JP2001317933A - 形状測定装置 - Google Patents

形状測定装置

Info

Publication number
JP2001317933A
JP2001317933A JP2000133908A JP2000133908A JP2001317933A JP 2001317933 A JP2001317933 A JP 2001317933A JP 2000133908 A JP2000133908 A JP 2000133908A JP 2000133908 A JP2000133908 A JP 2000133908A JP 2001317933 A JP2001317933 A JP 2001317933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
probe
measuring
moving
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000133908A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Izeki
敏之 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000133908A priority Critical patent/JP2001317933A/ja
Publication of JP2001317933A publication Critical patent/JP2001317933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量増加の要因となる大面積の反射板をプロ
ーブに設けなくとも、プローブの位置測定を行うことの
できる形状測定装置を提供する。 【解決手段】 Z軸方向に可動な接触式プローブを弾性
部材を介して支持するZ軸ステージ3と、このZ軸ステ
ージの位置をZ軸方向に移動させるZ軸移動手段4と、
前記Z軸ステージの位置をZ軸方向と直交方向に移動さ
せるXY軸移動手段17と、被検物11に対して相対位
置関係が固定的に設けられた基準平面13と、この基準
平面に対するプローブ1の位置を測定するプローブ位置
測定手段6と、前記XY軸移動手段の移動量を測定する
XY軸移動量測定手段と、前記Z軸移動手段の移動量を
測定するZ軸移動量測定手段とを備えた形状測定装置に
おいて、前記プローブ位置測定手段6の測長光路中に光
束径縮小手段を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にレーザプリン
タやデジタルコピア(登録商標)の光書き込み系の走査
レンズなどの光学面形状の測定で用いられる形状測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】接触式の形状測定用プローブの接触荷重
を制御する方法には、大別すると2種類の方法がある。
第1の方法は、プローブを支持する弾性体の変形量を、
プローブを弾性部材を介して支持するZ軸ステージから
直接測定し、この測定値を所定値に維持するよう制御す
る方法である。第2の方法は、プローブの位置と、弾性
体を介してプローブが固定されるZ軸ステージの位置と
を、Z軸ステージの外部に固定された同一の座標系で測
定し、両者の差を一定に維持するよう制御する方法であ
る。第1および第2の方法について以下に詳しく述べ
る。まず、第1の方法であるプローブを支持する弾性体
の変形量を直接測定する方法は、例えば1991年度精密工
学会秋季大会学術講演会論文集、P.685(以下従来
技術1という)に開示されている。この方法では、プロ
ーブ支持ばねを介してZ軸ステージに支持されたプロー
ブのZ軸ステージに対する変位をレーザ測長器で測定す
るとともに、Z軸ステージの外部に固定された基準平面
に対するZ軸ステージの位置を、別の3軸のレーザ測長
器で測定する構成をとっている。以下に、上記のごとき
構成を採った場合の典型的な動作の1例を簡単に説明す
る。まずZ軸ステージの位置を測定する3軸のレーザ測
長器の測定値のうちどれか1つ、または3つの測定値の
平均値を使ってZ軸ステージの位置制御を行い、プロー
ブ変位測定用のレーザ測長器をモニタしながら、プロー
ブを被検面に近づける。プローブ変位測定用レーザ測長
器の値の変化は、プローブ先端が被検面に接触したこと
を示す。そこで、プローブ変位測定用レーザ測長器の値
が所定の値に1致した時点で、この値を一定に維持する
追従制御モードに切り替える。そして追従制御モード状
態で被検面を接触走査しつつ、逐次にZ軸ステージの位
置を測定する3軸のレーザ測長器の測定値と、プローブ
変位測定用レーザ測長器の測定値をサンプリングし、こ
れらの値からプローブ先端の座標点群を得る。前記第1
の方法における別の方法が、例えば、特開平5-087556号
公報(以下従来技術2という)に開示されている。この
方法では、プローブ支持ばねを介してZ軸ステージに支
持されたプローブのZ軸ステージに対する変位を、反射
光のエネルギー分布の変化からプローブ位置を測定する
手段、所謂、光学式変位計を用いて測定すると同時に、
Z軸ステージの外部に固定された測定基準に対するプロ
ーブ位置を、シングルパス型レーザ測長器で測定する構
成をとっている。さらに、Z軸ステージの移動量測定手
段、例えばリニアエンコーダ等が別途設置される。以下
に、上記のごとき構成をとった場合の典型的な動作の1
例を簡単に説明する。まずZ軸ステージの移動量測定手
段による測定値をZ軸ステージの位置制御に用い、プロ
ーブ変位測定用の光学式変位計の出力をモニタしなが
ら、プローブを被検面に近づける。光学式変位計の出力
の変化は、プローブ先端が被検面に接触したことを示
す。そこで、光学式変位計の出力が所定値に1致した時
点で、この値を一定に維持する追従制御モードに切り替
える。そして追従制御モード状態で被検面を走査しつ
つ、逐次、プローブの位置をレーザ測長器でサンプリン
グし、プローブ先端の座標点群を得る。
【0003】又、第2の方法として、プローブの位置と
弾性体を介してプローブが固定されるZ軸ステージの位
置とを同一の座標系で測定し、両者の差を一定に維持す
ることによって接触荷重を一定に制御する方法は、例え
ば特開平5-231854号公報(以下従来技術3という)に開
示されている。この方法では、プローブ支持ばねを介し
てプローブとZ軸ステージを結合し、Z軸ステージの外
部に固定された測定基準に対するプローブの位置と、Z
軸ステージの移動量とを、同時に測定する構成をとって
いる。プローブ位置の測定手段に関する具体的な記述は
ないが、例えば、1992年度精密工学会春季大会学術講演
会論文集、P.697 に開示されているように、レー
ザ測長器などを用いることが可能である。また、プロー
ブの可動方向に直交する方向への拘束手段の記述もない
が、例えば、従来技術1、2で示された平行板ばね方式
の他に、特開平5-60542号公報に開示されているような
空気軸受けで支持する方式も適用可能である。以下に、
上記のごとき構成を採った場合の典型的な動作の1例を
簡単に説明する。まずZ軸ステージの移動量測定手段に
よる測定値をZ軸ステージの位置制御に用い、レーザ測
長器によるプローブ位置の測定値と、Z軸ステージの移
動量測定手段による測定値の差出力をモニタしながら、
プローブを被検面に近づける。差出力の変化は、プロー
ブ先端が被検面に接触したことを示す。そこで、差出力
が所定値に1致した時点で、この値を一定に維持する追
従制御モードに切り替える。そして追従制御モード状態
で被検面を走査しつつ、逐次、プローブの位置をレーザ
測長器でサンプリングし、プローブ先端の座標点群を得
