JPH07298402A - インバータ回路の安全装置 - Google Patents
インバータ回路の安全装置Info
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- JPH07298402A JPH07298402A JP6091044A JP9104494A JPH07298402A JP H07298402 A JPH07298402 A JP H07298402A JP 6091044 A JP6091044 A JP 6091044A JP 9104494 A JP9104494 A JP 9104494A JP H07298402 A JPH07298402 A JP H07298402A
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- JP
- Japan
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- circuit
- gate
- battery
- igbt
- current
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L3/00—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
- B60L3/0023—Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train
- B60L3/003—Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train relating to inverters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インバータの素子を破損させないようにするこ
とと、電流センサが1ヶ不良でも走行可能にすること。 【構成】 (1) 始動スイッチ投入後、ゲート電圧が(−)であるこ
とを検知する回路、バッテリを接続するコンタクタ、検
知を判定する回路、そしてコンタクタのコイルを通電す
る回路より構成する。(2) 電流センサからリレーの接点
を介してフィードバック量とする回路電流センサが不良
と判断する回路、リレーの接点を切替える手段、他の電
流センサの信号を加算し符号を変えた信号回路より構成
させる。 【効果】IGBTの故障が防止できたのと、電流センサ
不具でも走行は可能である。
とと、電流センサが1ヶ不良でも走行可能にすること。 【構成】 (1) 始動スイッチ投入後、ゲート電圧が(−)であるこ
とを検知する回路、バッテリを接続するコンタクタ、検
知を判定する回路、そしてコンタクタのコイルを通電す
る回路より構成する。(2) 電流センサからリレーの接点
を介してフィードバック量とする回路電流センサが不良
と判断する回路、リレーの接点を切替える手段、他の電
流センサの信号を加算し符号を変えた信号回路より構成
させる。 【効果】IGBTの故障が防止できたのと、電流センサ
不具でも走行は可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータを用いた交
流モータ搭載の電気車に関し、特に、インバータの故障
を防止する保護回路や安全回路の安全装置に関する。
流モータ搭載の電気車に関し、特に、インバータの故障
を防止する保護回路や安全回路の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】安全回路や保護回路に関して、従来特開
昭63−7111号公報に見られるような技術があった。故障
にならないような対処、あるいはセンサの異常を早期に
検知し、故障にいたらないようにすることも必要であ
る。
昭63−7111号公報に見られるような技術があった。故障
にならないような対処、あるいはセンサの異常を早期に
検知し、故障にいたらないようにすることも必要であ
る。
【0003】
(1)電源電圧を印加するときにインバータの素子を破損
しないようにすることが目的である。
しないようにすることが目的である。
【0004】インバータ回路の電力スイッチング素子
に、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を
用いる場合、ゲートに(−)電位が印加されている状態
で、IGBTのコレクタ−エミッタ間電圧を加えるよう
にすることで、IGBTの故障を防止する。
に、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を
用いる場合、ゲートに(−)電位が印加されている状態
で、IGBTのコレクタ−エミッタ間電圧を加えるよう
にすることで、IGBTの故障を防止する。
【0005】(2)インバータに用いられる電流センサは
原理的には2ヶで制御できる。しかし、このうち1ヶで
も不具合を発生すると、走行停止とする処理を行わねば
