JP2002511035A - 両側に動作する調節駆動装置 - Google Patents

両側に動作する調節駆動装置

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シュマン,ペーター
フォルケル,ミハエル
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ブローゼ・ファールツォイグタイレ・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー,コブルグ
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、両側に動作して回転運動を生じさせるための、さらに詳しくは車両の座席の高さや傾きを手動で調節するための駆動装置に関する。駆動レバーは、駆動ホイールの周部に取り付けられた歯と係合可能なロック手段へ連結されている。この発明によれば、ロック手段は一体の傾動部材(2、2a、2b、2c)を有しており、この傾斜部材は駆動方向に応じて、二つの端部位置の間を行き来して傾動し、傾動部材(2、2a、2b、2c)は各端部位置において、駆動ホイール(4、4a、4b、4c)の歯(401、401a、401b、401c)とロックする。この発明は、独立した部材の数が少なく、また取り付けが容易で、コンパクトな構造を特徴とする、回転運動を発生するための両側に動作する駆動装置を提供している。

Description

【発明の詳細な説明】 両側に動作する調節駆動装置 (発明の属する技術分野) この発明は請求項1の序文に記載されている両側に動作する調節駆動装置に関 する。この種の駆動装置は、車両の座席の高さや傾きを手動で調節する用途に特 に適している。 (従来の技術) 両側に動作する駆動装置はドイツ連邦共和国公開特許公報第19527912号(DE 19 5 27 912 A1)により周知であり、そこでは、駆動レバーが駆動軸に取り付けられ ていて、旋回式ロック部材を支持している。歯部材が設けられたロック部材の自 由端は、駆動ホイールの周部に設けられたと係合可能になっている。スライドガ イドが旋回式ロック部材と協働して、駆動レバーの旋回方向に応じて、協働する 負荷のかかっていないロック部材を駆動ホイールのギヤから持ち上げて離す。ロ ック部材へ歯の係合方向と反対方向の力を加えることで、いわゆるラチェットノ イズを避けるために、両側とスライドガイドの外側にスプリング領域が設けられ ている。 一つの実施の形態においては、駆動ホイールの周部に設けられているギヤが内 歯を有しており、この内歯によって形成される周部の内側において、ロック部材 が駆動レバーの軸上に取り付けられている。 (発明が解決しようとする課題) ドイツ連邦共和国公開特許公報第19527912号から周知の調節駆動装置における 一つの欠点は、一方において、部品の数が比較的多いことである。特に、両側で 行う調節のために、二つの独立したロック部材が必要とされる。これによって、 調節駆動装置に対して相応した大きな構造スペースが必要となる。他方において 、ロック部材に対して限定されたガイドを行うため、また、駆動レバーがニュー トラルポジションへ戻るときに駆動ホイールの歯へロック部材の歯が係合するの を防止するためには、比較的高価な構造が必要となる。 この発明の目的は、従来技術よりも、独立した部材の数が比較的少なくて済み 、取り付けが容易であり、コンパクトな設計を特徴とするような、回転運動を行 わせるための両側に動作する駆動装置を提供することにある。 (課題を解決するための手段) この発明においてはこれは請求項1の特徴を有する、両側に動作する駆動装置 によって実現されている。この発明の好ましい有利な発展は従属クレームに示さ れている。 この発明による解決策は、ロック部材として、一体の傾動部材を利用すること を提案している。この傾動部材は、二つの端部位置の間を行き来して傾動できる ようになっており、各端部位置において、現在の駆動方向に応じて駆動ホイール へトルクを伝達する。二つの別個のロック部材を利用することは従って不要であ り、必要な構造スペースが最小限に抑えられる。 それと同時に、二つの別個のロック部材を利用する場合と比較して、取付けコ ストが低減される。なぜなら、ロック部材を駆動レバーへリベット止めしなくて よいからである。 傾動部材へ力が加わることにより、傾動部材の傾動は常に、駆動レバーを旋回 運動させてニュートラルポジションから外す際にのみ行われるようになっている 。駆動レバーがリセット運動を行う際には傾動部材は駆動ホイールの歯との係合 から自動的に外れ、駆動ホイールはリセット運動に従動しないようになっている 。 この発明の好ましい実施の形態においては、傾動部材は駆動装置の半径方向に 離間された二つの支持点で傾動するように取り付けられている。二つの支持点は 、駆動軸のまわりに互いに独立に旋回可能になっている二つの駆動部材に形成さ れている。一方の支持点は駆動レバーに好ましい設計で形成され、他方の支持点 は従動側において駆動レバーに隣接している保持用プレートに形成される。駆動 レバーと保持用プレートとは傾動部材によって互いに連結される。 二つの支持点が半径方向に離間されているため、駆動レバーをニュートラルポ ジションから操作する際に傾動部材へトルクが加わり、その結果、傾動部材は駆 動方向に応じて一方あるいは他方の端部位置へ傾動して、駆動ホイールの歯と係 合する。このような傾動部材の傾動運動が生じると、駆動レバーがニュートラル ポジションから旋回運動を行うときに、駆動レバーに形成されている支持点は同 じように旋回し、一方、保持用プレートに形成されている支持点は最初はその位 置に止まって対抗するモーメントを発生する。 慣性のために、またそのスタート位置やニュートラルポジションにおける摩擦 力のために、保持用プレートは止まり、その一方で傾動部材が傾動する。傾動部 材が対応する端部位置まで傾動し、駆動ホイールの歯と係合したあとに、駆動レ バーと保持用プレートとの間の連結の結果として、保持用プレートの回転運動が 起きる。 この発明の有利な発展においては、傾動部材はロッカーアームである。ロッカ ーアームは円周部に設けられた二つの離間した歯部分を有している。ロッカーア ームの各端部位置においては、歯部分の一方が駆動ホイールの歯と係合する。ロ ッカーアームは軸対称であり、ロッカーアームの二つの支持点が対称軸上に位置 していることが好ましい。