JPS6242327Y2 - - Google Patents

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JPS6242327Y2
JPS6242327Y2 JP9034380U JP9034380U JPS6242327Y2 JP S6242327 Y2 JPS6242327 Y2 JP S6242327Y2 JP 9034380 U JP9034380 U JP 9034380U JP 9034380 U JP9034380 U JP 9034380U JP S6242327 Y2 JPS6242327 Y2 JP S6242327Y2
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JP
Japan
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curvature
radius
corner cube
spherical surface
lens
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JP9034380U
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JPS5716908U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レンズなどの球面の曲率半径の反射
式測定装置に関するものである。
従来の反射式曲率半径測定装置の例を第2図に
よつて説明する。第2図において、光源1、コン
デンサレンズ2、チヤート3、半透鏡4、コリメ
ーターレンズ5、対物レンズ6がこの順に配設さ
れ、半透鏡4の反射面がわにはスクリーン7と接
眼レンズ8が配設されている。対物レンズ6は光
軸方向に移動可能で、その後方にレンズなどの被
検体9が測定載物台10によつて保持されてい
る。
この従来の装置によつて被検体の曲率半径を測
定するには、スクリーン7と接眼レンズ8でなる
観察系を介して観察しながら、対物レンズ6を光
軸に沿つて動かし、チヤート3の像を被検体9の
球面上に結ばせ、そのあとさらに、被検体9の上
記球面の曲率中心に虚像を結ばせる。そこで、上
記二つの状態における対物レンズ6の位置をスケ
ールによつて読み取り、両者の差lを求める。こ
のlが被検体9の球面の曲率半径となる。
ところで、上記従来の装置によれば、曲率半径
の大きい凸面を測定しようとすると、対物レンズ
が被検体に接触して測定が不可能となり、曲率半
径の比較的小さい被検体しか測定することができ
なかつた。また、曲率半径の小さい被検体の場合
は測定精度が悪いという欠点があつた。
本考案の目的は、被検体の球面の曲率半径の大
小に拘らず曲率半径の測定を可能にすると共に、
被検体の曲率半径が小さい場合でも高精度の測定
を可能にした曲率半径測定装置を提供することに
ある。
以下、第1図の実施例によつて本考案を説明す
る。第1図において、光源11とコンデンサレン
ズ12はチヤート13の照明系を構成しており、
チヤート13を透過した光は半透鏡14と今一つ
の半透鏡15を透過したのちコーナーキユーブ1
6の一方の入出射面に入射するようになつてい
る。コーナーキユーブ16の他方の入出射面と対
向するようにして平面反射鏡17が配設され、コ
ーナーキユーブ16から入出射した光が反射鏡1
7によつて反射されてコーナーキユーブ16内を
逆向きに進み、さらに半透鏡15によつて反射さ
れるようになつている。半透鏡15による反射光
はズームコリメーターレンズ18を通るようにな
つている。ズームコリメーターレンズ18の後方
(図において左方)には、レンズなどの被検体1
9が測定載物台20によつて保持されるようにな
つている。測定載物台20は光軸に対し直角方向
に上下左右に移動させることができるようになつ
ている。半透鏡14の反射面がわにはスクリーン
21と接眼レンズ22でなる観察系が配設されて
いる。コーナーキユーブ16は光軸方向に移動す
ることができるようになつており、その移動量は
ポジシヨンスケール23によつて測定することが
できるようになつている。
次に、上記実施例の作用を説明する。ズームコ
リメーターレンズ18の焦点距離を適宜設定し、
光源11によつてチヤート13を照明する。チヤ
ート13を透過した光は二つの半透鏡14,15
を透過し、コーナーキユーブ16の一方の入出射
面から入射する。コーナーキユーブ16に入射し
た光は他方の入出射面から出射し、反射鏡17に
よつて反射され、再びコーナーキユーブ16に入
り、コーナーキユーブ内を逆に進んで半透鏡15
の方に向つて出射する。この光は半透鏡15で反
射されてズームコリメーターレンズ18を通り、
ある位置に結像する。そこでまず、コーナーキユ
ーブ16を移動させ、コリメーターレンズ18に
よる結像位置が被検体19の球面の曲率中心a1
なるように調節する。被検体19の球面の曲率中
心a1にチヤート13の像(虚像)が結ばれると、
この像はコリメーターレンズ18を通り、半透鏡
15に反射され、コーナーキユーブ16を通り、
反射鏡17に反射され、再びコーナーキユーブ1
6を通り、半透鏡15を透過し、半透鏡14に反
射され、しかるのちスクリーン21上に再び結像
する。この像は接眼レンズ22を通して観察する
ことができる。従つて、a1点に結像したか否かは
観察系を通して観察することによつて確認するこ
とができる。このときの反射鏡17からコーナー
キユーブ16までの距離をポジシヨンスケール2
3によつて読み取り、その値をl1とする。次に、
コーナーキユーブ16を移動させ、チヤート13
の像を被検体19の球面上a2に結ばせる。a2に像
が結ばれたか否かは、前述の通り、スクリーン2
1と接眼レンズ22からなる観察系を通して観察
することにより確認できる。従つて、観察系を通
して観察しながらコーナーキユーブ16を移動さ
せ、被検体19の球面上a2に像を結ばせる。この
ときの反射鏡17からコーナーキユーブ16まで
の距離をポジシヨンスケール23によつて読み取
り、その値をl2とする。いま、コリメーターレン
ズ18の焦点距離をfとし、コーナーキユーブ1
6の位置が反射鏡17に接触する位置(ポジシヨ
ンスケールの0位置)でのチヤート13から、コ
ーナーキユーブ16を通り、ズームコリメーター
レンズ18の主点位置までの光路長をl0とする
と、被検体19の球面の曲率半径Rは次の式によ
つて求めることができる。
R=|((l0+4l1)/(l0+4l1−) −(l0+4l2)/(l0+4l2−))| この式は次のようにして導出される。第3図
は、第1図の光学系を簡略化して平面的に表わし
たもので、コーナーキユーブ16が基準位置にあ
るときのレンズ18の主点から物点までの光路長
をX、レンズ18の主点から結像点までの光路長
をl0、レンズ18の焦点距離をfとすると、レン
