JPH07229812A - 非球面レンズの偏心測定装置および心取り装置 - Google Patents

非球面レンズの偏心測定装置および心取り装置

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JPH07229812A
JPH07229812A JP2163194A JP2163194A JPH07229812A JP H07229812 A JPH07229812 A JP H07229812A JP 2163194 A JP2163194 A JP 2163194A JP 2163194 A JP2163194 A JP 2163194A JP H07229812 A JPH07229812 A JP H07229812A
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aspherical
lens
aspherical surface
eccentricity
rotation axis
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Yukio Hagiwara
由起夫 萩原
Takayuki Ito
孝之 伊藤
Akinori Iikawa
晃記 飯川
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面非球面レンズの偏心測定が可能な非球面
レンズの偏心測定装置及びこれを応用した心取り装置を
提供すること。 【構成】 測定の基準になる回転軸Z0 を作り出すター
ンテーブル13と、被検非球面レンズ21の非球面22
に接触して被検非球面レンズ21を支持しながら前記タ
ーンテーブル13により回転される被検レンズ支持器1
5と、前記回転軸Z0 に対する前記非球面中央部の位置
ずれを検出する偏心測定ブロック30と、前記偏心測定
ブロック30の検出値に応じて、前記被検非球面レンズ
を、前記回転軸Z0 に対してほぼ直角方向に移動調整す
る電気式マイクロメータ61と、前記非球面とは反対側
の面の前記回転軸Z0 に対する偏心を検出する偏心検出
手段と、を備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形誤差や心取り誤差
などによって発生する、非球面光学レンズの偏心を測定
するための非球面レンズの偏心測定装置およびそれを応
用した心取り装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】非球面レンズの偏心を測
定する装置として、被検レンズ(偏心測定の対象になる
非球面レンズ)を回転させてその振れを測定することに
より偏心を測定するもの、例えば、特開平1-296132号公
報に開示されているような片面非球面レンズの偏心測定
装置が知られている。この偏心測定装置は、被検レンズ
を支持するホルダの回転軸に、被検レンズの球面側の曲
率中心を一致させておいて、この状態でホルダを回転さ
せて、その際の非球面側の振れ、すなわちホルダの回転
軸に対する非球面軸の偏心を測定するものであった。
【0003】しかし、このような従来の偏心測定装置に
は、非球面の非球面軸を正確にホルダの回転軸に一致さ
せる位置決め手段が無かったので、偏心測定の対象とな
る非球面レンズは片面非球面レンズ、つまり一方の面が
必ず球面であるような非球面レンズに限定されていた。
このため、両面非球面レンズの測定はできない、という
問題があった。
【0004】
【発明の目的】上記従来技術の問題に鑑みて本発明は、
両面非球面レンズの偏心測定が可能な偏心測定装置およ
びこれを応用した心取り装置を提供することを目的とす
る。そしてこのために本発明では、両面非球面レンズの
片方の非球面の非球面軸を、非球面レンズ支持手段の回
転軸に一致させる手段を備えた偏心測定装置および心取
り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成する、請求項1に記載の
本発明は、測定の基準になる回転軸を作り出す回転手段