従って、駆動装置は、両方の駆動方向において同じよ うに機能することが保証されている。 これとは違って、ロッカーアームを非対称に設計して、ロッカーアームと駆動 ホイールとの間に異なる遊びが存在し、二つの駆動方向に異なるリフト角度が存 在するようにもできる。この設計は、駆動方向に応じて異なるリフト角度を生じ させる場合に都合がよい。 この発明の一つの実施の形態においては、ロッカーアームの歯部分と、駆動ホ イールの歯部分とは実際には歯形(cog)に形成されておらず、フラットに形成さ れている。しかし、このように協働する表面は大きな摩擦係数を有していて、駆 動ホイールとロッカーアームとのロックが摩擦係合によって行われるようになっ ている。この設計における利点は、ロッカーアームや駆動ホイールにいっさい歯 を形成する必要がないことである。 この発明の第1の変形例においては、ニュートラルポジションからの駆動レバ ーの旋回運動の際に、保持用プレートのそのニュートラルポジションからの対応 する回転に抗する手段が設けられている。この種の保持用プレートの止めあるい はブレーキ動作は有利である。なぜなら、傾動部材あるいはロッカーアームに対 抗するモーメントが生じて、傾動部材の歯部分を駆動ホイールの歯としっかりと 係合させるからである。保持用プレートにこうした動作を行わせるために、様々 な実施の形態が提供されている。 第1の実施の形態においては、保持用プレートに固定された回転スプリングが 設けられている。保持用プレートが回転する際に、回転スプリングにテンション がかかって、保持用プレートへニュートラルポジションの方向にリセットモーメ ントが作用する。つまり、回転スプリングは絶えず保持用プレートをニュートラ ルポジションに保持しようとする。駆動レバーの動きと、駆動レバー/傾動部材 /保持用プレートの間が連結されていることの結果として保持用プレートに加わ るトルクとによって、回転スプリングは、保持用プレートへ反対方向にトルクが 作用する結果として、対抗モーメントを生じる。これによって、傾斜部材が確実 に傾動しかつ係合することとなる。 第2の実施の形態においては、対抗モーメントは保持用プレートがニュートラ ルポジションに位置しているときにのみ発生する。このために、戻り止め部材が 設けられており、保持用プレートはニュートラルポジションにおいては戻り止め 部材に解除可能に係合する。戻り止め部材は戻り止めスプリングであることが好 ましい。戻り止めスプリングは保持用プレートに軸方向の力を加えて、それによ って生じる摩擦あるいはブレーキモーメントによって、保持用プレートのニュー トラルポジションからの回転に抗する。駆動レバーとの連結の結果として傾動部 材が傾動し、保持用プレートがニュートラルポジション外に回転した後、戻り止 めスプリングは傾動部材を越えて摺動する。別の実施の形態においては、戻り止 め部材は戻り止めボールとして形成されている。戻り止めボールはニュートラル ポジションにおいて、保持用プレートに設けられた凹部に係合する。 ニュートラルポジションからの保持用プレートの回転に抗する手段を利用する ことで、旋回運動が始まるときの駆動レバーの遊び、従ってアイドリングは、傾 動部材が確実に即座に傾斜するために、低減される。 この発明の第2の変形例においては、傾動部材はスライドガイドと協働する。 スライドガイドは、駆動レバーを駆動する際に傾動部材を限定された経路でガイ ドするとともに、駆動レバーがニュートラルポジションへ戻されたときに傾動部 材が確実にリセットされるようにする。このために、傾動部材はスライドガイド の中をガイドされる二つの対称に配置されたスタッドあるいはボルトを有してい る。従って、スライドガイドは、駆動側において駆動レバーに隣接している駆動 装置のカバープレートに形成されていることが好ましい。それに代わって、スラ イドガイドを駆動レバー自身に形成してもよい。 ラチェットノイズを発生する可能性のある、リセット運動の際の傾動部材の歯 と駆動ホイールの歯との互いの摺動を、傾動部材をスライドガイドの中でガイド することによって防止される。従って、この調節駆動装置は非常に低いノイズレ ベルで形成することができる。 この発明による駆動装置は、旋回プロセスのあとに駆動レバーをそのニュート ラルポジションへ戻すためのリターンスプリングを有している。リターンスプリ ングは一方ではハウジングへ固定されたハウジングストップへ連結されており、 他方では駆動レバーあるいはそれに連結されたストッパへ連結されている。既に 述べたドイツ連邦共和国特許公開公報第19527912号には、リターンスプリングを 駆動装置のブレーキ装置のブレーキハウジングに取り付けることが記載されてい る。ブレーキ装置は駆動シャフトと連結されており、従って、出力側でのトルク 伝達は阻止され、一方で駆動側でのトルク伝達は可能になっている。この種のブ レーキ装置の構造や機能は、例えばドイツ連邦共和国特許公開公報第4120617号( DE4120617A1)などの従来の技術で周知のものである。 リターンスプリングをブレーキハウジングへ取り付ける別の方法として、リタ ーンスプリングを駆動ホイールの自由な内部へ装着することが可能である。リタ ーンスプリングを駆動レバーにすぐ隣接する構造スペースの中に一体化すること によって、駆動装置の複雑さがさらに改善され、スペースがさらに節約される。 先と同様に、リターンスプリングはスプリングの一端をハウジングへ固定された ストッパへ固定することによって、駆動レバーが動いたときにテンションが加わ るようになっている。 この発明による駆動装置はピニオンなどの出力部材を有している。ピニオンに は駆動装置によって発生した回転運動が伝達される。回転運動を出力部材へ伝達 するために、二つの方法が提案される。第1の方法においては、駆動ホイールが 、駆動レバーの旋回軸と一致した軸を有する駆動シャフトへ堅固に連結されてい る。 出力部材も同様に駆動シャフトへ連結されていて回転的に固定されており、駆動 レバーによって駆動ホイールへ伝達される回転運動が、駆動シャフトへ直接伝達 され、そしてこれから出力部材へ伝達されるようになっている。 これとは違って、駆動ホイール自身が被駆動部材を形成していてもよい。この 実施の形態においては実際のシャフトは設けられていない。そのかわりに、駆動 レバーと、保持用プレートと、駆動ホイールと、駆動装置の他の部材とが段付き ボルトへ、それへ回転的に固定する必要なく、取り付けられる。