JP3046635B2 - 超高精度三次元測定機 - Google Patents
超高精度三次元測定機Info
- Publication number
- JP3046635B2 JP3046635B2 JP3064327A JP6432791A JP3046635B2 JP 3046635 B2 JP3046635 B2 JP 3046635B2 JP 3064327 A JP3064327 A JP 3064327A JP 6432791 A JP6432791 A JP 6432791A JP 3046635 B2 JP3046635 B2 JP 3046635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- measuring
- distance
- reference plane
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
超LSIの寸法等を測定する為に必要な、0.1μmか
ら0.01μmの高精度で測定可能な、超高精度三次元
測定機に関する。
精度が必要な場合には、従来から、測定用スケール設定
手段及び測定手段として、レーザ及び光干渉を利用した
各種の光学システムが使用されている。例えば、測定用
スケール設定手段としてはレーザが使用され、測定手段
としては光干渉計が使用されている。これらの測定用ス
ケール設定手段及び測定手段は、そのもの自体の測定精
度は、充分に、前記の0.1μmから0.01μm程度
の測定精度を満足する。しかし、測定用スケール設定手
段及び測定手段を取り付けた測定機の機構側に問題点が
あり、例えば、前記測定用スケール設定手段及び測定手
段をX、Y、Z軸方向に移動させる場合の真直度を1μ
m以下にすることが困難であること、測定機の機械的歪
の影響を除去できないこと等のために誤差が生じ、これ
らの誤差の補正をしないと、測定用スケール設定手段及
び測定手段が有する優れた測定精度を充分に生かしきれ
ないという問題点があった。
明する。上記の測定機の機構に起因する、移動の真直度
不足と機械的歪の影響を除去する従来例として、特開平
1−77595号、特開昭60−148715号があ
る。これら従来例において使用されている技術を説明す
ると次のようになる。
成を示す側面図ある。図において、定盤31上に、X−
Y軸基準平面ミラー36が固定されている。定盤31上
に設けられた支持台34が、前記X−Y軸基準平面ミラ
ー36の上方に被測定物35を支持している。架台32
は自らX−Y軸方向に移動すると共に、Z軸方向に移動
するZ軸移動台33を上下方向に移動可能に支持してい
る。図示していないが、架台32及びZ軸移動台33上
には、測定用スケール設定手段及び測定手段と、各種ミ
ラー、プリズム、偏光板が設けられ、これらによって、
Z軸移動台33上の特定点(図示せず)と被測定物35
との距離Z3 及び、架台32上の特定点(図示せず)と
X−Y軸基準平面ミラー36との距離Z4 とが測定され
る。
先ず、架台32をX−Y方向に移動して、架台32に設
けたZ軸移動台33上にある測定手段(図示せず)を、
被測定物35の上方に位置させる。この位置で測定した
Z3 とZ4 とを夫々Z30、Z40とする。そして、Z30−
Z40を被測定物35の形状測定の原点のZ座標値とす
る。このZ30−Z40は、機械的移動の真直度不足の影響
を除去することができるので(真直度不足によるZ軸方
向の誤差は、Z30とZ40に夫々プラス、マイナス逆方向
に作用するので、Z30−Z40においては、この誤差が打
ち消される。)、被測定物35の形状測定の原点のZ座
標値をX−Y軸基準平面ミラー36を基準にして、機械
的移動の真直度不足の影響を除去して、測定できる。従
って、架台32とZ軸移動台33に発生する機械的歪を
無視できれば、前記原点のZ座標値を測定用スケール設
定手段及び測定手段に固有の高精度で測定できる。
にある測定手段(図示せず)をX−Y軸方向に移動し
て、Z3 、Z4 を測定すれば、Z3 −Z4 が、そのX−
Y位置で被測定物35のZ座標値となる。
標値が、測定用スケール設定手段及び測定手段に固有の
高精度で測定できるためには、架台32とZ軸移動台3
3に発生する機械的歪が必要測定精度に比較して充分に
小さく無視できることが必要である。
に、X−Y軸基準平面ミラー36が、被測定物35の下
側にあるので、架台32及び、架台32上の測定用スケ
ール設定手段及び測定手段と、各種ミラー、プリズム、
