JP2016214002A - モータ制御装置、画像形成装置、及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、画像形成装置、及びモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】DCモータの異常をより正確に判断する。
【解決手段】モータ制御装置1は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4とDCモータ10により構成されたHブリッジ回路5と、Hブリッジ回路5へリレーRL1を介して電力を供給する電源24Vと、Hブリッジ回路5を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路7と、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の温度が基準温度を超えるか否かを検出する電圧検出回路9(温度検出回路)と、を備え、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフする制御部8と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、DCモータが異常状態になった場合にDCモータへの給電を遮断するのに好適な技術に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置において、駆動源として用いられるDCモータの異常検出方法として、スイッチング素子の故障、断線、地絡、DCモータの拘束、DCモータの巻線短絡等により重大障害が発生した場合でも、発煙、焼損にならないように防止するDCモータの異常検出方法が既に知られている。
特許文献1には、スイッチング素子の故障、断線、地絡、DCモータの拘束状態、DCモータの巻線短絡の重大障害が発生しても、発煙、焼損にならないように防止するDCモータの異常検出方法を提供することを目的とし、DCモータの動作モードに応じて、基準電流値を超える電流が流れるか否か、異常状態を判断して、異常状態である場合には直ぐにリレーをOFFしてHブリッジ回路及び、DCモータへの給電を遮断することを特徴とした構成が開示されている。
特許文献1にあっては、DCモータの動作状態毎に電流値を検知することで異常状態を検出していた。
しかし、特許文献1にあっては、電流値の検出だけではDCモータの異常を判断しきれないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、DCモータの異常をより正確に判断することができることにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子とDCモータにより構成されたHブリッジ回路と、前記Hブリッジ回路へリレーを介して電力を供給する電源と、前記Hブリッジ回路を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路と、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の温度が基準温度を超えるか否かを検出する温度検出回路と、を備え、前記DCモータの動作状態に応じて、前記電流検出回路の検出結果、又は/及び前記温度検出回路の検出結果が、前記DCモータの異常状態を表す場合に前記リレーをオフする制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明においては、DCモータの異常をより正確に判断することができる。
本発明の実施形態に係わるモータ制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わる制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略的な機構構成を示す断面図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、DCモータの異常をより正確に判断するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明のモータ制御装置は、第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子とDCモータにより構成されたHブリッジ回路と、前記Hブリッジ回路へリレーを介して電力を供給する電源と、前記Hブリッジ回路を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路と、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の温度が基準温度を超えるか否かを検出する温度検出回路と、を備え、前記DCモータの動作状態に応じて、前記電流検出回路の検出結果、又は/及び前記温度検出回路の検出結果が、前記DCモータの異常状態を表す場合に前記リレーをオフする制御部と、を備えたことを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、DCモータの異常をより正確に判断することができる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係わるモータ制御装置1を示すブロック図である。
図1に示すように、モータ制御装置は、リレーRL1、Hブリッジ回路5、電流検出抵抗R1、電流検出回路7、制御部8、電圧検出回路9、DCモータ10を備えている。
図1において、リレーRL1は、ソレノイドコイルの一端が電源+5Vに接続され、ソレノイドコイルの他端が制御部8に設けられたリレー制御端子O2に接続されており、接点S1が電源+24Vに接続され、接点S2がHブリッジ回路5の設けられたスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q3との接続点P1に接続されている。
Hブリッジ回路5は、4個のスイッチング素子Q1〜Q4で構成された回路であり、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2との接続点P3と、第3スイッチング素子Q3と第4スイッチング素子Q4との接続点P4との間にDCモータ10の端子P3‘,P4’が接続されている。
DCモータ10は、端子P3‘,P4’に入力される電圧の極性に応じて、正転動作、逆転動作、ブレーキ動作を行い、また端子P3‘,P4’に入力される電圧が0Vになると停止する。
電流検出抵抗R1は、第2スイッチング素子Q2のソース側と第4スイッチング素子Q4のソース側との接続点P2とグランドとの間に接続され、電流検出抵抗R1を流れる電流値を電流検出抵抗R1の両端に生じる電圧値に変換して、電流検出回路7に供給する。
電流検出回路7は、電流検出抵抗R1の両端に生じる電圧値VR1と、抵抗R3と抵抗R5との分圧値が表す基準電圧値VrefとをコンパレータCP1を用いて比較し、基準電圧値Vrefを超えた電圧値VR1が入力されたとき、コンパレータCP1が異常電流検出信号をON(High)して制御部8の信号入力端子I1に出力する。
電圧検出回路9は、Hブリッジ回路5の近傍に設けられ、Hブリッジ回路5を流れる電流によってHブリッジ回路5のスイッチング素子Q1〜Q4が発熱し、これらの温度が上昇し続けて発熱温度が基準温度Trefを超えたことを検出する。電圧検出回路9は、基準温度Trefを超えた温度が発生したとき、電圧検出回路9の出力信号である異常温度検出信号がONして制御部8の信号入力端子I2に出力される。
