JP4390602B2 - 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法 - Google Patents

車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4390602B2
JP4390602B2 JP2004076716A JP2004076716A JP4390602B2 JP 4390602 B2 JP4390602 B2 JP 4390602B2 JP 2004076716 A JP2004076716 A JP 2004076716A JP 2004076716 A JP2004076716 A JP 2004076716A JP 4390602 B2 JP4390602 B2 JP 4390602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
precharge
contactor
power supply
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004076716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005269742A (ja
Inventor
政樹 湯郷
嘉章 高橋
英樹 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004076716A priority Critical patent/JP4390602B2/ja
Publication of JP2005269742A publication Critical patent/JP2005269742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4390602B2 publication Critical patent/JP4390602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、プリチャージ回路でもって、車両に搭載される走行用バッテリの負荷に並列に接続している大容量のコンデンサーをプリチャージした状態で、コンタクタをオンに切り換える車両用の電源装置と、コンタクタの切り換え方法に関する。
車両用の電源装置は、大容量コンデンサーを並列に接続している負荷に電力を供給する。この電源装置は、出力側にコンタクタを接続しており、コンタクタを介して負荷に電力を供給する。コンタクタは、異常時にオフに切り換えられて、出力を遮断する。また、車両を使用しない状態、たとえば自動車のイグニッションスイッチをオフにする状態でオフに切り換えられて出力を遮断する。また、自動車が衝突した時などにもコンタクタをオフにして出力を遮断して安全性を向上している。
コンタクタがオンに切り換えられるとき、走行用バッテリは大容量のコンデンサーをチャージする。このとき、瞬間的に極めて大きなチャージ電流が流れる。大きなチャージ電流は、コンタクタの接点に損傷を与える。とくに、大きなチャージ電流でコンタクタの接点が溶着することがある。接点が溶着すると、コンタクタはオフに切り換えできなくなって、走行用バッテリを負荷から切り離しできなくする。この弊害を防止するために、コンタクタをオンに切り換える前に、コンデンサーをプリチャージするプリチャージ回路を備える電源装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2001−128305号公報
特許文献1の公報には、プリチャージ回路を備える電源装置が記載される。プリチャージ回路は、走行用バッテリと負荷の間に設けられており、電流を制限しながらコンデンサーをプリチャージする。このプリチャージ回路は、電流を制限するためのプリチャージ抵抗と、このプリチャージ抵抗に直列に接続しているプリチャージスイッチとを備える。プリチャージ回路は、コンタクタと並列に接続している。プリチャージ回路は、プリチャージスイッチをオンして負荷に接続しているコンデンサーをプリチャージする。コンデンサーがプリチャージされると、コンタクタの1次側と2次側間の電圧の差が低下する。電圧差が設定電圧よりも低くなると、コンタクタをオンに切り換えて、走行用バッテリを負荷に接続する。コンタクタをオンに切り換えた後、プリチャージスイッチをオフに切り換える。
しかしながら、この構造のプリチャージ回路は、たとえば負荷がショートし、あるいは非常に低抵抗やショートに近い状態にあると、プリチャージ抵抗に長い時間、大きな電流が流れ、この大電流がプリチャージ抵抗を焼損させる弊害が発生する。プリチャージ抵抗は、正常な使用状態においては、短い時間プリチャージ電流が流れる状態で使用される。したがって、この使用状態に耐える容量、すなわちワット数の抵抗を使用している。プリチャージ電流は大電流であるが、通電時間が短いことが、プリチャージ抵抗の温度上昇を小さくする。このため、プリチャージ抵抗は、短いプリチャージ電流に耐えるワット数のものが使用される。いいかえると、プリチャージ抵抗は、瞬間的なプリチャージ電流に耐えるワット数のものを使用している。このプリチャージ抵抗に連続して大電流が流れると、プリチャージ抵抗は連続して大きなジュール熱が発生し、これがプリチャージ抵抗を過熱して焼損させる。すなわち、プリチャージの完了を検出する前に、プリチャージ抵抗が焼損してしまう欠点がある。
とくに、車両に搭載される電源装置は、温度や湿度等の外的条件が厳しく、さらに振動や衝撃を受ける厳しい環境で使用されることから、全ての回路を長い期間にわたって正常に動作させるのが極めて難しい。このため、できるかぎり種々の故障を速やかに検出して、故障が他の部分を故障させないようにすることが大切である。
本発明は、このことを実現することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、負荷のショートや低抵抗な状態でプリチャージ抵抗が焼損するのを有効に防止しながら、コンデンサーのプリチャージを確実に検出して、コンタクタを安全にオンに切り換えできる車両用の電源装置と、コンタクタの切り換え方法を提供することにある。
本発明の車両用の電源装置は、走行用バッテリ1の出力側に接続されて、コンデンサー13を並列に接続している負荷11への電力供給を制御するコンタクタ2と、このコンタクタ2をオフからオンに切り換えるときに、負荷11のコンデンサー13のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗6とプリチャージスイッチ7とを有するプリチャージ回路3と、このプリチャージスイッチ7とコンタクタ2のオンオフを制御する制御回路4とを備える。この電源装置は、プリチャージ回路3がコンデンサー13をプリチャージした後、コンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項1の電源装置は、制御回路4が、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する電流検出回路8と、コンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を検出する電圧検出回路9とを備える。