偏光板等の光学システム、即ち、測定機構全体が、被測
定物35の上側から側面を通って下側まで回っている。
被測定物35のX−Y−Z軸方向の移動量を大きくする
と、前記測定機構全体が大きくなる。測定機構全体が大
きくなると、撓みや振動が生じ易くなり、又、X−Y軸
基準平面ミラー36上に光を垂直に当てることが困難に
なり、測定誤差が大きくなる。
要測定精度が得られる範囲内に保つために、測定機構全
体の大きさに制限があり、図5に示すように、測定機構
全体に取り囲まれている形の、被測定物35を固定する
スペースとX−Y−Z軸方向の移動測定範囲に制限が生
じ、小型の被測定物しか測定できない。例えば、100
mm以上の被測定物を精度を落とさずに測定することは
困難であった。
有する、X−Y軸基準平面ミラーが、被測定物の下側に
あるので、架台及び、架台上の測定用スケール設定手段
及び測定手段と、各種ミラー、プリズム、偏光板等の光
学システムからなる測定機構全体が、被測定物の上側か
ら側面を通って下側まで回っているため、被測定物を固
定するスペースとX−Y−Z軸方向の移動測定範囲に制
限が生じるという問題点を解決することをその課題とし
ている。
解決するために、定盤上に、X軸方向又はX−Y軸方向
に水平移動する架台を設け、この架台に、X軸方向又は
X−Y軸方向に垂直なZ軸方向に上下移動するZ軸移動
台を設け、前記定盤上に固定された被測定物の被測定面
とその上方に位置するZ軸移動台上の特定点との距離Z
1 を測定する測定手段を設け、前記定盤上に固定された
支持体に、Z軸に垂直なX−Y軸基準面を前記Z軸移動
台の上方に設け、前記X−Y軸基準面とその下方に位置
するZ軸移動台上の特定点との距離Z2 を測定する測定
手段を設け、前記被測定物のXY軸方向の各測定点に対
する前記距離Z1 と前記距離Z2 の各データに基いて前
記被測定物の形状を測定することを特徴とする。
面と、Y軸に垂直なZ−X軸基準面の少なくとも一方を
設け、Z軸移動台上又は架台上の特定点から前記Y−Z
軸基準面までの距離X1 を測定する測定手段と、Z軸移
動台上又は架台上の特定点から前記Z−X軸基準面まで
の距離Y1 を測定する測定手段の少なくとも一方をZ軸
移動台又は架台上に設けることが好適である。
面と、Y軸に垂直なZ−X軸基準面の少なくとも一方を
設け、Z軸移動台上の特定点から架台上の特定点までの
距離X2 を測定する測定手段と、架台上の特定点から前
記Y−Z軸基準面までの距離X3 を測定する測定手段と
の組合せと、Z軸移動台上の特定点から架台上の特定点
までの距離Y2 を測定する測定手段と、架台上の特定点
から前記Z−X軸基準面までの距離Y3 を測定する測定
手段との組合せの少なくとも一方を設け、前記距離X2
と前記距離X3 の各データに基づいて前記被測定点のX
座標値Xを求める手段と、前記距離Y2 と前記距離Y3
の各データに基づいて前記被測定点のY座標値Yを求め
る手段の少なくとも一方を設けることが好適である。
に、定盤上に固定された支持体を介して、前記Z軸移動
台の上方に、Z軸に垂直なX−Y軸基準面を設けている
ので、スペース的に、大型の被測定物を固定し、測定手
段Z1 を設けたZ軸移動台を、X−Y−Z軸方向に大き
く移動できる余地を確保しながら、架台及び、架台上の
測定用スケール設定手段及び測定手段と、各種ミラー、
プリズム、偏光板等の光学システムの配置をコンパクト
にして、この架台及び光学システムを撓みや振動がな
く、且つ、X−Y軸基準平面ミラー上に光を垂直に当て
る構造にすることが容易である。
はX−Y軸方向に水平移動する架台を設け、この架台
に、X軸方向又はX−Y軸方向に垂直なZ軸方向に上下
移動するZ軸移動台を設け、前記定盤上に固定された被
測定物の被測定面とその上方に位置するZ軸移動台上の
特定点との距離Z1 を測定する測定手段を設け、前記定
盤上に固定された支持体に、Z軸に垂直なX−Y軸基準
面を前記Z軸移動台の上方に設け、前記X−Y軸基準面
とその下方に位置するZ軸移動台上の特定点との距離Z
2 を測定する測定手段を設け、前記被測定物のXY軸方
向の各測定点に対する前記距離Z1 と前記距離Z2 の各
データに基いて前記被測定物の形状を測定することによ
って、従来技術では測定できなかった大型の被測定物に
ついても、歪による測定誤差がなく、且つ、Z軸方向の
機械的移動の真直度不足の影響を除去した測定をするこ
とができる。
X、Y軸方向についても機械的移動の真直度不足の影響
を除去することができる。