詳しくは、電圧検出回路9は、基準温度Trefを超えたことを検出するため、スイッチング素子Q1〜Q4のジャンクション温度(Tj)が定格値を超えるとトランジスタTr1の基準電圧(一定)のON状態において上昇した温度によって、トランジスタTr1の温度特性により内部抵抗(r)が低下する。そして、トランジスタTr1のVBE1が低下してエミッタ電流Iが増加し、抵抗R9,R11との分圧箇所の電圧Vaが上昇し、温度特性によりトランジスタTr2のVBE2が低下し、電圧VaがトランジスタTr2と一致する動作電圧になるとトランジスタTr2がONする。すると、トランジスタTr2が異常温度検出信号(Low)を制御部8の信号入力端子I2に出力する。このように、電圧検出回路9は、過熱検知によるスイッチングがOFFする保護動作が可能となる機能を有している。
電圧検出回路9の基準温度Trefは、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の電気仕様及び使用条件、環境に応じて制御部8に設定が可能である。制御部8は、内部にD/Aコンバータを有し、基準温度に設定値をデータ化しておき、D/Aコンバータに与え、D/A変換された電圧値を基準電圧出力端子O1に出力して、基準電圧としてトランジスタTr1のベース端子に与えればよい。
電気仕様として、半導体のジャンクション温度(Tj)にディレーティング(80%)を設け、マージンを考慮した温度(120℃)に設定が可能となり信頼性寿命の向上を図ることができる。
150℃(Tj)×0.8(20%)=120℃
使用条件として、DCモータの供給電圧、巻線抵抗、巻線インダクタンス、ブラシ中心と固定子角度の偏差による電流の変化、放熱板の有無、強制空冷の有無を用いることとする。また、環境としては、温度を用いることとする。
電圧検出回路9を例えば、スイッチング素子Q1〜スイッチング素子Q4の夫々に備えてもよい。例えば、表1は、各スイッチング素子と基準温度の関係を示す。
制御部8は、スイッチング素子Q1〜スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに応じて各電圧検出回路9の各基準温度を設定するように構成してもよい。
Figure 2016214002
この場合、スイッチング素子Q1〜Q4の電気仕様及び使用条件、環境、各ジャンクション温度のバラツキに応じて基準温度を変更するように構成してもよい。
電圧検出回路9を複数備え、制御部8は、DCモータ10の動作モードに応じて電圧検出回路9の基準温度を設定するように構成してもよい。例えば、表2は、DCモータ10のモードと基準温度の関係を示す。
Figure 2016214002
この場合、DCモータ10のモードとして、正転動作、逆転動作、ブレーキ動作、停止している場合に、表1を参照して、各電圧検出回路9に用いる各スイッチング素子Q1〜Q4の基準温度を変更するように構成してもよい。
このように、DCモータ10の動作モードに応じて電圧検出回路9の基準温度を設定し、又は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに応じて各電圧検出回路9の各基準温度を設定し、各電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各発熱温度の少なくとも1つが各基準温度を超えた場合に、リレーRL1をオフすることで、DCモータ10の動作モード、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに合わせた基準温度を用いることで、DCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
制御部8は、DCモータ10の正転動作、逆転動作、ブレーキ動作、停止するために、スイッチング素子Q1〜Q4をON−OFFする制御機能と、異常電流及び異常温度検出信号がONしている経過時間を計時(カウント)するタイマ機能と、リレーRL1をON−OFFする制御機能と、を有している。
制御部8は、リレーRL1のソレノイドコイルの一端に接続されたリレー制御端子O2を有しており、このリレー制御端子O2にはリレーRL1を駆動するため電流制限抵抗を介して駆動トランジスタのコレクタ端子が接続され、当該駆動トランジスタのエミッタ端子にはGNDに接続され、この駆動トランジスタのベース端子には制御データが設定されるように構成されていればよい。これにより、制御部8はこの制御データを「0」に設定することで、駆動トランジスタがOFFされてリレーRL1がOFFし、一方、制御部8はこの制御データを「1」に設定することで、駆動トランジスタがONされてリレーRL1がONする。
制御部8は、内部にROM、RAM及びCPUを有し、ROMからオペレーティングシステムOSを読み出してRAM上に展開してOSを起動し、OS管理下において、ROMからプログラムを読み出し、図2に示すフローチャートに従ってモータ制御処理、電流検出処理及び温度検出処理を実行する。
次に、DCモータ10の正転動作、逆転動作、ブレーキ動作、停止について表3を用いて説明する。
Figure 2016214002
DCモータ10の正転動作は、制御部8からのスイッチング素子ON−OFF制御信号により、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q4がON、スイッチング素子Q2とスイッチング素子Q3がOFF状態であるため、スイッチング素子Q1、DCモータ10、スイッチング素子Q4を通じて電流が流れDCモータ10は正転動作を行う。
DCモータ10の逆転動作は、制御部8からのスイッチング素子ON−OFF制御信号により、スイッチング素子Q2とスイッチング素子Q3がON、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q4がOFF状態であるためスイッチング素子Q3、DCモータ10、スイッチング素子Q2を通じて電流が流れDCモータ10は逆転動作を行う。
DCモータ10のブレーキ動作は、制御部8からのスイッチング素子ON−OFF制御信号により、スイッチング素子Q2とスイッチング素子Q4がON、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q3がOFF状態、又は、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q3がON、スイッチング素子Q2とスイッチング素子Q4がOFF状態であり、DCモータ10の両端子P3‘,P4‘が短絡されるためブレーキ力が働きDCモータ10は急停止する。
DCモータ10の停止動作は、制御部8からのスイッチング素子ON−OFF制御信号により、スイッチング素子Q1〜Q4がOFF状態であり、DCモータ10は何も繋がっていない状態であるため、回転中のDCモータ10に対しては、惰性で少し回転続けてから停止する。
また、制御部8は、経過時間を計時するタイマを有し、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えた場合に、タイマを用いて経過時間を計時し、経過時間が規定時間を越えたときに、リレーRL1をオフしてもよい。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に係わる制御部8の動作を示すフローチャートについて説明する。