制御回路4は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路8で検出した走行用バッテリ1の電流を設定電流に比較し、その後、電圧検出回路9で検出したコンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を設定電圧に比較し、走行用バッテリ1の電流が設定電流よりも小さく、かつ、電圧差が設定電圧よりも低い状態でコンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項2の電源装置は、制御回路4が、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、コンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を検出する電圧検出回路9と、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する電流検出回路8とを備える。制御回路4は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電圧検出回路9で検出した電圧差を設定電圧に比較し、さらに、電流検出回路8で検出した走行用バッテリ1の電流を設定電流に比較し、電圧差が設定電圧よりも低く、かつ、走行用バッテリ1の電流が設定電流よりも小さい状態でコンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項3の電源装置は、制御回路4が、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する電流検出回路8とを備える。制御回路4は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路8で検出した第1検出電流を第1設定電流に比較し、その後、電流検出回路8で検出した第2検出電流を、第1設定電流より小さい第2設定電流に比較し、第1検出電流が第1設定電流よりも小さく、かつ、第2検出電流が第2設定電流よりも小さい状態で、コンタクタ2をオンに切り換える。
本発明の請求項4の車両用の電源装置は、請求項1に記載される電源装置であって、制御回路4が中間タイマーを備えている。この中間タイマーは、電流検出回路8で走行用バッテリ1の電流を検出して、電流が設定電流よりも小さいとカウントを開始する。制御回路4は、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電圧検出回路9がプリチャージ抵抗6の電圧を検出して設定電圧に比較する。
本発明の請求項5の車両用の電源装置は、請求項2に記載される電源装置であって、制御回路4が中間タイマーを備えている。この中間タイマーは、電圧検出回路9がプリチャージ抵抗6の電圧を検出して、電圧が設定電圧よりも低いとカウントを開始する。制御回路4は、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路8が走行用バッテリ1の電流を検出して設定電流に比較する。
本発明の請求項6の車両用の電源装置は、請求項3に記載される電源装置であって、制御回路4が中間タイマーを備えている。この中間タイマーは、電流検出回路8で検出された第1検出電流が第1設定電流よりも小さいとカウントを開始する。制御回路4は、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路8が第2検出電流を検出して第2設定電流に比較する。
本発明の請求項7の車両用の電源装置は、請求項1に記載される電源装置であって、制御回路4がプリチャージタイマーを備えている。このプリチャージタイマーは、電圧検出回路9が電圧差を検出する時間を特定する。この電源回路は、プリチャージタイマーの設定時間に電圧検出回路9で検出される電圧差が設定電圧に低下しないと、プリチャージスイッチ7をオフに切り換えてプリチャージを中断する。
本発明の請求項8の車両用の電源装置は、請求項2に記載される電源装置であって、制御回路4がプリチャージタイマーを備えている。このプリチャージタイマーは、走行用バッテリ1の電流を検出する時間を特定する。この電源装置は、プリチャージタイマーの設定時間に電流検出回路8で検出される走行用バッテリ1の電流が設定電流に低下しないと、プリチャージ回路3のスイッチをオフに切り換えてプリチャージを中断する。
本発明の請求項9の車両用の電源装置は、請求項3に記載される電源装置であって、制御回路4がプリチャージタイマーを備えている。このプリチャージタイマーは、電流検出回路8が走行用バッテリ1の第2検出電流を検出する時間を特定する。この電源装置は、プリチャージタイマーの設定時間に電流検出回路8で検出される第2検出電流が第2設定電流に低下しないと、プリチャージ回路3のスイッチをオフに切り換えてプリチャージを中断する。
本発明の車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法は、走行用バッテリ1の出力側に接続されて、コンデンサー13を並列に接続している負荷11への電力供給を制御するコンタクタ2と、コンタクタ2をオフからオンに切り換えるときには、負荷11のコンデンサー13のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗6とプリチャージスイッチ7とを有するプリチャージ回路3と、このプリチャージスイッチ7とコンタクタ2のオンオフを制御する制御回路4とを備える電源装置のコンタクタ2を切り換える方法である。この切り換え方法は、プリチャージ回路3でもって、負荷11に並列に接続しているコンデンサー13をプリチャージした後、コンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項10のコンタクタの切り換え方法は、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、走行用バッテリ1に流れる電流を検出し、その後、コンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を検出する。スタートタイマーがタイムアップしてから、電流検出回路8で検出された走行用バッテリ1の電流を設定電流に比較し、その後さらに、電圧検出回路9で検出した電圧差を設定電圧に比較する。走行用バッテリ1の電流が設定電流よりも小さく、かつ、プリチャージ抵抗6の電圧差が設定電圧よりも低い状態において、コンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項11のコンタクタの切り換え方法は、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、コンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を検出し、その後、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する。スタートタイマーがタイムアップしてから、電圧検出回路9で検出した電圧差を設定電圧に比較し、その後さらに、電流検出回路8で検出された走行用バッテリ1の電流を設定電流に比較する。電圧差が設定電圧よりも低く、かつ、走行用バッテリ1の電流が設定電流よりも小さい状態において、コンタクタ2をオンに切り換える。
さらに、本発明の請求項12のコンタクタの切り換え方法は、プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する。スタートタイマーがタイムアップしてから、電流検出回路8で検出した第1検出電流を第1設定電流に比較し、その後さらに、電流検出回路8で検出した第2検出電流を第2設定電流に比較する。第1検出電流が第1設定電流よりも小さく、かつ、第2検出電流が第2設定電流よりも小さい状態において、コンタクタ2をオンに切り換える。