と、被検非球面レンズの非球面の周辺部に接触して被検
非球面レンズを支持しながら、前記回転手段により回転
される非球面レンズ支持手段と、前記回転軸に対する前
記非球面の中央部の位置ずれを検出する非球面位置検出
手段と、前記非球面位置検出手段の検出値に応じて、前
記被検非球面レンズを前記回転軸に対して移動調整する
非球面レンズ位置調整手段と、前記非球面とは反対側の
面の前記回転軸に対する偏心を検出する偏心検出手段
と、を備えたことに特徴を有する非球面レンズの偏心測
定装置である。
【0006】請求項6に記載の本発明は、請求項1に記
載の偏心測定装置に、さらに前記被検非球面レンズの外
周を前記回転軸に対して決められた形状に加工するレン
ズ外周加工手段、を備えたことに特徴を有する非球面レ
ンズの心取り装置である。
【0007】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明を適用した非球面レンズの偏心測定
装置の一実施例の主要部を示すブロック図である。この
偏心測定装置は、大きく分けて、被検レンズを支持して
回転させるレンズ支持回転ブロック10と、被検レンズ
の偏心、傾きを測定する偏心測定ブロック30と、偏心
測定ブロック30の測定結果に基づいて手動で、あるい
は制御ブロック70の制御下で被検レンズの位置微調整
を行なうレンズ位置調整ブロック60と、被検レンズの
位置、非球面の偏心状態の測定と計算、計算結果等の表
示および上記各手段を制御する制御ブロック70と、を
含む。なお、ここで被検レンズは、偏心測定の対象とな
る両面非球面レンズである。
【0008】レンズ支持回転ブロック10は、被検レン
ズである被検非球面レンズ21の片方の非球面の非球面
軸と非球面レンズ支持手段の回転軸とを一致させて回転
させる装置である。このレンズ支持回転ブロック10
は、モータ11により回転駆動される中空のターンテー
ブル13(回転手段)と、このターンテーブル13上に
固定された円筒状の被検レンズ支持器15(非球面レン
ズ支持手段)と、ターンテーブル13の回転を検出する
ロータリーエンコーダ17と、ターンテーブル13およ
び被検レンズ支持器15の中空部を通じて空気を吸い出
して、被検非球面レンズ21を被検レンズ支持器15に
吸引固定する吸引装置19とを備えている。
【0009】ターンテーブル13の回転軸と被検レンズ
支持器15の中心軸とは正確に一致するように位置決め
されている。被検非球面レンズ21が当接する被検レン
ズ支持器15のレンズ当接縁部16は、被検レンズ支持
器15の中心軸と同心的で、かつ中心軸と直交する平面
上に位置決めされている。この被検レンズ支持器15の
中心軸およびターンテーブル13の回転軸を通る中心軸
線を、以下回転軸Z0と称する。なお、回転手段である
ターンテーブル13は、静圧エアースピンドル等により
構成することもできる。また、ターンテーブル13を回
転駆動するモータ11は必須ではなく、用途に応じて省
略し、手動でターンテーブル13を回転させてもよい。
【0010】偏心測定ブロック30は、非球面中央部の
近軸曲率を持つ面に対するオートコリメーション反射に
よる像を観察するための投光・観察光学系を備えてい
る。本実施例では、被検非球面レンズの両面非球面を一
つの投光・観察光学系により切り換え式に観察すること
ができる。本実施例の構成および動作は、次の通りであ
る。
【0011】レーザ光源31から出力されたレーザビー
ムは、ビームスプリッタ33を透過し、第1集光レンズ
35により集光され、点光源(指標)37を形成する。
この点光源37から発散されたレーザビームは、第2集
光レンズ39により集束され、光路切換ミラー41が光
路外に退避しているときには、第1ミラー43で被検非
球面レンズ21に向かって反射され、被検非球面レンズ
21の被検レンズ支持器15のレンズ当接縁部16に接
触している側(図1では下側)の非球面の中央部に照射
される。そしてレーザビームは、その非球面の中央部で
反射されて光路を逆行し、第1ミラー43で第2集光レ
