JP2005312156A - 電源制御装置およびそれを備えたモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリチャージ用の制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる電源制御装置を提供する。
【解決手段】 ECU50は、Hレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオンし、コンデンサ42のプリチャージを開始し、そのプリチャージの開始に連動してプリチャージ時間を計測する。そして、ECU50は、電圧Vcが所定の電圧に到達する前にプリチャージ時間が所定の時間を経過すると、Lレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。MOS制御回路23は、制限抵抗21に取り付けられたサーミスタ31により制限抵抗21の温度を検出し、制限抵抗21の温度が基準値以上に上昇すると参照電圧Vrefよりも低い電圧Viを受け、Lレベルの信号をAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ECU50は、Hレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオンし、コンデンサ42のプリチャージを開始し、そのプリチャージの開始に連動してプリチャージ時間を計測する。そして、ECU50は、電圧Vcが所定の電圧に到達する前にプリチャージ時間が所定の時間を経過すると、Lレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。MOS制御回路23は、制限抵抗21に取り付けられたサーミスタ31により制限抵抗21の温度を検出し、制限抵抗21の温度が基準値以上に上昇すると参照電圧Vrefよりも低い電圧Viを受け、Lレベルの信号をAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電源制御装置およびそれを備えたモータ駆動装置に関するものである。
非特許文献1は、インバータの入力側に設けられたコンデンサへの突入電流を抑制するための突入電流制限抵抗の過熱による性能低下および損傷を防止する方法を開示する。
リレーおよび突入電流制限抵抗は、直流電源とコンデンサとの間に直列に接続される。そして、バイメタルスイッチは、突入電流制限抵抗の近傍であって、リレーのリレー励磁回路とリレー励磁回路に通電するECU(Electrical Control Unit)との間に接続される。
バイメタルスイッチは、突入電流制限抵抗が過熱状態になると、リレー励磁回路をオフし、突入電流制限抵抗への通電を遮断する。これにより、突入電流制限抵抗の過熱による性能低下および損傷が防止される。
特開平9−233836号公報
特開2001−327001号公報
発明協会公開技報公技番号2003−500230号
しかし、非特許文献1に開示された方法では、バイメタルスイッチが故障すると、突入電流制限抵抗の過熱による性能低下等を確実に防止することができないという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、プリチャージ用の制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる電源制御装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、プリチャージ用の制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる電源制御装置を備えたモータ駆動装置を提供することである。
この発明によれば、電源制御装置は、第1および第2のリレーと、スイッチと、制限抵抗と、制御回路と、通電遮断手段とを備える。第1のリレーは、電源の正極側に接続される。第2のリレーは、電源の負極側に接続される。スイッチは、第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーに並列に接続される。制限抵抗は、第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーに並列に接続され、かつ、スイッチと直列に接続される。制御回路は、スイッチおよび第1および第2のリレーをオン/オフするとともに、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇するとスイッチをオフする。通電遮断手段は、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇すると制限抵抗への通電を遮断する。
好ましくは、通電遮断手段は、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇するとスイッチをオフする。
