JP6398154B2 - 加熱装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6398154B2
JP6398154B2 JP2013134706A JP2013134706A JP6398154B2 JP 6398154 B2 JP6398154 B2 JP 6398154B2 JP 2013134706 A JP2013134706 A JP 2013134706A JP 2013134706 A JP2013134706 A JP 2013134706A JP 6398154 B2 JP6398154 B2 JP 6398154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
abnormality
zero
heating element
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013134706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011427A (ja
Inventor
敬 中山田
敬 中山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013134706A priority Critical patent/JP6398154B2/ja
Publication of JP2015011427A publication Critical patent/JP2015011427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6398154B2 publication Critical patent/JP6398154B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

交流電圧の異常による消費電力の悪化を抑制する技術に関する。
従来から、商用電源から供給される交流電圧により駆動する画像形成装置では、交流電圧の絶対値がゼロとなるゼロクロスポイントを検出し、このゼロクロスポイントが検出されるタイミングに基づいて定着ヒータ(以下、「発熱体」という)への交流電圧の供給を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−52488号公報
ところで、交流電圧はノイズなどによって波形が乱れる場合がある。交流電圧の波形が乱れると、本来検出されるべきでないゼロクロスポイントが検出されてしまうなどにより、消費電力が悪化してしまう虞がある。
本明細書では、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される加熱装置は、交流電圧の供給に応じて発熱する発熱体と、交流電源から前記発熱体への交流電圧の供給と停止とを切り替える切替部と、前記交流電圧のゼロクロスタイミングに同期したゼロクロス信号を生成するゼロクロス信号生成部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記ゼロクロス信号生成部によって生成されたゼロクロス信号に基づいて交流電圧の供給と停止とを前記切替部に切り替えさせることにより、前記発熱体の温度を制御する温度制御処理と、前記ゼロクロス信号に基づいて、前記交流電圧に異常が発生していない場合に比べて前記発熱体への通電時間が長くなる可能性がある異常が前記交流電圧に発生しているか否かを判断する異常判断処理と、前記異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合に、前記切替部を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制する抑制処理と、を実行する。
上記加熱装置によると、交流電圧に異常が発生していない場合に比べて発熱体への通電時間が長くなる可能性がある異常が交流電圧に発生している場合は切替部を制御して発熱体への交流電圧の供給を抑制するので、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記ゼロクロス信号から所定時間内におけるゼロクロスポイントの数を計数する計数処理を実行し、前記異常判断処理において、前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合に前記異常が発生していると判断してもよい。
交流電圧はノイズなどによってゼロクロスポイントの数が本来の数より多くなってしまう異常が発生する場合がある。ゼロクロスポイントの数が多くなると発熱体への通電時間が長くなってしまう可能性があり、それにより消費電力が悪化してしまう可能性がある。
上記加熱装置によると、所定時間内におけるゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合は切替部を制御して発熱体への交流電圧の供給を抑制するので、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