ズの公式 1/f=1/X+1/l より X=l×f/l−f となる。いま、コーナーキユーブ16が基準位置
からl1だけ移動したとすると、光路はコーナーキ
ユーブ16を通り、反射鏡17で反射され、再び
コーナーキユーブ16を通つて形成されるため、
レンズ18の主点から物点までの光路長X1は、 X1=f(l+4l)/(l+4l)−f となる。同様にコーナーキユーブ16が基準位置
からl2だけ移動したとすると、レンズ18の主点
から物点までの光路長X2は、 X2=f(l+4l)/(l+4l)−f となる。ここで、前述のように、コーナーキユー
ブ16が反射鏡17に接触する位置を基準位置と
し、この基準位置でのレンズ18の主点から結像
点までの光路長をl0、レンズ18による結像位置
が被検体19の球面の曲率中心となるようなコー
ナーキユーブ16の上記基準位置からの移動量を
l1、レンズ18による結像位置が被検体19の球
面上になるようなコーナーキユーブ16の上記基
準位置からの移動量をl2とすると、被検体19の
曲率半径Rは、物点までの光路長の差、即ち、
X1−X2で求めることができるから、 R=X1−X2=f(l+4l)/(l+4l
−f −f(l+4l)/(l+4l)−f となる。そして、被検体は凸面の場合もあるし、
凹面の場合もあることから、前述のような式が導
出される。
なお、1回の測定、即ち、一つの被検体の曲率
中心位置および表面位置の測定中においてはズー
ムコリメーターレンズ18の焦点距離fを変える
ことはできない。しかし、被検体19の球面の曲
率半径が大きいときにはコリメーターレンズ18
の焦点距離を大きくする。こうすれば測定可能な
範囲が広くなる。また、コリメーターレンズ18
の焦点距離を小さくすれば測定精度を高くするこ
とができる。そこで、被検体が曲率半径の大きい
凸面の場合はコリメーターレンズ18の焦点距離
を大きくし、反対に、被検体が凹面の場合、ある
いは曲率半径の小さい凸面の場合は、コリメータ
ーレンズ18の焦点距離を小さくして測定するこ
とが好ましい。コリメーターレンズは、異なる焦
点距離のものを交換可能に設けても差支えない。
被検体19の偏心などによつて曲率中心点a1
光軸からずれた位置にある場合、測定載物台20
を光軸に対して上下方向又は左右方向に移動させ
て曲率中心点a1を光軸上に合わせた上で測定を行
なう。これにより正確な測定を行なうことができ
る。
本考案によれば、コリメーターレンズを動かす
ことなく、その代りに測定系中のコーナーキユー
ブを動かすことにより被検体の曲率半径を測定す
ることができるから、被検体の曲率半径の大小に
拘らず測定が可能である。しかもコリメーターレ
ンズの焦点距離を変えることができるようにした
から、一層広い範囲にわたり測定可能であると共
に、被検体の曲率半径が小さいものでも高精度の
測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す光学的配置図、
第2図は従来の曲率半径測定装置の例を示す光学
的配置図、第3図は第1図の光学系を簡略化して
平面的に表わした光学配置図である。 13……チヤート、14,15……半透鏡、1
6……コーナーキユーブ、17……反射鏡、18
……コリメーターレンズ、19……被検体、20
……測定載物台、21……スクリーン、22……
接眼レンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 チヤートを照明する照明系と、コリメーター
    レンズを含み、チヤート像を被検体の球面上お
    よびその球面の曲率中心に結ばせる測定系と、
    被検体の球面上およびその球面の曲率中心に結
    ばれた像を観察する観察系とを有してなる曲率
    半径測定装置において、測定系中にコーナーキ
    ユーブを移動可能に設け、コーナーキユーブの
    移動により被検体の球面上およびその球面の曲
    率中心にチヤート像を結ばせるようにし、コー
    ナーキユーブの移動量から被検体の曲率半径を
    求めることを特徴とする曲率半径測定装置。 2 コリメーターレンズは、ズームレンズとした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の曲率半径
    測定装置。 3 測定系の中に、被検体保持用の測定載物台を
    光軸に対し上下左右に移動可能に設けた実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の曲率半径測定装
    置。
JP9034380U 1980-06-27 1980-06-27 Expired JPS6242327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9034380U JPS6242327Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

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JP9034380U JPS6242327Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS5716908U JPS5716908U (ja) 1982-01-28
JPS6242327Y2 true JPS6242327Y2 (ja) 1987-10-30

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ID=29452341

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JP9034380U Expired JPS6242327Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

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JPS6480616A (en) * 1987-09-22 1989-03-27 Akio Yamamoto Sheathing construction
EP2633364B1 (en) * 2010-10-25 2023-09-06 Nikon Corporation Apparatus, optical assembly, method for inspection or measurement of an object and method for manufacturing a structure

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JPS5716908U (ja) 1982-01-28

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