JP2002357415A - 形状測定装置及び方法、被測定物の製造方法 - Google Patents

形状測定装置及び方法、被測定物の製造方法

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JP2002357415A JP2001168154A JP2001168154A JP2002357415A JP 2002357415 A JP2002357415 A JP 2002357415A JP 2001168154 A JP2001168154 A JP 2001168154A JP 2001168154 A JP2001168154 A JP 2001168154A JP 2002357415 A JP2002357415 A JP 2002357415A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小径レンズの測定においてもプローブ先端が
干渉することなく、必要な範囲全体にわたって高精度の
測定を可能にする。 【解決手段】 プローブの先端に曲率半径が1mm以下の
細径のスタイラスを取り付け、このスタイラスを被測定
物の測定面に追従させて表面形状を高精度に測定する
際、まず始めに校正の基準となる基準球を測定し、スタ
イラスの曲率半径からの形状誤差を求める。そして、被
測定物の形状測定を行い(ステップS21〜S23)、
得られた測定データに対して、スタイラスの被測定物と
の接触位置を求め、その接触位置における測定面の傾斜
角からスタイラスの曲率半径による位置誤差を補正する
(ステップS24)。次に、基準球の測定により求めた
スタイラスの形状誤差データを用いて、前記接触位置に
おける形状誤差量を抽出し、この形状誤差量を加算して
スタイラスの曲率半径からの形状誤差を補正する(ステ
ップS25,S26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのピッ
クアップレンズや光通信で使用されるファイバ集光用レ
ンズなどの小径レンズ及びその金型の表面形状など、極
小部分の形状を高精度で測定する形状測定装置及び方
法、並びに被測定物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非球面レンズやその金型の形状など、極
小部分の形状を50nm以下の高精度で測定できる超高
精度三次元形状測定装置については、特開平4−299
206号公報、特開平10−170243号公報等に記
載されている。図1は形状測定装置の一構成例を示す斜
視図である。
【0003】形状測定装置は、石定盤1上に設置された
レンズ等の被測定物2の測定面2aに、移動体3に取り
付けられたプローブ5の先端を追従させて、被測定物2
の表面形状を測定するように構成されている。詳細に
は、被測定物2が載置される石定盤1には、支持部を介
してプローブ5の位置座標を測定するためのX参照ミラ
ー6、Y参照ミラー7、Z参照ミラー8が配置されてい
る。一方、プローブ5が取り付けられた移動体3には、
Xステージ9及びYステージ10が設けられており、被
測定物2の測定面2aの表面形状に追従してX軸方向及
びY軸方向にそれぞれ移動体3及びプローブ5を走査可
能となっている。また、移動体3にはレーザ測長光学系
4が設けられており、既知の光干渉法によりX参照ミラ
ー6を基準としたプローブ5のX座標、Y参照ミラー7
を基準としたプローブ5のY座標、Z参照ミラー8を基
準としたプローブ5のZ座標がそれぞれ測長される。
【0004】次に、このような形状測定装置における測
定手順について説明する。最初に、被測定物2の測定面
2aの設計式などの設計情報を形状測定装置に入力して
いく。次に、プローブ5を被測定物2の測定面2aに一
定の測定圧で追従させ、プローブ5をXY方向に軸上走
査させることで被測定物2の中心出しを行う。この中心
出し処理の詳細については、特開平2−254307号
公報に記載されている。その後、実際に被測定物2の測
定面2a上において、プローブ5をXY方向に面走査し
て形状測定を行う。
【0005】図10は、形状測定装置において、プロー
ブ5の先端のスタイラス31が被測定物2の測定面2a
に追従している様子を、Z−X座標について拡大して示
したものである。このスタイラス31により検出された
三次元座標は、図10において、スタイラス31の先端
Tの座標(X0 ,Y0 ,Z0 )に相当する。しかし、図
示したように、スタイラス31の先端部32が曲率半径
Rを有し、被測定物2の表面形状に追従している場合に
は、実際の測定点Pの三次元座標(Xi ,Yi,Zi )
と、プローブ5を走査することにより得られたスタイラ
ス31の先端Tの座標(X0 ,Y0 ,Z0 )との間に
は、測定誤差が生じることになる。
