JPH07137935A - 連続往復移動装置 - Google Patents
連続往復移動装置Info
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- JPH07137935A JPH07137935A JP30728893A JP30728893A JPH07137935A JP H07137935 A JPH07137935 A JP H07137935A JP 30728893 A JP30728893 A JP 30728893A JP 30728893 A JP30728893 A JP 30728893A JP H07137935 A JPH07137935 A JP H07137935A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/28—Traversing devices; Package-shaping arrangements
- B65H54/2833—Traversing devices driven by electromagnetic means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
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- Electromagnetism (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニアモータのような直線移動体を折返し部
において確実に折返させることができ、高速度で糸条の
綾振りが可能な装置を提供する。 【構成】 永久磁石(1)はステータヨーク(2)に固
定されており、永久磁石(1)とセンタヨーク(3)の
間には均一な磁束密度の磁界が発生している。ステータ
ヨーク(2)とセンタヨーク(3)はサイドヨーク
(4)に固定されており、磁束は永久磁石(1)よりセ
ンタヨーク(3)、サイドヨーク(4)、ステータヨー
ク(1)を通過して永久磁石(1)に戻る。サイドヨー
ク(4)の側面にセンタヨーク(3)を囲んで弾性スプ
リング(19)が配置されて、光検出器(18)はフラ
ンジ(5)が弾性スプリング(19)に接触する近傍で
働くような位置に取付けられている。
において確実に折返させることができ、高速度で糸条の
綾振りが可能な装置を提供する。 【構成】 永久磁石(1)はステータヨーク(2)に固
定されており、永久磁石(1)とセンタヨーク(3)の
間には均一な磁束密度の磁界が発生している。ステータ
ヨーク(2)とセンタヨーク(3)はサイドヨーク
(4)に固定されており、磁束は永久磁石(1)よりセ
ンタヨーク(3)、サイドヨーク(4)、ステータヨー
ク(1)を通過して永久磁石(1)に戻る。サイドヨー
ク(4)の側面にセンタヨーク(3)を囲んで弾性スプ
リング(19)が配置されて、光検出器(18)はフラ
ンジ(5)が弾性スプリング(19)に接触する近傍で
働くような位置に取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線など金属線や糸条
の巻取装置、特に紡績、撚糸機などの糸条の巻取装置に
おける綾振り部において、糸条を連続移動、連続往復さ
せる糸案内の連続往復移動装置に関する。
の巻取装置、特に紡績、撚糸機などの糸条の巻取装置に
おける綾振り部において、糸条を連続移動、連続往復さ
せる糸案内の連続往復移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低速往復移動装置として、ハート
カムや油圧シリンダ等を利用することもあるが、現在
は、円筒カムが低価格なため使用されている。すなわ
ち、糸の巻取装置における糸案内の高速往復移動装置
は、円筒カムとカムローラまたは滑子を組合わせ直線軌
道上の糸案内と連結して回転運動を直線運動に変換し、
連続した円筒カム溝に従って連続往復移動を可能にした
装置が広く用いられている。
カムや油圧シリンダ等を利用することもあるが、現在
は、円筒カムが低価格なため使用されている。すなわ
ち、糸の巻取装置における糸案内の高速往復移動装置
は、円筒カムとカムローラまたは滑子を組合わせ直線軌
道上の糸案内と連結して回転運動を直線運動に変換し、
連続した円筒カム溝に従って連続往復移動を可能にした
装置が広く用いられている。
【0003】周知のように、電気回転モータの回転力を
カップリング、ベルト等連結装置で円筒カムを駆動し、
カム溝に1条溝ではカムローラを、多条溝ではカム滑子
を、または組合わせて挿入し、円筒カムの表面に近づけ
て直線軌道レールを配置し、折り返し時のモーメントを
考慮した直線案内に糸案内を取付け、カムローラ軸また
はカム滑子軸で連結している。
カップリング、ベルト等連結装置で円筒カムを駆動し、
カム溝に1条溝ではカムローラを、多条溝ではカム滑子