また、本明細書によって開示される加熱装置は、交流電源の供給に応じて発熱する発熱体と、交流電源から前記発熱体への交流電圧の供給と停止とを切り替えるトライアックと、前記交流電源から前記発熱体への交流電圧の供給と停止とを切り替えるリレーと、前記交流電圧のゼロクロスタイミングに同期したゼロクロス信号を生成するゼロクロス信号生成部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記ゼロクロス信号生成部によって生成されたゼロクロス信号に基づいて交流電圧の供給と停止とを前記トライアックに切り替えさせることにより、前記発熱体の温度を制御する温度制御処理と、前記ゼロクロス信号に基づいて、前記交流電圧に異常が発生していない場合に比べて前記発熱体への通電時間が長くなる可能性がある異常が前記交流電圧に発生しているか否かを判断する異常判断処理と、前記異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合に、前記トライアック、及び、前記リレーの少なくとも一方を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制する抑制処理と、を実行する。
上記加熱装置によると、交流電圧に異常が発生していない場合に比べて発熱体への通電時間が長くなる可能性がある異常が交流電圧に発生している場合はトライアック、及び、リレーの少なくとも一方を制御して発熱体への交流電圧の供給を抑制するので、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記異常判断処理において、前記交流電圧の絶対値が基準値以下である期間の長さが下限時間未満である場合に前記異常が発生していると判断し、前記異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレーを制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制してもよい。
トライアックは交流電圧の絶対値が基準値以下である期間の長さが下限時間未満となるような交流電圧が供給されると動作異常が生じ、その後の制御を受け付けなくなる場合がある。ここで、交流電圧の絶対値が基準値以下である期間の長さが下限時間未満となるような交流電圧とは、矩形波に近い交流電圧である。
トライアックがオンの状態で制御を受け付けなくなってしまうと、発熱体に交流電圧が供給され続けてしまい、発熱体への通電時間が長くなってしまう。それにより消費電力が悪化してしまう。
上記加熱装置によると、トライアックとは別にリレーを設け、交流電圧の絶対値が基準値以下である期間が下限時間未満である場合はリレーを制御して発熱体への交流電圧の供給を抑制するので、トライアックが制御を受け付けなくなってしまっても消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記ゼロクロス信号から所定時間内におけるゼロクロスポイントの数を計数する計数処理を実行し、前記異常判断処理において、前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合に前記異常が発生していると判断し、前記異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレー、又は、前記トライアックの少なくとも一方を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制してもよい。
交流電圧はノイズなどによってゼロクロスポイントの数が本来の数より多くなってしまう異常が発生する場合がある。ゼロクロスポイントの数が多くなると発熱体への通電時間が長くなってしまう可能性があり、それにより消費電力が悪化してしまう可能性がある。
上記加熱装置によると、所定時間内におけるゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合はリレー、又は、トライアックの少なくとも一方を制御して発熱体への交流電圧の供給を抑制するので、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記ゼロクロス信号から所定時間内におけるゼロクロスポイントの数を計数する計数処理を実行し、前記異常判断処理において、前記交流電圧の絶対値が基準値以下である期間の長さが下限時間未満である場合に前記異常が発生していると判断する第1の異常判断処理と、前記第1の異常判断処理によって前記異常が発生していないと判断された場合に、前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上であるか否かを判断し、前記基準数以上である場合に前記異常が発生していると判断する第2の異常判断処理と、を実行し、前記第1の異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレーを制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制し、前記第2の異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレー、及び、前記トライアックの少なくとも一方を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制してもよい。
トライアックが制御を受け付けなくなる交流電圧の異常は、トライアックが制御を受け付ける交流電圧の異常よりも早く対応することが望ましい。
上記加熱装置によると、トライアックが制御を受け付けなくなる交流電圧の異常が発生しているか否かを先に判断するので、そのような異常に対してより早く対応することができる。
また、本明細書によって開示される画像形成装置は、着色剤を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成された被記録媒体に前記着色剤を熱定着させる上記加熱装置と、を備える。