【0006】このスタイラス31の先端部32が曲率半
径Rを有していることで生じる測定誤差は、実際の測定
点Pの位置において測定面2aの傾斜角θが分かれば、
スタイラス31の先端Tの座標(X0 ,Y0 ,Z0 )か
ら、実際の測定点Pの座標(Xi ,Yi ,Zi )が算出
できる。このスタイラス31の先端Tを基準にした実際
の測定点Pの位置(2つの座標の相対距離)を加算また
は減算することによって測定誤差を補正する。
【0007】Z−X座標においては、プローブ5のスタ
イラス31の先端座標T(X0 ,Y0 ,Z0 )、実際の
測定点の座標P (Xi ,Yi ,Zi )、測定点Pにお
ける測定面2aのX方向の傾斜角θx とすると、 (Xi,Yi,Zi)=(X0−R・sinθx,Y0,Z0+R
・(1−cosθx)) (ただし、Z−X座標においてはY方向の座標成分Yi
,Y0 は不定)となる。同様に、実際の測定点Pの位
置における測定面2aのY方向の傾斜角θy が分かれ
ば、Z−Y座標においても同様の補正ができる。以後、
このようなプローブ先端のスタイラス先端部における曲
率半径Rによる測定誤差(プローブ先端R誤差)の補正
をプローブR補正と呼ぶ。このときの傾斜角θは、取り
込まれた前後の測定データから算出することができる
し、また、スタイラス31の先端Tの座標と被測定物2
の設計式からも求めることができる。
【0008】スタイラス31で検出した被測定物2の形
状測定データには、被測定物2の設置時の設置誤差(ア
ライメント誤差)があり、入力した設計式との誤差を求
める場合には、前記プローブR補正した後のデータを三
次元的に回転・平行移動して座標変換することによって
設計式との最適な重ねあわせを行う。これにより前記ア
ライメント誤差が補正される。以後、前記プローブR補
正とこの座標変換とを合わせて、アライメント処理と呼
ぶ。
【0009】前記アライメント処理後、入力した設計式
と被測定物2の測定データとのZ方向の形状誤差(偏
差)を求め、この偏差データを出力する。ここで、設計
式と実際の被測定物との形状誤差が大きい場合には、そ
の偏差データを加工機にフィードバックして、被測定物
2の実際の形状が設計式と比較して所望の精度以内にな
るまで(例えば、光ディスクのピックアップ用非球面レ
ンズの場合、形状誤差が±0.1μm以内)加工を繰り
返し、被測定物2である非球面レンズやその金型などを
高精度に製作する。
【0010】上述したような50nm以下の高精度で測
定することができる超高精度三次元形状測定装置におい
て、被測定物2の表面形状に追従するプローブ5に取り
付いているスタイラス31の先端部32は、0.02〜0.03
μm以下の高い真球度と繰り返し測定に対する耐久性が
要求されるため、機械研磨により高い真球度を達成で
き、また優れた加工性と硬度特性を有する外径φ1mm前
後のルビー球が一般に広く使用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、光通信分野にお
いて、光電変換接続装置に用いられている光ファイバ集
光用レンズは、レンズ径が約φ2mm以下と小さく、表面
の傾斜角度が40度以上の傾斜角を有したものがある。
このような光ファイバ集光用レンズにおいては、取扱い
を容易にするために、鏡筒とレンズをプレス成形時に一
体結合させる鏡筒一体型非球面ガラスレンズなどが使わ
れている。
【0012】図11は、光ファイバ集光用レンズ41を
プローブ5に取り付けたスタイラス31で測定する際の
スタイラス31の接触状態の一例について図示したもの
である。スタイラス31の先端部32はφ1mm程度のル
ビー球であるため、レンズ径φ2mm以下の光ファイバ集
光用レンズ41の形状測定を行う場合、レンズの有効径
Wの端においてスタイラス31又はその先端部32であ
るルビー球と光ファイバ集光用レンズ41の鏡筒42と
が干渉してしまい、光ファイバ集光用レンズ41の有効
径Wの全範囲を測定できないという問題点がある。
【0013】このため、光ファイバ集光用レンズ41の
有効径Wの全体を測定するには、スタイラス31の先端
部32の曲率半径を数μm程度まで小さくする必要があ
る。このとき、例えば、φ1mmのルビー球の代わりにダ
イヤモンドを取り付け、これを研磨してスタイラス先端
の曲率半径を数μm程度まで小さくするような場合を考
える。この場合、ダイヤモンドはルビー球のようにころ
がし研磨で製作できないため、熟練技術者による手作業
の研磨を必要とし、またダイヤモンド結晶が方向性を有
していることによる加工性の悪さと合わせると、所望の
真球度を得るのが困難である。例えば、先端部32の開
き角が120度以内では、真球度が0.1μm程度から
悪い場合になると0.2μm以上となり、従来のルビー
球と比較して数倍からそれ以上悪くなってしまう。
【0014】このような真球度の悪いダイヤモンド製の
