JPH02161332A - 曲率半径測定装置及び方法 - Google Patents

曲率半径測定装置及び方法

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JPH02161332A
JPH02161332A JP63285357A JP28535788A JPH02161332A JP H02161332 A JPH02161332 A JP H02161332A JP 63285357 A JP63285357 A JP 63285357A JP 28535788 A JP28535788 A JP 28535788A JP H02161332 A JPH02161332 A JP H02161332A
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radius
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    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光学レンズ及び球面鏡の曲率半径を測定、検査
する装置及び方法に関するものである。
(従来の技術) この種の曲率半径測定装置は第8図に示すように、レー
ザ光源1を備え、これを被測定体の曲率を測定すべき面
2に、径の小さい平行な光ビーム例えばレーザビーム3
を照射するように配設するようにしている。被測定体は
図示しない駆動装置、例えば、マイクロメータのような
駆動装置により、曲率を測定すべき面の測定箇所の接線
方向に微小距離動かすようにしている。また、投影板4
をレーザ光源1と被測定体との間に、測定すべき面の測
定箇所の仮想接触平面と平行に配設しており、測定箇所
で反射したレーザビームの投射位置を明示し得るように
している。
かように構成した装置において、測定箇所の曲率は次の
ように求める。まず、駆動装置により被測定体を動かし
、センターリングすなわち照射したレーザビーム3が再
び同じ位置に戻るように調整する。これにより、入射角
αは0となる。この位置を図中に破線で示す。次に、被
測定体を測定箇所の接線方向に微小距離d移動させる。
かように移動させた測定面の位置を図中に実線2′で示
す。この移動により、反射レーザビームの反射方向が5
から5′に変わり、投影板4に対する投影位置も微小距
離X移動する。今移動後の測定面2′に対するレーザビ
ーム3の入射角をθ、投影板4と測定面2.2′の接触
平面との距離を1、曲率半径をγとし、x、d<l、γ
とすると、・θは十分小さ(0=sinθ:Lanθと
近似できる。したがって、 Xユ1.20    ・・・ (1) γO=d    ・・・ (2) これら式(1)、(2)より0を除去すると、曲率半径
γは γ=2dl/x   ・・・ (3) で求まる。実際の測定に際しては、一定値Xが得られる
被測定体の移動位置dを測定するとよい。
このようにすると測定精度が向上する。例えば、投影板
の所定位置にスリットを設け、その後方に光検出器を配
置して、測定体を動かしたときの測定箇所からの反射レ
ーザビームをスリットを介して検出し、その場合の被測
定体の移動距離を求める。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の曲率半径測定装置ではX及びdの測定分
解能により曲率半径の測定精度が決定される。従って曲
率半径が小さいほどdの値が小さくなるため相対的に精
度が悪くなる。又肉厚裏面の曲率半径は測定できない。
本発明は小さい曲率半径から大きい曲率半径まで高精度
で曲率半径を測定、検査し得る非接触型の曲率半径測定
装置及び測定検査方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は曲率半径の測定と共に被検レンズの隣合
う2個の球面即ちレンズ面の肉厚あるいはレンズ面間の
空間間隔を測定し得る方法を提供することを目的とする
(課題を解決するための手段) 本発明曲率半径測定装置は点光源又はピンホールと、ビ
ームスプリッタと、点像を結ばせるための結像光学系と
、この結像光学系の光軸上に配置された被検物の取付部