図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す斜視図、図
2は、図1のZ軸方向の真直性誤差補正の原理図であ
る。
が設けられる。XYテーブル2上に架台3を設ける。架
台3上に、発信周波数安定化He −Ne ゼーマンレーザ
からなる測定用スケール設定手段4と、垂直方向に上下
移動するZ軸移動台5と、干渉計とレンズを含む光学系
からなる測定手段Z1 61 及び測定手段Z2 62 と、各
種ミラー、プリズム、偏光板等の光学システムとを設け
る。更に、定盤1上に、支持体8を設け、この支持体8
を介して、前記Z軸移動台5の上方に、水平ミラーをX
−Y軸基準面9として設ける。そして、被測定物7は、
定盤1上の、前記測定手段Z1 61 の下方に位置する場
所に固定する。
ず、発信周波数安定化He −Ne ゼーマンレーザからな
る測定用スケール設定手段から、周波数F1 の測定光
と、周波数F2 の参照光とを発信する。測定光F1 と参
照光F2 の周波数の差は、数百KHzから数MHz程度
で、互いに垂直な直線偏光になっている。前記各種ミラ
ー、プリズム、偏光板等の光学システムによって、周波
数F1 の測定光F1 と、周波数F2 の参照光F2 とが分
離される。
ム、偏光板等の光学システムによって、2つに分けら
れ、その1つは、前記Z軸移動台5上に設けられた前記
測定手段Z1 61 のレンズによって、前記被測定物7上
に集光され、反射されて、架台3上に設けた前記測定手
段Z2 62 に入射する。他の1つは、前記各種ミラー、
プリズム、偏光板等の光学システムによって、直接、架
台3上に設けた前記測定手段Z2 62 に入射する。この
測定手段Z2 62 は、内蔵している干渉計によって、こ
れら2つの測定光F1 から前記被測定物の被測定点と前
記Z軸移動台5上の特定点Z1 (図示せず)との距離Z
1 を測定する。参照光F2 は前記各種ミラー、プリズム
によって、2つに分けられ、その一方の参照光F2 が、
前記各種ミラー、プリズム、偏光板等の光学システムに
よって前記X−Y軸基準面9のミラー上に集光され、反
射され、前記各種ミラー、プリズム、偏光板等の光学シ
ステムによって前記測定手段Z2 62 に集光されると共
に、他方の参照光F2 が前記各種ミラー、プリズム、偏
光板等の光学システムによって、直接、前記測定手段Z
2 62 に集光され、前記測定手段Z2 62 に内蔵されて
いる干渉計によって前記X−Y軸基準面9と、前記Z軸
移動台5上にあると共に、前記特定点Z1 (図示せず)
とのZ軸方向の距離が特定できる特定点Z2 との距離Z
2 が測定される。
定め、この原点と前記Z軸移動台5上の特定点Z1 (図
示せず)との距離Z10と、そのときの、前記X−Y軸基
準面と、前記Z軸移動台5上にあると共に、前記特定点
Z1 (図示せず)とのZ軸方向の距離が特定できる特定
点Z2 との距離Z20とを測定し、距離Z10と距離Z20
との和を前記原点のZ座標値Z0 とする。
れた前記測定手段Z1 61 をX−Y方向に移動して、被
測定点のZ座標値Z1 と、X−Y軸基準面のZ座標値Z
2 とを測定し、加算手段(図示せず)によってその被測
定点のX−Y軸基準面に対するZ座標値Z1 +Z2 を求
める。この場合、測定光F1 は、前記被測定物7の厚さ
の変化と、前記測定手段Z1 61 のX−Y方向の移動の
真直度の誤差との和に応じて測定光F1 の光路長が変化
するためのドプラーシフトによって周波数が変化し、測
定光F1 の反射光の周波数はF1 +Δとなる。一方、参
照光F2 はX−Y軸基準面9のミラーから反射するの
で、X−Y軸基準面9のミラーの10nm以内の面精度
による光路長の変化と、前記測定手段Z2 62 のX−Y
方向の移動の真直度の誤差との和に応じて参照光F2 の
光路長が変化するためのドプラーシフトによって周波数
が変化し、参照光F2の反射光の周波数はF2 +δとな
る。
手段Z161 で測定された被測定点のZ座標値Z1 と、
反射光F2 +δによって前記測定手段Z2 62 で測定さ
れたX−Y軸基準面のZ座標値Z2 には、図2から明ら
かなように、X−Y方向の移動真直度不足による誤差が
夫々プラス、マイナス逆方向に作用しているので、前記
被測定点のZ座標値Z1 と前記X−Y軸基準面9のZ座
標値Z2 との和では、この真直度不足の誤差が打ち消さ
れている。
手段Z1 61 と測定手段Z2 62 のZ軸方向の移動の真
直度不足による誤差を補正することができる。