ならない。それでインバータの電流センサを3ヶ用い、
3ヶの電流センサのうち1ヶが不良となっても運転走行
上支障ないようにする。
原理的には2ヶで制御できる。しかし、このうち1ヶで
も不具合を発生すると、走行停止とする処理を行わねば
ならない。それでインバータの電流センサを3ヶ用い、
3ヶの電流センサのうち1ヶが不良となっても運転走行
上支障ないようにする。
【0006】
(1)スイッチング素子のコレクタ−エミッタ間に電圧を
印加する前にインバータの各アームの(+)側あるいは
(−)側のIGBTのゲート電圧を検出し、(−)ゲー
ト電圧のときにコレクタ−エミッタ間に電圧を印加可能
としバッテリ接続用コンタクタのコイル通電回路を動作
させる方法をとる。
印加する前にインバータの各アームの(+)側あるいは
(−)側のIGBTのゲート電圧を検出し、(−)ゲー
ト電圧のときにコレクタ−エミッタ間に電圧を印加可能
としバッテリ接続用コンタクタのコイル通電回路を動作
させる方法をとる。
【0007】ゲート回路には、ゲート駆動回路があり、
始動スイッチが投入したときはゲート駆動回路はインバ
ータを動作させない信号を出している。
始動スイッチが投入したときはゲート駆動回路はインバ
ータを動作させない信号を出している。
【0008】そして、IGBTのゲート電圧がエミッタ
に対して(−)になるよう信号を出し、ゲート回路は
(−)電位を与える構造となっている。
に対して(−)になるよう信号を出し、ゲート回路は
(−)電位を与える構造となっている。
【0009】エミッタより、ダイオード,ホトカプラの
ダイオード、抵抗を直列にしてゲートに接続しておけ
ば、ゲートが(−)電位になると、通電があり、ホトカ
プラのトランジスタ側を導通する回路構成としておく。
ダイオード、抵抗を直列にしてゲートに接続しておけ
ば、ゲートが(−)電位になると、通電があり、ホトカ
プラのトランジスタ側を導通する回路構成としておく。
【0010】各3ヶのアームともゲート電圧が(−)に
なっていることをアンド回路を優した判定回路,コイル
通電回路にはサイリスタを用い、このゲートをアンド回
路の出力で点弧できるようにしておく。
なっていることをアンド回路を優した判定回路,コイル
通電回路にはサイリスタを用い、このゲートをアンド回
路の出力で点弧できるようにしておく。
【0011】(2)バッテリから流れる電流,インバータ
よりモータに流れる3ヶの電流を検出するため、4ヶの
電流検出センサを接続する。
よりモータに流れる3ヶの電流を検出するため、4ヶの
電流検出センサを接続する。
【0012】モータ電流は正・負の正弦波電流が流れて
おり、各々のピーク値を検出しこれの絶対値と、バッテ
リ電流を比較する。理論的には、バッテリ平均電流IB
とモータピーク電流値IM の間に
おり、各々のピーク値を検出しこれの絶対値と、バッテ
リ電流を比較する。理論的には、バッテリ平均電流IB
とモータピーク電流値IM の間に
【0013】
【数1】
【0014】の関係がある。
【0015】それで、この関係よりはずれた場合、はず
れたモータ電流検出センサを切り離す。
れたモータ電流検出センサを切り離す。
【0016】そして、各モータ電流検出センサの出力I
M(u)IM(v)IM(w)には IM(u)+IM(v)+IM(w)=0 の関係にあるので他の2ヶによるセンサで代用できる。
M(u)IM(v)IM(w)には IM(u)+IM(v)+IM(w)=0 の関係にあるので他の2ヶによるセンサで代用できる。
【0017】各センサからの出力を各センサに対応した
リレーの常閉接点を介して制御回路に供すると共に、加
算回路に接続する。加算回路の入力には、IM(u),IM
(v),IM(w)のリレー常閉接点を介して印加される。
リレーの常閉接点を介して制御回路に供すると共に、加
算回路に接続する。加算回路の入力には、IM(u),IM
(v),IM(w)のリレー常閉接点を介して印加される。
【0018】加算回路の出力は各センサに対応したリレ
ーの常閉接点を介して、常閉接点の出力側に接続され
る。
ーの常閉接点を介して、常閉接点の出力側に接続され
る。
【0019】
(1) 始動スイッチを投入したとき、IGBTのゲートに
は(−)電位を印加しておくゲート回路が動作してい
る。インバータにおける各アームの(−)側に接続され
た側のスイッチング素子(−)に印加されていることを
検出する。そしてホトカプラのダイオードを通電する。
ホトカプラのトランジスタ側が通電し、コレクタ電圧が
低下したことで検出信号を発生し、これらの信号をアン
ド回路の入力信号とする。
は(−)電位を印加しておくゲート回路が動作してい
る。インバータにおける各アームの(−)側に接続され
た側のスイッチング素子(−)に印加されていることを
検出する。そしてホトカプラのダイオードを通電する。
ホトカプラのトランジスタ側が通電し、コレクタ電圧が
低下したことで検出信号を発生し、これらの信号をアン
ド回路の入力信号とする。
【0020】各々の検出信号があると、これをリレーの
