JP2010057283A - リレー制御装置 - Google Patents

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【課題】機械式リレーのオフ動作音を抑制することができるリレー制御装置を提供すること。
【解決手段】リレー制御装置は、誘導負荷と誘導負荷に電力を供給する電源との間の電力供給経路の開閉を行う機械式リレーと、機械式リレーに含まれる巻線への通電の有無によって、機械式リレーの開閉動作を制御する制御部と、を備える。制御部は、巻線への通電を遮断したとき巻線に生じた誘導起電力による誘導電流が流れる2つの経路と、誘導電流が流れる経路として2つの経路のいずれか一方を選択する経路選択部と、を含む、巻線と並列に接続されたバイパス回路を有する。2つの経路の一方の経路には、誘導起電力に対して逆方向に接続されたツェナーダイオードが含まれ、他方の経路には、ツェナーダイオードが含まれない。
【選択図】図2

Description

本発明は、機械式リレーのオフ動作音を抑制するリレー制御装置に関する。
EV(Electric Vehicle:電気自動車)やHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)等の車両には、駆動源としての電動機が設けられている。図6は、EVやHEV等の車両に設けられた電動機を駆動するシステムを示すブロック図である。図6に示すように、EVやHEV等の車両には、電動機11の他、蓄電器13と、インバータ15と、リレーユニット17と、ECU19とが設けられている。
蓄電器13は、電動機11に電力を供給する。なお、蓄電器13の出力電圧は高電圧(例えば100〜200V)である。インバータ15は、蓄電器13からの直流電圧を交流電圧に変換する。リレーユニット17は、蓄電器13とインバータ15との間に設けられ、蓄電器13と電動機11との間の電力供給経路の開閉を行う。
リレーユニット17は、図6に示すように、プラス側メインリレーRS1と、マイナス側メインリレーRS2と、予備充電リレーRS3と、電流制限用のレジスタR1とを有する。なお、電流供給経路には大電流が流れるため、プラス側メインリレーRS1、マイナス側メインリレーRS2及び予備充電リレーRS3は、機械式接点及びコイルから構成される機械式リレーである。図6では、マイナス側メインリレーRS2及び予備充電リレーRS3の各コイルの図示は省略されている。ECU19は、リレーユニット17による電力供給経路の開閉を制御する。
上述したように、リレーユニット17に含まれるリレーは機械式であるため、リレーをオンオフする際には、「カチッ」という動作音が発生する。リレーのオンオフは、主に車両が停止して車室内が比較的静かな状態で、電動機11の駆動を開始又は停止するときに行われる。このため、この動作音は、リレーユニット17のケースを介して車両のボディに伝搬して、乗員にノイズとして認識される。このように、リレーのオンオフ動作音が、ドライバにとっての車両の快適性の評価基準であるNV(Noise Vibration)性能に影響してしまう。
特許文献1に開示された技術は、小さな音はその音と同時に発生する大きな音によって聞こえにくくなる(すなわち、大きな音によって小さな音がマスキングされる)ことに着目している。具体的に、小さな音とはリレーの動作音であり、大きな音とはドアロックの開閉動作時やドアの開閉動作時に発生する音である。これらの音が同時に発生すれば、リレーの動作音はそれよりも大きな音にかき消されるため、乗員はリレーの動作音をノイズとして認識することはない。その結果、NV性能を良好に保つことができる。
なお、リレーのオンオフ動作音の防音対策としては、リレーユニット17を遮音材で覆うといった方法が考えられる。しかし、リレーユニット17を遮音材で覆うと空気の出入りが抑制されるため、リレーユニット17のケース内の温度が上昇する。ケース内の温度上昇はリレーの動作に悪影響を及ぼす可能性があるため、好ましくない。
特開2005−278301号公報
リレーのオン動作音及びオフ動作音の内、車両の乗員にとってオフ動作音の方が気になると考えられる。上述したように、リレーのオンオフは電動機の駆動を開始又は停止するときに行われるが、電動機を停止するときは車両の全システムがほぼ停止状態であることが多いためである。特許文献1に開示された技術を用いて、リレーのオフ動作音をドアロックの音やドアを閉じる時の音と同期させれば、リレーのオフ動作音が乗員にとってノイズと認識されることはない。しかし、当該技術には、同期させるべき音のタイミングが一致しない等といった実用上の課題が予測される。また、当該技術には、ノイズの発生を抑制するといった思想はない。
