JP5334612B2 - バッテリシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両を走行させるモータに電力を供給する車両用の電源装置に最適なバッテリシステムに関し、とくに、電池の過電流を検出して電流を遮断するバッテリシステムに関する。
電池の過電流を検出して電流を遮断するバッテリシステムは開発されている。(特許文献1参照)
特許文献1のバッテリシステムは、図1に示すように、電池91を2組の電池ブロック95に分割して、電池ブロック95をヒューズ98を介して直列に接続し、さらに、電池91の出力側にはコンタクター92を接続している。このバッテリシステムは、電池91に過電流が流れるとヒューズ98を溶断して電池91の電流を遮断する。さらに、過電流を検出して、コンタクター92をオフに切り換えて電流を遮断する。バッテリシステムの電流遮断回路94は、電池91の電流を検出する電流センサ99を備えており、検出電流で電池91の充放電を管理している。電流センサ99は、電池91を正常に充放電する電流範囲、たとえば車両用のバッテリシステムにあっては、200A以下の電流を検出している。電池91にこの電流よりも大きな電流が流れると、すなわち電池91に異常な過電流が流れると、コンタクター92をオフに切り換えて電池91の電流を遮断している。図1のバッテリシステムは、過電流でコンタクター92をオフに切り換え、さらに、ヒューズ98を溶断して高い安全性を実現する。
特開2008−193776号公報
ただ、図1に示すバッテリシステムは、正確に電流を検出できない電流センサで過電流を検出してコンタクターをオフに切り換えると、現実には過電流が流れていない電池の電流を遮断することになる。この状態になると、バッテリシステムが車両を走行させるモータに電力を供給するものにあっては、モータで車両を走行できなくなる。モータで走行する車両にあっては、この状態は非常に危険な状態となることもあるので、誤動作で電池の電流を遮断する状態は極力少なくすることが大切である。
本発明は、以上の弊害を解消することを目的に開発されたもので、本発明の大切な目的は、電池の過電流を確実に検出して電流を遮断できるバッテリシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のバッテリシステムは、充電できる電池1と、この電池1の出力側に直列に接続してなるコンタクター2と、電池1の電流の大きさに加えて充電電流と放電電流を判別する電流センサ21と、電池1の電圧を検出する電圧検出回路22と、電流センサ21が検出する電池1の電流の大きさと、充電電流と放電電流の判別と、さらに、電圧検出回路22が検出する電池1の電圧とでコンタクター2を切り換える電流遮断回路4とを備えている。電流遮断回路4は、電流センサ21の検出電流が設定電流よりも大きく、かつ、電圧検出回路22が検出する電池1の電圧低下が設定値よりも大きく、なおかつ、電流センサ21が放電電流を検出する過電流放電状態と、電流センサ21の検出電流が設定電流よりも大きく、かつ、電圧検出回路22が検出する電池1の電圧上昇が設定値よりも大きく、なおかつ、電流センサ21が充電電流を検出する過電流充電状態とでコンタクター2をオフに切り換えている。
以上のバッテリシステムは、電池の過電流を確実に検出して電流を遮断できる特徴がある。それは、電流センサが過電流を誤検出してコンタクターをオフに切り換えて電池の電流を遮断するのを防止できるからである。電流遮断回路は、電流センサで検出される電流値のみでなく、電圧検出回路で検出する電池の電圧低下と電圧上昇、さらに電流センサが検出する充電電流と放電電流とを判別してコンタクターをオフに切り換えて電流を遮断する。電流センサは、電流値を正確に検出できない故障となっても、充電電流と放電電流を判別できない故障となることはほとんどない。充電電流と放電電流は流れる電流の方向が逆であって、しかも過電流が流れる状態では、その方向が大きく異なるからである。電流遮断回路は、電流センサで検出される電流値に加えて、放電電流と充電電流を区別し、さらに電池の電圧低下と電圧上昇から過電流を判別してコンタクターをオフに切り換える。負荷がショートして過電流が流れる状態になると、電流センサは過電流を検出すると共に、電流が放電電流であることを判別し、さらに、電圧検出回路は電池の電圧低下が大きくなったことを検出する。この状態でコンタクターをオフに切り換えて電流を遮断することで、負荷ショート等において電池の過電流を防止できる。ただ、電流遮断回路は、電流センサで過電流が検出されても、電池の電圧低下が小さく、あるいは過電流が放電電流でない状態ではコンタクターをオフに切り換えない。それは、負荷ショート等でこの状態が発生しないからである。