コイルと直列に接続したサイリスタを点弧する信号とし
ており、コイルに電流が流れると主電源がIGBTに印
加される。
コイルと直列に接続したサイリスタを点弧する信号とし
ており、コイルに電流が流れると主電源がIGBTに印
加される。
【0021】ここで、インバータT1,T3,T5のゲ
ート電圧が(+)であっても、主電源を印加しても電流
は流れることはない。つまり、インバータの各相の(−)
側あるいは(+)側をすべてチェックすれば、電源投入時
に過大電流が流れてIGBTを故障させることはなくな
る。
ート電圧が(+)であっても、主電源を印加しても電流
は流れることはない。つまり、インバータの各相の(−)
側あるいは(+)側をすべてチェックすれば、電源投入時
に過大電流が流れてIGBTを故障させることはなくな
る。
【0022】(2) バッテリ電流値、各アームのモータ電
流の(+)側,(−)側電流値は、マイコンに取込まれ
ており、モータ電流のピーク値を検出することは、指令
している位相と周期により求めることができる。
流の(+)側,(−)側電流値は、マイコンに取込まれ
ており、モータ電流のピーク値を検出することは、指令
している位相と周期により求めることができる。
【0023】そして、モータ電流検出センサのうち1ヶ
が不具合と判断された場合は、リレーの接点を動作させ
るようにすれば良い。
が不具合と判断された場合は、リレーの接点を動作させ
るようにすれば良い。
【0024】それで、センサからの信号は遮断され、他
の2ヶの電流を加算し、符号が逆の電圧がフィードバッ
ク量として印加され、正常動作が行われる。
の2ヶの電流を加算し、符号が逆の電圧がフィードバッ
ク量として印加され、正常動作が行われる。
【0025】
【実施例】以下、図1に従って詳細に説明する。
【0026】バッテリ1の(+)電源線2からバッテリ
接続用コンタクタ4のコンタクタ接点5を介し(+)線
7とし、(+)線7と(−)電源線3には3ヶのアーム
モジュール9からなるインバータ回路8を接続する。
接続用コンタクタ4のコンタクタ接点5を介し(+)線
7とし、(+)線7と(−)電源線3には3ヶのアーム
モジュール9からなるインバータ回路8を接続する。
【0027】ゲート回路10の信号によりインバータ回
路8は動作し、各アームモジュール9の中間点よりモー
タ(誘導電動機)11が接続される。
路8は動作し、各アームモジュール9の中間点よりモー
タ(誘導電動機)11が接続される。
【0028】補助バッテリ14の電圧は始動スイッチ1
3を介してゲート回路10に印加されると共に、バッテ
リ接続用コンタクタ4のコンタクタコイル6にも印加さ
れる。
3を介してゲート回路10に印加されると共に、バッテ
リ接続用コンタクタ4のコンタクタコイル6にも印加さ
れる。
【0029】そして、ゲート電圧検出回路12の信号を
判定回路20で判断し、コイル通電回路15の動作信号
となる。
判定回路20で判断し、コイル通電回路15の動作信号
となる。
【0030】図1には、バッテリ1からの電流を検出す
るバッテリ電流センサ16,モータ11に流れる電流を
検出するモータ電流検出センサu;v;w17,18,
19の接続点を示している。
るバッテリ電流センサ16,モータ11に流れる電流を
検出するモータ電流検出センサu;v;w17,18,
19の接続点を示している。
【0031】図2は図1のゲート電圧検出回路12,判
定回路20の詳細図を示す。
定回路20の詳細図を示す。
【0032】ゲート回路10は、NPNトランジスタと
PNPトランジスタによるトーテムポールで抵抗R1を
介して、IGBT T2 のゲートに接続する。トーテム
ポールの(+)電源(+)G,(−)電源(−)Gは、ほぼ
(+)15V,(−)10V程度あり、補助バッテリ14か
らDC−DCコンバータ22で供給される(図3に示
す)。
PNPトランジスタによるトーテムポールで抵抗R1を
介して、IGBT T2 のゲートに接続する。トーテム
ポールの(+)電源(+)G,(−)電源(−)Gは、ほぼ
(+)15V,(−)10V程度あり、補助バッテリ14か
らDC−DCコンバータ22で供給される(図3に示
す)。
【0033】(−)電源線3を中間にして接続されてい
るコンデンサは、ゲートに電圧を印加するときの立上
り,立下りの過大電流を供給するものである。
るコンデンサは、ゲートに電圧を印加するときの立上
り,立下りの過大電流を供給するものである。
【0034】ゲート駆動回路は、マイコンや搬送波比較
などより構成され、モータのトルク・回転数を制御する
ものであり、最終出力信号は、インバータ回路8のアー
ムモジュール9のオン・オフ時間を加減し、モータ11
の速度やトルクを変える制御回路である。
などより構成され、モータのトルク・回転数を制御する
ものであり、最終出力信号は、インバータ回路8のアー
ムモジュール9のオン・オフ時間を加減し、モータ11
の速度やトルクを変える制御回路である。
【0035】IGBTのエミッタからダイオードD,ホ
トカプラP.C のダイオード抵抗を直列にして、ゲート
