酸に溶解し、100℃で2時間攪拌した。反応物を冷却し、濃縮し
た。残渣を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3および食塩水で洗浄し、乾燥
し(MgSO4)、濃縮し、表題化合物0.60g(30%)を得て、これを精
製せずに用いた。1HNMR(CDCl3):δ8.23(dd、1H)、8.
13(s、1H)、7.67(symmm、2H)、7.50−7.30(m、
8H)、2.76(s、3H)、2.17(s、3H)。
チルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸
塩。
ノ−6−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン(0.30g、0.60mmol)の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0
.13g、0.72mmolおよび少量のAIBNを加えた。反応物を16時間
還流しながら攪拌し、次いで冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機物を食塩水で
洗浄し、乾燥し(MgSO4)、真空中で濃縮し、所望の臭化物/出発物質の4
:1の混合物0.35g、これを精製せずに用いた。
g、0.9mmol)を加え、反応物を周囲温度で16時間攪拌した。反応物を
水に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。有機物を食塩水で洗浄し、乾燥し(Mg
SO4)、真空中で濃縮し、アジド0.21g(91%)を得て、これをさらに
精製せずに用いた。このアジドをイソプロパノール20mLおよびテトラヒドロ
フラン10mLに溶解し、次いで塩化スズ(II)二水和物(0.41g、1.
8mmol)を加えた。反応物を18時間攪拌し、還流しながら攪拌し、揮発物
を真空中で除去し、残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを
含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例2
2の表題化合物を白色固体として得た。1HNMR(dmso−D6)δ8.6
6(s、1H)、8.21(broads、3H)、8.09(dd、1H)、
7.80−7.50(m、8H)、7.42(m、2H)、3.99(broa
ds、2H)、2.94(s、3H)。LRMS(ES+):515.1(M+
H)+。
2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン。
4−アセチルピラゾール−5−カルボキシレート。
トキシフェニルヒドラジンイミン(2.0g、6.7mmol)の溶液に、2,
4−ジオキソ吉草酸エチル(2.33g、14.7mmol)およびナトリウム
エトキシド(エタノール中の21%wt溶液5.0mL、13.4mmol)を
加えた。反応混合物を周囲温度で一晩攪拌した。エタノールを取り除き、残渣を
酢酸エチルで希釈し、10%HCl水溶液、飽和NaHCO3水溶液および食塩
水で続けて洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣をフラッシュクロマ
トグラフィー(4:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離する)により精製し、表題
化合物0.48g(20%)を得た。1HNMR(CDCl3):δ7.37(
d、2H)、6.97(d、2H)、4.27(q、2H)、3.85(s、3
H)、2.57(s、3H)、1.22(t、3H)。
チル−6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d
]−ピリダジン−7−オン。
リフルオロメチル−4−アセチルピラゾール−5−カルボキシレート(1.5g
、4.2mmol)の溶液に、4−ブロモフェニルヒドラジン塩酸(0.94g
、4.2mmol)を加え、生じた混合物を一晩還流しながら攪拌した。固体を
冷却して溶液から析出させた。混合物を濾過し、固体を真空中で乾燥し、表題化
合物0.77g(38%)を得た。1HNMR(CDCl3):δ7.60−7
.45(m、6H)、7.00(d、2H)、3.85(s、3H)、2.69
(s、3H)。
チル−6−[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン。 ベンゼン20mL中の1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル
−4−メチル−6−[4−ブロモフェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[3
,4−d]−ピリダジン−7−オン(0.10g、0.21mmol)の溶液に
、2−(tert−ブチルアミノスルホニル)フェニルボロン酸(0.08g、
0.29mmol)、臭化テトラブチルアンモニウム(7mg、0.02mmo
l)、炭酸ナトリウム(0.07g、0.63mmol)および水1mLを加え
た。この混合物を窒素の気流で15分間で脱気し、次いでテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)パラジウム(0.02g、0.02mmol)を加えた。反応
混合物を16時間還流しながら攪拌した。混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し
、飽和NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮
した。残渣をトリフルオロ酢酸10mLに溶解し、30分間還流しながら攪拌し
、真空中で濃縮した。残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFA
を含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例
23の表題化合物を白色固体として得た。1HNMR(dmso−D6)δ8.
01(dd、1H)、7.64−7.56(m、3H)、7.49(m、4H)
、7.34(m、2H)、7.05(d、2H)、3.80(s、3H)、2.
58(s、3H)。LRMS(ES+):556.0(M+H)+ (実施例24) 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−[
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン,トリフルオロ酢
酸塩。
キシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−[4−ブロモフェ
ニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン(
0.10g、0.21mmol)の溶液に、2−ホルミルフェニルボロン酸(0
.04g、0.29mmol)およびフッ化カルシウム(0.02g、0.42
mmol)を加えた。この混合物を窒素の気流で15分間で脱気し、次いでテト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.02g、0.02mmol
)を加えた。反応混合物を16時間還流しながら攪拌した。混合物を冷却し、酢
酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し(M
gSO4)、濃縮し、アルデヒド0.11gを得た。このアルデヒドをDMF1
0mLに溶解し、次いでピロリジン(0.02mL、0.26mmol)を加え
た。この混合物を周囲温度で1時間攪拌し、酢酸を加えることによりpHを6に
調整し、次いでシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.03g、0.42mmol
)を加えた。反応物を周囲温度で一晩攪拌した。反応物をHCl水溶液でクエン
チし、酢酸エチルで希釈し、食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した
。残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH 3 CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例24の表題化合物を
白色固体として得た。1HNMR(dmso−D6)δ7.72(m、1H)、
7.70−7.60(m、4H)、7.51(m、2H)、7.46(d、2H
)、7.35(m、1H)、7.06(d、2H)、4.39(broads、
2H)、3.81(s、3H)、3.35(m、2H)、2.80(m、2H)
、2.58(s、3H)、1.77(m、4H)。LRMS(ES+):560
.2(M+H)+。
ル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)フェニル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
チル−4−ニトロピラゾール−5−カルボキシレート。
3−トリフルオロメチルピラゾール−5−カルボキシレート(2.30g、7.
7mmol)の溶液に、亜硝酸アンモニウム(0.92g、11.6mmol)
を加えた。15分間攪拌し、次いで0℃に冷却し、無水トリフルオロ酢酸(5.
4mL、38.5mmol)を加えた。反応物を室温に暖めて一晩攪拌した。反
応物を濃縮し、水に注ぎ込み、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3および食
塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣は亜硝酸化合物および出
発物質の混合物である。これを暖かい水に溶解し、残留した固体を濾過した(出
発物質)。酢酸エチルを含む水で抽出し、乾燥し(MgSO4)、濃縮すること
により、純粋な表題化合物(0.65g、25%)を得た。1HNMR(CD3 OD):δ8.12(dd、1H)、8.00(m、1H)、7.58(t、1
H)。
チル−4−ニトロ−5−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)アミノカ
ルボニル]ピラゾール。
−トリフルオロメチル−4−ニトロピラゾール−5−カルボキシレート(0.7
6g、2.2mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.29mL、3.3mm
ol)およびDMF2滴を加えた。反応物を周囲温度で3時間攪拌し、その時に
ガスの発生が終了した。反応物を真空中で濃縮した。残渣を塩化メチレン100
mLに溶解し、次いで4−ジメチルアミノピリジン(0.81g、6.6mmo
l)および4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)アニリン(0.38g、
2.2mmol)を加えた。反応物を周囲温度で一晩攪拌した。反応物を酢酸エ
チルで希釈し、10%HCl水溶液、飽和NaHCO3水溶液、および食塩水で
洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製し、表題化合物0.45g(41%)を得た。1HNMR(CD3 OD):δ8.12(dd、1H)、8.03(m、1H)、7.70−7.5
0(m、5H)、7.13(d、1H)、6.98(d、1H)、3.72(s
、3H)。LRMS(ES+):500.1(M+H)+。
チル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)フェニル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 メタノール20mL中の1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]−3−トリ
フルオロメチル−4−ニトロ−5−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル
)アミノカルボニル]ピラゾール(113mg、0.23mmol)の溶液に、
塩化銅(I)(0.27g、2.7mmol)および水素化ホウ素カルシウム(
0.17g、3.2mmol)を加えた。反応物を周囲温度で2時間攪拌した。
反応物を酢酸エチルで希釈し、飽和塩化アンモニウムおよび食塩水で洗浄し、乾
燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣を95%ギ酸10mLに溶解し、100℃
で2時間攪拌した。反応物を冷却し、濃縮し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaH
CO3および食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、表題化合物を得
て、これを精製せずに用いた。LRMS(ES+):480.2(M+H)+。
フルオロメチル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)フェニル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オントリフル
オロ酢酸塩。
−3−トリフルオロメチル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)
フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン(53mg、0.11mmol)の溶液に、N−アセチルヒドロキシルアミン
(0.02g、0.33mmol)および炭酸カルシウム(0.06g、0.4
4mmol)を加えた。反応物を周囲温度で一晩攪拌した。反応物を酢酸エチル
で希釈し、食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣を分取HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)により精製し、凍結乾燥し、実施例25の表題化合物を白色固体として得
た。LRMS(ES+):493.3(M+H)+。
ドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−4−アジドピラゾ
ール−5−カルボン酸(5.77g、17.44)の溶液に、塩化オキサリル(
1.90mL、21.81mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド1滴
を加えた。溶液を周囲温度で数時間攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、残渣を
高真空下で数時間乾燥した。次いで、残渣を塩化メチレン200mLに溶解し、
続いてさらに4−ジメチルアミノピリジン(4.44g、36.35mmol)
および[2’−tert−ブチルジメチル−シロキシメチル−3−フルオロ−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]アミン(4.82g、14.54mmol)
を加え、溶液を周囲温度で一晩攪拌した。溶液をシリカゲルのパッドを通して濾
過し、揮発物を真空中で除去した。1:1 ヘキサン/酢酸エチルを用いて、残
渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物(7.51g、67%
)を白色固体として得た。LRMS(ESI):643.2(M−H)−。
−[2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 (1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−4−アジド) − 5−[(2’−tert−ブチルジメチルシロキシメチル−3−フルオロ−[
1,1’]−ビフェン−4−イル)アミノカルボニル]ピラゾール(7.51g
、11.64mmol)を、エタノール300mLに溶解し、続いてさらに塩化
第二スズ二水和物(5.52g、29.12mmol)を加え、溶液を穏やかに
2分間暖めた。溶液をシリカゲルのプラグを通して注ぎ、揮発物を取り除いた。
を真空下で除去し、残渣を一晩乾燥した。次いで、生成物をエタノール200m
Lに溶解し、氷/水浴中で冷却し、続いてさらに水30mL中の水酸化リチウム
(1.26g、3.3mmol)を加え、反応物を周囲温度で2時間攪拌した。
溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で洗浄した。有機物を硫酸マグネシウムで乾
燥し、残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/
CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例26の表題化合
物を白色固体として得た。LRMS(ESI):515.1(M+H)+。
−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフル
オロ酢酸塩。
ル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−ヒドロキシメチル−3−フル
オロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4
,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.20g、0.39mmol)の溶液に
、三臭化リン(0.074mL、0.77mmol)を加え、反応物を周囲温度
で一晩攪拌した。溶液をゆっくり水でクエンチし、有機物酢酸エチルで抽出した
。有機物を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、揮発物を減圧下で除去した。粗
製の臭化ベンジル(0.22g、0.39mmol)をアセトニトリル50mL
に溶解し、続いてさらにピロリジン(0.11mL、1.34mmol)を加え
、周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、分取HPLC(C18逆
相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により残
渣を精製し、凍結乾燥し、実施例27の表題化合物を白色固体として得た。LR
MS(ESI):568.2(M+H)+。
ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオ
ロ酢酸塩。
−N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル
)アミノカルボニル]ピラゾール(0.60g、0.92mmol)をメタノー
ル200mLに溶解し、続いてさらに28%水酸化アンモニウム溶液50mLを
加え、反応物を一晩周囲温度で攪拌した。反応物を濃縮し、残渣を分取HPLC
(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する
)により精製し、凍結乾燥し、実施例28の表題化合物を白色固体として得た。
LRMS(ESI):539.1(M+H)+。
−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.85g、
1.71mmol)を塩化メチレン150mLに溶解し、続いてさらに三臭化リ
ン(0.32mL、3.42mmol)を加え、周囲温度で一晩攪拌した。溶液
をゆっくりと水でクエンチし、有機物酢酸エチルで抽出した。有機物を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下で揮発物を取り除いた。粗製の臭化ベンジル
(0.42g、0.75mmol)をアセトニトリル50mLに溶解し、続いて
さらに3−(R)−ピロリジノル塩酸(0.55mL、4.50mmol)を加
え、周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を減圧下で除去し、残渣を分取HPLC(
C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)
により精製し、凍結乾燥し、表題化合物0.2g(17%)を白色固体として得
た。LRMS(ESI):566.3(M+H)+。
[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ
−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オン(0.120g、0.20mmol)を、メタノール20
0mLに溶解し、続いてさらに28%水酸化アンモニウム溶液50mLを加え、
反応物を周囲温度で一晩攪拌した。反応物を濃縮し、残渣を分取HPLC(C1
8逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)によ
り精製し、凍結乾燥し、実施例29の表題化合物を白色固体として得た。LRM
S(ESI):537.2(M+H)+
’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
ルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]アミノカル
ボニル]ピラゾール(0.30g、0.59mmol)をエタノール100mL
に溶解し、続いてさらに5mLトリフルオロ酢酸および触媒量の10%パラジウ
ム−炭素(0.03g)を加え、水素ガスのバルーン下で反応物を周囲温度で一
晩攪拌し、溶液をセライト(登録商標)のプラグを通して濾過し、揮発物を除去
した。表題生成物を灰色/白色固体として得た(0.30g、99%)。LRM
S(ESI):510.1(M+H)+。
)−6−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン。
−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]アミ
ノカルボニル}ピラゾール(0.30g、0.59mmol)を95%ギ酸75
mL中で3時間還流した。揮発物を真空下で除去し、残渣を分取HPLC(C1
8逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)によ
り精製し、凍結乾燥し、実施例30の表題化合物を白色固体として得た。LRM
S(ESI):548.1(M+H)+。
ニル)−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
アノ)フェニル]ヒドラジンイミン。
ノアニリン(11.78g、86.5mmol)の溶液に、水131mLを加え
、全反応物を氷/水浴中で冷却した。亜硝酸ナトリウム(6.5g、95.20
mmol)を水20mLに溶解し、ゆっくり反応混合物に加えた。30分間攪拌
した後、ジアゾニウム溶液を0℃のメタノール21mLおよび水44mLの混合
物中の0℃のシアノ酢酸エチル(7.60mL、95.20mmol)および酢
酸ナトリウム三水和物(25.91g、190.40mmol)の溶液に注ぎ込
んだ。反応物を0℃で20分間攪拌し、その間に濃い黄色の表題化合物の沈殿物
が形成された。生成物を限外濾過により単離し、乾燥し、淡い黄色の生成物8.
9g(39%)を得た。
ル−4−アミノピラゾール−3,5−ジカルボキシレート。
ニル]ヒドラジンイミン(4.00g、15.37mmol)、ブロモ酢酸メチ
ル(1.85mL、19.98mmol)、および炭酸カルシウム(5.31g
、38.43mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、100℃
に数時間加熱した。溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で2回洗浄した。有機物
をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を除去した
。表題化合物を熱ジエチルエーテルに溶解し、固体(2.82g、55%)を回
収することにより精製した。
ル−4−アジドピラゾール−3,5−ジカルボキシレート。
ミノピラゾール−3,5−ジカルボキシレート(2.82g、8.48mmol
)をTFAに溶解し、0℃に冷却し、続いてさらにNaNO2(0.70g、1
0.18mmol)を加え、次いで反応物をその温度で45分間攪拌した。Na
N3を最小量の水に溶解し、数回に分けてTFA溶液に加えた。溶液を0℃で4
5分間攪拌し、ゆっくりと飽和溶液NaHCO3に加えた。有機物をMgSO4 で乾燥し、シリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去し、表題化合物(
0.13g、4.2%)を黄褐色の固体として得た。
ボニル)−4−アジドピラゾール−5−カルボン酸。
ジドピラゾール−3,5−ジカルボキシレート(0.40g、1.11mmol
)を、冷却した水浴中で1,4−ジオキサン/水の1:1混合物に溶解した。水
酸化リチウム(0.04g、1.67mmol)をあらかじめ最小量の水に溶解
し、攪拌溶液を1回で加えた。反応物を周囲温度まで暖め、反応物を薄層クロマ
トグラフィーで追随した。溶液を水で抽出し、水層を10%塩酸で酸性化し、生
成物酢酸エチルで抽出し、表題化合物を白色固体として生成した。(0.35g
、92%)LRMS(ESI):687.2(2M−H)−。
4−アジドピラゾール−5−カルボン酸(0.35g、1.0mmol)をテト
ラヒドロフランおよび塩化メチレンの1:1混合物(200mL)に溶解し、続
いてさらに塩化オキサリル(0.130mL、17.58mmol)およびN,
N−ジメチルホルムアミド1滴を加えた。溶液を周囲温度で数時間攪拌した。揮
発物を減圧下で除去し、残渣を高真空下で数時間乾燥した。次いで、残渣を塩化
メチレン200mLに溶解し、続いてさらにN,N−ジメチルアミノピリジン(
3.58g、29.31mmol)および[2’−tert−ブチルジメチルシ
ロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]アミン(3
.88g、11.72mmol)を加え、溶液を周囲温度で一晩攪拌した。溶液
をシリカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を真空中で除去した。残渣(0.
55g、86%)をさらに精製せずに用いた。LRMS(ESI):508.1
(M−OSi(t−Bu)Me2+H)+。
ボニル)−6−[2’−ホルミルヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン。
−4−アジド−5−[2’−tert−ブチルジメチルシロキシ)メチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]アミノカルボニル]ピラゾール(0.55g、
0.86mmol)をエタノール100mLに溶解し、続いてさらに塩化第二ス
ズ二水和物(0.49g、2.57mmol)を加え、溶液を穏やかに数分間暖
めた。次いで、溶液シリカゲルのパッドを通して濾過し、減圧下で揮発物を取り
除いた。残渣を96%ギ酸100mLに溶解し、2時間還流した。揮発物を減圧
下で除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、溶液シリカゲルのパッドを通して濾過
し、減圧下で揮発物を取り除いた。表題生成物を1:1 ヘキサン:酢酸エチル
を用いてカラムクロマトグラフィーにより精製し、白色固体(0.40g、86
%)として単離した。LRMS(ESI):560.1(M+Na)+。
トキシカルボニル)−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−
オン
6−[2’−ホルミルヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.4
0g、0.74mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、続いて
さらにアセトヒドロキサム酸(0.22g、2.97mmol)および炭酸カル
シウム(0.41g、2.97mmol)を加え、一晩周囲温度で攪拌した。エ
タノール10mL中の炭酸カルシウムを溶液に加え、80℃で1時間加熱した。
溶液を水で希釈し、生成物を直ちに沈殿させ、濾過により単離した。残渣を分取
HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で
溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例31の表題化合物を白色固体とし
て得た。LRMS(ESI):523.1(M+H)+。
ニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,
トリフルオロ酢酸塩。
ボニル)−6−[2’−N−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(
0.05g、0.08mmol)を塩化メチレン10mLに溶解し、続いてさら
に三臭化リン(0.022mL、0.23mmol)を加え、周囲温度で一晩攪
拌した。溶液をゆっくりと水でクエンチし、有機物酢酸エチルで抽出した。有機
物を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濾過し、揮発物を取り除いた。粗製の
臭化ベンジルをアセトニトリル10mLに溶解し、続いてさらにピロリジン(0
.04mL、0.47mmol)を加え、周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を減
圧下で除去し、残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含む
H2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例32の
表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ESI):576.3(M+H) + 。
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン。
ン(17.8mL、12.78mmol)を、塩化メチレン250mLに溶解し
た。6−ブロモヘキサノイルクロリド(19.6mL、12.78mmol)を
別の漏斗を介して滴下して加えた。添加終了後、反応混合物をN2下で0.5時
間攪拌した。これを塩化メチレンで希釈し、水、1N HCl水溶液、1N N
aOH水溶液、および食塩水で洗浄した。次いで、これをMgSO4で乾燥し、
白色固体(37.20g)に濃縮した。
0g、60%分散度、12.47mmol)の混合物に室温で滴下して加えた。
反応混合物を室温でN2下で2時間攪拌した。次いで、これを500mL水に注
ぎ込み、EtOAcをで抽出した。有機混合物を合わせ、食塩水で洗浄し、Mg
SO4で乾燥し、濃縮し、無色のオイルとした。次いで、塩化メチレンで溶離し
てシリカゲルでのクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物24.5g(7
8%)を白色固体として得た。LRMS(ES+):268.0、270.0(
M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.49(d、2H)、7.12(
d、2H)、3.73(m、2H)、2.69(m、2H)、1.82(m、6
H)。
mL乾燥THF20mLに溶解し、0℃に冷却した。n−BuLi(ヘキサン中
の2.5M溶液29.4mL)を加えた。混合物を0℃でN2下で30分間攪拌
し、次いで−78℃に冷却した。次いで、これをTHF100mL中のN−[4
−ブロモフェニル]カプロラクタム(6.57g、24.5mmol)の溶液へ
−78℃でカニューレし、混合物をN2下、−78℃で1時間攪拌し、メチルメ
タンチオスルホネート(8.1mL、78.4mmol)を加えた。冷浴を取り
除き、混合物室温に暖め、12時間攪拌した。これをH2Oでクエンチし、TH
Fを真空中で取り除いた。残渣をEtOAcに溶解し、水および食塩水で洗浄し
た。次いで、これをMgSO4で乾燥し、濃縮した。ヘキサン中の20%EtO
Acを用いてシリカゲルでのクロマトグラフィーにより、N−[4−ブロモフェ
ニル]−3−ビス(チオメトキシ)カプロラクタム1.40gおよびN−[4−
ブロモフェニル]−3−モノ(チオメトキシ)カプロラクタムを得た。単離した
N−[4−ブロモフェニル]−3−モノ(チオメトキシ)カプロラクタム4.4
2gに上記条件を享受させ、合計でN−[4−ブロモフェニル]−3−ビス(チ
オメトキシ)カプロラクタム6.38gを単離した。LRMS(AP+):36
1.9、(M+H)+。
ムをCH3CN100mLに溶解し、H2O25mLを加えた。次いで、亜硝酸
アンモニウムセリウム(38.86g、70.89mmol)を加えた。5分間
攪拌した後、水(300mL)を加え、EtOAcで抽出した。有機混合物を合
わせ、水および食塩水で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮した。所望
の生成物をヘキサン中の30%EtOAcで溶離してシリカゲルでのクロマトグ
ラフィーにより精製し、薄い黄色のオイル1.25g(18%)を得た。LRM
S(AP+):283.9、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.