本発明の車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法は、負荷のショートや低抵抗な状態によって、プリチャージ抵抗が焼損するのを有効に防止しながら、コンデンサーのプリチャージを確実に検出して、コンタクタを安全にオンに切り換えできる特長がある。それは、本発明の請求項1及び2の電源装置と請求項10及び11のコンタクタの切り換え方法が、プリチャージスイッチがオンに切り換えられてから所定の時間が経過した後、走行用バッテリの電流とコンタクタの1次側と2次側を設定値に比較しており、走行用バッテリの電流が設定電流よりも小さく、かつ、電圧差が設定電圧よりも低い状態でコンタクタをオンに切り換えるからである。さらに、本発明の請求項3の電源装置と請求項12のコンタクタの切り換え方法においては、プリチャージスイッチがオンに切り換えられてから所定の時間が経過した後、走行用バッテリに流れる電流を時間差を設けて検出して設定電流に比較しており、第1検出電流が第1設定電流よりも小さく、かつ、第2検出電流が、第1設定電流よりも小さい第2設定電流よりも小さい状態でコンタクタをオンに切り換えるからである。
したがって、本発明によれば、負荷のショート等によってコンデンサーがプリチャージされず、プリチャージ抵抗に流れる電流が減少しない状態となっても、プリチャージ抵抗に長い時間、大きな電流が流れるのを確実に防止して、この大電流に起因するプリチャージ抵抗の焼損を有効に防止できると共に、コンデンサーのプリチャージを確実に検出してコンタクタを安全に切り換えできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法を例示するものであって、本発明は電源装置とコンタクタの切り換え方法を以下に特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1に示す車両用の電源装置は、ハイブリッドカーに搭載され、あるいは電気自動車に搭載されて、負荷11として接続されるモーター12を駆動して車両を走行させる。この図の電源装置は、走行用バッテリ1と、この走行用バッテリ1の出力側に接続されて、負荷11への電力供給を制御するコンタクタ2と、このコンタクタ2をオンに切り換えるに先だって、負荷11のコンデンサー13をプリチャージするプリチャージ回路3と、このプリチャージ回路3とコンタクタ2を制御する制御回路4とを備える。
負荷11は、並列に大容量のコンデンサー13を接続している。このコンデンサー13は、コンタクタ2をオンに切り換える状態で、走行用バッテリ1と両方から負荷11に電力を供給する。とくに、コンデンサー13からは、負荷11に瞬間的に大電力を供給する。このため、走行用バッテリ1に並列にコンデンサー13を接続することで、負荷11に供給できる瞬間電力を大きくできる。コンデンサー13から負荷11に供給できる電力は、静電容量に比例するので、このコンデンサー13には、たとえば4000〜6000μFと極めて大きい静電容量のものが使用される。放電状態にある大容量のコンデンサー13が、出力電圧の高い走行用バッテリ1に接続されると、瞬間的に極めて大きいチャージ電流が流れる。コンデンサー13のインピーダンスが極めて小さいからである。
走行用バッテリ1は、車両を走行させるモーター12を駆動する。モーター12に大電力を供給できるように、走行用バッテリ1は多数の二次電池5を直列に接続して出力電圧を高くしている。二次電池5は、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池が使用される。ただ、二次電池には、ニッケルカドミウム電池など充電できる全ての電池を使用できる。走行用バッテリ1は、モーター12に大電力を供給できるように、たとえば、出力電圧を300〜400Vと高くしている。ただし、電源装置は、走行用バッテリの出力側にDC/DCコンバータ(図示せず)を接続して、走行用バッテリの電圧を昇圧して、負荷に電力を供給することもできる。この電源装置は、直列に接続する二次電池の個数を少なくして、走行用バッテリの出力電圧を低くできる。したがって、走行用バッテリは、たとえば出力電圧を150〜400Vとすることができる。
プリチャージ回路3は、電流を制限しながらコンデンサー13をプリチャージする。このプリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6とプリチャージスイッチ7を直列に接続している。プリチャージ抵抗6は、負荷11のコンデンサー13のプリチャージ電流を制限する。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を大きくしてプリチャージ電流を小さくできる。たとえば、プリチャージ抵抗6を10Ω、走行用バッテリ1の出力電圧を400Vとする電源装置は、プリチャージ電流の最大値が40Aとなる。プリチャージ抵抗6は、大きくしてプリチャージ電流の最大値を小さくできる。ただ、プリチャージ抵抗6が大きくなると、コンデンサー13をプリチャージする時間が長くなる。プリチャージ電流が小さくなるからである。プリチャージ抵抗6の電気抵抗は、プリチャージ電流とプリチャージ時間とを考慮して、たとえば、5〜20Ω、好ましくは6〜18Ω、さらに好ましくは6〜15Ωに設定される。
プリチャージ回路3は、コンタクタ2の接点に並列に接続される。図の電源装置は、プラス側とマイナス側の両方にコンタクタ2を設けて、プラス側のコンタクタ2Aの接点と並列にプリチャージ回路3を接続している。この電源装置は、マイナス側のコンタクタ2Bをオンに切り換える状態で、プリチャージ回路3でコンデンサー13をプリチャージする。プリチャージ回路3でコンデンサー13がプリチャージされると、プラス側のコンタクタ2Aをオンに切り換えて、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。
プリチャージ回路3は、プリチャージスイッチ7をオンにして、コンデンサー13をプリチャージする。プリチャージスイッチ7は、リレー等の機械的な接点を有するスイッチである。ただ、プリチャージスイッチには、トランジスターやFET等の半導体スイッチング素子も使用できる。
コンタクタ2は、機械的に可動する接点を有するリレーである。コンタクタ2は、第1の接点2a(図においてプラス側の接点)をオフに保持して、第2の接点2b(図においてマイナス側の接点)のみをオンに切り換える。この状態で、プリチャージ回路3でコンデンサー13をプリチャージする。コンデンサー13がプリチャージされた後、第1の接点2aをオフからオンに切り換えて、走行用バッテリ1を負荷11に接続する。その後、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。オン状態のコンタクタ2をオフに切り換えるときは、両方の接点を同時にオフにする。
制御回路4は、プリチャージを開始してから、設定時間経過した後に、電流または電圧を検出するタイミングを特定するスタートタイマー(図示せず)と、走行用バッテリ1に流れる電流を検出する電流検出回路8と、コンタクタ2に対して1次側の電圧(Vt)と2次側の電圧(Vi)との電圧差を検出する電圧検出回路9とを備える。コンデンサー13をプリチャージしているタイミングにおいて、走行用バッテリ1に流れる電流はプリチャージ抵抗6の電流と同じになる。なお、電流検出回路8は、図1のように2次側でなくても、1次側又は走行用バッテリ内に設置しても良い。
スタートタイマーは、プリチャージを開始してから、走行用バッテリ1の電流を検出し、あるいはプリチャージ抵抗6の両端の電圧を検出するタイミングを特定する。したがって、スタートタイマーは、プリチャージ回路3がプリチャージを開始するとき、すなわちプリチャージスイッチ7がオンに切り換えられるタイミングでカウントを開始する。スタートタイマーがタイムアップするタイミングで、制御回路4は電流検出回路8で走行用バッテリ1の電流を検出し、あるいは電圧検出回路9で1次側と2次側の電圧差を検出する。スタートタイマーの設定時間は、プリチャージ抵抗6にショート電流が流れても焼損しない時間であって、プリチャージ電流がピーク電流から減少する電流となる時間、たとえば50msecに設定される。ただし、このスタートタイマーの設定時間は、20〜200msec、好ましくは30〜150msec、さらに好ましくは30〜100msecに設定することができる。