こうして、駆動 ホイールは出力部材と連結され、駆動ホイールの回転運動が同様に出力部材へ伝 達される。 駆動ホイールの歯は内歯として形成されていることが有利であることを指摘し ておかなければならない。これによって、傾動部材と保持用プレートを駆動ホイ ールの内側の構造スペース内に取り付けることが可能となり、その結果、駆動装 置は非常にコンパクトになり、スペースを節約できる構造になる。しかし、駆動 ホイールに外歯を設けて、傾動部材を駆動ホイールの外側で傾動させ、駆動ホイ ールの外歯と係合するように取り付けることも基本的にはこの発明の範囲内のこ とである。 以下、添付図面に示されている様々な実施の形態を参照しつつ、この発明をよ り詳しく説明する。 (図面の簡単な説明) 図1はこの発明による駆動装置の第1の実施形態の分解図である。 図2は図1の駆動装置の断面図である。 図3はこの発明による駆動装置の第2の実施形態の断面図であり、そこでは保 持用プレートが回転スプリングへ連結されている。 図4aは図3の駆動装置の側面図である。 図4bは図4aと同じ図であるが、駆動レバーは描かれていない。 図5aはこの発明による駆動装置のさらに別の実施の形態の側面図であり、こ こでは戻り止めスプリングが保持用プレートに対して、限定されたブレーキ運動 を生じさせる。 図6a〜図6fは、駆動レバーが旋回運動を行う際の、この発明による別の駆 動装置の傾動部材の移動経路を示しており、傾動部材は、円形のカムによってス ライドガイドの中をガイドされる。 図7a〜図7fは、駆動レバーが旋回運動を行う際の、この発明による別の装 置の傾斜部材の移動経路を示しており、そこでの駆動装置は、スライドガイドの 中をガイドされるカムが四角形であることを除いては、図6a〜図6fの駆動装 置と同じである。 図8は図2の駆動装置を示しており、そこでは駆動レバーに弾性戻り止めキャ ッチがさらに形成されている。 (発明の実施の形態) 図1及び図2はこの発明による両側に動作する調節駆動装置の基本構造を示し ている。駆動レバー1とロッカーアーム2と保持用プレート3と内歯401を備 えた駆動ホイール4とがスペーサースリーブ5に取り付けられており、スペーサ ースリーブ5は駆動軸6に沿って取り付けられている。駆動レバー1とロッカー アーム2と保持用プレート3と駆動ホイール4とはカバープレート7によって覆 われている。カバープレート7も同様に、段付きボルトとして形成されているス ペーサースリーブ5に取り付けられている。 カバープレート7と駆動レバー1との間には波形のディスクとして形成された スプリング8が設けられていて、それぞれの駆動部材に軸方向の力が加えて、駆 動部材がほとんど遊びなしに互いに隣接するようにしている。保持用プレート3 と駆動ホイール4との間には別の波形のスプリング8aが配置されている。しか し、スプリング8aは必要に応じてなしで済ますことができるので、図2には描 かれていない。 駆動ホイール4の出力側には固定用サポート9とブレーキ装置11とが隣接し ている。ブレーキ装置11はブレーキハウジング10内に取り付けられている。 固定用サポート9は、例えば自動車の座席の側部などの固定された支持部材へ、 固定面9aによって固定されている。 また、固定用サポート9にはカバープレート7を固定するためのスリーブ91 がさらに設けられている。 ブレーキハウジング10内に取り付けられているブレーキ装置11は、ドイツ 連邦共和国公開特許公報第4120617号(DE4120617A1)において周知のクランピン グ部材110を有している。クランピング部材110は、駆動軸6に取り付けら れたボルト12のウィング111や、成形された(shaped)スプリング112、そ して円筒スリーブ状の爪401と、駆動ホイール4のアセンブリ開口部403へ アクティブに連結されている。ウィング111へ連結されていて回転的に固定さ れている出力ピニオン13が、ボルト12の出力側に取り付けられており、例え ば車両の座席の高さや傾斜を調節するためのギヤ装置に係合している。 ブレーキ装置11は、ピニオン13の出力側へトルクが作用する際に、クラン ピング部材110がブレーキハウジング10の内壁へクランプされ、それによっ てトルクの伝達が阻止されるように機能する。しかし、駆動側にトルクが作用す るときには、ロック作用は解放される。従って、ブレーキ装置11は、外力が生 じたときには駆動装置の調節が行われないようにしている。さらに詳しくは、ピ ニオン13は衝突力が生じたときには回転しないようになっている。 ブレーキハウジング10の外周に設けられたブシュ14にはリターンスプリン グ15が取り付けられている。リターンスプリング15は二つのスプリングアー ム15a、15bを有している。これらのスプリングアームには、一方において は、ハウジングに対して固定されている固定用サポート9のハウジングブラケッ ト92が係合しており、他方においては、駆動レバー1のリターンブラケット1 01が係合しており、リターンブラケットは駆動レバーからリターンスプリング 15の方へ延びている。こうして、二つのブラケット92、101はリターンス プリング15の二つの自由端15a、15bの間にクランプされている。 リターンスプリング15を支持するためにブシュ14を使用するかどうかは任 意であり、これは特に大きな負荷がかかるときに設けられる。 ロッカーアーム2はその円周上に対称配置された二つの歯部分201、202 を有しており、駆動方向に応じて、歯部分201、202の一方を駆動ホイール 4の内歯401と係合させることができる。ロッカーアーム2の対称軸の上には 、駆動軸6に対して半径方向に離間された二つの支持点が設けられている。これ らの支持点によって、ロッカーアーム2は一方においては駆動レバー1へ、他方 においては保持用プレート3へ連結されている。ロッカーアーム2と駆動レバー 1 との間の支持点は、駆動レバー1に設けられた対応する溝102に係合するピン あるいはスタッド204によって形成されている。同じようにして、保持用プレ ート23とロッカーアーム2との間の支持点は、ロッカーアーム2の穴203に 係合する保持用プレート3のピンあるいはスタッド301によって形成されてい る。 ロッカーアームは焼結された部分として形成されていることが好ましく、この 場合、ピン204はこの焼結部分に圧入される。保持用プレート3は駆動装置の 重量を小さくするために、プラスチックから形成されていることが好ましい。