ブル2の移動は、移動真直度50nm以下のエアースラ
イドを使用している。従って、X−Y軸方向の測定誤差
は充分小さい。
いので、X−Y軸方向の移動に、軽いクロスローラガイ
ドを使用することもできる。この場合、クロスローラガ
イドは移動真直度が不足する。本発明の第2の実施例
は、この移動真直度不足を補正している。
く、更に、本発明の第2の実施例の構成を示す斜視図で
ある。図において、定盤1上に、Y−Z軸基準面10
と、Z−X軸基準面11と、測定手段X1 6X と、測定
手段Y1 6Y とを設ける。本発明の第2の実施例の動作
を説明する。本発明の第1の実施例の場合と同様にし
て、測定用スケール設定手段4からの測定光F1 と参照
光F2 を使用して、Y−Z軸基準面10と測定手段X1
6X と各種ミラー、プリズム、偏光板等の光学システム
によって、被測定物7の被測定点のX座標値Xを測定
し、Z−X軸基準面11と測定手段Y1 6Y と各種ミラ
ー、プリズム、偏光板等の光学システムによって、被測
定物7の被測定点のY座標値Yを測定することができ
る。
成を示す側面図である。図には、X座標値の測定精度を
向上するための構成のみを示しているが、Y座標値につ
いても同様である。図において、1は定盤、3はX−Y
軸方向に移動する架台、5は垂直方向に上下移動するZ
軸移動台、61 は測定手段Z1 、7は被測定物、10、
12はY−Z軸基準面である。架台3上には、図示して
いないが、測定用スケール設定手段と、各種ミラー、プ
リズム、偏光板等の光学システムと、2個のX軸方向の
距離測定手段と、2個のY軸方向の距離測定手段と、X
座標値の加算又は減手段と、Y座標値の加算又は減手段
とが設けられている。
例の場合と同様にして、Y−Z軸基準面10と架台3上
の特定点(図示せず)との距離X2 と、Y−Z軸基準面
12と架台3上の特定点(図示せず)との距離X3 とが
測定され、X2 とX3 との和Xが求められる。この和X
は、被測定物の被測定点のY−Z軸基準面12に対する
X座標値で、X−Y軸方向に移動する架台3の移動真直
度不足による誤差は、図1の本発明の第1の実施例のZ
軸方向の移動真直度不足による誤差の補正と同様にし
て、補正されている。
例の場合と同様にして、Y−Z軸基準面10と架台3上
の特定点(図示せず)との距離X2 と、Y−Z軸基準面
12と架台3上の特定点(図示せず)との距離X3 とが
測定され、X2 とX3 との差Xが求められる。この差X
は、被測定物の被測定点のY−Z軸基準面12に対する
X座標値で、X−Y軸方向に移動する架台3の移動真直
度不足による誤差は、図1の本発明の第1の実施例のZ
軸方向の移動真直度不足による誤差の補正と同様にし
て、補正されている。Y座標値については、X座標値と
同様なので、説明を省略する。
様が可能である。例えば、測定用スケール設定手段と測
定手段は、本実施例の光学システムに限らず、例えば、
マイクロメータのような機械的な測定用スケール設定手
段と測定手段でも良く、又、その設置場所も自由であ
る。各種ミラー、プリズム、偏光板等の光学システムは
自由に設計できる。各種の機械的構造も自由に設計でき
る。
機の構造が、被測定物の設置スペースと被測定物のX−
Y−Z方向の測定移動スペースを大きくすると、歪が起
こり易い構造なので、この歪による誤差を避けるため
に、被測定物の設置スペースと被測定物のX−Y−Z方
向の測定移動スペースに制限があり、例えば100mm
以上の被測定物を測定できないという問題点があったの
に対して、請求項1に記載の本発明の超高精度三次元測
定機は、測定機を、被測定物の設置スペースと被測定物
のX−Y−Z方向の測定移動スペースを大きくしても、
歪が起こり難い構造にすることによって、被測定物の設
置スペースと被測定物のX−Y−Z方向の測定移動スペ
ースを充分に確保することができ、100mm以上の大
きな被測定物の測定を可能にするという効果を奏する。
測定機は、請求項1に記載の本発明の超高精度三次元測
定機の効果に加えて、X−Y軸方向の座標値をZ座標値
の測定と同じ光学的手段で測定することによって、X座
標値とY座標値の測定精度を向上させることができると
いう効果を奏する。
測定機は、請求項1に記載の本発明の超高精度三次元測
定機の効果に加えて、X−Y軸方向の座標値の測定に、
請求項1に記載の本発明の超高精度三次元測定機のZ座
標値の測定における、Z軸方向の移動の真直度不足によ
る誤差の補正手段を採用することによって、X−Y軸方