電流検出回路8は、走行用バッテリ1の電流を検出する。図の電源装置は、コンタクタ2の出力側に電流検出回路8を接続しているが、電流検出回路は、走行用バッテリ1から出力端子10の間であって、コンデンサー13をプリチャージする状態で走行用バッテリ1とプリチャージ抵抗6に流れる電流を検出できる位置に連結される。電流検出回路8は、漏れ磁束を検出して、電流を検出し、あるいはプリチャージ抵抗の電圧を検出して、電流を検出する。さらに、図示しないが、コンタクタと出力端子との間に、極めて電気抵抗の小さい電流検出抵抗を接続し、この電流検出抵抗の電圧を検出して、電流を検出することもできる。
さらに、制御回路4は、コンタクタ2の1次側と2次側との電圧差を検出する電圧検出回路9も備える。図の電圧検出回路9は、コンタクタ2の1次側の電圧(Vt)と2次側の電圧(Vi)を検出し、これらより1次側と2次側の電圧差を検出している。
制御回路4は、電流検出回路8で検出した検出電流を設定電流に比較して、コンデンサー13を正常にプリチャージしているか、あるいはコンデンサー13のプリチャージよりも過大な電流が流れているかどうかを判定する。したがって、制御回路4が記憶する設定電流は、完全に放電されたコンデンサー13において、図3に示すように、所定の時間における正常なプリチャージ電流よりも大きく設定される。図2のフローチャートにおいては、設定電流を15Aとしている。正常な状態で、コンデンサー13のプリチャージ電流は、図3に示すように時間とともに減少する。この図は、プリチャージスイッチ7がオンになって電流が減少する状態を示している。負荷11がショートし、あるいはショートに近い状態となって過大な電流が流れると、走行用バッテリ1やプリチャージ抵抗6に流れる電流がこの電流よりも大きくなる。したがって、設定電流は、図3に示すように、所定の時間におけるコンデンサー13のプリチャージ電流よりも大きく設定される。プリチャージ電流は時間と共に減少するので、設定電流は時間と共に変更する必要がある。図3は、プリチャージスイッチ7をオンにして50msec後の設定電流を15Aとしている。
本発明の電源装置は、図示しないが、プリチャージ抵抗6の電圧で過大な電流を検出することもできる。この電源装置は、過大な電圧を設定電圧に比較して、負荷11に過大な電流が流れていることを検出する。
さらに、図1に示す制御回路4は、中間タイマー(図示せず)も備えている。中間タイマーは、スタートタイマーがタイムアップして、電流検出回路8で走行用バッテリ1の電流を検出して、電流が設定電流よりも小さいとカウントを開始し、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電圧検出回路9がプリチャージ抵抗6の電圧を検出して、設定電圧に比較する。すなわち、電流検出回路8が走行用バッテリ1に過電流が流れていないことを検出してから、プリチャージの完了を検出するために電圧検出回路9が電圧の検出を開始する時間を特定する。
本発明の電源装置は、スタートタイマーがタイムアップすると、先にプリチャージ抵抗6の電圧を検出し、その後、走行用バッテリ1の電流を検出してプリチャージの完了を検出することもできる。この電源装置の中間タイマーは、スタートタイマーがタイムアップして、電圧検出回路9でプリチャージ抵抗6の電圧を検出して、電圧が設定電圧よりも小さくて過電流が流れていないことを検出するとカウントを開始する。中間タイマーがタイムアップすると、電流検出回路8は走行用バッテリ1の電流を検出して、設定電流に比較して、プリチャージの完了を検出する。この中間タイマーは、電圧検出回路9がプリチャージ抵抗6の電圧を検出して過電流が流れていないことを検出してから、電流検出回路8がプリチャージの完了を検出するために電流の検出を開始する時間を特定する。
中間タイマーの設定時間は、たとえば250msecに設定される。ただし、中間タイマーの設定時間は50〜500msec、好ましくは60〜400msec、さらに好ましくは100〜350msecに設定される。中間タイマーの設定時間が長すぎると、コンデンサー13のプリチャージの検出が遅くなり、反対に設定時間が短すぎると、コンデンサー13が十分にプリチャージされないタイミングからプリチャージを検出する必要がある。プリチャージタイマーの設定時間は、コンデンサー13のプリチャージを速やかに検出しながら、早すぎるタイミングからプリチャージを検出しないように、前述の範囲に設定される。
中間タイマーを備える電源装置は、過電流を検出した後、一定時間経過してコンデンサー13がプリチャージを完了したかどうかの検出を開始する。本発明の電源装置は、必ずしも中間タイマーを必要としない。中間タイマーのない電源装置は、スタートタイマーがタイムアップして過電流を検出し、過電流でないことが判別されると、その後、直ちに、コンデンサー13のプリチャージの完了の検出を開始する。
さらに、図に制御回路4は、プリチャージタイマー(図示せず)を備えている。プリチャージタイマーは、コンデンサー13のプリチャージを検出する時間帯を特定する。プリチャージタイマーの設定時間内に、コンデンサー13のプリチャージが検出されると、コンタクタ2をオンに切り換える。プリチャージタイマーの設定時間内にコンデンサー13のプリチャージが検出されないと、プリチャージエラーとして、プリチャージスイッチ7をオフにしてプリチャージを停止する。
図2のフローチャートは、プリチャージタイマーの設定時間を600msecとしている。このプリチャージタイマーは、プリチャージ抵抗6の電圧の検出を開始するときからカウントを開始して、600msec経過するとタイムアップする。プリチャージタイマーの設定時間は、完全に放電されたコンデンサー13をプリチャージ抵抗6でプリチャージできる時間よりも長く設定される。すなわち、正常なコンデンサー13のプリチャージが、プリチャージタイマーの設定時間内に完了するように、設定時間が特定される。プリチャージタイマーの設定時間が短すぎると、コンデンサー13のプリチャージを正常に検出できなくなり、反対に長すぎると、正常にプリチャージされない状態の検出に時間がかかってしまう。このため、このプリチャージタイマーの設定時間は、完全に放電されたコンデンサー13のプリチャージを設定時間内に確実に検出しながら、正常にプリチャージされないコンデンサー13を速やかに検出できる時間に設定される。
コンデンサー13のプリチャージ時間は、コンデンサー13の静電容量とプリチャージ抵抗6の電気抵抗で特定される。静電容量が大きくなることと、プリチャージ抵抗6の電気抵抗が大きくなることは、コンデンサー13のプリチャージ時間を長くする。反対にコンデンサー13の静電容量とプリチャージ抵抗6の電気抵抗を小さくして、プリチャージ時間を短縮できる。また、図2のフローチャートにおいては、コンタクタ2の1次側と2次側の電圧差を比較する設定電圧によって、いいかえると、この電圧差がどの程度まで減少するとプリチャージ完了と判定するかでもプリチャージ時間は変動する。電圧差を比較してプリチャージ完了と判定する設定電圧(図では20V)を低くすると、プリチャージ完了と判定する時間は長くなり、反対に設定電圧を高くすると、プリチャージ完了と判定する時間は短くなる。
したがって、プリチャージタイマーの設定時間は、コンデンサー13の静電容量とプリチャージ抵抗6の電気抵抗と設定電圧を考慮して最適値に設定され、たとえば、400〜1000msec、好ましくは450〜800msec、さらに好ましくは500〜700msecに設定される。