上記画像形成装置によると、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
なお、本明細書によって開示される技術は、加熱方法、画像形成方法、画像形成システム等の種々の態様で実現することができる。
上記の加熱装置によると、交流電圧の異常によって消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
実施形態1に係るプリンタの構成を示す断面図。 プリンタの電気的構成を簡略化して示すブロック図。 定着部の電気的構成を簡略化して示す回路図。 温度制御を説明するための波形図。 交流電圧にノイズが混入している場合の波形図。 交流電圧の波形が矩形波に近い場合の波形図。 ヒータ制御処理のフローチャート。 異常判断処理のフローチャート。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図8によって説明する。
(1)プリンタの全体構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係るプリンタ1の構成について説明する。プリンタ1はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)の4色のトナーを用いて印刷用紙Mなどの被記録媒体にカラー画像を印刷する直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタである。プリンタ1は画像形成装置の一例である。また、トナーは着色剤の一例である。
プリンタ1は、筐体10、用紙収容部20、搬送部30、画像形成部40、定着部50、原稿センサ70などを備えて構成されている。
筐体10は上方に向かって開口する開口13を有する略箱状に形成されており、開口13を開閉する開閉カバー11が連結されている。
用紙収容部20は、印刷用紙Mが積載される用紙トレイ21を有している。
搬送部30はベルトユニット32や各種の搬送ローラを有しており、用紙収容部20に収容されている印刷用紙Mを1枚ずつ搬送経路Tに沿って搬送する。
ベルトユニット32は、駆動ローラ33、従動ローラ34、駆動ローラ33と従動ローラ34とに掛け回されている無端状の搬送ベルト35、駆動ローラ33を回転駆動する図示しない駆動モータなどを備えている。
画像形成部40は、複数の露光部41、プロセスカートリッジ42、及び、複数の転写ローラ43を備えている。
露光部41は、複数のLEDが主走査方向に直線状に配列されたLEDヘッドを有している。露光部41は制御部100(図2参照)から出力された画像信号に従ってそれらのLEDを発光させることにより、感光体ドラム42cの外周面を露光する。
なお、露光部41は光源、光源から出射された光を偏光するポリゴンミラー、ポリゴンミラーによって偏光された光を感光体ドラム42cの表面に結像させる光学系などによって構成されてもよい。
プロセスカートリッジ42は、カートリッジフレーム42a、4つの帯電器42b、及び、4つの感光体ドラム42cを備えている。
カートリッジフレーム42aはプリンタ1に着脱可能に装着されている。カートリッジフレーム42aには、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)の4色のトナーカートリッジ60(60C、60M、60Y、60K)が着脱可能に装着される。
帯電器42bは例えばスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム42cの外周面を一様に正に帯電させる。
帯電器42bによって感光体ドラム42cの外周面が帯電された後、露光部41から出射された光によって感光体ドラム42cの外周面が露光されることにより、感光体ドラム42cの外周面に静電潜像が形成される。感光体ドラム42cの外周面に形成された静電潜像はトナーカートリッジ60から供給されるトナーによって現像され、感光体ドラム42cの表面にトナー像が担持される。
複数の転写ローラ43は、搬送ベルト35を挟んで各感光体ドラム42cと対向する位置にそれぞれ設けられている。ベルトユニット32によって搬送されている印刷用紙Mが感光体ドラム42cと転写ローラ43との間の転写位置を通る間に、転写ローラ43に印加される負極性の転写バイアスにより、各感光体ドラム42cの表面に担持されたトナー像が印刷用紙Mに順次転写される。
定着部50は加熱ローラ50aと加熱ローラ50aに圧接して回転する従動ローラ50bとを備えている。加熱ローラ50aの内部には後述するハロゲンヒータ110(図3参照)が収容されている。定着部50はハロゲンヒータ110によって加熱ローラ50aを加熱することにより、印刷用紙Mに転写されたトナー像を印刷用紙Mに熱定着させる。定着部50の電気的構成については後述する。定着部50は加熱装置の一例である。
定着部50によってトナー像が熱定着された印刷用紙Mは、開閉カバー11によって構成されている排紙トレイ上に排出される。
原稿センサ70は搬送経路Tに沿って搬送されている印刷用紙Mの先端及び後端を検出するセンサである。原稿センサ70としては、例えば搬送経路Tを挟んで一方の側に配置される発光部と、搬送経路Tを挟んで他方の側に配置される受光部とを有する光学センサを用いることができる。
(2)プリンタの電気的構成
