JP2002286440A - 高傾斜角形状測定方法および測定用プローブ - Google Patents

高傾斜角形状測定方法および測定用プローブ

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JP2002286440A JP2001086506A JP2001086506A JP2002286440A JP 2002286440 A JP2002286440 A JP 2002286440A JP 2001086506 A JP2001086506 A JP 2001086506A JP 2001086506 A JP2001086506 A JP 2001086506A JP 2002286440 A JP2002286440 A JP 2002286440A
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Hiroyuki Takeuchi
博之 竹内
Koji Handa
宏治 半田
Keiji Kubo
圭司 久保
Keiichi Yoshizumi
恵一 吉住
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コバ面が存在する急傾斜角のレンズや、鏡筒
に入った急傾斜角のレンズを有効径いっぱいまで測定評
価できる高傾斜角形状測定方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 回転軸対称形で傾斜角度60度以上のス
タイラス先端を有し、そのスタイラス先端は5μm以下
の曲率半径であり、スタイラス先端の曲率部の真球度が
傾斜角度60度まで0.1μm以下にした測定用プロー
ブを使用して、被測定物の表面を倣って測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定面上でプロー
ブをXまたはY座標方向に走査することにより、プロー
ブのXY座標位置でのZ座標データの列を求め、このZ
座標データの列に基づいて測定面の形状測定を行う方法
および測定用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズや半導体ウェーハ等の基幹
部品の形状測定には2次元粗さ測定機がよく使われてい
る。粗さ測定機は、プローブの走査方向(X方向とす
る)と垂直方向(Z方向とする)の2次元で形状測定す
るため、プローブ走査方向に対して直角方向(Y方向)
の形状測定はできない。
【0003】具体的には、粗さ測定機のプローブ先端の
スタイラス部は、図9(b)に示すように、XZ面内で
は三角形状であるが、YZ面内では図9(a)に示すよ
うに四角形状になっているものが多い。この理由は、プ
ローブ先端のスタイラス部が測定物であるここではレン
ズ23に接触して測定するときに、測定圧が1mN〜数
10mN(0.1gf〜数gf)オーダであり測定物に
傷をつけるため、傷の深さを極力小さくなるようスタイ
ラス先端の接触面積を大きくしている。
【0004】しかし、このようにYZ面内に四角形状に
すると、スタイラスのY方向のどこで測定物に接触して
いるか分からないという問題がある。一方、本発明者ら
が先に特開平6−265340号公報などで提案してい
るプローブを使用した超高精度三次元測定機は、測定面
上を0.5mN(50mgf)以下の弱い測定圧のプロ
ーブをXY座標方向に走査することにより、プローブの
XY座標位置でのZ座標の列を求め、測定面の形状が設
計式からどれだけずれているかを、このZ座標データの
列から直接的に測定するものである。
【0005】具体的には、測定対象であるレンズやミラ
ーの表面形状は、一般式でZ=f(X,Y)という設計
式で表わされ、測定点のXY座標におけるZ測定値から
この設計式の値を差し引いて誤差を算出している。ここ
で、測定圧を0.5mN(50mgf)以下としたの
は、10nm程度の高精度測定が必要であり、測定面に
傷を付けてはいけないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ディスク装置
をはじめとする光学機器は、小型・軽量化とともに、大
容量化の要望が強く、光デバイスの開発としては短波長
化、高NA化に連動し、レンズの高精度化・急傾斜化が
要望されている。例えばDVD用レンズでは、NAが
0.6〜0.7まで要求され、レンズ面の傾斜面最大と
しては60度〜70度の急傾斜化が進んできている。
【0007】本発明者らが先に開発した超高精度三次元
測定機には、プローブ先端に半径500μmのルビー球
を使用したルビースタイラスが取り付け可能になってい
る。半径500μmのルビー球は、ころがして研磨して
製作するため全方位から見て真球度0.1μm以下に製
作でき、そのルビー球を使用してルビースタイラスを製
作している。
【0008】( 比 較 例 )図10は、図1の形状
測定機のプローブ先端に半径500μmのルビー球がつ
いた従来のルビースタイラスを取り付け、半径5.55
6mmで真球度0.04μm以下のSi3N4製の基準球
をX軸上測定とY軸上測定し、設計値との差を表示した
データである。
【0009】この図10のように、半径5.556mm
の基準球の場合、横軸R−AXISで2.8mmは30