図4のフローチャートで示すように、コンデンサー13を充電する電流、いいかえると走行用バッテリ1やプリチャージ抵抗6の電流でプリチャージの完了を検出する電源装置は、プリチャージタイマーでもって、電流を検出してプリチャージの完了を検出する時間帯を特定する。この電源装置は、プリチャージタイマーの設定時間内に、電流検出回路8で検出される走行用バッテリ1の電流が設定電流以下に低下しないと、プリチャージエラーとして、プリチャージ回路3のスイッチをオフに切り換えてプリチャージを中断する。プリチャージタイマーの設定時間内に、走行用バッテリ1の電流が設定電流よりも小さくなると、コンデンサー13のプリチャージが完了されたとして、コンタクタ2をオンに切り換え、その後、プリチャージスイッチ7をオフに切り換える。
図2のフローチャートで示すように、1次側と2次側の電圧差でプリチャージの完了を検出する電源装置は、電圧検出回路9が1次側と2次側の電圧の検出を開始すると、プリチャージタイマーがカウントを開始する。走行用バッテリ1やプリチャージ抵抗6の電流でプリチャージの完了を検出する電源装置は、電流検出回路8が電流の検出を開始すると、プリチャージタイマーがカウントを開始する。
以上の電源装置は、図2または図4のフローチャートで、コンデンサー13をプリチャージした後、コンタクタ2をオンに切り換えて、走行用バッテリ1から負荷11に電力を供給できる状態とする。
電源装置は、図2のフローチャートにおいては、以下の工程でコンタクタ2をオンに切り換える。
[n=1のステップ]
このステップで、制御回路4は、コンデンサー13のプリチャージを開始する。
[n=2のステップ]
このステップで、制御回路4は、マイナス側のコンタクタ2をオンに切り換える。このステップにおいて、プラス側のコンタクタ2はオフに保持される。
[n=3のステップ]
制御回路4は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換える。この状態になると、走行用バッテリ1は、プリチャージ抵抗6を介してコンデンサー13に接続される。プリチャージ抵抗6は、プリチャージ電流を制限しながら、走行用バッテリ1でコンデンサー13のプリチャージを開始する。
[n=4、5のステップ]
プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられて、コンデンサー13のプリチャージが開始されると、スタートタイマーがカウントを開始する。
スタートタイマーがタイムアップして設定時間(この図では50msec)経過すると、電流検出回路8はコンデンサー13を充電する電流を検出し、検出電流を設定電流(図では15A)に比較する。
この電源装置は、スタートタイマーがタイムアップするタイミングにおいて、走行用バッテリ1またはプリチャージ抵抗6の電流が15Aよりも小さいと、負荷11に過大な電流が流れていないと判定する。
[n=6、7のステップ]
検出電流が設定電流よりも大きいと、負荷11に過大な電流が流れているプリチャージエラーと判定し、プリチャージスイッチ7をオフに切り換えて、プリチャージを停止する。プリチャージエラーになると、プリチャージを停止するので、コンタクタ2はオンに切り換えられない。
[n=8のステップ]
電流検出回路8の検出電流が設定電流(15A)よりも小さいと、中間タイマーがカウントを開始する。中間タイマーがタイムアップするまで、設定時間(この図では250msec)経過させる。
[n=9のステップ]
電圧検出回路9がコンタクタ2の1次側と2次側の電圧差を検出する。さらに、電圧検出回路9で検出された検出電圧差を設定電圧(20V)に比較する。
[n=10、11のステップ]
検出電圧差が設定電圧(20V)よりも低いと、コンデンサー13のプリチャージが完了したと判定して、プラス側のコンタクタ2をオンに切り換えて、プリチャージを終了する。
[n=12のステップ]
検出電圧差が設定電圧よりも高いと、プリチャージタイマーがカウントを開始し、このプリチャージタイマーがタイムアップするまで、n=9とn=12のステップをループし、この間に検出電圧が設定電圧よりも低下すると、プリチャージが完了したと判定して、プラス側のコンタクタ2をオンに切り換えて、プリチャージを終了する。
[n=13、14のステップ]
プリチャージタイマーがタイムアップしても検出電圧差が設定電圧よりも低くならず、プリチャージ時間がプリチャージタイマーの設定時間よりも長くなると、プリチャージエラーと判定して、プリチャージスイッチ7をオフに切り換えて、プリチャージを停止させる。
さらに、以上のステップの変形例として、n=5とn=12とを入れ替えて、適宜、設定値を変更して、電圧差の検出を先に行い、その後、電流値を検出することも可能である。
電源装置は、図4のフローチャートにおいては、以下の工程でコンタクタ2をオンに切り換える。
[n=1のステップ]
このステップで、制御回路4は、コンデンサー13のプリチャージを開始する。
[n=2のステップ]
このステップで、制御回路4は、マイナス側のコンタクタ2をオンに切り換える。このステップにおいて、プラス側のコンタクタ2はオフに保持される。
[n=3のステップ]
制御回路4は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換える。この状態になると、走行用バッテリ1は、プリチャージ抵抗6を介してコンデンサー13に接続される。プリチャージ抵抗6は、プリチャージ電流を制限しながら、走行用バッテリ1でコンデンサー13のプリチャージを開始する。
[n=4、5のステップ]
プリチャージスイッチ7がオンに切り換えられて、コンデンサー13のプリチャージが開始されると、スタートタイマーがカウントを開始する。
スタートタイマーがタイムアップして設定時間(この図では50msec)経過すると、電流検出回路8はコンデンサー13を充電する電流を検出し、検出された第1検出電流を第1設定電流(図では15A)に比較する。
[n=6、7のステップ]
第1検出電流が第1設定電流よりも大きいと、負荷11に過大な電流が流れているプリチャージエラーと判定し、プリチャージスイッチ7をオフに切り換えて、プリチャージを停止する。プリチャージエラーになると、プリチャージを停止するので、コンタクタ2はオンに切り換えられない。
[n=8のステップ]
電流検出回路8で検出された第1検出電流が第1設定電流(15A)よりも小さいと、中間タイマーがカウントを開始する。中間タイマーがタイムアップするまで、設定時間(この図では250msec)経過させる。
[n=9のステップ]
中間タイマーがタイムアップすると、電流検出回路8が、走行用バッテリ1の電流を検出し、電流検出回路8で検出された第2検出電流を第2設定電流(2A)に比較する。
[n=10、11のステップ]
第2検出電流が第2設定電流(2A)よりも低いと、コンデンサー13のプリチャージが完了したと判定して、プラス側のコンタクタ2をオンに切り換えて、プリチャージを終了する。
[n=12のステップ]
第2検出電流が第2設定電流よりも高いと、プリチャージタイマーがカウントを開始し、このプリチャージタイマーがタイムアップするまで、n=9とn=12のステップをループし、この間に第2検出電流が第2設定電流よりも低下すると、プリチャージが完了したと判定して、プラス側のコンタクタ2をオンに切り換えて、プリチャージを終了する。
[n=13、14のステップ]
プリチャージタイマーがタイムアップしても第2検出電流が第2設定電流よりも低くならず、プリチャージ時間がプリチャージタイマーの設定時間よりも長くなると、プリチャージエラーと判定して、プリチャージスイッチ7をオフに切り換えて、プリチャージを停止させる。