を、または組合わせて挿入し、円筒カムの表面に近づけ
て直線軌道レールを配置し、折り返し時のモーメントを
考慮した直線案内に糸案内を取付け、カムローラ軸また
はカム滑子軸で連結している。
【0004】得られる糸条パッケージの耳高を最小に
し、均一にパッケージを形成するには、綾振りの折返し
時の反転時間を零にできれば好ましい。
し、均一にパッケージを形成するには、綾振りの折返し
時の反転時間を零にできれば好ましい。
【0005】糸の移動に要する力は弦を横に動かす力に
類似し、駆動力の数%に過ぎないが、折返し部において
極く短時間で反転せねばならず、糸案内を反転する力は
移動体に重力加速度の数千倍の加速度を作用させる。こ
の瞬時の駆動力は円筒カムのフライホイール効果により
均一化されるが、移動体の質量中心をカムの円周内側に
配置できないので、移動体の構成要素にモーメント力を
生じ、直線軌道との嵌合部に悪影響を及ぼし、各構成要
素の最大の破損要因になっている。現実には装置を構成
できないためと運転寿命より反転部の交差するカム溝を
円弧等で結合し円滑に運転されるように構成している。
類似し、駆動力の数%に過ぎないが、折返し部において
極く短時間で反転せねばならず、糸案内を反転する力は
移動体に重力加速度の数千倍の加速度を作用させる。こ
の瞬時の駆動力は円筒カムのフライホイール効果により
均一化されるが、移動体の質量中心をカムの円周内側に
配置できないので、移動体の構成要素にモーメント力を
生じ、直線軌道との嵌合部に悪影響を及ぼし、各構成要
素の最大の破損要因になっている。現実には装置を構成
できないためと運転寿命より反転部の交差するカム溝を
円弧等で結合し円滑に運転されるように構成している。
【0006】高速綾振り装置では、移動体の質量を軽減
するため、直線案内とカム滑子を一体にし、円筒カムの
表面を直線軌道の一部に利用した構成もある。また、折
り返し部のカム溝を大円弧にし、カム滑子の質量中心を
円筒カムの表面内にし、円滑な高速往復移動を計った多
条円筒カム装置と円筒表面の溝で直接糸条を往復移動さ
せる多条円筒スリット装置、二種類の組合わせ、直線移
動は円筒カム装置で、折り返し部は円筒スリット装置で
高速綾振りを行った実用機も周知である。しかし、円筒
カム方式の歴史は古く、現在は技術の飽和点近くにあり
改善の期待度は零に等しい。
するため、直線案内とカム滑子を一体にし、円筒カムの
表面を直線軌道の一部に利用した構成もある。また、折
り返し部のカム溝を大円弧にし、カム滑子の質量中心を
円筒カムの表面内にし、円滑な高速往復移動を計った多
条円筒カム装置と円筒表面の溝で直接糸条を往復移動さ
せる多条円筒スリット装置、二種類の組合わせ、直線移
動は円筒カム装置で、折り返し部は円筒スリット装置で
高速綾振りを行った実用機も周知である。しかし、円筒
カム方式の歴史は古く、現在は技術の飽和点近くにあり
改善の期待度は零に等しい。
【0007】これまでの開発は綾振りの高速化、長寿
命、低価格により生産効率を上昇させていたが、新たな
見地より開発すべき時代にある。各種のアクチュエータ
を検討した結果、低速から高速範囲の連続往復移動に円
筒カム方式を超える手段を発見した。
命、低価格により生産効率を上昇させていたが、新たな
見地より開発すべき時代にある。各種のアクチュエータ
を検討した結果、低速から高速範囲の連続往復移動に円
筒カム方式を超える手段を発見した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】往復移動装置の問題点
が移動体の質量と加速度による折り返し部の反転力にあ
ることは周知である。質量(m)、加速度(a)、力
(P)とすればP=m×aになる。また、移動速度
(v)、停止距離(L)とすれば(m×V2 )/2=P
×Lであるから、 a=P/m=v2 /(2L) になる。
が移動体の質量と加速度による折り返し部の反転力にあ
ることは周知である。質量(m)、加速度(a)、力
(P)とすればP=m×aになる。また、移動速度
(v)、停止距離(L)とすれば(m×V2 )/2=P
×Lであるから、 a=P/m=v2 /(2L) になる。
【0009】例えば、糸条の速度が2000m/min 、
綾角が13°の場合、移動速度v=2000×tan 13
°/60=7.7m/sであり、停止距離L=2mmであ
れば、折返し時の加速度a=7.72 /(2×2×10
-3)=約14805m/s2となり、重力加速度はG=
9.8m/s2 であるから、折り返し時の加速度aは重
力加速度の約1510倍となる。すなわち、移動体の重
量の1510倍の力が作用する。糸条が高速度になれ
ば、例えば2倍の4000m/min では前記の4倍の力
になる。
綾角が13°の場合、移動速度v=2000×tan 13
°/60=7.7m/sであり、停止距離L=2mmであ
れば、折返し時の加速度a=7.72 /(2×2×10
-3)=約14805m/s2となり、重力加速度はG=
9.8m/s2 であるから、折り返し時の加速度aは重
力加速度の約1510倍となる。すなわち、移動体の重
量の1510倍の力が作用する。糸条が高速度になれ
ば、例えば2倍の4000m/min では前記の4倍の力
になる。
【0010】円筒カム方式では円筒カムのフライホイー
ル効果で、この瞬時力エネルギーを解決しようとしてい
るが、前述したような問題がある。
ル効果で、この瞬時力エネルギーを解決しようとしてい
るが、前述したような問題がある。
【0011】このような円筒カムや羽根トラバース装置
における折返しの不確実性、騒音などの問題を解決する
ために、実開昭63−77951号公報においては、ス
レッドガイドを装着したトラバースバーと一体の二次側
リニアモータ部と、この二次側リニアモータ部の移動範
囲を規制する2個のリミットスイッチと、前記二次側リ
ニアモータ部を前記リミットスイッチ側において挿通さ
せている一次側リニアモータ部とからなり、リミットス
イッチ側を二次側リニアモータ部の慣性走行間とし、リ
ニアトラバースモータ機構を形成せしめた糸条巻取装置
における綾振装置が提案されている。
における折返しの不確実性、騒音などの問題を解決する
ために、実開昭63−77951号公報においては、ス
レッドガイドを装着したトラバースバーと一体の二次側
リニアモータ部と、この二次側リニアモータ部の移動範
囲を規制する2個のリミットスイッチと、前記二次側リ
ニアモータ部を前記リミットスイッチ側において挿通さ
せている一次側リニアモータ部とからなり、リミットス
イッチ側を二次側リニアモータ部の慣性走行間とし、リ
ニアトラバースモータ機構を形成せしめた糸条巻取装置
における綾振装置が提案されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】綾振り装置は連続で反転
する。すなわち、反転の前後で速度は同じであり、方向
のみ180°異なることに本発明者は気付いた。高弾性
のゴムボールを床に落した時に反発する原理を利用し、
本発明では折返し部にスプリング、ゴム等の移動体の運
動方向の両側に移動体の慣性力エネルギを蓄積し、放出
する物体を配置し、慣性力エネルギを反転させて移動体
に付加するようにし、直線部のみ等速度に制御された移
動体を折返し部では上記スプリング、弾性体等の移動体
の運動方向の両側に移動体の慣性力エネルギを蓄積し、
放出する物体により、慣性力エネルギを反転させて移動
体に付加するとにより、速度を反転させることに成功し
た。
する。すなわち、反転の前後で速度は同じであり、方向
のみ180°異なることに本発明者は気付いた。高弾性
のゴムボールを床に落した時に反発する原理を利用し、
本発明では折返し部にスプリング、ゴム等の移動体の運
動方向の両側に移動体の慣性力エネルギを蓄積し、放出
する物体を配置し、慣性力エネルギを反転させて移動体
に付加するようにし、直線部のみ等速度に制御された移
動体を折返し部では上記スプリング、弾性体等の移動体
の運動方向の両側に移動体の慣性力エネルギを蓄積し、
放出する物体により、慣性力エネルギを反転させて移動
体に付加するとにより、速度を反転させることに成功し
た。
【0013】この手段は、スターリングサイクルエンジ
ンの熱再生交換器と同様であり、ほぼ同速度で反転され
る。また、折り返し時の速度をスプリングの反発に委ね
られるリニヤモータのような駆動に最も適している。
ンの熱再生交換器と同様であり、ほぼ同速度で反転され
る。また、折り返し時の速度をスプリングの反発に委ね
られるリニヤモータのような駆動に最も適している。
【0014】バネ常数(k)とすれば、角振動数(k/
m)1/2 の単振動運動であり、蓄積されるエネルギーは
(k×L2 )/2になることは周知である。よってk=
m×(V/L)2 、また、L=V(m/k)1/2 にな
る。
m)1/2 の単振動運動であり、蓄積されるエネルギーは
(k×L2 )/2になることは周知である。よってk=
m×(V/L)2 、また、L=V(m/k)1/2 にな
る。
【0015】例えば、リボン(鬼綾)の防止に綾振り速
度を10%変動させると、停止長さも10%変動するの
で、騒音および材質の疲労寿命の許される限り短い停止
長さが好ましい。長く取り過ぎるとパッケージの成形条
件で停止長さの変動を捕えず綾落ちになったり、耳高に
なったりする。防止するためには、スプリングの位置を
綾振り速度の変動に同調して移動させたり、耳崩しを行
なわせる機構や制御回路等を付加する必要が生じる。
度を10%変動させると、停止長さも10%変動するの
で、騒音および材質の疲労寿命の許される限り短い停止
長さが好ましい。長く取り過ぎるとパッケージの成形条
件で停止長さの変動を捕えず綾落ちになったり、耳高に
なったりする。防止するためには、スプリングの位置を
綾振り速度の変動に同調して移動させたり、耳崩しを行
なわせる機構や制御回路等を付加する必要が生じる。
【0016】例えば、移動体の質量m=20gとすれ
ば、バネ常数(k=2.96×105N/mm)、最大停
止力(Fmax =592N)であり、移動体または、弾性
体の応力σ=10MPaとすれば、加重面積は(s=5
9mm2 )になる。この面積で接触音のない磁石の反発力
を利用すれば、磁束密度B=(8×π×107 ×σ)1/
2 =5Tとなり、常温体磁石は現在開発されていないの
で、接触面に凹凸の空気逃し溝を付けることが好まし
い。また、バネ常数が大きいので、スプリングは高弾性
ゴム質の体積弾性率を利用する形状が好ましい。停止力
も大きいので、偶数の綾振り装置で互いの停止力を打ち
消すように同期制御するのが好ましい。
ば、バネ常数(k=2.96×105N/mm)、最大停
止力(Fmax =592N)であり、移動体または、弾性
体の応力σ=10MPaとすれば、加重面積は(s=5
9mm2 )になる。この面積で接触音のない磁石の反発力
を利用すれば、磁束密度B=(8×π×107 ×σ)1/
2 =5Tとなり、常温体磁石は現在開発されていないの
で、接触面に凹凸の空気逃し溝を付けることが好まし
い。また、バネ常数が大きいので、スプリングは高弾性
ゴム質の体積弾性率を利用する形状が好ましい。停止力
も大きいので、偶数の綾振り装置で互いの停止力を打ち
消すように同期制御するのが好ましい。
【0017】
【実施例】リニヤモータは回転モータの円周展開と見れ
ば多種類になり、その種類はリニヤ直流モータ、リニヤ
誘導モータ、リニヤパルスモータに大別される。実施例
は電気子にコイルを、ステータに永久磁石を配置した単
純なリニヤ直流モータと単純な反転制御回路で構成して
いる。以下、詳細に説明する。
ば多種類になり、その種類はリニヤ直流モータ、リニヤ
誘導モータ、リニヤパルスモータに大別される。実施例
は電気子にコイルを、ステータに永久磁石を配置した単
純なリニヤ直流モータと単純な反転制御回路で構成して
いる。以下、詳細に説明する。
【0018】図1〜図5は本発明の一実施例を示し、図
1は図3のD−D断面図、図2は正面図、図3は図1の
A−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は図2
のC−C断面図である。
1は図3のD−D断面図、図2は正面図、図3は図1の
A−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は図2
のC−C断面図である。
【0019】図1において、ステータヨーク2とセンタ
ヨーク3とが互いに平行してサイドヨーク4に固定され
ている。永久磁石1がステータヨーク2に固定されてお
り、永久磁石1とセンタヨーク3の間には均一な磁束密
度の磁界が発生している。磁束は永久磁石1よりセンタ
ヨーク3、サイドヨーク4、ステータヨーク1を通過し
て永久磁石1に戻る。
ヨーク3とが互いに平行してサイドヨーク4に固定され
ている。永久磁石1がステータヨーク2に固定されてお
り、永久磁石1とセンタヨーク3の間には均一な磁束密
度の磁界が発生している。磁束は永久磁石1よりセンタ
ヨーク3、サイドヨーク4、ステータヨーク1を通過し
て永久磁石1に戻る。
【0020】センタヨーク3にはフランジ5付きコア6
が挿入されており、コア6はセンタヨーク3の軸方向に
自由に移動可能である。コア6には電気絶縁被覆された
細線がコア6の移動方向と直角に多数回巻かれており、
電気子7を形成している。電気子7に電流を流すと、電
流の方向に応じてフレミングの左手の法則に従い作用す
る力により、コア6はセンタヨーク3の軸方向に移動す
る。
が挿入されており、コア6はセンタヨーク3の軸方向に
自由に移動可能である。コア6には電気絶縁被覆された
細線がコア6の移動方向と直角に多数回巻かれており、
電気子7を形成している。電気子7に電流を流すと、電
流の方向に応じてフレミングの左手の法則に従い作用す
る力により、コア6はセンタヨーク3の軸方向に移動す
る。
【0021】送電レール8がセンタヨーク3に平行して
設けられ、送電レール8の両端部は電気絶縁材質のレー
ルホルダ12に支持され、サイドヨーク4に固定されて
いる。送電レール8はフランジ5の一部を貫通して、電
気子7への送電路と直線軌道とを兼ねている。また、フ
ランジ5にはセンタヨーク3に直交して形成された溝9
があり、溝9内に電気ブラシ10とコイルバネ11が装
着されている(図2、図4参照)。コイルバネ11は電
気ブラシ10を送電レール8にやわらかく押しつけてい
るので接触移動が可能であり、電気ブラシ10に接続さ
れた電気子7への給電を行う。
設けられ、送電レール8の両端部は電気絶縁材質のレー
ルホルダ12に支持され、サイドヨーク4に固定されて
いる。送電レール8はフランジ5の一部を貫通して、電
気子7への送電路と直線軌道とを兼ねている。また、フ
ランジ5にはセンタヨーク3に直交して形成された溝9
があり、溝9内に電気ブラシ10とコイルバネ11が装
着されている(図2、図4参照)。コイルバネ11は電
気ブラシ10を送電レール8にやわらかく押しつけてい
るので接触移動が可能であり、電気ブラシ10に接続さ
れた電気子7への給電を行う。
【0022】図2〜図4に示すように、フランジ5の先
端には糸案内受け13が取付けてあり、その先端に糸案
内14が取着されている。図3,r@4i示すように、
糸15は糸案内14を通過して摩擦駆動ローラ16に巻
かれる。図より省略された糸筒は摩擦駆動ローラ16の
表面に回かれた糸の軌跡を転写して巻取り、パッケージ
が形成される。
端には糸案内受け13が取付けてあり、その先端に糸案
内14が取着されている。図3,r@4i示すように、
糸15は糸案内14を通過して摩擦駆動ローラ16に巻
かれる。図より省略された糸筒は摩擦駆動ローラ16の
表面に回かれた糸の軌跡を転写して巻取り、パッケージ
が形成される。
【0023】図3、図4に示すように、フランジ5の端
部には電流の切換えタイミングを得るため、光遮蔽板1
7が取付けられており、ステータヨーク2に透過式の光
検出器18が設けられている。
部には電流の切換えタイミングを得るため、光遮蔽板1
7が取付けられており、ステータヨーク2に透過式の光
検出器18が設けられている。
【0024】また、図1、図2に示すように、サイドヨ
ーク4の内側側面にセンタヨーク3を囲んで弾性スプリ
ング19が配置されてている。なお、前述した光検出器
18はフランジ5が弾性スプリング19に接触する近傍
で働くような位置に取付けられている。
ーク4の内側側面にセンタヨーク3を囲んで弾性スプリ
ング19が配置されてている。なお、前述した光検出器
18はフランジ5が弾性スプリング19に接触する近傍
で働くような位置に取付けられている。
【0025】光遮蔽板17が光検出器18を遮蔽するこ
とにより発生される信号で制御回路は電流を反転させ
る。往復移動体には慣性力に勝る推力を持たせていない
ので、弾性スプリング19は力が均衡するまで圧縮され
反発する。すなわち、エネルギー再成交換が行われる。
とにより発生される信号で制御回路は電流を反転させ
る。往復移動体には慣性力に勝る推力を持たせていない
ので、弾性スプリング19は力が均衡するまで圧縮され
反発する。すなわち、エネルギー再成交換が行われる。
【0026】別の実施例を図6に示す。図6の実施例に
おいては、糸条の綾振領域に沿って延在する案内体と案
内体に沿って往復動する往復移動体からなり、往復移動
体にリニアモータの可動部が装着され、案内体がリニア
モータの固定部となっている糸条綾振装置の構成は前述
した実施例と同様であり、図示を省略している。この実
施例においては、弾性スプリング19を具備したストッ
パの位置を固定ではなく、別の制御手段(図示した実施
例ではプログラムされたパターン)により駆動手段(図
示した実施例ではモータ)を移動させて、任意のパター
ンの巻取りを可能としている。
おいては、糸条の綾振領域に沿って延在する案内体と案
内体に沿って往復動する往復移動体からなり、往復移動
体にリニアモータの可動部が装着され、案内体がリニア
モータの固定部となっている糸条綾振装置の構成は前述
した実施例と同様であり、図示を省略している。この実
施例においては、弾性スプリング19を具備したストッ
パの位置を固定ではなく、別の制御手段(図示した実施
例ではプログラムされたパターン)により駆動手段(図
示した実施例ではモータ)を移動させて、任意のパター
ンの巻取りを可能としている。
【0027】
【発明の効果】本発明によりリニアモータのような直線
移動体を折返し部において確実に折返させることがで
き、高速度で糸条の綾振りが可能となる。
移動体を折返し部において確実に折返させることがで
き、高速度で糸条の綾振りが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示し、図3のD−D断面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】図2のC−C断面図である。
【図6】他の実施例の正面図である。
1 永久磁石 2 ステータヨーク 3 センターヨーク 4 サイドヨーク 5 フランジ 6 コア 7 電気子 8 送電レール 9 溝 10 電気ブラシ 19 弾性スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 電気磁気エネルギを直接直線的な運動エ
ネルギに変換し、発生推力で移動体を連続移動、連続往
復させる装置において、移動体の運動方向の両側に移動
体の慣性力エネルギを蓄積し、放出する物体を配置し、
慣性力エネルギを反転させて移動体に付加することを特
徴とする、エネルギ再成の連続往復移動装置。 - 【請求項2】 糸条の綾振領域に沿って延在する案内体
と該案内体に沿って往復動する往復移動体からなり、該
往復移動体にリニアモータの可動部が装着され、前記案
内体がリニアモータの固定部となっており、前記往復移
動子の折返し端に弾性部材が設けられていることを特徴
とするリニアモータを用いた糸条綾振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30728893A JPH07137935A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 連続往復移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30728893A JPH07137935A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 連続往復移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137935A true JPH07137935A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17967332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30728893A Pending JPH07137935A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 連続往復移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137935A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311919B1 (en) | 1998-12-18 | 2001-11-06 | W. Schlafhorst Ag & Co. | Yarn guide for the traversing delivery of a yarn to a rotationally driven takeup bobbin |
US7492066B2 (en) | 2005-11-09 | 2009-02-17 | Fanuc Ltd | Machining apparatus |
JP2009148783A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Mitsubishi Materials Corp | ボトル缶製造装置及びボトル缶の製造方法 |
US7901167B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-03-08 | Fanuc Ltd | Machining apparatus with mechanism for retaining axial position of guide member |
CN103803341A (zh) * | 2012-11-07 | 2014-05-21 | 村田机械株式会社 | 横动装置及具备该装置的卷绕装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP30728893A patent/JPH07137935A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311919B1 (en) | 1998-12-18 | 2001-11-06 | W. Schlafhorst Ag & Co. | Yarn guide for the traversing delivery of a yarn to a rotationally driven takeup bobbin |
US7492066B2 (en) | 2005-11-09 | 2009-02-17 | Fanuc Ltd | Machining apparatus |
JP2009148783A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Mitsubishi Materials Corp | ボトル缶製造装置及びボトル缶の製造方法 |
US7901167B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-03-08 | Fanuc Ltd | Machining apparatus with mechanism for retaining axial position of guide member |
CN103803341A (zh) * | 2012-11-07 | 2014-05-21 | 村田机械株式会社 | 横动装置及具备该装置的卷绕装置 |
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