56(d、2H)、7.22(d、2H)、3.77(t、2H)、2.67(
t、2H)、2.09(m、2H)、1.98(m、2H)。
4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−アゼピン−8−オン
13mmol)、モルホリン(0.25mL、2.81mmol)、およびp−
トルエンスルホン酸(触媒量)を、ベンゼン30mLとともにDean Sta
rk器具を用いてN2下で12時間還流した。溶媒を真空中で取り除き、残渣を
真空下で乾燥し、1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモフェニル]
−3−(モルホリン−4−イル)−2H−アゼピン−2−オンを得た。LRMS
(AP+):351.0、353.0、(M+H)+。
レン5mLに溶解し、氷浴中で冷却した。無水トリフルオロ酢酸(0.16mL
、1.13mmol)を加えた。混合物を0℃で0.5時間攪拌し、塩化メチレ
ン5mL中の1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモフェニル]−3
−(モルホリン−4−イル)−2H−アゼピン−2−オンの溶液を加えた。氷浴
を取り除き、反応混合物を室温でN2下で12時間攪拌した。反応混合物を塩化
メチレンで希釈し、水および食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥した後、これ
を濃縮し、1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモフェニル]−3−
(モルホリン−4−イル)−4−トリフルオロアセチル−2H−アゼピン−2−
オンを褐色のオイルとして得た。LRMS(AP+):446.0、448.0
、(M+H)+。
、1.13mmol)をN2下で20時間、酢酸50mLとともに還流した。溶
媒を取り除き、残渣をEtOAcに溶解し、水、飽和NaHCO3、および食塩
水で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン中の15−20%
EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生成物(40%)0
.24gおよび位置異性体(28%)0.17gを得た。LRMS(ES+):
528.0、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.71(d、2H
)、7.39(d、2H)、7.06(d、2H)、6.92(d、2H)、3
.89(t、2H)、3.82(s、3H)、3.04(t、2H)、2.22
(m、2H)。
2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,
7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン。
フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピ
ン−8−オン(0.12g、0.23mmol)、2−(tert−ブチルアミ
ノスルホニル)フェニルボロン酸(63.0mg、0.25mmol)、臭化テ
トラブチルアンモニウム(4mg、5mol%)、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(0)(13mg、5mol%)をN2下で12時間、ベ
ンゼン20mLとともに還流した。反応物を冷却した。これをセライト(登録商
標)通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混合物を水および食塩水で洗浄し、
MgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン中の15−30%EtOAcを用いてシ
リカゲルでクロマトグラフし、所望の生成物26mg(18%)および出発物質
96mgを得た。LRMS(ES+):613.4、(M+H)+。
取り除いた。これを分取HPLC(C18逆相カラム、TFAを含むH2O/C
H3CN勾配0.05%で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例33の
表題化合物5.7mgを白色の粉末として得た(24%)。LRMS(ES+)
:557.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ8.12(d、1
H)、7.59(t、1H)、7.51(m、3H)、7.38(m、4H)、
7.29(d、1H)、6.82(d、2H)、4.51(s、2H)、4.0
0(t、2H)、3.82(s、3H)、3.10(t、2H)、2.31(m
、2H)。
スルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6
,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン。
施例1に示された方法と同じ方法により調製した。LRMS(ES+):575
.2、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)δ8.15(d、1H)、7.
57(m、2H)、7.39(t、2H)、7.32(d、2H)、7.27(
d、2H)、6.93(d、2H)、4.51(s、2H)、3.93(t、2
H)、3.82(s、3H)、3.11(t、2H)、2.27(m、2H)。
ロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テ
トラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸
塩。
2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テト
ラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン
ル−7−[4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−アゼピン−8−オン(0.17g、0.32mmol)、2−ホ
ルミルフェニルボロン酸(97.0mg、0.64mmol)、リン酸カルシウ
ム(273.0mg、1.28mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(0)(19mg)を、N2下で12時間、ジオキサン2
0mLとともに還流した。これをセライト(登録商標)を通して濾過し、EtO
Acで洗浄した。混合物を水および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮
し、ヘキサン中の10〜15%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフ
し、所望の生成物(62%)0.10gを得た。LRMS(ES+):506.
4、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ10.02(s、1H)、8
.02(d、1H)、7.64(t、1H)、7.52(t、1H)、7.42
(m、6H)、6.83(d、2H)、3.99(t、2H)、3.82(s、
3H)、3.10(t、2H)、2.29(m、2H)。
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5
,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリ
フルオロ酢酸塩。
mL、0.59mmol)およびNaBH4(13mg、0.40mmol)を
加えた。混合物を室温でN2下で12時間攪拌した。これを水でクエンチし、塩
化メチレンで抽出し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、分取HPLC(C18逆相
カラム、0.05%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精
製し、凍結乾燥し、実施例35の表題化合物24mgをTFA塩(18%)とし
て得た。LRMS(ES+):557.3、(M+H)+。1HNMR(CD3 OD):δ7.66(m、1H)、7.35−7.56(m、9H)、6.98
(d、2H)、4.40(s、2H)、4.01(t、2H)、3.81(s、
3H)、3.32(m、2H)、3.08(t、2H)、2.80(m、2H)
、2.29(m、2H)、1.88(m、4H)。
ル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−
オン,トリフルオロ酢酸塩。
チル−7−[4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−アゼピン−8−オン N−[4−ブロモフェニル]−3−オキソカプロラクタム(1.31g、4.
63mmol)、モルホリン(1.60mL、18.52mmol)、およびp
−トルエンスルホン酸(触媒量)を、Dean Stark器を用いてN2下で
12時間、ベンゼン50mLとともに還流した。次いで、溶媒を真空中で取り除
き、残渣を真空下で乾燥し、1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモ
フェニル]−3−(モルホリン−4−イル)−2H−アゼピン−2−オンを黄色
の固体として得た。LRMS(AP+):351.0、353.0、(M+H) + 。
氷浴中で塩化メチレン20mLに溶解した。無水トリフルオロ酢酸(0.79m
L、5.56mmol)を加えた。混合物を0℃で0.5時間攪拌し、塩化メチ
レン20mL中の上記で形成された固体の溶液を加えた。氷浴を取り除き、反応
混合物を室温でN2下で12時間攪拌した。これを塩化メチレンで希釈し、水お
よび食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥した後、これを濃縮し、1,5,6,
7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモフェニル]−3−(モルホリン−4−イル
)−4−トリフルオロアセチル−2H−アゼピン−2−オンを褐色のオイルとし
て得た。LRMS(AP+):446.0、448.0、(M+H)+。
(1.31g、6.95mmol)を、N2下で20時間、酢酸100mLとと
もに還流した。溶媒を取り除き、残渣をEtOAcに溶解し、および水、飽和N
aHCO3、および食塩水で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘ
キサン中の15−20%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所
望の生成物(46%)1.06gを得た。LRMS(ES+):493.1、(
M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.77(m、2H)、7.54(
d、2H)、7.28(m、3H)、7.15(d、2H)、3.91(t、2
H)、3.10(t、2H)、2.28(m、2H)。
チル−7−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,
6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン。
[4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−アゼピン−8−オン(1.06g、2.15mmol)、2−ホルミルフ
ェニルボロン酸(0.65g、4.30mmol)、リン酸カルシウム(1.8
3g、8.60mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(0)(124mg)を、N2下で12時間、ジオキサン80mLとともに還流
した。これをセライト(登録商標)を通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混
合物を水および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン中の1
5−25%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生成物(
81%)0.90gを得た。LRMS(ES+):519.3、(M+H)+。 1 HNMR(CDCl3):δ10.02(s、1H)、8.04(d、1H)
、7.80(m、2H)、7.68(t、1H)、7.54(t、1H)、7.
43(m、4H)、7.30(m、1H)、4.02(m、2H)、3.12(
t、2H)、2.32(m、2H)。
フルオロメチル−7−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン
−8−オン。
[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テ
トラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン(0.90g、1.
74mmol)をメタノール20mLに溶解し、0℃に冷却した。NaBH4(
76.0mg、2.00mmol)を加えた。0.5時間後、0℃で攪拌し、こ
れを水でクエンチした。溶媒を取り除いた。残渣を塩化メチレンおよび水.間に
分配した。水層を塩化メチレンで抽出した。有機溶液をを合わせ、食塩水で洗浄
し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、黄色の泡とした。このように形成されたアル
コールを次の工程でさらに精製せずに用いた。
10mLに溶解した。炭酸カルシウム(0.96g、6.96mmol)を加え
、続いて水2mLを加えた。0.5時間攪拌した後、DMF5mL中の上記の溶
液アルコールを加えた。反応混合物を室温でN2下で12時間攪拌した。水を加
え、沈殿物を濾過し、乾燥し、所望の生成物0.90g(97%)を得た。LR
MS(AP+):534.2、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7
.67(m、2H)、7.50(m、1H)、7.42−7.20(m、8H)
、4.52(s、2H)、3.97(m、2H)、3.10(t、2H)、2.
30(m、2H)、2.06(bs、1H)。
フルオロメチル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ア
ゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
チル−7−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン
(0.15g、0.28mmol)を、乾燥塩化メチレン6mLに溶解した。P
Br3(0.037mL、0.39mmol)を加え、混合物をN2下、室温で
30分間攪拌した。反応混合物を水でクエンチし、塩化メチレンで抽出した。塩
化メチレン抽出物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、黄色の泡と
した。
.84mmol)を加えた。混合物を室温で12時間攪拌した。これを濃縮し、
分取HPLC(C18逆相カラム、0.05%TFAを含むH2O/CH3CN
勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例36の表題化合物0.11
gをTFA塩(56%)として得た。LRMS(ES+):587.3、(M+
H)+。1HNMR(CD3OD):δ7.96(m、1H)、7.73−7.
60(m、3H)、7.58−7.34(m、7H)、4.38(s、2H)、
4.04(t、2H)、3.33(m、2H)、3.14(t、2H)、2.7
8(m、2H)、2.32(m、2H)、1.86(m、4H)。
ル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8
−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):561.4、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.96(d、1H)、7.71(dd、1H)、7.63(m、1H)
、7.55(m、2H)、7.50(m、2H)、7.40(m、4H)、4.
34(s、2H)、4.07(t、2H)、3.15(t、2H)、2.60(
s、6H)、2.34(m、2H)。
ル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン
−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):575.4、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.97(s、1H)、7.71(m、1H)、7.62(m、1H)、
7.53−7.36(m、8H)、4.18(s、2H)、4.07(t、2H
)、3.20(m、1H)、3.15(t、2H)、2.33(t、2H)、1
.14(d、6H)。
ル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):603.4、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.98(d、1H)、7.70(m、2H)、7.58−7.37(m
、8H)、4.58−4.30(m、3H)、4.08(t、2H)、3.60
−3.35(m、1H)、3.15(t、2H)、3.00−2.78(m、2
H)、2.34(m、2H)、2.20−1.79(m、2H)。
ル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−
フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
びトリエチルアミン(9.00mL、64.6mmol)を、塩化メチレン20
0mLに溶解した。6−ブロモヘキサノイルクロリド(13.26g、62.1
mmol)を別の漏斗を介して滴下して加えた。添加終了後、反応混合物をN2 下で0.5時間攪拌した。これを塩化メチレンで希釈し、水、1N HCl水溶
液、1N NaOH水溶液、および食塩水で洗浄した。これをMgSO4で乾燥
し、濃縮し、白色固体(21.75g)とした。
5g、60%分散度、71.3mmol)の混合物へ室温で滴下して加えた。反
応混合物を室温でN2下で2時間攪拌し、次いで、これを水500mLに注ぎ込
み、EtOAcで抽出した。有機混合物を合わせ、食塩水で洗浄し、MgSO4 で乾燥し、濃縮し、オレンジ色のオイルとした。次いで、ヘキサン中の10〜5
0%EtOAcで溶離して、表題化合物をシリカゲルでのクロマトグラフィーに
より精製し、オレンジ色のオイル16.27g(92%)を得た。LRMS(E
S+):286.1、288.1(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ
7.29(m、2H)、7.09(t、1H)、3.65(t、2H)、2.7
1(t、2H)、1.82(m、6H)。
プロラクタム N−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]カプロラクタム(6.96g、2
4.33mmol)および五塩化リン(15.20g、72.99mmol)を
ベンゼン200mLとともに加え、N2下で2時間還流した。反応混合物を冷却
し、水および飽和NaHCO3水溶液でクエンチした。これをEtOAcで希釈
し、水および食塩水で洗浄した。次いで、有機混合物をMgSO4で乾燥し、濃
縮し、ヘキサン中の10%EtOAcで溶離してシリカゲルでクロマトグラフし
、所望の生成物4.97g(58%)を得た。LRMS(ES+):355.9
(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.32(m、2H)、7.10
(t、1H)、3.84(m、2H)、2.75(t、2H)、2.10(m、
2H)、1.82(m、2H)。
チル−7−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン
ム(0.49g、1.38mmol)を、N2下で1時間、モルホリン10mL
とともに還流した。次いで、溶媒を真空中で取り除いた。トルエンを加え、固体
を濾過して取り除いた。濾液を真空下で濃縮し、乾燥し、1,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−3−(モルホリン−4
−イル)−2H−アゼピン−2−オンを褐色のオイル(0.55g)として得た
。LRMS(AP+):369.0、371.0、(M+H)+。
氷浴中で塩化メチレン5mLに溶解した。無水トリフルオロ酢酸(0.0.42
mL、2.98mmol)を加えた。混合物を0℃で0.5時間攪拌し、塩化メ
チレン15mL中の1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモ−2−フ
ルオロフェニル]−3−(モルホリン−4−イル)−2H−アゼピン−2−オン
の溶液を加えた。氷浴を取り除き、反応混合物を室温でN2下で12時間攪拌し
た。これを塩化メチレンで希釈し、水および食塩水で洗浄した。MgSO4で乾
燥した後、これを濃縮し、1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモ−
2−フルオロフェニル]−3−(モルホリン−4−イル)−4−トリフルオロア
セチル−2H−アゼピン−2−オンを褐色のオイルとして得た。LRMS(AP + ):465.0.0、467.0、(M+H)+。
ルオロフェニル]−3−(モルホリン−4−イル)−4−トリフルオロアセチル
−2H−アゼピン−2−オンおよび3−シアノ−4−フルオロフェニルヒドラジ
ン塩酸(0.42g、2.24mmol)を、N2下で20時間、酢酸25mL
とともに還流した。溶媒を取り除き、残渣をEtOAcに溶解し、水、飽和Na
HCO3、および食塩水で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキ
サン中の25%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生成
物(19%)0.15gを得た。LRMS(AP+):511.0、513.0
、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ7.76(m、2H)、7.3
6(m、2H)、7.28(m、1H)、7.17(m、1H)、3.85(t
、2H)、3.12(t、2H)、2.26(m、2H)。
チル−7−[2’−ホルミル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8
−オン
[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾ
ロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン(0.15g、0.29mmol)、
2−ホルミルフェニルボロン酸(88.0mg、0.58mmol)、リン酸カ
ルシウム(0.25g、1.16mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフ
ィン)パラジウム(0)(34mg)を、N2下で12時間、ジオキサン20m
Lとともに還流した。これをセライト(登録商標)通して濾過し、EtOAcで
洗浄した。混合物を水および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘ
キサン中の25%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生
成物(60%)93.0mgを得た。LRMS(AP+):537.1、(M+
H)+。1HNMR(CDCl3):δ10.02(s、1H)、8.04(d
、1H)、7.80(m、2H)、7.68(t、1H)、7.54(t、1H
)、7.40−7.20(m、6H)、3.97(m、2H)、3.15(t、
2H)、2.33(m、2H)。
フルオロメチル−7−[2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−アゼピン−8−オン
[2’−ホルミル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,
5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン(9
3.0mg、0.17mmol)を、THF10mLに溶解し、0℃に冷却した
。NaBH4(17mg、0.45mmol)を加えた。0.5時間0℃で攪拌
後、これを水でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機溶液を合わせ、食塩水
で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮した。このように形成されたアルコールを
次の工程でさらに精製せずに用いた。
2mLに溶解した。炭酸カルシウム(94mg、0.68mmol)を加え、続
いて水2滴を加えた。0.5時間攪拌後、DMF3mL中の上記アルコールの溶
液を加えた。反応混合物をN2下、室温で12時間攪拌した。水を加え、乳化混
合物をEtOAcで抽出した。有機溶液を合わせ、食塩水で洗浄し、MgSO4 で乾燥し、濃縮し、乾燥し、所望の生成物89mg(95%)を得た。LRMS
(AP+):552.2、(M+H)+。1HNMR(CDCl3):δ8.0
1(s、1H)、7.76(d、1H)、7.63(dd、1H)、7.54(
dd、1H)、7.47−7.20(m、6H)、4.55(s、2H)、4.
47(s、2H)、3.83(t、2H)、3.13(t、2H)、2.30(
m、2H)、1.68(bs、1H)。
フルオロメチル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3
,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
チル−7−[2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン
−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼ
ピン−8−オン(89mg、0.16mmol)を乾燥塩化メチレン10mLに
溶解した。PBr3(0.021mL、0.22mmol)を加え、混合物を室
温でN2下で30分間攪拌した。反応混合物を水でクエンチし、塩化メチレンで
抽出した。塩化メチレン抽出物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し
、黄色の泡とした。
050mL、0.60mmol)を加えた。混合物を、室温で12時間攪拌した
。これを濃縮し、分取HPLC(C18逆相カラム、0.05%TFAを含むH 2 O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例40の表
題化合物49mg(42%)をTFA塩として得た。LRMS(ES+):62
1.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD):δ7.96(d、1H)、
7.64(m、2H)、7.58−7.36(m、5H)、7.25(m、2H
)、4.58−4.30(m、3H)、4.02(t、2H)、3.60−3.
35(m、1H)、3.15(t、2H)、3.00−2.78(m、2H)、
2.34(m、2H)、2.20−1.79(m、2H)。
ル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):605.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.97(d、1H)、7.67(m、2H)、7.57(m、3H)、
7.50(d、1H)、7.42(m、1H)、7.27(dd、2H)、4.
41(s、2H)、4.03(t、2H)、3.36(m、1H)、3.15(
t、2H)、2.82(m、2H)、2.33(m、2H)、1.90(m、4
H)。
ル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):579.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.97(d、1H)、7.68(dd、1H)、7.62(m、1H)
、7.57(m、3H)、7.47(t、1H)、7.42(m、1H)、7.
25(dd、2H)、4.34(s、2H)、4.04(t、2H)、3.15
(t、2H)、2.62(6、6H)、2.32(m、2H)。
ル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):593.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.97(d、1H)、7.66(dd、1H)、7.59(m、1H)
、7.53(m、3H)、7.47(d、1H)、7.40(m、1H)、7.
28(m、2H)、4.18(s、2H)、4.02(t、2H)、3.24(
m、1H)、3.15(t、2H)、2.32(m、2H)、1.16(d、6
H)。
メチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4,
5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,ト
リフルオロ酢酸塩。
ロ−4−ヨードフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−アゼピン−8−オン(実施例40に記載された方法により調製した)(
0.22g、0.40mmol)、2−(N,N−ジメチルアミノメチル)イミ
ダゾール(61mg、0.48mmol)、炭酸カルシウム(61mg、0、4
4mmol)、CuI(12mg)、および1、10−フェナントロリン(11
mg)を、DMSO8mLとともに、N2下、130℃で12時間加熱した。反
応混合物を冷却し、NH4OHの14%水溶液を加えた。これをEtOAcで抽
出し、食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、CH2Cl2中の5%M
eOHで溶離した。シリカゲルでクロマトグラフし、分取HPLC(C18逆相
カラム、0.05%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により最
終精製し、実施例44の表題化合物53.2mgをTFA塩(20%)として得
た。LRMS(ES+):543.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ7.68(t、1H)、7.54−7.36(m、5H)、7.27(d
、1H)、6.98(d、2H)、4.42(s、2H)、3.87(t、2H
)、3.80(s、3H)、3.08(t、2H)、2.83(s、6H)、2
.25(m、2H)。
ゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ
ピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):485.4、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
):δ9.50(s、1H)、8.12(s、1H)、7.82−7.66(m
、4H)、7.43(d、2H)、7.00(d、2H)、3.97(t、2H
)、3.82(s、3H)、3.10(t、2H)、2.28(m、2H)。
チルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テト
ラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフルオロ酢酸塩
。
フルオロメチル−7−[4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ
ピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン
.64g、2.94mmol)の溶液に、濃HCl5mLを加え、続いてH2O
5mL中の亜硝酸ナトリウム(220mg、3.19mmol)を加えた。0℃
で2時間攪拌後、濃HCl3mLおよびH2O3mL中の塩化第二スズ二水和物
(1.53g、6.73mmol)をゆっくり加えた。0℃で1時間攪拌した後
、MeOH20mL中の1,5,6,7−テトラヒドロ−1−[4−ブロモフェ
ニル]−3−(モルホリン−4−イル)−4−トリフルオロアセチル−2H−ア
ゼピン−2−オン(パートC実施例33で調製)(0.57g、1.18mmo
l)の溶液を加えた。混合物を70℃で3時間加熱した。溶媒を取り除いた。残
渣をEtOAcに溶解し、水、飽和NaHCO3、および食塩水で洗浄した。こ
れをMgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン中の10〜30%EtOAcを用い
てシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生成物0.13g(19%)を得た。
LRMS(AP+):575.1、(M+H)+。
フルオロメチル−7−[2’−チオメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−
オン
メチル−7−[4−ブロモフェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ
−[3,4−c]−アゼピン−8−オン(0.132g、0.23mmol)、
2−チオメチルフェニルボロン酸(79mg、0.46mmol)、リン酸カル
シウム(0.19g、0.92mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)(13mg)をジオキサン20mLとともにN2下で12
時間還流した。これセライト(登録商標)を通して濾過し、EtOAcで洗浄し
た。混合物を水および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン
中の25%EtOAcを用いてシリカゲルでクロマトグラフし、所望の生成物(
56%)80.0mgを得た。LRMS(AP+):619.1、(M+H)+ 。
フルオロメチル−7−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン
−8−オン
ル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−チオメチル−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
アゼピン−8−オン(80mg、0.13mmol)の溶液に、0℃でMCPB
A(111mg、0.33mmol)を加えた。混合物を室温に暖め、12時間
攪拌した。これをCH2Cl2で希釈し、飽和NaHCO3水溶液および食塩水
で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮し、ヘキサン中の50%EtOA
cで溶離してシリカゲルでクロマトグラフし、白色固体25mgを得た。LRM
S(AP−):649.1、(M−H)−。
−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,
6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン,トリフ
ルオロ酢酸塩。
チル−7−[2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン
(25mg、0.039mmol)および炭酸カルシウム(11mg)を、Me
OH6mLおよびH2O数滴とともに、N2下で12時間攪拌した。これを濃縮
し、分取HPLC(C18逆相カラム、0.05%TFAを含むH2O/CH3 CN勾配で溶離する)により精製し、実施例46の表題化合物5mgをTFA塩
として得た。LRMS(ES+):555.3、(M+H)+。
’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,
5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン
トリフルオロ酢酸塩。
,6−ジヒドロピリジン−2−オン。
0℃に冷却し、塩化オキサリル(90.4mmol、11.48g)およびDM
F数滴を加えた。反応物を周囲温度まで暖め、18時間攪拌した。反応物を蒸発
させ、残渣をCH2Cl2(50mL)に溶解し、0℃のCH2Cl2(100
mL)中の4−ブロモアニリン(81.1mmol、13.95g)、Et3N
(100mmol、10.12g)およびDMAP(81.1mmol、9.9
g)の溶液に滴下して加えた。反応物を周囲温度まで暖め、18時間攪拌した。
反応物を濾過し、1N HCl(3x)および1N NaOH(3x)で洗浄し
、乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。N−[4−ブロモフェニル]−4−オキ
ソペンタミド9.4gを得た。EtOAcから結晶化することにより、融点15
6.2℃の物質を得た。
g)を、THF(50mL)中のLiAlH4(74mmol、2.8g)の懸
濁液に滴下して加えた。添加完了後、反応混合物を1時間加熱し、還流しながら
攪拌した。反応物を周囲温度に冷却し、水(2.8mL)、1N NaOH(2
.8mL)および水(8.4mL)を注意深く連続的に反応混合物に加えた。低
分解能質量分光計(LRMS)では、生成物であるN−[4−ブロモフェニル]
−4−ヒドロキシペンチルアミンのみが示された。(M+H)+:258.0/
260.0m/z。
75g)およびエチル塩化オキサリル(37mmol、5.1g)を加えた。反
応物を周囲温度まで暖め、3時間攪拌した。LRMSでは、生成物混合物の主生
成物がモノ−アセチル化生成物[M+H)+:358.0/360.0m/z]
であり、少量のジアセチル化生成物[M+H)+:458.0/460.0m/
z]を示した。反応混合物を蒸発させ、EtOAに溶解し、1N HCl(3x
)、1N NaOH(2x)、乾燥し(MgSO4)で洗浄し、蒸発させた。4
.34g物質を得た。
に調製したMeOH中のNaOMe(MeOH10mL中のNa金属約0.2g
)の溶液を加えた。反応物を0℃で2時間攪拌し、すべてのジアセチル化生成物
を消費し、モノアセチル化生成物中のエチルエステルをトランスエステル化し、
メチルエステルとした。反応物を蒸発させ、CHCl3に溶解し、1N HCl
で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、メチルN−[4−ブロモフェニル
]−N−(4−ヒドロキシペンチル)オキサリルアミド3.9gを得た;LRM
S(M+H)+:344.0/346.0m/z。
)中の塩化オキサリル(34mmol、CH2Cl2中の2M溶液17mL)の
溶液に滴下して加えた(乾燥氷/AcCN浴)。反応物を−63℃で15分間維
持し、次いでCH2Cl2(50mL)中のメチルN−[4−ブロモフェニル]
−N−(4−ヒドロキシペンチル)オキサリルアミド(3.9g、11.3mm
ol)を滴下して加えた。−63℃で3時間後、Et3N(96.4mmol、
9.75g)を加え、冷浴を取り除いた。反応物を周囲温度に暖めた後、1時間
攪拌し、水(150mL)を加え、層を分離し、1N HCl(2x)および食
塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。メチルN−[4−ブロモフ
ェニル]−N−(4−オキソペンチル)オキサリルアミド3.4g(9.8mm
ol)を得た;LRMS(M+H)+342.0/344.0m/z。
アミド(9.8mmol、3.4g)をMeOH中のNaOMe(MeOH20
mL中のNa金属0.53g(23mg原子)から得られる)の溶液に加えた。
この混合物を周囲温度で1時間攪拌し、次いで、3N HCl10mLを加えた
。この懸濁液をより多くの水(100mL)を加えることによりさらに希釈し、
生成物を濾過により回収し、空気乾燥した。1−[4−ブロモフェニル]−3−
ヒドロキシ−4−アセチル−5,6−ジヒドロピリジン−2−オン1.72g(
5.6mmol)を得た;LRMS(M+H)+:310.2/312.2m/
z。
4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン。
、0.5g)を0℃に冷却し、水(3mL)中のNaNO2(4.4mmol、
0.3g)を加えた。これを0℃で30分間攪拌し、次いで、酢酸(1.3mL
)を加えた。1:1 水:濃HCl(3mL)中のSnCl2・(H2O)2(
8.5mmol、1.9g)を滴下して冷溶液に加え、さらに30分間攪拌した
。この混合物1−[4−ブロモフェニル]−3−ヒドロキシ−4−アセチル−5
,6−ジヒドロピリジン−2−オン(3.9mmol、1.2g)をMeOH(
20mL)中でスラリー化し、別のMeOH(6mL)の補助により加える。懸
濁液を50℃で3時間加熱し、次いで、10℃で18時間冷却した。生成物であ
る1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]−3−メチル−6−[4−ブロモ
フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピ
リジン−7−オンを濾過により単離した。生成物1.34g(3.2mmol)
を得た;mp237.6℃、LRMS(M+H)+:425.2/427.1m
/z。
ル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5
,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
C6H6(50mL)および2N Na2CO3(10mL)中の1−[3−シ
アノ−4−フルオロフェニル]−3−メチル−6−[4−ブロモフェニル]−1
,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オン(1.34g、3.2mmol)、2−ホルミルフェニルボロン酸(0.
