JP2005172810A - 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置 - Google Patents

3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005172810A
JP2005172810A JP2004333500A JP2004333500A JP2005172810A JP 2005172810 A JP2005172810 A JP 2005172810A JP 2004333500 A JP2004333500 A JP 2004333500A JP 2004333500 A JP2004333500 A JP 2004333500A JP 2005172810 A JP2005172810 A JP 2005172810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
axis
shape
measured
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004333500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5032741B2 (ja
JP2005172810A5 (ja
Inventor
Hiroshi Kobayashi
宏史 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004333500A priority Critical patent/JP5032741B2/ja
Publication of JP2005172810A publication Critical patent/JP2005172810A/ja
Publication of JP2005172810A5 publication Critical patent/JP2005172810A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5032741B2 publication Critical patent/JP5032741B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

【課題】被測定物の被測定面の反射率が低い場合や、被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な場合であっても、面形状を高精度に測定できる3次元形状測定装置を提供する。
【解決手段】被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する回転機構と、被測定物に対向配置された接触式プローブと、プローブを移動させるプローブ移動機構と、プローブの位置を測定する測長器と、回転角度θとプローブの位置とを用いて処理を行い、被測定物に関する形状測定データを取得する処理部とを具備し、プローブ移動機構は、プローブを、Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、被測定物の表面形状の変化に追従するようにZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構と、プローブを、R1 1 平面内でZ1 軸およびZ2 軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構とを備え、Z1 軸とZ2 軸のなす角αが鋭角となるように、Z1 軸とZ2 軸が位置決めされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被測定面上でプローブを走査させて、被測定面の表面形状を測定する3次元形状測定方法、及び3次元形状測定装置に関する。
(従来技術1)
3次元形状測定装置は、光学部品や金型などの表面形状を、プローブを用いて測定する装置である。非接触式の光プローブを用いた3次元形状測定装置は、例えば特開平11-132752号公報に開示されている。
この3次元形状測定装置は図14に示すように、θ回転ステージ102、R移動ステージ105、Z移動ステージ104、光学ヘッド106及び光プローブ107を備えている。ここで、θ回転ステージ102は、被測定物101を回転させるために用いられる。θ回転ステージ102の回転軸は、被測定物101の回転対称軸と一致している。また、R移動ステージ105は、光学ヘッド106を該被測定物101の半径方向(R方向)に移動させる。この移動方向は、回転対称軸と直交する方向である。また、Z移動ステージ104は、光学ヘッド106を回転対称軸方向(Z方向)に移動させる。また、光学ヘッド106には、対物レンズ(対物部)が設けられている。この対物レンズは、その光軸が前記回転対称軸に対して傾斜するように配置されている。この傾斜角は、対物レンズの半開角よりも小さい。この様な構成により、該光学ヘッド106に設けられた光プローブ107は、該被測定物101の表面を走査する。同様に光プローブを用いた3次元形状測定装置としては、特開平1-26105号公報に開示された装置がある。
(従来技術2)
また、図15に接触式プローブ4を利用した3次元形状測定装置を示す。この装置では、プローブ4の接触圧を一定に保ちながら、被測定面2Fの測定が行なわれる。また、プローブ4はスピンドル3の回転中心軸10と平行に配置されている。
しかしながら、光プローブを用いた構成では、次のような問題がある。例えば、表面反射率の低い被測定物では、測定が困難であるという問題がある。その原因は、表面反射率が低いと、光プローブから照射した光が、被測定物からほとんど戻ってこないことである。
別の問題は、急峻な形状を持つ被測定物では、測定が困難であるということである。この点について説明する。対物レンズは、所定のNA(開口角)を有する。そして、このNAを満足する光が対物レンズに入射したとき、正確な測定が行われる。このNAは、対物レンズに入射できる光を制限する。そのため、例えば、被測定物における面の形状が急峻(面の傾き変化が大きい)であると、被測定物の面で反射した光のうち、NA以上の角度を持つ光は対物レンズに入射できない。あるいは、被測定物が開角の大きいレンズや、変曲点のある非球面レンズの場合には、被測定物の被測定面の傾き変化が大きく、また急峻な面が多いため、光プローブから照射した光が戻ってこない可能性がある。そのため、精度の高い測定が困難になる。
また、接触式プローブを用いた3次元形状測定装置においては、スピンドル3の回転中心軸10と平行に、プローブ4が配置されている。このため、プローブ4と被測定面2Fの法線20との傾き角βが大きくなるほど、プローブ4の軸方向に対して直角方向の力Fが強くかかる。すると、接触圧をコントロールすることが困難になるので、プローブの追従性が悪くなる。その結果、測定データにノイズが生じ易くなる。また、傾き角βが大きくなるほど、プローブ4の倒れが生じるため、結果的に被測定物2の面形状を正確に測定することが困難である。つまり、被測定面2Fからの法線20とプローブ4の傾きが大きいほど測定精度は劣化してしまう。
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、反射率の低い被測定面や、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な面であっても面形状を高精度に測定できる3次元形状測定装置を提供するものである。
上記の目的を達成するために、第1の発明は3次元形状測定装置であって、被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する回転機構と、前記被測定物に対向配置された接触式プローブと、該プローブを移動させるプローブ移動機構と、前記プローブの位置を測定する測長器と、前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する処理部と、を具備し、前記プローブ移動機構は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するようにZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構と、前記プローブを、前記R1 1 平面内で前記Z1 軸およびZ2 軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構とを備え、前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αが鋭角となるように、前記Z1 軸とZ2 軸が位置決めされている。
また、第2の発明は、第1の発明に係る3次元形状測定装置において、前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動させるものである。
また、第3の発明は、第1の発明に係る3次元形状測定装置において、前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動させるものである。
また、第4の発明は、第1の発明に係る3次元形状測定装置において、前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整可能な旋回機構を備える。