好ましくは、通電遮断手段は、制限抵抗の温度を検出する温度検出器と、検出された温度が基準値以上であるときスイッチをオフする遮断回路とを含む。
好ましくは、温度検出器は、制限抵抗に取り付けられたサーミスタからなる。
好ましくは、温度検出器は、第1のリレーまたは第2のリレーに取り付けられたサーミスタからなる。
好ましくは、通電遮断手段は、電源から受けた直流電圧の電圧レベルを変換する電圧変換器の内部に設けられる。
好ましくは、通電遮断手段は、スイッチと制限抵抗との間に接続され、通電による温度上昇に伴い抵抗が増加する素子からなる。
好ましくは、スイッチは、半導体スイッチング素子からなる。
また、この発明によれば、モータ駆動装置は、電源と、駆動回路と、第1および第2のリレーと、スイッチと、制限抵抗と、制御回路と、通電遮断手段とを備える。駆動回路は、モータを駆動する。第1のリレーは、電源の正極と駆動回路との間に接続される。第2のリレーは、電源の負極と駆動回路との間に接続される。スイッチは、電源と駆動回路との間に第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーと並列に接続される。制限抵抗は、電源と駆動回路との間において、第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーと並列に接続され、かつ、スイッチと直列に接続される。制御回路は、スイッチおよび第1および第2のリレーをオン/オフするとともに、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇するとスイッチをオフする。通電遮断手段は、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇すると制限抵抗への通電を遮断する。
好ましくは、通電遮断手段は、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇するとスイッチをオフする。
好ましくは、通電遮断手段は、制限抵抗の温度を検出する温度検出器と、検出された温度が基準値以上であるときスイッチをオフする遮断回路とを含む。
好ましくは、温度検出器は、制限抵抗に取り付けられたサーミスタからなる。
好ましくは、温度検出器は、第1のリレーまたは第2のリレーに取り付けられたサーミスタからなる。
好ましくは、モータ駆動装置は、電圧変換器をさらに備える。電圧変換器は、電源に対して駆動回路と並列に接続され、電源から受けた直流電圧の電圧レベルを変換する。そして、通電遮断手段は、電圧変換器の内部に設けられる。
好ましくは、通電遮断手段は、スイッチと制限抵抗との間に接続され、通電による温度上昇に伴い抵抗が増加する素子からなる。
好ましくは、スイッチは、半導体スイッチング素子からなる。
この発明においては、制限抵抗およびスイッチは直列に接続されており、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇すると、制御回路はスイッチをオフすることにより制限抵抗への通電を遮断し、通電遮断手段も制限抵抗への通電を遮断する。つまり、制限抵抗は、温度が基準値以上に上昇しないように2重に監視される。
したがって、この発明によれば、制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるモータ駆動装置の概略ブロック図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1によるモータ駆動装置100は、バッテリ10と、電圧センサー11と、電流センサー12と、DC/DCコンバータ20と、システムメインリレーSMR1,SMR2と、IPM(Intelligent Power Module)40と、ECU50,60とを備える。
図1は、この発明の実施の形態1によるモータ駆動装置の概略ブロック図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1によるモータ駆動装置100は、バッテリ10と、電圧センサー11と、電流センサー12と、DC/DCコンバータ20と、システムメインリレーSMR1,SMR2と、IPM(Intelligent Power Module)40と、ECU50,60とを備える。
モータジェネレータMGは、ハイブリッド自動車または電気自動車の駆動輪を駆動するためのモータである。また、モータジェネレータMGは、ハイブリッド自動車のエンジンに連結され、エンジンの回転力によって発電する発電機またはエンジン始動を行ない得るような電動機として機能するモータであってもよい。
DC/DCコンバータ20は、制限抵抗21と、MOSトランジスタ22と、MOS制御回路23と、電圧変換回路24とを含む。MOS制御回路23は、サーミスタ31と、抵抗32と、比較器33と、AND回路34とからなる。