ンズ39方向に反射される。第2集光レンズ39に入射
すると、これにより点光源37上ないしその近傍に集束
された後発散し、第1集光レンズ35で平行光束にされ
てからビームスプリッタ33によってレーザ光源31方
向とほぼ直角方向に反射される。そして、結像レンズ4
9を介してビデオカメラ51に入射し、ビデオカメラ5
1で撮像される。このようにして撮像された点光源37
の反射像は、モニタテレビ53に反射像37iとして映
し出される。すなわち、この場合に偏心測定ブロック3
0は、被検非球面レンズ21の被検レンズ支持器15の
レンズ当接縁部16に接触している側の非球面の中央部
の位置ずれを検出する非球面位置検出手段として作用す
る。
【0012】なお、第1集光レンズ35および第2集光
レンズ39は、各々の光軸に沿った相対距離が調整可能
に構成されていて、第1集光レンズ35による点光源3
7の結像位置が、被検非球面レンズ21の下側の非球面
中央部の近軸曲率中心にほぼ共役となるように調整され
る。
【0013】一方、光路切換ミラー41が光路内に進入
しているときには、点光源37から発せられたレーザビ
ームは、光路切換ミラー41で被検レンズ支持器15の
回転軸Z0 とほぼ平行に上方に反射され、第2、第3反
射ミラー45、47により被検非球面レンズ21の上側
の非球面中央部に向けて照射される。そして、被検非球
面レンズ21の上側の非球面中央部で反射して光路を逆
行し、第3、第2反射ミラー47、45、光路切換ミラ
ー41で第2集光レンズ39の方向に反射される。そし
て、先と同様に、第2集光レンズ39、第1集光レンズ
35、ビームスプリッタ33、結像レンズ49を経てビ
デオカメラ51により撮像され、モニタテレビ53に映
し出される。すなわちこの場合には、偏心測定ブロック
30が上側の非球面中央部に対する偏心検出手段になっ
ている。なお、この際に、第1集光レンズ35および第
2集光レンズ39の相対距離、位置は、第1集光レンズ
35による点光源37の結像位置が、被検非球面レンズ
21の上側の非球面中央部の近軸曲率中心にほぼ共役と
なるように調整される。
【0014】ここで、被検非球面レンズ21のレーザビ
ームが照射されている側の非球面中央部の近軸曲率中心
が被検レンズ支持器15の中心軸(回転軸Z0 )と一致
しているときには、点光源37の反射像37iがモニタ
テレビ53のほぼ中心に位置するように構成されてい
る。つまり、レーザビームが照射されている側の非球面
中央部が回転軸Z0 に対して偏心ないし傾斜(ティル
ト)しているときには、モニタテレビ53上の反射像3
7iは、画面の中心からずれる。そして、被検非球面レ
ンズ21が回転するとその回転にしたがって画面上を回
転移動するので、その移動量から非球面中央部の偏心状
態が分かる。なお、ここで、ビデオカメラ51は、画像
処理回路55に接続されている。
【0015】また、偏心測定ブロック30は、被検非球
面レンズ21の上側の非球面の偏心状態を検出するもう
一つの偏心検出手段を備えている。その構成は、次の通
りである。被検レンズ支持器15の近傍には、被検非球
面レンズ21の上面の周辺部に接触する電気式ピックセ
ンサ57(偏心検出手段)が配置されている。この電気
式ピックセンサ57は、回転に伴い移動する接触部分の
高低、つまり被検非球面レンズ21の上側の非球面の周
辺部の面振れを測定する。すなわち、その面振れ測定量
から、非球面周辺部の偏心状態が分かる。
【0016】本実施例は、被検レンズ支持器15のレン
ズ当接縁部16に接触している側の非球面中央部からの
前記反射像37iを観察しながら、その回転半径を次第
に小さく、最終的には回転しないように、レンズ位置調
整ブロック60により被検非球面レンズ21の位置を調
整する。このとき、この非球面の周辺部は、回転軸Z0
と同心的かつ回転軸Z0 と直交する平面上に位置するレ
ンズ当接縁部16に対して円周状に線接触するので、こ
の非球面の非球面軸が回転軸Z0 に一致する。このよう
にして前記非球面の非球面軸を回転軸Z0 に一致させた
後に、他方の非球面の偏心状態を検出することに特徴を
有する。
