JPH11211426A - 面形状測定装置 - Google Patents

面形状測定装置

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JPH11211426A
JPH11211426A JP1658598A JP1658598A JPH11211426A JP H11211426 A JPH11211426 A JP H11211426A JP 1658598 A JP1658598 A JP 1658598A JP 1658598 A JP1658598 A JP 1658598A JP H11211426 A JPH11211426 A JP H11211426A
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JP
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measured
rotation axis
probe
measurement probe
measurement
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JP1658598A
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Takashi Shimizu
敬司 清水
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定面が複雑な非球面であっても、被測定
面の面形状を漏れなく高精度で測定することが可能な面
形状測定装置を提供する。 【解決手段】 プローブ保持部8bが有する角度調整機
構によってプローブ保持部8bに対する測定プローブ6
の光軸6aの角度を調整する。制御部は、並進ステージ
5によって被測定物4を並進移動させ、第1および第2
の回転ステージ7,8によって測定プローブ6の光軸6
aを被測定面4aのうち着目する部分面4bの法線の平
均方向に一致させる。測定プローブ6は、着目する部分
面4b上の各点との距離を光学的に測定する。この測定
を被測定面4a上の全ての部分面4bについて行い、各
部分面4bについての測定結果を繋ぎ合わせることによ
って被測定面4a全面の測定結果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レーザー
プリンター等に搭載される非球面レンズのように複雑な
非球面の面形状を光学的に非接触で測定する面形状測定
装置に関し、特に、面形状をレーザーの波長の数分の1
レベルの高精度で測定する面形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の面形状測定装置としては、例え
ば、特開平3−264804号公報に示されるものがあ
る。図10は、その面形状測定装置を示す。なお、X方
向,Y方向,Z方向は、同図に示す方向とする。この装
置50は、被測定物4をX方向,Y方向,Z方向に並進
移動させる並進ステージ51と、フレーム52に取り付
けられ、Z方向に設けられた回転軸線θ1 の回りにアー
ム53aを回転させる第1の回転ステージ53と、アー
ム53aに取り付けられ、回転軸線θ1 と90度をなす
方向の回転軸線θ2 の回りにアーム54aを回転させる
第2の回転ステージ54と、アーム54aに取り付けら
れた光変位センサ55とを有する。
【0003】図11は、光変位センサ55を示す。この
光変位センサ55は、光ビームを投光レンズ55bを介
して投光する光源55aと、被測定物4の被測定面4a
で反射した反射ビームを結像レンズ55cを介して入力
する光検出素子55dとを備える。光源55aから投光
レンズ55bを介して投光された光ビームは、光変位セ
ンサ55の端面55eから所定の距離L0 離れた基準位
置Pにある被測定面4aに照射されると、光検出素子5
5d上のK点に照射点の像をつくる。光変位センサ55
は、被測定物4が基準位置Pより+ΔLあるいは−ΔL
ずれた位置にあってもその上下の位置Q,Rに応じた信
号を出力する。
【0004】このような光変位センサ55を用いて被測
定面4aの形状を測定する場合は、被測定面4aの測定
箇所が基準位置Pとなるように並進ステージ51で被測