本発明の目的は、機械式リレーのオフ動作音を抑制することができるリレー制御装置を提供することである。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の発明のリレー制御装置は、誘導負荷(例えば、実施の形態での電動機11)と前記誘導負荷に電力を供給する電源(例えば、実施の形態での蓄電器13)との間の電力供給経路の開閉を行う機械式リレー(例えば、実施の形態でのリレーユニット17)と、前記機械式リレーに含まれる巻線(例えば、実施の形態でのコイル)への通電の有無によって、前記機械式リレーの開閉動作を制御する制御部(例えば、実施の形態でのECU21)と、を備え、前記制御部は、前記巻線への通電を遮断したとき前記巻線に生じた誘導起電力による誘導電流が流れる2つの経路と、前記誘導電流が流れる経路として前記2つの経路のいずれか一方を選択する経路選択部(例えば、実施の形態でのスイッチSW)と、を含む、前記巻線と並列に接続されたバイパス回路を有し、前記2つの経路の一方の経路には、前記誘導起電力に対して逆方向に接続されたツェナーダイオード(例えば、実施の形態でのツェナーダイオードZd)が含まれ、他方の経路には、前記ツェナーダイオードが含まれないことを特徴としている。
さらに、請求項2に記載の発明のリレー制御装置では、前記誘導負荷は、車両の駆動源としての電動機であり、前記車両を起動するイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態とされたとき、前記制御部が前記巻線への通電を遮断すると共に、前記経路選択部は、前記2つの経路の内、前記ツェナーダイオードを含まない経路を選択することを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の発明のリレー制御装置では、前記電力供給経路を流れる電流を検出する電流検出部(例えば、実施の形態での電流検出部25)を備え、前記経路選択部は、前記電流検出部によって検出された電流レベルに応じて、前記2つの経路のいずれか一方を選択することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明のリレー制御装置では、前記経路選択部は、前記電流検出部によって検出された電流レベルが所定のしきい値以上のとき、前記2つの経路の内、前記ツェナーダイオードを含む経路を選択することを特徴としている。
さらに、請求項5に記載の発明のリレー制御装置では、前記バイパス回路は、前記巻線への通電時における電源電圧に対して逆方向に接続されたダイオード(例えば、実施の形態でのダイオードD)と、前記ダイオードと直列に接続された前記ツェナーダイオードと、前記ツェナーダイオードと並列に接続されたスイッチ(例えば、実施の形態でのスイッチSW)と、を有し、前記経路選択部は、前記スイッチであることを特徴としている。
さらに、請求項6に記載の発明のリレー制御装置では、前記ツェナーダイオードを含まない経路が選択されたときの前記スイッチは閉じられ、前記ツェナーダイオードを含まない経路は、閉じられた前記スイッチ及び前記ダイオードの直列接続回路を含み、前記ツェナーダイオードを含む経路が選択されたときの前記スイッチは開かれ、前記ツェナーダイオードを含む経路は、前記ツェナーダイオード及び前記ダイオードの直列接続回路を含むことを特徴としている。
請求項1に記載の発明のリレー制御装置によれば、ツェナーダイオードを含まない経路が選択された状態で巻線への通電が遮断されると、機械式リレーは比較的ゆるやかにオン状態からオフ状態になるため、機械式リレーのオフ動作音を小さく抑えることができる。一方、ツェナーダイオードを含む経路が選択された状態で巻線への通電が遮断されると、機械式リレーは瞬時にオン状態からオフ状態になる。
請求項2に記載の発明のリレー制御装置によれば、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態とされる通常操作時には、機械式リレーのオフ動作音を小さく抑えることができる。