端子に接続する。
トカプラP.C のダイオード抵抗を直列にして、ゲート
端子に接続する。
【0036】今ゲート電圧が(+)になっているとホト
カプラに電流は流れない。ゲート電圧が(−)になる
と、ホトカプラのダイオードは通電し、ホトカプラが導
通状態を示し、トランジスタのコレクタはL(低電位)
レベル信号として検知できる。一定電位Vccから抵抗R
4を介して、ホトカプラP.C1 のトランジスタのコレ
クタに接続するのと、またインバータ素子INV1の入
力に接続する。
カプラに電流は流れない。ゲート電圧が(−)になる
と、ホトカプラのダイオードは通電し、ホトカプラが導
通状態を示し、トランジスタのコレクタはL(低電位)
レベル信号として検知できる。一定電位Vccから抵抗R
4を介して、ホトカプラP.C1 のトランジスタのコレ
クタに接続するのと、またインバータ素子INV1の入
力に接続する。
【0037】各インバータ素子INV1,INV2,I
NV3の出力をアンド素子ANDの入力とし、この出力
信号をコイル通電回路15に印加する。つまり、この出
力信号は、ゲート電圧がすべて(−)であるときに、H
レベル信号を発生する。
NV3の出力をアンド素子ANDの入力とし、この出力
信号をコイル通電回路15に印加する。つまり、この出
力信号は、ゲート電圧がすべて(−)であるときに、H
レベル信号を発生する。
【0038】図3は図1のコイル通電回路15の詳細図
である。コイル通電回路15は、サイリスタTh,ゲー
ト線から抵抗R7を介して判定回路20の出力端子に接
続されている。
である。コイル通電回路15は、サイリスタTh,ゲー
ト線から抵抗R7を介して判定回路20の出力端子に接
続されている。
【0039】この動作は、判定回路20からのHレベル
信号が印加されるとサイリスタThが導通し、コンタク
タコイル6に電流を流す。つまり図1のバッテリ接続用
コンタクタ4のコンタクタ接点5を閉じることになる。
信号が印加されるとサイリスタThが導通し、コンタク
タコイル6に電流を流す。つまり図1のバッテリ接続用
コンタクタ4のコンタクタ接点5を閉じることになる。
【0040】定電圧回路21は、一定電圧Vccを各制御
回路の電源として供給する。
回路の電源として供給する。
【0041】DC−DCコンバータ22はIGBTのゲ
ートに印加する電源である。IGBTT1 ,T3 ,T5 用と
して、各々DC−DCコンバータは必要であるが、ここ
では記入していない。
ートに印加する電源である。IGBTT1 ,T3 ,T5 用と
して、各々DC−DCコンバータは必要であるが、ここ
では記入していない。
【0042】図4は、本発明からなる電流センサ故障検
知と対処回路を示している。
知と対処回路を示している。
【0043】各モータ電流検出センサu17、〔18,
19〕の出力信号からリレーu25,〔リレーv26,
リレーw27〕の常閉接点28を介し、抵抗R21〔R
22,R23〕を介して演算増幅器OPA2〔OPA
3,OPA4〕の反転入力端子に接続する。また各々の
リレーの常閉接点から抵抗R11,〔R12,R13〕
を接続して演算増幅器OPA1の反転入力端子に接続す
る。
19〕の出力信号からリレーu25,〔リレーv26,
リレーw27〕の常閉接点28を介し、抵抗R21〔R
22,R23〕を介して演算増幅器OPA2〔OPA
3,OPA4〕の反転入力端子に接続する。また各々の
リレーの常閉接点から抵抗R11,〔R12,R13〕
を接続して演算増幅器OPA1の反転入力端子に接続す
る。
【0044】リレーu25のコイルu30の一端は定電
圧Vccに他端をマイコン32の出力ポートに接続する。
同じように他のリレーコイルも接続される。
圧Vccに他端をマイコン32の出力ポートに接続する。
同じように他のリレーコイルも接続される。
【0045】各電流センサの出力信号は入出力回路31
に入り、マイコン32と信号の受渡しを行う。
に入り、マイコン32と信号の受渡しを行う。
【0046】マイコンのアナログポートに入るが、AD
コンバータを介してマイコンに取込むかどうかは、どち
らでも構わない。マイコン32から指令電流回路33を
介し、抵抗R31,R32,R33を接続して、演算増
幅器OPA2,OPA3,OPA4の反転入力端子に接
続される。
コンバータを介してマイコンに取込むかどうかは、どち
らでも構わない。マイコン32から指令電流回路33を
介し、抵抗R31,R32,R33を接続して、演算増
幅器OPA2,OPA3,OPA4の反転入力端子に接
続される。
【0047】そして、指令電流と、電流センサからの信
号は位相が逆となりフィードバック量として、指令電流
に応答している。
号は位相が逆となりフィードバック量として、指令電流
に応答している。
【0048】3角波形回路34とコンパレタCMP1,
CMP2,CMP3と比較しこのオン・オフ信号でゲー
ト処理回路35によって図1に示したゲート回路の信号
となる。
CMP2,CMP3と比較しこのオン・オフ信号でゲー