本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の回路図である。 本発明の一実施例にかかるコンタクタの切り換え方法を示すフローチャートである。 コンデンサーのプリチャージ電流の特性を示すグラフである。 本発明の他の実施例にかかるコンタクタの切り換え方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1…走行用バッテリ
2…コンタクタ 2A…プラス側のコンタクタ 2a…第1の接点
2B…マイナス側のコンタクタ 2b…第2の接点
3…プリチャージ回路
4…制御回路
5…二次電池
6…プリチャージ抵抗
7…プリチャージスイッチ
8…電流検出回路
9…電圧検出回路
10…出力端子
11…負荷
12…モーター
13…コンデンサー

Claims (12)

  1. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、このコンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときに、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備え、プリチャージ回路(3)がコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換えるようにしてなる車両用の電源装置であって、
    制御回路(4)が、プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出する電流検出回路(8)と、コンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を検出する電圧検出回路(9)とを備え、
    制御回路(4)は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路(8)で検出した走行用バッテリ(1)の電流を設定電流に比較し、その後、電圧検出回路(9)で検出したコンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を設定電圧に比較し、走行用バッテリ(1)の電流が設定電流よりも小さく、かつ、電圧差が設定電圧よりも低い状態で、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置。
  2. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、このコンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときに、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備え、プリチャージ回路(3)がコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換えるようにしてなる車両用の電源装置であって、
    制御回路(4)が、プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、コンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を検出する電圧検出回路(9)と、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出する電流検出回路(8)とを備え、
    制御回路(4)は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電圧検出回路(9)で検出したコンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を設定電圧に比較し、その後、電流検出回路(8)で検出した走行用バッテリ(1)の電流を設定電流に比較し、電圧差が設定電圧よりも低く、かつ、走行用バッテリ(1)の電流が設定電流よりも小さい状態でコンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置。
  3. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、このコンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときに、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備え、プリチャージ回路(3)がコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換えるようにしてなる車両用の電源装置であって、
    制御回路(4)が、プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられてからカウントを開始するスタートタイマーと、このスタートタイマーがタイムアップする状態で、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出する電流検出回路(8)とを備え、
    制御回路(4)は、スタートタイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路(8)で検出した第1検出電流を第1設定電流に比較し、その後、電流検出回路(8)で検出した第2検出電流を、第1設定電流より小さい第2設定電流に比較し、第1検出電流が第1設定電流よりも小さく、かつ、第2検出電流が第2設定電流よりも小さい状態で、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置。
  4. 制御回路(4)が中間タイマーを備えており、この中間タイマーは、電流検出回路(8)で走行用バッテリ(1)の電流を検出して、電流が設定電流よりも小さいとカウントを開始し、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電圧検出回路(9)が電圧差を検出して、設定電圧に比較する請求項1に記載される車両用の電源装置。
  5. 制御回路(4)が中間タイマーを備えており、この中間タイマーは、電圧検出回路(9)が電圧差を検出して、電圧差が設定電圧よりも低いとカウントを開始し、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路(8)が走行用バッテリ(1)の電流を検出して、設定電流に比較する請求項2に記載される車両用の電源装置。
  6. 制御回路(4)が中間タイマーを備えており、この中間タイマーは、電流検出回路(8)で検出された第1検出電流が第1設定電流よりも小さいとカウントを開始し、この中間タイマーがタイムアップする状態で、電流検出回路(8)が第2検出電流を検出して、第2設定電流に比較する請求項3に記載される車両用の電源装置。
  7. 制御回路(4)がプリチャージタイマーを備えており、このプリチャージタイマーは、電圧検出回路(9)が電圧差を検出する時間を特定し、このプリチャージタイマーの設定時間に電圧検出回路(9)で検出される電圧差が設定電圧に低下しないと、プリチャージスイッチ(7)をオフに切り換えてプリチャージを中断する請求項1に記載される車両用の電源装置。
  8. 制御回路(4)がプリチャージタイマーを備えており、このプリチャージタイマーは、電流検出回路(8)が走行用バッテリ(1)の電流を検出する時間を特定し、このプリチャージタイマーの設定時間に電流検出回路(8)で検出される走行用バッテリ(1)の電流が設定電流に低下しないと、プリチャージスイッチ(7)をオフに切り換えてプリチャージを中断する請求項2に記載される車両用の電源装置。