と、この取付部及び前記結像光学系により結ばれる点像
の光軸上の相対位置(光路長)を変化するための移動機
構部と、この移動機構部の位置を測定するための測長部
とからなる曲率半径測定装置において、被検物からの反
射光により前記ビームスプリッタの後方に形成される点
像を検出するための受光素子と、この受光素子及び前記
ビームスプリッタ間に配置されウェッジ方向がすべて異
なる4個のウェッジプリズムからなる瞳4分割プリズム
と、この瞳4分割プリズムにより分割された光束により
前記受光素子上に形成された4個の点像の各々の重心又
は中心位置を検出し基準像面からの点像のずれの量、又
は、ずれの差に比例した量を算出するための画像計測部
と、算出結果を表示するための表示部とを具備すること
を特徴とする。
本発明曲率半径を測定する方法は、点光源又はピンホー
ルを結像光学系により被検面に投光し、被検面からの反
射光束により形成される像点の光軸に沿った基準位置か
らのずれの量、又は、ずれの差に比例した量をウェッジ
方向がすべて異なる4個のウェッジプリズムにより検出
し、この検出値がOになるような光軸に沿った被検面の
2つの異なる位置(表面像と空中像に対応する双方の基
準位置からのずれの差がOのときの位置)の差を測定す
ることを特徴とする。
又、本発明方法は点光源又はピンホールを結像光学系に
より被検レンズに投光し、被検レンズからの反射光束に
より形成される像点の光軸に沿った基準位置からのずれ
の量、又は、ずれの差に比例した量をウェッジ方向がす
べて異なる4個のウェッジプリズムにより検出し、この
検出値がOになるような被検レンズの隣合う2個の反射
球面に対応する光軸に沿った被検面の位置(隣合う2個
の球面から各々反射される表面像に対応する基準位置か
らのずれの量が0のときの位置)を測定し、この測定値
と隣合う2個の球面のうち結像光学系に近いほうの面か
ら結像光学系側の被検レンズの全光学面の曲率半径、偏
芯量及び面間隔と結像光学系より遠いほうの面から結像
光学系側の被検レンズの全材質の屈折率とから該隣合う
2個の球面の面間隔(肉厚又は空気間隔)を算出して求
めることを特徴とする。
本発明方法は点光源又はピンホールを結像光学系により
被検レンズに投光し、被検レンズからの反射光束により
形成される像点の光軸に沿った基準位置からのずれの量
、又は、ずれの差に比例した量をウェッジ方向がすべて
異なる4個のウェッジプリズムにより検出し、この検出
値がOになるような被検レンズの内部の被検光学系面に
対応する光軸に沿った被検レンズの2個の異なる位置(
被検光学面から反射される表面と窓中像に対応する双方
の基準位置からのずれの量が0のときの位置)を測定し
、この測定値と前記被検光学面より結像光学系側にある
被検レンズの全光学面の曲率半径と材質の屈折率と面間
隔とにより被検レンズの内部の被検光学面の曲率半径を
算出して求めることを特徴とする。
(構成) 第1図(a)、(b)において、11はレーザ光等によ
り構成れる点光源もしくはピンホール物点である。
12は半透鏡、半透プリズム等のビームスプリッタ、1
3は点光源11の像を結ばせるための結像光学系、14
は結像点、15は被検面、16は被検物の取付部を夫々
示し、これらを図示のごとく配置する。この場合被検面
15及び被検物16は被検面15の表面中心部に被検結
像点14が一致している状態を示しているものとする。
17はビームスプリッタ12にたいして点光源11とは
反対側の光路中に配設された瞳4分割プリズムで、第1
図(C)に示すごと(4個のウェッジプリズムより成り
、ウェッジ方向がすべて異なるような配置で構成されて
いる。18は半透鏡12に対して点光源11と共役な位
置での被検面15からの反射像点を示し、詳細には第1
図(C)の4個の点像18(a)〜18(d)である。
19は4個の点像18(a)18〜(d)の重心位置を
検出するための受光素子、20は基準像面(点光源11
の共役位置)からの点像のずれの量に比例した量を算出
するための演算部、21はこの演算部20による演算結
果を表示するための表示部である。また図示していない
が被検物の取付部16を光軸に沿って移動するための移