ト処理回路35によって図1に示したゲート回路の信号
となる。
【0049】図5は、バッテリ電流とモータ電流の関係
を示しており、今図1のu,v,w相としたとき、各モ
ータ電流の(+)側のピーク値u,v,w点(−)側の
ピーク値u′v′w′点での電流を検知した値は、バッ
テリ電流の平均値と比較すればほぼ5%程度大きい。
を示しており、今図1のu,v,w相としたとき、各モ
ータ電流の(+)側のピーク値u,v,w点(−)側の
ピーク値u′v′w′点での電流を検知した値は、バッ
テリ電流の平均値と比較すればほぼ5%程度大きい。
【0050】この電流値の差が大きくなり、規定値10
〜20%を超えた場合、このセンサに接続しているリレ
ーのコイルに接続しているマイコンの出力ポートをLレ
ベルにする。
〜20%を超えた場合、このセンサに接続しているリレ
ーのコイルに接続しているマイコンの出力ポートをLレ
ベルにする。
【0051】そしてリレーの常閉接点を開き常開接点を
閉じる。
閉じる。
【0052】今、リレーu25を動作させた場合、モー
タ電流検出センサv18,モータ電流検出センサw19
の出力が抵抗R12,R13と演算増幅器OPA1によ
り加算されそして符号が逆となって、抵抗R21を介し
て演算増幅器OPA2に印加される。
タ電流検出センサv18,モータ電流検出センサw19
の出力が抵抗R12,R13と演算増幅器OPA1によ
り加算されそして符号が逆となって、抵抗R21を介し
て演算増幅器OPA2に印加される。
【0053】あるいは、バッテリ電流変化の少ないと
き、u,v,w,u′v′w′点の電流値を比較して不
具合の電流センサを検知することも可能である。
き、u,v,w,u′v′w′点の電流値を比較して不
具合の電流センサを検知することも可能である。
【0054】その他、モータ電流検出センサ2ヶとバッ
テリ電流検出センサ1ヶを用いて不具合のセンサを判定
することも可能である。
テリ電流検出センサ1ヶを用いて不具合のセンサを判定
することも可能である。
【0055】
【発明の効果】IGBTのゲート電圧を簡易回路で監視
することで、インバータ起動時のIGBTコレクタ−エミッ
タ間の短絡防止ができる。
することで、インバータ起動時のIGBTコレクタ−エミッ
タ間の短絡防止ができる。
【0056】1相分の電流センサが故障となっても、モ
ータ駆動が可能となる。
ータ駆動が可能となる。
【0057】1相分のIGBTが動作しない場合、どの
相が動作しないかが判定でき、故障時の対策が容易とな
る。
相が動作しないかが判定でき、故障時の対策が容易とな
る。
【図1】本発明からなる保護を含むモータ駆動回路図で
ある。
ある。
【図2】図1のゲート電圧検出回路判定回路の詳細図で
ある。
ある。
【図3】図1のコイル通電回路の詳細図である。
【図4】本発明からなる電流センサ故障対応回路図であ
る。
る。
【図5】動作の説明図である。
1…バッテリ、2…(+)電源線、3…(−)電源線、
4…バッテリ接続用コンタクタ、5…コンタクタ接点、
6…コンタクタコイル、7…(+)線、8…インバータ
回路、9…アームモジュール、10…ゲート回路、11
…モータ、12…ゲート電圧検出回路、13…始動スイ
ッチ、14…補助バッテリ、15…コイル通電回路、1
6…バッテリ電流センサ、17…モータ電流検出センサ
u、18…モータ電流検出センサv、19…モータ電流
検出センサw、20…判定回路、21…定電圧回路、2
2…DC−DCコンバータ、23…グランド線、24…
ゲート駆動回路、25…リレーu、26…リレーv、2
7…リレーw、28…常閉接点、29…常開接点、30
…コイルu、31…入出力回路、32…マイコン、33
…指令電流回路、34…3角波形回路、35…ゲート処
理回路。
4…バッテリ接続用コンタクタ、5…コンタクタ接点、
6…コンタクタコイル、7…(+)線、8…インバータ
回路、9…アームモジュール、10…ゲート回路、11
…モータ、12…ゲート電圧検出回路、13…始動スイ
ッチ、14…補助バッテリ、15…コイル通電回路、1
6…バッテリ電流センサ、17…モータ電流検出センサ
u、18…モータ電流検出センサv、19…モータ電流
検出センサw、20…判定回路、21…定電圧回路、2
2…DC−DCコンバータ、23…グランド線、24…
ゲート駆動回路、25…リレーu、26…リレーv、2
7…リレーw、28…常閉接点、29…常開接点、30
…コイルu、31…入出力回路、32…マイコン、33
…指令電流回路、34…3角波形回路、35…ゲート処
理回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 信男 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】バッテリ,バッテリ接続用コンタクタ,イ
ンバータ回路とこれを動作させるゲート回路,モータよ
り構成され3相インバータ回路は3個のアームモジュー
ルからなり半導体スイッチには少なくとも1個以上過大