まず、電源(+5V、+24V)が投入されると、制御部8が起動される。制御部8はROMからオペレーティングシステムOSを読み出してRAM上にブートしてOSを起動する。次いで、制御部8は、OS管理下において、ROMからプログラムを読み出し、図2に示すフローチャートの処理内容を含むプログラムを起動する。
制御部8は、上述した制御データを「1」に設定して駆動トランジスタがONさせ、リレーRL1がONする。これにより、リレーRL1の両接点S1,S2が開放状態から閉結状態に移行し、電源+24VがリレーRL1の両接点S1,S2を介してHブリッジ回路5を構成する第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2との接続点P3に供給される。
次いで、電源が投入されると、電流検出回路7から入力される信号を監視して、DCモータ10の異常電流検出を開始し、表3に示す動作モードにおいて、スイッチング素子Q1〜Q4のON−OFF状態により、正転動作、逆転動作、ブレーキ動作、停止のどの動作モードにあるかをチェックする(S1〜S4)。
正転及び逆転動作において、制御部8からのスイッチング素子Q1〜Q4のON−OFF制御信号によりDCモータ10が正転動作(S1)又は、逆転動作(S2)するときDCモータ10が動き出す瞬間には必ず起動電流により基準電流値を超える電流が電流検出抵抗R1に流れるため、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号が必ずONする。制御部8は、このDCモータ10が正転又は逆転方向に起動するときに、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしたか否かを判断(S5)する。
また、スイッチング素子Q1〜Q4の少なくとも1つに流れる電流による発熱温度が基準温度を超えた場合、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONする。
制御部8は、起動するときに、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONした場合は正常であると判断し、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしたか否かを判断(S6)する。
また、制御部8は、起動するときに、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしない場合、DCモータ10の電極端子P3‘,P4‘に接続されるケーブルが断線又は地絡しているため電流検出抵抗R1に電流が流れないと判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFし、Hブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、起動時に、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしない場合、タイマを用いて経過時間を計時し、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしている経過時間が規定時間より長いか否かを判断(S7)する。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしている経過時間が規定時間より短い場合、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしたか否か判断(S8)する。電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしない場合、正常状態であると判断し最初の動作モード判別に戻る。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONした場合、スイッチング素子Qが異常発熱している過熱状態と判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、正転動作(S1)中において、タイマを用いて経過時間を計時し、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしている経過時間が規定時間より長い場合、スイッチング素子Q2が故障しスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2を貫通電流が流れている又はDCモータ10が拘束状態、又はDCモータ10の巻線が短絡により使用最大負荷時の電流以上の電流が流れていると判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
また、制御部8は、逆転動作(S2)中において、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしている経過時間が規定時間より長い場合、スイッチング素子Q4が故障しスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4を貫通電流が流れている又はDCモータ10が拘束状態又はDCモータ10の巻線が短絡により使用最大負荷時の電流以上の電流が流れていると判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、ブレーキモードにおいては、制御部8からスイッチング素子Q1〜Q4に出力されるON−OFF制御信号により、正転動作からのブレーキ動作(S3)中に、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしたか否かを判断(S9)する。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしない場合、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしたか否か判断(S10)する。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしない場合、正常状態であると判断し最初の動作モード判別に戻る。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONした場合、スイッチング素子Qが異常発熱している過熱状態と判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONした場合、スイッチング素子Q1〜Q4の少なくとも1つが故障によりOFFしないため、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2を貫通電流が流れていると判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、スイッチング素子Q3が故障によりOFFしない場合は、正転動作の時点でスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4に貫通電流が流れるため正転動作での異常検知フローで異常を検出できる。