次に、図2を参照して、プリンタ1の電気的構成について説明する。プリンタ1は、制御部100、搬送部30、画像形成部40、定着部50、原稿センサ70などを備えて構成されている。搬送部30、画像形成部40、及び、原稿センサ70については前述したとおりであるので説明は省略する。
制御部100はCPU100a、ROM100b、RAM100c、及び、ASIC100dを備えて構成されている。CPU100aはROM100bに記憶されているファームウェアを実行することによってプリンタ1の各部を制御する。ROMにはファームウェアや各種のデータなどが記憶されている。RAM100cはCPU100aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
次に、図3を参照して、定着部50の電気的構成について説明する。定着部50は、ハロゲンヒータ110、フォトトライアックカプラ111、トライアック112、リレー113、ゼロクロス信号生成回路114、サーミスタ115、トランジスタ116などを備えて構成されている。
ハロゲンヒータ110は発熱体の一例である。トライアック112とフォトトライアックカプラ111との組み合わせ、及び、リレー113はそれぞれ切替部の一例である。また、ゼロクロス信号生成回路114はゼロクロス信号生成部の一例である。
ゼロクロス信号生成回路114は交流電源ACから供給される交流電圧のゼロクロスポイントを判断するためのゼロクロス信号を生成して制御部100に出力する回路である。ゼロクロス信号についての説明は後述する。
フォトトライアックカプラ111は光を媒介として信号を伝達する素子であり、制御部100から出力されるヒータ制御信号のオン/オフに応じてトライアック112のオン/オフを切り替える。
サーミスタ115はハロゲンヒータ110の温度を検出するセンサである。
(3)制御部によるハロゲンヒータの温度制御
次に、図4を参照して、制御部100によるハロゲンヒータ110の温度制御について説明する。
波形A1は交流電源ACから供給される正常な交流電圧の波形である。
波形A2はゼロクロス信号生成回路114によって生成されるゼロクロス信号の波形である。ゼロクロス信号生成回路114は交流電圧の絶対値が基準値より大きい値から基準値以下に変化するとゼロクロス信号をオンにし、交流電圧の絶対値が基準値以下である値から基準値より大きい値に変化するとゼロクロス信号をオフにする。以降の説明ではゼロクロス信号がオンである期間をゼロクロス信号生成回路114の動作期間という。
波形A3は制御部100によって生成されるヒータ制御信号の波形である。制御部100はゼロクロス信号生成回路114から出力されたゼロクロス信号からゼロクロス信号生成回路114の動作期間を判断し、その動作期間の中間点をゼロクロスポイントとして検出する。そして、制御部100は、次の1周期において、前の1周期で検出したゼロクロスポイントに相当するタイミングでヒータ制御信号のオン/オフを切り替える。
波形A4はハロゲンヒータ110がオンである期間、及び、オフである期間を示している。
上述した制御部100によるハロゲンヒータ110の温度制御は温度制御処理の一例である。
(4)交流電圧の異常によるハロゲンヒータへの交流電圧の供給の停止
次に、交流電圧の異常によるハロゲンヒータ110への交流電圧の供給の停止について、二つの例を用いて説明する。
(例1)交流電圧にノイズが混入している場合
先ず、図5を参照して、交流電圧にノイズが混入している場合について説明する。交流電源ACが商用交流電源である場合、工場などの電気的負荷の影響によって交流電圧にノイズが混入する場合がある。図5において突出している部分130はノイズを示している。
交流電圧にノイズが混入するとそのノイズによってゼロクロス信号がオンになってしまうので、ゼロクロスポイントが誤検出されてしまう。ゼロクロスポイントを誤検出したからといって必ずしもハロゲンヒータ110への通電時間が長くなる訳ではないが、ゼロクロスポイントを誤検出したタイミングによっては交流電圧に異常が発生していない場合に比べて通電時間が長くなってしまう場合もある。
例えば前述した図4においてT1及びT2で示すタイミングでゼロクロスポイントが誤検出されたとすると、本来T1〜T2の期間はハロゲンヒータ110に交流電圧が供給されない期間であるにも拘わらず交流電圧が供給されてしまう。これによりハロゲンヒータ110への通電時間が本来の通電時間より長くなってしまう可能性があり、消費電力が悪化してしまう。
そこで、制御部100は、所定時間当たりに検出したゼロクロスポイントの数を計数する。制御部100がゼロクロスポイントの数を計数する処理は計数処理の一例である。そして、制御部100は、係数したゼロクロスポイントの数が、交流電圧に異常が生じていなければその所定時間当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数より多いか否かを判断し、検出されるべき数より多い場合はノイズが混入していると判断する。
ただし、ノイズが混入したとしても、それが突発的なものである可能性もある。突発的なものである場合は消費電力への影響は小さいので、無視してハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を継続しても大きな支障はないといえる。