動機構部及びその移動量を測定するための測長部をも設
ける。
(作用) 点光源11から出た光束は半透鏡であるビームスプリッ
タ12により反射し、結像光学系13により結像点14
に結像される。今、取付部16を移動し被検面15の面
頂と結像点14とが接近してくると被検面15による反
射光束が結像光学系13を通り、ビームスプリッタ12
を通過し、瞳4分割プリズム17を通った後、反射像点
18付近に集光する。ここで瞳4分割プリズム17によ
り光束が4分割され、従って、瞳4分割プリズム部分1
7(a )を通る4分円の光束は反射像点18(a)に
集光され、瞳4分割プリズム部分17(b)を通る4分
円の光束は反射像点18(b)に集光され、以下同様に
瞳4分割プリズム部分17(c)及び17(d)を通る
4分円の光束は各々反射像点18(C)及び18(d)
に集光される。ここで被検面15の面頂が結像点14よ
り右方にある場合、集光点(点像)の位置は受光面より
右側にできるため受光面上での像のパターンは幾何光学
的に考えると第1図(f)に示すようになる。
また逆に被検面15の面頂が結像点14より左方にある
場合には第1図(g)に示すような像のパターンが得ら
れるようになる。このパターンは波動光学的に考えたほ
うが実際に近(、この場合4つの像はいずれも、重心を
同一とする楕円率1:f2の楕円形状となる。この状態
を示すのは第1図(f)のパターンに対応した場合が第
1図(f−1)のパターン形状である。なお、物点がピ
ンホールでない場合、像のパターンは物点の形状となる
。例えば大きさのある円形物点の場合には、第1図(f
)のパターンに相当する場合が第1図(f−2)のパタ
ーンであり、これは完全な円形状である。このように円
形状の像パターンのほうが画像処理が高速化できる利点
がある。第1図(g)についても上述した所と同様であ
る。
今4つの像点の座標を(χ8、yυ、(χ*、 ’I 
t)、(χ3,3’ 3)及び(χ4.y4)とし、次
式で示す微小部分Δを考える。
Δ=(χ、−χ4)+(y + −y 3)ここで被検
面15の面頂の結像点14からのずれの量(左側を正と
する)をδとすれば、Δ=にδとなる。
ここでkは結像光学系13による倍率と明るさにより決
定されるO以外の定数である。従ってΔ=0のときのみ
被検面15の面頂と結像点14とが一致することになる
。このΔを演算部20で算出し、この値を表示部21で
表示するようになっているため、表示部21の表示を見
ながら、これが0になるように被検物の取付部16を再
度移動し微調整を行う。そしてこの作業により、被検面
15の面頂を極めて高い精度で結像点14に一致させる
ことができ、このときの取付部16の位置を測長原点と
してリセットする。
次に、被検面15が凸面の場合には左側に、凹面の場合
には右側に取付部16を再度移動してい(と、再び受光
面上に点像が形成されるようになる。この点像形成位置
を第1図(a)及び(b)に被検面22(被検面15に
対応)及び取付部23(取付部16に対応)として示す
。この像を以下空中像と称する。これに対して被検面1
5の面頂と取付部14とが一致した状態で形成される像
を表面像と称する。
従って、かかる表面像の場合と全(同様の手段によって
表示部21の表面値が0になるように取付部23を同様
に微調整し、その後、測長部により原点からの取付部2
3の位置を測定し、この値を被検面の曲率半径とするこ
とにより曲率半径の測定が完了する。
(第1実施例) (構成) 次に、本発明方法の実施例を第2図に示す。第2図にお
いて101はハロゲンランプ、102は照明用のレンズ
、103はピンホール、104は半透鏡、105はピン
ホール103の像を結ばせるための結像光学系、106
はピンホール103の結像点に面頂が一致したときの被
検レンズの位置を示す。107は瞳4分割プリズム、1
08は4個の光位置検出素子からなる検出素子、109
は検出素子108からの出力信号を増幅するための増幅
部、110は点像のずれの量に比例した量を算出するた
めの演算部、111は表示部であり、これら構成素子を
図示のように配置する。また図示しないが、被検レンズ
106を光軸に沿って移動するための移動機構部及び移
動量を測定するための測長部をも設ける。112は被検