以上のバッテリシステムは、電流センサの検出電流が設定電流よりも大きく、かつ電圧検出回路が検出する電池の電圧低下が設定値よりも大きく、なおかつ、電流センサが放電電流を検出する状態を過電流放電状態としてコンタクターをオフに切り換え、さらに、電流センサの検出電流が設定電流よりも大きく、かつ電圧検出回路が検出する電池の電圧上昇が設定値よりも大きく、なおかつ、電流センサが充電電流を検出する状態を過電流充電状態としてコンタクターをオフに切り換える。したがって、電流センサの故障で誤ってコンタクターをオフに切り換えて、電池の放電や充電を強制的に遮断するのを確実に防止できる。
本発明のバッテリシステムは、電池1と直列に接続されるヒューズ8を備えると共に、電流遮断回路4が、コンタクター2をオンからオフに切り換えるまでの遅延時間を特定するタイマ部24を備えて、ヒューズ8は、タイマ部24の遅延時間における溶断電流を、コンタクター2の最大遮断電流以下であって、電池1の許容充放電電流の最大値よりも大きく設定して、電池1にコンタクター2の最大遮断電流よりも大きな過電流が流れる状態において、タイマ部24の遅延時間内ではヒューズ8が溶断され、遅延時間が経過したタイミングでは電流遮断回路4がコンタクター2をオンからオフに切り換えることができる。
以上のバッテリシステムは、コンタクターの接点を溶着することなく、コンタクターで電池の過電流を確実に遮断し、さらにヒューズによっても電池の過電流を確実に遮断できる特徴がある。それは、以上のバッテリシステムが、電池の過電流を検出してコンタクターをオンからオフに切り換えるまでに遅延時間を設け、この遅延時間におけるヒューズの溶断電流をコンタクターの最大遮断電流以下であって、電池の許容充放電電流の最大値よりも大きく設定しているからである。このバッテリシステムは、電池にコンタクターの最大遮断電流よりも大きな過電流が流れる状態においては、遅延時間内ではヒューズが溶断されて遮断すると共に、遅延時間が経過したタイミングではコンタクターをオフに切り換えて遮断する。したがって、コンタクターの接点を溶着することなく、コンタクターとヒューズの両方で電池の過電流を確実に安全に遮断できる。逆に、過電流が遅延時間以上に継続する場合は、ヒューズの溶断特性よりも低い電流であるが、コンタクターの最大遮断電流よりは低いため、コンタクターを溶着させることなく電流を遮断することが可能である。
本発明のバッテリシステムは、電池1が複数の電池セル5を備え、電池セル5は、過電流又は過充電で内部接続回路を遮断する内部電流遮断部を備え、ヒューズ8の溶断特性が、内部電流遮断部の溶断特性よりも小さい電流で溶断する特性とすることができる。
以上のバッテリシステムは、電池セルに内蔵される内部電流遮断部を動作させることなく、ヒューズやコンタクターで電池の過電流を確実に遮断できる特徴がある。それは、以上のバッテリシステムが、電池の内部電流遮断部が電流を遮断するよりも先に、ヒューズやコンタクターで電池の電流を遮断するからである。
さらに、本発明のバッテリシステムは、電池セル5の内部電流遮断部をCID(Current Interrupt Device カレントインタラプトデバイス)とすることができる。
本発明のバッテリシステムは、電流センサ21が、電池1と直列に接続している電流検出抵抗25と、この電流検出抵抗25の両端に誘導される電圧を増幅する差動アンプ26とを備え、差動アンプ26の出力電圧で電池1の電流を検出することができる。
本発明のバッテリシステムは、電池1の出力電圧を10V以上で500V以下とすることができる。
本発明のバッテリシステムは、電池1が、コンタクター2を介して、車両を走行させるモータ11に電力を供給することができる。