請求項3及び4に記載の発明のリレー制御装置によれば、過電流を示す電流レベルのときには、機械式リレーが瞬時にオン状態からオフ状態に変わる状態に設定することができる。
請求項5及び6に記載の発明のリレー制御装置によれば、スイッチのオンオフによって、ツェナーダイオードを含まない経路とツェナーダイオードを含む経路のいずれかに切り替えることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下説明する実施形態のリレー制御装置は、電動機が駆動源として設けられたEV(Electric Vehicle:電気自動車)やHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)等の車両に搭載されている。
図1は、本発明に係る一実施形態のリレー制御装置を含む、電動機を駆動するシステムを示すブロック図である。図1に示すシステムは、電動機11と、蓄電器13と、インバータ15と、リレーユニット17と、ECU21と、電流検出用抵抗R2とを備える。なお、図1に示された電動機11、蓄電器13、インバータ15及びリレーユニット17は、図6中の対応する構成要素と同一である。このため、図1において、図6と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
電動機11は、EVやHEV等の車両の駆動源であり、例えば3相交流モータである。蓄電器13は、電動機11に電力を供給する。なお、蓄電器13の出力電圧は高電圧(例えば100〜200V)である。インバータ15は、蓄電器13からの直流電圧を交流電圧に変換する。リレーユニット17は、蓄電器13とインバータ15との間に設けられ、蓄電器13と電動機11との間の電力供給経路の開閉を行う。
リレーユニット17は、図1に示すように、プラス側メインリレーRS1と、マイナス側メインリレーRS2と、予備充電リレーRS3と、電流制限用のレジスタR1とを有する。なお、電流供給経路には大電流が流れるため、プラス側メインリレーRS1、マイナス側メインリレーRS2及び予備充電リレーRS3は、機械式接点及びコイルから構成される機械式リレーである。図1では、マイナス側メインリレーRS2及び予備充電リレーRS3の各コイルの図示は省略されている。
ECU21は、リレーユニット17による電力供給経路の開閉を制御する。例えば、図示しない車両のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態とされたとき、ECU21は、マイナス側メインリレーRS2、予備充電リレーRS3の順にオンする。これら2つのリレーがオンするとコンデンサCの充電が始まる。このとき、電流制限用のレジスタR1によって、大きな突入電流が流れるのを制限している。コンデンサCが充電された後、ECU21は、プラス側メインリレーRS1をオンして、予備充電リレーRS3をオフする。一方、車両のイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態とされたとき、ECU21は、プラス側メインリレーRS1及びマイナス側メインリレーRS2がオフされる。
以下、ECU21の内部構成及び動作について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。なお、図1中に示された点線は、車両のイグニッションスイッチがオン状態のとき、プラス側メインリレーRS1のコイルLに供給される電流の経路を示す。また、図2及び図3に示された点線は、プラス側メインリレーRS1のコイルLへの通電が遮断されたとき当該コイルLに生じた誘導起電力による誘導電流が流れる経路を示す。
ECU21は、図1〜図3に示すように、駆動素子23と、リレーユニット17に含まれる各リレーの接点保護回路としてのダイオードDと、ツェナーダイオードZdと、スイッチSWと、電流検出部25とを有する。駆動素子23は、例えばトランジスタであり、リレーユニット17に含まれる各リレーのコイルへの通電を制御して、各リレーのオンオフ状態を切り替える。なお、図1では、プラス側メインリレーRS1のコイルLのみに通電されているが、マイナス側メインリレーRS2のコイル(図示せず)にも同様に通電されている。当該通電の電源は、蓄電器13の出力電圧が図示しないDC−DCコンバータによって降圧されチャージされる例えばDC12Vのバッテリである。