定物4を移動させるとともに、光変位センサ55の光軸
と被測定面4aの法線とが一致するように第1および第
2の回転ステージ53,54を制御し、並進ステージ5
1および回転ステージ53,54の位置情報に基づいて
被測定物4の被測定面4aの面形状を測定する。この構
成によれば、光変位センサ55の光軸を被測定面4a全
面にわたって被測定面4aの法線に一致させることがで
きるので、被測定面4aが曲面を有する場合でもその面
形状を測定することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の面形状
測定装置によると、第2の回転ステージ54のアーム5
4aに対する光変位センサ55の取り付け誤差を考慮し
ていないため、多少でも取り付け誤差があると、回転ス
テージ53,54によってアーム53a,54aをどの
ように回転させても第1の回転ステージ53の回転軸線
θ1 の方向に変位センサ55の光軸方向を完全に一致さ
せることはできず、そのとき発生する誤差が光変位セン
サ55の許容値を超える場合、その方向に法線を有する
部分の面形状を測定できないという問題がある。また、
面形状を漏れなく測定するためには、着目する部分面に
含まれる全ての点の変位を一度に測定できる干渉計のよ
うなセンサの使用が望ましい。しかし、このようなセン
サは光軸方向に対する誤差の許容値が小さい。よって上
記問題点が顕在化する可能性が高い。
【0006】従って、本発明の目的は、被測定面が複雑
な非球面であっても、被測定面の面形状を漏れなく高精
度で測定することが可能な面形状測定装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、被測定物の表面のうち着目する部分面との
距離を光学的に測定する測定プローブと、前記測定プロ
ーブに対し前記被測定物を相対的に並進移動させる並進
移動手段と、前記被測定面が有する複数の法線方向のい
ずれかと一致する方向に第1の回転軸線を有する第1の
回転手段と、前記第1の回転軸線と所定の角度をなす第
2の回転軸線を有し、前記第1の回転手段によって前記
第1の回転軸線の回りに回転されるとともに、前記測定
プローブを前記第2の回転軸線の回りに回転させる第2
の回転手段と、前記第2の回転手段に対する前記測定プ
ローブの光軸の角度を調整する角度調整機構とを備えた
ことを特徴とする面形状測定装置を提供する。本発明
は、上記目的を達成するため、被測定物の表面のうち着
目する部分面との距離を光学的に測定する測定プローブ
と、前記測定プローブに対し前記被測定物を相対的に並
進移動させる並進移動手段と、前記被測定面が有する複
数の法線方向のいずれかと一致する方向に第1の回転軸
線を有する第1の回転手段と、前記第1の回転軸線と所
定の角度をなす第2の回転軸線を有し、前記第1の回転
手段によって前記第1の回転軸線の回りに回転されると
ともに、前記測定プローブを前記第2の回転軸線の回り
に回転させる第2の回転手段と、前記並進移動手段に対
し前記被測定物を傾斜させる傾斜手段とを備えたことを
特徴とする面形状測定装置を提供する。本発明は、上記
目的を達成するため、被測定物の表面のうち着目する部
分面との距離を光学的に測定する測定プローブと、前記
測定プローブに対し前記被測定物を相対的に並進移動さ
せる並進移動手段と、前記被測定面が有する複数の法線
方向のいずれとも一致しない第1の回転軸線を有する第
1の回転手段と、前記第1の回転軸線と所定の角度をな
す第2の回転軸線を有し、前記第1の回転手段によって
前記第1の回転軸線の回りに回転されるとともに、前記
測定プローブを前記第2の回転軸線の回りに回転させる
第2の回転手段とを備えたことを特徴とする面形状測定
装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る面形状測定装置を示す。なお、X方向,Y方
向,Z方向は、同図に示す方向とする。この装置1は、
装置1全体に振動が伝わるのを防ぐ防振台2と、防振台
2上に固定されたフレーム3とを有し、防振台2上に、
被測定物4をX方向,Y方向,Z方向にそれぞれ移動、
位置決めする並進ステージ5を設け、フレーム3に、対
向する面との距離を光学的に測定する測定プローブ6を
回転させる第1の回転ステージ7および第2の回転ステ