度、3.9mmは45度、4.8mmは60度の傾斜角
度に相当する。
【0010】図10の測定データを見ると、傾斜角度6
0度まで±0.1μm以内で測定できている。しかし、
半径500μmのルビースタイラスでは、レンズ面が急
傾斜になってくると、レンズの有効径内の形状を測定す
るときに、レンズのコバ部にルビー球が干渉し有効径い
っぱいまで測定ができなかったり、鏡筒付きのレンズを
鏡筒に干渉させずにレンズを測定できない。
【0011】図11に示すように、DVD用レンズ23
Aの概略の表面を半径500μmの球Bが接触して走査
するとき、レンズのコバ部23Bに干渉し傾斜角度60
度まで走査できない。この場合は半径350μmの球C
であれば傾斜角度60度まで測定できる。余裕を考えて
半径300μm以下がスタイラス先端の曲率半径として
要求される。
【0012】さらに、ホログラムレンズでは凹部に先端
が入っていかないため正確な測定ができない。特に、ホ
ログラムに対応するためにはμmオーダーの曲率のスタ
イラス先端が要求される。半径2μmであれば現状では
測定できる。
【0013】上記のルビースタイラスを超高精度三次元
測定機に使用すると傾斜角度60度近辺まで±0.1μ
m程度までの高精度で測定ができるが、図12(a)に
示すようにレンズ13のレンズ面が急傾斜になってくる
と、レンズの有効径内の形状を測定するに当たり、レン
ズ13のコバ部13aにルビー球12aが干渉し有効径
いっぱいまで測定ができないという問題がある。
【0014】通信用レンズの分野では、レンズ径はφ1
mm程度と小さくNA0.8程度で傾斜角度45度程度
の高精度レンズが図12(b)に示すように鏡筒14a
と一体で製作されるものがある。このように鏡筒14a
の方がレンズ14のレンズ面より突出した構造の場合
は、鏡筒14aに干渉させずに測定する必要があるが、
半径500μmのルビー球12aでは鏡筒に干渉すると
いう問題がある。
【0015】さらに、図12(c)に示すように表面に
凹凸のあるホログラムレンズ15等を測定したい場合、
半径500μmのルビースタイラスでは凹部に先端が入
っていかず、正確な測定ができない。仮に、2次元の粗
さ測定機で測定するとしても、プローブ先端に使用して
いるダイヤスタイラスの形状が回転軸対称形でないた
め、一方向には測定できても、その方向と直角方向(水
平面内において)のどこがサンプルに接触しているかわ
からないので正確な測定ができない。
【0016】本発明は上記問題点に鑑み、特に、小径レ
ンズで傾斜角が30度〜70度程度のレンズやそれらの
レンズが鏡筒に装着されている状態で測定できる高傾斜
角形状測定方法および測定用プローブを提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
高傾斜角形状測定方法は、測定用プローブの先端を被測
定物の表面に当接させてXまたはY座標方向に走査し、
前記測定用プローブのXY座標位置でのZ座標データの
列を求め、このZ座標データの列に基づいて測定面の形
状測定を行うに際し、回転軸対称形で傾斜角度が60度
以上でかつ半径が300μm以下の球面の一部であるス
タイラス先端を有する前記測定用プローブを、被測定物
の表面に当接させて測定面の形状測定を行うことを特徴
とする。
【0018】本発明の請求項2記載の高傾斜角形状測定
方法は、請求項1において、測定用プローブとして、ス
タイラス先端に傾斜角度60度まで真球度0.1μm以
下の球面の一部を有しているものを使用することを特徴
とする。
【0019】本発明の請求項3記載の測定用プローブ
は、被測定物に当接させて表面を倣う測定用プローブで
あって、回転軸対称形で傾斜角度が60度以上でかつ半
径が300μm以下の球面の一部のスタイラス先端を有
する形状に仕上げられたことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項4記載の測定用プローブ
は、請求項3において、スタイラス先端に傾斜角度60
度まで真球度0.1μm以下の球面の一部を有している
ことを特徴とする。
【0021】本発明の請求項5記載の高傾斜角形状測定
装置は、測定用プローブの先端を被測定物の表面に当接
させてXまたはY座標方向に走査し、前記測定用プロー
ブのXY座標位置でのZ座標データの列を求め、このZ
座標データの列に基づいて測定面の形状測定を行う高傾
斜角形状測定装置において、前記測定プローブとして請
求項3または請求項4に記載の形状の測定用プローブを
設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の高傾斜角形状測定
方法を具体的な実施の形態に基づいて、従来の構成の前
記(比較例)と比較して説明する。
【0023】図1は本発明を具現化する形状測定機を示
す。レーザ測長光学系2および測定プローブ3を搭載し
た移動体4は、Xステージ7及びYステージ8によりX
Y座標方向に移動し、測定プローブ3は定盤9上に固定
した被測定物10の測定面10aに沿ってZ座標方向に
移動するようになっている。
【0024】レーザ測長光学系2は、周知の光干渉法な
どにより測定プローブ3のZ座標方向の移動量を測定す
るものである。したがって、この形状測定機は、測定面