68g、4.5mmol)、およびBu4NBr(0.06g)を、N2ガスの
気流でパージし、パラジウムテトラキス(トリフェニル)ホスフィン(0.19
g、5mol%)を加え、混合物を加熱し、18時間還流しながら攪拌した。冷
却した反応混合物に、食塩水およびEtOAcを加え、層を分離した。有機層を
乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル
]−3−メチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7
−オン1.58g(3.2mmol)を得た;LRMS(M+Na)+:473
.3m/z。
メチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オ
ン(3.4g、7.5mmol)を0℃に冷却し、NaBH4(0.43g、1
1.3mmol)を加えた。3時間後、1N HCl(50mL)を加え、反応
物を蒸発させ、EtOAcを加えた。有機層を1N HClで洗浄し、乾燥し(
MgSO4)、蒸発させ、1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]−3−メ
チル−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン2.48g(5.5mmol)を得た。
5.5mmol)、N−アセチルヒドロキシルアミン(1.24g、16.4m
mol)およびK2CO3(4.54g、33mmol)を周囲温度で18時間
攪拌した。溶媒を蒸留により取り除き、残渣をフラッシュシリカゲルカラム(2
00g)にアプライし、2:1から1:1のヘキサン:EtOAcで溶離した。
1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2
’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−biフェニル−4−イル)−1,4,5
,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン1
.65gを得た;LRMS(M−)464.0m/z。
ンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ヒドロキシメチ
ル−[1,1’]−biフェニル−4−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ
−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.1g、0.22
mmol)を活性化MnO2(0.3g、3.3mmol)とともに攪拌した。
3時間後、懸濁液をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、蒸発させ、
1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2
’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラ
ヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン0.09gを得
た;LRMS(M+H)+:464.2m/z。
ル−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
キサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン0.09g(0.22mmol)に、ピロリジ
ン(0.064g、0.88mmol)、酢酸(0.44mmol)およびトリ
アセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.094g、0.44mmol)を加え
た。周囲温度で18時間後、さらにCHCl3(100mL)を加え、有機物を
水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。水(0.05%TFA、溶媒
A)およびアセトニトリル(0.05%TFA、溶媒B)の勾配で溶離すること
により、残渣(0.11g)をC18カラム上でのHPLCにより精製した。1
−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’
−N−ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,
5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン
トリフルオロ酢酸塩0.066gを得た:純度>99%;mp108.9℃、H
RMS(C31H31O2N6)+:519.2517m/z。
’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,
4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホ
ルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ
−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オンおよび3−(S)−ヒ
ドロキシピロリジンの混合物から調製し、精製した。実施例48の表題化合物0
.047g得た:純度>98%;mp137.7℃;HRMS(C31H31N 6 O3)+:535.2452。
’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オントリフルオロ酢酸塩。
3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホ
ルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ
−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オンおよびイソプロピルア
ミンの混合物から調製し、精製した。実施例49の表題化合物0.065gを得
た:純度>95%;mp71.5℃;HRMS(C30H31N6O2)+:5
07.2501。
’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オントリフルオロ酢酸塩。
3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホ
ルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ
−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オンおよびジメチルアミン
の2M THF溶液の混合物から調製し、精製した。実施例50の表題化合物0
.040gを得た:純度>95%;mp51.6℃;HRMS(C29H29N 6 O2)+:493.2355。
’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6
−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフ
ルオロ酢酸塩。
ル−6−[2’−チオメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,
5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン
。
アノ−4−フルオロフェニル]−3−メチル−6−[4−ブロモフェニル]−1
,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オン(実施例47パートB;0.23g、0.54mmol)、2−チオメチ
ルフェニルボロン酸(0.13g、0.76mmol)、およびBu4NBr(
0.011g)を、N2ガスの気流でパージした。パラジウムテトラキス(トリ
フェニル)ホスフィン(0.032g、0.028mmol)を加え、混合物を
18時間加熱還流した。冷却した反応混合物に、食塩水およびEtOAcを加え
、層を分離した。有機層を乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、次いで、残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィー(SiO2100g、1:1 ヘキサン:EtOA
cで溶離する)により精製した。1−[3−シアノ−4−フルオロフェニル]−
3−メチル−6−[2’−チオメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オン0.17g(3.2mmol)を得た;LRMS(M+H)+:46
9.0m/z。
36mmol)、N−アセチルヒドロキシルアミン(0.08g、1.09mm
ol)、およびK2CO3(0.30g、2.2mmol)を周囲温度で18時
間攪拌した。反応物をEtOAcで希釈し、水(5x)で洗浄し、乾燥し(Mg
SO4)、蒸発させた。残渣をフラッシュシリカゲルカラム(50g)にアプラ
イし、1:1 ヘキサン:EtOAcで溶離した。1−[3−アミノベンゾイソ
オキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−チオメチル)−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ
−[3,4−c]−ピリジン−7−オン0.09gを得た。
−メチル−6−[2’−チオメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オン(0.09g、0.19mmol)およびm−クロロ過安息香酸(0.1
0g、0.56mmol)の混合物を18時間攪拌した。飽和NaHCO3を加
え、層を分離した。塩基性の層をCH2Cl2に抽出し、次いで有機層を合わせ
、乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。水(0.05%TFA、溶媒A)および
アセトニトリル(0.05%TFA、溶媒B)の勾配で溶離することにより、残
渣をC18カラム上でHPLCにより精製した。1−[3−アミノベンゾイソオ
キサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−メチルスルホニル)−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラ
ゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩0.036gを
得た:純度>96%;mp274.5℃、HRMS(C27H24O4N5S) + :514.1527m/z。
’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オントリフルオロ酢酸塩。
C精製後、1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル
−6−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩0.24gを得た:純度>96%;mp
250.3℃、CHNC27H22N5O4FS・1/4C2F3O2H:計算
値 %C:58.98、%H:4.00、%N:12.50、実測値 %C:5
9.02、%H:4.17、%N:12.56;HRMS(C27H23O4N 5 SF)+:532.1471m/z。
チルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフ
ルオロ酢酸塩(実施例53)および環化副生成物(実施例54)。
ル]−3−(モルホリン−4−イル)−ピリジン−2−オン。
水トリフルオロ酢酸(29.9mL、0.21mol)を滴下して加えた。この
混合物を15分間攪拌し、次いでCH2Cl2(100mL)中の1−[4−ブ
ロモ−2−フルオロフェニル]−3−ヒドロキシピペリジン−2−オン(21g
、0.073mol、Marinelliら.Tetrahedron 1996、
11176にしたがって調製)を滴下して加えた。2時間後、トリエチルアミン
(61.2mL、0.44mol)をゆっくり加えた。反応物を1.5時間攪拌
し、次いで、1N HClに注ぎ込み、CH2Cl2層を分離し、濃縮した。残
渣をEtOAcに溶解し、水、飽和NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、
乾燥し(Na2SO4)、濃縮した。ジオンをモルホリン(13mL)およびp
−トルエンスルホン酸(50mg)を含むベンゼン(200mL)中にDean
−Stark器に入れ、18時間加熱還流した。反応物を濃縮し、(2:1)ヘ
キサン/EtOAcを溶離剤として用いてシリカ上でのクロマトグラフィーによ
る精製により、淡い黄色の泡17.2g(66%)を得た。1HNMR(CDC
l3):δ7.41−7.12(m、3H)、5.68(t、j=4.7、1H
)、3.83(4H、j=4.4Hz、4H)、3.71(t、j=6.6Hz
、2H)、2.93(t、j=4.8Hz、4H)、2.55(dd、j=4.
8、6.6Hz、2H)。
フルオロメチル−6−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6
−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。 0℃のCH2Cl2(25mL)中のDMAP(0.5g、4.1mmol)に
、TFAA(0.58mL、4.1mmol)を加えた。30分後、CH2Cl 2 (20mL)中の1,5,6−トリヒドロ−1−[4−ブロモフェニル]−3
−[モルホリン−4−イル]−ピリジン−2−オン(1.2g、3.3mmol
)を加えた。反応物を24時間rtで攪拌した。溶媒を取り除き、(2:1)ヘ
キサン/EtOAcを溶離剤として用いてシリカ上でのクロマトグラフィーによ
る精製により、黄色の固体0.79g(52%)を得た。LRMS(ES−):
449−450.9(M−H)−。20%HCl(15mL)を含有するTHF
(45mL)中で、この化合物を3時間加熱還流した。反応物を冷却し、ジエチ
ルエーテルで抽出し、NaHCO3および食塩水で続けて洗浄し、乾燥した(N
a2SO4)。トリオン中間体(0.64g、90%)を黄緑色の泡として得た
。LRMS(ES+):783−785(2M+Na)。この生成物(0.62
g、1.6mmol)に、2−ヒドラジノベンジルトリフルオロアセトアミド塩
酸(1.0g、3.7mmol)および酢酸(20mL)を加え、混合物を24
時間加熱還流した。酢酸を取り除き、残渣をEtOAcに溶解し、NaHCO3 および食塩水で続けて洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。(4:1)ヘキサン
/EtOAcを溶離剤として用いて、シリカ上でのクロマトグラフィーによる精
製により、表題化合物0.3g(32%)を得た。LRMS(ES−):577
−579.1(M−H)−。
−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オントリフルオロ酢酸塩 1−[2−トリフルオロアセトアミドメチルフェニル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.3g、0.052mmol)を、P
d。を用いて、標準のSuzukiカップリング方法により、2−チオメチルフ
ェニルボロン酸(0.113g、0.06mmol)とカップリングした。(2
:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いて、シリカ上でのクロマトグラ
フィーによる精製により、所望のチオメチル中間体0.35gを得た。チオメチ
ル中間体をCH2Cl2に溶解し、0℃に冷却し、m−クロロ過安息香酸(0.
39g、1.3mmol)で酸化した。2.5時間攪拌した後、反応混合物を飽
和亜硫酸ナトリウムおよび食塩水で続けて洗浄し、乾燥した(MgSO4)。(
1:1)ヘキサン/EtOAc溶離剤として用い、シリカ上でのクロマトグラフ
ィーによる精製により、泡0.2gを得た。LRMS(ES−):653.1(
M−H)−。MeOH(10mL)、水(3mL)、およびK2CO3(0.1
7g、1.2mmol)の混合物中で前述の化合物を3時間加熱還流することに
より、トリフルオロアセトアミド基を取り除いた。反応物を冷却し、TFAで酸
性化し、濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/
CH3CN勾配で溶離する)により精製し、2つの生成物を得た。まず、所望の
オルト−ベンジルアミン(実施例53)0.064mg(スルホンから32%)
を回収した:質量分光 m/z(ESI)(M+H)+559.1;HRMS(
M+H)+C27H23F4N4O3S1:599.1427;1HNMR(D
MSO)δ8.23(s、2H)、8.12(dd、j=1.1、7.7Hz、
1H)7.82(dt、j=1.5、7.3Hz、1H)、7.74(dt、j
=1.5、7.7Hz、1H)、7.67(m、2H)、7.55(m、2H)
、7.53(d、j=8Hz、1H)、7.42(m、2H)、7.32dd、
j=1.8、8Hz、1H)、4.18(t、j=6.6Hz、2H)、3.8
8(q、j=5.8Hz、2H)、3.23(t、j=6.2Hz、2H)、2
.91(s、3H)。次に、副生成物である環化ラクタム(実施例54)25m
g(スルホンから12%)を回収した:HRMS(M+H)+C27H23F4 N4O3S1:599.1429;1HNMR(DMSO)δ8.21(dd、
j=1.1、7.7Hz、1H)、7.86(d、j=8Hz、1H)、7.6
5(m、2H)、7.56(m、2H)、7.45(dt、j=1.1、7.3
Hz、1H)、7.36(m、2H)、7.16(dd、j=2.2、12.5
Hz、1H)、7.06(dd、j=1.5、8.4Hz、1H)、6.81(
t、j=8.7Hz、1H)、4.25(d、j=5.9Hz、2H)、3.5
9(t、j=6.2Hz、2H)、3.30(m、2H)、2.74(s+m、
4H)。
ミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフ
ルオロ酢酸塩。
57mmol)を2−(tert−ブチルアミノスルホニル)フェニルボロン酸
(0.22g、0.08mmol)とカップリングした。(2:1)ヘキサン/
EtOAcを溶離剤として用いて、シリカ上でのクロマトグラフィーによる精製
により、淡い黄色の固体0.23g(56%)として得た。LRMS(ES−)
:710.2(M−H)−。まず、前述の化合物をMeOH(30mL)、水(
10mL)、およびK2CO3(0.086g、0.6mmol)の混合物中で
18時間続けて攪拌することにより、保護基を除去した。反応物をTFAで酸性
化し、10分間加熱還流した。反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、
0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、冷凍
−乾燥し、実施例55の表題化合物92mg(44%)を得た。HRMS(M+
H)+C26H22F4N5O3S1:560.1377.1HNMR(DMS
O−d6)δ8.21(2H、s)、8.04(dd、j=2.2、5.1Hz
、1H)、7.67(m、4H)、7.55(m、2H)、7.49(t、j=
8.1Hz、1H)、7.39(s、2H)、7.35(m、2H)、7.28
(dd、j=1.8、8Hz、1H)、4.16(t、j=6.3Hz、2H)
、3.89(q、j=5.9Hz、2H)、3.23(t、j=6.2Hz、2
H)。分析計算値 C26H22F4N5O3S1(TFA)(H2O)2:C
:47.39;H:3.69;N:9.87;実測値 C:47.35;H:3
.22;N:9.55。
チルスルホニル−[1、1]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
。LRMS(ES+):541.3(M+H)+。1HNMR(DMSO−d6
):8.18(bm、2H)、8.09(dd、2H)、7.78−7.64(
cp、6H)、7.54(m、2H)、7.38(m、2H)、4.22(t、
2H)、3.86(m、2H)、3.35(bm、1H)、3.20(t、2H
)、2.83(s、3H)。
,N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オントリフルオロ酢酸塩。
フルオロメチル−6−[2’−ホルミル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オン
.8g、1.4mmol)を2−ホルミルフェニルボロン酸(0.311g、2
.1mmol)とカップリングした。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤
として用いてシリカ上でのクロマトグラフィーによる精製により、アルデヒド中
間体0.5g(59%)を得た。LRMS(ES−):603.2(M−H)− 。
−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
35mg)および過剰のジメチルアミン塩酸(50mg)を含むEtOH中、4
0psiで6時間水素化した。不完全な反応物をセライト(登録商標)を通して
濾過し、濃縮し、10%MeOH/CH2Cl2溶離剤として用いてシリカ上で
のクロマトグラフィーによる精製により、トリフルオロアセトアミド77mg(
32%)を得た。MeOH(15mL)、水(8mL)、およびK2CO3(3
4mg、0.2mmol)の混合物中で18時間、保護基を取り除いた。反応物
をTFAで酸性化し、濃縮し、さらに別の粗製の生成物60mgと合わせ、HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)により精製し、実施例57の表題化合物94mg(67%)を得た。HR
MS(M+H)+C34H29F3N2O 538.2234;1HNMR(D
MSO−d6) δ8.26(s、2H)、7.73(m、1H)、7.67(
m、2H)、7.58(m、5H)、7.41(dd、j=1.9、11.4H
z、1H)、7.36(m、1H)、7.26(dd、j=1.4、8Hz、1
H)、4.31(d、j=4.4Hz、2H)、4.17(t、j=6.2Hz
、2H)、3.88(q、j=5.5Hz、2H)、3.24(t、j=6.6
Hz、2H)、2.58(s、3H)、2.56(s、3H)。
3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,
4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
、0.37mmol)を(S)−3−ピロリジノル(100mg、1.1mmo
l)で還元的アミノ化し、次いでK2CO3/MeOH/水で脱保護した。HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)による精製および冷凍−乾燥により、実施例58の表題化合物80mg(
27%)を白色固体として得た:HRMS(M+H)+C31H30F4N5O 2 :580.2313;1HNMR(DMSO−d6)δ8.27(m、2H)
、7.78(m、1H)、7.67(m、2H)、7.55(m、5H)、7.
40(dd、j=1.8、11.4Hz、1H)、7.33(m、1H)、7.
27(dd、j=1.4、8Hz、1H)、4.46(m、3H)、4.16(
t、j=5.5Hz、2H)、3.87(q、j=5.5Hz、2H)、3.5
0m、1H)、3.24(t、j=6.6Hz、2H)、3.10−2.51(
m、3H)、2.10−1.60(m、3H)。分析計算値 C31H30F4 N5O2(TFA)2(H2O)1.5;C:50.37;H:4.11;N:
8.39;実測値 C:50.05;H:3.78;N:8.01.
ル−6−[2’−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
チル−6−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
たAcOH(60mL)中で18時間、3−シアノ−4−フルオロフェニルヒド
ラジン(4.5g、13mmol)と縮合した。反応物を冷却し、濃縮し、残渣
をEtOAcに溶解した。有機層をNaHCO3、食塩水および乾燥し(Na2 SO4)で続けて洗浄し、(4:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用い
てシリカ上でのクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物3.68g(
67%)を泡として得た。LRMS(ES−):497−499(M−H)−。
チル−6−[2’−ホルミル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オン
トリフルオロメチル−6−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5
,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(3.6g
、7mmol)を2−ホルミルフェニルボロン酸(1.6g、10.9mmol
)とカップリングした。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いて
シリカ上でのクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物2.7g(71
.4%)を黄色の泡として得た。LRMS(ES−):520.9(M−H)− ;635(M−H+TFA)。
フルオロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−ピリジン−7−オン。
mmol)に、NaBH4(0.31g、8mmol)を加え、反応物を20分
間攪拌した。MeOHを取り除き、粗製のアルコールをCH2Cl2に溶解し、
水、食塩水で洗浄し、乾燥した(MgSO4)。DMF(15mL)および水(
1mL)中のN−アセチルヒドロキシルアミン(1.6g、21mmol)に、
K2CO3(3.9g、28mmol)を加えた。30分後、DMF(15mL
)中の上記のアルコールを加え、反応物を6時間攪拌した。水(75mL)を加
え、生成物を沈殿させ、濾過して取り除き、真空中で乾燥し、次の工程で用いた
。LRMS(ES−):536.1(M−H)−。
フルオロメチル−6−[2’−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,
4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
mmol)の懸濁液に、PBr3(0.74mL、7.8mmol)を加えた。
30分後、反応物を氷水でクエンチした。水層をCH2Cl2で抽出し、食塩水
で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、3.6gを得た。粗製の臭化物を次の工程
で用いた。CH3CN(15mL)中のこの臭化物中間体(0.5g、0.8m
mol)の一部に、過剰の40%ジメチルアミン水溶液(1mL、9mmol)
を加えた。24時間後、反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5
%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾
燥により、実施例59の表題化合物257mg(45%)を白色固体として得た
:HRMS(M+H)+C29H25F4N6O2:565.1967;1HN
MR(DMSO−d6)δ9.50(m、2H)、8.11(d、j=2.2H
z、1H)、7.79(dd、j=2.2、8.8Hz、1H)、7.72(m
、1H)、7.59(m、4H)、7.41(m、2H)、7.26(dd、j
=1.4、8Hz、1H)、4.32(d、j=5.1Hz、2H)、4.17
(t、j=6.2Hz、2H)、3.23(t、j=6.6Hz、2H)、2.
58(s、3H)、2.57(s、3H)。
ル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−
フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
l)(15mL)に、(R)3−ピロリジノル(0.22g、2.5mmol)
を加えた。24時間後、反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5
%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾
燥により、実施例60の表題化合物283mg(47%)白色固体として得た:
HRMS(M+H)+C31H27F4N6O3:607.2075;1HNM
R(DMSO−d6)δ8.11(d、j=1.8Hz、1H)、7.79(d
d、j=2.2、8.8Hz、2H)、7.60(m、4H)、7.40(m、
2H)、7.27(dd、j=1.4、8Hz、1H)、4.48(d、j=5
.5Hz、1H)、4.38(m、1H)、4.31(m、1H)、4.15(
t、j=6.2Hz、2H)、3.40(m、2H)、3.22(t、j=6.