また、第5の発明は、第1の発明に係る3次元形状測定装置において、前記測長器は、前記プローブのR1軸方向およびZ1 軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定する。
また、第6の発明は、第1の発明に係る3次元形状測定装置において、前記測長器は、前記プローブのR2軸方向およびZ2軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定する。
また、第7の発明は、第6の発明に係る3次元形状測定装置において、前記処理部で取得された形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する変換部を有する。
また、第8の発明は、第6または第7の発明に係る3次元形状測定装置において、前記処理部は、形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得するものであり、この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出し、この形状誤差データからZ1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する算出部を有する。
また、第9の発明は、3次元形状測定方法であって、回転機構により被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する工程と、接触式プローブを前記被測定物に対向配置する工程と、プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程と、
測長器により前記プローブの位置を測定する工程と、前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する工程と、を具備し、前記プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するように前記Z1 軸方向に対してなす角α(ただしなす角αは鋭角)であるZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構による移動工程と、前記プローブを前記R1 1 平面内で前記Z1軸およびZ2 軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構による移動工程を有する。
また、第10の発明は、第9の発明に係る3次元形状測定方法において、前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動する。
また、第11の発明は、第9の発明に係る3次元形状測定方法において、前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動する。
また、第12の発明は、第9の発明に係る3次元形状測定方法において、前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整する工程を有する。
また、第13の発明は、第9の発明に係る3次元形状測定方法において、前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR1軸方向およびZ1軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定する。
また、第14の発明は、第9の発明に係る3次元形状測定方法において、前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR2軸方向およびZ2軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定する。
また、第15の発明は、第14の発明に係る3次元形状測定方法において、前記被測定物の形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する工程を有する。
また、第16の発明は、第14または第15の発明に係る3次元形状測定方法において、形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得する工程と、この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、この形状誤差データから、Z1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する工程と、を有する。
また、第17の発明は、第13の発明に係る3次元形状測定方法において、前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、前記被測定物の形状測定データ(r1 ,z1 ,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有する。
また、第18の発明は、第15または第16の発明に係る3次元形状測定方法において、前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データを用いて形状誤差データを算出する工程と、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、前記被測定物の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有する。
本発明によれば、反射率の低い被測定物や、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な場合であっても、面形状を高精度に測定できる3次元形状測定装置及び3次元形状測定方法が提案される。
本発明では、エアースピンドルの回転中心軸と接触式プローブ゛に角度差を設けている。このようにすることにより、エアースピンドルの回転中心軸に対するプローブの相対角度の量だけ、被測定面とプローブの傾斜角度が小さくなる。よって、接触式プローブに対して横方向に加わる力が低減されるので、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また面形状が急峻であっても正確な測定を行える。
図1は、本発明の3次元形状測定装置の概略を説明するための図である。図1において、エアースピンドル3は、被測定物2を回転させるための回転機構として用いられている。また、接触式プローブ4(以下、単にプローブ4とする。)は、被測定物2の表面形状に追従するように制御される。
本発明の3次元形状測定装置は、図1に示すように、エアースピンドル3の回転中心軸10に対して、プローブ4を相対的に角度αだけ傾けて配置している。そして、この状態で被測定物を測定している。これは、被測定面の法線20に対するプローブ4の傾きaを実質的に小さくして、被測定物2を測定していることになる。これにより、回転中心軸10に対する被測定面の法線20の傾き角bが大きい場合でも、測定精度の大きな低下を防ぐことができる。
また、測定中はエアースピンドル3の回転中心軸10に対してプローブ4の相対角度αは一定である。従って、曲率半径Rの測定誤差は発生しないので、曲率半径Rを含めた被測定面の形状誤差を正確に測定できる。
(第1実施形態)
以下、図2〜図5を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。図2は、本発明の3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。本測定装置78では図2に示すように、エアースピンドル3の回転中心軸10の方向をZ1 、これに直角な方向をR1 としている。この座標系において、被測定物2はエアースピンドル3上に載置されている。なお、エアースピンドル3は、定盤1に固定されている。一方、プローブ4は接触式であって、先端部に先端球を有している。このプローブ4はZステージ8上に設置されているので、被測定物2の被測定面の形状に追従して動く。また、Zステージ8はエアースライド6上に設置されている。
Zステージ8とプローブ4は、エアースピンドル3の回転中心軸10に対して、R11 平面内で相対角度がαとなるように配置されている。よって、Zステージ8はZ2 方向に移動する。また、エアースライド6は、R1 1 平面内でZ2 方向に直交する方向(R2 )に移動する。
したがって、エアースライド6とプローブ4は、R2方向及び 2 方向に移動可能である。また、Z2 方向の測長は、Zステージ8に設置したリニアエンコーダ9により行い、R2 方向の測長は、エアースライド6に設置したリニアエンコーダ7により行なっている。また、エアースピンドル3の回転角度(θ)は、ロータリエンコーダ11により測定される。
図3は、本測定装置78に用いられる処理部を表すブロック図である。この処理部は、本測定装置78と一体であっても、別体であっても構わない。図3に示すように、処理部は、制御手段70、接触圧制御部71、補正値演算手段72、回転速度制御部73、座標変換手段75及び記憶手段76を備える。ここで、制御手段70は、装置全体の制御を行なう。接触圧制御部71は、被測定物2の表面に対するプローブ4の接触圧を制御する。補正値演算手段72は、補正値を演算する。この補正値は、形状測定データに含まれた測定誤差を補正するためのものである。回転速度制御部73は、エアースピンドル3の回転速度を制御する。座標変換手段75は、形状測定データ等の座標変換を行なう。記憶手段76は、形状測定データ等の各種データを記憶する。
次に、具体的な測定方法について図4を用いて説明する。本実施の形態では、まず被測定物2をエアースピンドル3に固定する(ステップS1)。