本出願人が先に出願した電源装置の概略構成図である。 本発明の一実施例にかかるバッテリシステムの概略構成図である。 図2に示すバッテリシステムが電流を遮断する特性を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのバッテリシステムを例示するものであって、本発明はバッテリシステムを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2に示すバッテリシステムは、ハイブリッドカー、燃料電池車、電気自動車等の車両に搭載されて、負荷10として接続されるモータ11を駆動して車両を走行させる。電池1の負荷10となるモータ11は、インバータ12を介して電池1に接続される。インバータ12は、電池1の直流を3相の交流に変換して、モータ11への供給電力をコントロールする。
この図のバッテリシステムは、電池1と、この電池1と直列に接続しているヒューズ8と、この電池1の出力側に接続されて、負荷10への電力供給をオンオフに切り換えるコンタクター2と、このコンタクター2をオンに切り換える前に、負荷10のコンデンサ13をプリチャージするプリチャージ回路3と、このプリチャージ回路3とコンタクター2をオンオフに制御する電流遮断回路4とを備える。
電池1は、インバータ12を介して車両を走行させるモータ11を駆動する。モータ11に大電力を供給できるように、電池1は多数の充電できる電池セル5を直列に接続して出力電圧を高くしている。電池セル5は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池が使用される。電池セルをリチウムイオン電池とするバッテリシステムは、複数のリチウムイオン電池を直列に接続している。電池セルをニッケル水素電池とするバッテリシステムは、複数のニッケル水素電池を直列に接続して電池モジュールとし、さらに複数の電池モジュールを直列に接続して出力電圧を高くしている。バッテリシステムは、電池をリチウムイオン電池やニッケル水素電池に特定しない。電池には、ニッケルカドミウム電池などの充電できる全ての電池を使用できる。
電池1は、モータ11に大電力を供給できるように、たとえば、出力電圧を200〜400Vと高くしている。ただし、バッテリシステムは、電池の出力側にDC/DCコンバータ(図示せず)を接続して、電池の電圧を昇圧して、負荷に電力を供給することもできる。このバッテリシステムは、直列に接続する電池の個数を少なくして、電池の出力電圧を低くできる。したがって、電池1は、たとえば出力電圧を150〜400Vとすることができる。
電流遮断回路4は、電池1の充放電を制御するために、電池1を構成する電池セル5の電圧を検出する電圧検出回路22と、電池1の電流を検出する電流センサ21から入力される信号でコンタクター2を制御する。
電圧検出回路22は、複数の電池セル5の電圧を検出し、あるいは複数の電池セルを直列に接続している電池モジュールの電圧を検出する。電池をリチウムイオン電池とするバッテリシステムは、電圧検出回路でもって各々のリチウムイオン電池の電圧を検出し、電池をニッケル水素電池とするバッテリシステムは、電圧検出回路でもって、複数のニッケル水素電池を直列に接続している電池モジュールの電圧を検出する。
電流センサ21は、電池セル5の残容量を検出するために、電池1に流れる電流を検出する。バッテリシステムは、電池1の残容量を演算して、電池1を充放電する電流をコントロールするために、電流センサ21を備えている。電流遮断回路4は、電流センサ21で検出される電池1の電流を積算して残容量を演算する。バッテリシステムは、電池1の残容量を50%付近とするように、車両側に信号を伝送して、充放電の電流をコントロールする。種々の走行状態で電池1の劣化をできるかぎり少なくするためである。電池1の残容量は、充電電流の積算値で増加し、また、放電電流の積算値で減少するので、充電電流と放電電流の積算値で演算できる。