向の座標値の測定における、X−Y軸方向の真直度不足
による誤差を補正できるという効果を奏する。
視図である。
る。
る。
る。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 定盤上に、X軸方向又はX−Y軸方向に
水平移動する架台を設け、この架台に、X軸方向又はX
−Y軸方向に垂直なZ軸方向に上下移動するZ軸移動台
を設け、前記定盤上に固定された被測定物の被測定面と
その上方に位置するZ軸移動台上の特定点との距離Z1
を測定する測定手段を設け、前記定盤上に固定された支
持体に、Z軸に垂直なX−Y軸基準面を前記Z軸移動台
の上方に設け、前記X−Y軸基準面とその下方に位置す
るZ軸移動台上の特定点との距離Z2 を測定する測定手
段を設け、前記被測定物のXY軸方向の各測定点に対す
る前記距離Z1 と前記距離Z2 の各データに基いて前記
被測定物の形状を測定することを特徴とする超高精度三
次元測定機。 - 【請求項2】 定盤上に、X軸に垂直なY−Z軸基準面
と、Y軸に垂直なZ−X軸基準面の少なくとも一方を設
け、Z軸移動台上又は架台上の特定点から前記Y−Z軸
基準面までの距離X1 を測定する測定手段と、Z軸移動
台上又は架台上の特定点から前記Z−X軸基準面までの
距離Y1 を測定する測定手段の少なくとも一方をZ軸移
動台又は架台上に設けた請求項1に記載の超高精度三次
元測定機。 - 【請求項3】 定盤上に、X軸に垂直なY−Z軸基準面
と、Y軸に垂直なZ−X軸基準面の少なくとも一方を設
け、Z軸移動台上の特定点から架台上の特定点までの距
離X2 を測定する測定手段と、架台上の特定点から前記
Y−Z軸基準面までの距離X3 を測定する測定手段との
組合せと、Z軸移動台上の特定点から架台上の特定点ま
での距離Y2 を測定する測定手段と、架台上の特定点か
ら前記Z−X軸基準面までの距離Y3 を測定する測定手
段との組合せの少なくとも一方を設け、前記距離X2 と
前記距離X3 の各データに基づいて前記被測定点のX座
標値Xを求める手段と、前記距離Y2 と前記距離Y3 の
各データに基づいて前記被測定点のY座標値Yを求める
手段の少なくとも一方を設けた請求項1に記載の超高精
度三次元測定機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064327A JP3046635B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 超高精度三次元測定機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064327A JP3046635B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 超高精度三次元測定機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299206A JPH04299206A (ja) | 1992-10-22 |
JP3046635B2 true JP3046635B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=13255033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064327A Expired - Lifetime JP3046635B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 超高精度三次元測定機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046635B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7520067B2 (en) | 2006-12-20 | 2009-04-21 | Panasonic Corporation | Three-dimensional measurement probe |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4794753B2 (ja) | 2001-06-04 | 2011-10-19 | パナソニック株式会社 | 形状測定方法 |