IPM40は、インバータ41と、コンデンサ42とを含む。
システムメインリレーSMR1は、バッテリ10の正極とインバータ41との間に接続される。システムメインリレーSMR2は、バッテリ10の負極とインバータ41との間に接続される。制限抵抗21およびMOSトランジスタ22は、バッテリ10の正極とインバータ41との間に直列に接続され、その直列に接続された制限抵抗21およびMOSトランジスタ22は、システムメインリレーSMR1に並列に接続される。
電圧変換回路24は、ノードN1,N2間に接続される。すなわち、DC/DCコンバータ20は、IPM40(インバータ41およびコンデンサ42)に対して並列に接続される。サーミスタ31は、制限抵抗21に取り付けられる。そして、サーミスタ31および抵抗32は、電源ノードVsと接地ノードGNDとの間に直列に接続される。比較器33は、その非反転入力端子がサーミスタ31と抵抗32との間のノードN3に接続される。AND回路34は、2つの入力端子のうち、一方の端子が比較器33の出力端子に接続され、他方の端子がECU50に接続される。また、AND回路34は、出力端子がMOSトランジスタ22のゲート端子に接続される。
コンデンサ42は、インバータ41の入力側に設けられ、正母線LN1と負母線LN2との間にインバータ41に並列に接続される。
なお、直列に接続された制限抵抗21およびMOSトランジスタ22は、システムメインリレーSMR2と並列に接続されていてもよい。つまり、直列に接続された制限抵抗21およびMOSトランジスタ22は、システムメインリレーSMR1およびSMR2のいずれか一方のシステムメインリレーと並列に接続されていればよい。
バッテリ10は、リチウムイオンまたはニッケル水素等の二次電池からなる。システムメインリレーSMR1,SMR2は、それぞれ、ECU50によって励磁回路1,2に通電されることによりオンされ、ECU50によって励磁回路1,2への通電を遮断されることによりオフされる。そして、システムメインリレーSMR1,SMR2は、ECU50によってオンされると、バッテリ10からの直流電圧をIPM40のコンデンサ42へ供給する。
電圧センサー11は、コンデンサ42の両端の電圧Vcを検出し、その検出した電圧VcをECU50および60へ出力する。電流センサー12は、モータジェネレータMGの各相コイルに流れるモータ電流MCRTを検出し、その検出したモータ電流MCRTをECU60へ出力する。
MOS制御回路23において、比較器33は、ノードN3上の電圧Viを非反転入力端子に受け、参照電圧Vrefを反転入力端子に受ける。そして、比較器33は、電圧Viを参照電圧Vrefと比較し、電圧Viが参照電圧Vref以上であるとき、H(論理ハイ)レベルの信号をAND回路34へ出力し、電圧Viが参照電圧Vrefよりも低いとき、L(論理ロー)レベルの信号をAND回路34へ出力する。なお、参照電圧Vrefは、制限抵抗21が過熱状態であることを示す電圧からなる。
AND回路34は、比較器33の出力信号とECU50からの信号SEとを受ける。信号SEは、HレベルまたはLレベルからなる。そして、AND回路34は、2つの信号の論理積を演算し、その演算結果をMOSトランジスタ22のゲート端子へ出力する。
制限抵抗21の温度が通電により上昇し、制限抵抗21が過熱状態になると、サーミスタ31の抵抗が減少し、ノードN3上の電圧Viは、参照電圧Vrefよりも低くなる。
そうすると、比較器33は、Lレベルの信号をAND回路34へ出力し、AND回路34は、信号SEの論理レベルに拘わらずLレベルの信号をMOSトランジスタ22のゲート端子へ出力し、MOSトランジスタ22をオフする。
一方、制限抵抗21の温度が低いとき、サーミスタ31は、高抵抗であり、ノードN3上の電圧Viは、参照電圧Vrefよりも高い。
そうすると、比較器33は、Hレベルの信号をAND回路34へ出力し、AND回路34は、信号SEの論理レベルに応じた信号をMOSトランジスタ22のゲート端子へ出力し、MOSトランジスタ22をオン/オフする。
このように、MOS制御回路23は、制限抵抗21の温度をサーミスタ31により検出し、その検出した温度が基準値(電圧Viが参照電圧Vrefになるときの制限抵抗21の温度)よりも低いとき、ECU50からの信号SEに応じてMOSトランジスタ22をオン/オフし、検出した温度が基準値以上であるとき、ECU50からの信号SEに拘わらずMOSトランジスタ22を強制的にオフする。
電圧変換回路24は、バッテリ10からノードN1,N2を介して直流電圧を受け、その受けた直流電圧を降圧して補機バッテリ(図示せず)を充電する。
コンデンサ42は、バッテリ10から供給された直流電圧を平滑化してインバータ41へ供給する。インバータ41は、コンデンサ42から供給された直流電圧をECU60からの信号PWMによって交流電圧に変換してモータジェネレータMGを駆動する。