制御手段70の制御に基づき、この被測定物2をエアースピンドル3により回転させる。そして、この状態で、被測定物2の面形状の変化に合わせて、Zステージ8によりプローブ4をZ2 方向に移動させる。同時に、エアースライド6により、プローブ4をR2 方向に移動さる。そして、このときのR2軸におけるプローブ4の位置、及びZ2軸におけるプローブ4の位置(以下、(r2 ,z2 )とする。)を、リニアエンコーダ7及び9で測定する。さらに、エアースピンドル3の回転角度(θ)を、ロータリエンコーダ11で測定する。このようにすることにより、被測定物2の形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を点列データとして取得し、記憶手段76に記憶する(ステップS2)。
なお、プローブ4を移動する範囲を図5に示す。図5に示されているように、移動範囲は、少なくともエアースピンドル3の回転中心軸の位置4Aから測定範囲の最外周の位置4Cまでとする。これは、被測定物2の被測定面を、全面にわたって測定するためである。
また、ステップS2において、プローブ4のR2 方向の位置を任意の複数箇所で固定して、エアースピンドル3を回転させて測定を行ってもよい。この場合、得られるデータは、エアースピンドル3の回転中心軸10を中心とした同心円状の形状測定データとなる。
また、プローブ4をR2 方向に移動しながら測定すると、得られるデータは、スパイラル(渦巻き)状の形状測定データになる。あるいは、エアースピンドル3の回転角度を複数箇所で固定して、プローブ4をR2 方向に移動させても良い。この場合、得られるデータは、エアースピンドル3の回転中心軸10を中心とした放射状の形状測定データになる。本発明においては、同心円状の形状測定データ、スパイラル状の形状測定データ、放射状の形状測定データあるいはこれらを組み合わせた形状測定データであっても構わない。
次に座標変換手段75において、以下の処理を行う。まず、ステップS2で取得した形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を、相対角度αを使って補正し、R1 1θ座標系データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)とする(ステップS3)。
次にステップS3で取得した形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)を、直交座標系の測定データ(X,Y,Z)に変換する(ステップS4)。
ステップS4で算出した測定データ(X,Y,Z)を座標変換することにより、形状誤差データ(X,Y,ΔZ)を算出する(ステップS5)。また、形状誤差データ(X,Y,ΔZ)の算出にあたっては、最小二乗法、ニュートン法等の即知の方法を使用し、被測定面の設計形状データとこの被測定面の測定データとの差が最小となるような処理を行う。
ステップS5の座標変換は、例えば特開2002−116019号公報に開示されているような、誤差を評価する方法を用いる。この方法では、設計形状データは、被測定面の設計式にプローブ4の先端球の曲率半径が加味されている。この設計形状データと測定データを比較し、最小二乗法、ニュートン法等の既知の方法を用いて誤差が最小となるように測定データを座標変換する。座標変換に用いた変換量は、記憶手段76に記憶しておく。
なお形状誤差データには、エアースピンドル3の回転中心軸10に対するプローブ4のR1 方向の原点位置誤差が含まれている。そこで、補正値演算手段72で補正を行う。
図6は、原点位置誤差がある場合の形状誤差データをグラフ表示した図である。図6では、形状誤差データ(X,Y,ΔZ)のXを横軸に、形状誤差であるΔZを縦軸にとっている。図6において、31は、プローブ4のR1 座標がマイナスの範囲(図5の位置4Aから4B)における形状誤差データである。また30は、プローブ4のR1 座標がプラスの範囲(図5の位置4Aから4C)における形状誤差データである。ここで、プローブ4に原点位置誤差が無ければ、形状誤差データ31と形状誤差データ30は重なる。しかしながら、プローブ4に原点位置誤差があると、形状誤差データ31と形状誤差データ30との間で差が生じる。なお、測定にあたっては、測定範囲を、被測定物2の最外周からエアースピンドル3の回転中心軸10を越える位置までとするのが好ましい。
補正値演算手段72では、形状誤差データ31と形状誤差データ30に、R1 方向のプローブ4の原点誤差補正値をパラメータとして与える。そして、形状誤差データが重なるような補正値を求める。このようにすることにより、エアースピンドル3の回転中心軸10に対するプローブ4の原点誤差補正値(Δr’)を算出することができる。
続いて、被測定面の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に、このプローブ4の原点誤差補正値(Δr’)を加算して形状測定データを補正する。そして、補正した形状測定データ(r2 cos α+Δr’,z2 cos α,θ)を、記憶手段76に記憶する(ステップS5’)。そして、ステップS4に一度戻る。
ステップS5’で記憶した形状測定データ(r2 cos α+Δr’,z2 cos α,θ)は、座標変換手段75において直交座標系データ(X’,Y’,Z’)に変換される(ステップS4)。ステップS5において測定データ(X’,Y’,Z’)を座標変換することにより、形状誤差データ(X’,Y’,ΔZ’)を算出する。形状誤差データ(X’,Y’,ΔZ’)の算出にあたっては、最小二乗法、ニュートン法等の即知の方法を使用し、被測定面の設計形状データと、この被測定面の測定データとの差が最小となるような処理を行う。
ステップS5で算出した被測定物2の形状誤差データ(X’,Y’,ΔZ’)により、被測定面の設計形状に対する3次元形状の評価を行う(ステップS6)。
なおステップS3においては、初めに基準平面を測定する。そして、α=0として図4の処理に従って基準平面の設計形状から形状誤差を算出し、形状誤差が最小となるような傾き誤差の補正値αを求める。この角度αを座標補正値として記憶手段76に記憶し、形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を補正することにより形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)とする。
上記した第1実施形態によれば、図1に示すように、エアースピンドル3の回転中心軸10に対してプローブ4に相対角度αを与えている。これにより、被測定物2の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な場合であっても、被測定面の法線20とプローブ4の軸の角度がαの量だけ緩くなる。そのため、被測定物2の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な場合であっても、面形状を精度良く評価することができる。また、相対角度αは一定であることから、曲率半径Rの測定誤差は発生しないので、被測定物の曲率半径を含めた形状を精度良く測定することができる。
更に、エアースライド6の移動軸がプローブ4の移動軸に対して直交するように、エアースライド6とプローブ4が配置されている。よって、プローブ4の軸が回転中心軸10に対して角度αだけ傾くようにすると、エアースライド6の移動軸は回転中心軸10に対して直交しなくなる。そのため、エアースライド6の移動軸が回転中心軸10に対して直交している構成と比べると、Zステージ8の移動量が角度αの分だけ小さくなる。その結果、Zステージ8の真直度誤差を小さくすることができるので、高精度に測定できる。また、Zステージ8を小型化することができる。
(第1実施形態の変形例)
図7は、本発明の変形例に係る3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。
図7に示すように、本変形例においても、エアースピンドル3の回転中心軸10の方向をZ1 、それに直角な方向をR1 としている。ただし、第1実施形態と比較すると、本変形例は以下のように異なる。本変形例では、エアースピンドル3の回転中心軸10が鉛直方向に対してαだけ傾くように、エアースピンドル3が配置されている。一方、Zステージ8は、鉛直(Z2 方向)に移動するように構成されている。そして、Zステージ8の移動方向に対して、垂直に移動するように、エアースライド6(R2 方向)が設置されている。この場合、プローブ4は、R2 方向とZ2 方向に移動可能である。
既存の3次元形状測定装置では、プローブ4はR2 方向とZ2 方向に移動するように構成されたものが多い。よって、上記した変形例によれば、既存の3次元形状測定装置に導入が容易である。
(第2実施形態)
以下、図8〜図10を参照して本発明の第2実施形態を説明する。図8は、本発明の3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。本実施の形態においても、エアースピンドル3の回転中心軸10の方向をZ1 、これに直角な方向をR1 とする。
本実施形態の特徴は、回転ステージ13を備えている点である。この回転ステージ13は、2つの機能を持つ。1つは、プローブ4の傾き角度を、R1 1 面内で任意に調整する機能である。もう1つは、調整後プローブ4を、その角度で固定する機能である。なお、その他の構成は実施形態1と同様である。