3Hz、2H)、3.15−2.70(m、4H)、2.20−1.70(m、
3H)。
ル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
MS(M+H)+C31H28F3O3N6589.2161HNMR(DMS
O−d6):8.11(d、j=1.8Hz、1H)、8.81−7.65(m
、2H)、7.58−7.45(m、5H)、7.40−7.31(m、3H)
、6.60(b、1H)、4.48(d、j=5.5Hz、1H)、4.38(
m、1H)、4.31(m、1H)、4.15(t、j=6.2Hz、2H)、
3.40(m、2H)、3.22(t、j=6.3Hz、2H)、3.15−2
.70(m、4H)、2.20−1.70(m、3H)。
ル−6−[2’−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
、1.3mmol)に、イソプロピルアミン(0.52mL、6.2mmol)
を加えた。24時間後、反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5
%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾
燥により、実施例62の表題化合物308mg(43%)を白色固体として得た
:HRMS(M+H)+C30H27F4N6O2:579.2158;1HN
MR(DMSO−d6)δ8.73(m、2H)、8.12(d、j=1.8H
z、1H)、7.79(dd、j=2.2、8.8Hz、1H)、7.72(d
d、j=1.8、7.3Hz、1H)、7.63−7.49(m、4H)、7.
43(m+s、2H)、7.31(dd、j=1.4、8Hz、1H)、6.6
0(m、1H)、4.16(t、j=6.2Hz、2H)、4.11(m、2H
)、3.26(m、1H)、3.20(t、j=6.2Hz、2H)、1.14
(d、j=6.6Hz、6H)。
ル−6−[2’−N−(2−メチルイミダゾル−1−イル)メチル−3−フルオ
ロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラ
ゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
0.3mmol)に、2−メチルイミダゾール(0.11mL、1.3mmol
)。を加えた。24時間後、反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0
.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍
−乾燥により、実施例63の表題化合物を80mg(34%)白色固体として得
た:HRMS(M+H)+C31H24F4N7O2:602.1908;1H
NMR(DMSO−d6)δ8.12d、j=1.8Hz、1H)、7.79d
d、j=2.1、9.1Hz、1H)、7.60(m、2H)、7.48(dt
、j=2.2、4.7Hz、1H)、7.43−7.33(m、4H)、7.3
1(d、j=1.8Hz、1H)、7.28(dd、j=1.8、8.1Hz、
1H)、7.12(dd、j=8.2Hz、1H)、6.58(m、2H)、5
.35(s、2H)、4.15(t、j=6.6Hz、2H)、3.22(t、
j=6.3Hz、2H)、2.31(s、3H)。HRMS(M+H)+C31 H24F4N7O2:602.1908.
ル−6−[2’−N−ピロリジノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
、0.45mmol)にピロリジン(0.17g、2.7mmol)を加えた。
18時間後、反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを
含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾燥により、
実施例64の表題化合物113mg(36%)を白色固体として得た。HRMS
(M+H)+C31H27F4N6O2:591.2141;1HNMR(DM
SO−d6)δ8.11(d、j=2.2Hz、1H)、7.79(dd、j=
2.1、9.1Hz、1H)、7.74m、1H)、7.58(m、4H)、7
.42(m、2H)、7.28(dd、j=1.5、8.1Hz、1H)、6.
58(m、2H)、4.39(d、j=5.5Hz、2H)、4.16(t、j
=6.6Hz、2H)、3.35m、2H)、3.22(t、j=6.2Hz、
2H)、2.82(m、2H)、1.81(m、4H)。
ル−6−[2’−oxイミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
フルオロメチル−6−[2’−ホルミル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オン(2g、3.8mmol)を、DMF(15mL)中のN−ア
セチルヒドロキシルアミン(0.57g、7.6mmol)およびK2CO3(
1.6g、11.5mmol)と反応させた。次いで、反応物を18時間攪拌し
、EtOAcで抽出し、EtOAc、水、食塩水で洗浄し、乾燥した(MgSO 4 )。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いてシリカを通して精
製し、白色固体1.6gを得た。この固体の一部(100mg)をさらにHPL
C(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離す
る)による精製および冷凍−乾燥により、実施例65の表題化合物48mgを得
た。HRMS(M+H)+C27H19F4N6O3:551.1436;分析
計算値 C27H18F4N6O3(TFA)0.6:C:54.73;H:3
.03;N:13.58;実測値 C:54.71;H:3.10;N:13.
55
(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ
−[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
4−メトキシフェニルヒドラジン塩酸(0.29g、1.7mmol)をMeO
H(30mL)およびAcOH(10mL)の混合物中で18時間に加熱還流し
た。反応物を冷却し、濃縮し、EtOAcに溶解した。EtOAc層をNaHC
O3で洗浄し、食塩水、乾燥した(Na2SO4)。(4:1)ヘキサン/Et
OAcを溶離剤として用いてシリカを通して精製し、表題化合物0.22g(3
5%)を黄色のオイルとして得た。LRMS(ES+):484−486(M+
H)+。
2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オ
ン。
メチル−6−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.22g、0.45
mmol)を2−ホルミルフェニルボロン酸(0.102g、0.6mmol)
とカップリングした。18時間後、反応物を濾過し、濃縮し、粗製のアルデヒド
を次の工程で用いた。LRMS(ES−):508(M−H)−。0℃のMeO
H(10mL)中のアルデヒドに、NaBH4(21mg、0.5mmol)を
加えた。2時間後、反応物を水でクエンチし、EtOAcで抽出し、乾燥した(
MgSO4)。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いて、シリカ
上でのクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物0.1g(43%)を
透明なオイルとして得た:1HNMR(CDCl3)δ7.54(m、1H)、
7.51(d、j=9.1Hz、2H)、7.44−7.33(m、3H)、7
.26−7.18(m、4H)、6.95(d、j=9.2Hz、2H)、4.
59(s、2H)、4.13(m、2H)、3.82(s、3H)、3.23(
t、j=6.6Hz、2H)。
2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−
[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ
−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
オロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−ピリジン−7−オン(0.1g、0.19mmol)の溶液に、PBr3(0
.026mL、0.27mmol)を加え、反応物を2時間攪拌した。氷水でク
エンチした後、臭化物をCH2Cl2で抽出し、食塩水で洗浄し、乾燥した(N
a2SO4)。アセトニトリル(20mL)およびR−(3)−ピロリジノル(
85mg、0.97mmol)を粗製の臭化物に加え、反応物を72時間攪拌し
た。反応物を濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2 O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾燥により、実施例6
6の表題化合物90mg(66%)白色固体として得た:HRMS(M+H)+ C31H29F4N4O3:581.2191;1HNMR(DMSO−d6)
δ7.78(m、1H)、7.58(m、3H)、7.53(d、j=8.7H
z、2H)、7.41(m、2H)、7.27(dd、j=8.1、1.9Hz
、1H)、7.05(d、j=9.2Hz、2H)、4.49(d、j=5.5
Hz、1H)、4.38(m、2H)、4.13t、j=5.5Hz、2H)、
3.81(s、3H)、3.74−3.38(m、3H)、3.18(t、j=
6.2Hz、2H)、2.94(m、2H)、2.1−1.75(m、2H)。
チルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オントリフ
ルオロ酢酸塩。
−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン。
−シアノフェニルヒドラジンHCl(1g、6.1mmol)を、MeOH(6
0mL)およびAcOH(15mL)中で18時間加熱還流した。溶媒を除去し
、CH2Cl2/水を加えた。生成物をCH2Cl2で抽出し、食塩水で洗浄し
、乾燥した(Na2SO4)。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として
用いて、シリカ上でのクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物1.2
6g(56%)を得た。LRMS(ES−):476.9−478(M−H)− 。
’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン
。
チル−6−[4−ブロモ−2−フルオロフェニル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(1.2g、2.5mmo
l)を、2−チオメチルフェニルボロン酸(1g、5.9mmol)とカップリ
ングした。(2:1)ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いてシリカ上での
クロマトグラフィーによる精製を黄色の泡1gを得た。チオメチル中間体をCH 2 Cl2に溶解し、0℃に冷却し、m−クロロ過安息香酸(1.4g、4.6m
mol)で酸化した。24時間攪拌した後、反応混合物を飽和亜硫酸ナトリウム
、食塩水で続けて洗浄し、乾燥し(MgSO4)、表題化合物0.73g(52
%)を黄色の泡として得た。
−[2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オントリフルオロ酢酸塩。
スルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5
,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン(0.7g
、1.3mmol)をParr上、45psi、24時間、EtOH(30mL
)およびTFA(2mL)中で水素化した。反応物をセライト(登録商標)を通
して濾過し、濃縮し、HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2 O/CH3CN勾配で溶離する)による精製および冷凍−乾燥により、実施例6
7の表題化合物225mg(26%)を白色固体として得た:HRMS(M+H
)+C27H23F4N4O3S:559.1449;1HNMR(CDCl3 )δ8.23(s、2H)、8.13(dd、j=1.1、7.7Hz)、7.
79−7.67(m、3H)、7.66−7.65(m、1H)、7.58(s
、1H、+m、2H)、7.44(m、2H)、7.33(dd、j=1.8、
8Hz、1H)、4.17(m、4H)、3.18(t、j=6.2Hz、2H
)、2.94(s、3H)。
−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−
オン、ビス−トリフルオロ酢酸塩。
−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4
,3−d]−ピリミジン−7−オン。
エトキシカルボニル)−4−アジド−5−[(4−ブロモフェニル)アミノカル
ボニル]ピラゾール(2.00g、4.12mmol)の溶液に、塩化スズ(I
I)二水和物(3.7g、16.5mmol)を加え、溶液を1時間還流しなが
ら攪拌した。溶液をシリカゲルのパッドを通して濾過し、シリカをでリンスし、
EtOAc揮発物を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、1N水酸化ナ
トリウムおよび食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣をN,
N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタール10mL中で2時間還流した。揮
発物を減圧下で除去し、固体残渣を氷酢酸20mLに溶解し、2時間還流しなが
ら攪拌した。反応物を冷却し、濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和重炭酸
ナトリウムおよび食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、表題化合物
固体1.5g(75%)を得た。LRMS(ES+):483.0/485.0
(M+H)+。
メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,
3−d]−ピリミジン−7−オン。
ル)−3−(エトキシカルボニル)−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル
)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0
.74g、1.53mmol)の溶液に、水酸化カルシウム(94mg、1.6
8mmol)を加え、反応物を2時間還流しながら攪拌した。反応物を周囲温度
に冷却し、水で希釈し、ヘキサン/酢酸エチル(1:1)で抽出した。水層を1
N HClで酸性化し、酢酸エチルで抽出した。この抽出物を食塩水で洗浄し、
乾燥し(MgSO4)、濃縮し、カルボン酸0.57g(81%)を得た。この
酸(0.57g、1.25mmol)を0℃でTHFに溶解し、次いでN−メチ
ルモルホリン(0.19mL、1.38mmol)およびイソブチルクロロギ酸
(0.18mL、1.38mmol)を加えた。20分間攪拌した後、水素化ホ
ウ素ナトリウム(95mg、2.5mmol)を加え、反応物を2時間攪拌した
。反応物を過剰の1N HClでクエンチし、酢酸エチルで希釈した。有機物を
食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣をフラッシュクロマト
グラフィー(2:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離)により精製し、表題化合物
0.40g(73%)を得た。
メチル]−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
メチル)−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.19g、0.43mmo
l)の溶液に、三臭化リン(0.23g、0.86mmol)を加え、溶液を周
囲温度で3時間攪拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで希釈し、食塩
水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、粗製の臭化物を得て、これを精製
せずに用いた。この残渣(0.17g、0.34mmol)をDMF5mLに溶
解し、次いでreイミダゾール(0.046g、0.67mmol)を加えた。
反応物を周囲温度で16時間攪拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、食塩水で
洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、精製せずに使用できるほど十分に純粋
な表題化合物160mg(76%)を得た。LRMS(ES+):491.1/
493.1(M+H)+。
メチル]−5−メチル−6−[(2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン。
ミダゾル−1−イル)メチル]−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.1
6g、0.33mmol)の溶液に、2−ホルミルフェニルボロン酸(0.07
3g、0.49mmol)および三塩基リン酸カルシウム(0.24g、1.1
5mmol)を加えた。この混合物を窒素の気流で15分間で脱気した。パージ
した後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.038
g)を加え、溶液を100℃で4時間攪拌した。溶液を冷却し、EtOAcで希
釈し、食塩水で2回洗浄し、有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのパッド
を通して濾過し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(2:1ヘキ
サン/酢酸エチルで溶離)により精製し、表題化合物0.08g(47%)を得
た。LRMS(ES+):517.2(M+H)+。
メチル]−5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]
−ビフェン−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン、ビス−トリフルオロ酢酸塩。
イル)メチル]−5−メチル−6−[(2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−
7−オン(80mg、0.15mmol)の溶液に、ピロリジン(0.05mL
、0.60mmol)を加え、次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(
64mg、0.3mmol)および氷酢酸2滴を加えた。反応物を周囲温度で3
時間攪拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO 3 水溶液。有機物を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮した。残渣を
分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾
配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例68の表題化合物28mg(
24%)を得た。LRMS(ES+):572.4(M+H)+。
−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−
オン,トリフルオロ酢酸塩(実施例69)および1−[4−メトキシフェニル]
−3−[(テトラゾル−2−イル)メチル]−5−メチル−6−[(2’−N−
ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩(実
施例70)。
メチル]−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンおよび1−(4−メトキシフェ
ニル)−3−[(テトラゾル−2−イル)メチル]−5−メチル−6−[(4−
ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン
−7−オン
メチル)−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.20g、0.45mmo
l)の溶液に、三臭化リン(0.25g、0.90mmol)を加え、溶液を周
囲温度で3時間攪拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで希釈し、食塩
水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、粗製の臭化物を得て、これを精製
せずに用いた。この残渣をDMF5mLに溶解し、次いでテトラゾル(0.03
2g、0.45mmol)および炭酸カルシウム(0.12g、0.90mmo
l)を加えた。反応物を周囲温度で16時間攪拌した。反応物を酢酸エチルで希
釈し、水および食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、精製せずに使
用できるほど十分に純粋な約1:1の混合物表題化合物180mg(81%)を
得た。
メチル]−5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]
−ビフェン−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩(実施例69)および1−[4−メトキ
シフェニル]−3−[(テトラゾル−2−イル)メチル]−5−メチル−6−[
(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1
,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオ
ロ酢酸塩(実施例70)。
キシフェニル)−3−[(テトラゾル−1−イル)メチル]−5−メチル−6−
[(4−ブロモフェニル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オンおよび1−(4−メトキシフェニル)−3−[(テトラゾル
−2−イル)メチル]−5−メチル−6−[(4−ブロモフェニル)]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンを実施例69およ
び70の表題化合物に変換した。最終生成物を分取HPLC(C18逆相カラム
、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により分離し、凍
結乾燥し、実施例69の表題化合物11mgおよび実施例70の表題化合物5m
gを得た:LRMS(ES+):574.3(M+H)+。実施例70:LRM
S(ES+):574.3(M+H)+。
−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフル
オロ酢酸塩。
ル−4−ニトロピラゾール−5−カルボキシレート。
ル−5−カルボキシレート(32.3g、118.21mmol)を、トリフル
オロ酢酸200mlに溶解し、続いてさらに無水トリフルオロ酢酸(116.9
ml、827.48mmol)を加え、生じた溶液を0℃に冷却した。亜硝酸ア
ンモニウム(18.92、236.42mmol)をゆっくりと4回に分けて加
え、一晩攪拌し、周囲温度に暖めた。溶液をK2CO3水溶液で中和し、生成物
をEtOAcで抽出した。有機物をMgSO4で乾燥し、シリカゲルのプラグを
通して濾過し、揮発物を真空中で取り除き、表題化合物35.0g(93%)を
得た。LRMS(NH3−DCI):336.2(M+NH4)+。
−ニトロピラゾール−5−カルボン酸。
−ピラゾール−5−カルボキシレート(17.5g、54.99mmol)をメ
タノール250mlに溶解し、0℃に冷却し、続いてさらに水酸化リチウム(1
.31g、54.99mmol)を加え、これを予め最小量の水に溶解した。溶
液をRTまで暖めた。反応をTLCで追随して、2時間以内に完了した。生成物
を水で抽出し、希釈HClで酸性化した。生成物をEtOAcで抽出し、MgS
O4で乾燥し、揮発物を真空中で除去し、表題化合物12.5g(78%)を得
た。LRMS(ES−):579.2(2M−H)−。
−ニトロ−5−[(4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール。
ラゾール−5−カルボン酸(11.5g、39.63mmol)を、1:1 C
H2Cl2/THFの混合物300mlに溶解し、続いてさらに5.18ml(
59.44mmol)塩化オキサリルおよびDMF1滴を加えた。この混合物を
周囲温度で2時間攪拌した。揮発物を除去し、粗製の酸塩化物を高真空下で1時
間乾燥した。次いで、酸塩化物をCH2Cl2200mlに溶解し、続いてさら
に4−ブロモアニリン(6.13g、35.66mmol)およびDMAP(1
4.52g、118.89mmol)を加え、生じた混合物を周囲温度で16時
間攪拌した。溶液をシリカゲルのプラグを通して濾過し、揮発物を除去した。粗
製の生成物を最小量のEtOAcに溶解し、エチルエーテルで粉砕し、表題化合
物8.98g(78%)を得た。LRMS(ES−):414.1(M−H)− 。
−アミノ−5−[(4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール。 [1−(3−シアノ−4−フルオロ)フェニル]−3−メチル−4−ニトロ−5
−[(4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール(7.98g、17
.96mmol)を、冷却した氷/水浴中でメタノール300mlに溶解し、続
いてさらにCuCl(21.34g、215.59mmol)を加え、さらにN
aBH4(13.56g、251.52mmol)をゆっくり加え、周囲温度に
暖めて2時間攪拌した。溶液をシリカゲルのパッドを通して注ぎこみ、揮発物を
取り除き、精製せずに使用できるほど十分に純粋な表題化合物7.11g(95
%)を生成した。
ル−6−(4−ブロモフェニル)−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]
−ピリミジン−7−オン。
5−[(4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾール(4.00g、9
.65mmol)をN,N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタール(50m
l)のニートな溶液中で1時間還流した。揮発物を真空中で除去し、次いで、粗
製の中間体を氷酢酸100ml中で1時間還流した。揮発物を真空中で除去し、
残渣をエチルエーテルで洗浄し、乾燥し、表題化合物2.2g(53%)を得た
。
ジメチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。 実施例47パートCに記載された方法にしたがって、[1−(3−シアノ−4−
フルオロ)フェニル]−3,5−ジメチル−6−(4−ブロモフェニル)−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンを表題化合物に
変換した。
ジメチル−6−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン,トリフルオロ酢酸塩。
6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.80g、1.67m
mol)を1:1 CHCl3/THF100mlに溶解し、続いてさらにメタ
ノール(3.3ml、6.71mmol)およびHOAc1ml中の2.0M
ジメチルアミン溶液を加えた。溶液を周囲温度で10分間攪拌し、続いてさらに
トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.71g、3.35mmol)を加
え、溶液を周囲温度で一晩攪拌した。周囲温度で18時間後、さらにCHCl3 (100mL)を加え、有機物を水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ
た。残渣を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/C
H3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例71の表題化合物
を白色固体として得た。LRMS(ES+):506.2(M+H)+。
’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオ
ロ酢酸塩。
−(4−ブロモフェニル)−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン。
メチル−4−アミノ−5−[(4−ブロモフェニル)アミノカルボニル]ピラゾ
ール(2.48g、5.58mmol)を96%ギ酸100ml中で2時間還流
した。揮発物を真空下で除去し、この粗製の生成物を少量のメタノールで洗浄し
、生成物を濾過し、乾燥し、表題化合物2.04g(86%)を得た。
ル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
−フルオロ)フェニル]−3−メチル−6−(4−ブロモフェニル)−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンを表題化合物に変換
した。
ル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
,トリフルオロ酢酸塩。
イソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホルミル−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オンを実施例の表題化合物72に白色固体として変換した。LR
MS(ES+):492.2(M+H)+。
’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1
,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオ
ロ酢酸塩。
ベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−(ヒドロキシ
メチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.70g、1.57mmol)の溶
液に、三臭化リン(2.85ml、4.71mmol)を加え、溶液を周囲温度
で2時間攪拌した。反応物をより多くの飽和K2CO3溶液を加えることにより
クエンチし、生成物をEtOAcを用いて抽出した。臭化物をMgSO4を用い
て乾燥し、濾過し、真空下で乾燥した。粗製の臭化物(0.14g、0.26m
mol)の一部をCH3CN100mlに溶解し、続いてさらにイソプロピルア
ミン(0.22mL、2.5mmol)を加え、生じた混合物を一晩攪拌した。
揮発物を真空中で除去し、生成物を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%
TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、
実施例73の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):506.
2(M+H)+。
’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン
−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
mmol)の一部に、(R)−3−ヒドロキシピロリジン塩酸(0.32g、2
.6mmol)および炭酸カルシウム(0.88g、6.40mmol)を加え
、反応物周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を真空中で除去し、生成物を分取HP
LC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離
する)により精製し、凍結乾燥し、実施例74の表題化合物を白色固体として得
た。LRMS(ES+):534.2(M+H)+。
−(4、5−ジヒドロイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
ルボニル]エチレンジアミン。
21mmol)の溶液に、2−N−B℃エチレンジアミン(5.0g、31.2
1ml)およびDMAP(5.72g、46.81mmol)を加え、反応物を
周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を除去した。残渣をフラッシュカラムクロマト
グラフィー(1:1 ヘキサン/EtOAcで溶離する)により精製し、表題化
合物4.17g(47%)を得た。
ルボニル]エチレンジアミン。
エチレンジアミン(4.17g、14.82mmol)をMeOH100mlに
溶解し、続いてさらに10%Pd/C(0.42g)を加え、55psiのH2 下でParr振とう器上に1時間置いた。溶液をセライトのパッドを通して濾過
し、揮発物を除去し、表題化合物3.35g(90%)を得た。LRMS(ES + ):252.4(M+H)+。
−ニトロ−5−[[4−(2−N−(tert−ブトキシカルボニル)アミノエ
チルアミノ)フェニル]アミノカルボニル]ピラゾール。
メチル−4−ニトロピラゾール−5−カルボン酸(1.00g、3.44mmo
l)を、1:1 CH2Cl2/THF100mlに溶解し、続いてさらに塩化
オキサリル(0.45ml、5.16mmol)およびDMF1mlを加え、反
応物を周囲温度で2時間攪拌した。揮発物を真空下で除去し、粗製の酸塩化物を
高真空下で1時間乾燥した。次いで、残渣をCH2Cl2100mlに溶解し、
続いて[N−(4−アミノフェニル)−N’−tert−ブチルオキシカルボニ
ル]エチレンジアミン(0.87g、3.44mmol)およびDMAP(1.
26g、10.33mmol)を加えた。溶液を一晩攪拌した。揮発物を減圧下
で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1:1 ヘキサン/E
tOAcで溶離する)により精製し、表題化合物1.15g(64%)を得た。
LRMS(ES+):524.2(M+H)+。
ル−6−[4−(4、5−ジヒドロイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ
酢酸塩。
の溶液に、CuCl(2.60g、26.63mmol)およびKBH4(1.