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1では、Z軸
ステージの外部に固定された基準平面に対するZ軸ステ
ージの位置を、3軸のレーザ測長器を用いて測定してい
る。3軸のレーザ測長器を用いる理由は、Z軸ステージ
の位置と姿勢変化を同時測定し、アッベ誤差を補正する
ためであるが、これによりレーザ測長のための光学系が
大変複雑になると同時に高価となるという問題がある。
また、従来技術1では、プローブ支持ばねを介してZ軸
ステージに支持されたプローブの、Z軸ステージに対す
る変位をレーザ測長器で測定しているが、プローブ側に
取り付けた反射板に測長光を直接照射しているので、比
較的大面積の反射板が必要になり、これがプローブ重量
の増加の要因となり、被検面の凹凸に対するプローブの
追従性能を悪化させる、という問題がある。従来技術2
では、プローブ位置をシングルパス型レーザ測長器で測
定するので、ダブルパス型に比べて精度が劣る、という
問題がある。また、従来技術2では、被検面との接触を
伴わない状態でのZ軸ステージの動作、例えば、測定開
始位置へのプローブ移動動作や測定終了時のプローブ回
避動作などを行うために、Z軸ステージの位置制御用の
位置計測手段を別途設ける必要があり、装置構成の複雑
化とコストアップにつながる、という問題がある。さら
に、Z軸ステージの位置計測手段を別途設ける代わり
に、プローブ位置計測手段で代用してもよいが、そのた
めには、プローブがZ軸ステージと1体で動く必要があ
り、支持ばねの剛性を高める必要が生じる。そして支持
ばねの高剛性化は、接触荷重変動を許容範囲に抑えるた
めに走査速度を落とさなければならなくなるなどの弊害
の1因となってしまう、という問題がある。
【0005】従来技術3では、Z軸ステージの外部に固
定された測定基準と、プローブと被検物を相対移動させ
る移動ステージとの平行度が保証されないと、支持ばね
の変形量を一定に維持できないので、測定基準とステー
ジ移動方向の平行度をミクロンオーダーからサブミクロ
ンオーダーに合わせなければならず、調整作業が非常に
困難となるという問題がある。また、従来技術3では、
使用する支持ばねの剛性によっては、平行度だけでな
く、移動ステージ自体の真直度が問題となるケースも発
生し、このため高精度な移動ステージが必要となり、大
幅なコストアップにつながる、という問題がある。さら
に、従来技術3では、支持ばねの変形量を一定に維持で
きないまま、これを無視して測定を行うと、被検物がプ
ラスチックなどの変形しやすい材質からできている場
合、被検物自体の変形による測定誤差が生じてしまうと
いう問題がある。本発明の課題は、このような問題点を
解決することにある。すなわち、本発明の目的は、荷重
制御を行う接触式形状測定機において、2つの動作モー
ド、すなわち、測定開始位置へのプローブ移動動作や、
測定終了時のプローブ回避動作を行うための「位置制御
モード」と、被検面に対してプローブを接触走査させな
がらXYZ3軸の座標測定を行うための「追従制御モー
ド」を、アッベの原理を満足する必要最小限のハードウ
エアにて構成することで、測定系が複雑化したり高価な
構成になるのを防ぐ形状測定装置を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、高速走査の妨げとなる
プローブ重量の増大を抑え、被検面の凹凸に対するプロ
ーブ追従性能の悪化を防止し、プローブ位置測定を高精
度に行うする形状測定装置を提供することにある。さら
に、本発明の他の目的は、Z軸ステージの外部に固定さ
れた測定基準と、プローブと被検物を相対移動させる移
動ステージとの平行度が厳密に調整されなくても、ある
いは真直度誤差がほとんどない高精度な移動ステージを
用いなくても、プローブ接触荷重を一定に維持できる形
状測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、Z軸方向に可動な接触式
プローブを弾性部材を介して支持するZ軸ステージと、
このZ軸ステージの位置をZ軸方向に移動させるZ軸移
動手段と、前記Z軸ステージの位置をZ軸方向と直交方
向に移動させるXY軸移動手段と、被検物に対して相対
位置関係が固定的に設けられた基準平面と、この基準平
面に対するプローブの位置を測定するプローブ位置測定
手段と、前記XY軸移動手段の移動量を測定するXY軸
移動量測定手段と、前記Z軸移動手段の移動量を測定す
るZ軸移動量測定手段とを備えた形状測定装置におい
て、前記プローブ位置測定手段の測長光路中に光束径縮
小手段を設けること特徴とする。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の形状測定装置において、前記プロ
ーブ位置測定手段による測定値と前記Z軸移動量測定手
段による測定値との差を所定値に維持するようにZ軸移
動手段の位置制御を行う第1Z軸追従制御手段と、前記
Z軸移動量測定手段による測定値を使って前記Z軸移動
手段の位置制御を行う第1Z軸位置制御手段と、前記Z
軸追従制御手段および前記Z軸位置制御手段とを切り替
えるスイッチからなること特徴とする。請求項3に記載
の発明は、請求項2に記載の形状測定装置おいて、前記
プローブ位置測定手段による測定値と前記Z軸移動量測
定手段による測定値との差である所定値は、前記XY軸
移動量測定手段による測定値の関数として予めめ与えら
れることを特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求
項1に記載の形状測定装置おいて、前記プローブ位置測
定手段は、前記プローブの端部に設けた反射板と、この
反射板と前記Z軸ステージとの間に測長光路を有するダ
ブルパス型レーザ干渉計からなることを特徴とする。請
求項5に記載の発明は、Z軸方向に可動な接触式プロー
ブを弾性部材を介して支持するZ軸ステージと、このZ
軸ステージに対するプローブのZ軸方向の変位を測定す
るプローブ変位測定手段と、前記Z軸ステージの位置を
Z軸方向に移動させるZ軸移動手段と、前記Z軸ステー
ジの位置をZ軸方向と直交方向に移動させるXY軸移動
手段と、このXY軸移動手段の移動量を測定するXY軸
移動量測定手段と、被検物に対して相対位置関係が固定
的に設けられた基準平面と、この基準平面に対する前記
Z軸ステージの位置を測定するZ軸ステージ位置測定手
段とを備えた形状測定装置において、前記Z軸ステージ
位置測定手段の測長光路中に光束径縮小手段を設けるこ
と特徴とする。
【0007】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の形状測定装置において、前記プローブ変位測定手段に
よる測定値を一定値に維持するように前記Z軸移動手段
の位置制御を行う第2Z軸追従制御手段と、前記Z軸ス
テージ位置測定手段による測定値を使って前記Z軸移動
手段の位置制御を行う第2Z軸位置制御手段と、前記Z
軸追従制御手段および前記Z軸位置制御手段を切り替え
るスイッチからなることを特徴とする。請求項7に記載
の発明は、請求項5に記載の形状測定装置において、前
記プローブ変位測定手段および前記Z軸ステージ位置測
定手段のいずれか1方又は両方は、前記プローブの端部
に設けた反射板と、この反射板と前記Z軸ステージとの
間に測長光路を有するダブルパス型レーザ干渉計からな
ることを特徴とする。請求項8に記載の発明は、Z軸方
向に可動な接触式プローブを弾性部材を介して支持する
Z軸ステージと、このZ軸ステージに対するプローブの
Z軸方向の変位を測定するプローブ変位測定手段と、前
記Z軸ステージの位置をZ軸方向に移動させるZ軸移動
手段と、前記Z軸ステージの位置をZ軸方向と直交方向
に移動させるXY軸移動手段と、このXY軸移動手段の
移動量を測定するXY軸移動量測定手段と、被検物に対