ージ8を設けている。
【0009】並進ステージ5は、被測定物4をX方向に
移動させるX軸ステージ5aと、被測定物4をY方向に
移動させるY軸ステージ5bと、被測定物4をZ方向に
移動させるZ軸ステージ5cとからなり、各X軸ステー
ジ5a,Y軸ステージ5b,Z軸ステージ5cは、被測
定物4を移動させる駆動源となる図示しないモータと、
被測定物4の移動方向の位置を検出して位置検出信号を
出力する図示しない検出器とをそれぞれ備えている。
【0010】第1の回転ステージ7は、Z方向に第1の
回転軸線θ1 を有し、フレーム3に連結された連結部7
aと、第1の回転軸線θ1 の回りにアーム7bを回転さ
せる図示しないモータと、アーム7bの回転角度を検出
して角度検出信号を出力する図示しない検出器とを備え
ている。
【0011】第2の回転ステージ8は、第1の回転軸線
θ1 と所定の角度(例えば30°)をなす方向に第2の
回転軸線θ2 を有し、第1の回転ステージ7のアーム7
bに連結された連結部8aと、測定プローブ6を保持す
るプローブ保持部8bと、プローブ保持部8bを第2の
回転軸線θ2 の回りに回転させる図示しないモータと、
プローブ保持部8bの回転角度を検出して位置検出信号
を出力する図示しない検出器とを備えている。
【0012】測定プローブ6は、被測定物4の被測定面
4aのうち着目する部分面(例えば1mm2 の範囲)4
bの法線の平均方向と光軸6aとが一致したとき、着目
する部分面4b上の各点との距離を光学的に測定して面
情報として出力するものであり、例えば、白色干渉計,
レーザ変位計等を用いることができる。また、測定プロ
ーブ6の光軸6aは、Z方向に設けられ、測定プローブ
6は、その測定レンジの中心点が第1の回転軸線θ1
第2の回転軸線θ2 との交点と略一致するように設けら
れている。
【0013】図2(a) 〜(c) は、プローブ保持部8bを
示す。プローブ保持部8bは、測定プローブ6の取り付
け角度の微調整が可能な角度調整機構を有しており、同
図(a) に示すように、第2の回転ステージ8の連結部8
aに固定された基台80と、測定プローブ6の上部を保
持する上部保持部81と、測定プローブ6の下部を保持
する下部保持部82と、上部保持部81,下部保持部8
2同士を連結するリブ83と、上部保持部81と下部保
持部82とを基台80に連結するリブ84とを備える。
プローブ保持部8bは、このようにリブ構造としている
ので、軽量化が図れる。測定プローブ6の下部保持部8
2に接触する部分に、ドーナツ形状の位置決めデータム
6bを取り付けている。上部保持部81は、同図(b) に
示すように、角度調整ねじ85が円周上に等間隔に3本
設けられている。下部保持部82は、同図(c) に示すよ
うに、位置決めデータム6bに対し凹凸の反転したドー
ナツ形状を半円状に2分割した一対の雌型位置決めデー
タム82A,82Bからなり、雌型位置決めデータム8
2A,82B同士を固定ねじ86で連結することによっ
て測定プローブ6の位置決めデータム6bを挟み付ける
構造になっている。
【0014】図3は、本装置1の制御系を示す。この装
置1は、本装置1全体の制御を司る制御部10を有し、
この制御部10に、制御部10のプログラム等を記憶す
るメモリ11と、上記並進ステージ5、測定プローブ
6、第1の回転ステージ7および第2の回転ステージ8
とを接続している。
【0015】次に、本装置1の動作を説明する。 (1) 測定プローブ6の取り付け角度調整 図4は、第1および第2の回転軸線θ1 ,θ2 と測定プ
ローブ6の光軸6aとの位置関係を示す。本実施の形態
では、Z方向に対し傾斜60度までの被測定面4aを対
象としているため、第1の回転軸線θ1 と第2の回転軸
線θ2 が30度の角度をなすように、第1の回転ステー
ジ7に対して第2の回転ステージ8が取り付けられてい
る。この取り付け精度は、アーム部7bが有する機械加
工した基準面の精度に依存しているため、正確に30度
にはならず、ある程度の誤差が含まれる。また、測定プ
ローブ6は、その光軸6aと第2の回転軸線θ2 とが3
0度の角度をなすように第2の回転ステージ8に取り付
けられている。この取り付け精度は、測定プローブ6が
有する機械加工した基準面の精度に依存しているため、
正確に30度にはならず、ある程度の誤差が含まれる。