66g、30.75mmol)を加えた。反応物をrtで2時間攪拌し、溶液を
シリカゲルのパッドを通して濾過し、揮発物を取り除いた。残渣を96%ギ酸1
00mlに溶解し、6時間還流した。揮発物を除去し、残渣を少量のメタノール
で洗浄し、濾過した。残渣をDMF50mlおよびH2O2mlに溶解し、次い
でアセトヒドロキサム酸(0.14g、1.88mmol)および炭酸カルシウ
ム(0.35g、2.51mmol)を加え、反応物をrtで一晩攪拌した。エ
チルエーテルを反応物に加え、生成物を食塩水で2回洗浄し、生成物をMgSO 4 で乾燥し、揮発物を真空下で取り除いた。生成物を分取HPLC(C18逆相
カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)を用いて精
製し、凍結乾燥し、実施例75の表題化合物を白色固体として得た。LRMS(
ES+):427.1(M+H)+。
’−N−(シクロプロピルメチル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
,トリフルオロ酢酸塩。
粗製の臭化物に、(アミノメチル)シクロプロパン(0.005mL、0.05
6mmol)を加え、反応物を周囲温度で一晩攪拌した。揮発物を真空中で除去
した。生成物を分取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O
/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例76の表題化
合物を白色固体として得た。LRMS(ES+):518.2(M+H)+。
’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸
塩。
−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’
−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンを実施例77の表題化合物に変換した
。LRMS(ES+):518.2(M+H)+。
’−(N−メチル−N−イソプロピル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−
オン,トリフルオロ酢酸塩。
−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[2’−ホル
ミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4
,3−d]−ピリミジン−7−オン(0.21g、0.44mmol)の溶液に
、N−メチル−N−イソプロピルアミン(0.18ml、1.76mmol)お
よびHOAc1mlを加えた。溶液をrtで10分間攪拌し、続いてさらにトリ
アセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.18g、0.88mmol)を加え、
溶液をrtで一晩攪拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、抽
出物sを食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、真空中で濃縮した。残渣を分
取HPLC(C18逆相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配
で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、実施例78の表題化合物を白色固体と
して得た。LRMS(ES+):534.1(M+H)+。
−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
サゾル−5’−イル]−3,5−ジメチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン(0.30g、0.63mmol)の溶液に、(R)−3−ヒ
ドロキシピロリジン(0.22g、2.52mmol)およびHOAc1mlを
加えた。溶液をrtで10分間攪拌し、続いてさらにトリアセトキシ水素化ホウ
素ナトリウム(0.27g、1.26mmol)を加え、溶液をrtで一晩攪拌
した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。抽出物を食塩水で洗浄
し、乾燥し(MgSO4)、真空中で濃縮した。残渣を分取HPLC(C18逆
相カラム、0.5%TFAを含むH2O/CH3CN勾配で溶離する)により精
製し、凍結乾燥し、実施例の表題化合物79を白色固体として得た。LRMS(
ES+):548.2(M+H)+。
ル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
,トリフルオロ酢酸塩。
ロメチル−4−ニトロ−ピラゾール−5−カルボン酸。
03mol)の溶液に、1−(4−フルオロ−3−シアノ)フェニル−3−トリ
フルオロメチル−ピラゾール−5−カルボン酸(6.0g、0.02mol)。
を加えた。この混合物を15分間攪拌して酸を溶解し、次いで、無水トリフルオ
ロ酢酸(14.1mL、0.10mol)を加えた。生じた混合物を周囲温度に
暖めて72時間攪拌した。反応混合物を水に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。
食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃縮し、生成物および出発物質 約2
:1の混合物を得て、これを次のようにして分離した。残渣を水400mL中で
数時間攪拌し、固体を濾過し、乾燥し、混合物生成物を生成し、出発物質を回収
した。濾液を酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濃
縮し、純粋な表題化合物1.5g(22%)を得た。固体に精製法を享受させ、
さらなる表題化合物2.0g(29%)を得た。1HNMR(CD3OD):δ
8.13(dd、1H)、8.02(m、1H)、7.58(t、1H)。
ロメチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
の方法にしたがって、[1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)]−3−ト
リフルオロメチル−4−ニトロ−ピラゾール−5−カルボン酸を表題化合物に変
換した。
ロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンおよび
[1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)]−3−トリフルオロメチル−6
−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,
5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン。
トリフルオロメチル−6−[2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン(0
.59g、1.17mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(0.04g
、1.17mmol)を加えた。反応物を周囲温度で3時間攪拌し、次いでセラ
イトを通して濾過し、酢酸エチルで希釈し、水および食塩水で洗浄し、乾燥し(
MgSO4)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(2:1ヘキサン/酢
酸エチルで溶離)による精製により、[1−(3−シアノ−4−フルオロフェニ
ル)]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン0.13g、および還元生成物[1−(3−シアノ−4−フル
オロフェニル)]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−
[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン0.12gを得た。
フルオロメチル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)]−3−トリフルオロメチル−6−
[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンを実施例80の表題化
合物に変換した。LRMS(ES+):546.3(M+H)+。
ル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
施例80パートCの十分な還元生成物[1−(3−シアノ−4−フルオロフェニ
ル)]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オンを実施例81の表題化合物に変換した。LRMS
(ES+):548.2(M+H)+。
ル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
パートCの十分な還元生成物[1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)]−
3−トリフルオロメチル−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−
ピリミジン−7−オンを実施例82の表題化合物に変換した。LRMS(ES+ ):590.2(M+H)+。
ル−6−[2’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[
3,4−c]−ピリジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
法にしたがって、実施例の表題化合物83を調製した。HPLCによる精製およ
び冷凍−乾燥により、37mg(15%)を得た。:1HNMR(DMSO−d
6)δ8.11(d、j=1.9Hz、1H)、7.81(d、j=9.9Hz
、1H)、7.72(m、1H)、7.58(d、j=9.2Hz、2H)、7
.54(m、2H)、7.51(d、j=8.4Hz、2H)、7.40(d、
j=8.4Hz、2H)、7.34(m、1H)、6.58(brds、2H)
、4.48(d、j=5.5Hz、1H)、4.37−4.29(m、2H)、
4.23(t、j=5.9、2H)、3.50(m、2H)、3.18(t、j
=5.9Hz、2H)、2.95−2.85(m、2H、)、2.15−1.7
5(m、3H)。LRMS(ES+):589.2(M+H)+。
ル−6−[2’−N−(ピロリジニジル)メチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
、実施例の表題化合物84を調製した。HPLCによる精製および冷凍−乾燥に
より、25mg(11%)を得た:1HNMR(DMSO−d6) δ8.11
(d、j=2.2Hz、1H)、7.81(dd、j=2.2、9.2Hz、1
H)、7.73(m、1H)、7.58(d、j=9.2Hz、2H)、7.5
4(m、2H)、7.51(d、j=8.4Hz、2H)、7.41(d、j=
8.5Hz、2H)、7.35(m、1H)、6.57(brds、2H)、4
.38(d、j=5.1Hz、2H)、4.23(t、j=6.6、2H)、3
.34(m、2H)、3.19(t、j=6.2Hz、2H)、2.81(m、
2H、)、1.78(m、4H)ppm.LRMS(ES+):573.2(M
+H)+。
ル−6−[2’−N−(モルホリノ)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7
−オン,トリフルオロ酢酸塩。
、実施例の表題化合物85を調製した。HPLCによる精製および冷凍−乾燥に
より、110mg(45.8%)を得た:1HNMR(DMSO−d6)δ8.
11(d、j=1.9Hz、1H)、7.81(dd、j=2.2、8.8Hz
、1H)、7.76(m、1H)、7.58(d、j=8.8Hz、2H)、7
.54(m、1H)、7.51(d、j=8.4Hz、2H)、7.40(d、
j=8.4Hz、2H)、7.34(m、1H)、6.60(brds、2H)
、4.36(brds、2H)、4.24(t、j=6.6、2H)、3.77
(m、2H)、3.59(m、2H)、3.21(t、j=5.8Hz、2H)
、3.17(m、2H、)、2.78(m、2H)ppm.LRMS(ES+)
:589.2(M+H)+。
ル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
た方法にしたがって、実施例の表題化合物86を調製した。HPLCによる精製
および冷凍−乾燥により、180mg(79%)を得た。:1HNMR(DMS
O−d6)δ9.55(s、1H)、8.11(d、j=2.2Hz、1H)、
7.81(dd、j=2.2、8.7Hz、1H)、7.72(dd、j=3.
7、5.5Hz、1H)、7.57(d、j=8.8Hz、2H)、7.54(
dd、j=2.5、5.8Hz、1H)、7.51(d、j=8.8Hz、2H
)、7.39(d、j=8.5Hz、2H)、7.36(dd、j=1.8、5
.4Hz、1H)、6.57(s、1H)、4.32(d、j=4.8Hz、2
H)、4.23(t、j=6.6、2H)、3.21(t、j=6.2Hz、2
H)、2.57(s、3H、)、2.55(s、3H)ppm.LRMS(ES + ):547.2(M+H)+。
ル−7−[(3’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
た。LRMS(ES+):579.3、(M+H)+。1HNMR(CD3OD
)δ7.98(t、1H)、7.81(d、1H)、7.79(s、1H)、7
.67(t、1H)、7.59(m、1H)、7.55(m、2H)、7.51
(m、2H)、7.47(t、1H)、4.39(s、2H)、4.01(t、
2H)、3.15(t、2H)、2.89(s、6H)、2.31(m、2H)
。
ル−7−[(3’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):605.3、(M+H)+。1HNMR(DMSO−d6)δ8.
10(d、1H)、7.89(s、1H)、7.81(d、1H)、7.65(
m、2H)、7.59(m、2H)、7.51(m、3H)、6.58(bs、
2H)、4.41(d、2H)、3.97(t、2H)、3.39(m、2H)
、3.11(m、2H)、3.01(t、2H)、2.19(m、2H)、2.
03(m、2H)、1.85(m、2H)。
ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7
−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸
塩。
(ES+):579.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)δ7.66
(s、1H)、7.58(d、1H)、7.48(t、1H)、7.45−7.
31(m、6H)、6.93(d、2H)、4.27(d、2H)、4.10(
bs、2H)、3.91(t、2H)、3.80(s、3H)、3.72(m、
2H)、3.10(t、2H)、2.90(m、2H)、2.24(m、2H)
、2.10(m、4H)。
ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,
7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢
酸塩。
(ES+):553.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)δ7.68
(s、1H)、7.62(d、1H)、7.53(t、1H)、7.48−7.
31(m、6H)、6.93(d、2H)、4.22(s、2H)、3.90(
m、2H)、3.81(s、3H)、3.12(t、2H)、2.92(bs、
2H)、2.81(s、62H)、2.25(m、2H)。
ミダゾル−1’−イル−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):536.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)δ8.87
(bs、1H)、8.02(d、1H)、7.59(m、4H)、7.45(m
、4H)、6.95(d、2H)、3.87(m、2H)、3.82(s、3H
)、3.12(t、2H)、2.30(m、2H)。
−7−[(2’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8
−オントリフルオロ酢酸塩。
ルオロフェニル)−3−トリフルオロメチル−7−(2−フルオロ−4−ヨード
フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン
−8−オン(0.50g、0.90mmol)、N−ブロモスクシンイミド(0
.19g、1.08mmol)、およびAIBN(9.0mg)を、CCl45
0mLとともにN2下で2時間還流した。反応混合物を冷却し、セライトを通し
て濾過した。濾液を濃縮し、褐色の固体とした。次いで、これをTHF20mL
に溶解し、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデス−7−エン(DBU
、0.14mL)を加えた。混合物を12時間還流した。溶媒を取り除いた。こ
れをEtOAcに溶解し、水および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮
した。ヘキサン中の15%EtOAcを用いてフラッシュシリカゲルでのクロマ
トグラフィーにより、1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)−3−トリフ
ルオロメチル−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニル)−6,7−ジヒドロ
ピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン0.21gを得た。次いで、実施
例4に示した方法と同じ方法により、表題化合物を1−(3−シアノ−4−フル
オロフェニル)−3−トリフルオロメチル−7−(2−フルオロ−4−ヨードフ
ェニル)−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オンから
調製した。LRMS(ES+):603.2、(M+H)+。1HNMR(CD
Cl3)7.82(d、1H)、7.73(m、2H)、7.54−7.35(
m、4H)、7.09(dd、4H)、6.46(m、1H)、4.34(s、
2H)、4.32(d、2H)、3.86(bs、2H)、3.59(m、2H
)、2.58(m、2H)、2.01(m、2H)、1.85(m、2H)。
−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−
8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):577.2、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.82(
d、1H)、7.73(m、2H)、7.54−7.35(m、4H)、7.0
9(dd、4H)、6.46(m、1H)、4.33(d、2H)、4.29(
s、2H)、3.89(bs、2H)、2.58(s、6H)。
−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−3−フル
オロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3
,4−c]アゼピン−8−オン。
(ES+):619.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.78−
7.59(m、4H)、7.50−7.28(m、4H)、7.17−7.03
(m、3H)、6.44(m、1H)、4.64(s、2H)、4.42−4.
15(m、3H)、3.63−3.25(m、2H)、2.95−2.50(m
、2H)、1.97−1.62(m、2H)。
−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼ
ピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):601.0、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.79(
s、1H)、7.68(m、2H)、7.50−7.22(m、8H)、7.1
4(d、1H)、6.49(m、1H)、4.64(s、2H)、4.42−4
.15(m、3H)、3.63−3.25(m、2H)、2.95−2.50(
m、2H)、1.97−1.62(m、2H)。
−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフ
ルオロ酢酸塩。
(ES+):559.2、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.82(
d、1H)、7.70(m、2H)、7.53−7.38(m、5H)、7.2
8(m、2H)、7.14(d、1H)、6.50(m、1H)、4.39(d
、2H)、4.28(s、2H)、2.55(s、6H)。
ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):577.4、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.77(
d、1H)、7.55−7.35(m、5H)、7.28(m、1H)、7.1
5−6.95(m、5H)、6.42(m、1H)、4.34(s、2H)、4
.28(d、2H)、3.85(s、3H)、3.60(m、2H)、2.58
(m、2H)、2.03(m、2H)、1.89(m、2H)。
N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−
ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オントリフルオロ酢酸塩。
(ES+):551.3、(M+H)+。1HNMR(CDCl3)7.77(
d、1H)、7.55−7.35(m、5H)、7.28(m、1H)、7.1
5−6.95(m、5H)、6.42(m、1H)、4.29(d、2H)、4
.27(s、2H)、3.84(s、3H)、2.60(s、6H)。
チル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]ピ
リジン−7−オントリフルオロ酢酸塩。
ェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[(4−カルボメトキシ)フェニル]
−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]ピリジン−7−オン
(0.17g、0.38mmol)を、THF20mLに溶解した。LiOH水
溶液(1M溶液0.5mL)を加えた。混合物を室温でN2下で2時間攪拌した
。これをEt2Oで希釈し、水および食塩水で洗浄した。次いで、これをMgS
O4で乾燥し、濃縮し、酸0.16gを得た。次いで、これをTHF15mLに
溶解し、0℃でN2下で冷却した。これにEt3N(0.057mL)およびイ
ソブチルクロロギ酸(0.056mL)を加えた。反応混合物を0℃で20分間
攪拌した。沈殿物を濾過して取り除き、THF15mLで洗浄した。濾液を別の
フラスコに移し、これにNaBH4(28mg)および水数滴を加えた。混合物
を0℃で15分間攪拌し、次いで室温で1時間攪拌した。反応物をHCl水溶液
でクエンチし、溶媒を取り除いた。残渣をEtOAcに溶解し、水および食塩水
で洗浄した。これをMgSO4で乾燥し、濃縮し、1:1 EtOAc:ヘキサ
ンを用いてクロマトグラフし、ベンジルアルコール70mgを得た。LRMS(
ES+):418.1、(M+H)+。
mL)を加えた。混合物を室温で30分間攪拌した。これをCH2Cl2で希釈
し、食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥した後、これを濃縮し、白色固体とし
た。これをDMF7mLに溶解し、NaN3(24mg)を加えた。混合物を5
0℃でN2下で2.5時間攪拌した。これを水に注ぎ込み、EtOAcで抽出し
た。EtOAc抽出物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、ベンジ
ルアジドを得た。このアジドをMeOH10mLに溶解し、SnCl2・H2O
(0.31mg)とともに45分間還流した。溶媒を取り除いた。残渣をEtO
Acに溶解し、飽和NaHCO3(4mL)を加えた。これをセライトを通して
濾過し、濃縮し、を逆相HPLC(C18逆相カラム、0.05%TFAを含む
H2O/CH3CN勾配で溶離する)により精製し、凍結乾燥し、表題化合物4
0mgをTFA塩(24%)として得た。LRMS(ES+):417.2、(
M+H)+。1HNMR(CDCl3)δ7.37(d、2H)、7.12(s
、4H)、6.84(d、2H)、4.01(t、2H)、3.67(s、3H
)、3.58(bs、2H)、3.11(t、2H)。
(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オンビス−トリフルオロ酢酸塩。
ニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジ
ン−7−オン。
−4−アセチル−5,6−ジヒドロピリジン−2−オン(3.2mmol、1.
0g、実施例47パートA)および3−シアノフェニルヒドラジン(3.5mm
ol、0.60g)の混合物を3時間加熱還流した。反応物を蒸発させ、カラム
フラッシュシリカゲル(約250g)にアプライし、2:1から1:1 ヘキサ
ン:EtOAcの勾配で溶離した。表題化合物1−(3−シアノフェニル)−3
−メチル−6−(4−ブロモフェニル)1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−
ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン0.4gを得た。LRMS(ES+ ):409/411(M+H)+。
(3−(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]
ピリジン−7−オン。
アノフェニル)−3−メチル−6−(4−ブロモフェニル)1,4,5,6−テ
トラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン(0.49mm
ol、0.20g)、2−ホルミルフェニルボロン酸(0.69mmol、0.
10g)、および臭化テトラブチルアンモニウム(0.024mmol、0.0
08mmol)を、N2ガスで15分間パージし、次いでテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)パラジウム(0.031mmol、0.035g)を加えた。
この混合物を18時間加熱還流した。この混合物に食塩水を加え、次いでこれを
EtOAcで抽出した。抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。残渣を精
製し、さらに5:1から1:1の勾配のヘキサン:EtOAcを溶離剤として用
いてフラッシュクロマトグラフィーにより、所望のカップリング生成物0.12
gを得た。LRMS(ES−):431(M−H)−。
(S)−ヒドロキシピロリジン(1.11mmol、0.097g)、酢酸(氷
酢酸、0.03g)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.56m
mol、0.12g)を周囲温度で18時間攪拌した。反応物を蒸発させ、CH 2 Cl2に溶解し、水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。表題化合
物0.13gを得た。LRMS(ES+):504(M+H)+。
N−((3−(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4
−c]ピリジン−7−オンビス−トリフルオロ酢酸塩。 TFA(1mL)を含むMeOH(20mL)中の1−(3−シアノフェニル)
−3−メチル−6−[(2’−N−((3−(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル
)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン(0.26mmol、
0.13g)を、H2ガス(50psi)の雰囲気下、10%Pd−C触媒(5
0mg)の存在下で、18時間振とうした。反応物でN2ガスパージし、セライ
トのパッドを通して濾過し、次いで蒸発させた。残渣をC18カラム上でのHP
LCにより水(0.05%TFA、溶媒A)およびアセトニトリル(0.05%
TFA、溶媒B)の勾配で溶離することにより、精製した。1−[3−アミノメ
チルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−N−((3−(S)ヒドロキシ)
ピロリジニル)メチル−[1,1’]−biフェニル−4−イル)]−1,4,
5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オンビス
−トリフルオロ酢酸塩0.072gを得た:純度>90%;mp79.2℃、H
RMS(C31H34O2N5)+:508.2773m/z。
ニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ
−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラ
ヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン。
アノフェニル)−3−メチル−6−(4−ブロモフェニル)1,4,5,6−テ
トラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン(実施例100
パートA;0.17g、0.42mmol)、2−チオメチルフェニルボロン酸
(0.098g、0.58mmol)、およびBu4NBr(0.008g)を
N2ガスの気流でパージした。パラジウムテトラキス(トリフェニル)ホスフィ
ン(0.02g、0.02mmol)を加え、混合物を18時間加熱還流した。
冷却した反応混合物に、食塩水およびEtOAcを加え、層を分離した。有機層
を乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、次いで、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(SiO2100g、1:1 ヘキサン:EtOAcで溶離する)により精
製し、1−(3−シアノフェニル)−3−メチル−6−[(2’−チオメチル−
[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H
−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン0.12g(3.2mmol)を
得た。LRMS(ES+):451(M+H)+。
ロロ過安息香酸(0.14g、0.81mmol)の混合物を18時間攪拌した
。飽和NaHCO3を加え、層を分離した。塩基性の層を、CH2Cl2に抽出
し、次いで有機層を合わせ、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、表題化合物0.