して相対位置関係が固定的に設けられた基準平面と、こ
の基準平面に対する前記プローブの位置を測定するプロ
ーブ位置測定手段とを備えた形状測定装置において、前
記プローブ位置測定手段の測長光路中に光束径縮小手段
を設けること特徴とする。請求項9に記載の発明は、請
求項8に記載の形状測定装置において、前記プローブ変
位測定手段および前記プローブ変位測定手段による測定
値を一定値に維持するようにZ軸移動手段の位置制御を
行う第三Z軸追従制御手段と、前記プローブ位置手段に
よる測定値とプローブ変位測定手段による測定値との差
を使って前記Z軸移動手段の位置制御を行う第3Z軸位
置制御手段と、前記Z軸追従制御手段および前記Z軸位
置制御手段を切り替えるスイッチからなることを特徴と
する。請求項10に記載の発明は、請求項1、請求項5
および請求項8のいずれか1つの請求項に記載の形状測
定装置において、前記光束径縮小手段は、焦点距離の異
なる少なくとも2枚のレンズからなることを特徴とする
形状測定装置。請求項11に記載の発明は、請求項1、
請求項5および請求項8のいずれか1つの請求項に記載
の形状測定装置において、前記光束径縮小手段は、前記
プローブに設けられた反射板上に光を集光させるよう配
置されたレンズよりなることを特徴とする。請求項12
に記載の発明は、請求項1、請求項5および請求項8の
いずれか1つの請求項に記載の形状測定装置において、
前記XY軸移動量測定手段にダブルパス型レーザ干渉計
を用い、測長光路の延長線上にプローブの先端が位置す
るように前記プローブ変位測定手段がZ軸ステージ上に
設置されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施としての形状測定装置を示す概略図である。図1にお
いて、図示する方向にY軸、Z軸をとり、紙面と垂直方
向にX軸をとる。形状測定装置は、プローブ1と、支持
ばね2と、Z軸テーブルおよびZ軸案内よりなるZ軸ス
テージ3と、Z軸移動用モータ4と、XY軸ステージ5
と、プローブ位置測定手段6と、Z軸移動量測定手段7
と、被検物11と、被検物基準面12と、基準平面13
と、Z軸案内固定用の架台14と、プローブチップ15
と、反射板16とを有している。プローブ位置測定手段
6は、ダブルパス型レーザ干渉計等を用いてなり、被検
物11に対して相対位置関係が固定的に設けられた基準
平面13に対するプローブの位置をプローブ軸上に測長
光路をとって測定する。また、Z軸移動量測定手段7
は、Z軸移動量測定のための光学式リニアエンコーダ等
を用いてなる。プローブチップ15は、被検物11と接
触するものである。反射板16は、プローブに設けられ
ている。図1では、プローブ位置測定手段6は、Z軸ス
テージ3上に固定されるように表わされているが、架台
14に固定されてもよい。形状測定装置の動作モードの
切り替え手段を図2に基づいて説明する。図2において
は、図1と同一構成部品は同一の参照番号が付されてい
る。図2に示すように、形状測定装置は、プローブ位置
測定手段6と、Z軸ステージ3の移動量測定のためのZ
軸移動量測定手段7と、第1Z軸追従制御手段8と、第
1Z軸位置制御手段9と、第1Z軸追従制御モードと第
1Z軸位置制御モードとを切り替えるスイッチ10と、
制御用コンピュータAとを有している。上記のごとき構
成よりなる形状測定機の動作について説明する。まず被
検物基準面12上に被検物11を置く。ここで、大量の
同一形状の被検物を測定する場合には、図示しない位置
決め基準、例えば位置決め用のピンや突当面等を使って
位置決めし、後述する動作を自動で行わせるようにする
とよい。次に、XY軸ステージ5を動作させてプローブ
1を測定開始位置に移動し、更にZ軸ステージ3を動作
させて、被検物11の表面近傍にプローブ1を移動す
る。XY軸ステージ5とZ軸ステージ3の動作順序は逆
でもよい。このときのZ軸ステージ3の動作は、Z軸ス
テージ位置測定手段7によって測定される位置信号を使
った位置制御を、第1Z軸位置制御手段9を使って行
い、これは制御用コンピュータAを使ってスイッチ10
を図2に示す状態に設定することにより達成される。ま
た、Z軸移動量測定手段7は光学式リニアエンコーダの
代わりに、例えば磁気式リニアエンコーダや、光学式、
渦電流式、静容量式等の変位センサやを用いてもよい。
あるいは、モータ4の回転軸に取り付けたロタリーエン
コーダを用いて回転角度から直線移動距離を算出するよ
うにしてもよい。
【0009】制御用コンピュータAは、プローブ位置測
定手段6とZ軸ステージ位置測定手段7との測定値を入
力して、その差出力が変化しない時はスイッチ10を第
1Z軸位置制御手段9側で制御してZ軸ステージ3を駆
動し、プローブ1を被検物11に更に近接させる(この
とき位置制御モードという)。差出力が変化しない間
は、プローブ1と被検物とが接触していないとみなして
差出力が所定値C になるまで更に近接動作を継続する。
制御用コンピュータAは、プローブ位置測定手段6とZ
軸ステージ位置測定手段7との測定値の変化量が所定値
C になったことを判断し、第1Z軸追従制御手段8の側
へスイッチさせるように制御する(このとき追従制御モ
ードという)。追従制御モードの状態でXY軸ステージ
5を動作させると、プローブ1は被検物11に一定荷重
で接触した状態を維持したまま、被検物表面を接触走査
できる。接触走査中にプローブ位置測定手段6による測
定データとXY軸移動量測定手段(図示してない)によ
る測定データとを、同期を取りながら逐次サンプリング
することによって、被検物11表面の立体形状を座標点
群データとして測定することができる。なお、XY軸移
動量測定手段には、ダブルパス型レーザ干渉計を用いて
もよい。その場合、干渉計はZ軸ステージ上に載置する
のがよく、その測長光路はプローブチップ15を同軸上
に含む構成とするのがさらによい。図1に示す構成にお
いて、XY軸ステージ5の可動範囲を表わす仮想面と、
Z軸方向基準平面13との平行度が保たれていないと、
XY軸ステージ5の可動範囲において接触荷重を一定に
維持することができない。そこで、図15を参照しなが
ら、以下に説明するような校正作業を行なって接触荷重
を一定に維持できるようにする。図3に基づいて前記記
制御モードのデータ処理の説明をする。まず、XY軸ス
テージ5の可動範囲において、基準位置(X0、Y0)
を定め、その位置でのプローブ位置測定手段6の測定値
Z0を制御用コンピュータに記憶する(ステップS1
0)。次に、Z軸ステージ3をZ軸方向に固定した状態
で、XY軸ステージ5を駆動しながら、そのときのZ座
標を逐次測定し、XY軸ステージ5の可動範囲における
Z座標の変化を、Z0との相対座標の離散データΔZi
jとして制御用コンピュータに記憶する(ステップS2
0)。
【0010】次に、離散データΔZijをm×n次の多
項式(ΔZ=ΣΣAmn・Xm・Yn)に近似し、そのと
きの多項式の係数Amnを制御用コンピュータに記憶す
る(ステップS30)。上記m×n次の多項式は、基準
平面13に対するXY軸ステージ5のZ軸方向真直度誤
差ΔZを表わすから、図示しないXY軸移動量測定手段
によって測定されたX,Y座標を上式(ΔZ=ΣΣAm
n・Xm・Yn)の右辺に代入することによって,その
X,Y座標位置でのZ方向真直度誤差ΔZが求まる.座
標を追従制御モードにおける目標値を所定の固定値Cと
する代わりに、C−ΔZとすることで、真直度誤差に起
因する接触荷重変動を抑えることが可能になる。次にプ
ローブ位置測定手段6の具体的な構成を説明する。図4
はプローブ位置測定手段6で用いているダブルパス型レ
ーザ干渉計の従来例を示す。13は基準平面、16は反
射板、19は4分の1波長板である。21から入射した
光は偏光ビームスプリッタ18により、偏光方向に従っ
て透過光と反射光に分割される。21から入射した光
