JP2002532365A - 糸を回転駆動される巻き取りボビンに横振り供給するための糸ガイド - Google Patents

糸を回転駆動される巻き取りボビンに横振り供給するための糸ガイド

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Abstract

(57)【要約】 本発明はテキスタイル機械の巻き取り装置内であや振りボビンを生ぜしめるために回転駆動される巻き取りボビン(1)に糸(5)を横振り供給するための糸ガイド(6)に関する。本発明の課題は、このような糸ガイドの駆動装置を改善することである。本発明によればこの課題は、電気機械的な駆動装置(15,15′,15″,16,16′,18,18′)が磁界内に位置するエアギャップ(17)を有しており、このエアギャップに沿って複数の磁石(18,18′)が配置されているようにすることによって、解決される。糸ガイド(6)にはエアギャップ(17)内に漬かる少なくとも1つの電気コイル(15)が配置されている。この電気コイルには制御して電流を流すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載した形式の、テキスタイル機械の巻き取
り装置で綾巻きボビンを生ぜしめるために糸を回転駆動される巻き取りボビンに
横振り供給するための糸ガイドに関する。
【0002】 テキスタイルボビンを生ぜしめるためには、一面ではボビンを回転せしめ、か
つ他面では回転するボビンに巻き取られる糸をボビン軸線に沿って横振りするこ
とが、原理的に必要である。糸が極めてゆっくりと横振りされると、充分に平行
な巻き条を有するボビンが生ずる。このようなボビンがより大きな体積を有し、
かつボビン軸線に対してほぼ直角に配置された平らな端面を有しているようにす
る場合には、巻き体の両側に制限ディスクが必要である。これらの制限ディスク
は、糸が迅速に横振りされて、綾巻きが生ずるときには、避けることができる。
この場合、大きな巻き取り速度は極めて大きな横振り率も必要とする。
【0003】 このために、ボビン軸線に対して平行に向きを定められた、例えばベルトのよ
うな駆動手段を使用することができる。EP 0 311 827 A2 はこのような糸ガイド
を記載しており、この糸ガイドにおいてはベルトはマイクロプロセッサ制御され
るステップモータによって駆動される。この場合大きな往復速度を達成すること
ができ、かつ糸ガイドは比較的に正確に制御することができる。
【0004】 往復運動を生ぜしめるために、いわゆる溝付きドラムも広められており、この
溝付きドラムは高速巻き取り機においてはしばしば綾巻きボビンの外周駆動を同
時に行う。しかしながらこの場合、ボビン巻き取り量に無関係に、常に同じ巻き
付け角度が与えられており、その際ボビンと駆動ドラムとの間の特定の回転数比
においていわゆる巻き取り像が生じ、これは後の巻きほぐしの際に著しい問題を
もたらす。したがって背景技術においては多数の像妨害法が記載されている。
【0005】 したがって、所定の巻き取り像、例えば精密巻き取りあるいは段階精密巻き取
りを生ぜしめ得るようにするためには、ボビンの駆動装置を糸ガイドから分離し
なければならない。このことはなかんずく、既に述べた溝付きドラムを巻き取り
ボビンから間隔をおいて配置し、巻き取りボビンが別個に駆動されているように
することによっても、可能である。この場合ドラム溝内で普通は糸ガイドが滑動
する。このシステムは慣性により欠点を負わされている。
【0006】 ずっと以前から、いわゆるフィンガ糸ガイドも公知であり(例えば DE-AS 11
31 575、DE-OS 15 60 360)、このフィンガ糸ガイドにおいてはフィンガ状の糸
ガイドが巻き取りボビン軸線に対してほぼ垂直に配置された軸線を中心にして旋
回可能である。ここに記載されている糸ガイドとして役立つフィンガの普通の機
械的な駆動装置の代わりに、これまでに、例えば EP 0 808 791 A2 あるいはジ
ャンルを形成する EP 0 838 442 A1 に示されているように、電気機械的な駆動
装置が提案されている。しかしながらこれらの文献には、電気モータについて述
べられているに過ぎない。モータの回転運動を、調節慣性を高める伝動手段を介
して糸ガイドフィンガの旋回運動に変換するか、あるいは直接に糸ガイドフィン
ガを駆動し、ステップモータの場合にはあらかじめ与えることのできるステップ
数を介して所望の旋回角度を生ぜしめるモータを使用するのである。大きな速度
及び高周波数の運動方向逆転の場合には、ステップ誤差が生じ、これが駆動装置
の持続的な調節及びその結果巻き付け誤差をもたらす。
【0007】 更に普通の電気モータ、例えば電子的に整流されるモータの場合には、一面で
は逆転点において必要な大きなモーメントを生ぜしめること、しかし他面では旋
回運動だけを行うロータの質量をわずかにして、生ずる質量慣性が必要なモーメ
ントを更に高めないようにすることが、困難である。
【0008】 したがって本発明の課題は、上位概念の糸ガイドの駆動装置を改善することで
ある。
【0009】 この課題は本発明によれば、請求項1の特徴構成要件によって解決される。
【0010】 本発明は有利には請求項2から19までの特徴によって展開せしめられる。
【0011】 本発明によるエアギャップの内部では比較的に大きな磁束密度を生ぜしめるこ
とができ、その際損失は、エアギャップのわずかな寸法決め及びわずかな磁気抵
抗を有するヨークの充分な寸法決めの際に、わずかである。磁力線の範囲内に存
在するコイルに電流を流すことによって、糸ガイドを変位させるのに必要なモー