制御部8は、スイッチング素子Q1〜4のON−OFF制御信号により、逆転動作からのブレーキ動作(S3)中に、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしたか否かを判断(S9)する。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしない場合、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしたか否か判断(S10)する。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしない場合、正常状態であると判断し最初の動作モード判別に戻る。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONした場合、スイッチング素子Qが異常発熱している過熱状態と判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONした場合、第3スイッチング素子Q3が故障によりOFFしないため、スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4を貫通電流が流れていると判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、スイッチング素子Q1が故障によりOFFしない場合は、逆転動作の時点でスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2に貫通電流が流れるため、逆転動作での異常検知フローで異常を検出できる。
停止モードにおいては、制御部8からスイッチング素子Q1〜Q4に出力されるON−OFF制御信号により、DCモータ10が停止しているとき(S4)、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしたか否かを判断(S9)する。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONしない場合、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしたか否か判断(S10)する。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONしない場合、正常状態であると判断し最初の動作モード判別に戻る。
制御部8は、電圧検出回路9から入力される異常温度検出信号がONした場合、スイッチング素子Qが異常発熱している過熱状態と判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
制御部8は、電流検出回路7から入力される異常電流検出信号がONした場合、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2、又はスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4が故障して貫通電流が流れていると判断し、上述した制御データを「0」に設定して直ぐにリレーRL1をOFFしてHブリッジ回路5への給電を遮断する(S11)。
このように、制御部8は、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフするので、DCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
詳しくは、DCモータの全ての動作モードにおいて、スイッチング素子の故障、断線、地絡、DCモータの巻線短絡の何れかが発生しても、発熱による温度の異常を検出でき、直ぐに給電を遮断するため、スイッチング素子やDCモータ、ケーブルの発煙や焼損などの重大障害の発生を防止することができる。
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置101の概略的な機構構成を示す断面図である。
画像形成装置101は、ADF102、画像読み取り装置103、書き込みユニット104、プリンタユニット105、感光体ドラム106、現像装置107、搬送ベルト108、定着装置109を備えている。
図1に示す画像形成装置101は、デジタル複合機として、複写機能と、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を搭載している。
この画像形成装置101においては、操作部に設けられたアプリケーション切り替えキーにより、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっており、複写機能が選択された場合には複写モードとなり、プリンタ機能が選択された場合にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードが選択された場合にはファクシミリモードとなる。
図3を参照して、画像形成装置101が複写機能(複写モード)を選択された場合における画像形成の流れについて例に挙げて、簡単に説明する。
複写モードでは、原稿束がADF102により、順に画像読み取り装置103に給送され、画像読み取り装置103により、各原稿から画像情報が読み取られる。そして、画像情報は、画像処理手段を介して書き込みユニット104により光情報に変換される。感光体ドラム106は、帯電器(図示しない)により一様に帯電された後に書き込みユニット104からの光情報で露光され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム106上の静電潜像は、現像装置107により現像されてトナー像となる。このトナー像は、搬送ベルト108により転写紙に転写され、定着装置109によりトナー像が転写紙に定着され、トナー像が転写された転写紙が排出される。
なお、図3では、画像形成装置101として、感光体ドラム106を1つだけ配置したモノクロタイプのものを示したが、感光体ドラム106は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等のトナー像を形成する4つとし、各色を重ねて転写紙に転写するカラー画像形成装置とすることができる。
図1、図2に示すモータ制御装置1の制御対象となるモータは、例えば図3に示す画像形成装置101に用いる用紙を搬送する搬送ベルト108を回転するモータであればよい。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様のモータ制御装置は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4とDCモータ10により構成されたHブリッジ回路5と、Hブリッジ回路5へリレーRL1を介して電力を供給する電源24Vと、Hブリッジ回路5を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路7と、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の温度が基準温度を超えるか否かを検出する電圧検出回路9(温度検出回路)と、を備え、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフする制御部8と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフするので、DCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