スタイラス31で被測定物2の表面形状を測定すると、
上述したプローブR補正では、スタイラス31の先端部
32の形状誤差までは補正していないため、前記真球度
の悪さがそのまま被測定物2の形状誤差として測定デー
タに現れてしまい、高精度の測定ができないという問題
点があった。
【0015】また、光ディスクなどに使用されるピック
アップ用の小径レンズにおいても、近年、高NA化が進
んでおり、従来の接触式の形状測定装置においては、4
0度を越える傾斜角を有した被測定物であるレンズやそ
の金型の形状を測定しようとすると、プローブ先端とコ
バ面とが干渉するために、レンズ及び金型の有効径全体
を測定できないという上記と同じ問題点があった。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、光通信分野において使用される光ファイバ集光用レ
ンズや光ディスクなどに使用されるピックアップ用のレ
ンズなどの小径レンズやその金型の表面形状測定におい
ても、プローブ先端が小径レンズのコバ面や鏡筒などに
干渉することなく、かつ高精度の測定を行うことが可能
な形状測定装置及び方法、並びに被測定物の製造方法を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、被測
定物の測定面にプローブの先端を追従させて、前記被測
定物の表面形状を測定する形状測定装置であって、前記
プローブの先端に曲率半径が1mm以下の探針と、前記被
測定物の測定データに関して前記探針の曲率半径による
位置誤差を補正する曲率補正手段と、校正の基準となる
基準形状物を測定して求めた前記探針の形状誤差データ
を用いて、前記探針の形状誤差を補正する探針形状補正
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第2に、前記基準形状物は、球形状
の基準球を用いることを特徴とする。
【0019】また、第3に、前記探針は、先端開き角が
55度以内でかつ、先端部の曲率半径が数μmオーダー
に加工されていることを特徴とする。また、第4に、前
記探針の先端部の材質がダイヤモンドであることを特徴
とする。
【0020】本発明は、第5に、被測定物の測定面に、
先端に曲率半径が1mm以下の探針を備えたプローブを追
従させて、前記被測定物の表面形状を測定する形状測定
方法であって、校正の基準となる基準球を測定すること
により、前記探針の曲率半径からの形状誤差を求める探
針形状誤差算出ステップと、前記基準球の測定により求
めた前記探針の形状誤差データを用いて、前記被測定物
の測定データを補正する探針形状補正ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0021】また、第6に、前記探針形状補正ステップ
において、前記被測定物の測定データに対して、前記被
測定物と前記探針との接触位置を求め、その接触位置に
おける測定面の傾斜角から前記探針の曲率半径による位
置誤差を補正する曲率補正ステップと、前記探針の形状
誤差データより前記接触位置における形状誤差量を抽出
し、この形状誤差量を加算または減算して前記探針の曲
率半径からの形状誤差を補正する形状誤差補正ステップ
とを有することを特徴とする。
【0022】また、第7に、前記形状誤差補正ステップ
において、前記探針の前記被測定物との接触位置におけ
る測定面の傾斜角を用いて、この探針の接触位置に対応
する前記基準球測定時の基準球上の位置を特定し、この
特定された基準球上の位置における前記基準球測定時の
形状誤差を前記探針の接触位置における形状誤差量とし
て抽出し補正を行うことを特徴とする。
【0023】また、第8に、前記形状誤差補正ステップ
において、前記探針の形状誤差データとして前記基準球
測定時に離散的に取り込まれた設計式との偏差データに
基づいて、前記探針の接触位置における形状誤差量を補
間して求めることを特徴とする。
【0024】また、第9に、前記形状誤差補正ステップ
において、前記離散的な偏差データから形状誤差量を補
間する際に、スプライン曲線を用いることを特徴とす
る。
【0025】本発明は、第10に、上記いずれかに記載
の形状測定方法を用いて被測定物の表面形状を測定し、
この被測定物の設計式との偏差データを得る偏差検出ス
テップと、前記偏差データをフィードバックして前記被
測定物の形状加工を行う加工ステップとを有する被測定
物の製造方法を提供する。
【0026】本発明では、先端に曲率半径が1mm以下の
細径の探針を備えたプローブによって、被測定物の測定
面にプローブの先端を追従させて、被測定物の表面形状
を測定する際に、校正の基準となる基準球を測定するこ
とにより探針の曲率半径からの形状誤差を求め、この基
準球の測定により求めた探針の形状誤差データを用い
て、被測定物の測定データを補正する。このとき、被測