次に、具体的な測定方法について図9を用いて説明する。なお、図10は被測定物2とプローブ4の関係を示している。ここで、被測定物2の測定面2Fの測定範囲をMとする。また、測定範囲Mの最外周Nにおける面の傾き角をb’とし、半分の角度をb’/2=αとする。あるいは、αは、測定範囲Mにおける最大傾斜角b’の半分の角度である。
本実施の形態では図9に示すように、まず被測定物2をエアースピンドル3に固定する(ステップS11)。そして、回転ステージ13により、エアースライド6、Zステージ8及びプローブ4を回転させる。この時、これらの部材を、角度αだけ、R1 1 面内で回転させる。その後、回転ステージ13を固定する。このとき、回転後の回転ステージ13の回転角αを座標補正値として記憶する(ステップS11’)。
残りの測定ステップS12〜ステップS16は、第1実施形態のステップS2〜ステップS6と同様なので説明は省略する。
本実施形態では、プローブ4、エアースライド6、Zステージ8を回転ステージ13により旋回できるように構成したが、本実施の形態の変形例として、エアースピンドル3に回転ステージ13を取り付けて、エアースピンドル3を旋回できるようにすることも可能である。
上記した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用、効果が得られると共に、被測定面の傾き角に応じてステージの傾き角を調整可能であり、被測定物の表面形状を正確に評価することができる。
(第3実施形態)
次に、図11〜図13を参照して本発明の第3実施形態を説明する。図11は、本発明の3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。図11に示す本実施の形態でも、エアースピンドル58の回転中心軸60の方向をZ1 、これに直角な方向をR1 としている。
本実施形態では、エアースピンドル58の回転中心軸60がベース200の一端と平行となるように、エアースピンドル58を設置している。プローブ54は、R1 1 面内で、エアースピンドル58の回転中心軸60に対して相対角度αを持つように配置されている。このプローブ54は、被測定物59の表面のZ2 方向の変化に追従すると共に、エアースライド53によりZ2 方向に直交するR2 方向に移動する構成となっている。さらに、ベース200には、測長器55が設けられている。この測長器55は位置検出器であって、プローブ先端の位置(r,z)を測定する。
本実施形態では、プローブ54は、例えば特願2001−271500号に記載されているような接触式プローブを利用する。プローブ54の概略を説明する。プローブ54には、先端にルビー球50が設けられている。そして、プローブ54は、エアースライド56に保持されている。プローブ54は、その軸が図11に示す矢印A,B方向には極めて小さな摩擦力で移動し得る。一方、矢印A,B方向と直交する方向については剛性が高いため、プローブ54は、この方向には移動しない機構となっている。
また、プローブ54のR1軸方向の位置とZ1軸方向の位置は、測長器55により測定する。そのため、プローブ54の上部に、ミラー51,52が取り付けられている。ここで、ミラー51は、R1 方向に対して垂直に取り付けられている。一方、ミラー52は、Z1 方向に対して垂直に取り付けられている。そして、これらを基準にして、測長器55により、プローブ54の位置を測定する。
さらに、図12に示すように、ベース200は角度調整部57を介して、所定の位置に設置されている。ここで、角度調整部57を調整することで、ベース200を、水平方向に対して微小な角度φで傾斜させることができる。すると、プローブ54の自重により、ルビー球50を被測定面の表面上に接触させることができる。このように、プローブ54に微小な角度φを与えることにより、被測定面の表面に対するルビー球50の接触圧を、極めて小さくすることができる。しかも、プローブ54が矢印A,B方向に移動してもその接触圧が変化しないという特徴が得られる。
次に、具体的な測定方法について図13を用いて説明する。本実施の形態では、プローブ54の先端をR1 1 方向でレーザ測長しているため、形状測定データには、スピンドル58の回転中心軸60とプローブ54の傾斜角αによる誤差が含まれていない。このため第1実施形態の測定フロー(図4)の中で、ステップS3を除くことができる。その他の測定手順は、第1の実施の形態と同様である。すなわち、図4のステップS1は図13のステップS21に対応し、ステップS2はステップS22に対応し、ステップS4はステップS23に対応し、ステップS5はステップS24に対応し、ステップS6はステップS25に対応し、ステップS5’はステップS24’に対応する。なお、各ステップの詳細な説明は省略する。
上記した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様な作用、効果が得られると共に、スピンドルの回転中心軸に対するプローブの傾斜角αを考慮した座標変換の処理が不要な
ので、被測定物の表面形状を正確かつ高速高精度に評価することができる。
(第4実施形態)
以下、図16を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。図16は、本発明の3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。本実施形態においても、エアースピンドル3の回転中心軸10の方向をZ1 、これに直角な方向をR1 とする。
本実施形態の特徴は、エアースライド6の移動方向(R2 )が、エアースピンドル3の回転中心軸10と角度αだけ傾くように配置されたプローブ4の移動軸(Z2 )と直交せずに、エアースピンドル3の回転中心軸10に直交する方向(R1 )と平行な方向という点である。なお、その他の構成は第1実施形態と同様である。
次に、具体的な測定方法について図17を用いて説明する。測定ステップS31、ステップS32は、第1実施形態のステップS1、ステップS2と同様なので説明は省略する。
本実施形態では、ステップS33において、ステップS32で取得した形状測定データのr2 に対して、回転中心軸10とプローブ4の移動軸(Z2 )との相対角度αを考慮しないでよい。そのため、形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を傾き誤差の補正値αを使って補正すると、形状測定データ(r2 ,z2 cosα,θ)となる。
残りの測定ステップS34〜ステップS36は、第1実施形態のステップS4〜ステップS6と同様なので説明は省略する。
上述した第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用、効果が得られると共に、エアースライド6の移動方向(R2 )が、エアースピンドル3の回転中心軸10に直交する方向(R1 )と平行であるため、R2 方向のデータは、回転中心軸10とプローブ4の移動軸(Z2 )との相対速度αに影響されない測定データを得ることができる。そのため、測定データを処理する際、相対角度αを考慮した座標変換は、Z2軸方向のデータのみであるため、座標変換処理の速度が速くなる。
なお、第1〜第4実施形態において、エアースピンドル3の回転速度は、一定である必要はない。例えば、被測定物2に対するプローブ4の走査速度が一定になるように、エアースピンドル3の回転速度を調整することで、測定条件を安定させることができ、被測定物2の形状を精度よく測定することが可能である。
ここで、被測定物2に対するプローブ4の走査速度を一定にする方法について、詳細に説明する。
プローブ4の走査速度は、エアースピンドル3の回転中心軸10とプローブ4との距離Lに比例して速くなる。
そのため本実施形態では、プローブ4の走査速度が一定になるように、エアースピンドル3の回転軸10とプローブ4の距離Lを利用して、エアースピンドル3の回転数を距離Lに反比例するように、遅くすることで、プローブ4の走査速度を一定に保つ処理をする。
(付記)
1.被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する回転機構と、
前記被測定物に対向配置された接触式プローブと、
該プローブを移動させるプローブ移動機構と、
前記プローブの位置を測定する測長器と、
前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する処理部と、
を具備し、
前記プローブ移動機構は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するようにZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構と、前記プローブを、前記R1 1 平面内で前記Z1 軸及びZ2 軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構とを備え、
前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αが鋭角となるように、前記Z1 軸とZ2 軸が位置決めされていることを特徴とする3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、少なくとも第1、2、3、4実施形態が対応する。
(効果)
反射率の低い被測定面を測定できると共に、プローブと被測定面の法線との傾きがZ1 軸とZ2 軸のなす角αの量だけ小さくなるので、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な面であっても、面形状を高精度に測定することができる。更に、曲率半径の測定誤差は発生しないので、曲率半径Rを含めた形状測定をも正確に測定できる。
