JP5127387B2 - 車両用の電源装置 - Google Patents

車両用の電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5127387B2
JP5127387B2 JP2007257578A JP2007257578A JP5127387B2 JP 5127387 B2 JP5127387 B2 JP 5127387B2 JP 2007257578 A JP2007257578 A JP 2007257578A JP 2007257578 A JP2007257578 A JP 2007257578A JP 5127387 B2 JP5127387 B2 JP 5127387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
precharge
current
resistor
circuit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007257578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009089535A (ja
Inventor
明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007257578A priority Critical patent/JP5127387B2/ja
Publication of JP2009089535A publication Critical patent/JP2009089535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5127387B2 publication Critical patent/JP5127387B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両を走行させるのに使用する車両用の電源装置に関し、とくに、メインスイッチをオンにするときに、モーターを駆動するインバータである負荷に並列に接続しているコンデンサーをプリチャージするプリチャージ回路を有する電源装置に関する。
ハイブリッドカーや燃料電池車等は、バッテリの出力をインバータで制御してモーターに供給する。すなわち、インバータがバッテリの負荷となる。このインバータは、バッテリ側に大容量のコンデンサーを接続している。コンデンサーは、バッテリと並列に接続されて、モーターに瞬間的な大電流を供給する。コンデンサーがモーターに供給できる瞬間電力は、コンデンサーの静電容量に比例する。したがって、このコンデンサーは、静電容量を4000〜6000μFと極めて大容量としている。
ところで、車両用の電源装置は、走行用バッテリの出力側にコンタクタを設けている。走行用バッテリは、このコンタクタを介して、並列にコンデンサーを接続している負荷のインバータに接続される。このコンタクタは、メインスイッチをオンにするときにオンに切り換えられて、走行用バッテリを負荷のインバータに接続する。この回路構成の電源装置は、コンデンサーをプリチャージした後に、コンタクタをオンに切り換える必要がある。コンデンサーをプリチャージしないでコンタクタをオンに切り換えると、コンタクタの接点がコンデンサーを充電する過大な電流で溶着するおそれがあるからである。
メインスイッチをオンに切り換えるときに、コンタクタが溶着するのを防止するためにプリチャージ回路を備える電源装置が開発されている(特許文献1参照)。
この公報に記載される電源装置は、プリチャージ回路でコンデンサーをプリチャージした後に、コンタクタをオンに切り換える。このため、コンタクタの接点を大きなコンデンサーの充電電流で溶着することがない。プリチャージ回路は、コンデンサーの充電電流を制限するプリチャージ抵抗を備えている。プリチャージ抵抗の電気抵抗を10Ω、走行用バッテリの出力電圧を400Vとする電源装置は、プリチャージスイッチをオンに切り換えた瞬間に、コンデンサーを充電する40Aのピーク電流が流れる。このピーク電流が流れる状態における、プリチャージ抵抗の消費電力は、16000Wと極めて大きい。ただ、コンデンサーの充電電流はコンデンサーが充電されるにしたがって減少し、また、コンデンサーが短時間で充電されるので、プリチャージ抵抗の平均的な消費電力はピーク電力に比較して小さくなる。ただ、ピーク電力が極めて大きいので、プリチャージ抵抗には、相当に大きな許容電力の抵抗器、たとえば数Wから数十Wの抵抗器を使用している。このような数Wから数十Wのプリチャージ抵抗は、コンデンサーをプリチャージするときの充電電流で相当に加熱される。ただ、コンデンサーをプリチャージした後は電流が遮断されるので、このときに冷却される。
しかしながら、エンジンがかからず、何回も繰り返しメインスイッチがオンに切り換えられると、プリチャージ抵抗は十分に冷却されない状態で何回もプリチャージ電流で再加熱される。プリチャージ抵抗は、プリチャージ電流で加熱された後、冷却する状態で使用できるW数のものを使用しているので、何回も繰り返し再加熱されると非常に高温になる。プリチャージ抵抗が高温に加熱されると、発熱でプリチャージ抵抗が故障し、また、プリチャージ抵抗の近傍を加熱して、溶融したり変形される弊害が発生する。
この弊害をさけることを目的として、本発明者は、メインスイッチをオンにする回数をカウントし、このカウンタ値が設定値になると、プリチャージスイッチをオフに保持する電源装置を開発した。(特許文献2参照)
特開2001−65437号公報 特開2005−295697号公報