電流遮断回路4は、電流センサ21からの信号と、電圧検出回路22から入力される信号でコンタクター2をオンオフに制御して、電池1に流れる過電流を遮断する。電流センサ21は、電池1の電流を検出するが、電池1を充放電を許容する範囲内において電流値を正確に検出している。したがって、電流センサ21は、電池1に過電流が流れる状態で過電流の大きさを検出することはできない。すなわち、電流センサ21は、過電流が流れたかどうかは検出できるが、過電流の大きさは検出できない。したがって、電流遮断回路4は、電流センサ21が過電流を検出すると、電圧検出回路22の信号と、放電電流と充電電流とを判別して、コンタクター2をオンからオフに切り換えて、電池1の電流を遮断する。
電流遮断回路4は、電流センサ21の検出電流のみでなく、以下の(1)〜(3)の全ての条件を満足することを検出して電池1に過電流が流れる状態と判定して、コンタクター2をオフに切り換えて電流を遮断する。(1)〜(3)の条件を満足する状態は、電池1を放電している[第1の状態]と、電池1を充電している[第2の状態]において発生する。
[第1の状態…電池の放電状態]
(1) 電流センサ21の検出電流が設定電流よりも大きく、
(2) 電圧検出回路22が検出する電池1の電圧低下が設定値よりも大きく、
(3) 電流センサ21が放電電流を検出している状態
以上の状態は、電池1を放電している状態で、たとえば負荷10がショートして過電流が流れる状態で発生する。
[第2の状態…電池の充電状態]
(1) 電流センサ21の検出電流が設定電流よりも大きく、
(2) 電圧検出回路22が検出する電池1の電圧上昇が設定値よりも大きく、
(3) 電流センサ21が充電電流を検出する状態
以上の状態は、充電回路の故障や、車両用の電源装置にあっては、負荷10として接続されるDC/ACインバータや電池電圧を昇圧するDC/DCコンバータ等の故障で発生する。
電流遮断回路4が、電流センサ21からの信号で過電流と判定する設定電流は、バッテリシステムの用途により最適値に設定される。たとえば、車両用の電源装置に使用されるバッテリシステムは、過電流と判定する設定電流を200Aに設定する。ただし、この用途のバッテリシステムにおいても、電池1を放電する状態と充電する状態とで同じ設定電流としないで、たとえば、放電するときの設定電流を充電するときに設定電流よりも大きく、あるいは小さくすることもできる。また、過電流と判定する設定電流は、電池の電気特性、車両のタイプ、車両に要求される加速性能、車両に要求される回生制動の制動力などで、たとえば100A〜400Aの範囲に設定することもでき、さらに、電池の電気特性や車両に要求される性能等によっては、400Aよりも大きく、あるいは100Aよりも小さく設定することもできる。
電流遮断回路4が、過電流と判定する電圧低下や電圧上昇の設定値は、バッテリシステムの用途や電池の種類、さらに、電圧を検出する電池の個数を考慮して最適値に設定される。たとえば、車両用の電源装置に使用されるバッテリシステムであって、電池をリチウムイオン電池として、電圧低下と電圧上昇をひとつの電池セルの電圧から検出する電流遮断回路にあっては、設定値を0.4Vとする。ただし、この用途に使用されるバッテリシステムにおいても、設定電圧と同じように、電池の電気特性、車両のタイプ、車両に要求される加速性能、車両に要求される回生制動の制動力などで、たとえば0.1V/セル〜1.5V/セルの範囲に設定することもでき、さらに、電池の電気特性や車両に要求される性能等によっては、1.5Vよりも大きく、あるいは0.1Vよりも小さく設定することもできる。
電池1は、放電されて電圧が低下し、また充電されて電圧が上昇する。電流遮断回路4は、電圧が変動する電池1の電圧低下と電圧上昇を検出するために、入力される電圧値を、設定時間前に検出された電圧値に比較して、その差電圧から電圧低下と電圧上昇とを検出する。設定時間は、たとえば、0.3秒に設定される。この電流遮断回路4は、0.3秒のサンプリング周期で電池1の電圧を検出して、検出電圧を前回の検出電圧に比較して、電圧低下と電圧上昇とを判定できる。
ただし、電流遮断回路は、設定時間における電池の電圧変化でなく、たとえばハイブリッドカーにあっては、電池を充放電しない時間帯で電池の開放電圧を検出し、次に電池が放電され、あるいは充電されるタイミングで検出される検出電圧を開放電圧に比較して電圧低下と電圧上昇を検出することもできる。さらに、充放電されない電池の開放電圧は、電池の残容量からも特定することができる。電池の開放電圧が残容量をパラメーターとして特定されるからである。したがって、電流遮断回路は、電池を充放電する電流を積算して電池の残容量を演算し、演算される残容量から電池の開放電圧を特定して、検出される電圧を開放電圧に比較して電圧低下と電圧上昇を検出することもできる。