は、181で2分割され、透過光は201、202、1
82を経由して22に向かう。1方181で反射した光
は、131、181、161、181、201、20
2、182、162、182、132、182を経由し
て22に向かう。このようにして基準平面13と、反射
板16の距離の変化を干渉縞の明暗として検出する。な
お、前述したように、偏光ビームスプリッタ18とコー
ナーキューブプリズム20は、図1において、Z軸ステ
ージ3上か、Z軸案内固定用架台14上に固定される。
プローブ1の軽量化のためには反射板16はなるべく小
さく軽い方が望ましい、図5は反射板16の面積を小さ
くした場合の本発明の1例を示す。光路中に焦点距離の
異なる2枚のレンズを挿入して、Z軸ステージ3、もし
くはZ軸案内固定用架台14上に固定し、反射板16に
おけるビーム径を縮小する。なお、光の経路は図4と同
様なので省略する。このような構成を採ることにより、
2枚のレンズの両側で光束の並行性が保たれ、Z軸ステ
ージに対してプローブ1がmmオーダーのストロークで
変位しても測定には影響しない。図6は反射板16の面
積を小さくした場合の別の対応例を示す。光路中に凸レ
ンズを挿入して、反射板16上に焦点を結ばせるように
する。この場合の測定光の経路は、21、181、13
1、181、161、182、202、201、18
1、161、182、132、182、22となる。凸
レンズの焦点距離には特に制限はないが、広い測長可能
範囲を確保するためには焦点距離の長い方が焦点深度が
深くなるので望ましい。
【0011】次にプローブ構造の具体例を、図7〜図1
0に基づいて説明する。図7は、プローブを静圧空気軸
受で支持する様子を表している。図7において、1はプ
ローブを示し、2は支持ばねを示し、3はZ軸ステージ
もしくはZ軸ステージに固定される中間部材を示す、2
5はプローブ位置測定手段、または、プローブ変位測定
手段を示し、26は吸気口を示し、27は静圧パッドを
示している。25は、具体的には、例えば光学式、渦電
流式、静電容量式等の各種変位計やレーザ干渉計を示し
ている。プローブ1は吸気口26から供給される高圧空
気と静圧パッド27により非接触で支持され、軸方向に
のみ滑らかに変位できる構造となっている。図8は、図
7と同様にプローブ1を静圧空気軸受で支持する構成で
あるが、支持ばね2の代わりに空気ばねを用いる点が異
なる。図8において、261は浮上用吸気口を示し、2
62は押下用吸気口を示ている。これらの浮上用吸気口
261および押下用吸気口261に供給する空気の圧力
を、図示しない電空レギュレータ等で制御し、所望のば
ね剛性を得る。図8の構成は、接触荷重の設定可能範囲
の拡大に寄与する。図9と図10は静圧空気軸受の代わ
りに平行ばねを用いる構成を示しており、それぞれ弾性
ヒンジと板ばねを利用する例を示している。平行ばねを
用いることで、プローブ1の軸方向の剛性を低くかつ軸
外方向の剛性を高めることができる。
【0012】次に、本発明の第2の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の第2の実施の形態に
おいては、本発明の第1の実施の形態と同じ構成要素に
は同じ参照符号が付される。図11において、図示する
方向にY軸、Z軸をとり、紙面と垂直方向にX軸をと
る。図11に示すように、本発明の第2の実施の形態と
しての形状測定装置は、プローブ1と、支持ばね2と、
Z軸テーブルおよびZ軸案内よりなるZ軸ステージ3
と、Z軸移動用モータ4と、XY軸ステージ5と、被検
物11と、被検物基準面12と、基準平面13と、Z軸
案内固定用の架台14と、プローブチップ15と、反射
板16と、Z軸ステージ位置測定手段28およびプロー
ブ変位測定手段29を有している。以下、本発明の第2
の実施の形態としての形状測定装置の図1と異なる点に
ついてのみ説明を加える。Z軸ステージ位置測定手段2
8は、ダブルパス型レーザ干渉計等を用いたものであ
り、基準平面13に対するZ軸ステージの位置をプロー
ブ軸上を測長光路として測定する。プローブ変位測定手
段29は、具体的には、光学式、渦電流式、静電容量式
等の各種変位計やレーザ干渉計などで構成され、Z軸ス
テージを基準としたプローブ変位を測定するように配置
される。ここで光学式変位計とは、プローブ端部に設け
られた反射板に光を照射し、反射光のエネルギー分布の
変化からプローブ変位を検出するものを指し、具体的に
は、三角測量方式の光学式変位計や、非点収差法やナイ
フエッジ法等の焦点検出方式の光学式変位計を指す。図
12に基づいて本発明の第2の実施の形態としての形状
測定装置の動作モードの切り替え手段を説明する。図1
2においては、図11と同一構成部品は同一の参照番号
が付されている。図12に示すように、形状測定装置
は、Z軸ステージ位置測定手段28と、プローブ変位測
定手段29と、第2Z軸追従制御手段31と、第2Z軸
位置制御手段32と、スイッチ10と、制御用コンピュ
ータAとを有している。上記のごとき構成よりなる形状
測定機の動作について説明する。まず被検物基準面12
上に被検物11を置く。ここで、大量の同一形状の被検
物を測定する場合には、図示しない位置決め基準で被検
物を位置決めし、後述する動作を自動で行わせるように
するとよい。次に、XY軸ステージ5を動作させてプロ
ーブ1を測定開始位置に移動し、更にZ軸ステージ3を
動作させて、被検物11の表面近傍にプローブ1を移動
する。XY軸ステージ5とZ軸ステージ3の動作順序は
逆でもよい。このときのZ軸ステージ3の動作は、Z軸
ステージ位置測定手段28による位置信号を使った位置
制御を第2Z軸位置制御手段32を使って行い、これ
は、制御用コンピュータAを使ってスイッチ10を図1
2に示す状態に設定することにより達成される。
【0013】制御用コンピュータAは、プローブ変位測
定手段29の測定値を入力して、その測定値が変化しな
い時はスイッチ10を第2Z軸位置制御手段32側で制
御してZ軸ステージ3を駆動し、プローブ1を被検物1
1に更に近接させる(このとき位置制御モードとい
う)。差出力が変化しない間は、プローブ1と被検物と
が接触していないとみなして更に近接動作を継続する。
また、制御用コンピュータAは、Z軸ステージ位置測定
手段729の測定値の変化量が所定の量になったことを
判断し、第2Z軸追従制御手段31の側へスイッチさせ
るように制御する(このとき追従制御モードという)。
追従制御モードの状態でXY軸ステージ5を動作させる
と、プローブ1は被検物11に一定荷重で接触した状態
を維持したまま、被検物表面を接触走査できる。接触走
査中に、Z軸ステージ位置測定手段28による測定デー
タ、プローブ変位測定手段29の測定データ、XY軸移
動量測定手段(図示してない)による測定データを、同
期を取りながら逐次サンプリングすることによって、被
検物11表面の立体形状を座標点群データとして測定す
ることができる。なお、XY軸移動量測定手段には、ダ
ブルパス型レーザ干渉計を用いてもよい。その場合、干
渉計はZ軸ステージ上に載置するのがよく、その測長光
路はプローブチップ15を同軸上に含む構成とするのが
さらによい。すべての干渉光学系をZ軸ステージ3上に
配置できない場合には、図4の構成を用いてもよい。こ
の場合、平面ミラー16のみをZ軸ステージ上に配置
し、偏光ビームスプリッタ18、4分の1波長板17、
19、コーナーキューブプリズム20は、架台14に対
して固定する。プローブ変位測定手段29にダブルパス
型レーザ干渉計を用いる場合も同様であり、最も簡単に
は、図4示す干渉光学系が利用でき、更に、図5、図6
に示す光束径縮小手段を適用できる。プローブ変位測定
手段29にダブルパス型レーザ干渉計を用いることの利
点は、光学式、渦電流式、静電容量式等のいわゆる変位