特許文献2の電源装置は、プリチャージスイッチをオンに切り換える回数をカウントしてプリチャージスイッチをオフに保持する。この方法は、プリチャージ抵抗の温度を直接に検出しない。プリチャージスイッチをオンに切り換える回数からプリチャージ抵抗の温度を推測して、プリチャージスイッチをオフに保持する。したがって、常に最適な状態でプリチャージスイッチを制御するのが難しい。それは、種々の要因で、プリチャージ抵抗の温度が変化するからである。たとえば、完全に放電されたコンデンサーをプリチャージする状態と、完全には放電されないコンデンサーをプリチャージする状態では、プリチャージ抵抗の温度が相当に変化するからである。この欠点は、プリチャージ抵抗の温度を検出してプリチャージスイッチをオフに保持する回路で解消できる。しかしながら、プリチャージ抵抗の温度を検出する回路は、温度センサを必要とすることに加えて、必ずしも理想的な状態でプリチャージスイッチをオフに保持できない。それは、プリチャージ抵抗は、流れる電流によるジュール熱で発熱されるが、発熱と温度上昇とに時間遅れがあるからである。たとえば、プリチャージ抵抗には、ワット数が大きいことから、主としてセメント抵抗が使用される。セメント抵抗はセラミックの内部にニクロム線を埋設した構造である。このセメント抵抗は、内部のニクロム線が発熱して表面の温度が上昇するのに時間遅れがある。温度センサは、プリチャージ抵抗の表面温度を検出する。このため、プリチャージ抵抗の内部では相当に高温に発熱していても、抵抗全体の温度が均一な温度になっていない状態では、温度センサでプリチャージ抵抗の温度を正確に検出できない。さらに、現実の使用状態において、車両のメインスイッチが繰り返しオンオフに切り変えられる時間間隔は相当に短い。このため、プリチャージ抵抗の内部が発熱して高温であるにもかかわらず、表面温度が設定値よりも低い状態では、プリチャージスイッチをオフに保持できない。
本発明は、さらにこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な回路構成としながら、メインスイッチを繰り返しオンオフに切り変えて、プリチャージ抵抗が高温に加熱される状態を理想的な状態で検出して、プリチャージ抵抗の高温障害を有効に防止できる車両用の電源装置を提供することにある。
本発明の車両用の電源装置は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
車両用の電源装置は、車両を走行させるモーター21を駆動する走行用バッテリ1と負荷20との間に接続されて、走行用バッテリ1から負荷20への電力供給をオンオフに切り換えるコンタクタ2と、このコンタクタ2と並列に接続されて、車両のメインスイッチ8から入力されるオン信号で負荷20と並列に接続しているコンデンサー13をプリチャージするプリチャージ回路3と、このプリチャージ回路3とコンタクタ2を制御する制御回路4とを備えている。プリチャージ回路3は、プリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗6と、このプリチャージ抵抗6に直列に接続しているプリチャージスイッチ7とを備えている。制御回路4は、プリチャージ抵抗6の電流を検出してコンデンサー13をプリチャージするスイッチを制御する保護回路9を備えている。
保護回路9は、プリチャージ抵抗6の電流を検出する電流検出回路10と、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられるタイミングからプリチャージ抵抗6のピーク電流を検出するタイミングを特定するタイミング回路13とを備える。さらに、このタイミング回路13から出力されるタイミング信号で前記プリチャージ抵抗6のピーク電流を検出するように構成される。保護回路9が検出するピーク電流が、設定値よりも小さくなると、保護回路9がコンタクタ2をオフに保持する。
コンデンサーをプリチャージするスイッチは、プリチャージスイッチ7又はコンタクタ2である。コンデンサー13は、コンタクタ2とプリチャージスイッチ7の両方をオンに切り換えてプリチャージされるので、コンタクタ2とプリチャージスイッチ7のいずれか一方をオフにしてコンデンサー13のプリチャージを阻止できるからである。すなわち、制御回路4が、プリチャージスイッチ7とコンタクタ2のいずれかをオフに制御してプリチャージ抵抗6の過熱を防止できるからである。
本発明の請求項2の車両用の電源装置は、タイミング回路13は、保護回路9がプリチャージスイッチ7をオンに切り換える信号をトリガー信号として、所定のタイミング信号を出力する。
本発明の請求項3の車両用の電源装置は、プリチャージ抵抗6は、セメント抵抗で構成される。
本発明の車両用の電源装置は、メインスイッチを繰り返しオンにしても、プリチャージ抵抗が異常な温度に加熱されるのを確実に防止できる特長がある。それは、本発明の電源装置が、プリチャージ回路とコンタクタを制御する制御回路に、プリチャージ抵抗の電流を検出してプリチャージするスイッチを制御する保護回路を設けているからである。プリチャージ抵抗は電流が流れるとジュール熱を発生する。ジュール熱は、電流の二乗と電気抵抗の積で特定される。したがって、プリチャージ抵抗の電流からプリチャージ抵抗の発熱量を特定できる。ジュール熱による発熱は、プリチャージ抵抗の温度を上昇させる。発熱によってプリチャージ抵抗の温度が上昇するので、発熱量の検出は、温度が上昇する以前に検出される。すなわち、プリチャージ抵抗は、内部で発熱した後、この発熱によって温度が上昇する。したがって、本発明の電源装置は、プリチャージ抵抗の温度が上昇する前に、プリチャージ抵抗の温度が上昇することを検出できる。このことは、プリチャージ抵抗の異常な温度上昇を防止するためには大切である。それは、温度が上昇することを検出して、プリチャージスイッチをオフに保持すると、温度を検出した後にプリチャージ抵抗の温度がさらに上昇することがあるからである。