レンズ106が移動した状態にある被検レンズを示して
いる。また、本例では瞳4分割プリズムとして第3図又
は第4図に示すようなプリズムを使用する。即ち、前述
の第1図(C)〜(e)に示すプリズムは中厚及び中薄
のウェッジプリズムを交互に接合して構成したのに対し
、第3図に示すプリズムはすべて中薄、第4図に示すプ
リズムはすべて中厚のものを接合して構成している。な
お、瞳4分割プリズムとして前述のプリズムを用いても
同等問題はない。
(作用) 本例ではハロゲンランプ101を出た光束が、照明用の
レンズ102によりピンホール103を照明する。
ピンホール103の像は半透鏡104で反射され結像光
学系105によって被検レンズ106に結像する。今、
被検レンズ106の位置に示すように、結像位置と被検
レンズ106の面像の位置とが合致すると演算部110
の出力が0になるように設定しである。従って、ここで
面頂のずれの量は(χ、−χ4)−(y+−y*)に比
例した量となり、この(χ、−χ4)−(y+−y3)
に比例した量が前述したように演算部110から出力さ
れる。次に被検レンズ112の位置に示すように被検面
レンズ106を光軸上で曲率半径程度移動すると、この
移動量に相当する信号が演算部110からの出力され、
従ってこの出力が0になるように被検レンズを微調整す
る。微調整完了時で面頂検出時の位置に対するこの微調
整後の位置を測長部により測定することによって曲率半
径を求めることができる。演算部110の出力は表示部
111を見ながら調整することができる。また、検出素
子108の出力は各々χ、y方向に対応する電圧信号で
あるため、これを増幅部109により増幅して演算部1
10に供給するようにする。
(効果) 本例によれば、分割プリズムを構成している4個のプリ
ズムを全く同一構造のものとすると共に光位置検出素子
を用いることにより安価な装置を構成することができる
(第2実施例) (構成) 第5図に示す第2実施例において、200はハロゲンラ
ンプ、201は照明用レンズ、202はピンホール、2
03は半透鏡、204は結像光学系、205.206お
よび207は全反射鏡、208はホルダ、209は被検
レンズ、21Oは像点、211は像点210を拡大また
は縮小してテレビカメラに投影するためのリレーレンズ
、212はリレーレンズ211の射出瞳付近に配設され
た瞳4分割プリズム、213はテレビカメラを示し、こ
れらを第5図に示すように配置し、全反射鏡206およ
び207は一体となってボックスに取り付けられて光軸
上を移動する機構を有している。さらに図示しないがこ
の移動量を測定するための測長部と、テレビカメラ21
3の出力を処理するための画像計測部と、モニタとを追
加構成するようにしている。なお被検面レンズ209は
ホルダ208上におくことによって光軸上に曲率中心が
位置するように調整する。
(作用) 本例では、ハロゲンランプ200を出た光束は照明用の
レンズ201によりピンホール202を照明する。
ピンホール像は結像光学系204によって被検レンズ2
09付近に結像する。ここでこの結像点は全反射鏡20
6.207を光軸上に移動することによって変化する。
今、これを変化させることにより、被検レンズ209の
下面の面頂付近に結像点を一致させることにより、4個
のピンホール像をモニタ上で観察することができる。こ
の状態で画像計測部の出力値をリセットする(0にする
)。次に同様に全反射鏡206.207を移動して被検
レンズ209の下面の曲率中心付近に前記結像点を一致
させることにより、同じように4個のピンホール像がモ
ニタ上で111察される。この状態で画像計測部からの
出力がOになるように全反射鏡206.207を微調整
して移動する。従ってこのときの測長部の出力値の2倍
が曲率半径となる。リレーレンズ211はピンホール像
を拡大することにより検出精度を上げるためと、素子2
11〜213までをユニット化し、ピンホール202と
共役な位置に結像したときに検出値がOとなるような機
械調整を容易にするために設けてものである。全反射鏡
205は被検レンズを載置するだけで安定した検出がで
きるために設けたものである。さらに全反射鏡206.