メントが達成される。
【0012】 コイルの寸法決めは、磁力線が貫通する本発明によるエアギャップのギャップ
幅への適合と密接に関連している。エアギャップ内で延びるコイルの巻き線条の
、糸ガイドの旋回軸線に対する間隔は、駆動装置によって生ぜしめることのでき
るモーメントの大きさを決定する。このモーメントはコイルの質量慣性に比して
大きい。振動に関与する部材の残りの部分は極めて軽量の材料から製作すること
ができ、生ずる力に対して必要な安定性を有しているだけでよく、したがってわ
ずかな質量慣性が生じる。
【0013】 エアギャップひいてはまた磁界を生ぜしめるためのすべてのエレメントは電気
コイルの旋回範囲にわたって延びているだけでよく、該旋回範囲は糸ガイドの最
大限調整可能な横振り行程に相応している。これにより構造経費が相応して節減
される。同様に、振動中に相応して寸法決めされたスリットに沿って往復に動く
単に1つの電気コイルしか必要でない。前述のように、旋回運動に関与するエレ
メントが可及的にわずかな質量を有していることは特に重要である。それは、糸
ガイドの振動の死点の範囲において著しい角加速度を実現しなければならず、し
たがって振動する部分の質量慣性が大きい場合には極めて大きなモーメントを生
ぜしめなければならないからである。この場合考慮しなければならないことは、
巻き取り機で綾巻きボビンを製作する場合に30Hzまでの糸ガイドの振動周波
数が必要であるということである。
【0014】 磁界を生ぜしめるためには、エアギャップの一方の側に磁石が配置されている
だけで充分である。この場合エアギャップの他方の側には直接にヨークが配置さ
れており、同様に磁石装置の後側にもヨークが配置されている。これにより磁力
線は大部分にわたって良好に磁性のヨークの内部を延びる。エアギャップは、既
に述べたように、わずかに寸法決めしておくことができ、したがって磁気抵抗は
やはり制限されている。
【0015】 しかしながら、エアギャップの両側に磁石を配置することも可能であり、これ
によって磁束密度を更に高め、より大きなモーメントを達成することができる。
【0016】 磁石は代替的に、電流供給部に接続しておかなくてもよい永久磁石であるか、
あるいはより大きな磁束密度ひいてはより大きな出力を達成することができる電
磁石であることができる。
【0017】 請求項7に記載した配置においては、電気コイルの両方の巻き線条に、同じ方
向付けの同じモーメントがそれぞれ作用せしめられることが、保証されている。
このことは、逆向きの電流流れ方向並びに逆向きの磁束方向から生じる。この場
合指摘しなければならないことは、システムを大きな効率で運転するためには同
じ方向のモーメントが必要ではあるが、しかし、モーメントの大きさが両方の巻
き線条において同一であることは必ずしも必要ではないということである。異な
った大きさは例えば、磁界が異なった強さであるか、あるいは巻き線条の、それ
にその都度所属している磁界の内部における延びが互いに異なっているときに、
生ずることがある。
【0018】 駆動モーメントの作用方向が同じままである間、整流が必要である電子的に整
流されるモータと異なって、本発明においては、電流の方向変化は直接的に駆動
モーメントの正負符号の逆転をもたらす。このこと自体は振動する糸ガイドの直
接駆動装置の制御を簡単化する。
【0019】 エアギャップ及び所属の電気コイルの特に有利な配置は請求項8及び9に記載
されている。この場合、モーメントを生ぜしめるために必要なかつエアギャップ
内で延びている電気コイルの巻き線条は、糸ガイドの回転点に対する比較的に大
きな間隔内に完全に配置されており、したがってレバー作用によって比較的に大
きなモーメントを生ぜしめることができる。
【0020】 これに対し、請求項10及び11に記載されているような本発明による構成で
は、電気コイルのモーメントを生ぜしめる巻き線条の一部が糸ガイドの回転点の
比較的に近くに配置されている。この場合指摘すべきことは、回転点からの距離
に関して相応する限界を維持しなければならないということである。それは、コ
イルは回転点からの間隔が大きくなると、駆動に逆作用する慣性モーメントの増
大も生ぜしめるからである。しかしながらこの例では、電気コイルの巻き線の、
モーメントの発生に関与していない大部分はモーメントの発生に関与している巻
き線条よりも半径方向で更に外方に位置している。しかし駆動モーメントに関し
て受動的なこのコイル部分は、糸ガイドの回転点からのその大きな間隔に基づい
て、より大きな糸ガイドの慣性モーメントに寄与する。
【0021】 しかし全体として、本発明のこの変化形においても、駆動装置は極めて容易に
制御若しくは調節することができ、簡単に構成されており、かつ大きな効率を有
している。
【0022】 モーメントの大きさ及び方向は運動の各位相において電流を制御若しくは調節
することによって調整される。このことはマイクロプロセッサの形の制御装置を
介して行うことができ、このマイクロプロセッサは電圧若しくは電流の強さ及び
方向を所定のプログラムに従って角度及び時間に関連して制御して、横振り幅を
介してその都度所望の糸の巻き付け角度が生じるようにし、若しくは横繰り幅あ
るいは横繰り点も調整することができる。相応するセンサ装置によってその都度
の角度が検出され、目標値の維持が検査され、かつ必要な場合には現在値が調節
によって目標値に再び適合せしめられる。このために公知のPID調節器を使用
することができるのに対し、瞬間角度の検出のためには例えば公知の赤外線光電
検出系を使用することができ、この赤外線光電検出系は旋回軸線に対して同心的