とくに、プリチャージ回路がコンデンサーをプリチャージする時間は相当に短く、プリチャージ抵抗に電流が流れる時間は極めて短い。プリチャージ抵抗は、瞬時にプリチャージ電流が流れて内部で発熱し、この発熱で温度が上昇する。さらに、ユーザーが車両のメインスイッチを何回もオンに切り換えるタイミングも短い。それは、車両をスタートさせるときに、エンジンが始動しないことからメインスイッチをオンに切り換えるからである。本発明の電源装置は、電流、すなわち発熱を検出してプリチャージするスイッチをオフに制御するので、温度を検出する装置に比較して速やかにプリチャージするスイッチをオフに制御できる。さらに、本発明は、メインスイッチをオンに切り換える回数をカウントするのではなく、プリチャージ抵抗の発熱量を特定する電流を検出してプリチャージするスイッチを制御するので、プリチャージ抵抗を理想的な状態で保護できる。それは、プリチャージ抵抗の温度を特定する発熱量からプリチャージするスイッチをオフに制御して、プリチャージ抵抗の温度上昇を阻止するからである。したがって、本発明の電源装置は、メインスイッチが繰り返しオンに切り換えられても、プリチャージ抵抗が異常な温度に加熱されるのを確実に防止できる。
とくに、本発明の請求項2の電源装置は、保護回路でもって、プリチャージ抵抗の温度が設定温度よりも高くなる高温電流値を検出して、プリチャージするスイッチをオフに保持する。この電源装置は、プリチャージ抵抗の電流値を高温電流値を比較して、プリチャージするスイッチをオフに制御できる。とくに、本発明の請求項3の電源装置は、高温電流値をプリチャージ抵抗に流れるピーク電流として、プリチャージ抵抗のピーク電流が設定値よりも小さくなると、コンタクタをオフに保持する。
また、本発明の請求項4の電源装置は、プリチャージするスイッチがオンに切り換えられるタイミングからプリチャージ抵抗のピーク電流を検出するタイミングを特定するタイミング回路を備えており、このタイミング回路から出力されるタイミング信号でプリチャージ抵抗のピーク電流を検出する。この電源装置は、プリチャージ抵抗のピーク電流を正確に検出できる。とくに、プリチャージ抵抗の電流を検出するサンプリング周期がピーク電流の時間帯よりも遅い回路を使用して、ピーク電流を正確に検出できる。このため、ピーク電流から正確にプリチャージ抵抗の温度上昇を確実に阻止できる。
また、本発明の請求項5の電源装置は、高温電流値を、設定時間内においてプリチャージ抵抗に流れる電流の積分値とし、この電流の積分値が設定値よりも大きい状態で、プリチャージするスイッチをオフに保持する。プリチャージ抵抗の発熱量は電流の積分値に比例することから、電流の積分値でプリチャージするスイッチをオフに制御することでより正確にプリチャージ抵抗を保護できる。
さらにまた、本発明の請求項6の電源装置は、保護回路が、プリチャージ抵抗に流れる電流からプリチャージ抵抗の温度を演算する関数又はテーブルを記憶しており、電流から演算されるプリチャージ抵抗の温度が設定温度を超えるとプリチャージするスイッチをオフに保持する。この電源装置はプリチャージ抵抗の電流から温度を検出し、温度を設定値に比較してプリチャージするスイッチをオフに制御するので、プリチャージ抵抗が設定温度よりも高くなるのを確実に防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1に示す車両用の電源装置は、ハイブリッドカー、燃料電池車、電気自動車等の車両に搭載されて、負荷20として接続されるモーター21を駆動して車両を走行させる。走行用バッテリ1の負荷20となるモーター21は、インバータ22を介して走行用バッテリ1に接続される。インバータ22は、走行用バッテリ1の直流を3相の交流に変換して、モーター21への供給電力をコントロールする。
この図の電源装置は、走行用バッテリ1と、この走行用バッテリ1の出力側に接続されて、負荷20への電力供給をオンオフに切り換えるコンタクタ2と、このコンタクタ2をオンに切り換える前に、負荷20のコンデンサー23をプリチャージするプリチャージ回路3と、このプリチャージ回路3とコンタクタ2をオンオフに制御する制御回路4とを備える。
負荷20は、インバータ22の出力側にモーター21を接続している。負荷20であるインバータ22は、並列に大容量のコンデンサー23を並列に接続している。このコンデンサー23は、コンタクタ2をオンに切り換える状態で、走行用バッテリ1と両方から負荷20のインバータ22に電力を供給する。とくに、コンデンサー23からは、負荷20のインバータ22に瞬間的に大電力を供給する。走行用バッテリ1に並列にコンデンサー23を接続することで、負荷20に供給できる瞬間電力を大きくできる。コンデンサー23から負荷20のインバータ22に供給できる瞬間最大電力は、静電容量に比例するので、このコンデンサー23には、たとえば4000〜6000μFと極めて大きい静電容量のものが使用される。放電状態にある大容量のコンデンサー23が、出力電圧の高い走行用バッテリ1に接続されると、瞬間的に極めて大きいチャージ電流が流れる。コンデンサー23のインピーダンスが極めて小さいからである。
走行用バッテリ1は、インバータ22を介して車両を走行させるモーター21を駆動する。モーター21に大電力を供給できるように、走行用バッテリ1は多数の二次電池5を直列に接続して出力電圧を高くしている。二次電池5は、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池が使用される。ただ、二次電池には、ニッケルカドミウム電池など充電できる全ての電池を使用できる。走行用バッテリ1は、モーター21に大電力を供給できるように、たとえば、出力電圧を300〜400Vと高くしている。ただし、電源装置は、走行用バッテリの出力側にDC/DCコンバータ(図示せず)を接続して、走行用バッテリの電圧を昇圧して、負荷に電力を供給することもできる。この電源装置は、直列に接続する二次電池5の個数を少なくして、走行用バッテリ1の出力電圧を低くできる。したがって、走行用バッテリ1は、たとえば出力電圧を150〜400Vとすることができる。