ピ ン302は例えば保持用プレート3に一体部材として形成される。これとは違っ て、ロッカーアームはプラスチックから形成することもできる。 駆動レバー1をニュートラルポジションから外れるように旋回させると、駆動 レバー1の穴102に取り付けられているロッカーアーム2のピン204も同じ ように駆動軸6のまわりを旋回する。保持用プレート3とスペーサースリーブ5 との、また場合によっては駆動ホイール4との間に生じる摩擦力のために、保持 用プレート3は、まず駆動レバー1とはいっしょに回転しなくなる。従って、保 持用プレート3のピン301はカウンターベヤリングを形成し、ロッカーアーム 2にトルクが加わってロッカーアーム2が傾斜し、駆動方向に応じて、ロッカー アーム2の歯部分201、202の一方が駆動ホイール4の歯401に係合する 。 駆動レバー1が上方へ旋回してニュートラルポジションから外れると、ロッカ ーアーム2が例えば左に傾斜し、歯部分201が駆動ホイール4の歯401と係 合する。このようにして、駆動レバー1の回転運動が駆動ホイール4へ伝達され る。 駆動レバー1が旋回されてニュートラルポジションへされると、ロッカーアー ム2へのトルクが解放され、係合されているロッカーアーム2の歯部分201、 202が駆動ホイール4の歯部分401及び駆動レバーとの係合から外れ、この リセット運動が駆動ホイール4へ伝達されることなく、ロッカーアーム2と保持 用プレート3がニュートラルポジションへ戻る。 駆動レバー1によって引き起こされた駆動ホイール4の回転運動は、駆動ホイ ール4の入口開口部403と、出力ピニオン13へ連結されていて回転的に固定 されているブレーキ装置11のウィング111とを介して、出力ピニオン13へ 伝達される。出力ピニオン13へのこのタイプの回転運動の伝達によって、駆動 装置とブレーキ装置11との連結が外れる。 別の実施形態(図示しない)においては、駆動ホイールは駆動軸に取り付けら れていて回転的に固定されており、駆動ホイールの回転運動が駆動軸へ伝達され る。この実施の形態においては、出力ピニオンも同じように駆動シャフトへ連結 されていて回転的に固定されている。また、この実施の形態においてもブレーキ 装置にクランピング部材が設けられ、これらのクランピング部材は、出力側にお いてトルクが出力ピニオンへ加わると、ブレーキハウジングへ押し付けられて、 回転を阻止する。 図3、図4a及び図4bはこの発明のさらに別の実施の形態を示している。こ こでは、回転スプリング16が保持用プレートへ連結されており、保持用プレー トがニュートラルポジションから外れると、リセットトルクが保持用プレートへ 作用する。図3、図4a及び図4bに示されている両側に動作する駆動装置の構 造及び作用については、図1及び図2の駆動装置の構造及び作用と異なるところ だけを説明する。 特に図4a及び図4bからわかるように、傾斜部材として機能するロッカーア ーム2aには歯部分201a及び202aが設けられており、ロッカーアーム2 aは、第1の支持点203aにおいては保持用プレート3aへ、また第2の支持 点204aにおいては駆動レバー1aへ連結されている。駆動軸6に対して対称 で保持用プレート3aに設けられている回転スプリング16は二つのスプリング 端部16a、16bを有しており、スプリング端部16a、16bは保持用プレ ート3aのスタッド320aへ隣接している。 図3においては、カバープレート7aのブラケット701a(図4a及び図4 bには示されていない)が二つのスプリング端部16a、16bの間に係合して おり、ハウジングに対して固定されたストッパを提供している。この実施の形態 において、駆動レバーは二つの部分に分割されており、レバー保持用プレート1 aと操作用レバー1bとから構成されている。レバー保持用プレート1aと操作 用レバーと1bは互いに固定的に連結されていて、カバープレート7aの両側に 取り付けられており、両方ともカバープレートに支持されている。 図3においては、レバー保持用プレート1aはリターンブラケット101aを 形成しており、図1及び図2を参照して説明したように、リターンブラケットは リターンスプリング15aの一方のスプリング端部と係合している。 操作用レバー1bあるいはレバー保持用プレート1aが旋回されてニュートラ ルポジションから外れると、レバー保持用プレート1aとロッカーアーム2aと の間の支持点204aがいっしょに回転する。ロッカーアーム2aは同じように ロッカーアーム2aと保持用プレート3aの支持点203aに取り付けられてい るため、駆動レバー1aが動く際には保持用プレート3aにもトルクが加わる。 しかし、保持用プレート3aの回転は、一方では保持用プレート3aのスタッド 302aに他方ではカバープレート7のブラケット701に支持されている回転 スプリング16によって反作用を受ける。 保持用プレート3aがニュートラルポジションから回転する際に作用するこの スプリング力によって、リセットトルクが保持用プレート3aへ作用し、保持用 プレートはニュートラルポジションに留められる。このように回転スプリング1 6は必要なカウンターモーメントを発生し、これによってロッカーアーム2aの 確実な傾斜と、駆動ホイール4aの歯401aへの係合が確保される。スタッド 301aはニュートラルポジションに停滞させられ、回転に抗するため、ロッカ ーアーム2aは確実に傾斜する。 さらに、回転スプリング16は、駆動レバー1a、1bが旋回してニュートラ ルポジションへ戻るにつれて、保持用プレート3aも、限定された最小限の遊び で、同じようにニュートラルポジションへ確実に戻るようにしている。この結果 、駆動レバー1a、1bを再び動かすと、ロッカーアーム2aは再び即座に傾斜 し、最小限のアイドリングでさらなる回転が駆動ホイール4aへ伝達される。 図5a及び図5bはこの発明による駆動装置のさらなる変形を示している。こ れらの図は駆動軸6に取り付けられた駆動レバー1を示している。駆動レバー1 は第1の支持点204bにおいてロッカーアーム2bへ連結されている。ロッカ ーアーム2bはこの場合にも歯部分201b、202bを有しており、これらの 歯部分は駆動ホイール4bの内歯401bへ係合される。ロッカーアーム2bの 第2の支持点は、ロッカーアーム2bの対応する穴、さらに詳しくは長穴に係合 している保持用プレート3bのスタッド301bによって形成されている。 