そこで、制御部100は、所定時間当たりに検出したゼロクロスポイントの数が予め設定されている基準数以上であるか否かを判断する。基準数は交流電圧に異常が発生していない場合に所定時間当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数より多い数である。そして、制御部100は、検出したゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合にハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止する。
例えば交流電圧の半周期を上述した所定時間とすると、半周期当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数は1である。そして、上述した基準数として5が設定されているとする。この場合、半周期の間に検出したゼロクロスポイントの数が3であったとすると、本来検出されるべきゼロクロスポイントの数である1よりも多いが、基準数未満であるため、制御部100は突発的なノイズである可能性があるとして、そのノイズを無視する。
これに対し、検出したゼロクロスポイントの数が5以上であったとすると、制御部100は定常的にノイズが混入している可能性があるとして、ノイズが混入したと判断する。制御部100は、基準数以上のノイズが混入したと判断した場合はトライアック112をオフにすることにより、又は、リレー113をオフにすることにより、ハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止させる。
(例2)交流電圧の波形が矩形波に近い場合
次に、図6を参照して、交流電圧の波形が矩形波に近い場合について説明する。ここで交流電圧の波形が矩形波に近いとは、ゼロクロス信号生成回路114の動作期間の長さ、すなわちゼロクロス信号がオンである時間が下限時間未満であることをいう。下限時間は例えば0.1ms(ミリ秒)である。つまり、交流電圧の波形が矩形波に近いと電圧が急激に上昇する。このような波形は交流電源ACとして無停電電源装置を用いた場合に生じることがある。
矩形波に近い交流電圧が供給されると、トライアック112が制御を受け付けなくなる虞がある。これはトライアック112の仕様によるものである。より具体的に説明すると、トライアック112はゲート信号が入力されるとオンになり、トライアック112の出力端子間に係る電圧が小さくなるとオフになる。そして、トライアック112は、ターンオフ時にトライアック112に係る電圧が急激に上昇するとゲート信号なしでオンになってしまい、制御不能になる。
前述したように交流電圧の波形が矩形波に近いと電圧が急激に上昇する。このため、交流電圧の波形が矩形波に近いとトライアック112が制御を受け付けなくなる虞がある。
トライアック112がオンになったまま制御を受け付けなくなってしまうと、トライアック112をオフにできないためハロゲンヒータ110に交流電圧が供給され続けてしまう。これにより交流電圧に異常が発生していない場合に比べてハロゲンヒータ110への通電時間が長くなってしまい、消費電力が増大してしまう。
そこで、制御部100は、交流電圧の波形が矩形波に近いか否かを判断する。具体的には、制御部100はゼロクロス信号生成回路114の動作期間の長さが下限時間未満であるか否かを判断する。言い換えると、制御部100はゼロクロス信号がオンである時間が下限時間未満であるか否かを判断する。
制御部100は、交流電圧の波形が矩形波に近い場合はトライアック112が制御を受け付けなくなっていると判断し、リレー113をオフにすることによってハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止させる。
(5)制御部によるハロゲンヒータの温度制御処理
次に、図7を参照して、制御部100によるハロゲンヒータ110の温度制御処理についてより具体的に説明する。本処理は外部の装置から通信ネットワークを介してプリンタ1が印刷ジョブを受信すると開始される。
S101では、制御部100はサーミスタ115からハロゲンヒータ110の温度を取得し、取得した温度が目標温度に到達したか否かを判断する。制御部100は、目標温度に到達した場合(S101:Yes)はS102に進み、到達していない場合(S101:No)は目標温度に到達するまでS101を繰り返し実行する。
S102では、制御部100は搬送部30を制御して印刷用紙の搬送を開始させる。
S103では、制御部100は異常判断処理を実行する。異常判断処理についての説明は後述する。
S104では、制御部100は搬送部30を制御して搬送を停止させる。
(6)異常判断処理
次に、図8を参照して、S103で実行される異常判断処理について説明する。
S201では、制御部100は交流電圧にノイズが混入しているか否かを判断する。
具体的には、制御部100は所定時間当たりに検出したゼロクロスポイントの数が、交流電圧にノイズが混入していなければその所定時間当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数より多いか否かを判断する。そして、制御部100は、所定時間当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数と同じである場合はノイズが混入していないと判断する。一方、所定時間当たりに検出されるべきゼロクロスポイントの数より多い場合は、制御部100はノイズが混入していると判断する。
制御部100は、ノイズが混入していないと判断した場合(S201:No)はS202に進み、ノイズが混入していると判断した場合(S201:Yes)はS203に進む。
S202では、制御部100は最後の印刷用紙の後端が定着部50を通過したか否かを判断する。具体的には例えば、制御部100は原稿センサ70によって最後の原稿の後端が検知されたときから所定時間が経過すると印刷用紙の後端が定着部50を通過したと判断する。この所定時間は原稿の後端が原稿センサ70によって検知されたときから当該後端が定着部50を通過するまでに要する時間である。
制御部100は、最後の原稿の後端が定着部50を通過したと判断した場合(S202:Yes)は本処理を終了してヒータ制御処理に戻り、通過していないと判断した場合(S202:No)はS201に戻って処理を繰り返す。
S203では、制御部100は交流電圧の波形が矩形波に近いか否かを判断する。具体的には、制御部100はゼロクロス信号がオンである時間が下限時間以下であるか否かを判断する。
制御部100は、矩形波に近いと判断した場合(S203:Yes)はS204に進み、矩形波に近くないと判断した場合(S203:No)はS206に進む。S203は第1の異常判断処理の一例である。
S204では、制御部100はリレー113をオフにする。リレー113をオフにする理由は、前述したように矩形波に近い交流電圧が供給されている場合はトライアック112が制御を受け付けなくなっている可能性が高いので、トライアック112をオフにすることができないからである。S204は抑制処理の一例である。
S205では、制御部100は印刷用紙の後端が定着部50を通過したか否かを判断し、通過した場合(S205:Yes)は本処理を終了してヒータ制御処理に戻り、通過していない場合(S205:No)は通過するまでS205を繰り返し実行する。
S206では、制御部100は所定時間当たりに検出したゼロクロスポイントの数が前述した基準数以上であるか否かを判断し、基準数未満である場合(S206:No)は突発的なノイズである可能性があるとしてそのノイズを無視してS201に戻る。一方、基準数以上の場合(S206:Yes)は、制御部100は定常的にノイズが混入している可能性があると判断し、S207に進む。S206は第2の異常判断処理の一例である。
S207では、制御部100はトライアック112をオフにすることにより、又は、リレー113をオフにすることにより、ハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止させる。S207は抑制処理の一例である。
(7)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係るプリンタ1によると、所定時間当たりに検出したゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合は、リレー113、又は、トライアック112の少なくとも一方をオフにすることによってハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止するので、交流電圧の異常によってハロゲンヒータ110への通電時間が長くなってしまうことを抑制できる。これにより、消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
更に、プリンタ1によると、トライアック112とは別にリレー113を設け、交流電圧の波形が矩形波に近い場合はリレー113をオフにすることによってハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を抑制する(S204)ので、トライアック112が制御を受け付けなくなってしまっても消費電力が悪化してしまうことを抑制することができる。
ここで、通常、定着部50にはサーモスタットが設けられる。このためトライアック112がオンのままになってしまってもサーモスタットが動作してハロゲンヒータ110への通電が停止される。しかしながら、一般にプリンタ1などの機器に用いられるサーモスタットは温度異常を検知すると安全性を考慮して開放状態で壊れて二度と復帰しない。プリンタ1によると、トライアック112が制御を受け付けなくなった場合はリレー113をオフにするので、トライアック112が制御を受け付けなくなってしまうことによってサーモスタットが壊れてしまうことを抑制できる。
更に、プリンタ1によると、交流電圧の波形が矩形波に近いか否か、すなわちゼロクロス信号生成回路114の動作期間の長さが下限時間未満であるか否かの判断(S203)を、ゼロクロスポイントの数が基準数以上であるか否かの判断(S206)より先に実行する。トライアック112が制御を受け付けなくなる交流電圧の異常は、トライアック112が制御を受け付ける交流電圧の異常よりも早く対応することが望ましい。プリンタ1によると、交流電圧の波形が矩形波に近いか否かを先に判断するので、そのような異常に対してより早く対応することができる。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではプリンタ1がトライアック112、及び、リレー113の両方を備えている場合を例に説明した。これに対し、プリンタ1はリレー113を備えていなくてもよい。その場合は、S203で矩形波に近いと判断しなかった場合はS201に戻るようにすればよい。
(2)上記実施形態では異常判断処理のS201においてノイズが混入しているか否かを判断し、混入していると判断した場合はS203において交流電圧の波形が矩形波に近いか否かを判断する場合を例に説明した。これに対し、制御部100はS201を実行せずに直接S203を実行してもよい。そして、制御部100はS203で矩形波に近くないと判断した場合にS201を実行し、そのS201においてノイズが混入していると判断した場合にS206を実行してもよい。すなわち、交流電圧の波形が矩形波に近いか否かの判断は、交流電圧にノイズが混入しているか否かによらず行うようにしてもよい。
(3)上記実施形態では交流電圧の一周期のうちいずれか一方の半周期中はハロゲンヒータ110に交流電圧を供給し、他方の半周期中はハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止する場合を例に説明した。これに対し、制御部100はサーミスタ115によって検出される温度をモニタしながら100%通電、75%通電、50%通電といった通電パターンを制御することによってハロゲンヒータ110の温度を目標温度に制御してもよい。
(4)上記実施形態ではS204やS207においてハロゲンヒータ110への交流電圧の供給を停止する場合を例に説明した。これに対し、完全に供給を停止してしまうのではなく、例えば印刷中の印刷ジョブの印刷が完了するまでは供給を継続し、その印刷が終了したら供給を停止してもよい。この場合でも、交流電圧を供給し続ける場合に比べれば交流電圧の供給が抑制されることになる。
(5)上記実施形態では画像形成装置として直接転写タンデム方式のプリンタを例に説明した。これに対し、画像形成装置は中間転写ベルトを用いる中間転写方式のプリンタであってもよい。
(6)上記実施形態では画像形成装置として単機能のプリンタを例に説明した。これに対し、画像形成装置は印刷機能、画像読取機能、ファクシミリ機能などを備える所謂複合機であってもよい。
(7)制御部100は上記実施形態で説明した各処理をCPU100aによって実行してもよいし、ASIC100dによって実行してもよいし、それらの組み合わせによって実行してもよい。また、制御部100はASIC100dを備えていなくてもよい。また、制御部100は複数のCPUを備え、上述した処理を複数のCPUによって分担して実行してもよい。
1・・・プリンタ、40・・・画像形成部、50・・・定着部、100・・・制御部、110・・・ハロゲンヒータ、111・・・フォトトライアックカプラ、112・・・トライアック、113・・・リレー、114・・・ゼロクロス信号生成回路

Claims (2)

  1. 交流電源の供給に応じて発熱する発熱体と、
    交流電源から前記発熱体への交流電圧の供給と停止とを切り替えるトライアックと、
    前記交流電源から前記発熱体への交流電圧の供給と停止とを切り替えるリレーと、
    前記交流電圧のゼロクロスタイミングに同期したゼロクロス信号を生成するゼロクロス信号生成部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ゼロクロス信号生成部によって生成されたゼロクロス信号に基づいて交流電圧の供給と停止とを前記トライアックに切り替えさせることにより、前記発熱体の温度を制御する温度制御処理と、
    前記ゼロクロス信号から所定時間内におけるゼロクロスポイントの数を計数する計数処理と、
    前記ゼロクロス信号に基づいて、前記交流電圧に異常が発生していない場合に比べて前記発熱体への通電時間が長くなる可能性がある異常が前記交流電圧に発生しているか否かを判断するために、前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上であるか否かを判断する異常判断処理と、
    前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上である場合に、前記トライアック、及び、前記リレーの少なくとも一方を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制する抑制処理と、
    を実行し、
    前記異常判断処理において、
    前記交流電圧の絶対値が基準値以下である期間の長さが下限時間未満である場合に前記異常が発生していると判断する第1の異常判断処理と、
    前記第1の異常判断処理によって前記異常が発生していないと判断された場合に、前記計数処理によって計数されたゼロクロスポイントの数が基準数以上であるか否かを判断し、前記基準数以上である場合に前記異常が発生していると判断する第2の異常判断処理と、
    を実行し、
    前記第1の異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレーを制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制し、前記第2の異常判断処理によって前記異常が発生していると判断された場合は、前記抑制処理において、前記リレー、及び、前記トライアックの少なくとも一方を制御して前記発熱体への交流電圧の供給を抑制する、加熱装置。
  2. 着色剤を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成された被記録媒体に前記着色剤を熱定着させる請求項1に記載の加熱装置と、
    を備える画像形成装置。
JP2013134706A 2013-06-27 2013-06-27 加熱装置、及び、画像形成装置 Active JP6398154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134706A JP6398154B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 加熱装置、及び、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134706A JP6398154B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 加熱装置、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011427A JP2015011427A (ja) 2015-01-19
JP6398154B2 true JP6398154B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=52304560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013134706A Active JP6398154B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 加熱装置、及び、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6398154B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272089A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005084546A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Ricoh Co Ltd 定着制御装置、定着制御方法、定着制御プログラム、記録媒体及び画像形成装置
JP2009041918A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Toto Ltd 電子機器及びトイレ装置
JP5056835B2 (ja) * 2009-11-26 2012-10-24 ブラザー工業株式会社 加熱装置および画像形成装置
JP5482765B2 (ja) * 2011-11-04 2014-05-07 コニカミノルタ株式会社 電力制御方法、電力制御装置および画像形成装置
JP5834841B2 (ja) * 2011-11-30 2015-12-24 ブラザー工業株式会社 加熱装置、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015011427A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5697630B2 (ja) 画像形成装置
JP6135051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20140064756A1 (en) Image forming apparatus and method
JP2012118481A (ja) 定着装置、画像形成装置、及び定着装置の制御方法
JP2013178453A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2018066857A (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2017181773A (ja) 画像形成装置,その制御方法,およびプログラム
JP5533848B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2001249560A (ja) 画像形成装置
JP2015180907A (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム
JP6398154B2 (ja) 加熱装置、及び、画像形成装置
JP5243196B2 (ja) 画像形成装置
JP2014164183A (ja) 定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラム
JP2015172700A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP6003543B2 (ja) 画像形成装置
JP6620531B2 (ja) 定着制御装置、画像形成装置、定着制御方法及びプログラム
JP6570338B2 (ja) 画像形成装置
JP6090220B2 (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2006018192A (ja) 画像形成装置
JP2009003044A (ja) 画像形成装置
JP2011033808A (ja) 画像形成装置
JP5780385B2 (ja) モータ駆動装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2011197155A (ja) 定着装置を備えた画像形成装置、定着方法、プログラム
JP2012008476A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2009192940A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180619

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6398154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150