計を用いる場合よりも、大きなプローブ変位を許容する
ので、接触荷重の設定可能範囲を拡大できる点にある。
プローブ構造の具体例については、図7〜図10に基づ
いてすでに述べた通りであるので省略する。
【0014】次に、本発明の第3の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の第3の実施の形態に
おいては、本発明の第1および第2の実施の形態と同じ
構成要素には同じ参照符号が付される。図13におい
て、図示する方向にY軸、Z軸をとり、紙面と垂直方向
にX軸をとる。図13に示すように、本発明の第3の実
施の形態としての形状測定装置は、プローブ1と、支持
ばね2と、Z軸テーブルおよびZ軸案内よりなるZ軸ス
テージ3と、Z軸移動用モータ4と、XY軸ステージ5
と、プローブ位置測定手段6と、被検物11と、被検物
基準面12と、基準平面13と、Z軸案内固定用の架台
14と、プローブチップ15と、反射板16およびプロ
ーブ変位測定手段29を有している。以下、本発明の第
3の実施の形態としての形状測定装置の図1、図11と
異なる点についてのみ説明する。プローブ位置測定手段
6は、ダブルパス型レーザ干渉計等を用いてなり、基準
平面13に対するプローブ1の位置をプローブ軸上に測
長光路をとって測定する。プローブ変位測定手段29
は、具体的には、光学式、渦電流式、静電容量式等の各
種変位計やレーザ干渉計などで構成され、Z軸ステージ
3を基準としたプローブ変位を測定するように配置され
る。ここで光学式変位計とは、プローブ1端部に設けら
れた反射板16に光を照射し、反射光のエネルギー分布
の変化からプローブ1の変位を検出するものを指し、具
体的には、三角測量方式の光学式変位計や、非点収差法
やナイフエッジ法等の焦点検出方式の光学式変位計を指
す。
【0015】図14に基づいて本発明の第3の実施の形
態としての形状測定装置の動作モードの切り替え手段を
説明する。図14においては、図13と同一構成部品に
は同一の参照番号が付されている。図14に示すよう
に、形状測定装置は、プローブ位置測定手段6と、プロ
ーブ変位測定手段29と、第3Z軸追従制御手段33
と、第3Z軸位置制御手段34と、スイッチ10と、制
御用コンピュータAとを有している。プローブ位置測定
手段6は、ダブルパス型レーザ干渉計等を用いてなる。
スイッチ10は、第3Z軸追従制御モードと第3Z軸位
置制御モードとを切り替える。移動用モータ4は、Z軸
ステージ3を移動させるものである。上記のごとき構成
よりなる形状測定機の動作について説明する。まず被検
物基準面12上に被検物11を置く。ここで、大量の同
一形状の被検物を測定する場合には、図示しない位置決
め基準、例えば位置決め用のピンや突当面等を使って位
置決めし、後述する動作を自動で行わせるようにすると
よい。次に、XY軸ステージ5を動作させてプローブ1
を測定開始位置に移動し、更にZ軸ステージ3を動作さ
せて、被検物11の表面近傍にプローブ1を移動する。
XY軸ステージ5とZ軸ステージ3の動作順序は逆でも
よい。このときのZ軸ステージ3の動作は、プローブ位
置測定手段6による位置信号と、プローブ変位測定手段
29の差を使った位置制御を第三Z軸位置制御手段34
を使って行い、これは、制御用コンピュータAを使って
スイッチ10を図14に示す状態に設定することにより
達成される。仮に、プローブ位置測定手段6だけを使っ
て、Z軸位置制御を行うと、プローブ位置測定手段6の
測定値には、支持ばね2を介して支持されたプローブ1
の微小振動が含まれるため、安定した動作を望めない。
そこで上記のように、プローブ位置測定手段6による位
置信号と、プローブ変位測定手段29の差を使うことで
プローブ1の微小振動分を排除でき、安定した動作が達
成できる。
【0016】次に、プローブ変位測定手段29の測定値
をモニタしながら、z軸ステージ3を駆動し、プローブ
1を被検物11に更に近接させる。プローブ変位測定手
段29の測定値が変化しない間は、プローブ1と被検物
とが接触していないとみなして更に近接動作を継続す
る。プローブ1と被検物とが接触すると、支持ばね2が
変形してプローブ変位測定手段29の測定値が変化する
ので、プローブ変位測定手段29の測定値の変化量が所
定の値になるまでZ軸ステージ3を更に移動させる。プ
ローブ変位測定手段29の測定値の変化量が所定の値に
なったら、制御用コンピュータAを使ってスイッチ10
を図14とは逆側にセットし、追従制御モードに切り替
える。この状態でXY軸ステージ5を動作させると、プ
ローブ1は被検物11に一定荷重で接触した状態を維持
したまま、被検物表面を接触走査できる。接触走査中に
プローブ位置測定手段6による測定データとXY軸移動
量測定手段(図示してない)による測定データを、同期
を取りながら逐次サンプリングすることによって、被検
物11表面の立体形状を座標点群データとして測定する
ことができる。なお、XY軸移動量測定手段には、ダブ
ルパス型レーザ干渉計を用いてもよい。その場合、干渉
計はZ軸ステージ上に載置するのがよく、その測長光路
はプローブチップ15を同軸上に含む構成とするのがさ
らによい。プローブ位置測定手段6の具体的な構成およ
び効果については、第1および第2の実施例で述べた通
りであるので省略する。また、プローブ構造の具体例に
ついても、すでに述べた通りであるので省略する。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、プロー
ブ位置を測定するプローブ位置測定手段の測長光路中
に、光束径縮小手段を備えるので、プローブに設ける平
面ミラーの面積を小さくでき、プローブの軽量化を図る
ことができる。請求項2に記載の発明によれば、請求項
1の構成を採用した場合において、第1追従制御モード
と、第1位置制御モードの切り替えを可能にできる。請
求項3記載の発明では、請求項2の構成を採用した場合
において、XY軸ステージ5の可動範囲を表わす仮想面
と、Z方向基準平面との平行度が保たれていない場合で
も、あらかじめ校正して平行度誤差を補正するので、接
触荷重を一定に維持することができる。請求項4に記載
の発明によれば、請求項1の構成を採用した場合におい
て、プローブ位置測定手段にダブルパス型レーザ干渉計
を備えるので、高精度なプローブ位置測定が可能となる
とともに、接触荷重の設定可能範囲を拡大できる。請求
項5に記載の発明によれば、プローブ変位測定手段の測
長光路中に光束径縮小手段を備えるので、プローブに設
ける平面ミラーの面積を小さくでき、プローブの軽量化
を図ることができ、さらに基準平面に対するZ軸ステー
ジの位置と、Z軸ステージに対するプローブの位置とを
分離することで、これ以外にセンサを必要とすることな
く、2つの動作モード(追従制御モードと位置制御モー
ド)と、形状測定のためのデータ取得を実現できる。請
求項6に記載の発明によれば、請求項1の構成を採用し
た場合において、第2追従制御モードと、第2位置制御
モードの切り替えを可能にできる。請求項7に記載の発
明によれば、請求項5の構成を採用した場合において、
Z軸ステージ位置測定手段にダブルパス型レーザ干渉計
を備えるので、高精度なプローブ位置測定が可能となる
とともに、接触荷重の設定可能範囲を拡大できる。
【0018】請求項8に記載の発明によれば、プローブ
変位測定手段の測長光路中に光束径縮小手段を備えるの
で、プローブに設ける平面ミラーの面積を小さくでき、
プローブの軽量化を図ることができ、さらに基準平面に
対するZ軸ステージの位置と、Z軸ステージに対するプ
ローブの位置とを分離することで、これ以外にセンサを
必要とすることなく、2つの動作モード(追従制御モー
ドと位置制御モード)と、形状測定のためのデータ取得
を実現できる。。請求項9に記載の発明によれば、請求