JP2012511158A (ja) * | 2008-12-08 | 2012-05-17 | アイメック | 物体の表面形状を決定するための方法および装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064327A patent/JP3046635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7520067B2 (en) | 2006-12-20 | 2009-04-21 | Panasonic Corporation | Three-dimensional measurement probe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04299206A (ja) | 1992-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5363196A (en) | Apparatus for measuring a departure from flatness or straightness of a nominally-plane mirror for a precision X-Y movable-stage | |
US5467289A (en) | Method of and an apparatus for measuring surface contour | |
Fan et al. | A 6-degree-of-freedom measurement system for the accuracy of XY stages | |
US4261107A (en) | Coordinate locating device | |
TW503307B (en) | In-situ mirror characterization | |
US7734445B2 (en) | Shape measuring device and method | |
KR20020065369A (ko) | 위치측정장치 | |
JPH10170243A (ja) | 形状測定装置及び方法 | |
US20200176217A1 (en) | Stage apparatus and charged particle beam apparatus | |
JP3032334B2 (ja) | 表面形状測定の方法および装置 | |
CN113091653B (zh) | 基于五棱镜测量直线导轨角自由度误差的装置及方法 | |
JP2001317933A (ja) | 形状測定装置 | |
Fluegge et al. | Status of the nanometer comparator at PTB | |
JP3046635B2 (ja) | 超高精度三次元測定機 | |
JP4875409B2 (ja) | 被平面研削加工物の平面研削方法 | |
CN115752255A (zh) | 一种符合阿贝原则的三维精密测量系统 | |
Weichert et al. | Integration of a step gauge measurement capability at the PTB Nanometer Comparator–concept and preliminary tests | |
Flügge et al. | Interferometry at the PTB Nanometer Comparator: design, status and development | |
CN1260473A (zh) | 非接触式平面特征三维自动测试仪 | |
EP3591335B1 (en) | Flatness calibration method and flatness calibration device | |
JP3790902B2 (ja) | ステージ構造体 | |
JP2014130059A (ja) | 接触式三次元形状測定装置及びプローブ制御方法 | |
JPH05315221A (ja) | 位置決め装置 | |
JP2001143997A (ja) | 位置決め装置、露光装置、及びデバイスの製造方法 | |
JP2000298011A (ja) | 形状測定方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080317 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317 Year of fee payment: 12 |