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【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が開状態から閉状態に遷移するときに、少なくとも予め定める保持時間の間、該低インピーダンス状態が保持されてなることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0015】
本発明に従えば、高インピーダンス手段によってスイッチの接点の開閉状態を、入力信号ラインの入力インピーダンスが、閉状態の接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態よりも高い高インピーダンス状態で判定することができる。低インピーダンス手段は、入力信号ラインを、接点の開状態で低インピーダンス状態に保ち、スイッチの接点が開状態から閉状態に遷移するときに、少なくとも予め定める保持時間の間だけは低インピーダンス状態を継続するので、保持時間の間に閉状態の接点に腐食防止電流を流して、酸化膜を破壊することができる。
【0020】
また本発明は、前記接点が閉状態となっている期間が前記保持時間の経過後にも継続するときに、前記入力信号ラインの入力インピーダンスが定期的に前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされてなることを特徴とする。
【0022】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、該腐食防止電流の電流値の変化が緩慢化して行われることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0023】
本発明に従えば、保持時間に入力信号ラインの入力インピーダンスが低インピーダンス手段により低インピーダンス状態になり、閉状態の接点に流れる腐食防止電流は、電流値の変化が緩慢化されるので、急激に変化することがなく、ノイズ発生を抑制することができる。
【0024】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、接点の開閉についての時間的な情報に基づいて、該保持時間の長さが変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0025】
本発明に従えば、スイッチの接点の開閉についての時間的な情報に基づいて、スイッチの接点が閉状態中に入力信号ラインの入力インピーダンスが低インピーダンス手段により低インピーダンス状態になって腐食防止用の電流が流れる保持時間の長さが変更されるので、たとえば、接点の開閉周期が短くなると保持時間も短くなって、省エネルギや発熱低減を図り、しかも腐食防止も確実に行うことができる。
【0026】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
前記低インピーダンス手段は、スイッチの接点に腐食防止電流を供給する電流供給手段であり、
電流供給手段の温度を検出する温度検出手段を含み、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、温度検出手段が検出する電流供給手段の温度に基づき、温度が高くなると該保持時間が短くなることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0028】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチが閉状態のときの接点のインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段を含み、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、インピーダンス検出手段によって検出される接点のインピーダンスの高低に応じて、該保持時間が長短に変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0029】
本発明に従えば、インピーダンス検出手段によって、スイッチの接点について、閉状態でのインピーダンスを検出する。接点の酸化が進行すると、閉状態でのインピーダンスが高くなるので、低インピーダンス手段による低インピーダンス状態で腐食防止用に供給される電流の保持時間を長くして、酸化膜の確実な除去を図ることができる。
【0030】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、スイッチの使用環境に応じて該保持時間を設定する頻度が変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0031】
本発明に従えば、たとえば周囲温度や、スイッチによる制御のタイミングなどの使用環境に適合して、酸化膜除去用の腐食防止電流が流れる保持時間を変更し、スイッチの接点の腐食防止を有効に図ることができる。
【0032】
また本発明は、スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が開状態から閉状態に遷移すると、少なくとも予め定める遅延時間が経過するまでは、該入力信号ラインの入力インピーダンスは高インピーダンス手段による該高インピーダンス状態にされて、該遅延時間の経過後に、該入力信号ラインの入力インピーダンスは該低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置である。
【0033】
本発明に従えば、スイッチの接点が閉状態から開状態に遷移する際にはチャタリングが生じる。接点が短時間の繰返しで閉状態になっても、腐食防止電流が流れる低インピーダンス状態に移行するのは予め設定される遅延時間が過ぎてからであるので、チャタリングによる瞬間的な大電流の流出を防止することができる。
【0034】
また本発明で、前記遅延時間は、前記スイッチのチャタリングに対応する時間であることを特徴とする。
【0035】
本発明に従えば、スイッチの接点が開状態と閉状態との間で遷移するときに生じるチャタリングに対応する時間として遅延時間を設定するので、チャタリングの影響を避けることができる。
【0036】
また本発明で、前記低インピーダンス手段に供給される電源電圧は、前記高インピーダンス手段に供給される電源電圧よりも高いことを特徴とする。
【0037】
本発明に従えば、低インピーダンス手段に供給される電源電圧は、高インピーダンス手段に供給される電源電圧よりも高いので、スイッチの接点が閉状態のときに、低インピーダンス手段は腐食防止電流として容易に大電流を供給し、確実に腐食防止を図ることができる。
【0057】
図14は、本発明の参考形態として、スイッチの接点腐食防止装置70の概略的な電気的構成を示す。本実施形態には、抵抗71およびコンデンサ72と、切換えスイッチ73とを含む電流供給回路74は、制御回路76によって切換えスイッチ73が制御される。切換えスイッチ73は、機械的な接点を有するリレーなどを使用したり、電子的なスイッチング素子を用いて構成することができる。本実施形態のスイッチの接点腐食防止装置70も、コンデンサ72を除いて容易にIC化することができる。コンデンサ72の容量を数100pF以上に大きくする場合は、コンデンサ72を外付けとしてIC化することができる。
【0058】