電流検出回路を有した保護回路がある電気車用走行制御
装置において、3個のアームモジュールの(−)側(あ
るいは(+)側)に接続された半導体スイッチには、ゲ
ート回路から半導体スイッチ(IGBT)のゲートに印
加されているゲート電圧が(−)であることを検出し、
(−)であるときにL(低電位)レベル信号を発生する
ゲート電圧検出回路を有し、車両の始動スイッチを投入
したときゲート電圧検出回路の出力信号がLであること
を判断する判定回路、そしてこの判定回路が上記バッテ
リ接続用コンタクタのコイルを通電するコイル通電回路
から構成したことを特徴とするインバータ回路の安全装
置。 - 【請求項2】請求項1において、インバータ回路の各ア
ームからモータに接続する3ヶの結線に各々モータ電流
検出センサを設置し、電流指令信号発生回路と上記モー
タ電流検出センサからの出力信号をフイードバック制御
量とする制御電流回路、この制御電流回路の信号と三角
波回路を比較してゲート駆動回路を構成するインバータ
において、モータ電流検出センサの出力信号を入力イン
タフェース回路を介してマイコンに印加すること、バッ
テリからインバータ回路を接続する結線にバッテリ電流
検出センサを設置し、そのバッテリ電流検出センサ出力
信号を前記インタフェース回路を介してマイコンに印加
すること、各モータ電流検出センサの出力から各々リレ
ーの接点を介してフィードバック制御量にすること、ま
た各々3ケのモータ電流検出センサ出力信号を加算回路
に接続し加算回路の出力をリレーの別接点を介してフィ
ードバック信号線に接続した回路構成とマイコン内部で
モータ電流のピーク値((+),(−);電気角60度
毎)とバッテリ電流を比較して、バッテリ電流より規定
した値から外れた場合、このモータ電流検出センサを不
良と判断しこのセンサに接続されているリレーを動作さ
せる回路から構成したことを特徴とするインバータ回路
の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6091044A JPH07298402A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | インバータ回路の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6091044A JPH07298402A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | インバータ回路の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298402A true JPH07298402A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14015510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6091044A Pending JPH07298402A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | インバータ回路の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07298402A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020034688A (ko) * | 2000-11-03 | 2002-05-09 | 안우희 | 차량용 인버터를 보호하기 위한 과전류검출장치 |
JP2005269742A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 車両用の電源装置とコンタクタの切り換え方法 |
EP2549639A3 (en) * | 2010-03-11 | 2013-07-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Power converter |
US9590490B2 (en) | 2014-05-22 | 2017-03-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Inrush current suppression circuit |
CN106800062A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-06-06 | 浙江佳佳童车有限公司 | 一种童车脚踏开关安全控制电路 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6091044A patent/JPH07298402A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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