に配置されたマークを走査する。
【0023】 既に述べたように、行程路の大部分にわたって作用させるべきモーメントは極
めてわずかであるのに対し、糸ガイドの逆転点における角加速度が極めて大きい
ために、この範囲においては極めて大きなモーメントを生ぜしめなければならな
い。公知の出力段によって電気コイルに飛躍的に強い電流を流すために、相応し
て大きな電圧値を達成するために、この出力段は大きな運転電圧で運転しなけれ
ばならない。更に、ここで必要であるような衝撃的な電圧変化を公知の出力段の
内部で生ぜしめることは困難であると判明した。パルス幅変調を介しての出力段
の普通のデジタル制御では、要求される電圧ピークのために、極端にわずかなパ
ルス幅と極端に大きなパルス幅とが交番しなければならないことになる。これら
の極端にわずかなパルス幅は制御技術に対する要求を増大させる。更に、運転時
間の大部分に対して明確に過度に大きな運転電圧の場合には、必要なわずかな電
圧を調整するのに必要なパルス幅変調は著しい損失出力をもたらす。
【0024】 これらの欠点を回避するために、更に本発明によれば、第2の電圧供給源を設
け、この第2の電圧供給源において第1の電圧供給源の複数倍の運転電圧が用意
されているようにすることを提案する。この第2の電圧供給源は糸ガイドの逆転
点において電気コイルに接続され、したがってここで必要な衝撃的な大きなモー
メントが生ぜしめられ、その場合全体として大きな損失出力は生じない。
【0025】 相応して寸法決めされたコンデンサを使用することによって、第2の電圧供給
源に衝撃的に必要な電圧を用意することができる。このコンデンサによって、こ
の電圧が早期に崩壊しないことも、防護される。
【0026】 コンデンサが充電ポンプによって、その都度コンデンサの2つのスイッチ開成
の間に充電されると、特に有利である。この場合振動システムの周波数に関連し
て、充電ポンプを次のように、すなわち必要な充電期間が順次に続く2つのスイ
ッチ開成の間の時間に相応しているように、調整することができる。これによっ
て充電ポンプの連続的な運転が可能である。
【0027】 達成可能は大きな角加速度は糸ガイドひいては糸の、往復運動幅の終端点の範
囲における滞在時間を短縮する。このこと自体は、綾巻きボビンの縁領域におけ
る糸の滞在時間がその他の範囲における滞在時間に近づけられることによって、
綾巻きボビンの密度の均一化を生ぜしめる。
【0028】 この場合本発明による電気機械的な駆動装置はなお、極めて大きなモーメント
を伴う極めて大きな電圧を電気コイルに作用させることができ、その場合普通の
電気モータにおけるような飽和現象が生じることはないという利点を有している
。第2の電圧供給源あるいはコンデンサ放電によって衝撃的に用意される大きな
電圧によって、電気コイルを流れる電流は著しく迅速に増大し、したがって比例
した回転モーメントも相応して迅速に増大することができる。
【0029】 運動方向逆転を補助するために、本発明の範囲内で、自体公知の形式で逆転点
に機械的なエネルギ蓄積器を使用することも可能である。これによってこの範囲
において必要なモーメント最大値が減少する。しかしながら、前述のように慣性
モーメントを最小化するために可及的に軽量であるようにする糸ガイドは、明確
により安定に、ひいてはより重く、構成しなければならない。更に糸ガイドは大
きな騒音を発生するようになり、耐用寿命が短くなる。また糸ガイドがエネルギ
蓄積器内に走入する際のモーメント飛躍によって調節器の調節品度が損なわれる
【0030】 糸ガイドと共に、ほぼ調和して振動する機械的なシステムを形成するエネルギ
蓄積器を使用することは、駆動装置の負荷を軽減させ、換言すれば駆動装置に供
給すべきエネルギを減少させ、かつ、単に縁範囲にだけ配置されているばねの前
述の欠点を有していない。このエネルギ蓄積器は駆動モーメント自乗のグラフの
下側の面積を、このようなエネルギ蓄積器のない場合に必要である値の1/3に
まで減少させる。このことはなかんずく、大きな負荷の場合でも駆動装置が過熱
されないことを意味する。この場合考慮すべきことは、駆動装置のより大きな寸
法決めによる問題は多くの場合解決することができないということである。それ
はコイル質量が振動する部分の質量慣性ひいては振動を生ぜしめるのに必要なモ
ーメントを増大させるからである。
【0031】 エネルギ蓄積器としては、ばね、特にねじりコイルばねが使用される。この場
合左右ほぼ30°の変位に対しては、特に帯材から成る渦巻きばねを有利に使用
することができる。それは、この範囲においては両方の方向でばね特性曲線が同
じように上昇するからである。
【0032】 1つの渦巻きばねの代わりに2つの渦巻きばねを使用することも可能である。
これによってばね特性曲線の所望の経過をより良く調整することができる。更に
、振動する部分の両側に配置された渦巻きばねは電気コイルに電流を供給するの
に役立つことができる。
【0033】 両方の振動方向で同じばね力経過が確実に達成されるようにするために、渦巻
きばねは逆向きの巻き方向を有しているようにする。
【0034】 しかしこのことは、糸ガイドの休止位置からの変位角度が限界値を超えるとき
に、初めて意味を有している。それはその場合ばねの開閉の際のばね特性曲線の
経過が相違するからである。
【0035】 しかしこのことは、運動方向逆転の範囲において既にばね特性曲線の累進的な
経過が生ずるときに、振動振幅がよりわずかな場合でも既に生じることがある。
このばね選択は、最大のモーメントが必要である範囲における駆動を補助する。