  9. 制御回路(4)がプリチャージタイマーを備えており、このプリチャージタイマーは、電流検出回路(8)が走行用バッテリ(1)の第2検出電流を検出する時間を特定し、このプリチャージタイマーの設定時間に電流検出回路(8)で検出される走行用バッテリ(1)の第2検出電流が第2設定電流に低下しないと、プリチャージスイッチ(7)をオフに切り換えてプリチャージを中断する請求項3に記載される車両用の電源装置。
  10. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、コンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときには、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備える電源装置のコンタクタ(2)を切り換える方法であって、プリチャージ回路(3)でもって、負荷(11)に並列に接続しているコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法であって、
    プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出し、その後、コンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を検出し、
    スタートタイマーがタイムアップしてから、電流検出回路(8)で検出された走行用バッテリ(1)の電流を設定電流に比較し、その後さらに、電圧検出回路(9)で検出した電圧差を設定電圧に比較し、走行用バッテリ(1)の電流が設定電流よりも小さく、かつ、電圧差が設定電圧よりも低い状態において、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法。
  11. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、コンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときには、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備える電源装置のコンタクタ(2)を切り換える方法であって、プリチャージ回路(3)でもって、負荷(11)に並列に接続しているコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法であって、
    プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、コンタクタ(2)の1次側と2次側との電圧差を検出し、その後、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出し、
    スタートタイマーがタイムアップしてから、電圧検出回路(9)で検出した電圧差を設定電圧に比較し、その後さらに、電流検出回路(8)で検出された走行用バッテリ(1)の電流を設定電流に比較し、電圧差が設定電圧よりも低く、かつ、走行用バッテリ(1)の電流が設定電流よりも小さい状態において、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法。
  12. 走行用バッテリ(1)の出力側に接続されて、コンデンサー(13)を並列に接続している負荷(11)への電力供給を制御するコンタクタ(2)と、コンタクタ(2)をオフからオンに切り換えるときには、負荷(11)のコンデンサー(13)のプリチャージ電流を制限するプリチャージ抵抗(6)とプリチャージスイッチ(7)とを有するプリチャージ回路(3)と、このプリチャージスイッチ(7)とコンタクタ(2)のオンオフを制御する制御回路(4)とを備える電源装置のコンタクタ(2)を切り換える方法であって、プリチャージ回路(3)でもって、負荷(11)に並列に接続しているコンデンサー(13)をプリチャージした後、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法であって、
    プリチャージスイッチ(7)がオンに切り換えられるとスタートタイマーのカウントを開始させ、このスタートタイマーがタイムアップすると、走行用バッテリ(1)に流れる電流を検出しており、
    スタートタイマーがタイムアップしてから、電流検出回路(8)で検出された第1検出電流を第1設定電流に比較し、その後さらに、電流検出回路(8)で検出された第2検出電流を、第1設定電流より小さい第2設定電流に比較し、第1検出電流が第1設定電流よりも小さく、かつ、第2検出電流が第2設定電流よりも小さい状態において、コンタクタ(2)をオンに切り換える車両用の電源装置のコンタクタの切り換え方法。
JP2004076716A 2004-03-17 2004-03-17 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法 Expired - Lifetime JP4390602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076716A JP4390602B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076716A JP4390602B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005269742A JP2005269742A (ja) 2005-09-29
JP4390602B2 true JP4390602B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=35093695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004076716A Expired - Lifetime JP4390602B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4390602B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4995030B2 (ja) * 2006-12-22 2012-08-08 プライムアースEvエナジー株式会社 開閉制御装置、突入電流制限回路、及び電池付き突入電流制限回路
JP4699399B2 (ja) * 2007-02-06 2011-06-08 プライムアースEvエナジー株式会社 電源装置
CN101073990B (zh) * 2007-06-22 2011-06-01 深圳先进技术研究院 一种具有安全保护装置的电动车供电系统及其控制方法
JP4954049B2 (ja) * 2007-12-19 2012-06-13 三洋電機株式会社 車両用の電源装置
US8049372B2 (en) * 2008-07-01 2011-11-01 GM Global Technology Operations LLC Precharging a high-voltage bus using a voltage-regulated power supply
DE112011100448B4 (de) * 2010-02-05 2020-03-19 Samsung Sdi Co., Ltd. Schaltung und Verfahren zum Verbinden eines zuschaltbaren elektrischen Systems und eines elektrischen Netzes eines Fahrzeuges
