JP3736933B2 - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メインバッテリの直流電力を交流電力に変換して走行モータを駆動するインバータを備えた電気自動車の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車のインバータの入力側の端子間には、電圧の変動を平滑化してインバータの作動を安定させるべく大容量の電解コンデンサが設けられる。電気自動車を走行させる際に、メインスイッチの操作によりコンタクタを閉じてコンデンサを充電するが、コンデンサをメインバッテリで直接充電すると大電流が流れてコンタクタの接点が損傷する可能性がある。そこで、先ずプリチャージコンタクタを閉じて抵抗等で電流を制限しながらコンデンサをプリチャージし、プリチャージが終了した後にメインコンタクタを閉じることにより接点の損傷を防止している。
【0003】
前記プリチャージの終了を判定する手法として、以下のようなものが提案されている。 1) プリチャージを開始してから所定時間が経過したときにプリチャージが終了したと判定する手法(特開平4−165901号公報参照)
2) プリチャージを開始してからコンデンサ電圧が基準値以上になったときにプリチャージが終了したと判定する手法(米国特許第5369540号明細書参照)
3) プリチャージを開始してからコンデンサ電圧の上昇量が基準値以上になったときにプリチャージが終了したと判定する手法
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記 1) の手法は、プリチャージコンタクタが故障してプリチャージができない場合でも所定時間が経過するとメインコンタクタが閉じてしまうため、メインコンタクタに大電流が流れる可能性がある。またプリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される場合にも所定時間が経過してもプリチャージが終了しないために上記問題が発生する。
【0005】
上記 2) の手法は、メインバッテリの電圧が低下しているとコンデンサ電圧が前記基準値以上に上昇しない可能性があり、この場合にはプリチャージの終了を判定できなくなる。これを回避するために前記基準値を低めに設定しておくと、コンデンサのプリチャージが不充分な状態でメインコンタクタが閉じられて大電流が流れる可能性がある。
【0006】
上記 3) の手法は、メインスイッチを開いた直後に再び閉じたときにコンデンサ電圧が完全に低下していないため、コンデンサ電圧の上昇量が前記基準値以上にならず、プリチャージの終了を判定できなくなる可能性がある。
【0007】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、電気自動車のインバータに設けられたコンデンサのプリチャージの終了を確実に判定することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明では、プリチャージ開始から所定時間が経過する前にプリチャージ電流の積算値が基準値以上になるとプリチャージを停止するので、プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時には前記積算値が基準値以上になってプリチャージが停止されるため、無駄なプリチャージ電流が消費されるのを防止することができる。
【0009】
前記所定時間(Ti)は、プリチャージを開始してからコンデンサの充電がほぼ終了したと推定されるまでの時間であり、プリチャージ回路の時定数により決定し得る値である。前記基準値(ΣI REF )は、プリチャージ電流の積算値が該基準値以上であればコンデンサから電荷が電気負荷に放電されていると判定し得る値であり、その範囲内で任意に設定可能な設計上の値である。
【0010】
請求項2に記載された発明では、プリチャージ開始から所定時間後のプリチャージ電流が基準値以下のときにプリチャージが終了したと判定するので、プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時にはプリチャージ電流が基準値以下にならず、従ってプリチャージ終了の誤判定を避けることができる。またメインバッテリの電圧が低下してプリチャージ終了電圧が基準値以上に上昇しない場合にも、プリチャージ電流が基 準値以下になればプリチャージ終了の判定を下すことができる。
【0011】
前記基準値(I REF )は、プリチャージ電流が該基準値以下であればプリチャージが終了したと判定し得る値であり、その範囲内で任意に設定可能な設計上の値である。
【0012】
請求項3に記載された発明では、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧が基準値を越えているときは、メインスイッチ8をOFFした直後に再度ONしたような場合であってコンデンサが充分に充電された状態にあるため、プリチャージ開始から所定時間が経過すればプリチャージが終了したと判定することができる。またプリチャージ開始時のコンデンサ電圧が前記基準値以下のときは、メインスイッチ8をOFFしてから充分な時間が経過してコンデンサが充分に放電された状態にあるため、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧とプリチャージ開始から所定時間後のコンデンサ電圧との偏差が基準値以上のときにプリチャージが終了したと判定することができる。プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時には前記偏差が基準値以上にならず、従ってプリチャージ終了の誤判定を避けることができる。