2.前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動させるものであることを特徴とする1記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、少なくとも第1、2、3実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αの値を利用して、被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データを容易にR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出することができる。更に、第2の副移動機構の移動軸がプローブの移動軸に対して直交するように、第2の副移動機構とプローブが配置されている。よって、プローブの軸が回転機構の回転中心軸に対して角度αだけ傾くようにすると、第2の副移動機構の移動軸は回転中心軸10に対して直交しなくなる。そのため、第2の副移動機構の移動軸が回転中心軸10に対して直交している構成と比べると、第1の副移動機構の移動量が角度αの分だけ小さくなる。その結果、第1の副移動機構の真直度誤差を小さくすることができるので、高精度に測定ができる。また、第1の副移動機構を小型化することができる。
3.前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動させるものであることを特徴とする1記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第4実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αの値を利用して、被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データをR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出する際、座標処理はZ2 軸方向のデータのみであるため、座標変換処理の速度が速くなる。
4.前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整可能な旋回機構を備えることを特徴とする1記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第2実施形態が対応する。
(効果)
プローブと被測定物の法線との傾きが、どのような大きさでも、測定範囲の最大傾斜角を半分にできるので、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な面であっても、被測定物の表面形状を精度よく測定することが可能である。
5.前記測長器は、前記プローブのR1軸方向およびZ1軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定することを特徴とする1記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第3実施形態が対応する。
(効果)
プローブのR1 1 座標を測定データとして、取得できるのでZ1 軸とZ2 軸のなす角αを考慮せずに、被測定物の表面形状を測定できる。
6.前記測長器は、前記プローブのR2軸方向およびZ2軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定することを特徴とする1記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2、4実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αがどのような角度でも、また、角度が測定毎に変更されたとしても、プローブのR2 2 座標を正確に測ることができるので、高精度な3次元形状測定が可能である。
7.前記処理部で取得された形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する変換部を有することを特徴とする6記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2実施形態が対応する。
(効果)
被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データを容易にR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出することができる。
8.前記処理部は、形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得するものであり、この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出し、この形状誤差データからZ1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する算出部を有することを特徴とする6または7記載の3次元形状測定装置。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2実施形態が対応する。
(効果)
基準平面の形状測定データを用いて、Z1 軸とZ2 軸のなす角αを算出することから、なす角αを精度良く算出することができ、それを形状補正データとして記憶して処理することにより、被測定物の面形状を高精度に補正することができる。
9.回転機構により被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する工程と、
接触式プローブを前記被測定物に対向配置する工程と、
プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程と、
測長器により前記プローブの位置を測定する工程と、
前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する工程と、
を具備し、
前記プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するように前記Z1 軸方向に対してなす角α(ただしなす角αは鋭角)であるZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構による移動工程と、前記プローブを前記R1 1 平面内で前記Z1軸およびZ2軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構による移動工程を有することを特徴とする3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2、3、4実施形態が対応する。
(効果)
反射率の低い被測定面を測定できると共に、プローブと被測定面の法線との傾きがZ1 軸とZ2 軸のなす角αの量だけ小さくなるので、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な面であっても、面形状を高精度に測定することができる。更に、曲率半径の測定誤差は発生しないので、曲率半径Rを含めた形状測定をも正確に測定できる。
10.前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動することを特徴とする9記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2、3実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αの値を利用して、被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データを容易にR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出することができる。更に、第2の副移動機構の移動軸がプローブの移動軸に対して直交するように、第2の副移動機構とプローブが配置されている。よって、プローブの軸が回転機構の回転中心軸に対して角度αだけ傾くようにすると、第2の副移動機構の移動軸は回転中心軸10に対して直交しなくなる。そのため、第2の副移動機構の移動軸が回転中心軸10に対して直交している構成と比べると、第1の副移動機構の移動量が角度αの分だけ小さくなる。その結果、第1の副移動機構の真直度誤差を小さくすることができるので、高精度に測定ができる。また、第1の副移動機構を小型化することができる。
11.前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動することを特徴とする9記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第4実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αの値を利用して、被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データをR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出する際、座標処理はZ2 軸方向のデータのみであるため、座標変換処理の速度が速くなる。