プリチャージ回路3は、車両のメインスイッチ8から入力されるオン信号で、コンタクタ2をオンに切り換えるに先だって、負荷20のコンデンサー23をプリチャージする。メインスイッチ8は、車両を走行させるときにオンに切り換えられるイグニッションスイッチなどのスイッチである。プリチャージ回路3は、コンデンサー23の充電電流を制限しながらコンデンサー23をプリチャージする。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6にプリチャージスイッチ7を直列に接続している。プリチャージ抵抗6は、負荷20のコンデンサー23のプリチャージ電流を制限する。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を大きくしてプリチャージ電流を小さくできる。たとえば、プリチャージ抵抗6は、10Ω、30Wのセメント抵抗である。このプリチャージ抵抗6は、出力電圧400Vの走行用バッテリ1がコンデンサー23を充電するピークの充電電流を40Aに制限する。プリチャージ抵抗6は、電気抵抗を大きくしてプリチャージ電流の最大値を小さくできる。ただ、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を大きくすると、コンデンサー23をプリチャージする時間が長くなる。プリチャージ電流が小さくなるからである。また、プリチャージ抵抗6がコンデンサー23をプリチャージするときのピーク消費電力、すなわちジュール熱による発熱量は、走行用バッテリ1の電圧の自乗に比例して、プリチャージ抵抗6の電気抵抗に反比例する。したがって、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を小さくすると電流が増加してピークの消費電力が大きくなる。プリチャージ抵抗6の電気抵抗は、プリチャージ電流とプリチャージ時間と消費電力を考慮して、たとえば、5〜20Ω、好ましくは6〜18Ω、さらに好ましくは6〜15Ωに設定される。
プリチャージ抵抗6は、コンデンサー23をプリチャージする電流のジュール熱で加熱される。プリチャージ抵抗6が加熱される温度は、その許容電力であるW数を大きくすると低く、W数を小さくすると高温になる。W数の大きいプリチャージ抵抗は、大型でコストも高くなる。とくに、この種の用途に使用されるプリチャージ抵抗6は、数十Wと大型であるから、さらにW数を大きくすることは、配置するスペースを大きくすることから非常に難しい。ただ、プリチャージ抵抗6のW数を小さくすると、高温に加熱されて周囲の部材に熱障害を与える。したがって、プリチャージ抵抗6のW数は、電気抵抗とメインスイッチ8を連続してオンに切り換える頻度等を考慮して、20〜50Wのものを使用する。
プリチャージ回路3は、コンタクタ2の接点に並列に接続される。図の電源装置は、プラス側とマイナス側の両方にコンタクタ2を設けて、プラス側のコンタクタ2Aの接続と並列にプリチャージ回路3を接続している。この電源装置は、マイナス側のコンタクタ2Bをオンとし、プラス側のコンタクタ2Aをオフとする状態で、プリチャージ回路3でコンデンサー23をプリチャージする。プリチャージ回路3でコンデンサー23がプリチャージされると、プラス側のコンタクタ2Aをオフからオンに切り換えて、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。ただし、制御回路は、プリチャージスイッチをオンに切り換えた後、−側のコンタクタをオンに切り換えてコンデンサーをプリチャージすることもできる。
プリチャージ回路3は、プリチャージスイッチ7をオンにして、コンデンサー23をプリチャージする。プリチャージスイッチ7は、リレー等の機械的な接点を有するスイッチである。ただ、プリチャージスイッチは、トランジスターやFET等の半導体スイッチング素子も使用できる。半導体スイッチング素子のプリチャージスイッチは、接点のように劣化がないので寿命を長くできる。
制御回路4は、プリチャージ抵抗6の温度が所定の温度よりも高くならないように、プリチャージスイッチ7を制御しながらコンタクタ2をオンに切り換える。プリチャージ抵抗6が過熱されない状態において、制御回路4は、メインスイッチ8からのオン信号を検出して、マイナス側のコンタクタ2Bをオン、プラス側のコンタクタ2Aをオフに制御して、プリチャージスイッチ7をオンに切り換える。プリチャージスイッチ7とマイナス側のコンタクタ2Bを介してコンデンサー23はプリチャージされる。このとき、プリチャージ電流は、プリチャージ抵抗6で制限される。コンデンサー23がプリチャージされた後、プラス側のコンタクタ2Aをオンに切り換えて、プリチャージスイッチ7をオフに切り換える。
電動車両は、メインスイッチをオンに切り換えても、車両を正常な走行状態にできないことがある。たとえば、メインスイッチをオンに切り換えた直後にシフトレバーを操作するなどすると、正常な走行状態にできない。この場合、ドライバーは、メインスイッチをオフに切り換えた後、再びオンに切り換える。メインスイッチがオンに切り換えられると、再びコンデンサーがプリチャージされる。したがって、プリチャージ抵抗には繰り返し、プリチャージ電流が流れる。プリチャージ抵抗はプリチャージする毎に流れる電流のジュール熱で加熱される。したがって、何回も繰り返しメインスイッチがオンに切り換えられると、プリチャージ抵抗の加熱回数が多くなって、温度が上昇する。コンデンサーのプリチャージにおいて、プリチャージ抵抗には瞬間的に極めて大きな電流が流れる。この電流の消費電力に耐える容量のプリチャージ抵抗は使用されない。したがって、コンデンサーのプリチャージが繰り返されると、プリチャージ抵抗の温度は次第に上昇して過熱される。