【0013】
前記所定時間(Ti)は、プリチャージを開始してからコンデンサの充電がほぼ終了したと推定されるまでの時間であり、プリチャージ回路の時定数により決定し得る値である。また前記前者の基準値(VREF )は、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧が該基準値を越えていれば、前記所定時間の経過後にプリチャージが終了すると推定し得る値であり、その範囲内で任意に設定可能な設計上の値である。また前記後者の基準値(ΔVREF )は、プリチャージ前後のコンデンサ電圧の偏差が該基準値以上であればプリチャージが終了したと判定し得る値であり、その範囲内で任意に設定可能な設計上の値である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図1は電気自動車の全体構成を示す図、図2は制御系のブロック図、図3は作用を説明するフローチャート、図4は作用を説明するタイムチャートである。
【0015】
図1及び図2に示すように、四輪の電気自動車Vは、三相交流モータよりなる走行モータ1のトルクがディファレンシャル2を介して伝達される駆動輪としての左右一対の前輪Wf,Wfと、従動輪としての左右一対の後輪Wr,Wrとを有する。電気自動車Vの後部に搭載された例えば288ボルトのメインバッテリ3は、コンタクタ4、ジョイントボックス5及びパワードライブユニットを構成するインバータ6を介して走行モータ1に接続される。例えば12ボルトのサブバッテリ7にメインスイッチ8及びヒューズ9を介して接続された電子制御ユニット10は、走行モータ1の駆動トルク及び回生トルクを制御すべくインバータ6に接続される。ジョイントボックス5には、メインバッテリ3を外部電源からの電力で充電すべくバッテリチャージャ11が接続されるとともに、サブバッテリ7をメインバッテリ3の電力で充電すべくDC/DCコンバータ12が接続される。
【0016】
前記コンタクタ4は、並列に接続されたメインコンタクタ13とプリチャージコンタクタ14とを備えており、プリチャージコンタクタ14にはプリチャージ抵抗15が直列に接続される。またDC/DCコンバータ12は、充電制御用コンタクタ16を介してメインバッテリ3に接続される。これらメインコンタクタ13、プリチャージコンタクタ14及び充電制御用コンタクタ16の開閉は電子制御ユニット10により制御される。
【0017】
メインバッテリ3とインバータ6とを接続する直流部に設けられた電流センサS1 は、電気自動車Vの走行時にメインコンタクタ13を流れる電流IPDU を検出するとともに、インバータ6の高電位入力端子及び低電位入力端子間に並列に接続された電解コンデンサよりなる平滑用のコンデンサ17のプリチャージ時にプリチャージコンタクタ14を流れる電流IP/C を検出する。プリチャージ抵抗15を有するプリチャージコンタクタ14を流れる電流IP/C は、メインコンタクタ13を流れる電流IPDU に比べて小さいため、メインコンタクタ13に連なる導線にコイルを1回巻き付け、プリチャージコンタクタ14に連なる導線にコイルを複数回(実施例では5回)巻き付けることにより、メインコンタクタ13を流れる大電流とプリチャージコンタクタ14を流れる小電流とを共通の電流センサS1 により同精度で検出することができる。この電流センサS1 は電子制御ユニット10に接続される。
【0018】
電子制御ユニット10に接続された電圧センサS2 は、電気自動車Vの走行時にはメインバッテリ3とインバータ6とを接続する直流部の電圧VPDU を検出し、またコンデンサ17のプリチャージ時には該コンデンサ17の電圧VP/C を検出する。更にモータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、アクセル開度センサS4 で検出したアクセル開度θAPと、シフトレンジセンサS5 で検出したシフトレンジRとが電子制御ユニット10に入力される。
【0019】
インバータ6は複数のスイッチング素子を備えおり、電子制御ユニット10から各スイッチィング素子にスイッチング信号を入力することにより、走行モータ1の駆動時にはメインバッテリ3の直流電力を三相交流電力に変換して該走行モータ1に供給し、走行モータ1の被駆動時(回生時)には該走行モータ1が発電した三相交流電力を直流電力に変換してメインバッテリ3に供給する。
【0020】
走行モータ1の低回転数側の領域においてインバータ6はPWM(パルス幅変調)制御され、PWM制御のデューティ率が100%に達した後の高回転数側の領域では所謂弱め界磁制御される。弱め界磁制御とは、走行モータ1の永久磁石が発生している界磁と逆方向の界磁が発生するように、走行モータ1に供給する一次電流に界磁電流成分を持たせるもので、全体の界磁を弱めて走行モータ1の回転数を高回転数側に延ばすものである。
