JP3244748B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP3244748B2
JP3244748B2 JP02004992A JP2004992A JP3244748B2 JP 3244748 B2 JP3244748 B2 JP 3244748B2 JP 02004992 A JP02004992 A JP 02004992A JP 2004992 A JP2004992 A JP 2004992A JP 3244748 B2 JP3244748 B2 JP 3244748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱異常時に加熱部材へ
の通電を遮断する安全機構を備えた加熱装置に関し、特
に、記録材上の未定着画像を加熱定着する定着装置とし
て好適に用いられる加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱定着装置では温度検知素子の不良、
温調回路の故障時等によりヒータが暴走して装置がダメ
ージを受けるのを防止するために加熱異常時にヒータへ
の通電を遮断することが行なわれている。
【0003】この加熱異常時にヒータへの通電を遮断す
る安全機構としては温度ヒューズやサーモスイッチと、
この温度ヒューズ、サーモスイッチの不良対策として、
ヒータに異常電流が流れた際にヒータへの電流供給を遮
断することも行なわれている。
【0004】図9に特開昭63−49911号公報に記
載されている加熱装置の遮断回路を示す。すなわち、ヒ
ータ100に流れる電流を遮断するための遮断手段10
1と、ヒータの非駆動時にヒータ100に流れる異常電
流を検出する検出手段102と、検出手段102によっ
て異常電流が検出された時にヒータ100に流れる電流
を遮断するように制御されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】定着装置が異常温度に
なった場合、CPUによりヒータへの電流供給をスイッ
チング手段により遮断するように構成した場合、CPU
が暴走したときには、定着装置が異常温度になっていた
としても前記スイッチング手段によりヒータへの電流供
給を遮断することができない。また、万一異常時に装置
内部より発煙,発火等が発生した場合にファンが回転し
ていると内部に常に新鮮な空気が送り込まれ発煙,発火
が持続するという問題が生じる。本発明の目的は、上記
問題を解決し、CPUが暴走しても別回路でスイッチン
グ素子をオフさせることができるので、安全性を向上さ
せることができる加熱装置を提供することである。ま
た、異常時にファンモータの回転を停止する事により、
万一異常時に装置内部より発煙,発火等が発生した場合
であっても内部に新鮮な空気が送り込まれる事がない
為、発火,発煙の持続を防止することができる加熱装置
を提供することである。また、本発明の他の目的は、温
度制御のための第1スイッチング素子が故障して加熱部
材に不所望な電流が流れることにより上記加熱部材の温
度が異常になった場合は、CPUが暴走しても第2スイ
ッチング素子をオフさせることにより前記加熱部材への
通電を遮断することができ、安全性を向上させることが
できる加熱装置を提供することである。 さらに、本発明
の他の目的は、CPUが正常であっても暴走しても安全
性を向上させることができる加熱装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従う加熱装置は、加熱部材と、この加熱部
材に通電する通電手段と、この通電手段による加熱部材
への通電を遮断するスイッチング素子と、上記加熱部材
の温度を検知する温度検知部材と、前記温度検知部材の
検知温度に基づいて、前記スイッチング素子により通電
を遮断するべく、前記スイッチング素子をオフさせる第
1制御信号を出力するCPUと、前記温度検知部材の出
力を基準値と比較して、前記スイッチング素子をオフさ
せる第2制御信号を、前記CPUを介することなく前記
スイッチング素子に出力するコンパレータとを備え、上
記加熱部材の温度が異常である場合は、前記CPUが暴
走したときであっても、上記コンパレータから出力され
る第2制御信号により、上記スイッチング素子をオフさ
せ得るようにするとともに、さらに、当該装置内を冷却
するためのファンモータを有し、前記CPUは、上記ス
イッチング素子をオフさせる場合、前記ファンモータを
停止させることを特徴とするまた、本発明に従う他の
加熱装置は、 加熱部材と、 この加熱部材に通電する通電
手段と、 前記加熱部材の温度を制御するためにオン・オ
フ制御される第1スイッチング素子と、 この通電手段に
よる加熱部材への通電を遮断する第2スイッチング素子
と、 上記加熱部材の温度を検知する温度検知部材と、
記温度検知部材の検知温度に基づいて、前記第1スイッ
チング素子をオン・オフ制御するための第1制御信号を
出力するとともに、上記加熱部材の温度が異常である場
合は、前記第2スイッチング素子により通電を遮断する