10a上で測定プローブ3をXY座標方向に走査するこ
とにより、測定用プローブ3のXY座標位置でのZ座標
データの列を求め、このZ座標データの列に基づいて測
定面10aの形状測定を行う。
【0025】さらに詳しくは、測定対象であるレンズや
ミラー10の測定面10aの形状は、一般式でZ=f
(X,Y)という設計式で表され、測定点のXY座標に
おける測定値からこの設計式の値を差し引いた形状誤差
データを算出して、その形状誤差データに基づいて測定
物の良否を評価している。
【0026】この超高精度三次元測定装置は、プローブ
3が測定面10aの上に沿って走査されることにより、
プローブ3が測定圧で測定面10aに追従しながらZ軸
方向に駆動される。レーザ測長光学系2は、プローブ3
などと共に移動体4上に固定的に設けられて、周知の光
干渉法によりZ参照ミラー31を基準としたプローブ3
のZ座標を測長する。同様に、レーザ測長光学系2は、
X参照ミラー32およびY参照ミラー33をそれぞれ基
準としたプローブ3のX座標およびY座標を測長する。
【0027】上記のX参照ミラー32,Y参照ミラー3
3およびZ参照ミラー31は、支持部を介して定盤9上
に固定されている。Xステージ7およびYステージ8
は、移動体4をX軸方向およびY軸方向にそれぞれ移動
させる。以上の構成により、プローブ3は測定物10の
測定面10aの表面形状に追従しながらX,Y軸方向に
走査されて、プローブ3のXY座標位置でのZ座標デー
タの列を求め、このZ座標データの列に基づいて測定面
10aの形状測定を行う。
【0028】(実施の形態1)図2と図3は本発明の
(実施の形態1)を示す。図2はダイヤスタイラス先端
に使用するダイヤチップ形状を示し、ダイヤスタイラス
先端は、回転軸対称形で傾斜角度θが60度、スタイラ
ス先端は2μmの曲率半径、傾斜角度60度まで真球度
0.1μm以下の球面の一部を有する仕様にしている。
【0029】図3はこの図2に示したダイヤチップを図
1に示した形状測定機の測定プローブ3の先端に取り付
け、半径5.556mmで真球度0.04μm以下のS
i3N4製の基準球をX軸上測定とY軸上測定し、設計値
との差を表示したデータである。
【0030】この図3を見ると、傾斜角度30度までは
±0.1μm以内で測定できておりダイヤチップの真球
度は0.1μm程度でできていることがわかる。このダ
イヤスタイラスを使用すれば傾斜角度30度までのレン
ズには対応できる。
【0031】(実施の形態2)図4〜図7は本発明の
(実施の形態2)を示す。上記(実施の形態1)の図3
に示す結果から、傾斜角度45度ではダイヤスタイラス
の真球度は0.4μm程度であったが、(実施の形態
2)ではさらに(実施の形態1)を改良している。
【0032】この(実施の形態2)のダイヤスタイラス
先端に使用するダイヤチップは、図4に示すように構成
され、そのダイヤチップ先端の拡大は図5に示すように
形成されている。
【0033】図4において、ダイヤチップは回転軸対称
形でテーパ形状をしており、先端部0.01mm程度の
円錐角は40度になっている。これは傾斜角度に直すと
90−40/2=70度である(図5も参照)。さら
に、先端部から約0.01mmを超えた部分からは円錐
角は35度になっており、これは傾斜角度に直すと90
−35/2=72.5度である。
【0034】どちらも傾斜角度60度を超えている。ま
た、先端の曲率半径は2μmであり、真球度0.1μm
以下である。図6は図1の形状測定機のプローブ先端に
図4のダイヤチップで形成されたダイヤスタイラスを取
り付け、半径5.556mmで真球度0.04μm以下
のSi3N4製の基準球をX軸上測定とY軸上測定し、設
計値との差を表示したデータである。
【0035】図6の横軸R−AXISで2.8mmは3
0度、3.9mmは45度、4.8mmは60度の傾斜
角度であることから、傾斜角度60度まで±0.1μm
以内で測定できていることがわかる。つまり、ダイヤス
タイラスのX軸上、Y軸上で基準球と接触するダイヤス
タイラス先端部は傾斜角度60度まで真球度0.1μm
以内でできていることがわかる。
【0036】図7は図6と同一条件で基準球を面上測定
し、設計値との差を表示した3次元データである。この
図7より、ダイヤスタイラス先端部は全面において傾斜
角度60度まで真球度0.1μm以内で正確に仕上がっ
ていることが3次元的に確認できる。
【0037】これらの測定データにより、ダイヤスタイ
ラス先端のダイヤチップが図4、図5の設計値通りでき
ていることがわかる。現在、傾斜角度60度まで0.0
1μmの桁まで3次元的に測定できる測定機は我々の測
定機以外に存在しないことより、図4のダイヤチップ形
状を正確に測定するのは本測定機がないとできないこと
になる。
【0038】図8は、様々な光学部品を半径2μmのダ
イヤスタイラス11または半径500μmのルビースタ
イラス12で測定するときにプローブとの干渉の様子を
示した図である。
【0039】図4〜図7まで本測定機で良品と評価した
ダイヤスタイラス11を使用すれば、図8で示す様々な
光学部品を高精度に有効径いっぱいまで精度良く測定で
きるようになる。
【0040】図8(a)に示すDVDレンズ13のよう
に、傾斜角度60度程度までコバ13aが存在するレン