US8129951B2 (en) * 2010-07-16 2012-03-06 Delphi Technologies, Inc. Power charging assembly and method that includes a low voltage electrical device operable with pulse width modulation (PWM) control
JP5865013B2 (ja) * 2011-10-27 2016-02-17 三洋電機株式会社 車両用の電源装置及びこの電源装置を備える車両
JP6340939B2 (ja) * 2014-06-18 2018-06-13 住友電気工業株式会社 電源装置及び電力変換装置
KR102237376B1 (ko) 2016-09-08 2021-04-06 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
JP2018057136A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 池上通信機株式会社 突入電流制限装置および方法
CN106564396A (zh) * 2016-11-03 2017-04-19 深圳市沃特玛电池有限公司 电动汽车及其预充电控制电路
CN106427648B (zh) * 2016-11-15 2018-11-16 许继电源有限公司 一种充电桩预充电控制方法和装置
CN106597063A (zh) * 2017-01-25 2017-04-26 杭州士兰微电子股份有限公司 电流检测电路及电流检测方法
CN108206650A (zh) * 2018-03-14 2018-06-26 浙江国自机器人技术有限公司 一种整车或整机的启动电路及启动方法
CN110875609B (zh) * 2018-08-30 2023-04-14 株洲中车时代电气股份有限公司 一种车载充电机及其死负载控制方法
KR102342841B1 (ko) * 2018-11-20 2021-12-22 주식회사 엘지에너지솔루션 배터리 관리 장치 및 그것을 포함하는 배터리팩과 전원 시스템
FR3089916B1 (fr) * 2018-12-14 2020-11-27 Renault Dispositif de pré-charge d’un réseau électrique de puissance
CN109624786B (zh) * 2018-12-29 2021-08-20 蜂巢能源科技有限公司 动力电池预充电阻保护控制方法
JP7120072B2 (ja) 2019-02-22 2022-08-17 株式会社デンソー プリチャージ制御装置
CN110588351A (zh) * 2019-09-27 2019-12-20 东风航盛(武汉)汽车控制系统有限公司 高压预充电路中预充电阻过热保护的智能控制方法
CN111409503A (zh) * 2020-04-03 2020-07-14 苏州盱酋汽车科技有限公司 一种微型电动汽车的动力系统及其控制方法
CN113178934A (zh) * 2021-06-03 2021-07-27 吉林大学 一种车用集成式低压储能电源系统及其控制方法
CN113949120B (zh) * 2021-09-30 2024-05-31 秦皇岛远舟工业气体有限公司 一种船用电池系统的预充电路及方法
CN114268222A (zh) * 2021-12-10 2022-04-01 中国北方车辆研究所 一种复合电源用双向dc/dc的实现方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298402A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Hitachi Ltd インバータ回路の安全装置
JPH11308704A (ja) * 1998-04-27 1999-11-05 Hitachi Ltd 電気車の制御装置及び制御方法
JP3568840B2 (ja) * 1999-10-13 2004-09-22 本田技研工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP3560876B2 (ja) * 1999-10-26 2004-09-02 本田技研工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP3567437B2 (ja) * 2002-03-28 2004-09-22 本田技研工業株式会社 車両駆動装置の給電装置
JP4413565B2 (ja) * 2003-09-17 2010-02-10 本田技研工業株式会社 電源供給システム
JP4604485B2 (ja) * 2003-12-25 2011-01-05 トヨタ自動車株式会社 電源系統の異常検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005269742A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4390602B2 (ja) 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法
JP4954049B2 (ja) 車両用の電源装置
JP4086807B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5274046B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5127387B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5675045B2 (ja) バッテリシステム
JP5440400B2 (ja) 電源装置
JP4740167B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5334612B2 (ja) バッテリシステム
JP2009038925A (ja) 車両用の電源装置とその制御方法
JP2006109612A (ja) 車両用の電源装置
JP5450144B2 (ja) 車両用の電源装置及びこの電源装置を搭載する車両
JP2012034515A (ja) 車両用の電源装置
JP2010057290A (ja) 車両用の電源装置
JP6759216B2 (ja) 電源装置とこの電源装置を備える電動車両
JP2008301612A (ja) 車両用の電源装置とこの電源装置のコンタクター溶着検出方法
JPS6339456B2 (ja)
JP5036528B2 (ja) 車両用の電源装置
JP2005295698A (ja) 車両用の電源装置
JP5084526B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5252993B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5301006B2 (ja) 車両用の電源装置
JP7013411B2 (ja) 二次電池システム
JP2008086136A (ja) コンタクタのクリーニング方法とコンタクタをクリーニングする車両用電源装置
WO2023176228A1 (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091006

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4390602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term