べく、前記第 2スイッチング素子をオフさせる第2制御
信号を出力するCPUと、 前記温度検知部材の出力を基
準値と比較して、前記第2スイッチング素子をオフさせ
る第3制御信号を、前記CPUを介することなく前記第
2スイッチング素子に出力するコンパレータとを備え、
上記第1スイッチング素子が故障して上記加熱部材に不
所望な電流が流れることにより上記加熱部材の温度が異
常になった場合は、前記CPUが暴走したときであって
も、上記コンパレータから出力される第3制御信号によ
り、上記第2スイッチング素子をオフさせるようにした
ことを特徴とする。 好適には、さらに、前記加熱部材に
通電される電流を検出する電流検出手段と、 前記第1制
御信号及び前記電流検出手段の出力に基づいて前記加熱
部材に異常電流が流れていることを判断する異常電流判
断手段とを備え、 前記異常電流判断手段が前記加熱部材
に異常電流が流れていることを判断した場合にも上記第
2スイッチング素子をオフさせる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。
【0008】図10は本発明の実施例の加熱装置の断面
図で、本実施例は記録材上のトナー像を定着する定着装
置である。
【0009】31は加熱部材である加熱ローラで、芯金
33上に離型層34が設けられている。
【0010】この加熱ローラの内部にはヒータH1が設
けられている。
【0011】THは加熱ローラの表面温度を検知するサ
ーミスタで、このサーミスタの検知温度が所定の定着温
度に維持されるようにヒータH1への通電が制御され
る。
【0012】32は加熱ローラとニップを形成する加圧
ローラで軸36にシリコンゴムからなるゴム層37が設
けられている。
【0013】35は入口ガイド、30は分離爪である。
【0014】未定着のトナー像Tを支持した記録材はニ
ップで加熱ローラ31と加圧ローラ32に挟持搬送され
る際に、熱と圧力により定着される。
【0015】以下、第1乃至第3の実施例を説明する
が、第1,第3の実施例は参考例であり、請求項1に係
る発明は第2実施例に対応する。図1に、第1の実施例
の回路構成を示す。
【0016】端子2はカレントトランスT1の1次側端
子15,16を介して遮断手段としての継電器RL1の
接点rl1のメーク側に接続され、接点rl1のコモン
側はサーマルプロテクタTP1,定着器ヒータH1を介
してヒータH1のスイッチングを行うための双方向サイ
リスタであるトライアックTRのA1側に接続され、接
点rl1のメーク側とコモン側間には接点rl1の開閉
時のスパークを防止するためのスパークキラーSQ1が
接続される。
【0017】端子1はコイルL1を介してトライアック
TRのA2側に接続され、端子1はまたスパークキラー
SQ2を介してトライアックTRのA1側に接続され
る。トライアックQ7のA2側とゲートGの間には抵抗
R17が接続され、トライアックTRのゲートGはゼロ
クロス検知回路10を内蔵したソリッドステートリレー
SSR1の出力端子13に接続され、トライアックTR
のA1側は抵抗R16を介してソリッドステートリレー
SSR1の出力側端子14に接続される。端子1,2間
には商用交流電源V0(図示せず)が印加される。
【0018】図中AはヒータH1に異常電流が流れたこ
とを検出する異常電流検出手段を示しており、この異常
電流検出手段Aは、次のように構成されている。すなわ
ち、カレントトランスT1の2次側の一方の端子17
は、異常電流検出手段を構成するコンパレータCP1の
反転入力端子19とコンパレータCP2の非反転入力端
子24とに接続される。カレントトランスT1の2次側
端子17,18間には抵抗R1が接続され、該2次側の
他方端子18は抵抗R3,R2を介して端子4に接続さ
れるとともに抵抗R4,R5を介して基準電位(以後G
NDと呼称する)に接続される。抵抗R3,R2の接続
点はコンパレータCP1の非反転入力端子20に接続さ
れ、抵抗R3には並列にコンデンサC1が接続される。
抵抗R4,R5の接続点はコンパレータCP2の反転入
力端子24に接続され、抵抗R4と並列にコンデンサC
3が接続される。さらにカレントトランスT1の2次側
端子18はツェナーダイオードZD2のカソードに接続
されるとともに抵抗R9を介して+24Vに接続され
る。ツェナーダイオードZD2のアノードはGNDに接
続され、ツェナーダイオードZD2と並列にコンデンサ
C5が接続される。
【0019】コンパレータCP1の出力端子21はコン
パレータCP2の出力端子26と接続され、該接続点は
NPNトランジスタQ1のベースに接続されるとともに
抵抗R6を介して端子4に接続される。コンパレータC
P1およびCP2のプラス電源入力端子22は+24V
に接続され、マイナス電源入力端子23はGNDに接続
され、プラス電源22とマイナス電源23の間にはコン
デンサC2が接続されている。
【0020】NPNトランジスタQ1のエミッタはGN
Dに接続され、同コレクタは抵抗R7を介して端子4に
接続されるとともに抵抗R8を介してNPNトランジス