【0021】
次に、電気自動車Vの走行時の作用を説明する。
【0022】
電子制御ユニット10は、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、アクセル開度センサS4 で検出したアクセル開度θAPと、シフトレンジセンサS5 で検出したシフトレンジRとに基づいて、運転者が走行モータ1に発生させようとしているトルク指令値QTRQ を予め設定されたトルクマップに基づいて算出する。そして前記トルク指令値QTRQ とモータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmとを乗算して走行モータ1に供給すべき、あるいは回生により走行モータ1から取り出すべき目標電力を算出する。目標電力は正値の場合と負値の場合とがあり、正の目標電力は走行モータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の目標電力は走行モータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。
【0023】
一方、電子制御ユニット10は電流センサS1 で検出したインバータ6の直流部の電流IPDU と、電圧センサS2 で検出したインバータ6の直流部の電圧VPDU とを乗算することにより、インバータ6に入力される実電力を算出する。目標電力と同様に、実電力にも正値の場合と負値の場合とがあり、正の実電力は走行モータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の実電力は走行モータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。そして目標電力と実電力とを比較し、その偏差をゼロに収束させるべく走行モータ1をフィードバック制御する。
【0024】
次に、インバータ6に設けられたコンデンサ17のプリチャージ時の作用を、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0025】
先ず、電気自動車Vが走行前の状態にあるときにコンデンサ17には若干の電荷が残っており、ステップS1で電圧センサS2 により検出したプリチャージ開始時におけるコンデンサ17の電圧VP/C (即ち、プリチャージ開始電圧Vi)を読み込む。続いて、電気自動車Vを走行させるべくメインスイッチ8をONすると、ステップS2でプリチャージコンタクタ14がONし、メインバッテリ3にプリチャージ抵抗15及びプリチャージコンタクタ14を介して接続されたコンデンサ17の充電が開始される。このとき、プリチャージコンタクタ14がONした瞬間の突入電流をプリチャージ抵抗15で減少させることにより、該プリチャージコンタクタ14の接点の損傷を防止することができる。
【0026】
ステップS3で所定時間T1 (例えば、2秒)が経過するまでの間、ステップS4で電流センサS1 で検出したプリチャージ電流IP/C を積分して電流積算値ΣIを算出し、ステップS5で前記電流積算値ΣIを基準値ΣIREF と比較する。前記ステップS3で所定時間T1 が経過する前に電流積算値ΣIが基準値ΣIREF 以上になった場合には、コンデンサ17から電荷が逃げる等の異常が発生していると判定し、ステップS12でプリチャージコンタクタ14をOFFしてプリチャージを中断する。これにより、無駄なプリチャージ電流IP/C が消費されるのを防止することができる。
【0027】
前記ステップS3で所定時間T1 が経過すると、時間的に見てプリチャージがほぼ終了したと推定してステップS6,S7に移行し、電圧センサS2 により検出したプリチャージ終了時におけるコンデンサ電圧VP/C (即ち、プリチャージ終了電圧Vf)を読み込むとともに、電流センサS1 で検出したプリチャージ終了時におけるプリチャージ電流IP/C (即ち、プリチャージ終了電流If)を読み込む。
【0028】
続くステップS8でプリチャージ終了電流Ifを基準値IREF と比較し、プリチャージ終了電流Ifが基準値IREF を越えていれば、プリチャージが未だ完全に終了していないと判定し、ステップS2にリターンして所定時間T1 のプリチャージを再度実行する。ステップS8でプリチャージ終了電流Ifが基準値IREF 以下になると、ステップS9でプリチャージ開始電圧Viを基準値VREF と比較し、プリチャージ開始電圧Viが基準値VREF を越えていれば、後述するステップS10の判断を待つことなくプリチャージが終了したと判断し、ステップS11でメインコンタクタ13をONするとともに、ステップS12でプリチャージコンタクタ14をOFFする。
【0029】
なぜならば、ステップS9でプリチャージ開始電圧Viが基準値VREF を越えるのは、メインスイッチ8をOFFした直後にONしたような場合であってコンデンサ17は既に充分に充電された状態にあるため、それから所定時間T1 が経過すればプリチャージの終了を確実に判定できるからである。このように、プリチャージ開始電圧Viが基準値VREF を越えていることを条件にして、所定時間T1 の経過時にプリチャージの終了を判定するので、メインコンタクタ13をONしたときに大電流が流れて該メインコンタクタ13が損傷する虞がない。尚、前記基準値VREF は、実施例ではメインバッテリ3の電圧288ボルトに対して200ボルトに設定される。