この実施の形態の特徴は、戻り止めスプリング17が保持用プレート3bのス タッド301bへ軸方向の力を加えることである。それに関連する摩擦力が最初 は保持用プレート3bの回転に抗する作用をし、それに関連するブレーキモーメ ントによってロッカーアーム2bの確実な傾斜と係合がもたらされる。しかし、 ロッカーアーム2bを係合させるための限定されたブレーキモーメントは、保持 用プレート3bがニュートラルポジションにあるときしか発生しない。駆動レバ ー1が旋回運動する途中に保持用プレート3bが同じように回転したあと、戻り 止めスプリング17がロッカーアーム2bを掴む。 指摘すべきことは、保持用プレートのスタッド301bの上に小さな戻り止め トラフが形成されていて、この戻り止めトラフの中に戻り止めスプリング17が 係合することである。これは、保持用プレート3bがニュートラルポジションへ 限定された形で戻るようにしており、遊びを最小限に抑えている。従って、駆動 レバー1がニュートラルポジションから外れて新たに旋回する際には、ロッカー アーム2bが即座に傾斜して、ロッカーアーム2bと駆動ホイール4bの歯の係 合が即座に、かつアイドリングなしに行われて回転運動が伝達されるようになっ ている。また、ロッカーアーム2bと駆動ホイール4bの歯が係合するまえには 、ラチェットノイズはいっさい発生しないようになっている。 別の実施の形態(図示しない)においては、図1〜図4bのリターンスプリン グ15あるいは15aがブレーキハウジングの周辺上に取り付けられておらず、 駆動ホイールと駆動レバーとの間の構造スペースに一体化されている。例えば、 ハウジングに対して固定されていて前記構造スペースの中へ突出するカバープレ ートのブラケットが、図3のブラケット701に対応して、ハウジングの側にお けるストッパとして機能する。駆動レバーのためのリセット用スプリングを、駆 動ホイールと駆動レバーとの間の構造スペースに一体化すると、駆動装置のコン パクト設計がさらに強化される。 図6a〜図6fはロータリースプリングあるいは戻り止め部材が設けられてい ない場合の図1及び図2の駆動装置の設計を示している。そのかわりに、ロッカ ーアームに対するスライドガイドが設けられている。図6a〜図6fは、内歯4 01cを備えた駆動ホイール4cと、二つの支持点203c、204cを有する ロッカーアーム2cと、駆動軸6と、二つのスライドガイド18a、18bを示 しており、これらのスライドガイドにはロッカーアーム2cの円形のカム205 a、205bが係合する。従って、スライドガイド18a、18bは駆動装置の カバープレートの中に形成されている。 図6a〜図6fからわかるように、ロッカーアーム2cはキー係合でガイドさ れ、駆動レバーが旋回運動を行う際にスライドガイドによって限定される。特に 、駆動レバーがニュートラルポジションへ戻る際に、ロッカーアーム2cは、限 定された最小限の遊びで戻る。駆動レバーがニュートラルポジションから移動す ると、まずロッカーアーム3cが傾斜して、一方の歯部分201cが駆動ホイー ル4cの内歯401cと係合する(図6b)。駆動レバーが最大限に旋回したあ と(図6cを参照のこと)は、駆動レバーは自在になり、リターンスプリング( 図示されていない)のトルクによってニュートラルポジションへ戻される。 駆動レバーの旋回運動が反転されると、歯部分201cは歯401cとの係合 から外れる(図6d)。このときには、反対側のスライドガイド18bは、それ まで係合していなかった歯202cが、駆動ホイール4cの内歯401cと係合 しないようにする。これは、駆動レバーと、これと連結されているロッカーアー ム2cとが確実に静かに戻るようにするため、さらに詳しくは駆動レバーが反転 してニュートラルポジションへ戻ることがないようにするために、防止しなけれ ばならないことは明かである。 既存の遊びが存在するために、リセット運動が終わったとき、元のニュートラ ルポジションへは完全に到達しない。しかし、この遊びは小さい。なぜなら、ス ライドガイド18a、18bに曲がり部分181が設けられていて、ニュートラ ルポジションにおいてはその側面へカム205a、205bが隣接しており、あ る程度の中心位置合わせが実現されるからである。 図7a〜図7fは、別の調節駆動装置に対する対応する調節経路を示している 。この調節駆動装置は、図6a〜図6fの調節駆動装置とは、関係するカム20 5a’、205b’が四角形であり、スライドガイド18a、18bの曲がり部 分 118’がそれに応じてほぼ四角形に形成されている点が異なっているだけであ る。従って、ニュートラルポジションはリセット運動の際に遅れて達成され、そ の結果、駆動レバーで起きるアイドリングは低度のものとなる。このため、角形 のカム205a’での遊びは円形カム205aの場合よりも小さい。従って、ニ ュートラルポジションが高精度で定められる。 図1〜図4aの実施の形態に、図6及び図7のスライドガイドを設けることも この発明の範囲内であることをここで指摘しておく。 図8は調節駆動装置の別の実施の形態を示しており、図1及び図2の実施の形 態とほぼ同じである。弾性ブラケット103が駆動レバー1に形成されていて、 駆動レバー1がニュートラルポジションにあるときに、カバープレート7の戻り 止め開口部702に係合する。駆動レバー1の限定されたニュートラルポジショ ンがこれによって固定され、旋回運動のスタート時におけるにレバーのアイドリ ングがさらに小さく抑えられる。 この発明はその利用において上述した実施の形態に限定されるわけではない。 この発明にとって本質的なことは、駆動ホイールへのトルクの伝達が、旋回式傾 斜部材として形成されているロック部材を介して行われるということだけである 。