ダイオードDは、マイナス側メインリレーRS2のコイルへの通電時における電源電圧に対して逆方向に接続されている。ツェナーダイオードZdは、マイナス側メインリレーRS2のコイルに生じる誘導起電力に対して逆方向に、ダイオードDのアノード側に直列接続されている。スイッチSWは、ツェナーダイオードZdと並列に接続されている。なお、当該システムに異常がない場合、スイッチSWは閉じた状態である。
ダイオードD、ツェナーダイオードZd及びスイッチSWによって、プラス側メインリレーRS1のコイルLに生じる誘導起電力による誘導電流が流れるバイパス回路が構成されている。なお、図1〜図3には、プラス側メインリレーRS1のコイルLの誘導電流に対応するバイパス回路のみ示されているが、マイナス側メインリレーRS2のコイルの誘導電流に対応するバイパス回路や予備充電リレーRS3のコイルの誘導電流に対応するバイパス回路もECU21に設けられている。
電流検出部25は、蓄電器13からインバータ15までの電力供給経路上に設けられた電流検出用抵抗R2の両端電圧に基づいて、蓄電器13の出力電流を検出する。ECU21は、電流検出部25によって検出された電流レベルが所定のしきい値以上のとき、蓄電器13の出力電流が過電流と判断して、スイッチSWを開き、駆動素子23を制御してプラス側メインリレーRS1及びマイナス側メインリレーRS2の各コイルへの通電を遮断する。
以上説明したECU21による制御によれば、蓄電器13の出力電流を含むシステムが正常のとき、車両のイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態とされた結果、プラス側メインリレーRS1及びマイナス側メインリレーRS2の各コイルへの通電が遮断されると、このときのスイッチSWは閉じているため、各コイルに生じた誘導起電力による誘導電流は、図2に示すように、スイッチSW及びダイオードDの直列接続回路を含む経路を流れる。
図4は、システムが正常時にリレーのコイルへの通電を遮断する前後の(a)ダイオードDのカソード側の電圧Vdc、(b)誘導電流Ii、(c)蓄電器13の出力電流Ibo、及び(d)リレーのオンオフ状態を示す図である。図4(a)に示すように、通電が遮断される前の電圧Vdcは12Vであるが、通電が遮断されると電圧Vdcは、ダイオードDの順方向電圧Vfの負の値となる(Vdc=−Vf)。このとき、図4(b)に示すように、誘導電流Iiは徐々に低下していくが、誘導電流IiはダイオードDのみを経由するためゆっくりと低下していく。そして、図4(d)に示すように、誘導電流Iiが0に近づくとリレーをオン状態に保っていた力が徐々に低下するため、リレーは比較的ゆるやかにオン状態からオフ状態へと変わる。このとき発生するリレーのオフ動作音は比較的小さい。
一方、ECU21による制御によれば、蓄電器13の出力電流が過電流と判断された結果、プラス側メインリレーRS1及びマイナス側メインリレーRS2の各コイルへの通電が遮断されると、このときのスイッチSWは開かれるため、誘導電流は、図3に示すように、ツェナーダイオードZd及びダイオードDの直列接続回路を含む経路を流れる。
図5は、蓄電器13の出力電流が過電流であるためリレーのコイルへの通電を遮断する前後の(a)ダイオードDのカソード側の電圧Vdc、(b)誘導電流Ii、(c)蓄電器13の出力電流Ibo、及び(d)リレーのオンオフ状態を示す図である。図5(a)に示すように、通電が遮断される前の電圧Vdcは12Vであるが、通電が遮断されると電圧Vdcは、ツェナーダイオードZdの降伏電圧VzdとダイオードDの順方向電圧Vfの和の負の値となる(Vdc=−(Vzd+Vf))。このとき、図5(b)に示すように、誘導電流Iiは低下していくが、誘導電流IiはツェナーダイオードZd及びダイオードDを経由するため、図4に示した場合よりも早く低下していく。そして、図5(d)に示すように、誘導電流Iiが0に近づくとリレーをオン状態に保っていた力が低下するが、誘導電流の低下が早いため、リレーは瞬時にしてオン状態からオフ状態に変わる。なお、このときは「カチッ」といったリレーのオフ動作音がするが、蓄電器13の出力電流が過電流であり電流供給経路のすばやい遮断が要求される。
以上説明したように、本実施形態のリレー制御装置を含むシステムによれば、システムが正常のときはリレーを比較的ゆるやかにオン状態からオフ状態へと変えることで動作音を小さく抑えることができる。また、システムに異常があるため電流供給経路を速やかに遮断する必要があるときは、リレーを瞬時にオフ動作へと変えることができる。