制御回路4は、プリチャージ抵抗6の過熱を防止するために、プリチャージ抵抗6の過熱を防止する保護回路9を備える。保護回路9はプリチャージ抵抗6の電流を検出して、プリチャージスイッチ7を制御する。したがって、保護回路9は、プリチャージ抵抗6の電流を検出する電流検出回路10から電流信号が入力される。車両用の電源装置は、走行用バッテリ1の電流を検出する電流検出回路10を備えている。保護回路9は、この電流検出回路10を利用してプリチャージ抵抗6の電流を検出する。図の電流検出回路10は、電流センサ11とこの電流センサ11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ12とを備えている。この電流検出回路10は、プリチャージ抵抗6の電流をデジタル信号として保護回路9に入力する。
保護回路9は、プリチャージ抵抗6の温度が設定温度よりも高くなる高温電流値を検出して、プリチャージするスイッチをオフに保持する。保護回路9は、高温電流値をプリチャージ抵抗6に流れるピーク電流として、プリチャージ抵抗6のピーク電流が設定値よりも小さくなると、コンタクタ2をオフに保持する。プリチャージ抵抗6は温度が高くなると電気抵抗が大きくなるので、プリチャージ電流のピーク値は小さくなる。したがって、プリチャージ電流のピーク値を検出してプリチャージ抵抗6の温度を検出できる。ただし、ピーク電流が検出されるプリチャージ抵抗の温度は、抵抗器の表面温度ではなく、抵抗素子の温度である。セメント抵抗にあってはセラミックに埋設していニクロム線の温度である。したがって、プリチャージ抵抗6のピーク電流から検出する温度は、プリチャージ抵抗6の表面温度を検出する温度センサよりも時間遅れを小さくして速やかに温度を検出できる。
図2と図3はプリチャージスイッチ7をオンに切り換えてプリチャージ抵抗6に流れる電流の変化を示している。図2は低温のプリチャージ抵抗の電流特性、図3は高温のプリチャージ抵抗の電流特性をそれぞれ示している。これらの図に示すように、プリチャージ抵抗6は、温度が高くなるとピーク電流が小さくなる。温度が高くなると電気抵抗が大きくなるからである。したがって、保護回路9は、プリチャージ抵抗6のピーク電流を検出し、このピーク電流が設定値よりも小さくなると、プリチャージスイッチ7をオンに切り換えることなくオフに保持して、プリチャージ抵抗6の発熱を防止する。
さらに、図1の保護回路9は、プリチャージ抵抗6のピーク電流を正確に検出するために、プリチャージするスイッチがオンに切り換えられるタイミングからプリチャージ抵抗6のピーク電流を検出するタイミングを特定するタイミング回路13を備えている。このタイミング回路13から出力されるタイミング信号は、A/Dコンバータ12に入力される。A/Dコンバータ12は、タイミング信号が入力されるタイミングで、プリチャージ抵抗6に流れる電流のピーク値を検出する。タイミング回路13は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換えて電流がピークになるタイミングにタイミング信号をA/Dコンバータ12に出力する。タイミング回路13は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換える信号をトリガー信号として、タイミングを出力する。ただし、タイミング回路13は、メインスイッチ8をオンに切り換えてプリチャージスイッチ7をオンに切り換えるタイミングを一定に制御することで、メインスイッチ8をオンに切り換える信号をトリガー信号として、A/Dコンバータ12にタイミング信号を出力することもできる。
さらに、保護回路9は、高温電流値を、設定時間内においてプリチャージ抵抗6に流れる電流の積分値とすることもできる。電流の積分値がジュール熱による発熱量を特定するからである。この保護回路9は、電流の積分値が設定値よりも大きい状態で、プリチャージするスイッチをオフに保持する。
さらにまた、保護回路9は、プリチャージ抵抗6に流れる電流からプリチャージ抵抗6の温度を演算する関数又はテーブルをメモリに記憶し、検出する電流から演算されるプリチャージ抵抗6の温度が設定温度を超えるとプリチャージするスイッチをオフに保持することもできる。
保護回路9は、プリチャージ抵抗6の温度が高温になる状態では、プリチャージするスイッチをオフに保持して、コンデンサー23のプリチャージを停止する。この状態になると、コンデンサー23がプリチャージされないことから、制御回路4はコンタクタ2をオンに切り換えない。したがって、走行用バッテリ1から負荷20に電力が供給されず、車両を走行できる状態にできない。したがって、制御回路4は、プリチャージ抵抗6の温度が低下したことを検出して、プリチャージを再開し、あるいはタイマでもって設定時間経過したことを検出して、メインスイッチ8のオン信号でプリチャージするスイッチをオンに切り換えてプリチャージを再開する。
制御回路4は、プリチャージ回路3でコンデンサー23をプリチャージした後、プリチャージ回路3と並列に制御しているプラス側のコンタクタ2Aをオンに切り換えて、走行用バッテリ1から負荷20に電力を供給できる状態、すなわち走行用バッテリ1でモーター21を駆動して車両を走行できる状態とする。