定物の測定データに対して、被測定物と探針との接触位
置を求め、その接触位置における測定面の傾斜角から探
針の曲率半径による位置誤差を補正するとともに、探針
の形状誤差データより前記接触位置における形状誤差量
を抽出し、この形状誤差量を加算または減算して探針の
曲率半径からの形状誤差を補正する。
【0027】これにより、基準球の測定により求めた探
針の形状誤差を予め考慮して測定データに反映すること
ができ、被測定物の形状について適正に校正されたより
正確な測定データを得ることが可能となる。また、光通
信分野において使用される光ファイバ集光用レンズや光
ディスクなどに使用されるピックアップ用のレンズなど
の小径レンズやその金型の表面形状測定においても、プ
ローブ先端が小径レンズのコバ面や鏡筒などに干渉する
ことなく、例えば50nm以下の高精度でレンズの有効
範囲全域にわたって測定することが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は形状測定装置の一構成例を
示す斜視図、図2は本実施形態の形状測定装置に用いる
プローブ先端の寸法形状を示す説明図、図3は本実施形
態における基準球測定時の形状測定装置を示す側面図、
図4は基準球測定時のプローブ先端の接触状態を示す説
明図である。
【0029】本実施形態では、プローブ先端に取り付け
るスタイラス(探針)として曲率半径を小さく加工した
ダイヤモンドを用い、被測定物の形状測定に先立って、
スタイラスの形状誤差を補正するために校正基準となる
よう真球度が高く形成された基準球の測定を行うように
する。
【0030】図1に示すように、形状測定装置は、50
nm以下の超高精度の三次元測定を可能としたもので、
石定盤1上に設置されたレンズ等の被測定物2の測定面
2aに、移動体3に取り付けられたプローブ5の先端を
追従させて、被測定物2の表面形状を測定するように構
成されている。
【0031】被測定物2が載置される石定盤1には、支
持部を介してプローブ5の位置座標を測定するためのX
参照ミラー6、Y参照ミラー7、Z参照ミラー8が配置
されている。一方、プローブ5が取り付けられた移動体
3には、Xステージ9及びYステージ10が設けられて
おり、被測定物2の測定面2aの表面形状に追従してX
軸方向及びY軸方向にそれぞれ移動体3及びプローブ5
を走査可能となっている。また、移動体3にはレーザ測
長光学系4が設けられており、既知の光干渉法によって
X参照ミラー6を基準としたプローブ5のX座標、Y参
照ミラー7を基準としたプローブ5のY座標、Z参照ミ
ラー8を基準としたプローブ5のZ座標がそれぞれ測長
されるようになっている。なお図示しないが、形状測定
装置にはプローブ5の走査の制御や測定データの処理な
どを行うためのプロセッサ及びメモリ等を備えた制御手
段が設けられている。以降で述べる測定手順は、形状測
定装置の制御手段によって動作制御が行われて実行され
る。
【0032】プローブ5の先端には、図2に示すような
円錐形状のスタイラス21が取り付けられている。この
スタイラス21は、先端部22の曲率半径Rが数μmオ
ーダーに加工されたダイヤモンドからなり、先端開き角
θが35〜45度程度の円錐形状に形成されている。先
端開き角θは45度以上であっても良いが、60度以上
の高い傾斜角を有した被測定物を測定する場合には、測
定面にスタイラス21の側面が干渉して正しく被測定物
の表面形状を測定できないことがあるため、55度以内
が好ましく、さらには35〜45度ぐらいがより好まし
い。
【0033】このスタイラス21をプローブ5の先端に
装着した後、始めに基準球の面形状測定を行う。図3に
示すように、石定盤1を含む設置治具部50上に、基準
球51が載置される。この基準球51は、底部に3つの
足が突設された台座52上にほぼ上半球が露呈した状態
で設けられ、石定盤1に対して3点支持で載置されるよ
うになっている。設置治具部50は、上から回転ステー
ジ53、あおり調整ステージ54、Z移動ステージ55
を備えて構成され、形状測定装置の設置ベースに固定さ
れている。
【0034】基準球51は、通常、鋼球やセラミック球
などで形成され、外表面が球面であるため干渉計などで
設計式からの実際の形状のずれ量を評価することが可能
であり、真球度が0.02μm以内のものを製作することが
できる。本実施形態では、ダイヤモンド製のスタイラス
21の先端部22における設計上の曲率半径Rからの形
状誤差を校正するために、このような高精度な形状を有
した基準球51を使用する。この場合、図4に示すよう
に、基準球51の外表面にスタイラス21の先端部22
を追従させて基準球51の表面形状を測定する。
【0035】図5はスタイラス21を用いた基準球51
の表面形状の測定手順を示すフローチャートである。最
初に、校正用の被測定物である基準球51の測定面51