14gを生成した。LRMS(ES+):505(M+Na)+。
メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−
テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン,トリフルオ
ロ酢酸塩。
溶媒A)およびアセトニトリル(0.05%TFA、溶媒B)の勾配で溶離し、
C18カラム上でのHPLCにより、残渣を精製した。実施例101の表題化合
物、1−[3−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−メチルス
ルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩
0.066gを得た:純度>94%.mp131℃、HRMS(C27H27O 3 N4S)+:487.1819m/z。
3−フルオロ−2’−N−(3(S)−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル−[1
,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピ
ラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[(3−フ
ルオロ−2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5
,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オンおよび
3(S)−ヒドロキシピロリジンの混合物から調製し、精製した。純度>98%
の表題生成物0.030gを得た。mp207.7℃;HRMS(C31H30 N6O3F)+:553.2377m/z。
3−フルオロ−2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリ
ジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[(3−フ
ルオロ−2’−ホルミル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5
,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オンおよび
ピロリジンの混合物から調製し、精製した。純度>97%の表題生成物0.02
9gを得た。HRMS(C31H30N6O2F)+:537.2421m/z
。
[4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,4,5,6−テ
トラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オンビス−トリフルオロ
酢酸塩。
−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−ピリジン−7−オン
セチル−ピリジン−2,3−ジオン(0.84g、1.87mmol)および7
−ヒドラジノイソキノリン(SnCl2還元ジアゾニウム塩由来のスズ塩)(0
.72g、1.87mmol)を酢酸(30ml)中で4時間加熱還流した。溶
媒を除去し、酢酸エチル/重炭酸ナトリウム(飽和)を加えた。生成物を酢酸エ
チルで抽出した。食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。(1:1)ヘキ
サン/酢酸エチル溶離剤として用いて、シリカ上でのクロマトグラフィーによる
精製により、表題化合物0.60g(64%)を得た。LRMS(ES+):5
05/507.0(Brパターン)(M+H)+。
メチル−6−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ
−[3,4−c]−ピリジン−7−オン 1−(イソキノリン−7’−イル)−3−トリフルオロメチル−6−[4−ブ
ロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピ
リジン−7−オン(0.50g、1mmol)を塩化メチレン中のMCPBA(
65%)(0.45g、1.2mmol)と混合した。混合物をRTで一晩攪拌
した。溶媒を除去し、酢酸エチル/重炭酸ナトリウム(飽和)を加えた。有機層
を分離し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、イソ
キノリンN−オキシド(0.51g、98%)を得た。LRMS(ES+):5
21.2/523(Brパターン)(M+H)+。N−オキシドをピリジン(1
0ml)中のp−TsCl(229mg、1.2mmol)と混合した。混合物
をRTで一晩攪拌した。ピリジンを減圧下で取り除き、エタノールアミン(8m
l)を加えた。生じた混合物を、RTで1時間攪拌した。冷水を加え、生成物を
酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。(2:3)
ヘキサン/酢酸エチル溶離剤として用いてシリカ上でのクロマトグラフィーによ
る精製により、表題化合物0.26g(50%)を得た。LRMS(ES+):
520.2/522.2(Brパターン)(M+H)+。
メチル−6−[4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,4
,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン ビス
−トリフルオロ酢酸塩。
−[4−ブロモフェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−ピリジン−7−オン(0.25g、0.48mmol)を、DMSO中
の2−メチルイミダゾール(59mg、0.72mmol)、炭酸カルシウム(
133mg、0.96mmol)およびCuI(14mg、0.072)と混合
した。この混合物をアルゴン下で15分間脱気した。混合物を125℃で10時
間攪拌した。混合物をRTに冷却し、酢酸エチルおよび水間で分配した。水、食
塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。HPLC(RP)勾配による精製に
より、実施例104の表題化合物29mg(14%)を得た。LRMS(ES+
):504.4(M+H)+
−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾ
ロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンビス−トリフルオロ酢酸塩。
ES+):439.4(M+H)+
−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロフ
ェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
ビス−トリフルオロ酢酸塩。
ES+):500.5(M+H)+
ル−6−[4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)フェ
ニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オンビ
ス−トリフルオロ酢酸塩。
ES+):536.4(M+H)+
−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロフ
ェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オンビス−トリフルオロ酢酸塩。
ES+):501.5(M+H)+。
−ブロモフェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−ピリジン−7−オン,トリフルオロ酢酸塩。
C20H17N5O2Br)+:438.0557m/z。
にある各式と組み合わせることを意図している。例えば、実施例1および2にお
いて、実施例1は各々の式と組み合わせることを意図している。
薬として有用である。本明細書に用いられる用語「血栓塞栓性障害」とは、動脈
または静脈の心血管性または脳血管性の血栓塞栓性障害を含み、例えば、不安定
狭心症、初回または再発性心筋梗塞、虚血性突然死、一過性脳虚血発作、卒中、
アテローム硬化症、静脈血栓症、深部静脈血栓症、血栓静脈炎、動脈塞栓症、冠
状動脈および大脳動脈血栓症、脳塞栓症、腎塞栓症、および肺塞栓症を含む。本
発明の化合物の抗凝血効果は、Xa因子またはトロンビンの阻害によるものと信
じられている。
合成基質を用いて評価できる。色素生産性基質S2222(Kabi Phar
macia社、Franklin、オハイオ州)のXa因子加水分解速度は、本
発明の化合物の非存在下および存在下の両方において測定できる。基質の加水分
解により、pNAの放出が起こり、これを405nmでの吸光度の増加を測定す
ることによる分光光度法でモニターできる。阻害剤の存在下で405nmでの吸
光度の変化率が減少することは、酵素の阻害を示唆している。この分析法の結果
は、阻害定数、Kiとして表す。
有する0.10Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.5)で実施した。基質加水
分解のミカエリス定数Kmは、ラインウィーバーおよびバークの方法を用いて2
5℃で決定した。Ki値は、阻害剤の存在下、0.2〜0.5nMのヒトXa因
子(Enzyme Research Laboratories社、サウスベ
ント、インディアナ州)を基質(0.20mM〜1mM)と反応させることによ
り決定した。反応を30分間行い、速度(吸光度の変化率 対 時間の割合)を
25〜30分の時間枠で測定した。下記の関係式を用いてKi値を計算した。
下でのコントロールの速度であり、Iは阻害剤の濃度であり、Kiは酵素−阻害
剤複合体の解離定数であり、Sは基質の濃度であり、Kmはミカエリス定数であ
る。
り、それゆえ効果的なXa阻害剤として本発明の化合物の有用性が確かめられた
。
される。好ましくは本発明の化合物はKiが≦1μMである。より好ましくは本
発明の化合物はKiが≦0.1μMである。さらにより好ましくは本発明の化合
物はKiが≦0.01μMである。そしてさらにより好ましくは本発明の化合物
はKiが≦0.001μMである。
で示すことができる。このモデルおいて、キシラジン(10mg/kg i.m
.)およびケタミン(50mg/kg i.m.)の混合物で麻酔した体重2〜
3kgのウサギを用いる。生理食塩水充填AVシャント装置を大腿動脈および大
腿静脈カニューレの間に連結した。AVシャント装置は、絹糸を含む、6cmの
チゴン管からなる。血液は、大腿動脈からAVシャントを経由して大腿静脈へ流
れる。血流が絹糸にさらされると有意な血栓の形成を誘導する。40分後、シャ
ントをはずし、血栓で覆われた絹糸の重量を測る。AVシャントの開放前に試験
薬剤または賦形剤を与える(静脈内、腹腔内、皮下または経口)。各処理群の血
栓形成の阻害パーセントを決定する。ID50値(血栓形成を50%阻害する用
量)を直線回帰により測定する。
インおよびプラスミンの阻害剤としても有用である。これらの化合物は、その阻
害作用ゆえに、前述の種類の酵素により触媒される生理学的反応、凝血、および
炎症の予防または治療において使用されることが示されている。特に、化合物は
、心筋梗塞などのトロンビン活性の上昇に起因する疾病を治療するための薬剤と
して、および診断用および他の商業上の目的のために血液の血漿への処理におけ
る抗凝血薬として用いられる試薬として有用である。
する能力によって、セリンプロテーゼトロンビンの直接作用阻害剤であることが
判明した。引用によって本明細書に組み込まれたKettnerらの、J.Bi
ol.Chem.265巻、18289〜18297頁、1990年に記載され
た方法によってin vitroでの阻害定数を求めた。このようなアッセイで
、色素生産性基質S2238(Helena Laboratories社、ボ
ーモント、テキサス州)のトロンビン仲介加水分解を分光光度法によってモニタ
ーした。アッセイ混合物に阻害剤を添加することよって吸光度が減少し、トロン
ビンの阻害が示される。0.10Mのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.5、0
.20MのNaCl、および0.5%PEG 6000)中の濃度が0.2nM
のヒトトロンビン(Enzyme Research Laboratorie
s,Inc.社、サウスベンド、インディアナ州)は、0.20から0.02m
Mの様々な基質濃度を用いてインキュベートできる。25から30分のインキュ
ベート後、基質の加水分解のために生じる405nmでの吸光度の増加率をモニ
ターすることによってトロンビン活性が検定できる。標準のラインウィーバーお
よびバーク法を用いて、反応速度の逆数プロットから基質濃度の関数として阻害
定数を導いた。上述した方法を用いて、本発明の多くの化合物はKiが10μM
未満であることを示しており、それゆえ効果的なトロンビン阻害剤として本発明
の化合物の有用性が確かめられた。
投与することもできる。これらには、他の抗凝血薬または凝血阻害剤、抗血小板
または血小板阻害剤、トロンビン阻害剤、または血栓溶解または線維素溶解剤を
含む。
Iの化合物を単独でまたは別の治療剤と併用して哺乳類に投与するとき、血栓塞
栓性障害の状態または疾病の進行を予防しまたは改善するのに有効なその化合物
の量を意味する。
別の療法剤が、処置される哺乳類に同時期に投与されることを意味する。組合せ
て投与されるとき、各成分は同時に、またはいかなる順序において異なる時点で
続けて投与することができる。それゆえに、各成分は別々に投与することができ
るが、所望の治療上の効果が得られるよう十分に時間的に接近して投与する。本
発明の化合物と組合せて用いることのできる他の抗凝血薬(または凝血阻害剤)
には、上記の本発明の背景で記述した発行物に記載されているような他のXa因
子阻害剤同様、ワルファリンおよびヘパリンを含む。
小板の凝集、接着、または顆粒分泌を阻害するような、血小板機能を阻害する薬
剤を意味する。そのような薬剤としては、アスピリン、イブプロフェン、ナプロ
キセン、スリンダク、インドメタシン、メフェナム酸塩、ドロキシカム、ジクロ
フェナク、スルフィンピラゾン、およびピロキシカムなどの種々の既知の非ステ
ロイド性抗炎症薬(NSAIDS)、ならびにそれらの薬剤学的に許容される塩
類またはプロドラッグを含むが、これらに限定されない。NSAIDSのうち、
アスピリン(アセチルサリチル酸またはASA)およびピロキシカムが好ましい
。他の好適な抗血小板薬としては、チクロピジンおよびそれの薬剤学的に許容さ
れる塩またはプロドラッグを含む。チクロピジンは、使用の際胃腸管に優しいこ
とが知られているので好ましい化合物でもある。さらに他の好適な血小板阻害剤
には、IIb/IIIa拮抗薬、トロンボキサン−A2−受容体拮抗薬およびト
ロンボキサン−A2−合成酵素阻害剤、ならびにそれらの薬剤学的に許容される
塩またはプロドラッグが含まれる。
語は、セリンプロテアーゼトロンビンの阻害剤を意味する。トロンビンを阻害す
ることにより、トロンビン仲介性血小板活性化(すなわち、例えば、血小板の凝
集、および/またはプラスミノーゲンアクチベーター阻害剤−1および/または
セロトニンの顆粒分泌)などの種々のトロンビン仲介プロセスおよび/またはフ
ィブリン形成が妨げられる。多くのトロンビン阻害剤が当業者に知られており、
これらの阻害剤は本発明の化合物と併用することが企図される。そのような阻害
剤には、ボロアルギニン誘導体、ボロペプチド、ヘパリン、ヒルジンおよびアル
ガトロバン、ならびにそれらの薬剤学的に許容される塩およびプロドラッグを含
むが、これらに限定されるものではない。ボロアルギニン誘導体およびボロペプ
チドは、リシン、オルニチン、アルギニン、ホモアルギニンおよびそれらの相応
するイソチオウロニウムアナログのC末端a−アミノボロン酸誘導体などのボロ
ン酸のN−アセチルおよびペプチド誘導体を含む。本明細書中で用いられるヒル
ジンという用語は、ジスルファトヒルジンなどのヒルジンの好適な誘導体または
アナログを含み、本明細書中でヒルログとして言及する。ボロペプチドトロンビ
ン阻害剤には、Kettnerらの米国特許第5,187,157号および欧州
特許出願公開番号第293 881 A2号に記載されている化合物を含み、こ
の開示は参照により本明細書に組み込まれる。その他の好適なボロアルギニン誘
導体およびボロペプチドトロンビン阻害剤には、国際公開番号第92/0786
9号および欧州特許出願公開番号第471,651 A2号に開示されているも
のを含み、この開示は参照により本明細書に組み込まれる。
または線維素溶解剤)という用語は、血餅(血栓)を溶解する薬剤を意味する。
そのような薬剤としては、組織プラスミノーゲンアクチベーター、アニストレプ
ラーゼ、ウロキナーゼ、またはストレプトキナーゼ、およびそれらの薬剤学的に
許容される塩類またはプロドラッグが含まれる。本明細書中で用いられるアニス
トレプラーゼという用語は、例えば欧州特許出願第028,489号(その開示
は参照により本明細書に採り入れられる)に記載されている、アニソイル化プラ
スミノーゲンストレプトキナーゼアクチベーター複合体をいう。本明細書中で用
いられるウロキナーゼという用語は、2本鎖および1本鎖双方のウロキナーゼを
意味することを意図しており、後者は本明細書でプロウロキナーゼとしても言及
される。
び療法剤単独よりも効力が上回ることができ、それぞれの低用量の使用で、これ
を達成することができる。低用量は、副作用の可能性を最小限に抑え、これによ
り安全域を広げることができる。
または参照化合物として、例えば品質標準またはコントロールとして、有用でも
ある。そのような化合物は、市販のキットで提供することができ、例えば、Xa
因子に関連する薬学的研究の使用に提供することができる。例えば、本発明の化
合物は、分析において、それの既知の活性を活性が未知の化合物と比較するため
の参照として用いることができる。このことは、特に試験化合物が参照化合物誘
導体である場合は、分析が正確に行われており、比較の根拠が提供されているこ
とを実験者に保証するものである。新しい分析方法またはプロトコールを開発す
る場合、それらの有効性を試験するのに本発明による化合物を用いることができ
る。
ば、未知試料中のXa因子の存在は、色素生産性基質S2222を、試験試料お
よび任意に本発明の化合物の1つを含有する一連の溶液に添加することにより、
評価することができる。試験試料を含有する溶液においてpNAの生産が観測さ
れるが、本発明の化合物が存在しない場合に観測されなければ、Xa因子の存在
を結論づけることができる。
性の製剤化を含む)、丸剤、散剤、顆粒剤、エリキシル剤、チンキ剤、懸濁剤、
シロップ剤、および乳剤などの経口用の剤形で投与することができる。同様に、
該本発明の化合物を、静脈内(ボーラスまたは注入)、腹腔内、皮下、または筋
肉内の形態で投与することでき、これらはすべて用いられている、薬剤学の当業
者に周知の投与形態である。それらは、単独で投与することができるが、一般的
には選択した投与経路および標準的な薬剤学的慣習に基づいて選んだ薬剤学的担
体とともに投与する。
薬力学的特性およびその投与の様式と経路;レシピエントの種、年齢、性別、健
康状態、医学的状態、および体重;症状の性質と程度;併用する治療の種類;治
療の頻度;ならびに投与経路、患者の腎臓と肝臓の機能、および所望する効果な
どの既知の要因に依存して変動する。医師または獣医師なら、血栓塞栓疾患の進
行を防ぎ、阻止し、または食い止めるのに必要な薬剤の有効量を決定し処方する
ことができる。
場合、体重1kgあたり約0.001mgから1000mgの間の範囲とし、好
ましくは1日あたり体重1kgに対し約0.01mgから100mgの間の範囲
とし、最も好ましくは1日あたり体重1kgに対し約1.0mgから20mgの
間の範囲とする。静脈内のとき、最も好ましい用量は、一定速度の注入中に1分
間あたり体重1kgに対し約1mgから約10mgである。本発明の化合物を、
1日1服で投与してもよいし、あるいは1日の全用量を、1日に2回、3回、ま
たは4回と分けた用量で投与してもよい。
より、または経皮皮膚貼付剤の形態を用いて、鼻腔内形態で投与することができ
る。経皮デリバリーシステムの形態で投与するのに、用量投与は当然に、薬用量
の投薬計画全体を通して、断続的であるよりもむしろ継続的であることがよい。
、エリキシル剤、およびシロップ剤などのために適当に選択されかつ従来の薬剤
学的慣行に適合した、適当な薬剤学的な希釈剤、賦形剤、または担体(本明細書
中で薬剤学的担体と総称する)と混合して投与される。
クトース、デンプン、スクロース、グルコース、メチルセルロース、ステアリン
酸マグネシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム、マンニトール、および
ソルビトールなどの、経口用の毒性のない薬剤学的に許容可能な不活性担体と併
用することができ、液剤の形態での経口投与では、経口薬剤成分を、エタノール
、グリセロール、および水などの、経口用の毒性のない薬剤学的に許容可能な不
活性担体と併用することができる。さらに、所望するときまたは必要なときには
、適当な結合剤、潤滑剤、崩壊剤、および着色剤をも該混合物中に含めることが
できる。適当な結合剤には、デンプン、ゼラチン、グルコースもしくはベータ−
ラクトースなどの天然糖、トウモロコシ甘味料、アラビアゴムもしくはトラガカ
ントゴムもしくはアルギン酸ナトリウムなどの天然ゴムおよび合成ゴム、カルボ
キシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ならびにワックスなどが含ま
れる。これらの剤形で用いられる潤滑剤には、オレイン酸ナトリウム、ステアリ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウ
ム、および塩化ナトリウムなどが含まれる。崩壊剤には、デンプン、メチルセル
ロース、寒天、ベントナイト、およびキサンタンガムなどが含まれるが、これら
には限られない。
などのリポソームデリバリーシステムの形態で投与することもできる。リポソー
ムは、コレステロール、ステアリルアミン、またはホスファチジルコリンなどの
種々のリン脂質から形成することができる。
わせることもできる。このようなポリマーには、ポリビニルピロリドン、ピラン
共重合体、ポリヒドロキシプロピルメタクリルアミド−フェノール、ポリヒドロ
キシエチルアスパルタミド(aspartamide)フェノール、またはパル
ミトイル残基で置換されたポリエチレンオキシド−ポリリシンが含まれていても
よい。さらに、本発明の化合物は、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸とポ
リグリコール酸との共重合体、ポリイプシロンカプロラクトン、ポリヒドロキシ
酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノ
アシレート、および架橋されたまたは両親媒性のヒドロゲルブロック共重合体な
どの、薬物の放出を制御するのに有用な生分解性ポリマー類と組み合わせてもよ
い。
100ミリグラムの活性成分を含有することができる。これらの薬剤組成物中に
、活性成分は、通常、組成物総重量に対し約0.5〜95質量%の量で存在する
。
体、ステアリン酸マグネシウム、およびステアリン酸などの粉末状の担体とを含
む。類似する希釈剤を、圧縮錠剤の製造に用いることができる。錠剤およびカプ
セル剤双方とも、数時間にわたり薬物の連続的放出を与える徐放性製品として製
造することができる。圧縮錠剤は、不快な味を隠し、大気から錠剤を保獲するた
めに、糖衣またはフィルムコーティングすることも可能であり、あるいは胃腸管
で選択的に崩壊するように腸溶コーティングすることもできる。
味剤を含むことができる。
のある糖液剤、およびプロピレングリコールまたはポリエチレングリコール類な
どのグリコール類が、非経口液剤用の適当な担体である。非経口投与用の液剤は
、水に可溶な活性成分の塩、適当な安定化剤、および必要ならば緩衝物質を含む
のが好ましい。重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、またはアスコルビン酸
などの抗酸化剤は、単独であってもまたは併用しても、適当な安定化剤である。
クエン酸とその塩およびEDTAナトリウムも使用される。さらに、非経口用液
剤は、塩化べンザルコニウム、メチルパラベンまたはプロピルパラベン、および
クロロブタノールなどの保存剤を含むこともできる。
Publishing社のレミントンの薬剤学(Remington’s Ph
armaceutical Sciences)に記載されている。
る。
グラム、ラクトース150ミリグラム、セルロース50ミリグラム、およびステ
アリン酸マグネシウム6ミリグラムを充填することにより、多数の単位カプセル
剤を調製することができる。
製し、容積式ポンプによりゼラチン中に注入し、活性成分100ミリグラムを含
有する軟ゼラチンカプセル剤を形成することができる。次いで、カプセル剤を洗
浄し、乾燥すべきである。
化ケイ素0.2ミリグラム、ステアリン酸マグネシウム5ミリグラム、微結晶セ
ルロース275ミリグラム、デンプン11ミリグラム、およびラクトース98.
8ミリグラムとなるように、錠剤を調製することができる。適切なコーティング
を施して、口当たりをよくしたり、吸収を遅らせることができる。
攪拌することにより、注射による投与に適した非経口用組成物を調製することが
できる。その溶液を、塩化ナトリウムで等張化し、滅菌すべきである。
ルロース200mg、安息香酸ナトリウム5mg、ソルビトール溶液(U.S.