【0030】
前記ステップS9でプリチャージ開始電圧Viが基準値VREF 以下であれば、ステップS10でプリチャージ開始電圧Vi及びプリチャージ終了電圧Vfの偏差ΔV=Vf−Viを基準値ΔVREF と比較し、前記偏差ΔVが基準値ΔVREF 以上であればプリチャージが完全に終了したと判定してステップS11に移行し、また前記偏差ΔVが基準値ΔVREF 未満であればプリチャージが完全に終了していないと判定し、ステップS2にリターンして所定時間T1 のプリチャージを再度実行する。尚、前記基準値ΔVREF は、実施例ではメインバッテリ3の電圧288ボルトに対して25ボルトに設定される。
【0031】
実施例では図3のフローチャートのステップS3,S8〜S10の判断の組み合わせでプリチャージの終了を判定しているが、ステップS3,S8の判断の組み合わせによっても、またステップS3,S9,S10の判断の組み合わせによってもプリチャージの終了を的確に判定することができる。
【0032】
前記ステップS3,S8の判断の組み合わせによれば、プリチャージ開始から所定時間T1 が経過してプリチャージがほぼ終了したと推定された後に、プリチャージ終了電流Ifが基準値IREF 以下になったときにプリチャージが完全に終了したと判定する。従って、プリチャージ中にコンデンサ17の電荷が電気負荷に放電される異常時には、プリチャージ終了電流Ifが基準値IREF 以下にならないのでプリチャージ終了の誤判定を避けることが可能となり、前記 1) における問題が解決される。またメインバッテリ3の電圧が低下してプリチャージ終了電圧Vfが基準値以上に上昇しない場合でも、プリチャージ終了電流Ifが基準値IREF 以下になればプリチャージ終了の判定を下すことが可能となり、前記 2) における問題が解決される。
【0033】
前記ステップS3,S9,S10の判断の組み合わせによれば、プリチャージ開始から所定時間が経過してプリチャージがほぼ終了したと推定された後に、プリチャージ開始電圧Viが基準値VREF 以下であり、且つプリチャージ開始電圧Vi及びプリチャージ終了電圧Vfの偏差ΔVが基準値ΔVREF 以上であればプリチャージが完全に終了したと判定する。従って、プリチャージ中にコンデンサ17の電荷が電気負荷に放電される異常時には、前記偏差ΔVが基準値ΔVREF 以下にならないのでプリチャージ終了の誤判定を避けることが可能となり、前記 1) における問題が解決される。またメインスイッチ8を開いた直後に再び閉じたためにプリチャージ開始電圧Viが高い場合には、前記偏差ΔVを基準値ΔVREF と比較することなくプリチャージ終了の判定を下すので、前記 3) における問題が解決される。
【0034】
次に、上記作用を図4のタイムチャートを参照しながら更に説明する。
【0035】
メインスイッチ8をONしてから時間T0 が経過して電子制御ユニット10が作動可能になると、プリチャージコンタクタ14がONし、前記所定時間T1 が経過するとメインコンタクタ13がONする。その後、時間T2 が経過するとプリチャージコンタクタ14がOFFし、更に時間T3 が経過すると高圧負荷(インバータ6)の起動が許可される。
プリチャージコンタクタ14がONすると同時にプリチャージ電流IP/C は急激に立ち上がり、コンデンサ17が充電されるに伴ってプリチャージ電流IP/C は緩やかに減少する。このとき、コンデンサ17から電荷が逃げている異常時には、破線で示すようにプリチャージ終了電流Ifは正常時に比べて高くなり、その結果If>IREF になって異常判定が下される。またプリチャージコンタクタ14がONすると同時にコンデンサ電圧VP/C はプリチャージ開始電圧Viから緩やかに増加するが、コンデンサ17から電荷が逃げている異常時には、破線で示すようプリチャージ終了電圧Vfは正常時に比べて低くなり、その結果ΔV<ΔVREF になって異常判定が下される。
【0036】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、プリチャージ電流を検出する電流検出手段を備えてなり、制御手段は、プリチャージ開始から所定時間が経過する前にプリチャージ電流の積算値が基準値以上になるとプリチャージを停止するので、プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時に無駄なプリチャージ電流が消費されるのを防止することができる。
【0038】
また請求項2に記載された発明によれば、制御手段は、所定時間後のプリチャージ電流が基準値以下のときにプリチャージが終了したと判定するので、プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時にプリチャージ終了の誤判定を避けることが可能となるだけでなく、メインバッテリの電圧が低下してプリチャージ終了電圧が基準値以上に上昇しない場合でもプリチャージ終了の判定を的確に下すことが可能となる。