aの設計式などの設計情報を形状測定装置に入力する
(ステップS11)。次に、プローブ5に取り付けたス
タイラス21を基準球51の測定面51aに一定の測定
圧で追従させ、プローブ5をXY方向に軸上走査させる
ことで基準球51の中心出しを行う(ステップS1
2)。この中心出し処理は、特開平2−254307号
公報に記載の方法を用いればよい。その後、実際に基準
球51の測定面51a上において、プローブ5をXY方
向に面走査して形状測定を行う(ステップS13)。
【0036】次いで、前述した従来の技術と同様に、ス
タイラス21の先端部22が曲率半径Rを有しているこ
とで生じる測定誤差(プローブ先端R誤差)の補正、す
なわちプローブR補正を行う(ステップS14)。これ
により、スタイラスの先端Tと実際の測定点Pr(スタ
イラス21の先端部22と基準球51の測定面51aと
の接触位置)との位置誤差が補正される。そして、プロ
ーブR補正した後のデータを三次元的に回転・平行移動
して座標変換することによって、基準球51の設計式と
の最適な重ねあわせを行い、基準球51の設置時の設置
誤差(アライメント誤差)の補正を行う(ステップS1
5)。次に、前記プローブR補正と座標変換とによるア
ライメント処理を行った後、入力した基準球51の設計
式と測定データとの形状誤差(偏差)を求め、この偏差
データをスタイラス形状誤差データとして出力する(ス
テップS16)。
【0037】図6は、校正に使用する基準球51(材
質:Si34、設計半径Rm=5.55587mm)を先
端部の曲率半径2μmのダイヤモンド製のスタイラス2
1で測定した場合のスタイラス形状誤差データを示した
グラフである。図6の偏差データは、形状測定装置によ
って位置検出され取り込まれた離散的な測定データを、
取り込まれた順番に直線でつないで表示したものであ
る。この偏差データは、基準球51の設計式と実際の測
定データとの差分、つまり設計式に対する基準球51の
測定面51aの形状誤差(偏差)を示している。しか
し、実際には、上述したように基準球51は形状誤差が
ほとんどないため、得られた偏差データはスタイラス2
1の先端部22の設計値からの形状誤差を示したスタイ
ラス形状誤差データとなる。
【0038】スタイラス21の面走査によって実際の被
測定物の形状測定を行う際には、上記のように基準球の
測定によって予め取得したスタイラス形状誤差データを
用いて、測定データ取得後のプローブR補正の過程にお
いてこのスタイラス形状誤差データを加算して補正す
る。これによって、スタイラス21の先端形状の校正が
行われることになる。
【0039】以下に、前記基準球の測定で求めたスタイ
ラス形状誤差データによるスタイラス21の先端部22
の形状誤差補正の手順を、実際の測定例に当てはめて説
明する。図7は本実施形態のスタイラス21によって光
ファイバ集光用レンズ41を測定する際のスタイラス2
1の接触状態の一例について示した説明図、図8はスタ
イラスの形状誤差補正を含む被測定物の形状測定手順を
示すフローチャートである。
【0040】まず、測定したい被測定物の測定面にプロ
ーブ5に取り付けたスタイラス21を追従させて、測定
面の表面形状を測定する。このとき、レンズ径φ2mm以
下の光ファイバ集光用レンズ41の形状測定を行う場
合、従来例の先端部がφ1mm程度のルビー球ではレンズ
41の有効径Wの全てを測定できなかったが、本実施形
態のような先端部の曲率半径が数μm程度である細径の
ダイヤモンド円錐形状のスタイラス21では、図7のよ
うに先端部21が光ファイバ集光用レンズ41の鏡筒4
2などと干渉しないため、レンズ有効径Wの全範囲を測
定できる。
【0041】前記基準球測定時と同様に、始めに、被測
定物2の測定面2aの設計式などの設計情報を形状測定
装置に入力する(ステップS21)。次に、プローブ5
に取り付けたスタイラス21を被測定物2の測定面2a
に一定の測定圧で追従させ、プローブ5をXY方向に軸
上走査させることで被測定物2の中心出しを行う(ステ
ップS22)。その後、実際に被測定物2の測定面2a
上において、プローブ5をXY方向に面走査して形状測
定を行う(ステップS23)。
【0042】そして、得られた被測定物2の測定データ
に対して、まず基準球測定時と同様にプローブR補正を
行うことで、プローブ5に付いているスタイラス21の
先端部22が曲率半径Rを有していることによる測定誤
差(プローブ先端R誤差)を取り除く(ステップS2
4)。これにより、スタイラスの先端Tと実際の測定点
Pi(スタイラス21の先端部22と被測定物2である
光ファイバ集光用レンズ41の表面との接触位置)との
位置誤差が補正される。
【0043】次に、プローブR補正された測定データに
対して、基準球の測定によって事前に求めたスタイラス
21の先端部22の形状誤差(スタイラス形状誤差デー