12.前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整する工程を有することを特徴とする9記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第2実施形態が対応する。
(効果)
プローブと被測定物の法線との傾きが、どのような大きさでも、測定範囲の最大傾斜角を半分にできるので、被測定物の被測定面の傾斜変化が大きく、また急峻な面であっても、被測定物の表面形状を精度よく測定することが可能である。
13.前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR1軸方向およびZ1軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定することを特徴とする9記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第3実施形態が対応する。
(効果)
プローブのR1 1 座標を測定データとして、取得できるのでZ1 軸とZ2 軸のなす角αを考慮せずに、被測定物の表面形状を測定できる。
14.前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR2軸方向およびZ2軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定することを特徴とする9記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2、4実施形態が対応する。
(効果)
1 軸とZ2 軸のなす角αがどのような角度でも、また、角度が測定毎に変更されたとしても、プローブのR2 2 座標を正確に測ることができるので、高精度な3次元形状測定が可能である。
15.前記被測定物の形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する工程を有することを特徴とする14記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2実施形態が対応する。
(効果)
被測定物のR2 2 θ座標系の形状測定データを容易にR1 1 θ座標系の形状測定データとして算出することができる。
16.形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得する工程と、
この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、
この形状誤差データから、Z1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する工程と、
を有することを特徴とする14または15記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2実施形態が対応する。
(効果)
基準平面の形状測定データを用いて、Z1 軸とZ2 軸のなす角αを算出することから、なす角αを精度良く算出することができ、それを形状補正データとして記憶して処理することにより、被測定物の面形状を高精度に補正することができる。
17.前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、
前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、
前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、
前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、
前記被測定物の形状測定データ(r1 ,z1 ,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有することを特徴とする13記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第3実施形態が対応する。
(効果)
測定データを用いて回転手段の回転中心軸に対するプローブのR1 座標の原点誤差を算出するので、回転手段の回転中心軸に対するプローブのR1 座標の原点誤差を高精度に補正することができる。
18.前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、
前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データを用いて形状誤差データを算出する工程と、
前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、
前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、
前記被測定物の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有することを特徴とする15又は16記載の3次元形状測定方法。
(対応する発明の実施形態)
この発明に関する実施の形態は、第1、2実施形態が対応する。
(効果)
測定データを用いて回転手段の回転中心軸に対するプローブのR1 座標の原点誤差を算出するため、回転手段の回転中心軸に対するプローブのR1 座標の原点誤差を高精度に補正することができる。
本発明の概略を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。 3次元形状測定装置の処理部を表すブロック図である。 測定のフローチャートである。 エアースピンドルの回転中心軸に対するプローブの原点誤差を精度良く算出するための原理を示す概念図である。 原点位置誤差がある場合の形状誤差データをグラフ表示した図である。 本発明の変形例に係る3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。 本発明の3次元形状測定装置の主要部を概略的に示す図である。 3次元形状測定装置による具体的な測定方法を説明するための図である。 被測定物2とプローブ4の関係を示す図である。 本発明の3次元形状測定装置の主要部を上方から見た図である。 本発明の3次元形状測定装置の主要部を側面から見た図である。 3次元形状測定装置による具体的な測定方法を説明するための図である。 従来の3次元形状測定装置の構成(その1)を示す図である。 従来の3次元形状測定装置の構成(その2)を示す図である。 本発明の第4実施形態の主要部を概略的に示す図である。 第4実施形態の具体的な測定方法を説明するための図である。
符号の説明
1…定盤、2…被測定物、3…エアースピンドル、4…プローブ、6…エアースライド、7…リニアエンコーダ、8…Zステージ、9…リニアエンコーダ、10…回転中心軸、11…ロータリエンコーダ、20…法線、70…制御手段、72…補正値演算手段、75…座標変換手段、76…記憶手段、78…3次元形状測定装置。

Claims (18)

  1. 被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する回転機構と、
    前記被測定物に対向配置された接触式プローブと、
    該プローブを移動させるプローブ移動機構と、
    前記プローブの位置を測定する測長器と、
    前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する処理部と、
    を具備し、
    前記プローブ移動機構は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するようにZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構と、前記プローブを、前記R1 1 平面内で前記Z1 軸およびZ2 軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構とを備え、
    前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αが鋭角となるように、前記Z1 軸とZ2 軸が位置決めされていることを特徴とする3次元形状測定装置。
  2. 前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動させるものであることを特徴とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  3. 前記第2の副移動機構は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動させるものであることを特徴とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  4. 前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整可能な旋回機構を備えることを特徴とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  5. 前記測長器は、前記プローブのR1 軸方向およびZ1 軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定することを特徴とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  6. 前記測長器は、前記プローブのR2軸方向およびZ2軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定することを特徴とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  7. 前記処理部で取得された形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する変換部を有することを特徴とする請求項6記載の3次元形状測定装置。