従って、第1の回転ステージ7に対する第2の回転ステ
ージ8の実際の取り付け角度をα1 、第2の回転ステー
ジ8に対する測定プローブ6の実際の取り付け角度をα
2 とすると、第1の回転軸線θ1 と測定プローブ6の光
軸6aとの間に誤差(取り付け角度誤差)△αが生じて
しまう。特に、本実施の形態では、第1の回転ステージ
7、第2の回転ステージ8および測定プローブ6が直列
で接続されているため、測定の誤差原因となる振動を減
らすためには直列方向の長さはなるべく短くすることが
望ましい。一方、直列方向の長さを短くすると、取り付
け角度のための基準面の長さも短くなってしまい、取り
付け角度誤差△αが大きくなることが予想される。
【0016】図5は、取り付け角度誤差△αによる問題
点を示す。取り付け角度誤差△αがあると、第1の回転
軸線θ1 の方向を中心に±△αだけは測定プローブ6の
光軸6aを第1の回転軸線θ1 の方向(Z方向)に合わ
せることができず、測定できない領域が発生してしま
う。そこで△αが測定プローブ6の角度測定レンジより
小さくなるよに取り付け角度を調整する。 まず、オペ
レータは、角度調整ねじ85、固定ねじ86に多少の遊
びを残して測定プローブ6をプローブ保持部8bに取り
付ける。次に、オペレータは、被測定面の頂点に反射率
の異なる点状のマーカを設けた調整用レンズを並進ステ
ージ5上に載置し、マーカが測定プローブ6の測定レン
ジに入るように並進ステージ5で移動、位置決めする。
次に、オペレータは、測定プローブ6の光軸6aがZ方
向と極力平行になるように回転ステージ7,8を回転さ
せた上で調整用レンズの被測定面の頂点が測定プローブ
6で見えるように角度調整ねじ85で調整する。調整が
完了したら、オペレータは、角度調整ねじ85、固定ね
じ86を遊びがないように締め付け、調整用レンズを並
進ステージ5から取り外す。
【0017】(2) 測定動作 測定プローブ6の取り付け角度調整を終えたら、オペレ
ータは、並進ステージ5上に被測定物4を載置し、図示
しない起動スイッチを押下する。制御部10は、起動ス
イッチの押下に基づいてメモリ11に記憶されたプログ
ラムに従い、被測定物4の被測定面4aの形状測定を行
う。すなわち、制御部10は、被測定面4a全面を複数
に区切られた部分面4aのうち着目する部分面4bが測
定プローブ6の測定レンジ内に入るように並進ステージ
5を制御して位置決めする。次に、制御部10は、第1
および第2の回転ステージ7,8を回転させて、測定プ
ローブ6の光軸6aの方向を着目する部分面4bの法線
の平均方向に一致させる。制御部10は、並進ステージ
5の検出器からのX方向,Y方向,Z方向の位置検出信
号、回転ステージ7,8の検出器からの角度検出信号、
および測定プローブ6からの部分面4bの面情報に基づ
いて部分面4bの面形状を測定し、その測定結果をメモ
リ11に記憶する。制御部10は、これを被測定面4a
上の全ての部分面4bに対し同様に行い、各部分面4b
について得られた測定結果を繋ぎ合わせることによって
被測定面4a全面の測定結果を得てそれをメモリ11に
記憶する。
【0018】上述した第1の実施の形態によれば、プロ
ーブ保持部8bが有する角度調整機構によって測定プロ
ーブ6の光軸6aを第1の回転軸線θ1 に一致させるこ
とができるため、法線方向が第1の回転軸線θ1 と一致
する部分面4bも測定プローブ6で測定可能になり、被
測定面4aが複雑な非球面であっても、被測定面4a全
面を漏れなく測定することができる。
【0019】図6および図7は、本発明の第2の実施の
形態に係る面形状測定装置を示す。この装置1は、図6
に示すように、並進ステージ5の上に被測定物4を傾斜
させる傾斜ステージ20を設けたものであり、プローブ
保持部8bは、測定プローブ6の角度調整機能を備えて
いないものであり、制御部10には、図7に示すように
傾斜ステージ20も接続され、他は第1の実施の形態と
同様に構成されている。
【0020】傾斜ステージ20は、被測定物4を傾斜さ
せる図示しないモータと、傾斜角度を検出する傾斜角検
出器20aとを備えている。
【0021】図8(a) ,(b) は、傾斜ステージ20の動
作を示す。測定プローブ6の角度調整機能を備えていな
い場合は、測定プローブ6の取り付け角度誤差Δαを完