タ)による補正を行う。ここで、校正用の基準球以外の
被測定物における形状測定を行う場合に、上記スタイラ
ス形状誤差データを用いて、プローブR補正した測定デ
ータを補正するには、スタイラス21の先端部22のど
の部分が被測定物2の測定面2aに接していたのかを特
定して、その特定された接触位置(測定点)Piに対応
する図6に示した形状誤差量を加算してやらないと正し
く補正できない。そこで、まずスタイラス21上での被
測定物2との接触位置Piを特定し、基準球測定時にお
けるこの接触位置に対応する基準球上の座標Prを特定
する(ステップS25)。
【0044】このとき、前段階のステップS24でのプ
ローブR補正時において、前述したように被測定物2の
測定面2aとスタイラス21の先端部22とが接触する
測定点におけるX及びY方向の傾斜角θx 、θy を求め
るため、この傾斜角の情報を用いることにより、形状測
定に使用しているスタイラス21上における被測定物2
との接触位置Piと、この接触位置に対応する基準球測
定時の基準球上の位置Prとが一意に特定できる。換言
すれば、プローブR補正時に求めた測定点における測定
面の傾斜角に基づいて、基準球測定時にこれと同一の傾
斜角となる場合の基準球上でのスタイラスと接触する測
定点の位置、すなわち前記傾斜角が得られる状態となっ
たときにスタイラスが接触している基準球上での位置を
特定することができる。結果として、実際の形状測定時
に被測定物2と接触しているスタイラス21上の位置
と、基準球測定時にこのスタイラス21上の位置に対し
て接触する基準球上の位置との対応関係が求められ、校
正用のスタイラス形状誤差データの中からこの特定位置
における適切な形状誤差量を抽出できる。
【0045】具体的には、プローブR補正時に求めたX
方向の傾斜角θx を用いて、基準球上のX位置は、 X=Rm・sinθx として特定できる。ここで、Rmは基準球の設計半径
(この例ではRm=5.55587mm)である。例え
ば、X方向の傾斜角θx が30度(つまり、被測定物2
の測定面2aの傾斜角が30度)の場合には、 X=5.55587× sin30°=2.778mm となる。このX位置における基準球の形状誤差を、スタ
イラス21の先端部22の形状誤差量として加算して補
正してやればよい。なお、この場合傾斜角30度となる
位置は、X軸上では2箇所あるが、傾斜角を符号付きで
扱うことによって、一つに特定できる。同様に、基準球
上のY位置についても特定する。
【0046】そして、上記のように特定した基準球上の
位置(X,Y)について、前記基準球測定により求めた
図6に示すスタイラス形状誤差データを参照して、この
特定位置での基準球の形状誤差、すわなちスタイラス形
状誤差量を抽出する。このスタイラス形状誤差量をプロ
ーブR補正した測定データの各点ごとに加えることによ
って、スタイラス21の先端部22の曲率半径からの形
状誤差補正を行う(ステップS26)。
【0047】なお、スタイラス形状誤差データは、基準
球上の各位置に対応する補正値として保持してもよい
し、スタイラス先端上での各位置に対応する補正値とし
て保持してもよい。この場合、前記プローブR補正の後
に、被測定物に接触しているスタイラスの測定点の位置
に対応するスタイラス形状誤差量を、基準球測定によっ
て事前に求めた形状誤差量のデータから直接読み出して
補正することも可能である。
【0048】以上のように、被測定物2の測定面2aに
対するプローブR補正量と、実際の測定点Pに対応する
基準球の測定から算出したスタイラス21の先端部22
の形状誤差量とを測定データに加算することで、スタイ
ラス21の先端部22における曲率半径からの形状誤差
補正を含む測定誤差の補正を正確に行うことができるた
め、高精度の測定が可能となる。
【0049】このステップS24〜S26によるプロー
ブR補正を含むスタイラス形状誤差補正の後、前記基準
球測定時と同様に、補正後のデータを三次元的に回転・
平行移動して座標変換することによって、被測定物2の
設計式との最適な重ねあわせを行い、被測定物2の設置
時の設置誤差(アライメント誤差)の補正を行う(ステ
ップS27)。そして、入力した被測定物2の設計式と
測定データとの形状誤差(偏差)を求め、この偏差デー
タを出力する(ステップS28)。
【0050】このような形状測定によって得られた偏差
データは、例えば加工装置にフィードバックして、被測
定物の実際の形状が設計式と比較して所望の精度以内に
なるまで、例えば、光ディスクのピックアップ用非球面
レンズの場合は形状誤差が±0.1μm以内となるま
で、加工を繰り返し、被測定物の形状を製作する。これ
により、高精度な形状加工が可能となる。
【0051】上述した測定手順により、スタイラスとし
て先端部が極細径のダイヤモンド製のものを用いた場合
であっても、被測定物の表面形状を高精度に測定するこ