  8. 前記処理部は、形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得するものであり、この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出し、この形状誤差データからZ1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する算出部を有することを特徴とする請求項6または7記載の3次元形状測定装置。
  9. 回転機構により被測定物をZ1 軸を中心としてθ方向に回転させ、回転角度θを検出する工程と、
    接触式プローブを前記被測定物に対向配置する工程と、
    プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程と、
    測長器により前記プローブの位置を測定する工程と、
    前記回転機構により検出された回転角度θと、前記測長器により測定された前記プローブの位置とを用いて処理を行い、前記被測定物に関する形状測定データを取得する工程と、
    を具備し、
    前記プローブ移動機構により前記プローブを移動させる工程は、前記プローブを、前記Z1 軸およびZ1 軸に直交するR1 軸を含むR1 1 平面内で、前記被測定物の表面形状の変化に追従するように前記Z1 軸方向に対してなす角α(ただしなす角αは鋭角)であるZ2 軸方向に移動させる第1の副移動機構による移動工程と、前記プローブを前記R1 1 平面内で前記Z1軸およびZ2軸方向とは異なるR2 軸方向に直線移動させるための第2の副移動機構による移動工程を有することを特徴とする3次元形状測定方法。
  10. 前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記Z2 軸に垂直な方向に直線移動することを特徴とする請求項9記載の3次元形状測定方法。
  11. 前記プローブをR2 軸方向に直線移動させる工程は、前記プローブを前記R1 軸に平行な方向に直線移動することを特徴とする請求項9記載の3次元形状測定方法。
  12. 前記Z1 軸とZ2 軸のなす角αを任意の角度に調整する工程を有することを特徴とする請求項9記載の3次元形状測定方法。
  13. 前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR1軸方向およびZ1軸方向の座標(r1 ,z1 )を測定することを特徴とする請求項9記載の3次元形状測定方法。
  14. 前記プローブの位置を測定する工程は、前記プローブのR2 軸方向およびZ2 軸方向の座標(r2 ,z2 )を測定することを特徴とする請求項9記載の3次元形状測定方法。
  15. 前記被測定物の形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)をR1 1 θ座標系の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に変換する工程を有することを特徴とする請求項14記載の3次元形状測定方法。
  16. 形状が即知である基準平面を被測定物として形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)を取得する工程と、
    この形状測定データ(r2 ,z2 ,θ)と、基準平面の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、
    この形状誤差データから、Z1 軸とZ2 軸のなす角αを算出する工程と、
    を有することを特徴とする請求項14または15記載の3次元形状測定方法。
  17. 前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、
    前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データとを用いて形状誤差データを算出する工程と、
    前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、
    前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、
    前記被測定物の形状測定データ(r1 ,z1 ,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有することを特徴とする請求項13記載の3次元形状測定方法。
  18. 前記第2の副移動機構により前記プローブをR2 軸方向に移動する工程は、前記プローブのR1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲を移動する工程であり、
    前記R1 座標がプラスの範囲とマイナスの範囲における二つの形状測定データと、前記被測定物の設計形状データを用いて形状誤差データを算出する工程と、
    前記プローブのR1 座標がプラスの範囲における形状誤差データとマイナスの範囲における形状誤差データとの差を算出する工程と、
    前記二つの範囲の形状誤差データの差を小さくするためのプローブR1 座標の補正値(Δr’)を求める工程と、
    前記被測定物の形状測定データ(r2 cos α,z2 cos α,θ)に前記補正値(Δr’)を加算して当該形状測定データを補正する工程とをさらに有することを特徴とする請求項15又は請求項16記載の3次元形状測定方法。
JP2004333500A 2003-11-18 2004-11-17 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置 Expired - Fee Related JP5032741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004333500A JP5032741B2 (ja) 2003-11-18 2004-11-17 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388149 2003-11-18
JP2003388149 2003-11-18
JP2004333500A JP5032741B2 (ja) 2003-11-18 2004-11-17 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005172810A true JP2005172810A (ja) 2005-06-30
JP2005172810A5 JP2005172810A5 (ja) 2008-01-10
JP5032741B2 JP5032741B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=34741879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004333500A Expired - Fee Related JP5032741B2 (ja) 2003-11-18 2004-11-17 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5032741B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286734A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Tokyo Seimitsu Co Ltd 形状測定装置及び形状測定方法
JP2010091518A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Panasonic Corp 3次元形状測定方法
JP2011145303A (ja) * 2011-03-23 2011-07-28 Nikon Corp 形状測定装置
KR101066449B1 (ko) * 2008-01-11 2011-09-23 파나소닉 주식회사 형상 측정 방법
WO2013056788A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Spieth-Maschinenelemente Gmbh & Co. Kg Verfahren zur vermessung eines dreidimensionalen objekts
JP2014160020A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nsk Ltd 物品の形状測定方法及び測定装置
CN110142518A (zh) * 2019-05-21 2019-08-20 奔腾激光(温州)有限公司 一种用于激光切割的旋转中心精度的检测方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63128219A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非球面形状測定機