ECU50は、イグニッションキー(図示せず)から信号IGを受ける。信号IGは、イグニッションキーがオンされるとHレベルからなり、イグニッションキーがオフされるとLレベルからなる。また、ECU50は、電圧センサー11から電圧Vcを受ける。
そして、ECU50は、Hレベルの信号IGをイグニッションキーから受けると、Hレベルの信号SEをAND回路34へ出力するとともに、励磁回路2に通電してシステムメインリレーSMR2をオンする。
これにより、コンデンサ42のプリチャージが開始される。そして、ECU50は、電圧Vcが所定の電圧に到達すると、コンデンサ42のプリチャージが完了したと判定し、励磁回路1に通電してシステムメインリレーSMR1をオンした後、Lレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。
また、ECU50は、タイマー51を内蔵しており、コンデンサ42のプリチャージの開始に連動してタイマー51によりプリチャージ時間を計測する。そして、ECU50は、電圧Vcが所定の電圧に到達する前に、プリチャージ時間が所定の時間を経過したときLレベルの信号SEをAND回路34へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。この所定の時間は、制限抵抗21の温度が上述した基準値に到達する時間に設定される。
ECU60は、電圧センサー11から電圧Vcを受け、電流センサー12からモータ電流MCRTを受け、モータ駆動装置100の外部に設けられたECUからトルク指令値TRを受け、イグニッションキーから信号IGを受ける。
そして、ECU60は、イグニッションキーからHレベルの信号IGを受けると、トルク指令値TR、電圧Vcおよびモータ電流MCRTに基づいて、後述する方法によって、インバータ41を駆動するための信号PWMを生成し、その生成した信号PWMをインバータ41へ出力する。
図2は、図1に示すインバータ41の回路図である。図2を参照して、インバータ41は、U相アーム41U、V相アーム41VおよびW相アーム41Wからなる。U相アーム41U、V相アーム41VおよびW相アーム41Wは、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続される。
U相アーム41Uは、直列に接続されたNPNトランジスタQ1,Q2から成り、V相アーム41Vは、直列に接続されたNPNトランジスタQ3,Q4から成り、W相アーム41Wは、直列に接続されたNPNトランジスタQ5,Q6から成る。また、各NPNトランジスタQ1〜Q6のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD1〜D6がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、モータジェネレータMGの各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMGは、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ1,Q2の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点にそれぞれ接続されている。
図3は、図1に示すECU60に含まれるインバータ制御手段の機能ブロック図である。図3を参照して、インバータ制御手段60Aは、モータ制御用相電圧演算部62と、インバータ用PWM信号変換部64とを含む。モータ制御用相電圧演算部62は、コンデンサ42の両端の電圧Vc、すなわち、インバータ41への入力電圧Vcを電圧センサー11から受け、モータジェネレータMGの各相に流れるモータ電流MCRTを電流センサー12から受け、トルク指令値TRを外部ECUから受ける。そして、モータ制御用相電圧演算部62は、これらの入力される信号に基づいて、モータジェネレータMGの各相のコイルに印加する電圧を計算し、その計算した結果をインバータ用PWM信号変換部64へ出力する。インバータ用PWM信号変換部64は、モータ制御用相電圧演算部62から受けた計算結果に基づいて、実際にインバータ41の各NPNトランジスタQ1〜Q6をオン/オフする信号PWMを生成し、その生成した信号PWMをインバータ41の各NPNトランジスタQ1〜Q6へ出力する。
これにより、各NPNトランジスタQ1〜Q6は、スイッチング制御され、モータジェネレータMGが指令されたトルクを出すようにモータジェネレータMGの各相に流す電流を制御する。このようにして、モータ駆動電流が制御され、トルク指令値TRに応じたモータトルクが出力される。
再び、図1を参照して、モータ駆動装置100の全体動作について説明する。ECU50は、イグニッションキーからHレベルの信号IGを受けると、Hレベルの信号SEをAND回路34へ出力し、励磁回路2へ通電する。