本発明に係る一実施形態のリレー制御装置を含む、電動機を駆動するシステムを示すブロック図 システムが正常時にリレーがオフされたときに流れる誘導電流の経路を示す図 蓄電器の出力電流が過電流であるためリレーがオフされたときに流れる誘導電流の経路を示す図 システムが正常時にリレーのコイルへの通電を遮断する前後の(a)ダイオードのカソード側の電圧Vdc、(b)誘導電流Ii、(c)蓄電器13の出力電流Ibo、及び(d)リレーのオンオフ状態を示す図 蓄電器13出力電流が過電流であるためリレーのコイルへの通電を遮断する前後の(a)ダイオードのカソード側の電圧Vdc、(b)誘導電流Ii、(c)蓄電器13の出力電流Ibo、及び(d)リレーのオンオフ状態を示す図 EVやHEV等の車両に設けられた電動機を駆動するシステムを示すブロック図
符号の説明
11 電動機
13 蓄電器
15 インバータ
17 リレーユニット
21 ECU
23 駆動素子
25 電流検出部
R1 電流制限用のレジスタ
R2 電流検出用抵抗
RS1 プラス側メインリレー
RS2 マイナス側メインリレー
RS3 予備充電リレー
D ダイオード
Zd ツェナーダイオード
SW スイッチ

Claims (6)

  1. 誘導負荷と前記誘導負荷に電力を供給する電源との間の電力供給経路の開閉を行う機械式リレーと、
    前記機械式リレーに含まれる巻線への通電の有無によって、前記機械式リレーの開閉動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記巻線への通電を遮断したとき前記巻線に生じた誘導起電力による誘導電流が流れる2つの経路と、前記誘導電流が流れる経路として前記2つの経路のいずれか一方を選択する経路選択部と、を含む、前記巻線と並列に接続されたバイパス回路を有し、
    前記2つの経路の一方の経路には、前記誘導起電力に対して逆方向に接続されたツェナーダイオードが含まれ、他方の経路には、前記ツェナーダイオードが含まれないことを特徴とするリレー制御装置。
  2. 請求項1に記載のリレー制御装置であって、
    前記誘導負荷は、車両の駆動源としての電動機であり、
    前記車両を起動するイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態とされたとき、前記制御部が前記巻線への通電を遮断すると共に、前記経路選択部は、前記2つの経路の内、前記ツェナーダイオードを含まない経路を選択することを特徴とするリレー制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のリレー制御装置であって、
    前記電力供給経路を流れる電流を検出する電流検出部を備え、
    前記経路選択部は、前記電流検出部によって検出された電流レベルに応じて、前記2つの経路のいずれか一方を選択することを特徴とするリレー制御装置。
  4. 請求項3に記載のリレー制御装置であって、
    前記経路選択部は、前記電流検出部によって検出された電流レベルが所定のしきい値以上のとき、前記2つの経路の内、前記ツェナーダイオードを含む経路を選択することを特徴とするリレー制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のリレー制御装置であって、
    前記バイパス回路は、前記巻線への通電時における電源電圧に対して逆方向に接続されたダイオードと、前記ダイオードと直列に接続された前記ツェナーダイオードと、前記ツェナーダイオードと並列に接続されたスイッチと、を有し、
    前記経路選択部は、前記スイッチであることを特徴とするリレー制御装置。
  6. 請求項5に記載のリレー制御装置であって、
    前記ツェナーダイオードを含まない経路が選択されたときの前記スイッチは閉じられ、前記ツェナーダイオードを含まない経路は、閉じられた前記スイッチ及び前記ダイオードの直列接続回路を含み、
    前記ツェナーダイオードを含む経路が選択されたときの前記スイッチは開かれ、前記ツェナーダイオードを含む経路は、前記ツェナーダイオード及び前記ダイオードの直列接続回路を含むことを特徴とするリレー制御装置。
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