項1の構成を採用した場合において、第3追従制御モー
ドと、第3位置制御モードの切り替えを可能にできる。
請求項10に記載の発明によれば、焦点距離の異なる少
なくとも2枚のレンズを組み合わせて光束径縮小を行う
ので、プローブに設ける平面ミラーの面積を小さくで
き、プローブの軽量化を図ることができる。請求項11
に記載の発明によれば、プローブに設けられた反射板上
に光を集光させるよう集光レンズを配置して光束径縮小
を行うので、プローブに設ける平面ミラーの面積を小さ
くでき、プローブの軽量化を図ることができる。さら
に、請求項11に記載の発明によれば、プローブの可動
範囲に対して十分な焦点深度を確保するように長焦点距
離のレンズを用いるので、接触荷重の設定可能範囲を拡
大できる。請求項12に記載の発明によれば、XY軸ス
テージの移動量測定に、ダブルパス型レーザ干渉計を用
い、測長光路の延長線上にプローブ先端が位置するよう
に、Z軸ステージ上にダブルパス型レーザ干渉計を配置
するので、アッベ誤差を発生させずに高精度なXY座標
測定ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての形状測定装
置を示す概略図である。
【図2】本発明第1の実施の形態としての形状測定装置
の動作モード切り替え手段を示すブロック図である。
【図3】本発明第1の実施の形態としての形状測定装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来の実施例を示す図である。
【図5】本発明における光速径縮小手段の1例を示す図
である。
【図6】本発明における光速径縮小手段の他の例を示す
図である。
【図7】本発明におけるプローブの例を示す図である。
【図8】本発明におけるプローブの他の例を示す断面図
である。
【図9】本発明におけるプローブの他の例を示す断面図
である。
【図10】本発明におけるプローブの他の例を示す断面
図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態としての形状測定
装置を示す概略図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態としての形状測定
装置の動作モード切り替え手段を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施の形態としての形状測定
装置を示す概略図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態としての形状測定
装置の動作モード切り替え手段を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 プローブ、2 支持バネ、3 Z軸ステージ、4
Z軸移動用モータ、5XY軸ステージ、6 プローブ位
置測定手段、7 Z軸移動量測定手段、8第1Z軸追従
制御手段、9 第1Z軸位置制御手段、10 スイッ
チ、11 被検物、12 被検物基準面、13 基準平
面、14 架台、15 プローブチップ、16 反射
板、17 XY軸移動用モータ、26 吸気口、27
静圧パッド、28 Z軸ステージ位置測定手段、29
プローブ変位測定手段、31 第2Z軸追従制御手段、
32 第2Z軸位置制御手段、33 第3Z軸追従制御
手段、34 第3Z軸位置制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F062 AA04 AA62 BC80 CC21 CC26 EE01 EE62 FF05 FG07 FG08 GG37 GG61 GG75 HH05 HH13 HH22 HH34 JJ09 MM04 2F065 AA02 AA09 AA53 BB05 CC22 FF16 FF17 FF52 FF67 GG04 HH04 MM03 MM07 PP02 PP12 TT02 2F069 AA02 AA06 AA66 BB40 GG01 GG06 GG07 GG59 HH01 HH14 HH15 HH30 JJ19 MM04 MM24 PP01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Z軸方向に可動な接触式プローブを弾性
    部材を介して支持するZ軸ステージと、このZ軸ステー
    ジの位置をZ軸方向に移動させるZ軸移動手段と、前記
    Z軸ステージの位置をZ軸方向と直交方向に移動させる
    XY軸移動手段と、被検物に対して相対位置関係が固定
    的に設けられた基準平面と、この基準平面に対するプロ
    ーブの位置を測定するプローブ位置測定手段と、前記X
    Y軸移動手段の移動量を測定するXY軸移動量測定手段
    と、前記Z軸移動手段の移動量を測定するZ軸移動量測
    定手段とを備えた形状測定装置において、前記プローブ
    位置測定手段の測長光路中に光束径縮小手段を設けるこ
    と特徴とする形状測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の形状測定装置におい
    て、前記プローブ位置測定手段による測定値と前記Z軸
    移動量測定手段による測定値との差を所定値に維持する
    ようにZ軸移動手段の位置制御を行う第1Z軸追従制御
    手段と、前記Z軸移動量測定手段による測定値を使って
    前記Z軸移動手段の位置制御を行う第1Z軸位置制御手
    段と、前記Z軸追従制御手段および前記Z軸位置制御手
    段とを切り替えるスイッチからなること特徴とする形状
    測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の形状測定装置おいて、
    前記プローブ位置測定手段による測定値と前記Z軸移動
    量測定手段による測定値との差である所定値は、前記X
    Y軸移動量測定手段による測定値の関数として予めめ与
    えられることを特徴とする形状測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の形状測定装置おいて、
    前記プローブ位置測定手段は、前記プローブの端部に設
    けた反射板と、この反射板と前記Z軸ステージとの間に
    測長光路を有するダブルパス型レーザ干渉計からなるこ
    とを特徴とする形状測定装置。
  5. 【請求項5】 Z軸方向に可動な接触式プローブを弾性
    部材を介して支持するZ軸ステージと、このZ軸ステー
    ジに対するプローブのZ軸方向の変位を測定するプロー
    ブ変位測定手段と、前記Z軸ステージの位置をZ軸方向
    に移動させるZ軸移動手段と、前記Z軸ステージの位置
    をZ軸方向と直交方向に移動させるXY軸移動手段と、
    このXY軸移動手段の移動量を測定するXY軸移動量測
    定手段と、被検物に対して相対位置関係が固定的に設け
    られた基準平面と、この基準平面に対する前記Z軸ステ
    ージの位置を測定するZ軸ステージ位置測定手段とを備
    えた形状測定装置において、前記Z軸ステージ位置測定
    手段の測長光路中に光束径縮小手段を設けること特徴と
    する形状測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の形状測定装置におい
    て、前記プローブ変位測定手段による測定値を一定値に
    維持するように前記Z軸移動手段の位置制御を行う第2
    Z軸追従制御手段と、前記Z軸ステージ位置測定手段に
    よる測定値を使って前記Z軸移動手段の位置制御を行う
    第2Z軸位置制御手段と、前記Z軸追従制御手段および
    前記Z軸位置制御手段を切り替えるスイッチからなるこ