全になくすことができないことから、被測定面4aの頂
点に位置する第1の回転軸線θ1 の方向と等しい法線平
均方向を有する部分面4cは、同図(a) に示すように、
測定不可能な領域となるため、他の部分面と同時には測
定できない。そこで、他の部分面の測定終了後に同図
(b) に示すように、傾斜ステージ20を用いて被測定面
4aの傾きを変化させて測定できなかった部分面4cを
頂点から移動し、この部分面4cについて面形状を測定
し、他の部分面の測定結果とつなぎ合わせて全面の測定
結果を求める。なお、つなぎ合わせ計算には傾斜ステー
ジ20の傾斜角度を検出する傾斜検出器20aの検出デ
ータを用いる。
【0022】この第2の実施の形態によれば、傾斜ステ
ージ20によって被測定物4を傾斜させて被測定面4a
の頂点の測定不可能領域を測定可能領域へ移動できるの
で、被測定面4aが複雑な非球面であっても、被測定面
4a全面を漏れなく測定することができる。
【0023】図9は、本発明の第3の実施の形態に係る
面形状測定装置を示す。この装置1は、第1の回転軸線
θ1 を被測定面4aが有する複数の法線方向のいずれと
も一致しないようにZ方向に対して傾斜した方向にした
ものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されて
いる。
【0024】この第3の実施の形態によれば、第1の回
転軸線θ1 が被測定面4aが有するどの法線方向とも一
致しないため、測定プローブ6の光軸6aの方向を合わ
せることができない部分面4bが被測定面4a上に存在
しないので、面倒な光軸調整なしに被測定面4a全面を
漏れなく測定することが可能になる。
【0025】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、種々な形態が可能である。例えば、上記各実施の
形態では、回転ステージ7,8をフレーム3側に取り付
けたが、並進ステージ5側に取り付けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の面形状測定
装置によれば、被測定面の全ての法線方向に測定プロー
ブの光軸を一致させることができるので、被測定面が複
雑な非球面であっても、被測定面の面形状を漏れなく高
精度で測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面形状測定装
置を示す概略構成図である。
【図2】(a) は第1の実施の形態に係るプローブ保持部
の断面図、(b) はプローブ保持部の上部保持部の断面
図、(c) はプローブ保持部の下部保持部の断面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態に係る制御系を示すブロック
図である。
【図4】第1の実施の形態における回転軸線θ1 ,θ2
と測定プローブの光軸との位置関係を示す図である。
【図5】取り付け角度誤差△αによる問題点を説明する
ための図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る面形状測定装
置を示す概略構成図である。
【図7】第2の実施の形態に係る制御系を示すブロック
図である。
【図8】(a) ,(b) は第2の実施の形態の傾斜ステージ
の動作を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る面形状測定装
置を示す概略構成図である。
【図10】従来の面形状測定装置を示す概略構成図であ
る。
【図11】従来の光変位センサを示す図である。
【符号の説明】
1 面形状測定装置 2 防振台 3 フレーム 4 被測定物 4a 被測定面 4b 部分面 5 並進ステージ 5a X軸ステージ 5b Y軸ステージ 5c Z軸ステージ 6 測定プローブ 6a 測定プローブの光軸 6b 位置決めデータム 7 第1の回転ステージ 7a 連結部 7b アーム 8 第2の回転ステージ 8a 連結部 8b プローブ保持部 10 制御部 11 メモリ 20 傾斜ステージ 20a 傾斜角検出器 80 基台 81 上部保持部 82 下部保持部 82A,82B 雌型位置決めデータム 83,84 リブ 85 角度調整ねじ 86 固定ねじ θ1 第1の回転軸線 θ2 第2の回転軸線 α1 ,α2 実際の取り付け角度 △α α1 とα2 の差