また、比較器33は、電圧Viを非反転入力端子に受け、参照電圧Vrefを反転入力端子に受ける。この場合、制限抵抗21の温度は低いため、電圧Viは、参照電圧Vrefよりも高い。したがって、比較器33は、Hレベルの信号をAND回路34へ出力する。
AND回路34は、比較器33からのHレベルの信号と、ECU50からのHレベルの信号SEとの論理積を演算し、Hレベルの信号をMOSトランジスタ22のゲート端子へ出力する。
そうすると、MOSトランジスタ22およびシステムメインリレーSMR2はオンされる。
その結果、バッテリ10は、制限抵抗21、MOSトランジスタ22、コンデンサ42、システムメインリレーSMR2およびバッテリ10の閉回路で直流電流をコンデンサ42に供給し、コンデンサ42をプリチャージする。
ECU50は、コンデンサ42のプリチャージの開始に連動してプリチャージ時間をタイマー51によって測定し、電圧センサー11から受けた電圧Vcが所定の電圧に到達する前に、プリチャージ時間が所定の時間を経過したとき、制限抵抗21が過熱状態になったと判定し、Lレベルの信号SEをAND回路34へ出力する。
これにより、AND回路34は、Lレベルの信号をゲート端子へ出力し、MOSトランジスタ22をオフする。そして、制限抵抗21への通電が遮断され、過熱による制限抵抗21の性能低下および損傷が防止される。
また、タイマー51の故障によりECU50がプリチャージ時間を測定できない場合でも、プリチャージ中に制限抵抗21の温度が上昇して制限抵抗21が過熱状態になると、比較器33は、参照電圧Vrefよりも低い電圧ViをノードN3から受け、Lレベルの信号をAND回路34へ出力する。
そうすると、AND回路34は、比較器33からのLレベルの信号に応じてLレベルの信号をゲート端子へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。
これにより、制限抵抗21への通電が遮断され、過熱による制限抵抗21の性能低下および損傷が防止される。
一方、コンデンサ42のプリチャージが正常に行なわれ、電圧Vcが所定の電圧に到達すると、ECU50は、励磁回路1へ通電してシステムメインリレーSMR1をオンする。その後、ECU50は、Lレベルの信号SEをAND回路34へ出力する。そして、AND回路34は、Lレベルの信号に応じてLレベルの信号をゲート端子へ出力してMOSトランジスタ22をオフする。
そうすると、バッテリ10は、システムメインリレーSMR1,SMR2を介して直流電圧をコンデンサ42に供給する。コンデンサ42は、バッテリ10からの直流電圧を平滑化してインバータ41に供給する。
一方、ECU60は、外部ECUからトルク指令値TRを受け、電圧センサー11から電圧Vcを受け、電流センサー12からモータ電流MCRTを受ける。そして、ECU60は、トルク指令値TR、電圧Vcおよびモータ電流MCRTに基づいて、上述した方法によって信号PWMを生成してインバータ41へ出力する。
インバータ41は、信号PWMに応じて、コンデンサ42からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMGを駆動する。また、電圧変換器24は、ノードN1,N2を介してバッテリ10から直流電圧を受け、その受けた直流電圧を電圧変換して補機バッテリへ供給する。
また、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、モータジェネレータMGは、駆動輪の回転力によって交流電圧を発電してインバータ41へ供給する。インバータ41は、モータジェネレータMGからの交流電圧を信号PWMによって直流電圧に変換してコンデンサ42に供給する。
コンデンサ42は、インバータ41からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をシステムメインリレーSMR1,SMR2を介してバッテリ10へ供給する。これによって、バッテリ10は充電される。
そして、ECU50は、イグニッションキーからLレベルの信号IGを受けると、励磁回路1,2への通電を停止し、システムメインリレーSMR1,SMR2をオフする。これにより、モータ駆動装置100における全体動作が終了する。
上述したように、モータジェネレータMGの始動時、ECU50は、コンデンサ42への突入電流を防止してコンデンサ42をプリチャージするように制御する。そして、ECU50は、コンデンサ42のプリチャージが完了する前に制限抵抗21が過熱状態になったか否かをプリチャージ時間により判定し、制限抵抗21が過熱状態になると、MOSトランジスタ22をオフする。また、MOS制御回路23は、サーミスタ31によって制限抵抗21の温度を検出し、その検出した温度によって制限抵抗21が過熱状態であると判定すると(電圧Viが参照電圧Vref以上になると)、MOSトランジスタ22をオフする。