P.)1.0g、およびバニリン0.025mLを含むように、経口投与用の水
性懸濁剤を調製することができる。
1キログラムあたり、式Iの化合物を約0.1から100ミリグラムおよび第2
の抗凝血薬を約1から7.5ミリグラムとなる。錠剤の剤形用には、通常、本発
明の化合物は用量単位あたり約5から10ミリグラム、および第2の抗凝血薬は
用量単位あたり約1から5ミリグラムの量で存在する。
日量は、患者の体重1キログラムあたり、式Iの化合物を約0.01から25ミ
リグラムおよび抗血小板薬を約50から150ミリグラム、好ましくは式Iの化
合物を約0.1から1ミリグラムおよび抗血小板薬を約1から3ミリグラムとな
る。
重1キログラムあたり、式Iの化合物を約0.1から1ミリグラムとすることが
でき、および血栓溶解薬の場合、血栓溶解薬を単独投与するときの常用量を、式
Iの化合物とともに投与されるときには、約70〜80%減少させることができ
る。
、一般的には、典型的な1日量および典型的な剤形中の各成分量は、併用投与す
るときの治療薬の相加的または相乗的効果ゆえに、単独投与するときの治療薬の
常用量に比べて減少させることができる。
相互作用が起こる可能性がある。この理由のために、式Iの化合物および第2の
治療薬が単一用量単位中に併用されるとき、複数の活性成分を単一用量単位中に
併用しても、活性成分間の物理的接触が最小となる(すなわち、減少する)よう
に、これらを製剤化する。例えば、1つの活性成分を腸溶コーティングしてもよ
い。活性成分の1つを腸溶コーティングすることにより、組み合わされる活性成
分間の接触を最小限にできるだけでなく、これらの成分のうちの1つは胃では放
出されずにむしろ腸で放出されるというような、消化管におけるこれらの成分の
うちの1つの放出を制御することができる。消化管全体で徐放性効果をもち、併
用される活性成分間の物理的接触を最小限にする役割をもつような物質で、活性
成分の1つをコーティングすることもできる。その上、徐放性成分をさらに腸溶
コーティングして、この成分の放出が腸でのみ起こるようにすることができる。
さらに活性成分を分離するために、1つの成分を徐放および/または腸溶ポリマ
ーでコーティングし、別の成分を低粘度等級のヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(HPMC)などのポリマーまたは当該技術分野で知られたその他の適切な
物質でコーティングする、さらに別の方法が併用製品の製剤化に用いられる。ポ
リマーコーティングは、他の成分との相互作用に対するさらなるバリアーを形成
するものとして働く。
方法は、単一剤形で投与するか、または分離した剤形であるが同時期に同じ方法
で投与するかにかかわらず、本発明の開示を一旦理解した当業者にとって容易に
明らかになろう。
可能である。それゆえ、添付した特許請求の範囲内で、特に本明細書に記載した
のとは別に本発明が実施できると理解される。
Claims (13)
- 【請求項1】 以下の群から選択される化合物: 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 またはその立体異性体または薬剤学的に許容される塩であって、ここで、上記の
式の化合物は、0〜2個のR3で置換され; Gは、式IまたはIIの基であり: 【化15】 環Dは、−(CH2)3−、−(CH2)4−、−CH2N=CH−、−CH 2 CH2N=CH−、およびNとOとSとの群から選択された0〜2個の複素原
子を含有する5〜6員の芳香環系から選択され、ただし、0〜1個のOおよびS
原子は存在し; 環Dは、存在する場合、0〜2個のRで置換され; Eは、0〜1個のRで置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジ
ニル、およびピリダジニルであり; Rは、Cl、F、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、NH2、NH(C1〜 3 アルキル)、N(C1〜3アルキル)2、CH2NH2、CH2NH(C1〜 3 アルキル)、CH2N(C1〜3アルキル)2、CH2CH2NH2、CH2 CH2NH(C1〜3アルキル)、およびCH2CH2N(C1〜3アルキル) 2 から選択され; あるいは、環Dは不存在であり; 環Dが不存在であるとき、環Eはフェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニ
ル、およびピリダジニルであり、かつ環EはR’’およびR’で置換され; R’’は、F、Cl、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、CN、C(=N
R8)NR7R9、NHC(=NR8)NR7R9、NR8CH(=NR7)、
C(O)NR7R8、(CR8R9)tNR7R8、SH、C1〜3アルキル−
S、S(O)R3b、S(O)2R3a、S(O)2NR2R2a、およびOC
F3から選択され; R’は、H、F、Cl、Br、I、SR3、CO2R3、NO2、(CH2) t OR3、C1〜4アルキル、OCF3、CF3、C(O)NR7R8、および
(CR8R9)tNR7R8から選択され; あるいは、R’’およびR’は結合してメチレンジオキシまたはエチレンジオ
キシを形成し; Zは、NまたはCR1aであり; Z1は、S、O、またはNR3であり; Z2は、H、C1〜4アルキル、フェニル、ベンジル、C(O)R3、および
S(O)pR3cから選択され; R1aは、H、−(CH2)r−R1’、−CH=CH−R1’、NCH2R 1’’ 、OCH2R1’’、SCH2R1’’、NH(CH2)2(CH2)t R1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(CH2) t R1’から選択され; R1’は、H、C1〜3アルキル、F、Cl、Br、I、−CN、−CHO、
(CF2)rCF3、(CH2)rOR2、NR2R2a、C(O)R2c、O
C(O)R2、(CF2)rCO2R2c、S(O)pR2b、NR2(CH2 )rOR2、C(=NR2c)NR2R2a、NR2C(O)R2b、NR2C
(O)R3、NR2C(O)NHR2b、NR2C(O)2R2a、OC(O)
NR2aR2b、C(O)NR2R2a、C(O)NR2(CH2)rOR2、
SO2NR2R2a、NR2SO2R2b、0〜2個のR4aで置換されたC3 〜6 炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素
原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択さ
れ; R1’’は、H、CH(CH2OR2)2、C(O)R2c、C(O)NR2 R2a、S(O)R2b、S(O)2R2b、およびSO2NR2R2aから選
択され; R2は、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個の
R4bで置換されたC3〜6炭素環残基、0〜2個のR4bで置換されたC3〜 6 炭素環−CH2−残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4
個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6員の複素環系から
選択され; R2aは、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個
のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から
選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6
員の複素環系から選択され; R2bは、各々の場合、CF3、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキル、ベ
ンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで
置換された5〜6員の複素環系から選択され; R2cは、各々の場合、CF3、OH、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキ
ル、ベンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNと
OとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR 4b で置換された5〜6員の複素環系から選択され; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換され、NとOとSとからなる群から選択された0〜1
個の追加の複素原子を含有する、飽和、部分的に飽和または不飽和の5員または
6員環を形成し; R3は、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; R3aは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3bは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3cは、各々の場合、C1〜4アルキルおよびフェニルから選択され; Aは、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4で置
換された5〜10員の複素環系から選択され; Bは、X−Y、C(=NR2)NR2R2a、NR2C(=NR2)NR2R 2a 、0〜2個のR4aで置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで
置換された5〜10員の複素環系から選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−CR2(CR2R2b)(CH2)t−、−C
(O)−、−C(=NR1’’)−、−CR2(NR1’’R2)−、−CR2 (OR2)−、−CR2(SR2)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R 2a C(O)−、−S(O)p−、−S(O)pCR2R2a−、−CR2R2 a S(O)p−、−S(O)2NR2−、−NR2S(O)2−、−NR2S(
O)2CR2R2a−、−CR2R2aS(O)2NR2−、−NR2S(O) 2 NR2−、−C(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR 2 R2a−、−NR2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2 −、−CR2R2aNR2C(O)−、−NR2C(O)O−、−OC(O)N
R2−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2a−、−
CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R2a−か
ら選択され; Yは、CH2NR2R2a;CH2CH2NR2R2a;0〜2個のR4aで
置換されたC3〜10炭素環残基;およびNとOとSとからなる群から選択され
た1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複
素環系から選択され; R4は、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)r C(O)R2c、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、NR2C(O
)NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、C(=NS(O)2R5)NR 2 R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、C(O)NHC(=NR2)NR 2 R2a、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C 1〜4 アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、(CF2)rCF3、N
CH2R1’’、OCH2R1’’、SCH2R1’’、N(CH2)2(CH 2 )tR1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(C
H2)tR1’から選択され; あるいは、1個のR4は、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個の
複素原子を含有する5〜6員の芳香族複素環であり; R4aは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、(CH2)r−F、
(CH2)r−Br、(CH2)r−Cl、Cl、Br、F、I、C1〜4アル
キル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2 c 、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、(CH2)rN=CHOR 3 、C(O)NH(CH2)2NR2R2a、NR2C(O)NR2R2a、C
(=NR2)NR2R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、SO2NR2R 2a 、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C1〜4アルキル、C(O)
NHSO2−C1〜4アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、および(
CF2)rCF3から選択され; あるいは、1個のR4aは、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個
の複素原子を含有し、0〜1個のR5で置換された5〜6員の芳香族複素環であ
り; R4bは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR3、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR3R3a、(CH2)r C(O)R3、(CH2)rC(O)OR3c、NR3C(O)R3a、C(O
)NR3R3a、NR3C(O)NR3R3a、C(=NR3)NR3R3a、
NR3C(=NR3)NR3R3a、SO2NR3R3a、NR3SO2NR3 R3a、NR3SO2−C1〜4アルキル、NR3SO2CF3、NR3SO2 −フェニル、S(O)pCF3、S(O)p−C1〜4アルキル、S(O)p−
フェニル、および(CF2)rCF3から選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、0〜2個のR6で置換され
たフェニル、および0〜2個のR6で置換されたベンジルから選択され; R6は、各々の場合、H、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキ
ル、CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2b、
NR2C(O)R2b、NR2C(O)NR2R2a、C(=NH)NH2、N
HC(=NH)NH2、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、およ
びNR2SO2−C1〜4アルキルから選択され; R7は、各々の場合、H、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルカルボ
ニル、C1〜6アルコキシ、C1〜4アルコキシカルボニル、(CH2)n−フ
ェニル、C6〜10アリールオキシ、C6〜10アリールオキシカルボニル、C 6〜10 アリールメチルカルボニル、C1〜4アルキルカルボニルオキシC1〜 4 アルコキシカルボニル、C6〜10アリールカルボニルオキシC1〜4アルコ
キシカルボニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル、フェニルアミノカルボニ
ル、およびフェニルC1〜4アルコキシカルボニルから選択され; R8は、各々の場合、H、C1〜6アルキルおよび(CH2)n−フェニルか
ら選択され; あるいは、R7およびR8は結合して、NとOとSとからなる群から選択され
た0〜1個の追加の複素原子を含有する、5員または6員の飽和の環を形成し; R9は、各々の場合、H、C1〜6アルキル、および(CH2)n−フェニル
から選択され; nは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; mは、各々の場合、0、1、および2から選択され; pは、各々の場合、0、1、および2から選択され; rは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; sは、各々の場合、0、1、および2から選択され;および、 tは、各々の場合、0、1,2、および3から選択される ことを特徴とする化合物。 - 【請求項2】 以下の群から選択される請求項1に記載の化合物であって、 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 【化23】 【化24】 【化25】 ここで、上記の式の化合物は、0〜2個のR3で置換され; Gは、以下の群から選択され: 【化26】 【化27】 【化28】 【化29】 【化30】 Aは、0〜2個のR4で置換された、次の炭素環および複素環系の1つから選
択され:フェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラ
ニル、モルホリニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、
イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキサジアゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3
,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジア
ゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1
,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、インドリル、
ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、
ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾリル; Bは、H、Y、およびX−Yから選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−C(O)−、−C(=NR)−、−CR2(NR 2 R2a)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)、−C(O
)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2R2a−、−NR2 C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−、−CR2R2aN
R2C(O)−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2 a −、−CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R 2a −から選択され; Yは、CH2NR2R2aまたはCH2CH2NR2R2aであり; あるいは、Yは、0〜2個のR4aで置換された、次の炭素環および複素環系
の1つから選択され:シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラニル、モルホ
リニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、イソオキサゾ
リル、イソオキサゾリニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキ
サジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル
、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−
チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、
1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾ
リル、1,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、イン
ドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダ
ゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾ
リルから選択され; あるいは、Yは、次の二環式複素アリール環系から選択され; 【化31】 Kは、O、S、NH、およびNから選択され;そして、 sは、0である、 ことを特徴とする化合物。 - 【請求項3】 以下の群から選択される請求項2に記載の化合物であって、 【化32】 【化33】 【化34】 【化35】 【化36】 【化37】 【化38】 【化39】 【化40】 【化41】 【化42】 ここで、上記の式の化合物は、0〜2個のR3で置換され; Gは、以下の群から選択される 【化43】 【化44】 【化45】 【化46】 ことを特徴とする化合物。
- 【請求項4】 請求項3に記載の化合物であって、ここで、 Gは、以下から選択されることを特徴とする化合物。 【化47】 【化48】
- 【請求項5】 請求項4に記載の化合物であって、ここで、 Aは、フェニル、ピリジル、およびピリミジルから選択され、かつ0〜2個の
R4で置換され; Bは、X−Y、フェニル、ピロリジノ、モルホリノ、1,2,3−トリアゾリ
ル、およびイミダゾリルから選択され、かつ0〜1個のR4aで置換され; R2は、各々の場合、H、CH3、CH2CH3、シクロプロピルメチル、シ
クロブチル、およびシクロペンチルから選択され; R2aは、各々の場合、HまたはCH3であり; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換されたピロリジンを形成し; R4は、各々の場合、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキル、
(CH2)rNR2R2a、および(CF2)rCF3から選択され; R4aは、C1〜4アルキル、CF3、(CH2)rOR2、(CH2)rNR 2 R2a、S(O)pR5、SO2NR2R2a、および1−CF3−テトラゾ
ル−2−イルから選択され; R4bは、各々の場合、H、CH3、およびOHから選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、フェニル、およびベンジル
から選択され; Xは、CH2またはC(O)であり; Yは、ピロリジノおよびモルホリノから選択され;そして、 rは、各々の場合、0、1、および2である、 ことを特徴とする化合物。 - 【請求項6】 請求項5に記載の化合物であって、ここで、 Aは、フェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、2−ピリミジル、2−Cl−
フェニル、3−Cl−フェニル、2−F−フェニル、3−F−フェニル、2−メ
チルフェニル、2−アミノフェニル、および2−メトキシフェニルの群から選択
され;および、 Bは、2−(アミノスルホニル)フェニル、2−(メチルアミノスルホニル)
フェニル、1−ピロリジノカルボニル、2−(メチルスルホニル)フェニル、2
−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル、2−(N−ピロリジニルメチル
)フェニル、1−メチル−2−イミダゾリル、2−メチル−1−イミダゾリル、
2−(ジメチルアミノメチル)−1−イミダゾリル、2−(N−(シクロプロピ
ルメチル)アミノメチル)フェニル、2−(N−(シクロブチル)アミノメチル
)フェニル、2−(N−(シクロペンチル)アミノメチル)フェニル、および2
−(N−(3−ヒドロキシピロリジニル)メチル)フェニルの群から選択される
、 ことを特徴とする化合物。 - 【請求項7】 請求項1に記載の化合物であって、ここで、該化合物は、 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−メチルスルホニル
−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−5,7−ジオン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−
アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−ア
ミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(メトキシカルボニル)−6−[2’−
アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピ
ラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−6−[2’−アミノスルホニル−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリ
ミジン−7−オン−3−カルボン酸; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−ア
ミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−アミノスルホニル
−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3
−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノメチル)−6−[2’−アミノ
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ
−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[4−(
2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[4−(2
−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒ
ドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−N
−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−N−ピロリジニル
メチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[
4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2−フ
ルオロ−4−(2−ジメチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2
’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノイミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[2’−アミノ
スルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[2’−アミノスルホ
ニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピ
ラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−6−[2’−N,N−ジメチル
アミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾ
ロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−シアノ−5−メチル−6−[2’−N,
N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−シアノ−6−[2’−メチルスルホ
ニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロ
ピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−
[2’−アミノスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジ
ヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−4−メチル−6−
[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[3,4−d]−ピリダジン−7−オン、 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[4−(1−メチルイミダゾル−2’−イル)フェニル]−1,6−
ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
ヒドロキシメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(エトキシカルボニル)−6−[2’−
N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−N
−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(アミノカルボニル)−6−[2’−(
3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−(N−ホルミルアミノメチル)−6−[
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−(エトキシカル
ボニル)−6−[2’−ヒドロキシメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル
]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−(エトキシカル
ボニル)−6−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−メチ
ルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−アミ
ノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,
6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−N−
ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−
テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イ
ル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−
8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピ
ン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3
−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ピロリジニルメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビ
フェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]
−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[2’−N−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−(2−
ジメチルアミノメチルイミダゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4
,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−(イミ
ダゾル−1’−イル)−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラヒド
ロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[2’−
メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テ
トラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4
,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−メチルスルホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,
6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン
−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
アミノスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−[1,1]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テト
ラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
N,N−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[2−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,
1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3
,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−ジメチルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3
−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−イソプロピルアミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c
]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(2−メチルイミダゾル−1−イル)メチル−3−フル
オロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピ
ラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−ピロリジノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフ
ェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−オキシミノメチル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン
−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリ
ジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−(3
−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[2’−
メチルスルホニル−3−フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,
4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(イミダゾル−1−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(テトラゾル−1−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−[(テトラゾル−2−イル)メチル]−
5−メチル−6−[(2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン
−4−イル)]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3,5−ジメチル−
6−[2’−N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]
−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−イソプロピルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−
1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1’]−
ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(4,5−ジヒドロイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒド
ロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−(シクロプロピルメチル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,6
−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
2’−(N−メチル−N−イソプロピル)アミノメチル−[1,1’]−ビフェ
ン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7
−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3,5−ジメチル−
6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[1,1
’]−ビフェン−4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピ
リミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミ
ジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(R)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−(3−(S)−ヒドロキシ−N−ピロリジニル)メチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−
[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(ピロリジニジル)メチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N−(モルホリノ)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−
7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[2’−N,N−ジメチルアミノメチル−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(3’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4
−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(3’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−
c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(3’−N
−ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6,
7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(3’−N
−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−4,5,6
,7−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[4−ben
zイミダゾル−1’−イル−3−フルオロフェニル]−4,5,6,7−テトラ
ヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ピロリジニルメチル)−3−フルオロ−[1,1’]
−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン
−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−3−フルオロ−[1,1’
]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピ
ン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−3−
フルオロ−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−
[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−(R)−3−ヒドロキシピロリジニルメチル)−[1
,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]
アゼピン−8−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−7−[(2’−N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−
4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(2’−N
−ピロリジニルメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7−ジヒ
ドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1−[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−7−[(2’−N
,N−ジメチルアミノメチル)−[1,1’]−ビフェン−4−イル]−6,7
−ジヒドロピラゾロ−[3,4−c]アゼピン−8−オン; 1[4−メトキシフェニル]−3−トリフルオロメチル−6−[(4−アミノメ
チル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]ピ
リジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−N−((3
−(S)−ヒドロキシ)ピロリジニル)メチル−[1,1’]−ビフェン−4−
イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ−[3,4−c]−
ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノメチルフェニル]−3−メチル−6−[(2’−メチルスル
ホニル−[1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒド
ロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
(3−フルオロ−2’−N−(3(S)−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル−[
1,1’]−ビフェン−4−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−
ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
(3−フルオロ−2’−N−ピロリジニルメチル−[1,1’]−ビフェン−4
−イル)]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピ
リジン−7−オン; 1−[1−アミノイソキノリン−7’−イル]−3−トリフルオロメチル−6
−[4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,4,5,6−
テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−メチルイミダゾル−1’−イル)フェニル]−1,6−ジヒドロピラ
ゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロ
フェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オ
ン; 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−トリフルオロメ
チル−6−[4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)フ
ェニル]−1,6−ジヒドロピラゾロ−[4,3−d]−ピリミジン−7−オン
;および、 1−[3−アミノベンゾイソオキサゾル−5’−イル]−3−メチル−6−[
4−(2−(ジメチルアミノメチル)イミダゾル−1’−イル)−2−フルオロ
フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ−[3,4−c]−ピリジ
ン−7−オン; またはその薬剤学的に許容される塩から選択される ことを特徴とする化合物。 - 【請求項8】 以下の群から選択される化合物、 【化49】 【化50】 【化51】 【化52】 【化53】 【化54】 【化55】 【化56】 【化57】 【化58】 【化59】 【化60】 【化61】 【化62】 またはその立体異性体または薬剤学的に許容される塩であって、ここで、上記の
式の化合物は、0〜2個のR3で置換され、; Gは、式IまたはIIの基であり; 【化63】 環Dは、−(CH2)3−、−(CH2)4−、−CH2N=CH−、−CH 2 CH2N=CH−、およびNとOとSとの群から選択された0〜2個の複素原
子を含有する5〜6員の芳香環系から選択され、ただし、0〜1個のOおよびS
原子は存在し; 環Dは、存在する場合、0〜2個のRで置換され; Eは、0〜1個のRで置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジ
ニル、およびピリダジニルから選択され; Rは、Cl、F、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、NH2、NH(C1〜 3 アルキル)、N(C1〜3アルキル)2、CH2NH2、CH2NH(C1〜 3 アルキル)、CH2N(C1〜3アルキル)2、CH2CH2NH2、CH2 CH2NH(C1〜3アルキル)、およびCH2CH2N(C1〜3アルキル) 2 から選択され; あるいは、環Dは不存在であり; 環Dが不存在であるとき、環Eはフェニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニ
ル、およびピリダジニルから選択され、環EはR’’およびR’で置換され; R’’は、F、Cl、Br、I、OH、C1〜3アルコキシ、CN、C(=N
R8)NR7R9、NHC(=NR8)NR7R9、NR8CH(=NR7)、
C(O)NR7R8、(CR8R9)tNR7R8、SH、C1〜3アルキル−
S、S(O)R3b、S(O)2R3a、S(O)2NR2R2a、およびOC
F3から選択され; R’は、H、F、Cl、Br、I、SR3、CO2R3、NO2、(CH2) t OR3、C1〜4アルキル、OCF3、CF3、C(O)NR7R8、および
(CR8R9)tNR7R8から選択され; あるいは、R’’およびR’は結合してメチレンジオキシまたはエチレンジオ
キシを形成し; Zは、NまたはCR1aであり; Z1は、S、O、またはNR3であり; Z2は、H、C1〜4アルキル、フェニル、ベンジル、C(O)R3、およびS
(O)pR3cから選択され; R1aは、H、−(CH2)r−R1’、−CH=CH−R1’、NCH2R 1’’ 、OCH2R1’’、SCH2R1’’、NH(CH2)2(CH2)t R1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(CH2) t R1’から選択され; R1’は、H、C1〜3アルキル、F、Cl、Br、I、−CN、−CHO、
(CF2)rCF3、(CH2)rOR2、NR2R2a、C(O)R2c、O
C(O)R2、(CF2)rCO2R2c、S(O)pR2b、NR2(CH2 )rOR2、C(=NR2c)NR2R2a、NR2C(O)R2b、NR2C
(O)R3、NR2C(O)NHR2b、NR2C(O)2R2a、OC(O)
NR2aR2b、C(O)NR2R2a、C(O)NR2(CH2)rOR2、
SO2NR2R2a、NR2SO2R2b、0〜2個のR4aで置換されたC3 〜6 炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素
原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択さ
れ; R1’’は、H、CH(CH2OR2)2、C(O)R2c、C(O)NR2 R2a、S(O)R2b、S(O)2R2b、およびSO2NR2R2aから選
択され; R2は、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個の
R4bで置換されたC3〜6炭素環残基、0〜2個のR4bで置換されたC3〜 6 炭素環−CH2−残基、およびNとOとSとからなる群から選択された1〜4
個の複素原子を含有する5〜6員の複素環系から選択され; R2aは、各々の場合、H、CF3、C1〜6アルキル、ベンジル、0〜2個
のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から
選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで置換された5〜6
員の複素環系から選択され; R2bは、各々の場合、CF3、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキル、ベ