207は装置全体をコンパクトにするために設けている
(効果) 本例によれば、高精度にしてコンパクトで、さらに操作
性の良好な装置を得ることができる。
(第3実施例) (構成) 本発明の第3実施例を第6図に示す。本例において、3
01は半導体レーザ、302は偏光プリズム、303は
1/4λ板、304は結像光学系、3(L5は被検レン
ズで(1)〜(6)はその各被検面を示す。306はリ
レーレンズ、307は瞳4分割プリズム、308はCC
Dカメラ、309は画像計測部、31Oはモニタ、31
1はプリンタを示し、これらを第6図に示すように配置
する。
なお図示しないが、被検レンズ305を光軸上に移動す
るための機構部と、光軸のまわりを回転するための機構
部と、移動量を測定するための測長部とをも設けている
。偏光プリズム302及び1/4λ板303は、半導体
レーザ301の光量損失を最小とするためのもので、半
導体レーザ301の偏波面にたいして偏光プリズム30
2及び1/4λ板303を特定な位置関係に定めるよう
にしている。この関係については公知なのでその説明を
省略する。半導体レーザ3吋と偏光プリズム302との
間にNAを変換するためのレンズを挿入すると、光量損
失をさらに小さ(することができる。
(作用) 本例では、半導体レーザ301を出た光束は偏光プリズ
ム302で反射され、1/4λ板303を透過し結像光
学系304に入射する。結像光学系304に入射した光
束は収束光となり被検レンズ305に入射する。ここで
、この収束点に被検面305(1)の面頂がほぼ一致し
ている場合、被検面305(1)による反射光束は元の
光路をもどり偏光プリズム302に入射する。偏光プリ
ズム302に入射した収束光は、今度は反射せずに偏光
プリズム302を透過し半導体レーザ3旧と共役なる点
に一旦点像を形成する。この点像をリレーレンズ306
によりCCDカメラ308に拡大又は縮小投影する。こ
のとき、l114分割プリズム307の効果により他の
実施例と同様に4個の点像が形成される(第7図(a)
)。次いで、画像計測部309でこの各点像の重心位置
を検出し、これを演算処理して、モニタ310に結果を
表示する。この表示値が0となるように微調整(4点の
像は第7図(b)のごとくなる)した後、測長表示をリ
セットする。次に、被検面305(1)の曲率中心付近
に前記収束点を一致させるように被検レンズ305を移
動しモニタ310の表示値が0になるように微調整した
後、測長部によって被検面305(1”)の曲率半径を
求めることができる。次に被検レンズ305を回転する
ことにより第7図(C)に示すごとく4点の平均座標値
が一般に変化し円状の軌跡を示す。この回転半径に比例
定数を乗することにより被検面305(1)の偏芯量も
求めることができる。次に被検面305(2)の反射光
により4個の表面像が得られるように被検レンズ305
を移動し、さらに表示値がOとなるように微調整した後
副長部により、被検レンズ305の位置を検出する。こ
の検出値と、すでに検出済の被検面305(1)の曲率
半径と、偏芯量と、被検面305(1)、305(2)
を形成する材質の屈折率(既知とする)とにより被検面
305(1)及び305(2)の面間隔(図の場合レン
ズ肉厚)を求めることができる。本例では、1枚のレン
ズに対して測定を行った(この場合式はd l=f (
RIn n I+δυ)が、レンスカ多数枚ニなるとc
L(面間隔)は次式のようになる。
d ++a−r(R1,R2+ ”・r R,、d+1
 dt+ ”’r dwm−It nl、nt+ ”・
nwaHδ4.δ2.・・・、δ、) 次に、被検面305(2)の反射光により4個の空中像
が得られるように被検面レンズ305を移動し、さらに
モニタの表示値が0になるように微調整した後副長部に
より被検レンズ305の位置を検出する。この検出値と
、これまでの検出値と、屈折率とから被検面305(2
)の曲率半径を求めることができる。さらに、被検レン
ズ305を回転させることにより、同様にこれまでの検
出値と、屈折率とから被検面305(2)の偏芯をも検
出することができる。
このようにして、透過部の材質が既知の場合には構成レ
ンズの枚数に関係無く各面の曲率半径、面間隔偏芯量を
順次最終面まで、正確に求めることができる。ただし条
件としてどの面からの反射像かを認識する必要があり、
このために各面の曲率半径の概略値が必要であることは
勿論である。
(効果) 本例によれば、曲率半径だけでなく面間隔及び面偏芯を
も高精度に検出することができる。また半導体レーザを
使用しているため一般に被検面からの反射光を多量とす
ることができるのでS/N比を改善することができる。
(発明の効果) 上述したように本発明によれば、小さい曲率半径から大
きい曲率半径まで曲率半径を高精度に測定、検査するこ
とができる。
また、組上がりレンズの各面の曲率半径、偏芯量及び隣
合う面の面間隔の高精度の測定、検査を非破壊、非接触
で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明曲率半径測定装置の原理