電流遮断回路4は、電流センサ21から入力される信号で、電池1を放電している電流か、あるいは充電している電流かも判定する。電流センサ21は、電池1と直列に接続している電流検出抵抗25の両端に誘導される電圧を差動アンプ26で増幅して電池1の電流を検出する。この電流センサ21は、差動アンプ26の出力電圧が電池1の電流に比例するので、電流遮断回路4は、電流センサ21から入力される電圧で電池1の電流を検出できる。また、この電流センサ21は、電池1を充電している状態と、放電している状態とで出力する電圧の正負が反転する。たとえば、放電電流を検出する状態でプラス電圧を出力する電流センサ21は、充電電流を検出する状態でマイナス電圧を出力する。したがって、電流遮断回路4は、電流センサ21から入力される電圧の正負で電池1の放電と充電とを判定できる。とくに、電流センサ21は、電池1に過電流が流れる状態では、電流遮断回路4に大きな電圧信号を出力するので、電流遮断回路4は電流センサ21から入力される電圧から確実に安定して、放電状態と充電状態とを判定できる。
電流遮断回路4は、以上の(1)〜(3)の条件を満足することを検出して、コンタクター2をオンからオフに切り換えるが、(1)と(3)の条件を満足して(2)の条件を満足しない状態では、電流センサ21の故障と判定する。また、(2)の条件を満足して(1)と(3)の条件を満足しない状態では、電圧検出回路22の故障と判定する。さらに、(1)と(2)の条件を満足して(3)の条件を満足しない状態では電流センサ21の故障と判定する。車両用の電源装置に使用されるバッテリシステムにあっては、電流センサ21を故障と判定し、あるいは電圧検出回路22の故障を判定するとき、直ちにコンタクター2をオンからオフに切り換えることなく、たとえば、バッテリシステムの故障を表示する。この状態では、バッテリシステムの充電電流と放電電流を制限して車両を走行できる状態とするが、早急に修理する表示する。
図に示すバッテリシステムは、電池1の過電流をコンタクター2で遮断し、さらにヒューズ8によっても過電流を遮断して安全性をより向上している。この電流遮断回路4は、前述した(1)〜(3)の条件から、過電流放電状態、又は、過電流充電状態にある過電流を検出してから、コンタクター2をオフに切り換える遅延時間を記憶するタイマ部24を備えている。電流遮断回路4は、過電流を検出した後、このタイマ部24に記憶される遅延時間が経過したタイミングで、コンタクター2をオンからオフに切り換える。図3は、電流遮断回路4がコンタクター2をオフに切り換える遅延時間を0.3秒に設定している。この電流遮断回路4は、過電流を検出して、遅延時間の0.3秒が経過したタイミングでコンタクター2をオフに切り換えて、電池1の電流を遮断する。すなわち、過電流を検出して0.3秒経過するまでは、電池1の電流を遮断しない。
コンタクター2は、電流遮断回路4に制御されて接点をオンオフに切り換える。コンタクター2は、図示しないが、接点をオンオフに切り換える励磁コイルを備えている。電流遮断回路4は、この励磁コイルの電流を制御してコンタクター2の接点をオンオフに切り換える。通常のコンタクター2は、励磁コイルに通電して接点をオン、励磁コイルの電流を遮断して接点をオフに切り換える。
コンタクター2は、電流を遮断できる最大遮断電流が特定される。最大遮断電流は、接点容量を大きく、可動接点を固定接点に強く押圧して大きくできる。ただ、最大遮断電流の大きいコンタクターは、可動接点と固定接点が大きく、また、大きな可動接点を速やかに固定接点から引き離すためにバネを強く、また、可動接点を固定接点から速く離すために、可動接点を往復運動させるストロークも大きくする必要がある。強いバネのコンタクターは、励磁コイルを大きく、また、その電流を大きく、すなわち励磁コイルを大きくして消費電力を大きくする必要がある。励磁コイルの消費電力は、接点をオンに保持する状態で常に消費される。消費電力の大きなコンタクターは、励磁コイルの発熱も大きく、また、接点をオンに保持する状態で大きな電力を消費する欠点がある。このため、電力の最大遮断電流は、大きさや消費電力、さらに発熱量からその用途に応じて最適な電流値に設定される。