【0039】
また請求項3に記載された発明によれば、コンデンサ電圧を検出する電圧検出手段を備えてなり、制御手段は、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧が基準値を越えているときは、プリチャージ開始から所定時間後にプリチャージが終了したと判定するので、メインスイッチをOFFした直後に再度ONしたような場合であってコンデンサが充分に充電された状態にある場合に、プリチャージの終了を的確に判定することができる。しかも、プリチャージ開始から所定時間経過後にプリチャージの終了を判定するのは、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧が高い場合に限られるので、前記所定時間の経過時にコンデンサが充分に充電されていることが保証され、従ってメインコンタクタを閉じたときに大電流が流れて該メインコンタクタを傷める虞がない。更にプリチャージ開始時のコンデンサ電圧が前記基準値以下のときは、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧とプリチャージ開始から所定時間後のコンデンサ電圧との偏差が基準値以上のときにプリチャージが終了したと判定するので、プリチャージ中にコンデンサの電荷が電気負荷に放電される異常時にプリチャージ終了の誤判定を避けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気自動車の全体構成を示す図
【図2】 制御系のブロック図
【図3】 作用を説明するフローチャート
【図4】 作用を説明するタイムチャート
【符号の説明】
1 走行モータ
3 メインバッテリ
6 インバータ
10 電子制御ユニット(制御手段)
13 メインコンタクタ
14 プリチャージコンタクタ
17 コンデンサ
1 電流センサ(電流検出手段)
2 電圧センサ(電圧検出手段)
P/C プリチャージ電流
If プリチャージ開始から所定時間後のプリチャージ電流
REF プリチャージ電流の基準値
P/C コンデンサ電圧
Vf プリチャージ開始から所定時間後のコンデンサ電圧
Vi プリチャージ開始時のコンデンサ電圧
REF コンデンサ電圧の基準値
ΣI プリチャージ電流の積算値
ΣIREF 積算値の基準値
ΔV コンデンサ電圧の偏差
ΔVREF 偏差の基準値
1 所定時間

Claims (3)

  1. メインバッテリ(3)の直流電力を交流電力に変換して走行モータ(1)を駆動するインバータ(6)と、
    メインバッテリ(3)及びインバータ(6)間に設けられたメインコンタクタ(13)と、
    メインバッテリ(3)及びインバータ(6)間に設けられたプリチャージコンタクタ(14)と、
    インバータ(6)に並列に接続された平滑用のコンデンサ(17)と、
    プリチャージコンタクタ(14)を閉じてコンデンサ(17)をプリチャージし、プリチャージが終了したと判定したときにメインコンタクタ(13)を閉じる制御手段(10)と、
    を備えた電気自動車の制御装置において、
    プリチャージ電流(IP/C )を検出する電流検出手段(S1 )を備えてなり、前記制御手段(10)は、プリチャージ開始から所定時間(T1 が経過する前にプリチャージ電流(I P/C )の積算値(ΣI)が基準値(ΣI REF )以上になるとプリチャージを停止することを特徴とする電気自動車の制御装置。
  2. 前記制御手段(10)は、前記所定時間(T1 後のプリチャージ電流(If)が基準値(I REF )以下のときにプリチャージが終了したと判定することを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車の制御装置。
  3. メインバッテリ(3)の直流電力を交流電力に変換して走行モータ(1)を駆動するインバータ(6)と、
    メインバッテリ(3)及びインバータ(6)間に設けられたメインコンタクタ(13)と、
    メインバッテリ(3)及びインバータ(6)間に設けられたプリチャージコンタクタ(14)と、
    インバータ(6)に並列に接続された平滑用のコンデンサ(17)と、
    プリチャージコンタクタ(14)を閉じてコンデンサ(17)をプリチャージし、プリチャージが終了したと判定したときにメインコンタクタ(13)を閉じる制御手段(10)と、
    を備えた電気自動車の制御装置において、
    コンデンサ電圧(VP/C )を検出する電圧検出手段(S2 )を備えてなり、前記制御手段(10)は、
    プリチャージ開始時のコンデンサ電圧(Vi)が基準値(VREF )を越えているときは、プリチャージ開始から所定時間(T1 )後にプリチャージが終了したと判定し、
    プリチャージ開始時のコンデンサ電圧(Vi)が前記基準値(VREF )以下のときは、プリチャージ開始時のコンデンサ電圧(Vi)とプリチャージ開始から所定時間(T1 )後のコンデンサ電圧(Vf)との偏差(ΔV)が基準値(ΔVREF )以上のときにプリチャージが終了したと判定することを特徴とする電気自動車の制御装置。
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