JPH1151624A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Canon Inc 面形状測定装置
JPH11211426A (ja) * 1998-01-29 1999-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 面形状測定装置
DE10019962A1 (de) * 1999-04-22 2001-03-08 Rodenstock Optik G Verfahren und eine Vorrichtung zur Messung von Flächen, insbesondere zur Messung von sphärischen und von asphärischen Flächen
JP2003039282A (ja) * 2001-07-30 2003-02-12 Sharp Corp 自由曲面加工装置および自由曲面加工方法
WO2003023369A2 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Olympus Optical Co., Ltd. Apparatus for measuring a surface profile

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63128219A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非球面形状測定機
JPH1151624A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Canon Inc 面形状測定装置
JPH11211426A (ja) * 1998-01-29 1999-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 面形状測定装置
DE10019962A1 (de) * 1999-04-22 2001-03-08 Rodenstock Optik G Verfahren und eine Vorrichtung zur Messung von Flächen, insbesondere zur Messung von sphärischen und von asphärischen Flächen
JP2003039282A (ja) * 2001-07-30 2003-02-12 Sharp Corp 自由曲面加工装置および自由曲面加工方法
WO2003023369A2 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Olympus Optical Co., Ltd. Apparatus for measuring a surface profile

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286734A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Tokyo Seimitsu Co Ltd 形状測定装置及び形状測定方法
KR101066449B1 (ko) * 2008-01-11 2011-09-23 파나소닉 주식회사 형상 측정 방법
TWI396827B (zh) * 2008-01-11 2013-05-21 Panasonic Corp 形狀測定方法
TWI417516B (zh) * 2008-10-10 2013-12-01 Panasonic Corp 3次元形狀測定方法
JP2010091518A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Panasonic Corp 3次元形状測定方法
JP4705142B2 (ja) * 2008-10-10 2011-06-22 パナソニック株式会社 3次元形状測定方法
KR101138149B1 (ko) 2008-10-10 2012-04-24 파나소닉 주식회사 3차원 형상 측정 방법
JP2011145303A (ja) * 2011-03-23 2011-07-28 Nikon Corp 形状測定装置
WO2013056788A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Spieth-Maschinenelemente Gmbh & Co. Kg Verfahren zur vermessung eines dreidimensionalen objekts
JP2014532186A (ja) * 2011-10-19 2014-12-04 スピース−マシーネンエレメンテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 三次元の物体を測定する方法
US9581423B2 (en) 2011-10-19 2017-02-28 Spieth-Maschinenelemente Gmbh & Co. Kg Method for measuring a three-dimensional object
JP2014160020A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nsk Ltd 物品の形状測定方法及び測定装置
CN110142518A (zh) * 2019-05-21 2019-08-20 奔腾激光(温州)有限公司 一种用于激光切割的旋转中心精度的检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5032741B2 (ja) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10145682B2 (en) Reduction of errors of a rotating device used during the determination of coordinates of a workpiece or during the machining of a workpiece
US10073435B2 (en) Reducing errors of a rotatory device, in particular for the determination of coordinates of a workpiece or the machining of a workpiece
US9383198B2 (en) Method and device for reducing errors in a turning device during the determination of coordinates of a workpiece or during the machining of a workpiece
US8336219B2 (en) Apparatus and method for calibrating a scanning head
JP3511450B2 (ja) 光学式測定装置の位置校正方法
JP2018179958A (ja) 光学式スピンドル多自由度誤差測定装置及び方法
JP2007536552A (ja) 光学精密測定装置及び方法
JPH03180711A (ja) プローブならびに連続の測定プローブを較正するための方法および装置ならびに案内手段
EP2138803B1 (en) Jig for measuring an object shape and method for measuring a three-dimensional shape
JP2011215016A (ja) 非球面形状測定装置
US20170248399A1 (en) Inner-wall measuring instrument and offset-amount calculation method
EP1674822A1 (en) Device and method for non-contact scanning of contact lens mold geometry
JP5032741B2 (ja) 3次元形状測定方法及び3次元形状測定装置
JP4890188B2 (ja) 運動誤差測定基準体及び運動誤差測定装置
JP2008008879A (ja) 測定装置、測定基準及び精密工作機械
JP4646520B2 (ja) 3次元形状測定方法及び装置
JP4980818B2 (ja) 多点プローブの零点誤差の変動検出方法
CN114018174B (zh) 复杂曲面轮廓测量系统
JP2009145152A (ja) 測定装置
TWI247095B (en) Optical revolving spindle error measurement device
JP5460427B2 (ja) 測定方法及び形状測定装置
JP6181935B2 (ja) 座標測定機
JP4980817B2 (ja) 多点プローブの零点誤差関連値記録装置
JPH08233686A (ja) 非球面の偏心測定方法および測定装置
JP4309727B2 (ja) 測定用治具およびこれを用いた三次元形状測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees