JP2014092666A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着工程における発熱源の過熱、並びに断線の監視を同時に行い定着工程の高温による障害を防止することができる低コストの画像形成装置を提供する。
【解決手段】通電することにより発熱する発熱体と、発熱体の近傍に配置されて発熱体の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の検知結果と予め定められた基準電圧を分圧する抵抗体と、抵抗体に並列に接続され温度検知手段の断線を検知する断線検知手段と、分圧された電圧値をデジタル信号に変換して制御手段へ通知する変換手段と、予め定められたしきい値に基づいて出力を反転させる比較器と、比較器の出力電圧の上昇を遅延する遅延回路と、比較器の出力電圧を急速放電する放電回路と、放電回路の出力に接続されたフリップフロップで構成されたラッチ回路と、ラッチ回路に接続され発熱体への電源供給経路を断続する電源供給経路断続手段と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
CPUを介さずに、定着用発熱体の過熱異常、断線異常の双方を同時に監視するべく、温度センサ間の電圧を、一対の過熱検出用の比較器、断線検出用の比較器に入力し、それぞれ異なるしきい値によって異常の判別を行い、同時に2種類の異常の監視を行う画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2006−058510号公報
本発明は、定着工程における発熱源の過熱、並びに断線の監視を同時に行い定着工程の高温による障害を防止することができる低コストの画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、
通電することにより発熱する発熱体と、
前記発熱体の近傍に配置されて前記発熱体の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度検知手段の検知結果と予め定められた基準電圧を分圧する抵抗体と、
前記抵抗体に並列に接続され前記温度検知手段の断線を検知する断線検知手段と、
前記分圧された電圧値をデジタル信号に変換して制御手段へ通知する変換手段と、
予め定められたしきい値に基づいて出力を反転させる比較器と、
前記比較器の出力電圧の上昇を遅延する遅延回路と、
前記比較器の出力電圧を急速放電する放電回路と、
前記放電回路の出力に接続されたフリップフロップで構成されたラッチ回路と、
前記ラッチ回路に接続され前記発熱体への電源供給経路を断続する電源供給経路断続手段と、を有する、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記遅延回路及び前記放電回路の遅延時間が温度検知から断線検知に切り替わる時間よりも長い、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記遅延回路及び前記放電回路がコンデンサと抵抗体からなる、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記遅延回路及び前記放電回路がリセット素子からなる、
ことを特徴とする。
定着工程における発熱源の過熱、並びに断線の監視を同時に行い定着工程の高温による障害を防止することができる。
画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。 画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。 定着装置の定着ランプ温度監視制御のための回路構成図である。 定着装置の定着ランプ温度監視制御のタイムチャートである。 温度信号VSと定着ローラ61近傍の温度との関係を示す図である。 比較例1の定着ランプ温度監視制御のための回路構成図である。 比較例2の定着ランプ温度監視制御のための回路構成図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、とを備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ1aが形成されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御するコントローラ11と、コントローラ11により作動を制御される画像処理部12、電源装置13等を有する。電源装置13は、後述する帯電ローラ32、現像ローラ42、一次転写ローラ52、二次転写ローラ53等に電圧を印加する。
画像処理部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号を露光装置LHに出力する。本実施形態の露光装置LHは、LED(Light Emitting Diode)が線状に配置されたLEDヘッドにより構成されている。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載され、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電ローラ32、露光装置LH、現像装置40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。帯電ローラ32には、帯電ローラ32の表面をクリーニングするクリーニングローラ33が対向、接触して配置されている。
現像装置40は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、露光装置LHから出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52を備えている。さらに、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ローラ53、とから構成されている。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、コントローラ11により制御される電源装置13等から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ローラ53が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部Tに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙Pが二次転写部Tに供給される。そして、二次転写ローラ53には、コントローラ11により制御される電源装置13等から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃現像剤収容部に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により再帯電される。尚、クリーニングブレード34で除去しきれず帯電ローラ32に付着した残留物は、帯電ローラ32に接触して回転するクリーニングローラ33表面に捕捉され、蓄積される。
定着装置60は定着ローラ61と加圧ローラ62を有し、定着ローラ61と加圧ローラ62の圧接領域によってニップ部N(定着領域)が形成される。
転写装置50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の定着ローラ61と加圧ローラ62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイド65a、65bによってガイドされ、排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
(2)定着装置の構成と温度制御回路構成
図2は画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら定着装置60の構成及び定着工程の制御動作について説明する。
(2.1)定着装置の定着ランプ点灯制御の概略構成
定着装置60の定着ローラ61には、発熱体の一例としての定着ランプ63が内蔵されており、この定着ランプ63の点灯時に発する熱によって定着ローラ61が加熱されるようになっている。
定着装置60の定着ランプ63は、コントローラ11の一部を構成する定着制御部101と、電源装置13の一部を構成する低電圧電源130とによって制御される。
温度検出手段の一例としてのサーミスタ110は、定着ローラ61の温度を検出し、コントローラ11に対して検出された温度に対応する温度信号Vsを出力する。
電源供給経路断続手段の一例としての定着リレー111は、低電圧電源130から駆動電圧を供給されて動作するスイッチ素子であり、交流電源(不図示)から定着ランプ63への供給電力を通電又は遮断する。
尚、定着リレー111は、例えば、ソリッドステートリレー、トライアック又はその他のスイッチ素子であってもよい。
コントローラ11は、サーミスタ110から入力された温度信号Vsに基づいて、スイッチ素子112を介して、定着ランプ63を点灯させて、定着ローラ61の表面温度が定着に適した温度になるように制御する。
より具体的には、コントローラ11は、温度信号Vsから算出される温度が予め設定された目標温度Tl(図5参照)以下である場合には、スイッチ素子112を閉状態にして、定着ランプ63への交流電源から電力を供給させ、温度信号Vsから算出される温度が予め設定された目標温度Tuを超える場合には、スイッチ素子112を開状態にして、定着ランプ63への通電を遮断させる。
(2.2)定着ランプの温度管理制御の概要
図5は、サーミスタ110が出力する温度信号Vsと定着ローラ61近傍の温度との関係を示す図である。
図5に示すように、温度信号Vsは、定着ローラ61近傍の温度が上がると単調に減少し、温度が下がると単調に上昇する。温度信号Vsが予め設定されたしきい値Vlより大きい(温度が目標温度Tlより小さい)場合には、定着ローラ61が加熱されて(定着ランプ63に通電されて)温度が上がりVsは小さくなる。
逆に、温度信号Vsが予め設定されたしきい値Vuより小さい(温度が目標温度Tuより大きい)場合には、定着ランプ63への通電が遮断されて、定着ローラ61の温度が下がり温度信号Vsは大きくなる。
又、コントローラ11は、定着ローラ61の温度が正常か異常かを常に判別するようになっている。具体的には、定着ローラ61(定着ランプ63)の過熱を判別する温度しきい値と比較・判別している。
例えば、温度信号Vsがしきい値Vrefより小さくなった場合、即ち、定着ローラ61近傍の温度がしきい値温度Thを上回る場合には、定着ランプ63への通電が定着リレー111により遮断される。
又、サーミスタ110が断線した場合には、温度信号Vsがしきい値Vrefを超えて、例えば基準電圧(3.3ボルト)を示す。係る状態で定着ランプ63が点灯され過熱することを防止するために、定着ランプ63への通電が定着リレー111により遮断される。
一方、サーミスタ110が正常接続であっても、低温時、例えば0°C近辺ではサーミスタ110の抵抗が上昇して、例えば基準電圧(3.3ボルト)に近づく為、誤検知の虞がある。
そのために、係る抵抗上昇による温度信号VSの上昇を断線状態と区別するために、温度特性が断線検知用に設定された新たなサーミスタを断線検知専用に設ける場合がある。
以下、本実施形態に係る画像形成装置1における定着ランプの温度監視制御について、図面を参照しながら説明するが、先に比較例1の画像形成装置100及び比較例2の画像形成装置200の問題点について、図面を参照しながら説明する。
尚、以下の説明において、それぞれの現像装置における共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
「比較例1」
図6に比較例1の画像形成装置100における定着部の定着ランプ温度監視のための回路構成図を示す。
サーミスタ110の温度信号Vsと基準電圧を分圧する抵抗体の一例としてのプルアップ抵抗120を並列に設け、スイッチング素子としてのトランジスタ121にてON/OFFすることで、断線検出用と温度制御用の温度信号Vsをシフトさせる。
コントローラ11のCPUには、温度信号Vsが、適宜、アナログ-デジタル変換されて入力され、検出されたアナログ値を予め定められたしきい値と比較して断線を判断して定着ランプ63への通電を遮断する。
高温検知としては、検出されたアナログ値が予め定められたしきい値の電圧に達した場合に、定着ランプ63への通電が定着リレー111により遮断される。
一方、この方法ではCPUで実行されるプログラムが暴走した場合に正常な制御が出来ないという問題があった。
「比較例2」
図7に比較例2の画像形成装置200における定着部の定着ランプ温度監視のための回路構成図を示す。
画像形成装置200は、定着ローラ61(定着ランプ63)の過熱を判別するコンパレータ210と、サーミスタ110の断線を判別するコンパレータ220と、を備え、プルアップ抵抗230で分圧されて入力されるサーミスタ110からの温度信号Vsに基づいて定着ランプ63への通電を遮断する。
一方、断線検知がコンパレータ220でなされるために、温度制御用のサーミスタ以外に断線検知専用に設定された温度特性を有する断線検知用のサーミスタを使用する必要があり、コストアップとなる。
(2.3)定着ランプの温度監視回路
図3に本実施形態に係る画像形成装置1における定着装置60の定着ランプ温度監視のための回路構成図を示す。
図3に示すように、定着ランプ温度監視回路150は、断線検知部と高温検知部から構成されている。
断線検知部は定着ローラ61(定着ランプ63)の温度を検知するサーミスタ110からの温度信号Vsと基準電圧(3.3ボルト)を分圧するプルアップ抵抗151と、プルアップ抵抗151に並列に接続され、サーミスタ110の断線を検知するトランジスタ152と抵抗153とからなる。
高温検知部は、分圧され入力された温度信号Vsが予め定められたしきい値になった時に作動する比較器の一例としてのコンパレータ154と、コンパレータ154からの出力電圧の上昇を遅延する遅延回路155と、出力電圧を急速放電する放電回路156と、コンパレータ154から異常信号が出力された場合に常時異常信号となるようなラッチ信号を送出するラッチ回路157と、からなる。
尚、ラッチ回路157によって異常ラッチ状態となった場合、この異常ラッチ状態は、ラッチ解除回路158によって解除されるようになっている。
分圧された温度信号VsをAD変換しCPUへ通知する変換手段の一例としてのADコンバータ159のAD入力部には、断線検知部のポートをハイレベル(H)にしたときにサーミスタ110の温度検知値が入力され、ローレベル(L)にしたときに断線検知値が入力される。
更に、ADコンバータ159のAD入力部には、コンパレータ154が接続され、設定されるしきい値は使用されるサーミスタ110の温度特性によって決定される。
高温検知部のラッチ回路157からの出力は、NAND回路160の一方に入力されている。NAND回路160の他方の入力端には、CPUからの出力が入力されており、双方の入力値からの論理積によりNAND回路160の出力が決まり、定着リレー111は、交流電源から定着ランプ63への供給電力を通電又は遮断する。
(3)作用
図4は本実施形態に係る画像形成装置1における定着装置60の定着ランプ温度監視制御の動作例を説明するタイムチャートである。
以下、本実施形態の作用を説明する。
図4には、サーミスタ110から出力され定着ランプ温度監視回路150に入力される温度信号Vsの時間毎の状態、高温検知部におけるコンパレータ154の出力値、遅延回路155からの出力値、及びラッチ回路157に入力される異常信号の状態を時間の経過とともに模式的に示している。
本実施形態において、高温検出部のコンパレータ154の出力部に接続された遅延回路155の時定数CRは定着装置60の温度制御への影響が無いように設定されている。
具体的には、低抵抗領域でのサーミスタ110への電流供給による自己発熱、CPUで実行されるプログラムが暴走した場合の定着装置60の無発煙限界時間、誤検知などを考慮して決定され、100msないし500msに設定されている。