とができる。図9は、上記スタイラス形状誤差補正の処
理を加えて基準球の測定を行った場合の出力結果の形状
誤差データを示したグラフである。図6に比べて誤差が
ほとんど無く、正しく基準球の形状を測定できているこ
とがわかる。この場合、細径のスタイラスによる実際の
被測定物の測定において、上記手順のように、プローブ
先端R誤差の補正とアライメント誤差の補正とを行うの
に加えて、基準球測定によって求めたスタイラス先端部
の形状誤差データに基づいてスタイラス形状誤差の補正
を行うことによって、測定誤差に対してより正確な補正
を実行可能となる。
【0052】また、上記測定手順におけるスタイラス2
1の先端部22の曲率半径からの形状誤差を求める過程
において、測定データの間隔をX方向及びY方向ともに
ほぼ等間隔にして測定し、その等間隔の格子状のデータ
から、例えば既知のスプライン曲線等により補間して形
状誤差曲面を作成すれば、離散データから外れた位置の
スタイラス形状誤差データを、その周辺の格子状の形状
誤差の離散データから推定することができる。なお、測
定データは、上記のように必ずしもXY共に等間隔に取
る必要はなく、取り込んだ離散的データから、補間しや
すいように補正用のデータを作成しても良い。
【0053】また、求めたスタイラスの形状誤差データ
は、形状測定装置の制御手段がいつでも任意に参照でき
るように、例えば Windows(登録商標)などのOSを用
いた装置においては、DLL(ダイナミック・リンク・
ライブラリ)などの形式で記憶手段に記憶しておくと良
い。
【0054】本実施形態の形状測定方法は、従来の方法
と比較して、基準球の測定という作業工程が増えるもの
の、基準球の測定及び形状誤差(偏差)の算出は形状測
定装置の日常点検も兼ねているために、通常の測定にお
いても一番最初に測定者により行われるようなものであ
るため、測定者の作業はほとんど変わらない。なお、測
定者が別のダイヤモンド製のスタイラスを用いて形状測
定を行う場合には、そのスタイラスの形状誤差を、再度
基準球の測定によって求めてから被測定物を測定する必
要があるのはいうまでもない。
【0055】上述のように、本実施形態の形状測定装置
及び方法では、光ディスクのピックアップレンズや光通
信で使用される光ファイバ集光用レンズなどの、小径レ
ンズや鏡筒及びその金型の表面形状を測定する場合であ
っても、プローブ先端のスタイラスが小径レンズのコバ
面や鏡筒などに干渉することなく、また、スタイラスの
形状誤差を適正に補正して測定できるため、高精度の測
定が実行可能である。よって、従来測定できなかった高
NA化した小径レンズや金型などにも対応することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
通信分野において使用される光ファイバ集光用レンズや
光ディスクなどに使用されるピックアップ用のレンズな
どの小径レンズやその金型の表面形状測定においても、
プローブ先端が小径レンズのコバ面や鏡筒などに干渉す
ることなく、かつ高精度の測定を行うことが可能となる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】形状測定装置の一構成例を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の形状測定装置に用いるプローブ先
端の寸法形状を示す説明図である。
【図3】本実施形態における基準球測定時の形状測定装
置を示す側面図である。
【図4】本実施形態における基準球測定時のプローブ先
端の接触状態を示す説明図である。
【図5】本実施形態におけるスタイラスを用いた基準球
の表面形状の測定手順を示すフローチャートである。
【図6】校正に使用する基準球を先端部が細径のダイヤ
モンド製のスタイラスで測定した場合のスタイラス形状
誤差データを示したグラフである。
【図7】本実施形態のスタイラスによって光ファイバ集
光用レンズを測定する際のスタイラスの接触状態の一例
について示した説明図である。
【図8】スタイラスの形状誤差補正を含む被測定物の形
状測定手順を示すフローチャートである。
【図9】スタイラス形状誤差補正の処理を加えて基準球
の測定を行った場合の出力結果の形状誤差データを示し
たグラフである。
【図10】形状測定装置においてプローブ先端のスタイ
ラスが被測定物の測定面に追従している様子を示す説明
図である。
【図11】光ファイバ集光用レンズを従来のスタイラス
によって測定する際のスタイラスの接触状態の一例につ
いて示した説明図である。
【符号の説明】