詳しくは、DCモータの全ての動作モードにおいて、スイッチング素子の故障、断線、地絡、DCモータの巻線短絡の何れかが発生しても、発熱による温度の異常を検出でき、直ぐに給電を遮断するため、スイッチング素子やDCモータ、ケーブルの発煙や焼損などの重大障害の発生を防止することができる。
<第2態様>
本態様の制御部8は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4のジャンクション温度を電圧検出回路9の基準温度として設定し、電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の何れか1つの温度が基準温度を超えた場合に、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の何れか1つの温度がジャンクション温度を超えた場合に、リレーRL1をオフすることで、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第3態様>
本態様の基準温度は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の電気仕様及び使用条件、環境に応じて設定が可能なことを特徴とする。
本態様によれば、基準温度は、スイッチング素子の電気仕様及び使用条件、環境に応じて設定が可能となるので、回路設計や熱設計上の制約条件(電気仕様、使用条件、環境)下でも、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第4態様>
本態様の制御部8は、時間を計時するタイマを有し、制御部8は、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えた場合に、タイマを用いて経過時間を計時し、経過時間が規定時間を越えたときに(S7)、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えてからの経過時間が規定時間を越えたときに、リレーRL1をオフすることで、規定時間以上に経過時間が経過することに起因して、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第5態様>
本態様の制御部8は、DCモータ10が正転動作又は逆転動作している場合に、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が短時間に繰り返しオンしたことによる異常発熱状態、又は長時間オンしたことによる異常発熱の状態にあると判定し、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10が正転動作又は逆転動作している場合に、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が短時間に繰り返しオンしたことによる異常発熱状態、又は長時間オンしたことによる異常発熱の状態にあると見なして、リレーRL1をオフする。これにより、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が短時間に繰り返しオンしたことによる異常発熱状態、又は長時間オンしたことによる異常発熱の状態にある場合において、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第6態様>
本態様の制御部8は、DCモータ10がブレーキ動作している場合に、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が継続してオンしたことによる異常発熱状態と判定し、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10がブレーキ動作している場合に、スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が継続してオンしたことによる異常発熱状態にあると見なして、リレーRL1をオフする。これにより、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が継続してオンしたことによる異常発熱状態にある場合において、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第7態様>
本態様の制御部8は、DCモータ10が停止している場合に、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が使用環境により異常高温状態になっていると判定し、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10が停止している場合に、電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の発熱温度が基準温度を超えたときに、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が使用環境により異常高温状態になっていると見なして、リレーRL1をオフする。これにより、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4が継続してオンしたことによる異常発熱状態にある場合において、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができ、さらに、スイッチング素子の故障、断線、地絡を防止することができる。
<第8態様>
本態様のモータ制御装置は、電圧検出回路9(温度検出回路)を複数備え、制御部8は、DCモータ10の動作モードに応じて電圧検出回路9の基準温度を設定(表2)し、又は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに応じて各電圧検出回路9の各基準温度を設定(表1)し、各電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各発熱温度の少なくとも1つが各基準温度を超えた場合に、リレーRL1をオフすることを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10の動作モードに応じて電圧検出回路9の基準温度を設定し、又は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに応じて各電圧検出回路9の各基準温度を設定し、各電圧検出回路9の検出結果として、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各発熱温度の少なくとも1つが各基準温度を超えた場合に、リレーRL1をオフすることで、DCモータ10の動作モード、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の各ジャンクション温度のバラツキに合わせた基準温度を用いることで、DCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
<第9態様>
本態様の画像形成装置101は、第1態様乃至第8態様記載の何れか1つに記載のモータ制御装置1を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、画像形成装置101がモータ制御装置1を備えたことで、画像形成装置101に用いるDCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
<第10態様>