【0017】レンズ位置調整ブロック60の構成は、次
の通りである。被検レンズ支持器15の近傍で、被検レ
ンズ支持器15に載せた被検非球面レンズ21の外周部
と対向する位置に、電気式マイクロメータ61(非球面
レンズ位置調整手段)が配置されている。この電気式マ
イクロメータ61は、コントローラ63によるコントロ
ール下にスピンドル62を、回転軸Z0 に対して直交す
る方向に進退動し、進出の際にスピンドル62の先端部
が被検非球面レンズ21の外周面に接触し、押圧して回
転軸Z0 に対してほぼ直角方向に被検非球面レンズ21
の位置を調整する。なお、この位置調整に際して被検非
球面レンズ21は、レンズ当接縁部16に当接している
面とレンズ当接縁部16がほぼ線接触する状態を維持し
て移動する。
【0018】電気式マイクロメータ61は、1個でも複
数個でもよい。1個の場合は、被検レンズ支持器15の
回転軸Z0 に対して前記非球面の非球面軸が最も偏って
いる方向から被検非球面レンズ21を押圧するように被
検非球面レンズ21の回転位置を決めてから調整する。
複数個の場合も、いずれか1個の電気式マイクロメータ
61に対して前記同様に位置調整を行なうか、あるいは
複数個の電気式マイクロメータ61のスピンドル62の
移動量の合成により被検非球面レンズ21の位置調整を
行なう。
【0019】さらに本実施例に示す制御ブロック70
は、以上の部材を制御するとともに、被検非球面レンズ
21の上面すなわち前記非球面とは反対側の非球面の、
回転軸Z0 に対する偏心状態を解析し、表示するコンピ
ュータ71を備えている。
【0020】このコンピュータ71は、画像処理回路5
5およびインタフェース79を介して点光源37の反射
像37iの位置データを入力するとともに、インタフェ
ース73を介して電気式ピックセンサ57が検出した面
振れデータを、さらにインタフェース75を介してロー
タリーエンコーダ17からターンテーブル13の回転位
置データを入力する。そして、これらのデータ、つまり
反射像37iの位置データ、電気式ピックセンサ57が
検出した面振れデータ、そしてターンテーブル13の回
転位置データから、被検非球面レンズ21の上面の偏心
状態を解析し、その結果を数値、あるいはグラフ等によ
り表示する。また、コンピュータ71は、インタフェー
ス77およびコントローラ63を介して電気式マイクロ
メータ61のスピンドル62の突出タイミングおよび突
出量を制御し、被検非球面レンズ21を回転軸Z0 に対
してほぼ直角方向に移動して位置決め調整を行なう。
【0021】以上の実施例では、先ず被検非球面レンズ
21の片方の非球面を被検レンズ支持器15のレンズ当
接縁部16に接触させ、前記非球面中央部からの反射像
37iを観察しながら、電気式マイクロメータ61によ
り前記非球面の非球面軸を被検レンズ支持器15の中心
軸すなわちターンテーブル13の回転軸Z0 に一致させ
る。そしてその次に、前記非球面とは反対側の非球面
の、回転軸Z0 に対する偏心をコンピュータ71が、電
気式ピックセンサ57が検出した面振れデータ、反射像
37iの位置データ、およびターンテーブル13の回転
位置データから解析し、表示する。
【0022】図2および図3には、非球面位置検出手段
の他の実施例を示してある。図2の第2の実施例は、非
球面中央部に点光源を投光し、反射した点光源像を観察
するオートコリメーション反射式の一例であり、図3の
第3の実施例は、非球面中央部を拡大鏡(顕微鏡)を介
して拡大して観察する拡大観察式の一例である。
【0023】図2に示した反射式の非球面位置検出手段
は、被検レンズ支持器15に載せた被検非球面レンズ2
1のレンズ当接縁部16側の面(非球面22)の非球面
軸を検出する非球面軸検出光学系30aを備えている。
この非球面軸検出光学系30aは、レーザ光源81から
出力されたレーザビームをビームスプリッタ82で被検
非球面レンズ21に向けて反射し、第1集光レンズ83
で点光源を作り、この点光源から発散されたレーザビー
ムを第2集光レンズ84で集光して被検非球面レンズ2
1の非球面22の中央部に投光する。この非球面22の
中央部で反射したレーザビームは光路を逆行し、集光レ
ンズ84、83、およびビームスプリッター82を透過
して、結像レンズ85により二次元ポジションセンサ
(PSD)86上に結像する。この二次元ポジションセ
ンサ86で点像の結像位置を検出することにより、被検
非球面レンズ21の下面(非球面22)の非球面軸を検
出できる。
【0024】さらにこの反射式の実施例では、被検非球
面レンズ21の上面(非球面23)中央部の偏心測定を
可能にすべく、被検非球面レンズ21の上方に前記非球
面軸検出光学系30aと同様の非球面軸検出光学系(偏
心検出手段)30bを備えている。
【0025】図3に示した第3の実施例である拡大観察
式の非球面位置検出手段は、例えば、回転対称な非球面
金型により成形したプラスチック非球面レンズの場合
に、非球面金型の中心部の切削痕によりできる、非球面
の中心部の頂点(いわゆるへそ)を拡大観察して下面
(非球面22)の非球面軸を検出する構成である。この
非球面位置検出手段では、図3に示した通り、被検非球
面レンズ21の回転軸Z0に非球面軸を一致させる側の
面(非球面22側)を下にして被検レンズ支持器15上
に載せる。そして、被検レンズ支持器15の回転軸Z0
と光軸とを一致させた拡大対物レンズ、例えば顕微鏡の
対物レンズ91により、被検非球面レンズ21の非球面
22の中央部を拡大して、ビデオカメラ95のイメージ
センサ93上に結像させ、撮像する。そして非球面22
の中心部の頂点の像を、例えば、図1のモニタテレビ等
に映し出して、頂点(その像)の回転軸に対するずれを
検出する。
【0026】また、この第3の実施例では、被検レンズ
支持器15に接触しない側の非球面23の周辺部の面振
れを、電気式ピックセンサ57(偏心検出手段)により
検出する。なお、図3では図示しないが、他方の非球面
23中央部の偏心を、先に述べた拡大観察式と同様な検
出手段により、非球面中心部の頂点を観察して測定する
構成でもよい。
【0027】以上、図2、図3に示した非球面位置検出
手段により検出した偏心状況に基づいて行なう被検非球
面レンズ21の位置調整は、図1の実施例と同様であ
る。
【0028】また、図3に示す第3の実施例では、電気
式ピックセンサ59が、回転に伴う被検非球面レンズ2
1の外周部の振れを検出する。この外周振れ検出手段で
ある電気式ピックセンサ59が検出した外周振れデータ
は、図示しないインタフェースを介してこれも図示しな
いコンピュータに入力される。コンピュータは、この外
周振れデータも併せて計算することによって、被検非球
面レンズ21の両非球面22、23それぞれの非球面軸
とレンズ外周の3者の偏心状態を詳しく解析し、表示す
ることができる。なお、この外周振れ検出手段は、図
1、図2に示した第1、第2の実施例にも適用すること
が可能である。
【0029】以上の実施例では両面非球面レンズの偏心
測定について説明したが、これらの実施例は、片面非球
面レンズの偏心測定も可能である。この場合には、片面
非球面レンズの非球面側を被検レンズ支持器15上に載
せて、以上の実施例で説明した方法によってその非球面
の非球面軸を被検レンズ支持器15の回転軸Z0 に一致
させる。そして、そのときの球面側の偏心を検出する。
ただし、この場合は被検面が球面なので、球面中央部に
対する投光、観察光学系あるいは球面周辺部の面振れ検
出センサなど、いずれか一つの偏心検出手段があればよ
い。
【0030】図4には、本発明の第4の実施例の要部を
示してある。この第4の実施例は、図1に示した第1の
実施例と同様の、回転手段、非球面レンズ支持手段、非
球面位置検出手段および非球面レンズ位置調整手段のほ
かに、被検非球面レンズ21の被検レンズ支持器15に
接触しない上側の非球面23の偏心を検出する偏心検出
手段として、3次元位置測定装置150を備えている。
【0031】この3次元位置測定装置150は、XYZ
軸の互いに直交する3方向に移動するプローブ152を
備えていて、このプローブ152を移動させて、被検非
球面レンズ21の非球面23の三次元座標を測定する。
さらにこの3次元位置測定装置150は、上記上側の非
球面23のほかに被検レンズ支持器15の中心軸(回転
軸Z0 )に対してあらかじめ同心的に加工してある被検
レンズ支持器15の外周面15aの表面、あるいは被検
非球面レンズ21の外周の位置座標を測定し、その位置
座標データをインタフェース151を介してコンピュー
タ71に出力する。
【0032】この実施例における偏心測定では、先ず、
第1の実施例と同様に、回転手段、非球面レンズ支持手
段、非球面位置検出手段、およびレンズ位置調整手段を
操作して、前記下側の非球面22の非球面軸を回転軸Z
0 に一致させる。その後、3次元位置測定装置150に
よって上記座標データを測定し、それらの座標データに
基づいて、コンピュータ71が、被検レンズ支持器15
の中心軸に対する被検非球面レンズ21の上側の非球面
23の偏心を解析し、表示する。
【0033】次に、上記非球面レンズの偏心測定装置を
応用した別の発明である非球面レンズの心取り装置の発
明について、図5ないし図7に示した実施例に基づいて
説明する。この心取り装置は、要部のみを示すが、図1
に示した非球面レンズの偏心測定装置の実施例に、被検
非球面レンズ21の外周を加工するレンズ外周加工手段
120を付加したものであって、被検非球面レンズ21
の外周を被検レンズ支持器15の回転軸Z0 に対して予
め決められた形状に加工することを目的としている。
【0034】レンズ外周加工手段120は、被検非球面
レンズ21の外周を研削する円板状の砥石122と、こ
の砥石122を回転させるモータ123と、被検レンズ
支持器15の回転軸Z0 と直交するXY面内において砥
石122とモータ123とを一体に移動させるXY電動
ステージ124とを備えている。このXY電動ステージ
124は、インタフェース125を介してコンピュータ
71からの制御信号を入力し、動作する。
【0035】この実施例では、心取りする非球面レンズ
を、先ず、心取り加工終了段階でレンズ外周に対して偏
心を少なく抑えたい側の非球面を下側にして被検レンズ
支持器15に載せる。次に、図1に示す実施例で説明し
たように、回転手段(ターンテーブル13)、非球面位
置検出手段(偏心測定ブロック30)、および非球面レ
ンズ位置調整手段(電気式マイクロメータ61)を操作
して、前記下側の非球面の非球面軸を回転軸Z0 に一致
させる。そして、モータ123で砥石122を定速回転
させながら、コンピュータ71によってXY電動ステー
ジ124の位置を制御して心取りを行なう。このとき、
図6に示すように、回転軸Z0 から砥石122までの距
離dを一定に保つようにXY電動ステージ124で砥石
122の位置決めを行ない、被検非球面レンズ21を支
持する被検レンズ支持器15をモータ11およびターン
テーブル13によってゆっくりと回転させれば、被検非
球面レンズ21は直径φ2dの寸法の円形形状に心取り
される。
【0036】また、図7に示すように、被検非球面レン
ズ21の回転を止めておいて、回転軸Z0 と直交する平
面内で砥石122をXY電動ステージ124によって直
線的にゆっくりと移動させれば、被検非球面レンズ21
の外周を直線的に加工できる。そこでこの加工を、被検
非球面レンズ21を90゜づつ回転させて延べ4回行な
えば、被検非球面レンズ21は正方形に心取りされる。
また、このとき回転軸Z0 から砥石122までの距離d
や、被検非球面レンズ21の回転角度(停止角度)を任
意に設定すれば、長方形や多角形などの様々な形状に心
取りをすることができる。
【0037】このように、図5に示す本実施例の非球面
レンズの心取り装置によると、非球面レンズの片方の非
球面の非球面軸に対して決められた形状に心取りするこ
とが容易に行なえる。
【0038】ここで、本実施例における非球面量と解析
誤差との関係について、図8ないし図10を参照して説
明する。図8ないし図10には、偏心がない理想的な片
面非球面レンズ101を示してある。ここで、「理想的
な」とは、非球面軸と、球面の曲率中心と、レンズ外形