このように、この発明は、コンデンサ42への突入電流を抑制する制限抵抗21が過熱状態になったか否かをMOS制御回路23およびECU50によって2重に監視し、制限抵抗21が過熱状態になると制限抵抗21への通電を遮断することを特徴とする。この特徴により、ECU50による制限抵抗21の過熱監視機構が機能しない場合でもMOS制御回路23によって制限抵抗21が過熱状態になったか否かを監視でき、制限抵抗21が過熱状態になると制限抵抗21への通電を確実に遮断できる。
また、この発明は、制限抵抗21、MOSトランジスタ22およびMOS制御回路23をDC/DCコンバータ20内に配設することを特徴とする。そして、この特徴により、制限抵抗21、MOSトランジスタ22およびMOS制御回路23用のスペースを別途確保する必要がなく、モータ駆動装置をコンパクト化できる。
さらに、従来、イグニッションキーが繰り返しオン/オフされたとき、コンデンサ42のプリチャージの繰り返しによる制限抵抗21の温度上昇を推定し、その推定した温度が過熱状態であると判定される温度に到達するとMOSトランジスタ22をオフするようにしていたが、MOS制御回路23を設けることによってそのような温度推定が不要になり、ECU50における制限抵抗21の過熱保護ロジックを簡素化できる。
上述したバッテリ10、DC/DCコンバータ20、およびバッテリ10を制御するECUは、電池パックに収納される。そして、モータ駆動装置100がハイブリッド自動車または電気自動車に搭載される場合、電池パックは、後部座席の後側に設置される。したがって、MOS制御回路23をDC/DCコンバータ20内に設けることによってモータ駆動装置100をコンパクト化できる。
なお、インバータ41およびコンデンサ42は、「駆動回路」を構成する。
また、MOSトランジスタ22は、「スイッチ」を構成する。
さらに、ECU50は、「制御回路」を構成する。
さらに、サーミスタ31は、「温度検出器」を構成する。
さらに、比較器33およびAND回路34は、「遮断回路」を構成する。
さらに、MOSトランジスタ22およびMOS制御回路23は、「通電遮断手段」を構成する。
さらに、システムメインリレーSMR1,SMR2、制限抵抗21、MOSトランジスタ22、MOS制御回路23およびECU50は、「電源制御装置」を構成する。
さらに、上記においては、サーミスタ31は、制限抵抗21に取り付けられると説明したが、この発明においては、これに限らず、サーミスタ31は、システムメインリレーSMR1またはシステムメインリレーSMR2に取り付けられていてもよい。すなわち、制限抵抗21およびMOSトランジスタ22がシステムメインリレーSMR1に並列に接続されるとき、サーミスタ31は、システムメインリレーSMR1に取り付けられ、制限抵抗21およびMOSトランジスタ22がシステムメインリレーSMR2に並列に接続されるとき、サーミスタ31は、システムメインリレーSMR2に取り付けられる。制限抵抗21およびMOSトランジスタ22がシステムメインリレーSMR1に並列に接続されたとき、システムメインリレーSMR1は、制限抵抗21の近傍に設置されるので、制限抵抗21の温度が上昇すればシステムメインリレーSMR1の温度も上昇し、システムメインリレーSMR1の温度上昇により制限抵抗21の過熱状態を検知できるからである。また、制限抵抗21およびMOSトランジスタ22がシステムメインリレーSMR2に並列に接続されたとき、システムメインリレーSMR2は、制限抵抗21の近傍に設置されるので、制限抵抗21の温度が上昇すればシステムメインリレーSMR2の温度も上昇し、システムメインリレーSMR2の温度上昇により制限抵抗21の過熱状態を検知できるからである。
さらに、上記においては、MOS制御回路23は、DC/DCコンバータ20内に設けられると説明したが、この発明においては、これに限らず、MOS制御回路23は、バッテリ10を制御するECU内に設けられてもよい。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2によるモータ駆動装置の概略ブロック図である。図4を参照して、実施の形態2によるモータ駆動装置100Aは、モータ駆動装置100のMOS制御回路23および電圧変換回路24を削除し、ポリスイッチ30を追加したものであり、その他は、モータ駆動装置100と同じである。
図4は、実施の形態2によるモータ駆動装置の概略ブロック図である。図4を参照して、実施の形態2によるモータ駆動装置100Aは、モータ駆動装置100のMOS制御回路23および電圧変換回路24を削除し、ポリスイッチ30を追加したものであり、その他は、モータ駆動装置100と同じである。