コンタクタ2は、機械的に可動する接点を有するリレーである。制御回路4は、プラス側のコンタクタ2Aをオフに保持して、マイナス側のコンタクタ2Bのみをオンに切り換える。この状態で、プリチャージ回路3でコンデンサー23をプリチャージする。コンデンサー23がプリチャージされた後、プラス側のコンタクタ2Aをオフからオンに切り換えて、走行用バッテリ1を負荷20に接続する。その後、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。オン状態のコンタクタ2をオフに切り換えるときは、両方の接続を同時にオフにする。
以上の電源装置は、図4のフローチャートで、プリチャージ抵抗6が高温に加熱されるのを防止しながら、コンデンサー23をプリチャージする。
[n=1のステップ]
メインスイッチ8から制御回路4にオン信号が入力されたかどうかを判定する。メインスイッチ8のオン信号が入力されるまで、このステップをループする。
[n=2のステップ]
メインスイッチ8から制御回路4にオン信号が入力されると、制御回路4は一方のコンタクタ(図1でマイナス側のコンタクタ2B)をオン、他方のコンタクタ(図1でプラス側のコンタクタ2A)をオフに保持して、オフのコンタクタ2と並列に接続しているプリチャージ回路3でコンデンサー23をプリチャージする。制御回路4は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換えてプリチャージを開始する。この状態になると、走行用バッテリ1はプリチャージ抵抗6を介してコンデンサー23に接続される。プリチャージ抵抗6は、プリチャージ電流を制限しながら、走行用バッテリ1でコンデンサー23をプリチャージする。
[n=3のステップ]
プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられてプリチャージされる状態で、プリチャージ抵抗6の電流を検出する。
[n=4のステップ]
検出するピーク電流を設定値と比較する。ピーク電流が設定値よりも小さいと、プリチャージ抵抗6の温度が高温であると判定して、n=5のステップに進み、プリチャージを停止する。ピーク電流が設定値以上であると、プリチャージ抵抗6が過熱されていないと判定して、n=7のステップに進み、プリチャージを継続する。
[n=5のステップ]
保護回路9は、プリチャージするスイッチをオフに保持して、コンデンサー23のプリチャージを停止する。保護回路9は、たとえば、プリチャージスイッチ7をオフに保持してプリチャージを停止する。ただ、保護回路は、マイナス側のコンタクタをオフに保持することも、プリチャージスイッチとマイナス側のコンタクタの両方をオフに保持することもできる。
[n=6のステップ]
プリチャージを停止した後、プリチャージ抵抗6の温度が低下するまで、あるいは、設定時間経過するまで、n=5と6のステップをループする。プリチャージ抵抗6の温度が低下したことは、プリチャージの中断時間で検出し、あるいはプリチャージ抵抗6の温度を温度センサ(図示せず)で検出して検出する。設定時間の経過は、タイマ(図示せず)で検出する。プリチャージ抵抗6の温度が低下し、あるいは、設定時間が経過するとn=1のステップにジャンプする。
[n=7のステップ]
このステップでは、コンデンサー23のプリチャージが完了したかどうかを判定する。プリチャージの完了は、プリチャージ電流が設定電流まで減少したことで検出し、あるいは、プリチャージスイッチ7をオンにする時間で検出する。プリチャージが完了するまで、このステップをループする。
[n=8のステップ]
プリチャージが完了すると、プラス側のコンタクタ2Aをオンに切り換えた後、プリチャージスイッチ7をオフに切り換える。その後、n=1のステップにジャンプする。
本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の概略構成図である。 低温時におけるプリチャージ抵抗の電流特性を示すグラフである。 高温時におけるプリチャージ抵抗の電流特性を示すグラフである。 図1に示す車両用の電源装置が負荷のコンデンサーをプリチャージする工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1…走行用バッテリ
2…コンタクタ 2A…プラス側のコンタクタ
2B…マイナス側のコンタクタ
3…プリチャージ回路
4…制御回路
5…二次電池
6…プリチャージ抵抗
7…プリチャージスイッチ
8…メインスイッチ
9…保護回路
10…電流検出回路
11…電流センサ
12…A/Dコンバータ
13…タイミング回路
20…負荷
21…モーター
22…インバータ
23…コンデンサー

Claims (3)

  1. 車両を走行させるモーター(21)を駆動する走行用バッテリ(1)と負荷(20)との間に接続されて、走行用バッテリ(1)から負荷(20)への電力供給をオンオフに切り換えるコンタクタ(2)と、このコンタクタ(2)と並列に接続されて、車両のメインスイッチ(8)から入力されるオン信号で負荷(20)と並列に接続しているコンデンサー(23)をプリチャージするプリチャージ回路(3)と、このプリチャージ回路(3)とコンタクタ(2)を制御する制御回路(4)とを備え、
    前記プリチャージ回路(3)は、プリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)と、このプリチャージ抵抗(6)に直列に接続しているプリチャージスイッチ(7)とを備えており、
    前記制御回路(4)は、プリチャージ抵抗(6)の電流を検出してコンデンサー(23)をプリチャージするスイッチを制御する保護回路(9)を備えてなる車両用の電源装置であって、