本態様のモータ制御方法は、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4とDCモータ10により構成されたHブリッジ回路5と、Hブリッジ回路5へリレーRL1を介して電力を供給する電源24Vと、Hブリッジ回路5を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路7と、スイッチング素子Q1乃至スイッチング素子Q4の温度が基準温度を超えるか否かを検出する電圧検出回路9(温度検出回路)と、を備えたモータ制御装置1によるモータ制御方法であって、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフする制御ステップを実行することを特徴とする。
本態様によれば、DCモータ10の動作状態に応じて、電流検出回路7の検出結果、又は/及び電圧検出回路9(温度検出回路)の検出結果が、DCモータ10の異常状態を表す場合にリレーRL1をオフするので、DCモータの異常をより正確に判断することができ、さらに、スイッチング素子の温度が上昇して発煙、焼損となることを防止することができる。
1…モータ制御装置、5…Hブリッジ回路、7…電流検出回路、8…制御部、9…電圧検出回路、10…DCモータ、101…画像形成装置、102…ADF、103…画像読み取り装置、104…書き込みユニット、105…プリンタユニット、106…感光体ドラム、107…現像装置、108…搬送ベルト、109…定着装置
特開2009−278803公報

Claims (10)

  1. 第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子とDCモータにより構成されたHブリッジ回路と、
    前記Hブリッジ回路へリレーを介して電力を供給する電源と、
    前記Hブリッジ回路を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路と、
    前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の温度が基準温度を超えるか否かを検出する温度検出回路と、を備え、
    前記DCモータの動作状態に応じて、前記電流検出回路の検出結果、又は/及び前記温度検出回路の検出結果が、前記DCモータの異常状態を表す場合に前記リレーをオフする制御部と、を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記制御部は、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子のジャンクション温度を前記温度検出回路の基準温度として設定し、前記温度検出回路の検出結果として、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の何れか1つの温度が前記基準温度を超えた場合に、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記基準温度は、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の電気仕様及び使用条件、環境に応じて設定が可能なことを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記制御部は、時間を計時するタイマ手段を有し、
    前記制御部は、前記温度検出回路の検出結果として、前記スイッチング素子の発熱温度が前記基準温度を超えた場合に、前記タイマ手段を用いて経過時間を計時し、前記経過時間が規定時間を越えたときに、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項2又は3記載のモータ制御装置。
  5. 前記制御部は、前記DCモータが正転動作又は逆転動作している場合に、前記温度検出回路の検出結果として、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えたときに、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子が短時間に繰り返しオンしたことによる異常発熱状態、又は長時間オンしたことによる異常発熱の状態にあると判定し、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載のモータ制御装置。
  6. 前記制御部は、前記DCモータがブレーキ動作している場合に、前記温度検出回路の検出結果として、前記スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えたときに、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子が継続してオンしたことによる異常発熱状態と判定し、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載のモータ制御装置。
  7. 前記制御部は、前記DCモータが停止している場合に、前記温度検出回路の検出結果として、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の発熱温度が基準温度を超えたときに、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子が使用環境により異常高温状態になっていると判定し、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載のモータ制御装置。
  8. 前記温度検出回路を複数備え、
    前記制御部は、前記DCモータの動作モードに応じて前記温度検出回路の前記基準温度を設定し、又は、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の各ジャンクション温度のバラツキに応じて前記各温度検出回路の前記基準温度を設定し、前記各温度検出回路の検出結果として、前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の各発熱温度の少なくとも1つが前記各基準温度を超えた場合に、前記リレーをオフすることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載のモータ制御装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1記載のモータ制御装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子とDCモータにより構成されたHブリッジ回路と、
    前記Hブリッジ回路へリレーを介して電力を供給する電源と、
    前記Hブリッジ回路を流れる電流が基準電流を超えるか否かを検出する電流検出回路と、
    前記第1スイッチング素子乃至第4スイッチング素子の温度が基準温度を超えるか否かを検出する温度検出回路と、を備えたモータ制御装置によるモータ制御方法であって、
    前記DCモータの動作状態に応じて、前記電流検出回路の検出結果、又は/及び前記温度検出回路の検出結果が、前記DCモータの異常状態を表す場合に前記リレーをオフする制御ステップを実行することを特徴とするモータ制御方法。
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