ポリスイッチ30は、制限抵抗21とMOSトランジスタ22との間に接続される。ポリスイッチ30は、通電による温度上昇に伴い抵抗が高くなり、温度が低下すると抵抗が低くなる。したがって、制限抵抗21の温度が上昇し、制限抵抗21が過熱状態になると、ポリスイッチ30も温度が上昇して抵抗が高くなり、制限抵抗21への通電を遮断する。
なお、モータ駆動装置100Aにおいては、ECU50は、信号SEをMOSトランジスタ22のゲート端子へ直接出力する。
コンデンサ42のプリチャージ中に制限抵抗21の温度が上昇して制限抵抗21が過熱状態になると、ポリスイッチ30は、温度上昇により抵抗が高くなり、制限抵抗21への通電を遮断する。
これにより、過熱による制限抵抗21の性能低下および損傷が防止される。
このように、実施の形態2においては、コンデンサ42への突入電流を抑制する制限抵抗21が過熱状態になったか否かをポリスイッチ30およびECU50によって2重に監視し、制限抵抗21が過熱状態になると制限抵抗21への通電を遮断することを特徴とする。この特徴により、ECU50による制限抵抗21の過熱監視機構が機能しない場合でもポリスイッチ30によって制限抵抗21が過熱状態になったか否かを監視でき、制限抵抗21が過熱状態になると制限抵抗21への通電を確実に遮断できる。
モータ駆動装置100Aの全体動作について説明する。
ECU50は、イグニッションキーからHレベルの信号IGを受けると、Hレベルの信号SEをMOSトランジスタ22のゲート端子へ出力し、励磁回路2へ通電する。これにより、MOSトランジスタ22およびシステムメインリレーSMR2がオンされ、コンデンサ42のプリチャージが開始される。
そして、ECU50は、コンデンサ42のプリチャージの開始に連動してプリチャージ時間をタイマー51によって計測し、電圧センサー11から受けた電圧Vcが所定の電圧に到達する前に、プリチャージ時間が所定の時間を経過したとき、制限抵抗21が過熱状態になったと判定し、Lレベルの信号SEをMOSトランジスタ22へ出力する。
これにより、MOSトランジスタ22はオフされ、制限抵抗21への通電が遮断され、過熱による制限抵抗21の性能低下および損傷が防止される。
また、タイマー51の故障によりECU50がプリチャージ時間を計測できない場合でも、プリチャージ中に制限抵抗21の温度が上昇して制限抵抗21が過熱状態になると、ポリスイッチ30は、温度上昇により抵抗が高くなり、制限抵抗21への通電を遮断する。
一方、コンデンサ42のプリチャージが正常に行なわれ、電圧Vcが所定の電圧に到達すると、ECU50は、励磁回路1へ通電してシステムメインリレーSMR1をオンする。その後、ECU50は、Lレベルの信号SEをMOSトランジスタ22へ出力し、MOSトランジスタ22をオフする。
そうすると、バッテリ10は、システムメインリレーSMR1,SMR2を介して直流電圧をコンデンサ42に供給する。コンデンサ42は、バッテリ10からの直流電圧を平滑化してインバータ41に供給する。
その後、実施の形態1において説明したモータジェネレータMGの駆動が行なわれる。そして、イグニッションキーからLレベルの信号IGがECU50へ入力されると、システムメインリレーSMR1,SMR2がオフされ、モータ駆動装置100Aの全体動作は終了する。
上記においては、制限抵抗21、MOSトランジスタ22およびポリスイッチ30は、システムメインリレーSMR1に並列に接続されると説明したが、この発明においては、これに限らず、制限抵抗21、MOSトランジスタ22およびポリスイッチ30は、システムメインリレーSMR2に並列に接続されていてもよい。
また、温度が低くなると抵抗が低下し、温度が上昇すると抵抗が高くなるものであれば、どのようなものでも、ポリスイッチ30に代えて用いることができる。
なお、ポリスイッチ30は、「通電遮断手段」を構成する。
また、制限抵抗21、MOSトランジスタ22、システムメインリレーSMR1,SMR2およびECU50は、「電源制御装置」を構成する。
その他は、実施の形態1と同じである。
この発明においては、MOSトランジスタ22は、バイポーラトランジスタおよびIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等に代えられてもよい。したがって、この発明においては、一般に、半導体スイッチング素子を用いてコンデンサ42のプリチャージを制御してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、プリチャージ用の制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる電源制御装置に適用される。また、この発明は、プリチャージ用の制限抵抗の過熱防止を確実に行なうことができる電源制御装置を備えたモータ駆動装置に適用される。