たとえば、車両用の電源装置に使用されるバッテリシステムにあっては、コンタクターの小型化と軽量化が必須であるから、最大遮断電流をむやみに大きくすることはできない。ところが、負荷に供給する電力を大きくするために、バッテリシステムの出力電圧を高くすると、負荷をショートして流れるショート電流は極めて大きくなる。さらに、ショート電流のエネルギーは電流の二乗に比例して大きくなる。このため、バッテリシステムは、負荷をショートして大きなショート電流が流れる状態でコンタクターをオフに制御すると、そのショート電流がコンタクターの最大遮断電流を越えていた場合、遮断時に接点間で発生する強いアークで可動接点が固定接点に溶着してオフに切り換えできなくなることがある。
コンタクター2の接点溶着を防止し、電池1の過電流を確実に遮断し、さらに、過電流よりも小さい電流範囲では電池1の電流を遮断しない特性を実現するために、ヒューズ8の溶断特性を独特の特性としている。ヒューズ8が溶断して電流を遮断する時間は、図3の曲線Aで示すように、電流が大きくなると短くなる。ヒューズ8は、それ自体の発熱で溶断されることから、溶断する電流値を正確にコントロールするのが難しい。溶断しやすいヒューズは、電池の充放電を許容する電池の許容充放電電流の範囲で溶断してしまう。反対に溶断し難いヒューズは、コンタクターの接点溶着を確実に防止できない。バッテリシステムは、ヒューズ8とコンタクター2との特性を好ましい状態に設定することで、コンタクター2の接点が溶着するのを確実に阻止し、さらに、電池1の過電流をコンタクター2とヒューズ8とで確実に遮断できる。このことを実現するために、ヒューズ8が溶断する溶断電流は、電流遮断回路4のタイマ部24の遅延時間における溶断電流をコンタクター2の最大遮断電流よりも小さくしている。
図3は、コンタクター2の最大遮断電流を500A、遅延時間を0.3秒としているので、ヒューズ8の0.3秒後の溶断電流を500Aよりも小さくしている。このヒューズ8は、タイマ部24がカウントする0〜0.3秒の間で、コンタクター2の接点が遮断時に発生するアークで溶着するよりも大きい電流、すなわちコンタクター2の最大遮断電流よりも大きい電流で溶断して、電池1の電流を遮断する。したがって、遅延時間の0.3秒までの間にヒューズ8が溶断しない過電流は、コンタクター2の接点が遮断時に発生するアークで溶着しない電流であるから、遅延時間の0.3秒後にコンタクター2をオフに切り換えて接点が溶着することはない。また、遅延時間の0.3秒が経過した後は、ヒューズ8が溶断されたか否かに関わらず、コンタクター2が電池1の電流を遮断するので、ヒューズ8には、遅延時間の0.3秒後の溶断特性は要求されない。ヒューズ8に要求される溶断特性は、過電流が流れた瞬間から遅延時間まで、すなわち0〜0.3秒までの間の溶断特性である。とくに、過電流が流れて遅延時間の0.3秒後の溶断電流のみが要求される特性である。ただ、ヒューズ8は、電池1の充放電を許容する許容充放電電流の範囲で溶断することは好ましくない。したがって、ヒューズ8は、遅延時間である0.3秒後の溶断電流を、電池1の許容充放電電流の最大値である200Aよりも大きくしている。このことから、ヒューズ8は、図3の曲線Aと「電池の許容充放電電流の最大値」の間の電流で溶断するように設計される。曲線Bの溶断特性のヒューズ8は、遅延時間の0.3秒が経過した後に、電池1を充放電する最大電流である200Aよりも小さい電流で溶断されて、電池1の許容充放電電流の範囲で充放電できなくしてしまう。そのため、正常電流値においてバッテリシステムを使用できなくするため採用できない。
さらに、電池1を構成する電池セル5は、過電流放電状態又は過電流充電状態などの異常な状態になると、電池セル5の内部接続回路を遮断して、すなわち自己で電流を遮断する内部電流遮断部を備えている。この内部電流遮断部には、電池内圧の異常な上昇で動作して電流を遮断するCIDがある。CIDが動作して電流を遮断するのは、電池セル5が過充電されて内圧が異常に上昇した状態にあるが、電流を遮断する構造のため、他の電池セル構造部材と比較して過電流耐量が低くなっている。そのため、過電流発生時は、電池セルの中で最も溶断が発生しやすい。