【手続補正書】 【提出日】平成11年12月14日(1999.12.14) 【補正内容】 (1)明細書第1頁第29行の「防止するためには・・・」と第2頁第1行の「 この発明の目的は・・・」との間に以下の文言を挿入します。 「 特開平5−176819号には車両の座席の背もたれの傾きを調節するため の調節機構が記載されており、そこでは操作レバーを操作するとアンロック動作 が生じて、背もたれの傾斜調節を自由に行えるようになっている。操作レバーを 解除すると再びロック動作が生じる。ロック動作のために、操作レバーに連結さ れスピンドルに対して回転可能に取り付けられた2つのロック部材が歯部分を有 しており、これらの歯部分は、操作レバーを操作及び解除することで、対向する 歯との係合及び解除が可能である。」 (2)請求の範囲を別紙のとおり補正します。 請求の範囲 1.両側に動作して回転運動を発生するための、さらに詳しくは車両の座席の高 さや傾きを手動で調節するための駆動装置であって、駆動レバー(1,1a)の ニュートラルポジションから一つもしくは他の駆動方向へ選択的に調節が行われ 、駆動レバー(1,1a)がニュートラルポジションから離れて動くときにのみ 被駆動部材が回転させられ、駆動レバー(1,1a)をニュートラルポジション の方向へ移動するときには被駆動部材は従動せず、 (a)駆動レバー(1,1a)が駆動軸(6)のまわりに旋回可能になっていて 、ロック手段(2,2a、2b、2c)に連結されており、該ロック手段は駆動 ホイール(4、4a、4b、4c)の周部に設けられた歯(401、401a、 401b、401c) と係合可能になっており、 (b)駆動ホイール(4、4a、4b、4c)が、被駆動部材へ連結されている か、あるいはそれ自身である駆動装置であって、 前記ロック手段が、関係する駆動方向に応じた二つの端部位置の間で行き来の 傾動を行う一体の傾動部材(2,2a、2b、2c)を有しており、各端部位置 において傾動部材(2、2a、2b、2c)が駆動ホイール(4、4a、4b、 4c)の歯(401、401a、401b、401c)とロックすることを特徴 とする両側に動作する駆動装置。 2.前記傾動部材(2、2a、2b、2c)が、駆動装置の半径方向に離間され た二つの支持点で傾動するように取り付けられていることを特徴とする請求項1 記載の両側に動作する駆動装置。 3.前記半径方向に離間された二つの支持点が、駆動軸(6)のまわりで互いに 独立に旋回可能な二つの駆動部材(1、1a;3、3a、3b)に形成されてい ることを特徴とする請求項2記載の両側に動作する駆動装置。 4.一方の支持点(204、204a、204b、204c)が駆動レバー(1 、 1a)に形成されており、他方の支持点(203、203a、203c)が保持 用プレート(3、3a、3b)に形成されており、駆動レバー(1、1a)と保 持用プレート(3、3a、3b)とが傾動部材(2、2a、2b、2c)によっ て互いに連結されていることを特徴とする請求項3記載の両側に動作する駆動装 置。 5.駆動軸(6)からの半径方向の距離は、前記駆動レバー(1、1a)に形成 されている支持点(204、204a、204b、204c)のほうが、保持用 プレート(3、3a、3b)に形成されている支持点(203、203a、20 3c)よりも小さいことを特徴とする請求項4記載の両側に動作する駆動装置。 6.前記傾動部材がロッカーアーム(2、2a、2b、2c)であり、このロッ カーアームが円周方向に離間して配置されてた二つの歯部分(201、201a 、201b、201c;202、202a、202b、202c)を有しており 、前記ロッカーアームの各端部位置において、前記歯部分の一方が駆動ホイール (4、4a、4b、4c)の歯部分と係合することを特徴とする請求項1〜請求 項5のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 7.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)の歯部分と、前記駆動ホイー ル(4、4a、4b、4c)の歯がフラットに形成されており、協働する面が大 きな摩擦係数を有しており、前記駆動ホイールと前記ロッカーアームとのロック 作用が摩擦係合によって生じることを特徴とする請求項6記載の両側に動作する 駆動装置。 8.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)が軸対称な構造となっており 、前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)の二つの支持点がこの対称軸上 に位置していることを特徴とする請求項6もしくは請求項7記載の両側に動作す る駆動装置。 9.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)が非対称な構造となっており 、駆動レバーの二つの駆動方向に対して異なるストロークが与えられていことを 特徴とするる請求項6もしくは請求項7記載の両側に動作する駆動装置。 10.前記駆動レバー(1、1a)のニュートラルポジションから外れる旋回動 に伴って、保持用プレートが対応するニュートラルポジションから外れて回転す ることを妨げるための手段(16、17)が設けられていることを特徴とする請 求項1〜請求項9のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 11.前記保持用プレート(3a)に固定された回転スプリング(16)が設け られており、前記保持用プレート(3a)が回転してそのニュートラルポジショ ンから外れるときに、前記回転スプリング(16)が、保持用プレート(3a) に対してニュートラルポジションの方向へリセットトルクを加えることを特徴と する請求項10記載の両側に動作する駆動装置。 12.前記保持用プレートが、戻り止め部材と、さらに詳しくは戻り止めボール と協働し、前記保持用プレートがニュートラルポジションにおいてこの戻り止め 部材に解除可能に係合することを特徴とする請求項10記載の両側に動作する駆 動装置。 13.前記保持用プレート(3b)が戻り止めスプリング(17)へ連結されて おり、少なくとも保持用プレート(3b)がニュートラルポジションにあるとき に前記戻り止めスプリングが保持用プレート(3b)に軸方向の力を加え、また 、それに関連したブレーキモーメントによって、ニュートラルポジションから外 れるように回転しようと保持用プレート(3b)の動きに抗することを特徴とす る請求項10もしくは請求項12記載の両側に動作する駆動装置。 14.前記戻り止めスプリング(17)が保持用プレート(3b)のスタッド( 301b)に軸方向の力を加え、前記スタッドがクランピング部材(2b)の 穴に係合して支持部を形成することを特徴とする請求項13記載の両側に動作す る駆動装置。 15.