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の表面のうち着目する部分面との
    距離を光学的に測定する測定プローブと、 前記測定プローブに対し前記被測定物を相対的に並進移
    動させる並進移動手段と、 前記被測定面が有する複数の法線方向のいずれかと一致
    する方向に第1の回転軸線を有する第1の回転手段と、 前記第1の回転軸線と所定の角度をなす第2の回転軸線
    を有し、前記第1の回転手段によって前記第1の回転軸
    線の回りに回転されるとともに、前記測定プローブを前
    記第2の回転軸線の回りに回転させる第2の回転手段
    と、 前記第2の回転手段に対する前記測定プローブの光軸の
    角度を調整する角度調整機構とを備えたことを特徴とす
    る面形状測定装置。
  2. 【請求項2】前記測定プローブは、その測定レンジの中
    心点が前記第1の回転軸線と前記第2の回転軸線との交
    点と略一致する構成の請求項1記載の面形状測定装置。
  3. 【請求項3】前記並進移動手段は、前記被測定物を鉛直
    方向に相対的に並進移動させる鉛直方向ステージと、前
    記被測定物を水平方向に相対的に並進移動させる水平方
    向ステージとを備え、 前記第1の回転軸線および前記測定プローブの前記光軸
    は、鉛直方向に設けられた構成の請求項1記載の面形状
    測定装置。
  4. 【請求項4】被測定物の表面のうち着目する部分面との
    距離を光学的に測定する測定プローブと、 前記測定プローブに対し前記被測定物を相対的に並進移
    動させる並進移動手段と、 前記被測定面が有する複数の法線方向のいずれかと一致
    する方向に第1の回転軸線を有する第1の回転手段と、 前記第1の回転軸線と所定の角度をなす第2の回転軸線
    を有し、前記第1の回転手段によって前記第1の回転軸
    線の回りに回転されるとともに、前記測定プローブを前
    記第2の回転軸線の回りに回転させる第2の回転手段
    と、 前記並進移動手段に対し前記被測定物を傾斜させる傾斜
    手段とを備えたことを特徴とする面形状測定装置。
  5. 【請求項5】前記測定プローブは、その測定レンジの中
    心点が前記第1の回転軸線と前記第2の回転軸線との交
    点と略一致する構成の請求項4記載の面形状測定装置。
  6. 【請求項6】前記並進移動手段は、前記被測定物を鉛直
    方向に相対的に並進移動させる鉛直方向ステージと、前
    記被測定物を水平方向に相対的に並進移動させる水平方
    向ステージとを備え、 前記第1の回転軸線および前記測定プローブの光軸は、
    鉛直方向に設けられた構成の請求項4記載の面形状測定
    装置。
  7. 【請求項7】被測定物の表面のうち着目する部分面との
    距離を光学的に測定する測定プローブと、 前記測定プローブに対し前記被測定物を相対的に並進移
    動させる並進移動手段と、 前記被測定面が有する複数の法線方向のいずれとも一致
    しない第1の回転軸線を有する第1の回転手段と、 前記第1の回転軸線と所定の角度をなす第2の回転軸線
    を有し、前記第1の回転手段によって前記第1の回転軸
    線の回りに回転されるとともに、前記測定プローブを前
    記第2の回転軸線の回りに回転させる第2の回転手段と
    を備えたことを特徴とする面形状測定装置。
  8. 【請求項8】前記測定プローブは、その測定レンジの中
    心点が前記第1の回転軸線と前記第2の回転軸線との交
    点と略一致する構成の請求項7記載の面形状測定装置。
  9. 【請求項9】前記並進移動手段は、前記被測定物を鉛直
    方向に相対的に並進移動させる鉛直方向ステージと、前
    記被測定物を水平方向に相対的に並進移動させる水平方
    向ステージとを備え、 前記第1の回転軸線および前記測定プローブの光軸は、
    鉛直方向に設けられた構成の請求項7記載の面形状測定
    装置。
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