    とを特徴とする形状測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の形状測定装置におい
    て、前記プローブ変位測定手段および前記Z軸ステージ
    位置測定手段のいずれか1方又は両方は、前記プローブ
    の端部に設けた反射板と、この反射板と前記Z軸ステー
    ジとの間に測長光路を有するダブルパス型レーザ干渉計
    からなることを特徴とする形状測定装置。
  8. 【請求項8】 Z軸方向に可動な接触式プローブを弾性
    部材を介して支持するZ軸ステージと、このZ軸ステー
    ジに対するプローブのZ軸方向の変位を測定するプロー
    ブ変位測定手段と、前記Z軸ステージの位置をZ軸方向
    に移動させるZ軸移動手段と、前記Z軸ステージの位置
    をZ軸方向と直交方向に移動させるXY軸移動手段と、
    このXY軸移動手段の移動量を測定するXY軸移動量測
    定手段と、被検物に対して相対位置関係が固定的に設け
    られた基準平面と、この基準平面に対する前記プローブ
    の位置を測定するプローブ位置測定手段とを備えた形状
    測定装置において、前記プローブ位置測定手段の測長光
    路中に光束径縮小手段を設けること特徴とする形状測定
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の形状測定装置におい
    て、前記プローブ変位測定手段および前記プローブ変位
    測定手段による測定値を一定値に維持するようにZ軸移
    動手段の位置制御を行う第三Z軸追従制御手段と、前記
    プローブ位置手段による測定値とプローブ変位測定手段
    による測定値との差を使って前記Z軸移動手段の位置制
    御を行う第3Z軸位置制御手段と、前記Z軸追従制御手
    段および前記Z軸位置制御手段を切り替えるスイッチか
    らなることを特徴とする形状測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項5および請求項8の
    いずれか1つの請求項に記載の形状測定装置において、
    前記光束径縮小手段は、焦点距離の異なる少なくとも2
    枚のレンズからなることを特徴とする形状測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項5および請求項8の
    いずれか1つの請求項に記載の形状測定装置において、
    前記光束径縮小手段は、前記プローブに設けられた反射
    板上に光を集光させるよう配置されたレンズよりなるこ
    とを特徴とする形状測定装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項5および請求項8の
    いずれか1つの請求項に記載の形状測定装置において、
    前記XY軸移動量測定手段にダブルパス型レーザ干渉計
    を用い、測長光路の延長線上にプローブの先端が位置す
    るように前記プローブ変位測定手段がZ軸ステージ上に
    設置されることを特徴とする形状測定装置。
JP2000133908A 2000-05-02 2000-05-02 形状測定装置 Pending JP2001317933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133908A JP2001317933A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 形状測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133908A JP2001317933A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 形状測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317933A true JP2001317933A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18642301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000133908A Pending JP2001317933A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 形状測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317933A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003279309A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Pioneer Electronic Corp レーザ測長器及びレーザ測長方法
JP2005008978A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Denki Kogyo Co Ltd クランクシャフトの高周波誘導加熱装置
JP2006343249A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Canon Inc 形状測定装置および形状測定方法
JP2008051602A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Mitsutoyo Corp 測定装置
JP2008292236A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Panasonic Corp 三次元形状測定装置
JP2009503460A (ja) * 2005-07-26 2009-01-29 カール ツァイス インドゥストリーレ メステクニーク ゲーエムベーハー 触知式座標測定装置のプローブ用センサーモジュール
JP2012237686A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Canon Inc 測定装置
EP2995903A3 (en) * 2014-08-20 2016-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Interferometric measurement apparatus, measurement method, and method of manufacturing article with reduced influence of cyclic errors
JP2018173355A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 三菱重工業株式会社 回転機械、計測装置及び計測方法
CN109974583A (zh) * 2019-04-11 2019-07-05 南京信息工程大学 一种非接触光学元件表面面形测量装置及方法
CN112284302A (zh) * 2020-09-15 2021-01-29 中国科学院上海技术物理研究所 扫描法测量主动光电系统激光收发同轴度的装置及方法
CN112504169A (zh) * 2020-09-15 2021-03-16 中国科学院上海技术物理研究所 一种主动光电系统激光收发同轴度的测试装置及方法
JP2021067648A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 測定用プローブ