前記傾動部材(2c)がスライドガイド(18a、18b)と協働し、駆 動レバーが作動したときに前記スライドガイドが傾動部材(2c)を限定された 経路上をガイドするようになっており、前記駆動レバーをニュートラルポジショ ンへ戻したときに、駆動ホイールはリセットされずに、傾動部材(2c)が確実 にリセットされるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項14のい ずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 16.前記スライドガイド(18a、18b)が、駆動側において駆動レバーに 隣接している当該駆動装置のカバープレートに形成されていることを特徴とする 請求項15記載の両側に動作する駆動装置。 17.前記傾動部材(2c)が、対称に配置されていてスライドガイド(18a 、18b)内をガイドされる少なくとも二つのカムあるいはボルト(205a、 205b)を有していることを特徴とする請求項15もしくは請求項16記載の 両側に動作する駆動装置。 18.当該駆動装置はブレーキ装置(11)を有し、このブレーキ装置が、出力 側のトルク伝達は阻止されるが駆動側のトルク伝達は可能となるように形成され ていることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれか1項記載の両側に動作 する駆動装置。 19.前記駆動レバー(1)をニュートラルポジションへ戻すためのリターンス プリング(15)が設けられており、このリターンスプリングが一方においては ハウジングに固定されたハウジングストッパ(92)へ連結されており、他方に おいては駆動レバー(1)のストッパ(101)へ連結されていることを特徴と する両側に動作する駆動装置。 20.前記リターンスプリングが、駆動レバー(1)に隣接する構造スペース、 さらに詳しくは駆動ホイール(4)の内部の構造スペースの中に取り付けられて いることを特徴とする請求項19記載の両側に動作する駆動装置。 21.駆動ホイール(4、4a、4b、4c)はそれ自身が被駆動部材を形成し ており、駆動ホイール(4、4a、4b、4c)が、当該駆動装置によって発生 される回転運動を出力側に取り付けられた従動部材(13)へ伝達することを特 徴とする請求項1〜請求項20のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 22.前記被駆動部材が駆動シャフトであり、駆動ホイールがこの駆動シャフト へ連結されていて回転的に固定されており、前記駆動ホイールが当該駆動装置に よって発生される回転運動を前記駆動シャフトへ伝達することを特徴とする請求 項1〜請求項19のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 23.前記傾動部材(2、2a、2b、2c)が焼結された部材あるいはプラス チック部材として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項22のいず れか1項記載の両側に動作する駆動装置。 24.前記保持用プレート(3、3a、3b)がプラスチックから形成されてい ることを特徴とする請求項1〜請求項23のいずれか1項記載の両側に動作する 駆動装置。 25.前記駆動ホイール(4、4a、4b、4c)の歯が内歯(401、401 a、401b、401c)であることを特徴とする請求項1〜請求項24のいず れか1項記載の両側に動作する駆動装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.両側に動作して回転運動を発生するための、さらに詳しくは車両の座席の高 さや傾きを手動で調節するための駆動装置であって、駆動レバーのニュートラル ポジションから一つもしくは他の駆動方向へ選択的に調節が行われ、駆動レバー がニュートラルポジションから離れて動くときにのみ被駆動部材が回転させられ 、駆動レバーをニュートラルポジションの方向へ移動するときには被駆動部材は 従動せず、 (a)駆動レバーが駆動軸のまわりに旋回可能になっていて、ロック手段に連結 されており、該ロック手段は駆動ホイールの周部に設けられた歯と係合可能にな っており、 (b)駆動ホイールが、被駆動部材へ連結されているか、あるいはそれ自身であ る駆動装置であって、 前記ロック手段が、関係する駆動方向に応じた二つの端部位置の間で行き来の 傾動を行う一体の傾動部材(2,2a、2b、2c)を有しており、各端部位置 において傾動部材(2、2a、2b、2c)が駆動ホイール(4、4a、4b、 4c)の歯(401、401a、401b、401c)とロックすることを特徴 とする両側に動作する駆動装置。 2.前記傾動部材(2、2a、2b、2c)が、駆動装置の半径方向に離間され た二つの支持点で傾動するように取り付けられていることを特徴とする請求項1 記載の両側に動作する駆動装置。 3.前記半径方向に離間された二つの支持点が、駆動軸(6)のまわりで互いに 独立に旋回可能な二つの駆動部材(1、1a;3、3a、3b)に形成されてい ることを特徴とする請求項2記載の両側に動作する駆動装置。 4.一方の支持点(204、204a、204b、204c)が駆動レバー(1 、1a)に形成されており、他方の支持点(203、203a、203c)が保 持 用プレート(3、3a、3b)に形成されており、駆動レバー(1、1a)と保 持用プレート(3、3a、3b)とが傾動部材(2、2a、2b、2c)によっ て互いに連結されていることを特徴とする請求項3記載の両側に動作する駆動装 置。 5.駆動軸(6)からの半径方向の距離は、前記駆動レバー(1、1a)に形成 されている支持点(204、204a、204b、204c)のほうが、保持用 プレート(3、3a、3b)に形成されている支持点(203、203a、20 3c)よりも小さいことを特徴とする請求項4記載の両側に動作する駆動装置。 6.前記傾動部材がロッカーアーム(2、2a、2b、2c)であり、このロッ カーアームが円周方向に離間して配置されてた二つの歯部分(201、201a 、201b、201c;202、202a、202b、202c)を有しており 、前記ロッカーアームの各端部位置において、前記歯部分の一方が駆動ホイール (4、4a、4b、4c)の歯部分と係合することを特徴とする請求項1〜請求 項5のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 7.