    前記保護回路(9)は、前記プリチャージ抵抗(6)の電流を検出する電流検出回路(10)と、前記プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられるタイミングから前記プリチャージ抵抗(6)のピーク電流を検出するタイミングを特定するタイミング回路(13)とを備えると共に、このタイミング回路(13)から出力されるタイミング信号で前記プリチャージ抵抗(6)のピーク電流を検出するように構成され、
    前記保護回路(9)が検出するピーク電流が、設定値よりも小さくなると、前記保護回路(9)が前記コンタクタ(2)をオフに保持する車両用の電源装置。
  2. 請求項1記載の車両用の電源装置において、
    前記タイミング回路(13)は、前記保護回路(9)がプリチャージスイッチ(7)をオンに切り換える信号をトリガー信号として、所定のタイミング信号を出力することを特徴とする車両用の電源装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の車両用の電源装置において、
    前記プリチャージ抵抗(6)は、セメント抵抗で構成されることを特徴とする車両用の電源装置。

JP2007257578A 2007-10-01 2007-10-01 車両用の電源装置 Active JP5127387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007257578A JP5127387B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 車両用の電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007257578A JP5127387B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 車両用の電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009089535A JP2009089535A (ja) 2009-04-23
JP5127387B2 true JP5127387B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40662186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007257578A Active JP5127387B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 車両用の電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5127387B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104426211A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 福特全球技术公司 预充电快速钥匙循环保护
US10298147B2 (en) 2017-04-28 2019-05-21 Denso Corporation Power device
WO2023228677A1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-30 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 電力変換装置、電力変換装置のスイッチ故障検知方法、及びプログラム

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741168B2 (ja) * 2011-04-14 2015-07-01 トヨタ自動車株式会社 電源システムおよびそれを搭載する車両、ならびに電源システムの制御方法
CN103683888B (zh) 2012-09-20 2017-03-29 施耐德东芝换流器欧洲公司 具有预充电电路的系统的安全控制方法、设备及其系统
US9209635B2 (en) * 2013-12-02 2015-12-08 Lg Chem, Ltd. Pre-charging system for a capacitor in a voltage inverter for an electric motor
KR101641762B1 (ko) * 2014-01-10 2016-07-21 주식회사 엘지화학 프리차지 저항 및 릴레이 파손 방지 장치 및 방법
GB2532725B (en) * 2014-11-24 2019-02-27 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle electrical circuit protection
KR101959907B1 (ko) * 2017-08-08 2019-03-19 주식회사 경신 차량의 통합형 전력 변환장치
KR102256101B1 (ko) 2018-01-30 2021-05-25 주식회사 엘지에너지솔루션 프리차지 저항 보호 장치
JP6711385B2 (ja) 2018-10-16 2020-06-17 ダイキン工業株式会社 電源回路、その電源回路を備えたモータ駆動回路、及び、その電源回路又はそのモータ駆動回路を備えた冷凍装置
JP6909245B2 (ja) * 2019-02-18 2021-07-28 矢崎総業株式会社 電力分配システム
CN115697759A (zh) * 2020-04-27 2023-02-03 亚萨基北美有限公司 具有旁路的电池应力释放系统