の中心とがすべて同一直線上に並んでいる状態を意味す
る。
【0039】従来の非球面の偏心測定は、一般に、1本
の回転軸Z0 対して非球面の中央部と周辺部の振れを別
々に測定する。このため、特に非球面量が小さい場合に
は、このように別個の測定で得られる測定値のわずかな
誤差が、大きな解析誤差を生じさせる原因となってしま
う場合がある。その詳細を、図8ないし図10を参照し
て説明する。
【0040】ここでは、この理想的な片面非球面レンズ
101の非球面量が小さいものと仮定して、偏心測定を
行なった際に発生する測定誤差が解析結果にどの程度の
誤差を生じさせるかを、従来例と本発明とを比較して説
明する。図において、各記号は次の位置を表わしてい
る。 △:非球面103の近軸(中央部)曲率中心 □:非球面103の周辺曲率中心 ◇:非球面103の頂点(へそ) ○:球面105の曲率中心 ◎:レンズ外径の中心 さらに図において、符号rA は非球面103の近軸曲率
半径、rS は球面105の曲率半径、Δは非球面量(非
球面の近軸曲率から周辺曲率中心までの距離)を表わし
ている。
【0041】図9に示した従来の偏心測定装置では、球
面105をレンズ支持器111の端面に接触させ、回転
軸Z0 に対する非球面軸(△と□とを通る直線)の振れ
を測定する。この図示状態において、レンズ外形の中心
◎は、回転軸Z0 上に位置決めされているものとする。
ここで近軸曲率中心△が△′の位置に誤認されたとする
と、この誤認曲率中心△′と周辺曲率中心□の相対ずれ
δが測定誤差である。このとき、解析によって誤って推
定された非球面の頂点を◇′とすると、回転軸Z0 から
◇′までの距離ΔDがこの場合のディセンター誤差量と
なる。このディセンター誤差量ΔDは、解析により、お
よその量が下記式により求められる。 ΔD≒{(rA +Δ)/Δ}×δ ここで、{(rA +Δ)/Δ}>1なので、この解析に
より求めた回転軸Z0 に対するディセンター誤差量ΔD
は、測定誤差δがおよそ{(rA +Δ)/Δ}倍に拡大
されたものとなってしまう。
【0042】これに対して本発明は、非球面103の周
辺部を被検レンズ支持器15の端面に接触させて回転さ
せ、先に述べた非球面位置調整を経て、回転軸Z0 に対
する非球面の近軸曲率中心もしくは頂点の振れを0にす
る。つまり本実施例は、非球面の近軸曲率中心△もしく
は非球面の頂点◇を直接観察しながら、その振れを
“0”に追い込むものなので、ディセンター誤差量ΔD
は、ほぼ非球面の位置決め誤差δと等倍である。したが
って非球面量が小さい場合でも、高精度の偏心測定がで
きる。なお、両面非球面の場合には、非球面量が小さい
方の非球面軸を回転軸Z0 と一致させることにより、測
定誤差をより小さくできる意味で有利である。
【0043】以上の通り本第1ないし第4の実施例は、
片面非球面レンズおよび両面非球面レンズの両方につい
て偏心測定が可能である。さらに、片面非球面レンズの
場合には、非球面を被検レンズ支持器15のレンズ当接
縁部16に当接支持し、特に非球面量が小さい場合で
も、非球面軸を回転軸に合わせ込むことにより高精度の
測定が可能になる。被検レンズ支持器とは当接しない反
対側の面は、任意の偏心測定手段により測定する。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り請求項1に
記載の本発明は、片面非球面、両面非球面にかかわらず
偏心測定が簡単に行なえ、しかも本発明は、回転軸に対
して非球面軸を整合できるので、正確な非球面の偏心測
定が可能になる。さらに、請求項6に記載の発明は、被
検非球面レンズの非球面軸を回転軸に対して整合させて
から、被検非球面レンズの外周を回転軸に対して決めら
れた形状に加工するレンズ外周加工手段を備えているの
で、非球面の非球面軸に対する外形を正確に形成(心取
り)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した非球面レンズ偏心測定装置の
一実施例の主要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の非球面位置検出手段の他の実施例の要