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)の歯部分と、前記駆動ホイー ル(4、4a、4b、4c)の歯がフラットに形成されており、協働する面が大 きな摩擦係数を有しており、前記駆動ホイールと前記ロッカーアームとのロック 作用が摩擦係合によって生じることを特徴とする請求項6記載の両側に動作する 駆動装置。 8.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)が軸対称な構造となっており 、前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)の二つの支持点がこの対称軸上 に位置していることを特徴とする請求項6もしくは請求項7記載の両側に動作す る駆動装置。 9.前記ロッカーアーム(2、2a、2b、2c)が非対称な構造となっており 、 駆動レバーの二つの駆動方向に対して異なるストロークが与えられていことを特 徴とするる請求項6もしくは請求項7記載の両側に動作する駆動装置。 10.前記駆動レバー(1、1a)のニュートラルポジションから外れる旋回動 に伴って、保持用プレートが対応するニュートラルポジションから外れて回転す ることを妨げるための手段(16、17)が設けられていることを特徴とする請 求項1〜請求項9のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 11.前記保持用プレート(3a)に固定された回転スプリング(16)が設け られており、前記保持用プレート(3a)が回転してそのニュートラルポジショ ンから外れるときに、前記回転スプリング(16)が、保持用プレート(3a) に対してニュートラルポジションの方向へリセットトルクを加えることを特徴と する請求項10記載の両側に動作する駆動装置。 12.前記保持用プレートが、戻り止め部材と、さらに詳しくは戻り止めボール と協働し、前記保持用プレートがニュートラルポジションにおいてこの戻り止め 部材に解除可能に係合することを特徴とする請求項10記載の両側に動作する駆 動装置。 13.前記保持用プレート(3b)が戻り止めスプリング(17)へ連結されて おり、少なくとも保持用プレート(3b)がニュートラルポジションにあるとき に前記戻り止めスプリングが保持用プレート(3b)に軸方向の力を加え、また 、それに関連したブレーキモーメントによって、ニュートラルポジションから外 れるように回転しようと保持用プレート(3b)の動きに抗することを特徴とす る請求項10もしくは請求項12記載の両側に動作する駆動装置。 14.前記戻り止めスプリング(17)が保持用プレート(3b)のスタッド( 301b)に軸方向の力を加え、前記スタッドがクランピング部材(2b)の穴 に係合して支持部を形成することを特徴とする請求項13記載の両側に動作す る駆動装置。 15.前記傾動部材(2c)がスライドガイド(18a、18b)と協働し、駆 動レバーが作動したときに前記スライドガイドが傾動部材(2c)を限定された 経路上をガイドするようになっており、前記駆動レバーをニュートラルポジショ ンへ戻したときに、駆動ホイールはリセットされずに、傾動部材(2c)が確実 にリセットされるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項14のい ずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 16.前記スライドガイド(18a、18b)が、駆動側において駆動レバーに 隣接している当該駆動装置のカバープレートに形成されていることを特徴とする 請求項15記載の両側に動作する駆動装置。 17.前記傾動部材(2c)が、対称に配置されていてスライドガイド(18a 、18b)内をガイドされる少なくとも二つのカムあるいはボルト(205a、 205b)を有していることを特徴とする請求項15もしくは請求項16記載の 両側に動作する駆動装置。 18.当該駆動装置はブレーキ装置(11)を有し、このブレーキ装置が、出力 側のトルク伝達は阻止されるが駆動側のトルク伝達は可能となるように形成され ていることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれか1項記載の両側に動作 する駆動装置。 19.前記駆動レバー(1)をニュートラルポジションへ戻すためのリターンス プリング(15)が設けられており、このリターンスプリングが一方においては ハウジングに固定されたハウジングストッパ(92)へ連結されており、他方に おいては駆動レバー(1)のストッパ(101)へ連結されていることを特徴と する両側に動作する駆動装置。 20.前記リターンスプリングが、駆動レバー(1)に隣接する構造スペース、 さらに詳しくは駆動ホイール(4)の内部の構造スペースの中に取り付けられて いることを特徴とする請求項19記載の両側に動作する駆動装置。 21.駆動ホイール(4、4a、4b、4c)はそれ自身が被駆動部材を形成し ており、駆動ホイール(4、4a、4b、4c)が、当該駆動装置によって発生 される回転運動を出力側に取り付けられた従動部材(13)へ伝達することを特 徴とする請求項1〜請求項20のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 22.前記被駆動部材が駆動シャフトであり、駆動ホイールがこの駆動シャフト へ連結されていて回転的に固定されており、前記駆動ホイールが当該駆動装置に よって発生される回転運動を前記駆動シャフトへ伝達することを特徴とする請求 項1〜請求項19のいずれか1項記載の両側に動作する駆動装置。 23.前記傾動部材(2、2a、2b、2c)が焼結された部材あるいはプラス チック部材として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項22のいず れか1項記載の両側に動作する駆動装置。 24.前記保持用プレート(3、3a、3b)がブラスチックから形成されてい ることを特徴とする請求項1〜請求項23のいずれか1項記載の両側に動作する 駆動装置。 25.前記駆動ホイール(4、4a、4b、4c)の歯が内歯(401、401 a、401b、401c)であることを特徴とする請求項1〜請求項24のいず れか1項記載の両側に動作する駆動装置。
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