電流供給回路74では、スイッチ21の接点の開閉状態に応じた電気的な入力を行う際に、接点に定格電流容量に対応する腐食防止用の電流を流すために、電流を供給するか否かを切換えスイッチ73で制御可能である。電流供給を行わないときには、コンデンサ72に電源ライン25から抵抗71を介して電荷を蓄える充電を行い、電流供給時にはコンデンサ72に蓄えられた電荷を放電する。スイッチ21の接点が閉状態であれば、切換えスイッチ73を充電側から放電側に切換えることによって、接点に腐食防止用の電流を供給することが可能となる。切換えスイッチ73の切換えは、制御回路76によって制御される。制御回路76は、スイッチ21の接点の開閉状態を検知して、接点が閉状態のときに、電荷が充電されていれば、電流供給手段74から接点への電流供給を行うように制御する。
【0060】
図16は、本発明の実施の第10形態として、スイッチの接点腐食防止装置80の概略的な電気的構成を示す。本実施形態では、電流供給回路24に電源ライン25Aから、スイッチ21の開閉状態の入力のためなど、他の回路部分に電源ライン25Bから印加する電圧よりも高い電圧を印加する。たとえば自動車にスイッチの接点腐食防止装置80を含むECUなどを搭載する場合、電源ライン25Aには、発電機やバッテリから直接供給される+Bラインからの電圧を与える。電源ライン25Bには、ロジック回路用に安定化された電圧を与える。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、スイッチの接点が開状態のときには、入力信号ラインの入力インピーダンスは、高インピーダンス手段が接点の開閉状態を判定するための入力インピーダンスよりも低い低インピーダンス状態となって、耐ノイズ性などを向上させて、信頼性が高い入力を行うことができる。入力インピーダンスが低くなっても、スイッチの接点は開状態であるので、大電流は流れず、消費電力の増加や発熱の増加を招くことはない。スイッチの接点が閉状態となれば、保持時間だけ接点に腐食防止用の電流が供給され、消費電力や発熱の増大を避けながら、接点の酸化膜を除去して腐食防止を有効に図ることができる。
【0070】
また本発明によれば、たとえば周囲温度などの使用環境に適合して保持時間を変更し、スイッチの接点の腐食防止を有効に図ることができる。
【0071】
また本発明によれば、スイッチの接点が閉状態から開状態に遷移する際に生じるチャタリングで、接点が短時間の繰返しで閉状態になっても、瞬間的な大電流の流出を防止することができる。
【0072】
また本発明によれば、遅延時間をチャタリングに対応させるので、チャタリングの影響を避けることができる。
【図14】
本発明の参考形態として、スイッチの接点腐食防止装置70の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図15】
図14の参考形態で、スイッチ21のオン・オフ操作と、接点に流れる負荷電流の変化とを示すタイムチャートである。
【図16】
本発明の実施の第10形態として、スイッチの接点腐食防止装置80の概略的な電気的構成を示すブロック図である。

Claims (10)

  1. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が開状態から閉状態に遷移するときに、少なくとも予め定める保持時間の間、該低インピーダンス状態が保持されてなることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  2. 前記接点が閉状態となっている期間が前記保持時間の経過後にも継続するときに、前記入力信号ラインの入力インピーダンスが定期的に前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされてなることを特徴とする請求項1記載のスイッチの接点腐食防止装置。
  3. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、該腐食防止電流の電流値の変化が緩慢化して行われることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  4. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、接点の開閉についての時間的な情報に基づいて、該保持時間の長さが変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  5. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    前記低インピーダンス手段は、スイッチの接点に腐食防止電流を供給する電流供給手段であり、
    電流供給手段の温度を検出する温度検出手段を含み、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、温度検出手段が検出する電流供給手段の温度に基づき、温度が高くなると該保持時間が短くなることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  6. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチが閉状態のときの接点のインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段を含み、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、インピーダンス検出手段によって検出される接点のインピーダンスの高低に応じて、該保持時間が長短に変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  7. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が閉状態中に予め定められる保持時間には、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れるとともに、スイッチの使用環境に応じて該保持時間を設定する頻度が変更されることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  8. スイッチの接点の開閉状態を判定するための入力信号ラインに接続され、該入力信号ラインの入力インピーダンスを、閉状態のスイッチの接点に腐食防止電流を流すことが可能な低インピーダンス状態にしうる低インピーダンス手段と、
    該入力信号ラインに接続され、低インピーダンス手段のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有する高インピーダンス手段とを備えるスイッチの腐食防止装置において、
    スイッチの接点が開状態の間、入力信号ラインの入力インピーダンスが前記低インピーダンス手段により低インピーダンス状態に保たれ、スイッチの接点が開状態から閉状態に遷移すると、少なくとも予め定める遅延時間が経過するまでは、該入力信号ラインの入力インピーダンスは高インピーダンス手段による該高インピーダンス状態にされて、該遅延時間の経過後に、該入力信号ラインの入力インピーダンスは該低インピーダンス状態にされて腐食防止電流が流れることを特徴とするスイッチの接点腐食防止装置。
  9. 前記遅延時間は、前記スイッチのチャタリングに対応する時間であることを特徴とする請求項8記載のスイッチの腐食防止装置。
  10. 前記低インピーダンス手段に供給される電源電圧は、前記高インピーダンス手段に供給される電源電圧よりも高いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のスイッチの接点腐食防止装置。
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