部を示す光路図である。
【図3】本発明の非球面位置検出手段のさらに他の実施
例の要部を示す光路図である。
【図4】本発明の偏心検出手段の他の実施例を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明を適用した非球面レンズ心取り装置の一
実施例の主要部を示すブロック図である。
【図6】本発明の心取り装置により非球面レンズを円形
形状に心取りする状態を説明する平面図である。
【図7】本発明の心取り装置により非球面レンズを正方
形形状に心取りする状態を説明する平面図である。
【図8】理想的な片面非球面レンズの状態を説明する図
である。
【図9】従来の測定手段により片面非球面レンズの偏心
測定を行なったときの状態を説明する図である。
【図10】本発明の装置により片面非球面レンズの偏心
測定を行なったときの状態を説明する図である。
【符号の説明】
10 レンズ支持回転ブロック 13 ターンテーブル(回転手段) 15 被検レンズ支持器(非球面レンズ支持手段) 16 レンズ当接縁部 21 被検非球面レンズ 22 非球面 23 非球面 30 偏心測定ブロック(非球面位置検出手段、偏心検
出手段) 31 レーザ光源 37 点光源(指標) 51 ビデオカメラ 53 モニタテレビ 57 電気式ピックセンサ(偏心検出手段) 60 レンズ位置調整ブロック 61 電気式マイクロメータ(非球面レンズ位置調整手
段) 70 制御ブロック 71 コンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定の基準になる回転軸を作り出す回転
    手段と、 被検非球面レンズの非球面の周辺部に接触して被検非球
    面レンズを支持しながら、前記回転手段により回転され
    る非球面レンズ支持手段と、 前記回転軸に対する前記非球面の中央部の位置ずれを検
    出する非球面位置検出手段と、 前記非球面位置検出手段の検出値に応じて、前記被検非
    球面レンズを前記回転軸に対してほぼ直角方向に移動調
    整する非球面レンズ位置調整手段と、を備えたことを特
    徴とする非球面レンズの偏心測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の偏心測定装置はさら
    に、前記非球面とは反対側の面の前記回転軸に対する偏
    心を検出する偏心検出手段を備えていることを特徴とす
    る非球面レンズの偏心測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の偏心測定装置
    はさらに、前記回転軸に対する前記被検非球面レンズの
    外周部の振れを検出する外周振れ検出手段を備えている
    ことを特徴とする非球面レンズの偏心測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項におい
    て、前記非球面位置検出手段は、前記非球面の中央部の
    近軸曲率中心上またはその近傍に光学的な指標像を投影
    してその前記非球面からの反射像を観察する投光・観察
    光学系を備えていることを特徴とする非球面レンズの偏
    心測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか一項におい
    て、前記非球面位置検出手段は、前記非球面中央部の表
    面を拡大観察する観察光学系を備えていることを特徴と
    する非球面レンズの偏心測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項に記載
    の偏心測定装置と、前記被検非球面レンズの外周を前記
    回転軸に対して決められた形状に加工するレンズ外周加
    工手段と、を備えたことを特徴とする非球面レンズの心
    取り装置。
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