構成を示す説明図、 第1図(C)〜(e)は本発明曲率半径測定装置の瞳4
分割プリズム及び反射像点を示す斜視図、第1図(f)
〜(g)は反射像点を示す平面図、第2図は本発明曲率
半径測定装置の第1実施例の構成を示す説明図 第3及び4図は@4分割プリズムの構成を示す斜視図、 第5図は本発明曲率半径測定装置の第2実施例の構成を
示す斜視図、 第6図は本発明曲率半径測定装置の第3実施例の構成を
示す平面図、 第7図(a)〜(C)は反射像点を示す平面図、第8図
は従来の曲率半径測定装置の構成を示す平面図である。 208 ・・・ 211.306 213  ・・・ 302 ・・・ 303 ・・・ 309 ・・・ 310  ・・・ ホルダ、209.395  ・・・ 被検レンズ・・・
 リレーレンズ テレビカメラ 偏光プリズム 1/4λ板、 308  ・・・ CCDカメラ画像計
測部 モニタ、311  ・・・ プリンタ 11.101.200.301  ・・・ 点光源12
.104.203、 ・・・ 半透鏡13.105.2
04.304  ・・・ 結像光学系14.210  
・・・ 結像点、15  ・・・ 被検面16  ・・
・ 取付部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、点光源又はピンホールと、ビームスプリッタと、点
    像を結ばせるための結像光学系と、この結像光学系の光
    軸上に配置された被検物の取付部と、この取付部及び前
    記結像光学系により結ばれる点像の光軸上の相対位置(
    光路長)を変化するための移動機構部と、この移動機構
    部の位置を測定するための測長部とからなる曲率半径測
    定装置において、被検物からの反射光により前記ビーム
    スプリッタの後方に形成される点像を検出するための受
    光素子と、この受光素子及び前記ビームスプリッタ間に
    配置されウェッジ方向がすべて異なる4個のウェッジプ
    リズムからなる瞳4分割プリズムと、この瞳4分割プリ
    ズムにより分割された光束により前記受光素子上に形成
    された4個の点像の各々の重心又は中心位置を検出し基
    準像面からの点像のずれの量、又は、ずれの差に比例し
    た量を算出するための画像計測部と、算出結果を表示す
    るための表示部とを具備することを特徴とする曲率半径
    測定装置。 2、点光源又はピンホールを結像光学系により被検面に
    投光し、被検面からの反射光束により形成される像点の
    光軸に沿った基準位置からのずれの量、又は、ずれの差
    に比例した量をウェッジ方向がすべて異なる4個のウェ
    ッジプリズムにより検出し、この検出値が0になるよう
    な光軸に沿った被検面の2つの異なる位置(表面像と空
    中像に対応する双方の基準位置からのずれの差が0のと
    きの位置)の差を測定することにより、曲率半径を求め
    るようにしたことを特徴とする曲率半径測定方法。 3、点光源又はピンホールを結像光学系により被検レン
    ズに投光し、被検レンズからの反射光束により形成され
    る像点の光軸に沿った基準位置からのずれの量、又は、
    ずれの差に比例した量をウェッジ方向がすべて異なる4
    個のウェッジプリズムにより検出し、この検出値が0に
    なるような被検レンズの隣合う2個の反射球面に対応す
    る光軸に沿った被検面の位置(隣合う2個の球面から各
    々反射される表面像に対応する基準位置からのずれの量
    が0のときの位置)を測定し、この測定値と隣合う2個
    の球面のうち結像光学系に近いほうの面から結像光学系
    側の被検レンズの全光学面の曲率半径、偏芯量及び面間
    隔と結像光学系より遠いほうの面から結像光学系側の被
    検レンズの全材質の屈折率とから該隣合う2個の球面の
    面間隔(肉厚又は空気間隔)を算出して求める曲率半径
    測定方法。 4、点光源又はピンホールを結像光学系により被検レン
    ズに投光し、被検レンズからの反射光束により形成され
    る像点の光軸に沿った基準位置からのずれの量、又は、
    ずれの差に比例した量をウェッジ方向がすべて異なる4
    個のウェッジプリズムにより検出し、この検出値が0に
    なるような被検レンズの内部の被検光学系面に対応する
    光軸に沿った被検レンズの2個の異なる位置(被検光学
    面から反射される表面と空中像に対応する双方の基準位
    置からのずれの量が0のときの位置)を測定し、この測
    定値と前記被検光学面より結像光学系側にある被検レン
    ズの全光学面の曲率半径と材質の屈折率と面間隔とによ
    り被検レンズの内部の被検光学面の曲率半径を算出して
    求める曲率半径測定方法。
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