1,2 励磁回路、10 バッテリ、11 電圧センサー、12 電流センサー、20 DC/DCコンバータ、21 制限抵抗、22 MOSトランジスタ、23 MOS制御回路、24 電圧変換回路、30 ポリスイッチ、31 サーミスタ、32 抵抗、33 比較器、34 AND回路、40 IPM、41 インバータ、41U U相アーム、41V V相アーム、41W W相アーム、42 コンデンサ、50,60 ECU、51 タイマー、60A インバータ制御手段、62 モータ制御用相電圧演算部、64 インバータ用PWM信号変換部、100,100A モータ駆動装置、N1,N2 ノード、Vs 電源ノード、LN1 正母線、LN2 負母線、SMR1,SMR2 システムメインリレー、MG モータジェネレータ、Q1〜Q6 NPNトランジスタ、D1〜D6 ダイオード。
Claims (16)
- 電源の正極側に接続された第1のリレーと、
前記電源の負極側に接続された第2のリレーと、
前記第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーに並列に接続されたスイッチと、
前記いずれか一方のリレーに並列に接続され、かつ、前記スイッチと直列に接続された制限抵抗と、
前記スイッチおよび前記第1および第2のリレーをオン/オフするとともに、前記制限抵抗の温度が基準値以上に上昇すると前記スイッチをオフする制御回路と、
前記制限抵抗の温度が前記基準値以上に上昇すると前記制限抵抗への通電を遮断する通電遮断手段とを備える電源制御装置。 - 前記通電遮断手段は、前記制限抵抗の温度が前記基準値以上に上昇すると前記スイッチをオフする、請求項1に記載の電源制御装置。
- 前記通電遮断手段は、
前記制限抵抗の温度を検出する温度検出器と、
前記検出された温度が前記基準値以上であるとき前記スイッチをオフする遮断回路とを含む、請求項2に記載の電源制御装置。 - 前記温度検出器は、前記制限抵抗に取り付けられたサーミスタからなる、請求項3に記載の電源制御装置。
- 前記温度検出器は、前記第1のリレーまたは前記第2のリレーに取り付けられたサーミスタからなる、請求項3に記載の電源制御装置。
- 前記通電遮断手段は、前記電源から受けた直流電圧の電圧レベルを変換する電圧変換器の内部に設けられる、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の電源制御装置。
- 前記通電遮断手段は、前記スイッチと前記制限抵抗との間に接続され、通電による温度上昇に伴い抵抗が増加する素子からなる、請求項1に記載の電源制御装置。
- 前記スイッチは、半導体スイッチング素子からなる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電源制御装置。
- 電源と、
モータを駆動する駆動回路と、
前記電源の正極と前記駆動回路との間に接続された第1のリレーと、
前記電源の負極と前記駆動回路との間に接続された第2のリレーと、
前記電源と前記駆動回路との間に前記第1および第2のリレーのいずれか一方のリレーと並列に接続されたスイッチと、
前記電源と前記駆動回路との間において、前記いずれか一方のリレーと並列に接続され、かつ、前記スイッチと直列に接続された制限抵抗と、
前記スイッチおよび前記第1および第2のリレーをオン/オフするとともに、前記制限抵抗の温度が基準値以上に上昇すると前記スイッチをオフする制御回路と、
前記制限抵抗の温度が前記基準値以上に上昇すると前記制限抵抗への通電を遮断する通電遮断手段とを備えるモータ駆動装置。 - 前記通電遮断手段は、前記制限抵抗の温度が前記基準値以上に上昇すると前記スイッチをオフする、請求項9に記載のモータ駆動装置。
- 前記通電遮断手段は、
前記制限抵抗の温度を検出する温度検出器と、
前記検出された温度が前記基準値以上であるとき前記スイッチをオフする遮断回路とを含む、請求項10に記載のモータ駆動装置。 - 前記温度検出器は、前記制限抵抗に取り付けられたサーミスタからなる、請求項11に記載のモータ駆動装置。
- 前記温度検出器は、前記第1のリレーまたは前記第2のリレーに取り付けられたサーミスタからなる、請求項11に記載のモータ駆動装置。
- 前記電源に対して前記駆動回路と並列に接続され、前記電源から受けた直流電圧の電圧レベルを変換する電圧変換器をさらに備え、
前記通電遮断手段は、前記電圧変換器の内部に設けられる、請求項11から請求項13のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。 - 前記通電遮断手段は、前記スイッチと前記制限抵抗との間に接続され、通電による温度上昇に伴い抵抗が増加する素子からなる、請求項9に記載のモータ駆動装置。
- 前記スイッチは、半導体スイッチング素子からなる、請求項9から請求項15のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
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