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003279309A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Pioneer Electronic Corp レーザ測長器及びレーザ測長方法
JP2005008978A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Denki Kogyo Co Ltd クランクシャフトの高周波誘導加熱装置
JP2006343249A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Canon Inc 形状測定装置および形状測定方法
JP4500736B2 (ja) * 2005-06-10 2010-07-14 キヤノン株式会社 形状測定装置
JP2009503460A (ja) * 2005-07-26 2009-01-29 カール ツァイス インドゥストリーレ メステクニーク ゲーエムベーハー 触知式座標測定装置のプローブ用センサーモジュール
JP2008051602A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Mitsutoyo Corp 測定装置
EP1892727B1 (en) * 2006-08-23 2016-10-12 Mitutoyo Corporation Shape measuring apparatus using an interferometric displacement gauge
JP2008292236A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Panasonic Corp 三次元形状測定装置
JP2012237686A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Canon Inc 測定装置
US10260867B2 (en) 2014-08-20 2019-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Measurement apparatus and method that measure shape of surface while canceling cyclical errors to zero by summing of cyclic errors having different phases
EP2995903A3 (en) * 2014-08-20 2016-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Interferometric measurement apparatus, measurement method, and method of manufacturing article with reduced influence of cyclic errors
JP2018173355A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 三菱重工業株式会社 回転機械、計測装置及び計測方法
CN109974583A (zh) * 2019-04-11 2019-07-05 南京信息工程大学 一种非接触光学元件表面面形测量装置及方法
CN109974583B (zh) * 2019-04-11 2024-03-26 南京信息工程大学 一种非接触光学元件表面面形测量装置及方法
JP2021067648A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 測定用プローブ
CN112729066A (zh) * 2019-10-28 2021-04-30 松下知识产权经营株式会社 测定用探测器以及形状测定装置
JP7340761B2 (ja) 2019-10-28 2023-09-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 測定用プローブ
CN112729066B (zh) * 2019-10-28 2024-04-12 松下知识产权经营株式会社 测定用探测器以及形状测定装置
CN112284302A (zh) * 2020-09-15 2021-01-29 中国科学院上海技术物理研究所 扫描法测量主动光电系统激光收发同轴度的装置及方法
CN112504169A (zh) * 2020-09-15 2021-03-16 中国科学院上海技术物理研究所 一种主动光电系统激光收发同轴度的测试装置及方法
CN112284302B (zh) * 2020-09-15 2022-02-18 中国科学院上海技术物理研究所 扫描法测量主动光电系统激光收发同轴度的装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fan et al. A 6-degree-of-freedom measurement system for the accuracy of XY stages
Liu et al. Development of a laser-based high-precision six-degrees-of-freedom motion errors measuring system for linear stage
US5467289A (en) Method of and an apparatus for measuring surface contour
JP4474443B2 (ja) 形状測定装置および方法
JP2001317933A (ja) 形状測定装置
CN108332678A (zh) 用于测量至少一个长度被测对象的测量装置和方法
Zheng et al. A high-precision laser method for directly and quickly measuring 21 geometric motion errors of three linear axes of computer numerical control machine tools
JP2000266524A (ja) 3次元形状測定機およびその測定方法
JP2012177620A (ja) 計測装置
JP2008096295A (ja) 三次元センサおよび接触プローブ
JP2000304529A (ja) プローブ装置及び形状測定装置
JP5517062B2 (ja) 法線ベクトル追跡型超精密形状測定方法
JP3032334B2 (ja) 表面形状測定の方法および装置
US6351313B1 (en) Device for detecting the position of two bodies
US7353616B2 (en) Shape measuring instrument
JP2023171867A (ja) 多軸レーザ干渉測長器
JP4646520B2 (ja) 3次元形状測定方法及び装置
JPH095059A (ja) 平面度測定装置
Huang et al. Embedded sensor system for five-degree-of-freedom error detection on machine tools
JPH11132752A (ja) 3次元形状測定装置
JP5292668B2 (ja) 形状測定装置及び方法
JP2002228411A (ja) 二次元測定装置
JPH11211427A (ja) 面形状測定装置
NL2032613B1 (en) Position detection system using laser light interferometry.
JP3046635B2 (ja) 超高精度三次元測定機