【0036】 以下においては、実施例によって本発明を詳細に説明する。
【0037】 図1に示した巻き取り装置の部分においては、綾巻きボビン1を認めることが
でき、この綾巻きボビンは支持ローラ3上に乗っている。綾巻きボビン1はその
巻き管2をもって図示していない巻き枠に支承されている。綾巻きボビンの駆動
は巻き枠の管皿の1つを介して行われ、管皿は巻き管2をそれらの間に締め付け
ている。代替的に、支持ローラ3の代わりに駆動ドラムを設けることができ、こ
の駆動ドラムによって前述の綾巻きボビン1の直接駆動のように外周駆動が行わ
れる。
【0038】 綾巻きボビン1に供給される糸5は糸ガイド6のフォーク形の案内エレメント
6′の内部を導かれる。往復案内4は糸を直線案内するもので、この直線案内は
、糸が常に支持ローラ3と綾巻きボビン1との間の締め付け線に対して一定不変
のかつ可及的に短い間隔で綾巻きボビンに供給されるようにするために必要であ
る。このことは綾巻きボビン1の満足し得る巻き組織を達成するために必要なこ
とである。
【0039】 往復案内4を介して直線案内する代わりに、往復案内4の位置に沿ってしゅう
動可能に支承されている、糸案内環を有している部材を、糸ガイド6に相応する
レバーにより駆動することも考えられる。しかしながらこの場合、大きな往復周
波数の場合に全システムに不利に作用する付加的な慣性力及び摩擦力を克服しな
ければならないことを考えなければならない。
【0040】 糸ガイド6は保持部6″を介して軸7上に固定されている。この軸7自体は、
図2から分かるように、ケーシング8の側壁9及び10に配置されている転がり
軸受け12及び13内で軸受けされている。糸ガイド6の運動方向逆転の際に慣
性に基づく転動体の継続回転を制限するために、転がり軸受けは通常よりも強く
緊定しておくことができる。しかし代替的に、別の軸受け、例えば磁気をベース
とする軸受けを使用することも考えられる。
【0041】 やはり軸7上に、ブランコ形のコイル支持体14が固定されている。このコイ
ル支持体の側方の舌状の突出部14′及び14″は、金属の帯材から製作された
渦巻きばね20及び21の内方に向いている舌状部と結合されている。両方の渦
巻きばね20及び21は逆の回転方向に巻かれている。コイル15はコイル支持
体14上に、その中心軸線が糸ガイド6の回転軸線と交差するように、巻かれて
いる。
【0042】 ケーシング8の側壁9及び10には渦巻きばね20及び21の保持部20′及
び21′が固定されている。これらの保持部20′及び21′内に両方の渦巻き
ばね20及び21が締め込まれている。
【0043】 図2において複矢印で示されているように、保持部は側壁9及び10に関する
その位置を長孔41及び41′内でのしゅう動によって調節可能である。この調
節可能性は、糸ガイド6がその休止位置において振動振幅の範囲内の中央位置を
占めるようにするために、少なくとも両方の保持部の一方に対して必要である。
両方の渦巻きばねの調節は、この中央位置が同時に両方のばね特性曲線のゼロ点
であるようにすることを可能にする。
【0044】 コイル15への電流供給は、供給導線38及び38′を経て保持部20′及び
21′に、渦巻きばね20及び21を経て軸7における渦巻きばねの固定点に、
かつそこから供給導線37及び37′を経てコイル15に行われる。この形式で
、それぞれ固定されている供給導線が相対運動にさらされていないことが保証さ
れる。相対運動は渦巻きばね20及び21により吸収される。しかしながら、大
きな可とう性を有しているほかの供給導線ももちろん考えることができる。この
場合運動を限定するために、これらの供給導線は可及的に軸7の近くに位置させ
る。
【0045】 強磁性の材料から成っている内側ヨーク16は、図1に見られるように、リン
グセグメントの形状を、かつ、図2に見られるように、長方形の横断面を有して
いる。リングセグメント状の内側ヨークの外周に向き合って、やはりリングセグ
メント状の外側ヨーク16′上に磁石装置18,18′が固定されている。内側
ヨーク16の外周と磁石装置18,18′との間にエアギャップ17が構成され
ており、このエアギャップはその長さにわたって一定不変のギャップ幅を有して
いる。しかしながらこの一定不変のギャップ幅はどうしても必要なものではない
。例えばエアギャップ17はエアギャップ17の左半部及び右半部のそれぞれ中
央でより幅広く、これによって磁界を弱めることができる。それは、糸ガイド6
が単にわずかな駆動モーメントしか必要としない、あるいは駆動モーメントを必
要としないその中央位置を占めているときに、能動的な巻き線条15′及び15
″がエアギャップ17の左半部及び右半部のそれぞれ中央にあるからである。
【0046】 磁石はコイルの旋回路の中心点の左側及び右側で異なった極性にされている。
これによって磁石18の範囲においては、ほぼ糸ガイドの回転点に向けられてい
る磁力線が生じるのに対し、磁石18′の範囲においては、糸ガイドの回転点か
ら離れる方向に向いている磁力線19′が生じる。
【0047】 ヨーク16及び16′を通って延びる磁力線は図面をみやすくするために図示
されていない。しかしながら磁力線は両方のヨーク16及び16′内でブリッジ
を構成し、その際U形のヨークの中心を通ってすべての磁力線が延びる。したが
って、ヨークを縁範囲において中心よりも明確に減少せしめられた横断面をもっ
て構成することも可能である。
【0048】 磁力線の方向が異なっているエアギャップ17の両方の部分のそれぞれにおい
て、糸ガイド6の全旋回運動中、電気コイル15の両方の巻き線条のその都度1
つ15′若しくは15″が走る。両方の巻き線条15′及び15″におけるコイ
ル15の巻き平面によって、両方の巻き線条においては必然的に電流方向も異な
っているので、磁力線19及び19′によって図示されている磁界により巻き線
条15′及び15″に及ぼされるモーメントは同じ正負符号を備えている。両方
の巻き線条15′及び15″相互の円弧間隔は、糸ガイド6の最大の旋回角度に
おいてエアギャップ17に沿って動く距離よりも大きい。これによって全旋回距
離中に両方の巻き線条15′及び15″のそれぞれは、磁力線19若しくは19
′が同じ方向に走る範囲内にとどまる。これによって全旋回路にわたって電流及
びモーメントは、特に正負符号に関して、比例している。これによって制御経費
若しくは調節経費をわずかに保つことができる。
【0049】 ケーシング8はカバー11を備えており、このカバーはスリットを有しており
、このスリット内で糸ガイド6が可動である。糸ガイド6を軸7の中央に取り付
ける代わりに、この糸ガイドをケーシング9の外側で軸7上に固定することも可
能であり、これによってケーシング8は完全に密封することができる。
【0050】 軸7上には、糸ガイド6の保持部6″の範囲においてディスク39が配置され
ており、このディスクは軸7の中心軸線に対して同心的に複数のマークを支持し
ている。これらのマークは2つの赤外線光電検出系40,40′で走査される。
両方の赤外線光電検出系40,40′がマークのピッチに関してずらされて配置
されていることによって、その都度のディスクの運動方向を確認することが可能
である。これにより糸ガイド6のその都度の角度位置を増分の計数によって確認
可能である。旋回路にわたっての増分の数を更に高めるために、別の赤外線光電
検出系を設けることが可能であり、その際これによって増分の数が同じ旋回角度
に対して相応して増大せしめられる。しかしながら糸ガイドの逆転点の範囲にお
いても調節器のために充分に大きな解析度が得られるようにするために、例えば
DE 19 73 5581 A1 に記載されているような観察器を使用するのがよい。赤外線
センサ40により測定された増分は図示されていないマイクロプロセッサに伝達
され、このマイクロプロセッサ内には糸ガイドの振動の目標経過が貯蔵されてい
ると共に、このマイクロプロセッサに調節器が接続されており、この調節器は調
節値としてコイル15を通って流れる電流Iを出力する。これにより全振動経過
にわたって所望の駆動モーメントを生ぜしめることができる。調節器は調節をよ
り精密にするため並びに一定不変の調節品度のために、PID調節器として、あ
るいはまた更に適応性に、換言すれば現在与えられている条件(例えば変化する
糸張力、軸受け摩擦など)に連続的に適合するように、構成されている状態調節
器として、構成しておくことができる。同様に予測性の調節、換言すればあらか
じめ知られている経過を考慮する調節、を行うこともできる。別の公知の調節原
理によって、調節品度の更なる精密化を実現することができる。
【0051】 糸の巻き付けの目標経過は、綾巻きボビンの巻き体構成に有利な作用を及ぼす
種々のパラメータによって調整することができる。例えば変化する振幅によって
、糸ガイドの行程呼吸ひいては綾巻きボビンの縁堅さ若しくは縁隆起の減少を達
成することができる。更に精密巻き取りあるいは段階精密巻き取りのような種々
の巻き組織を機械的な調整作業なしに実現することができる。同様に、綾巻きボ
ビンの所望の幅の調節は極端にわずかな経費と結びついている。
【0052】 渦巻きばね20及び21の選択は、特性曲線が死点まで直線状でなしに、累進
的に経過し、これによって電気機械的な駆動装置が同じ振動を達成するために負
荷を軽減されるように、行うことができる。これによって振動はこの場合単にほ
ぼ調和性であるに過ぎないが、しかしながらこのことは障害とはならない。それ
は振動経過が一様にとどまるからである。
【0053】 図3及び4に示した本発明の変化形では、エアギャップ17の両側に磁石18
,18′及び22,22′が配置されている。これによってエアギャップ17内
における磁束密度が更に高められ、ひいてはまた糸ガイドに対するより大きなモ
ーメントがコイル15の同じ電流及び寸法決めにおいて可能になる。もちろん、
エアギャップ17の左側及び右側においてそれぞれ互いに異なった極性を有する
磁石18,22及び18′,22′が向き合っている。
【0054】 図5において単に正面図だけで図示されている本発明の別の変化形では、第1
の変化形と異なって、永久磁石18及び18′が、コア25,25′を有するコ
イル24,24′によって形成されている電磁石によって代替されている。これ
らのコイルへの電流の供給はここでは別個に図示されていない。これらのコイル
は側壁9及び10に対して絶縁されており、若しくはこれらの側壁は非導電性の
材料、例えばプラスチック、から製作されている。
【0055】 形成された電磁石によって、これまでの例に相応する向き有する磁力線が構成
される。しかしながら更により強い磁界を達成することができ、この磁界は例え
ば糸ガイド6の負荷に関連して、種々に調整することもできる。
【0056】 図6及び7には、これまでの実施例とは明確に異なった変化形が図示されてい
る。エアギャップはここでは、既に記載した変化形に対して90°だけ回転せし
められており、換言すればエアギャップは糸ガイド26の旋回軸線と交差してい
る平面内に位置している。磁石31及び31′は円セグメント形に構成されてい
て、例えばねじ結合部30,30′及び30″を介して磁石支持体36上に固定
されており、この磁石支持体は同時にヨークとして役立つ側壁として構成されて
いる。したがって磁石31及び31′の配置の両側にはヨーク35及び36(図
7)が存在しており、これらのヨークは磁束を可及的に著しい損失なしに、導く
【0057】 糸ガイド26上にはやはり電気コイル28が配置されており、この電気コイル
は、磁石31及び31′と同じように、ほぼ円セグメントの形状を有している。
供給導線42及び42′はここでは、糸ガイド26が固定されているところの軸
29を通して中央で外方に向かって導かれている。この軸29内にはこのために
孔29′及び29″が形成されている。回転点の近くに配置されていることによ
って、ここでは図示されていない外部の電流供給部は糸ガイド26の振動によっ
て単にわずかに変位せしめられるに過ぎず、したがってこの電流供給部の可とう
性には過度に大きな要求が結びついていない。
【0058】 圧縮ばね34′及び34″は糸ガイド26の死点の範囲における運動方向逆転
を補助する。これらの圧縮ばね34′及び34″は行程変化のために機械的に調
節可能である。
【0059】 もちろん最後に述べた巻き付けシステムにおいても、圧縮ばね34′及び34
″の代わりに、前の例におけるように既に述べた利点を有している渦巻きばねを
使用することが、やはり可能である。
【0060】 駆動装置の調節は前の例と同じようにして行われる。増分計数器の形の角度測
定器はここでは示されていないが、やはり前の例と同じように構成することがで
きる。
【0061】 図8においては、コイル15若しくは28の電圧供給のために使用することが
できるような出力段44が図示されている。
【0062】 45で電圧供給源が示されているとともに、例えば電界効果トランジスタによ
って形成されているスイッチ46〜48が設けられている。これらのスイッチ4
6〜48は、矢印によって概略的に示されているように、制御装置43によって
制御される。この場合常にスイッチ46と48、並びに47と49が同じ形式で
切り替えられる。その都度の接続期間の変化によって、電圧供給源45によって
あらかじめ定められている運転電圧が必要に応じて変調せしめられる。この変調
は、糸ガイドの振動運動の各点において必要なモーメントを生ぜしめるために、
印加される電圧の値も、また正負符号も含んでいる。
【0063】 図9に図示した出力段44′は第2の電圧供給源52を補足されており、この
第2の電圧供給源はスイッチ56及び57を介してやはりコイル15,28に接
続可能である。これらのスイッチ56及び57、やはり電界効果トランジスタ、
はやはり制御装置43,既に述べたように有利にはマイクロプロセッサ、により
制御される。これらのスイッチは交互に糸ガイド6,26の逆転点において操作
される。
【0064】 第2の電圧供給源52は第1の電圧供給源45の複数倍の電圧を用意する。こ
の場合はじめからより高い電圧が入力側55において印加されるか、あるいは充
電ポンプ54によってコンデンサ53に生ぜしめられる。充電ポンプ54は有利
には次のように、すなわちそれがコンデンサ53に、その都度両方のスイッチの
一方56又は57の次のスイッチ過程までに、必要な充電を行うように、調整さ
れている。このために充電ポンプ54はやはり制御装置43により糸ガイド周波
数に関連して調整することができる。
【0065】 第2の電圧供給源52を有している変化せしめられた出力段44′によって、
糸ガイドの逆転点において衝撃的に大きな電圧を用意し、この電圧が電流の流れ
ひいては生ぜしめられるモーメントを迅速に増大させるようにすることが可能で
ある。この第2の電圧供給源52はその都度単に極めて短時間接続されるに過ぎ
ないので、糸ガイド5,16のほとんど全振動範囲にわたってもっぱら電圧供給
源45により著しく大きな効率で作業することができる。
【0066】 第2の電圧供給源52の接続の際にスイッチ47若しくは48を介して強い電
流が第1の電圧供給源45に排流され、この電圧供給源の損傷が生じることを回
避するために、相応するダイオード50及び51が間挿されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気機械的な駆動装置を有する本発明による糸ガイドの、図2のI−I線に沿
って部分的に断面した正面図を示す。
【図2】 図1の II−II 線に沿った断面図を示す。
【図3】 図1に対する変化形の、図4の III−III 線に沿って部分的に断面した正面図
を示す。
【図4】 図3の IV−IV 線に沿った断面図を示す。
【図5】 図1に対する別の変化形を側壁9なしに示す。
【図6】 図7の VI−VI 線に沿った、糸ガイドの駆動装置の代替的な構成を示す。
【図7】 図6に所属する VII−VII における側面図を示す。
【図8】 出力段のブロック回路図を示す。
【図9】 図9に対する変化形を示す。
【符号の説明】
1 綾巻きボビン、 2 巻き管、 3 支持ローラ、 4 往復案内、 5 糸、 6 糸ガイド、 6′ 案内エレメント、 6″ 保持部、 7 軸、 8 ケーシング、 9 側壁、 10 側壁、 11 カバー、 12 転がり 軸受け、 13 転がり軸受け、 14 コイル支持体、 14′ 突出部、 14″ 突出部、 15 コイル、 15′ 巻き線条、辺、 15″ 巻き線 条、辺、 15′″ 辺、 15″″ 辺、 16 内側ヨーク、 16′ 外 側ヨーク、 17 エアギャップ、 18 磁石装置、 18′ 磁石装置、 19 磁力線、 19′ 磁力線、 20 渦巻きばね、 20′ 保持部、 21 渦巻きばね、 21′ 保持部、 22 磁石、 22′ 磁石、 23 磁力線、 23′ 磁力線、 24 コイル、 24′ コイル、 25 コ ア、 25′ コア、 26 糸ガイド、 28 コイル、 28′ 巻き線条 、 28″ 巻き線条、 29 軸、 29′ 孔、 29″ 孔、 30 ね じ結合部、 30′ ねじ結合部、 30″ ねじ結合部、 31 磁石、 3 1′ 磁石、 33 エアギャップ、 34′ 圧縮ばね、 34″ 圧縮ばね 、 35 ヨーク、 36 磁石支持体、ヨーク、 37 供給導線、 37′ 供給導線、 38 供給導線、 38′ 供給導線、 39 ディスク、 4 0 赤外線光電検出系、赤外線センサ、 40′ 赤外線光電検出系、 41 長孔、 41′ 長孔、 42 供給導線、 42′ 供給導線、 43 制御 装置、 44 出力段、 44′ 出力段、 45 電圧供給源、 46 スイ ッチ、 47 スイッチ、 48 スイッチ、 50 ダイオード、 51 ダ イオード、 52 電圧供給源、 53 コンデンサ、 54 充電ポンプ、 55 入力点、 56 スイッチ、 57 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン シュトゥルム ドイツ連邦共和国 クレーフェルト シュ タインシュトラーセ 78 Fターム(参考) 3F056 AA05 AB01 CA06 DB01 4L056 AA45 BE09 CA06 CA13 CA28 EB13 EC65 EC70 EC85 FA09

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスタイル機械の巻き取り装置で綾巻きボビンを生ぜしめ
    るために糸を回転駆動される巻き取りボビンに横振り供給するための糸ガイドで
    あって、その際糸ガイドはフィンガ状に構成されていて、巻き取りボビン軸線に
    対してほぼ垂直に方向を定められた回転軸線を中心にして旋回可能であり、かつ
    電気機械的な駆動装置を有している形式のものにおいて、電気機械的な駆動装置
    (15,15′,15″,16,16′,18,18′,22,22′,24,
    24′,25,25′,28,31,31′,35,36)がエアギャップ(1
    7,33)を有しており、このエアギャップは磁力線(19,19′,23,2
    3′)により貫通されており、エアギャップ(17,33)に沿って複数の磁石
    (18,18′;22,22′,24,24′,25,25′)が配置されてお
    り、これらの磁石はエアギャップ(17,33)をほぼ垂直に通って延びる磁力
    線(19,19′,23,23′)を生ぜしめ、エアギャップ(17,33)の
    両側に、磁束を導くための複数のヨーク(16,16′,31,31′)が配置
    されており、糸ガイド(6,26)に少なくとも1つの電気コイル(15,28
    )が配置されており、この電気コイルはエアギャップ(17,33)内に漬かり
    、かつ糸ガイド(6)の横振り運動中エアギャップ(17,33)に沿って可動
    であり、かつ電気コイル(15,28)は制御されて電流を流すことができるこ
    とを特徴とする、糸を回転駆動される巻き取りボビンに横振り供給するための糸
    ガイド。
  2. 【請求項2】 エアギャップ(17,33)が電気コイル(15,28)の
    旋回範囲にわたって延びており、該旋回範囲は糸ガイド(6,26)の最大限調
    整可能な横振り行程に相応していることを特徴とする、請求項1記載の糸ガイド
  3. 【請求項3】 すべての磁石(18,18′,24,24′,25,25′
    )がエアギャップ(17,33)の一方の側に配置されていることを特徴とする
    、請求項1又は2記載の糸ガイド。
  4. 【請求項4】 磁石(18,18′,22,22′)がエアギャップ(17
    )の両側に配置されていて、互いに逆の極性化で直接に向き合っていることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の糸ガイド。
  5. 【請求項5】 磁石(18,18′,22,22′,31,31′)が永久
    磁石であることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の糸ガイ
    ド。
  6. 【請求項6】 磁石(24,24′,25,25′)が電磁石であることを
    特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の糸ガイド。
  7. 【請求項7】 磁石(18,18′;22,22′,24,24′,25,
    25′)の配置が旋回路の中央で分割されていて、かつその極性化が、エアギャ
    ップ(17,33)の両方の部分区分において逆向きの磁束方向が生ずるように
    、選ばれており、部分区分のそれぞれを通って電気コイルの巻き線条(15′,
    15″,28′,28″)が延びており、この巻き線条が糸ガイド(6,26)
    の全旋回路にわたってこの部分区分内にとどまっており、かつ両方の巻き線条(
    15′,15″,28′,28″)が逆の方向で電流を流されていることを特徴
    とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の糸ガイド。
  8. 【請求項8】 エアギャップ(17)が糸ガイド(6)の回転軸線に対して
    同心的に配置されており、電気コイル(15)の中心軸線が糸ガイド(6)の回
    転軸線と直角に交差していることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか
    1項記載の糸ガイド。
  9. 【請求項9】 電気コイル(15)がほぼ長方形であり、巻き線条によって
    形成される長方形の2つの平行な辺(15′,15″)がエアギャップ(17)
    内で延びているのに対し、これらの辺を互いに接続している残りの両方の辺(1
    5′″,15″″)はエアギャップ(17)の外方に配置されていることを特徴
    とする、請求項8記載の糸ガイド。
  10. 【請求項10】 エアギャップ(33)が糸ガイド(26)の回転軸線に対
    して直角に円セグメントとして配置されかつ構成されており、かつ巻き線平面が
    エアギャップ(33)の張設平面内に位置していることを特徴とする、請求項1
    から7までのいずれか1項記載の糸ガイド。
  11. 【請求項11】 電気コイル(28)がほぼ円セグメントの形状を有してい
    て、半径方向に延びる2つの巻き線条(28′,28″)を有していることを特
    徴とする、請求項10記載の糸ガイド。
  12. 【請求項12】 電気コイル(15,28)に電流を制御して流すために、
    制御装置(43)が存在しており、この制御装置は糸ガイド(6,26)のその
    都度の位置に関連して、出力段(44,44′)を負荷し、この出力段は電気コ
    イル(15,28)に、希求される運動経過に値及び正負符号を修正する電圧を
    印加することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の糸ガイ
    ド。
  13. 【請求項13】 出力段(44,44′)が電圧供給源(45)を有してお
    り、この電圧供給源は、制御装置(43)によって制御されるスイッチ(46〜
    48)を介して電気コイル(15,28)にパルス幅変調によってその都度必要
    な電圧を供給することを特徴とする、請求項12記載の糸ガイド。
  14. 【請求項14】 出力段(44′)が第2の電圧供給源(52)を有してお
    り、この第2の電圧供給源において第1の電圧供給源(45)の複数倍の運転電
    圧が用意されており、かつ第2の電圧供給源(52)は、糸ガイド(6,26)
    がその逆転点の近くに滞在している間、制御装置(43)によって電気コイル(
    15,28)に接続可能であることを特徴とする、請求項12又は13記載の糸
    ガイド。
  15. 【請求項15】 第2の電圧供給源(52)がコンデンサ(53)を有して
    おり、このコンデンサの容量は出力段(44′)の、第2の電圧供給源(52)
    の接続期間中の所要エネルギに相応していることを特徴とする、請求項14記載
    の糸ガイド。
  16. 【請求項16】 第2の電圧供給源(52)がコンデンサ(53)をその都
    度充電するための充電ポンプ(54)を有していることを特徴とする、請求項1
    5記載の糸ガイド。
  17. 【請求項17】 充電ポンプ(54)が制御装置(43)によって制御可能
    であって、必要な充電期間が順次に続く2つのスイッチ開成の間の時間に相応し
    ていることを特徴とする、請求項16記載の糸ガイド。
  18. 【請求項18】 横振り行程の終端範囲における両側に、糸ガイド(26)
    の運動方向逆転を補助するための機械的なエネルギ蓄積器(34′,34″)が
    存在していることを特徴とする、請求項1から17までのいずれか1項記載の糸
    ガイド。
  19. 【請求項19】 糸ガイド(6)が持続的に全横振り運動中に少なくとも1
    つのエネルギ蓄積器(20,21)の作用を受けており、このエネルギ蓄積器の
    ポテンシャルエネルギは横振り行程の中心から死点に向かって連続的に増大し、
    これによってこのエネルギ蓄積器は糸ガイド(6)と共に、ほぼ調和して振動す
    る機械的なシステムを形成し、電気機械的な駆動装置(15,15′,15″,
    16,16′,18,18′,22,22′,24,24′,25,25′)が
    、あらかじめ定めることのできる振動を達成するために必要なモーメントを的確
    に該システムに与えることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか1項
    記載の糸ガイド。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つのエネルギ蓄積器がばね(20,21)に
    よって形成されていることを特徴とする、請求項19記載の糸ガイド。
  21. 【請求項21】 ばね(20,21)がねじりコイルばねであることを特徴
    とする、請求項19記載の糸ガイド。
  22. 【請求項22】 ねじりコイルばね(20,21)が渦巻きばね、特に帯材
    から成る渦巻きばねであることを特徴とする、請求項21記載の糸ガイド。
  23. 【請求項23】 2つの渦巻きばね(20,21)が存在していることを特
    徴とする、請求項22記載の糸ガイド。
  24. 【請求項24】 渦巻きばね(20,21)の巻き方向が互いに逆であるこ
    とを特徴とする、請求項23記載の糸ガイド。
  25. 【請求項25】 渦巻きばね(20,21)が電流供給に役立つことを特徴
    とする、請求項23又は24記載の糸ガイド。
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