ンジル、C3〜6炭素環残基で置換された0〜2個のR4b、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4bで
置換された5〜6員の複素環系から選択され; R2cは、各々の場合、CF3、OH、C1〜4アルコキシ、C1〜6アルキ
ル、ベンジル、0〜2個のR4bで置換されたC3〜6炭素環残基、およびNと
OとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR 4b で置換された5〜6員の複素環系から選択され; あるいは、R2およびR2aは結合して、それらが結合している原子と一緒に
、0〜2個のR4bで置換され、NとOとSとからなる群から選択された0〜1
個の追加の複素原子を含有する、飽和、部分的に飽和または不飽和の5員または
6員環から選択され; R3は、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; R3aは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3bは、各々の場合、H、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され
; R3cは、各々の場合、C1〜4アルキル、およびフェニルから選択され; Aは、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとS
とからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4で置
換された5〜10員の複素環系から選択され; Bは、X−Y、NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、NR2C(=N
R2)NR2R2a、0〜2個のR4で置換されたC3〜10炭素環残基、およ
びNとOとSとからなる群から選択された1〜4個の複素原子を含有し、0〜2
個のR4aで置換された5〜10員の複素環系から選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−CR2(CR2R2b)(CH2)t−、−C
(O)−、−C(=NR1’’)−、−CR2(NR1’’R2)−、−CR2 (OR2)−、−CR2(SR2)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R 2a C(O)、−S(O)p−、−S(O)pCR2R2a−、−CR2R2a S(O)p−、−S(O)2NR2−、−NR2S(O)2−、−NR2S(O
)2CR2R2a−、−CR2R2aS(O)2NR2−、−NR2S(O)2 NR2−、−C(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2 R2a−、−NR2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−
、−CR2R2aNR2C(O)−、−NR2C(O)O−、−OC(O)NR 2 −、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2R2a−、−C
R2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR2R2a−から
選択され; Yは、CH2NR2R2a;CH2CH2NR2R2a;0〜2個のR4aで
置換されたC3〜10炭素環残基、およびNとOとSとからなる群から選択され
た1〜4個の複素原子を含有し、0〜2個のR4aで置換された5〜10員の複
素環系から選択され; R4は、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)r C(O)R2c、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、NR2C(O
)NR2R2a、C(=NR2)NR2R2a、C(=NS(O)2R5)NR 2 R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、C(O)NHC(=NR2)NR 2 R2a、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C 1〜4 アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、(CF2)rCF3、N
CH2R1’’、OCH2R1’’、SCH2R1’’、N(CH2)2(CH 2 )tR1’、O(CH2)2(CH2)tR1’、およびS(CH2)2(C
H2)tR1’ から選択され; あるいは、1個のR4は、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個の
複素原子を含有する5〜6員の芳香族複素環であり; R4aは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR2、(CH2)r−F、
(CH2)r−Br、(CH2)r−Cl、Cl、Br、F、I、C1〜4アル
キル、−CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2 c 、NR2C(O)R2b、C(O)NR2R2a、(CH2)rN=CHOR 3 、C(O)NH(CH2)2NR2R2a、NR2C(O)NR2R2a、C
(=NR2)NR2R2a、NHC(=NR2)NR2R2a、SO2NR2R 2a 、NR2SO2NR2R2a、NR2SO2−C1〜4アルキル、C(O)
NHSO2−C1〜4アルキル、NR2SO2R5、S(O)pR5、および(
CF2)rCF3から選択され; あるいは、1個のR4aは、NとOとSとからなる群から選択された1〜4個
の複素原子を含有し、0〜1個のR5で置換された5〜6員の芳香族複素環であ
り; R4bは、各々の場合、H、=O、(CH2)rOR3、F、Cl、Br、I、
C1〜4アルキル、−CN、NO2、(CH2)rNR3R3a、(CH2)r C(O)R3、(CH2)rC(O)OR3c、NR3C(O)R3a、C(O
)NR3R3a、NR3C(O)NR3R3a、C(=NR3)NR3R3a、
NR3C(=NR3)NR3R3a、SO2NR3R3a、NR3SO2NR3 R3a、NR3SO2−C1〜4アルキル、NR3SO2CF3、NR3SO2 −フェニル、S(O)pCF3、S(O)p−C1〜4アルキル、S(O)p−
フェニル、および(CF2)rCF3から選択され; R5は、各々の場合、CF3、C1〜6アルキル、0〜2個のR6で置換され
たフェニル、および0〜2個のR6で置換されたベンジルから選択され; R6は、各々の場合、H、OH、(CH2)rOR2、ハロ、C1〜4アルキ
ル、CN、NO2、(CH2)rNR2R2a、(CH2)rC(O)R2b、
NR2C(O)R2b、NR2C(O)NR2R2a、C(=NH)NH2、N
HC(=NH)NH2、SO2NR2R2a、NR2SO2NR2R2a、およ
びNR2SO2−C1〜4アルキルから選択され; R7は、各々の場合、H、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルカルボ
ニル、C1〜6アルコキシ、C1〜4アルコキシカルボニル、(CH2)n−フ
ェニル、C6〜10アリールオキシ、C6〜10アリールオキシカルボニル、C 6〜10 アリールメチルカルボニル、C1〜4アルキルカルボニルオキシC1〜 4 アルコキシカルボニル、C6〜10アリールカルボニルオキシC1〜4アルコ
キシカルボニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル、フェニルアミノカルボニ
ル、およびフェニルC1〜4アルコキシカルボニルから選択され; R8は、各々の場合、H、C1〜6アルキルおよび(CH2)n−フェニルか
ら選択され; あるいは、R7およびR8は結合して、NとOとSとからなる群から選択され
た0〜1個の追加の複素原子を含有する、5員または6員の飽和の環を形成し; R9は、各々の場合、H、C1〜6アルキル、および(CH2)n−フェニル
から選択され; nは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; mは、各々の場合、0、1、および2から選択され; pは、各々の場合、0、1、および2から選択され; rは、各々の場合、0、1,2、および3から選択され; sは、各々の場合、0、1、および2から選択され;および、 tは、各々の場合、0、1,2、および3から選択される ことを特徴とする化合物。 - 【請求項9】 以下の群から選択される請求項8に記載の化合物であって、 【化64】 【化65】 【化66】 【化67】 【化68】 【化69】 【化70】 【化71】 【化72】 【化73】 ここで、上記の式の化合物は、0〜2個のR3で置換され; Gは、以下の群から選択され: 【化74】 【化75】 【化76】 【化77】 【化78】 Aは、0〜2個のR4で置換された、次の炭素環および複素環系の1つから選
択され:フェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラ
ニル、モルホリニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、
イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキサジアゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3
,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジア
ゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1
,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、インドリル、
ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、
ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾリル; Bは、H、Y、X−Yから選択され; Xは、C1〜4アルキレン、−C(O)−、−C(=NR)−、−CR2(N
R2R2a)−、−C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)−、−C
(O)NR2−、−NR2C(O)−、−C(O)NR2CR2R2a−、−N
R2C(O)CR2R2a−、−CR2R2aC(O)NR2−、−CR2R2 a NR2C(O)−、−NR2C(O)NR2−、−NR2−、−NR2CR2 R2a−、−CR2R2aNR2−、O、−CR2R2aO−、および−OCR 2 R2a−から選択され; Yは、CH2NR2R2aまたはCH2CH2NR2R2aであり; あるいは、Yは、0〜2個のR4aで置換された、次の炭素環および複素環系
の1つから選択され:シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジル、ピリミジル、フラニル、モルホ
リニル、チオフェニル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、イソオキサゾ
リル、イソオキサゾリニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、1,2,3−オキ
サジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル
、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−
チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、
1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾ
リル、1,3,4−トリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、イン
ドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダ
ゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、およびイソインダゾ
リル; あるいは、Yは、次の二環式複素アリール環系から選択され; 【化79】 Kは、O、S、NH、およびNから選択され;そして、 sは、0である、 ことを特徴とする化合物。 - 【請求項10】 薬剤学的に許容される担体、および治療上有効な量の請求項1
、2、3、4、5、6、7、8、または9のいずれか1項に記載の化合物または
その薬剤学的に許容される塩を含むことを特徴とする薬剤組成物。 - 【請求項11】 血栓塞栓疾患を治療または予防する方法であって、それが必要
な患者に治療上有効な量の請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または9の
いずれか1項に記載の化合物またはその薬剤学的に許容される塩を投与すること
を特徴とする方法。 - 【請求項12】 治療に使用する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、また
は9のいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項13】 血栓塞栓疾患治療用の薬剤を製造するための請求項1、2、3
、4、5、6、7、8、または9のいずれか1項に記載の化合物の使用。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11362898P | 1998-12-23 | 1998-12-23 | |
US60/113,628 | 1998-12-23 | ||
US12763399P | 1999-04-02 | 1999-04-02 | |
US60/127,633 | 1999-04-02 | ||
PCT/US1999/030316 WO2000039131A1 (en) | 1998-12-23 | 1999-12-17 | Nitrogen containing heterobicycles as factor xa inhibitors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002533465A true JP2002533465A (ja) | 2002-10-08 |
Family
ID=26811284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000591042A Pending JP2002533465A (ja) | 1998-12-23 | 1999-12-17 | Xa因子阻害剤としての窒素を含む複素二環類 |
Country Status (26)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6413980B1 (ja) |
EP (1) | EP1140941B1 (ja) |
JP (1) | JP2002533465A (ja) |
KR (1) | KR100628407B1 (ja) |
CN (1) | CN100340559C (ja) |
AR (1) | AR024242A1 (ja) |
AT (1) | ATE280171T1 (ja) |
AU (1) | AU759711B2 (ja) |
BR (1) | BR9917080A (ja) |
CA (1) | CA2349330C (ja) |
DE (1) | DE69921358T2 (ja) |
DK (1) | DK1140941T3 (ja) |
EA (1) | EA004515B1 (ja) |
ES (1) | ES2232202T3 (ja) |
HK (1) | HK1052508B (ja) |
HR (1) | HRP990396A2 (ja) |
IL (2) | IL142959A0 (ja) |
MX (1) | MXPA01006502A (ja) |
MY (1) | MY138239A (ja) |
NO (1) | NO319816B1 (ja) |
NZ (1) | NZ511674A (ja) |
PT (1) | PT1140941E (ja) |
SI (1) | SI1140941T1 (ja) |
TW (1) | TWI225862B (ja) |
WO (1) | WO2000039131A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200103795B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017516845A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-06-22 | ノース チャイナ ファーマシューティカル カンパニー リミテッド | 血液凝固因子Xa阻害剤としてのヒドラジド化合物 |
JP2017530104A (ja) * | 2014-09-02 | 2017-10-12 | 石薬集団中奇制薬技術(石家庄)有限公司 | ピラゾロ[3,4−c]ピリジン誘導体 |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2001268712A1 (en) | 2000-06-23 | 2002-01-08 | Bristol-Myers Squibb Company | 1 - (heteroaryl-phenyl) - condensed pyrazol derivatives as factor Xa inhibitors |
US20040077605A1 (en) * | 2001-06-20 | 2004-04-22 | Salvati Mark E. | Fused heterocyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
EP1854798A3 (en) | 2000-09-19 | 2007-11-28 | Bristol-Myers Squibb Company | Fused heterocyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
US20040087548A1 (en) | 2001-02-27 | 2004-05-06 | Salvati Mark E. | Fused cyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
US6960595B2 (en) * | 2001-03-23 | 2005-11-01 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | 5-6 to 5-7 Heterobicycles as factor Xa inhibitors |
EP1379245A4 (en) | 2001-04-18 | 2006-07-26 | Bristol Myers Squibb Co | 1, 4, 5, 6-TETRAHYDROPYRAZOLO- 3, 4-C-PYRIDINE-7-ONE AS FACTOR XA HEMMER |
US6706730B2 (en) | 2001-04-18 | 2004-03-16 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | 1,4,5,6-tetrahydropyrazolo-[3,4-c]-pyridin-7-ones as factor Xa inhibitors |
EP1414449A4 (en) * | 2001-05-22 | 2005-04-06 | Bristol Myers Squibb Co | FACTOR XA BICYCLIC INHIBITORS |
TWI331526B (en) | 2001-09-21 | 2010-10-11 | Bristol Myers Squibb Pharma Co | Lactam-containing compounds and derivatives thereof as factor xa inhibitors |
JP4249621B2 (ja) | 2001-09-21 | 2009-04-02 | ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー | 第Xa因子阻害剤としてのラクタム含有化合物およびその誘導体 |
TW200302225A (en) | 2001-12-04 | 2003-08-01 | Bristol Myers Squibb Co | Substituted amino methyl factor Xa inhibitors |
AU2002350217A1 (en) * | 2001-12-04 | 2003-06-17 | Bristol-Myers Squibb Company | Glycinamides as factor xa inhibitors |
TW200303201A (en) * | 2001-12-10 | 2003-09-01 | Bristol Myers Squibb Co | Synthesis of 4,5-dihydro-pyrazolo [3,4-c] pyrid-2-ones |
ES2310622T3 (es) * | 2001-12-19 | 2009-01-16 | Bristol-Myers Squibb Company | Compuestos heterociclicos condensados y analogos de los mismos, moduladores de la funcion de los receptores nucleares de hormonas. |
CN101613321A (zh) | 2002-03-05 | 2009-12-30 | 特兰斯泰克制药公司 | 抑制配体与高级糖化终产物受体相互作用的单和双环吡咯衍生物 |
WO2003099276A1 (en) | 2002-05-10 | 2003-12-04 | Bristol-Myers Squibb Company | 1,1-disubstituted cycloalkyl derivatives as factor xa inhibitors |
ES2543588T3 (es) | 2002-12-03 | 2015-08-20 | Pharmacyclics Llc | Derivados de 2-(2-hidroxibifenil-3-il)-1H-benzoimidazol-5-carboxamidina como inhibidores del factor VIIa |
US7429581B2 (en) | 2002-12-23 | 2008-09-30 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Pyrazole-derivatives as factor Xa inhibitors |
BR0317659A (pt) * | 2002-12-23 | 2005-12-06 | Aventis Pharma Gmbh | Derivados de pirazol como inibidores de fator xa |
EP1479678A1 (en) * | 2003-05-19 | 2004-11-24 | Aventis Pharma Deutschland GmbH | Pyrazole-derivatives as factor xa inhibitors |
US7122557B2 (en) * | 2003-03-18 | 2006-10-17 | Bristol-Myers Squibb Company | Sulfonyl-amidino-containing and tetrahydropyrimidino-containing compounds as factor Xa inhibitors |
US7135469B2 (en) * | 2003-03-18 | 2006-11-14 | Bristol Myers Squibb, Co. | Linear chain substituted monocyclic and bicyclic derivatives as factor Xa inhibitors |
EP1479675A1 (en) * | 2003-05-19 | 2004-11-24 | Aventis Pharma Deutschland GmbH | Indazole-derivatives as factor Xa inhibitors |
BRPI0410436A (pt) * | 2003-05-20 | 2006-05-30 | Transtech Pharma Inc | antagonistas de rage como agentes para amiloidose reversa e doenças associadas com a mesma |
US7022850B2 (en) | 2003-05-22 | 2006-04-04 | Bristol-Myers Squibb Co. | Bicyclicpyrimidones and their use to treat diseases |
JP2007506787A (ja) | 2003-09-23 | 2007-03-22 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | プロテインキナーゼインヒビターとしてのピラゾロピロール誘導体 |
MXPA06009301A (es) | 2004-02-24 | 2007-01-26 | Sumitomo Chem Takeda Agro Co | Composiciones insecticidas. |
CA2575188A1 (en) | 2004-08-18 | 2006-02-23 | Astrazeneca Ab | Enantiomers of selected fused pyrimidones and uses in the treatment and preventi on of cancer |
US20060069085A1 (en) * | 2004-09-28 | 2006-03-30 | Rulin Zhao | Preparation of 4,5-dihydro-pyrazolo[3,4-c]pyrid-2-ones |
US7381732B2 (en) * | 2004-10-26 | 2008-06-03 | Bristol-Myers Squibb Company | Pyrazolobenzamides and derivatives as factor Xa inhibitors |
MX2007008290A (es) | 2005-01-07 | 2008-02-15 | Synta Pharmaceuticals Corp | Compuestos para inflamacion y usos inmuno-relacionados. |
JP2010509392A (ja) * | 2006-11-13 | 2010-03-25 | ファイザー・プロダクツ・インク | ジアリール、ジピリジニルおよびアリール−ピリジニル誘導体ならびにその使用 |
JP5352450B2 (ja) | 2007-04-18 | 2013-11-27 | キッセイ薬品工業株式会社 | 縮合複素環誘導体、それを含有する医薬組成物及びその医薬用途 |
EP2147922B1 (en) | 2007-04-18 | 2017-08-02 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | Fused heterocyclic derivative, pharmaceutical composition comprising the derivative, and use of the composition for medical purposes |
WO2011041198A1 (en) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | Transtech Pharma, Inc. | Substituted imidazole derivatives for treatment of alzheimers disease |
CN102770126A (zh) | 2010-02-25 | 2012-11-07 | 百时美施贵宝公司 | 阿哌沙班制剂 |
WO2012168364A1 (en) | 2011-06-10 | 2012-12-13 | Dipharma Francis S.R.L. | Apixaban preparation process |
CN104109165A (zh) * | 2013-04-19 | 2014-10-22 | 四川海思科制药有限公司 | 4,5-二氢-吡唑并[3,4-c]吡啶-2-酮衍生物、其制备方法以及应用 |
CN103992310B (zh) * | 2013-05-14 | 2016-07-06 | 中国医学科学院医药生物技术研究所 | 一组取代苯并杂环胺衍生物及其制备方法和作为impdh抑制剂的相关应用 |
WO2014202027A1 (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 四川海思科制药有限公司 | 4,5-二氢吡唑并[3,4-c]吡啶-2-酮的螺环衍生物、其制备方法以及应用 |
AR096816A1 (es) | 2013-07-08 | 2016-02-03 | Bayer Cropscience Ag | Derivados de arilsulfuro y arilsulfóxido de seis miembros enlazados con c-n como agentes para combatir parásitos |
CN105745212B (zh) * | 2013-12-06 | 2017-09-12 | 四川海思科制药有限公司 | 取代的4,5‑二氢吡唑并[3,4‑c]吡啶‑2‑酮的螺环衍生物及应用 |
WO2015162551A1 (en) | 2014-04-21 | 2015-10-29 | Mylan Laboratories Ltd | Process for the preparation of apixaban |
CN105085515B (zh) * | 2014-05-22 | 2019-02-01 | 华北制药股份有限公司 | 作为凝血因子Xa抑制剂的酰肼类化合物 |
WO2016035007A2 (en) | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Unichem Laboratories Limited | An improved process for the preparation of apixaban and intermediates thereof |
CN104277037B (zh) * | 2014-09-19 | 2015-12-09 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有螺环的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104311574B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-04-20 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有噻唑的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104311557B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-01-06 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有二酮取代基的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104311575B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-04-20 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有稠环的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104277039B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-06-01 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有取代丁炔基的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104311555B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-04-20 | 广东东阳光药业有限公司 | 吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104311556B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-06-01 | 广东东阳光药业有限公司 | 含有环氧烷基取代基的吡唑并哌啶酮类化合物及其组合物及用途 |
CN104530029B (zh) * | 2014-12-09 | 2017-04-12 | 广东东阳光药业有限公司 | 作为Xa因子抑制剂的杂环化合物及其使用方法和用途 |
CN104513239B (zh) * | 2014-12-10 | 2017-08-22 | 沈阳药科大学 | 吡唑并[3,4‑c]吡啶‑7‑酮类化合物及其应用 |
US10077263B2 (en) | 2016-04-29 | 2018-09-18 | Optimus Drugs Private Limited | Process for the preparation of Apixaban |
US11510909B2 (en) | 2017-02-17 | 2022-11-29 | Unichem Laboratories Ltd. | Pharmaceutical composition of apixaban |
CN107235986B (zh) * | 2017-05-27 | 2019-04-12 | 华南师范大学 | 一种合成氮氧杂桥联唑啉化合物的方法 |
GB201807014D0 (en) | 2018-04-30 | 2018-06-13 | Univ Leeds Innovations Ltd | Factor xlla inhibitors |
AU2019339777B2 (en) | 2018-09-12 | 2022-09-01 | Novartis Ag | Antiviral pyridopyrazinedione compounds |
KR102128509B1 (ko) * | 2018-12-19 | 2020-07-01 | 한국과학기술연구원 | 말단 아민기에 아릴 또는 헤테로아릴기가 치환된 신규한 히드라존 유도체 및 이의 용도 |
KR20220070005A (ko) | 2019-09-26 | 2022-05-27 | 노파르티스 아게 | 항바이러스성 피라졸로피리디논 화합물 |
GB202107722D0 (en) | 2021-05-28 | 2021-07-14 | Lunac Therapeutics Ltd | Factor XIIA Inhibitors |
TW202334142A (zh) | 2021-11-12 | 2023-09-01 | 香港商英矽智能科技知識產權有限公司 | 泛素特異性蛋白酶1(usp1)之小分子抑制劑及其用途 |
CN113956248B (zh) * | 2021-11-12 | 2023-07-04 | 贵州中医药大学 | 一种具有抗炎作用的化合物衍生物及其制备方法和应用 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3365459A (en) * | 1964-09-08 | 1968-01-23 | Ciba Geigy Corp | Certain tetrahydro pyrazolo-pyridine and pyrazolo-piperidine derivatives |
US3423414A (en) * | 1966-01-13 | 1969-01-21 | Ciba Geigy Corp | Pyrazolopyridines |
WO1993003032A1 (en) * | 1991-08-07 | 1993-02-18 | Suntory Limited | Pyrroloazepine compound |
JPH05202050A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-08-10 | Pfizer Inc | ピラゾロピリミジノン抗狭心性薬剤 |
JP2000501105A (ja) * | 1995-12-22 | 2000-02-02 | デュポン ファーマシューティカルズ カンパニー | 新規なインテグリン受容体アンタゴニスト |
JP2000514447A (ja) * | 1996-07-12 | 2000-10-31 | デュパン、ジャン―ピエール | 血栓溶解活性を有する複素環式化合物及び血栓症治療のためのそれらの使用 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3340269A (en) * | 1964-09-08 | 1967-09-05 | Ciba Geigy Corp | 1-substituted 4-acyl-2, 3-dioxo-piperidine |
US3939161A (en) * | 1973-10-29 | 1976-02-17 | Abbott Laboratories | 1,3-Dimethyl- 1H-pyrazolo(4,3-D) pyrimidine-7 (6H)-ones |
JPS5721388A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-04 | Nippon Nohyaku Co Ltd | Condensed pyrazole derivative |
JPS63145282A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Taiyo Yakuhin Kogyo Kk | ピリダジン誘導体 |
WO1994020460A1 (en) | 1993-03-11 | 1994-09-15 | Smithkline Beecham Corporation | Chemical compounds |
JP2944048B2 (ja) * | 1993-07-06 | 1999-08-30 | フアイザー・インコーポレイテツド | 二環式テトラヒドロピラゾロピリジン |
KR970707124A (ko) * | 1994-10-20 | 1997-12-01 | 스피겔 알렌 제이 | 비사이클릭 테트라하이드로 피라졸로피리딘 및 약제로서 이의 용도(bicyclic tetrahydro pyrazolopyridines and their use as medicaments) |
US6323201B1 (en) * | 1994-12-29 | 2001-11-27 | The Regents Of The University Of California | Compounds for inhibition of ceramide-mediated signal transduction |
EP0807633B1 (en) * | 1996-05-15 | 2002-11-06 | Pfizer Inc. | Novel 2,3-disubstituted-(5,6)- heteroarylfused-pyrimidine-4-ones |
HUP0100179A3 (en) * | 1997-07-03 | 2002-12-28 | Bristol Myers Squibb Pharma Co | Imidazopyrimidine and imidazopyridine derivatives and pharmaceutical compositions thereof |
WO1999050255A2 (en) * | 1998-03-27 | 1999-10-07 | Du Pont Pharmaceuticals Company | Disubstituted pyrazolines and triazolines as factor xa inhibitors |
DE19845153A1 (de) | 1998-10-01 | 2000-04-06 | Merck Patent Gmbh | Imidazo[4,5]-pyridin-4-on-derivate |
DE19900471A1 (de) | 1999-01-08 | 2000-07-13 | Merck Patent Gmbh | Imidazo[4,5c]-pyridin-4-on-derivate |
HUP0203954A2 (hu) | 1999-09-17 | 2003-03-28 | Millennium Pharmaceuticals, Inc. | Xa faktor inhibitorok |
-
1999
- 1999-12-17 BR BR9917080-9A patent/BR9917080A/pt not_active Application Discontinuation
- 1999-12-17 AU AU23717/00A patent/AU759711B2/en active Active
- 1999-12-17 SI SI9930721T patent/SI1140941T1/xx unknown
- 1999-12-17 AT AT99967444T patent/ATE280171T1/de active
- 1999-12-17 EA EA200100688A patent/EA004515B1/ru not_active IP Right Cessation
- 1999-12-17 EP EP99967444A patent/EP1140941B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-17 WO PCT/US1999/030316 patent/WO2000039131A1/en active IP Right Grant
- 1999-12-17 PT PT99967444T patent/PT1140941E/pt unknown
- 1999-12-17 JP JP2000591042A patent/JP2002533465A/ja active Pending
- 1999-12-17 CN CNB998147710A patent/CN100340559C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-12-17 CA CA002349330A patent/CA2349330C/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-17 KR KR1020017007991A patent/KR100628407B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-12-17 MX MXPA01006502A patent/MXPA01006502A/es active IP Right Grant
- 1999-12-17 IL IL14295999A patent/IL142959A0/xx unknown
- 1999-12-17 DE DE69921358T patent/DE69921358T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-17 NZ NZ511674A patent/NZ511674A/en not_active IP Right Cessation
- 1999-12-17 ES ES99967444T patent/ES2232202T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-17 DK DK99967444T patent/DK1140941T3/da active
- 1999-12-21 HR HR990396A patent/HRP990396A2/hr not_active Application Discontinuation
- 1999-12-22 MY MYPI99005666A patent/MY138239A/en unknown
- 1999-12-22 US US09/470,326 patent/US6413980B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-23 AR ARP990106759A patent/AR024242A1/es active IP Right Grant
-
2000
- 2000-01-15 TW TW088122748A patent/TWI225862B/zh not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-05-03 IL IL142959A patent/IL142959A/en not_active IP Right Cessation
- 2001-05-10 ZA ZA200103795A patent/ZA200103795B/en unknown
- 2001-06-20 NO NO20013072A patent/NO319816B1/no not_active IP Right Cessation
- 2001-07-03 US US09/898,279 patent/US6673810B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-07-04 HK HK03104763.4A patent/HK1052508B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3365459A (en) * | 1964-09-08 | 1968-01-23 | Ciba Geigy Corp | Certain tetrahydro pyrazolo-pyridine and pyrazolo-piperidine derivatives |
US3423414A (en) * | 1966-01-13 | 1969-01-21 | Ciba Geigy Corp | Pyrazolopyridines |
JPH05202050A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-08-10 | Pfizer Inc | ピラゾロピリミジノン抗狭心性薬剤 |
WO1993003032A1 (en) * | 1991-08-07 | 1993-02-18 | Suntory Limited | Pyrroloazepine compound |
JP2000501105A (ja) * | 1995-12-22 | 2000-02-02 | デュポン ファーマシューティカルズ カンパニー | 新規なインテグリン受容体アンタゴニスト |
JP2000514447A (ja) * | 1996-07-12 | 2000-10-31 | デュパン、ジャン―ピエール | 血栓溶解活性を有する複素環式化合物及び血栓症治療のためのそれらの使用 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017516845A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-06-22 | ノース チャイナ ファーマシューティカル カンパニー リミテッド | 血液凝固因子Xa阻害剤としてのヒドラジド化合物 |
JP2017530104A (ja) * | 2014-09-02 | 2017-10-12 | 石薬集団中奇制薬技術(石家庄)有限公司 | ピラゾロ[3,4−c]ピリジン誘導体 |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1140941B1 (en) | Nitrogen containing heterobicycles as factor xa inhibitors | |
US6506771B2 (en) | Heteroaryl-phenyl heterobicyclic factor Xa inhibitors | |
AU746586B2 (en) | Quinazolinone inhibitors of cGMP phosphodiesterase | |
KR102449652B1 (ko) | Rock의 억제제로서의 스피로-융합 시클릭 우레아 | |
EP3548468B1 (en) | Tricyclic rho kinase inhibitors | |
AU747776B2 (en) | Thrombin inhibitors | |
JP2003513015A (ja) | ポリ(adp−リボース)ポリメラーゼの三環系阻害剤 | |
JP2003516989A (ja) | Gaba受容体リガンドとしてのピラゾロ−ピリジン誘導体 | |
MX2013005773A (es) | Inhibidores de kat ii. | |
WO2002080853A2 (en) | Fused heterocyclic inhibitors of factor xa | |
BG64989B1 (bg) | Заместено триазолопиридазиново производно фармацевтични състави, получени от него | |
CA2453962A1 (en) | Diazacycloalkanes as oxytocin agonists | |
US6858616B2 (en) | Nitrogen containing heterobicycles as factor Xa inhibitors | |
CA2513220A1 (en) | Benzamide derivatives as oxytocin agonists and vasopressin antagonists |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040616 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040616 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100722 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101116 |