図3の曲線Cは、内部電流遮断部が動作して電流を遮断する遮断特性を示している。ヒューズ8の溶断特性(曲線A及び曲線B)は、内部電流遮断部の遮断特性よりも小さい電流で溶断するように設定している。したがって、遅延時間0.3秒より前では、ヒューズ8が溶断することで、内部電流遮断部による電流遮断を防止できる。
さらに、図3の曲線Cで示すように、内部電流遮断部の遮断特性は、タイマ部24の遅延時間である0.3秒より後における遮断電流をコンタクター2の最大遮断電流の500Aよりも大きく設定している。このバッテリシステムは、電池1に過電流が流れる状態において、内部電流遮断部が電流を遮断するよりも小さい過電流でコンタクター2をオンからオフに切り換えて電池1の電流を遮断するので、内部電流遮断部が電流を遮断するよりも先に、電池1の電流を遮断する。このため、内部電流遮断部の動作を防止しながら、過電流を遮断することができる。
電池1に接続される負荷10は、インバータ12の出力側にモータ11を接続している。負荷10であるインバータ12は、並列に大容量のコンデンサ13を接続している。このコンデンサ13は、コンタクター2をオンに切り換える状態で、電池1と両方から負荷10のインバータ12に電力を供給する。とくに、コンデンサ13からは、負荷10のインバータ12に瞬間的に大電力を供給する。電池1に並列にコンデンサ13を接続することで、負荷10に供給できる瞬間電力を大きくしている。コンデンサ13から負荷10のインバータ12に供給できる瞬間最大電力は、静電容量に比例するので、このコンデンサ13は、たとえば4000〜6000μFと極めて大きい静電容量としている。放電状態にある大容量のコンデンサ13が、出力電圧の高い電池1に接続されると、瞬間的に極めて大きいチャージ電流が流れる。コンデンサ13のインピーダンスが極めて小さいからである。
プリチャージ回路3は、イグニッションスイッチ14から入力されるオン信号で、コンタクター2をオンに切り換えるに先だって、負荷10のコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3は、コンデンサ13の充電電流を制限しながらコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6にプリチャージスイッチ7を直列に接続している。プリチャージ抵抗6は、負荷10のコンデンサ13のプリチャージ電流を制限する。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を大きくしてプリチャージ電流を小さくできる。たとえば、プリチャージ抵抗6は、10Ω、30Wのセメント抵抗である。このプリチャージ抵抗6は、出力電圧400Vの電池1がコンデンサ13を充電するピークの充電電流を40Aに制限する。
プリチャージ回路3は、コンタクター2の接点に並列に接続される。図のバッテリシステムは、プラス側とマイナス側の両方にコンタクター2を設けて、プラス側のコンタクター2Aの接点と並列にプリチャージ回路3を接続している。このバッテリシステムは、マイナス側のコンタクター2Bをオンとし、プラス側のコンタクター2Aをオフとする状態で、プリチャージ回路3でコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3でコンデンサ13がプリチャージされると、プラス側のコンタクター2Aをオフからオンに切り換えて、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。
プリチャージ回路3は、プリチャージスイッチ7をオンにして、コンデンサ13をプリチャージする。プリチャージスイッチ7は、コンタクター等の機械的な接点を有するスイッチである。ただ、プリチャージスイッチは、トランジスターやFET等の半導体スイッチング素子も使用できる。半導体スイッチング素子のプリチャージスイッチは、接点のような劣化がないので寿命を長くできる。また、非常に短時間で高速にオンオフに切り換えできるので、コンデンサをオンオフに切り換えながらプリチャージすることができる。