AU2021202525B2 (en) * 2020-06-29 2022-07-14 Dongguan Poweramp Technology Limited Electrochemical apparatus, electrical apparatus, electric vehicle, and power supply control method
CN113922482A (zh) * 2020-07-10 2022-01-11 厦门厦杏摩托有限公司 电动车电源回路控制系统及其控制方法
CN117394502B (zh) * 2023-12-08 2024-03-26 深圳问鼎新能源技术有限公司 一种新能源电池短路智能保护系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3269377B2 (ja) * 1996-02-26 2002-03-25 トヨタ自動車株式会社 インバータ装置
JP3736933B2 (ja) * 1997-04-23 2006-01-18 本田技研工業株式会社 電気自動車の制御装置
JP4086807B2 (ja) * 2004-03-31 2008-05-14 三洋電機株式会社 車両用の電源装置
JP2005295698A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置
JP2005312156A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Toyota Motor Corp 電源制御装置およびそれを備えたモータ駆動装置
JP4668138B2 (ja) * 2006-07-14 2011-04-13 本田技研工業株式会社 プリチャージ方法、電気自動車システムおよびハイブリッド自動車システム
JP4995030B2 (ja) * 2006-12-22 2012-08-08 プライムアースEvエナジー株式会社 開閉制御装置、突入電流制限回路、及び電池付き突入電流制限回路

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104426211A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 福特全球技术公司 预充电快速钥匙循环保护
US9925933B2 (en) 2013-08-30 2018-03-27 Ford Global Technologies, Llc Pre-charge quick key cycling protection
CN104426211B (zh) * 2013-08-30 2018-08-03 福特全球技术公司 预充电快速钥匙循环保护
US10298147B2 (en) 2017-04-28 2019-05-21 Denso Corporation Power device
WO2023228677A1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-30 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 電力変換装置、電力変換装置のスイッチ故障検知方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009089535A (ja) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5127387B2 (ja) 車両用の電源装置
JP4086807B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5675045B2 (ja) バッテリシステム
JP4873434B2 (ja) 車両用の電源装置
JP4390602B2 (ja) 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法
JP5334612B2 (ja) バッテリシステム
JP5274046B2 (ja) 車両用の電源装置
JP2009038925A (ja) 車両用の電源装置とその制御方法
JP5359390B2 (ja) 電池温度調節装置
JP2008189010A (ja) 車両用の電源装置
JP5344047B2 (ja) 二次電池の出力制御装置
JP2009153274A (ja) 車両用の電源装置
JP2010057290A (ja) 車両用の電源装置
JP2012034515A (ja) 車両用の電源装置
JP6759216B2 (ja) 電源装置とこの電源装置を備える電動車両
WO2013061358A1 (ja) 蓄電システム
JP2012214060A (ja) プレヒート用電源供給システム
JP5036528B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5453877B2 (ja) 蓄電装置の昇温システム
JP2005295698A (ja) 車両用の電源装置
CN111971870B (zh) 车载用的辅助电源控制装置及车载用的辅助电源装置
JP5301006B2 (ja) 車両用の電源装置
JP6079725B2 (ja) 車両用電源制御装置
JP2017143691A (ja) バッテリの昇温システム
JP2008086136A (ja) コンタクタのクリーニング方法とコンタクタをクリーニングする車両用電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121030

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5127387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3