そして、断線検知電圧値と、温度検知電圧値とを、50ms毎に交互に切り替えて取り込み、遅延回路155の時定数CRを200msと設定したとき、低温状態では50msごとに断線検知電圧値と温度検知電圧値とが切り替わることとなるが、高温検出部のコンパレータ154のしきい値電圧に達しない為、通常動作が可能となる。
定着ランプ63が点灯され、定着ローラ61近傍の温度が徐々に上昇していくと、断線検知電圧値も、温度検知電圧値も次第に低下してくる。そして、断線検知側の電圧がコンパレータ154に予め設定されたしきい値(Vref)に達するが、50msで温度検知電圧値に切り替わり、しきい値(Vref)から外れるため、コンパレータ154の出力は反転する。
ここで、コンパレータ154の出力部の遅延回路155の時定数CRによって定着リレー111へのラッチ回路伝達を阻害するため、高温検知回路は動作しない。
そして、断線検知電圧値、温度検知電圧値ともに低下して、実際に高温検知の電圧値に到達した場合には、50msで断線検知電圧と温度検知電圧を切り替えても、いずれにおいてもコンパレータ154のしきい値(Vref)に達する為、遅延回路155で設定された時定数CR経過後(200ms)ラッチ回路が動作する。
尚、本実施形態においては、コンパレータ154のしきい値(Vref)は、例えば、定着ローラ61近傍の目標温度Tuが250°Cになるときの0.7ボルトに設定されている。
本実施形態の定着ランプ温度監視回路150を用いれば、CPUによる制御回路を介することなく断線検知と高温検知を判別して定着リレー111を動作させることができる。そのために、CPUで実行されるプログラムが暴走した場合にも、確実に定着ローラ61(定着ランプ63)の過熱を防止することができる。
また、コンパレータ154の出力部に遅延回路155を接続して、断線検知側の電圧がコンパレータ154に予め設定されたしきい値(Vref)に達してコンパレータ154の出力は反転しても、コンパレータ154の出力部に接続された遅延回路155の時定数CRによって定着リレー111のラッチ回路伝達を阻害するため、高温検知回路は動作しない。
また、断線検知電圧値、温度検知電圧値ともに低下して、実際に高温検知の電圧値に到達した場合には、遅延回路155で設定された時定数CR(200ms)経過後ラッチ回路157が動作する。
従って、温度制御用のサーミスタ以外に断線検知専用のサーミスタを設けることなく温度監視を行うことができるために、低コストの温度監視回路を実現することができる。
以上、本発明に係る実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。
例えば、本実施形態では遅延回路としてコンデンサ(C)と抵抗体(R)とで構成された、いわゆるCR回路を例にあげて説明したが、遅延回路はこれに限らず、例えば遅延回路が内蔵されたリセットICを用いることもできる。
又、発熱体にハロゲンランプに代表される定着ランプを用いた加熱方式の定着装置に限らず、電磁誘導加熱方式の定着装置であっても適用することができる。
1・・・画像形成装置
10・・・制御装置
11・・・コントローラ
13・・・電源装置
111・・・定着リレー
110・・・サーミスタ
120、151・・・プルアップ抵抗
130・・・低電圧電源
150・・・定着ランプ温度監視回路
152・・・トランジスタ
153・・・抵抗体
154・・・コンパレータ
155・・・遅延回路
156・・・放電回路
157・・・ラッチ回路
158・・・ラッチ解除回路
159・・・ADコンバータ
160・・・NAND回路
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
61・・・定着ローラ
62・・・加圧ローラ
63・・・定着ランプ

Claims (4)

  1. 通電することにより発熱する発熱体と、
    前記発熱体の近傍に配置されて前記発熱体の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段の検知結果と予め定められた基準電圧を分圧する抵抗体と、
    前記抵抗体に並列に接続され前記温度検知手段の断線を検知する断線検知手段と、
    前記分圧された電圧値をデジタル信号に変換して制御手段へ通知する変換手段と、
    予め定められたしきい値に基づいて出力を反転させる比較器と、
    前記比較器の出力電圧の上昇を遅延する遅延回路と、
    前記比較器の出力電圧を急速放電する放電回路と、
    前記放電回路の出力に接続されたフリップフロップで構成されたラッチ回路と、
    前記ラッチ回路に接続され前記発熱体への電源供給経路を断続する電源供給経路断続手段と、を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記遅延回路及び前記放電回路の遅延時間が温度検知から断線検知に切り替わる時間よりも長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記遅延回路及び前記放電回路がコンデンサと抵抗体からなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記遅延回路及び前記放電回路がリセット素子からなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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