プリチャージ回路3でコンデンサ13がプリチャージされた後、プリチャージ回路3と並列に制御しているプラス側のコンタクター2Aをオンに切り換えて、電池1から負荷10に電力を供給できる状態、すなわち電池1でモータ11を駆動して車両を走行できる状態とする。
1…電池
2…コンタクター 2A…プラス側のコンタクター
2B…マイナス側のコンタクター
3…プリチャージ回路
4…電流遮断回路
5…電池セル
6…プリチャージ抵抗
7…プリチャージスイッチ
8…ヒューズ
10…負荷
11…モータ
12…インバータ
13…コンデンサ
14…イグニッションスイッチ
21…電流センサ
22…電圧検出回路
24…タイマ部
25…電流検出抵抗
26…差動アンプ
91…電池
92…コンタクター
94…電流遮断回路
95…電池ブロック
98…ヒューズ
99…電流センサ

Claims (7)

  1. 充電できる電池(1)と、この電池(1)の出力側に直列に接続してなるコンタクター(2)と、前記電池(1)の電流の大きさに加えて充電電流と放電電流を判別する電流センサ(21)と、前記電池(1)の電圧を検出する電圧検出回路(22)と、前記電流センサ(21)が検出する電池(1)の電流の大きさと、充電電流と放電電流の判別と、さらに、前記電圧検出回路(22)が検出する電池(1)の電圧とで前記コンタクター(2)を切り換える電流遮断回路(4)とを備えており、
    前記電流遮断回路(4)が、前記電流センサ(21)の検出電流が設定電流よりも大きく、かつ、前記電圧検出回路(22)が検出する電池(1)の電圧低下が設定値よりも大きく、なおかつ、前記電流センサ(21)が放電電流を検出する過電流放電状態と、
    前記電流センサ(21)の検出電流が設定電流よりも大きく、かつ、前記電圧検出回路(22)が検出する電池(1)の電圧上昇が設定値よりも大きく、なおかつ、前記電流センサ(21)が充電電流を検出する過電流充電状態とで前記コンタクター(2)をオフに切り換えるようにしてなるバッテリシステム。
  2. 前記電池(1)と直列に接続されるヒューズ(8)を備えると共に、前記電流遮断回路(4)は、前記コンタクター(2)をオンからオフに切り換えるまでの遅延時間を特定するタイマ部(24)を備えており、
    前記ヒューズ(8)は、前記タイマ部(24)の遅延時間における溶断電流が、コンタクター(2)の最大遮断電流以下であって、電池(1)の許容充放電電流の最大値よりも大きく設定しており、
    前記電池(1)に、前記コンタクター(2)の最大遮断電流よりも大きな過電流が流れる状態において、前記タイマ部(24)の遅延時間内ではヒューズ(8)が溶断され、遅延時間が経過したタイミングで電流遮断回路(4)がコンタクター(2)をオンからオフに切り換えるようにしてなる請求項1に記載されるバッテリシステム。
  3. 前記電池(1)が複数の電池セル(5)を備え、電池セル(5)は、過電流又は過充電で内部接続回路を遮断する内部電流遮断部とを備え、前記ヒューズ(8)の溶断特性が、前記内部電流遮断部の溶断特性よりも小さい電流で溶断する特性である請求項2に記載されるバッテリシステム。
  4. 前記電池セル(5)の内部電流遮断部がCID(Current Interrupt Device カレントインタラプトデバイス)である請求項3に記載されるバッテリシステム。
  5. 前記電流センサ(21)が、前記電池(1)と直列に接続している電流検出抵抗(25)と、この電流検出抵抗(25)の両端に誘導される電圧を増幅する差動アンプ(26)とを備え、差動アンプ(26)の出力電圧で電池(1)の電流を検出するようにしてなる請求項1ないし4のいずれかに記載されるバッテリシステム。
  6. 前記電池(1)の出力電圧が10V以上で500V以下である請求項1ないし4のいずれかに記載されるバッテリシステム。
  7. 前記電池(1)が、コンタクター(2)を介して、車両を走行させるモータ(11)に電力を供給する請求項1に記載されるバッテリシステム。
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