ズ13の場合、ルビースタイラス12よりも有効径を大
きく測定できる。
【0041】図8(b)に示す通信用レンズ14のよう
に、傾斜角度45度程度の鏡筒14aが付いたレンズ1
4を測定する場合も、ルビースタイラス12では鏡筒1
4aに干渉するが、(実施の形態1)または(実施の形
態2)のチップを取り付けた測定用プローブ3の場合に
は、有効径を大きく測定できる。
【0042】図8(c)に示すホログラムレンズ15の
ように回折格子状の測定物を測定する場合、回折格子部
分の傾斜角度60度近辺までの形状測定結果を保証でき
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によると、従来では
有効径いっぱいまで測定できなかった測定物やホログラ
ムレンズを測定評価することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】形状測定機の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明の(実施の形態1)の測定用プローブの
先端に取り付けて使用するチップの平面図
【図3】同実施の形態の測定用プローブを使用して基準
球を測定し設計値との差の測定結果データ
【図4】本発明の(実施の形態2)の測定用プローブの
先端に取り付けて使用するチップの拡大平面図
【図5】同実施の形態のチップ先端の拡大図
【図6】同実施の形態の測定用プローブを使用して基準
球を測定し設計値との差の測定結果データ
【図7】図6と同一条件で基準球を面上測定し設計値と
の差の測定結果データ
【図8】様々な光学部品を本発明のダイヤスタイラスま
たはルビースタイラスで測定するときにプローブとの干
渉の様子を示した図
【図9】従来の2次元粗さ測定機のプローブ先端を示す
【図10】半径500μmのルビー球がついたルビース
タイラスを使用して基準球を測定し設計値との差の測定
結果データ
【図11】DVD用レンズの表面の測定状態の説明図
【図12】様々な光学部品を従来のルビースタイラスで
測定するときにプローブとの干渉の様子を示した図
【符号の説明】
1 ダイヤチップ 2 レーザ測長光学系 3 プローブ 4 移動体 7 Xステージ 8 Yステージ 9 定盤 10 被測定物 10a 測定面 11 ダイヤスタイラス 12 ルビースタイラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 圭司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉住 恵一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA53 BB05 CC22 FF55 MM07 PP01 2F069 AA66 BB40 GG02 GG07 GG59 JJ08 LL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定用プローブの先端を被測定物の表面に
    当接させてXまたはY座標方向に走査し、前記測定用プ
    ローブのXY座標位置でのZ座標データの列を求め、こ
    のZ座標データの列に基づいて測定面の形状測定を行う
    に際し、 回転軸対称形で傾斜角度が60度以上でかつ半径が30
    0μm以下の球面の一部であるスタイラス先端を有する
    前記測定用プローブを、被測定物の表面に当接させて測
    定面の形状測定を行う高傾斜角形状測定方法。
  2. 【請求項2】測定用プローブとして、スタイラス先端に
    傾斜角度60度まで真球度0.1μm以下の球面の一部
    を有しているものを使用する請求項1記載の高傾斜角形
    状測定方法。
  3. 【請求項3】被測定物に当接させて表面を倣う測定用プ
    ローブであって、 回転軸対称形で傾斜角度が60度以上でかつ半径が30
    0μm以下の球面の一部であるスタイラス先端を有する
    形状に仕上げられた測定用プローブ。
  4. 【請求項4】スタイラス先端に傾斜角度60度まで真球
    度0.1μm以下の球面の一部を有している請求項3記
    載の測定用プローブ。
  5. 【請求項5】測定用プローブの先端を被測定物の表面に
    当接させてXまたはY座標方向に走査し、前記測定用プ
    ローブのXY座標位置でのZ座標データの列を求め、こ
    のZ座標データの列に基づいて測定面の形状測定を行う
    高傾斜角形状測定装置において、前記測定プローブとし
    て請求項3または請求項4に記載の形状の測定用プロー
    ブを設けた高傾斜角形状測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110145996A (zh) * 2018-02-12 2019-08-20 兰州兰石重型装备股份有限公司 球形封头曲率测量通用样板及其使用方法
US10529064B2 (en) 2014-01-09 2020-01-07 Northrop Grumman Systems Corporation Artificial vision system

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