1 石定盤 2 被測定物 2a 測定面 5 プローブ 21 スタイラス 22 先端部 41 光ファイバ集光用レンズ 42 鏡筒 51 基準球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 圭司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹内 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA04 AA66 AA87 BB40 CC08 EE07 EE23 FF07 GG01 GG07 GG11 GG52 GG62 HH01 JJ07 LL03 MM04 MM24 NN25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の測定面にプローブの先端を追
    従させて、前記被測定物の表面形状を測定する形状測定
    装置であって、 前記プローブの先端に曲率半径が1mm以下の探針と、 前記被測定物の測定データに関して前記探針の曲率半径
    による位置誤差を補正する曲率補正手段と、 校正の基準となる基準形状物を測定して求めた前記探針
    の形状誤差データを用いて、前記探針の形状誤差を補正
    する探針形状補正手段と、を備えたことを特徴とする形
    状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記基準形状物は、球形状の基準球を用
    いることを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記探針は、先端開き角が55度以内で
    かつ、先端部の曲率半径が数μmオーダーに加工されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の形状測
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記探針の先端部の材質がダイヤモンド
    であることを特徴とする請求項3記載の形状測定装置。
  5. 【請求項5】 被測定物の測定面に、先端に曲率半径が
    1mm以下の探針を備えたプローブを追従させて、前記被
    測定物の表面形状を測定する形状測定方法であって、 校正の基準となる基準球を測定することにより、前記探
    針の曲率半径からの形状誤差を求める探針形状誤差算出
    ステップと、 前記基準球の測定により求めた前記探針の形状誤差デー
    タを用いて、前記被測定物の測定データを補正する探針
    形状補正ステップとを有することを特徴とする形状測定
    方法。
  6. 【請求項6】 前記探針形状補正ステップにおいて、前
    記被測定物の測定データに対して、前記被測定物と前記
    探針との接触位置を求め、その接触位置における測定面
    の傾斜角から前記探針の曲率半径による位置誤差を補正
    する曲率補正ステップと、前記探針の形状誤差データよ
    り前記接触位置における形状誤差量を抽出し、この形状
    誤差量を加算または減算して前記探針の曲率半径からの
    形状誤差を補正する形状誤差補正ステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の形状測定方法。
  7. 【請求項7】 前記形状誤差補正ステップにおいて、前
    記探針の前記被測定物との接触位置における測定面の傾
    斜角を用いて、この探針の接触位置に対応する前記基準
    球測定時の基準球上の位置を特定し、この特定された基
    準球上の位置における前記基準球測定時の形状誤差を前
    記探針の接触位置における形状誤差量として抽出し補正
    を行うことを特徴とする請求項6記載の形状測定方法。
  8. 【請求項8】 前記形状誤差補正ステップにおいて、前
    記探針の形状誤差データとして前記基準球測定時に離散
    的に取り込まれた設計式との偏差データに基づいて、前
    記探針の接触位置における形状誤差量を補間して求める
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の形状測定方
    法。
  9. 【請求項9】 前記形状誤差補正ステップにおいて、前
    記離散的な偏差データから形状誤差量を補間する際に、
    スプライン曲線を用いることを特徴とする請求項8記載
    の形状測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項5〜9のいずれかに記載の形状
    測定方法を用いて被測定物の表面形状を測定し、この被
    測定物の設計式との偏差データを得る偏差検出ステップ
    と、 前記偏差データをフィードバックして前記被測定物の形
    状加工を行う加工ステップとを有することを特徴とする
    被測定物の製造方法。
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