タQ2のベースに接続される。
【0021】NPNトランジスタQ2のベースはコンデ
ンサC4を介してGNDに接続されるとともにダイオー
ドD4のアノードに接続され、同エミッタはツェナーダ
イオードZD1のカソードに接続され、ツェナーダイオ
ードZD1のアノードはGNDに接続される。NPNト
ランジスタQ2のコレクタは抵抗R10を介してPNP
トランジスタQ3のベースに接続される。
【0022】PNPトランジスタQ3のエミッタは+2
4Vに接続され、同ベースは抵抗R11を介して+24
Vに接続されるとともに抵抗R12を介してダイオード
D1のカソードとNPNトランジスタQ4のコレクタに
接続される。PNPトランジスタQ3のコレクタは抵抗
R13,R14を介してGNDに接続される。抵抗R1
3,R14の接続点はNPNトランジスタQ4のベース
に接続されるとともにコンデンサC6を介してGNDに
接続される。NPNトランジスタQ4のエミッタはGN
Dに接続される。
【0023】ダイオードD1のアノードは抵抗R15を
介して+24Vに接続されるとともにダイオードD2の
アノードに接続される。ダイオードD2のカソードはN
PNトランジスタQ5のベースに接続され、NPNトラ
ンジスタQ5のエミッタはGNDに接続される。NPN
トランジスタQ5のコレクタはダイオードD3のアノー
ドと継電器RL1のコイルに接続され継電器RL1のコ
イルの他方はダイオードD3のカソードと接続され、こ
の接続点はヒューズ素子としてのヒューズ抵抗RFを介
してPNPトランジスタQ7のコレクタに接続される。
PNPトランジスタQ7のエミッタは+24Vに接続さ
れPNPトランジスタQ7のベースは抵抗R21を介し
てNPNトランジスタQ8のコレクタに接続される。N
PNトランジスタQ8のエミッタはGNDに接続され
る。NPNトランジスタQ8のベースは抵抗R22を介
してGNDに接続されると共に抵抗R23を介して遮断
制御手段としての中央制御素子CPUのPBポートに接
続される。
【0024】中央制御素子CPUのPAポートは抵抗R
19を介してNPNトランジスタQ6のベースに接続さ
れる。NPNトランジスタQ6のベースは更に抵抗R2
0を介してGNDに接続され、NPNトランジスタQ6
のエミッタはGNDに接続され、同コレクタはダイオー
ドD4のカソードに接続されるとともにソリッドステー
トリレーSSR1の入力側端子12に接続される。ソリ
ッドステートリレーSSR1の入力側端子11は抵抗R
18を介して+24Vに接続される。
【0025】中央制御素子CPUのPCポートは抵抗R
25を介してNPNトランジスタQ9のベースに接続さ
れ同ベースは更に抵抗R24を介してGNDに接続され
る。NPNトランジスタQ9のエミッタはGNDと接続
され、同コレクタはファンモータFMを介して+24V
に接続されている。中央制御素子CPUのPDポートは
抵抗R26を介して+5Vに接続されると共に前記ヒー
タの近傍に配設された温度検出手段としてのサーミスタ
THを介してGNDに接続される。
【0026】ついで、図2,図3を参照して2個のコン
パレータCP1,CP2の検知レベルについて説明す
る。
【0027】コンパレータCP1,CP2の基準電圧は
それぞれプラス(非反転)側,マイナス(反転)側に設
定され、当該基準電圧の値VIN1,VIN2はそれぞれ、 VIN1=(R3・V0+R2・VZD2)/(R2+R3) VIN2=(R5・VZD2)/(R4+R5) であり、VZD2,VIN1,VIN2は VIN2<VZD2<VIN1 の関係にある。
【0028】コンパレータCP1,CP2はオープンコ
レクタ出力であって、それらの出力VCP1,VCP2は(比
較入力(CP1では反転側,CP2では非反転側)をV
IN0とすると)それぞれ、 VIN0<VIN1,VIN2<VIN0 の時オープンとなり、 VIN1<VIN0,VIN0<VIN2 の時0Vとなるように動作する。
【0029】コンパレータCP1の出力端子21とコン
パレータCP2の出力端子26を図2の点線で示す如く
接続すると、該接続点の電圧VCP0は VIN2<VIN0<VIN1 の時のみオープンとなる。
【0030】VIN0に図3(a)に示す正弦波が入力さ
れたときの前記VCP1(単独),VCP2(単独),VCP0
の電圧波形をそれぞれ図3(b),(c),(d)に示
す。
【0031】次に図1の回路の動作について説明する。
【0032】装置の電源が投入されると加熱ローラ表面
は定着温度よりも低い温度にあるため中央制御素子CP
UはPBポートを“H”レベルにし、抵抗R23を介し
てNPNトランジスタQ8をオンし、更にPNPトラン
ジスタQ7をオンさせる。
【0033】また中央制御素子は同時にPCポートを
“H”レベルにしNPNトランジスタQ9をオンする事
により装置内を冷却する為のファンモータFMを回転さ
せる。
【0034】正常状態で、サーミスタTHの検知温度が
定着温度より高く中央制御素子CPUのPAポートが
“L”レベルの場合、トランジスタQ6がオフするた
め、ソリッドステートリレーSSR1の(入力端子1
1,12間に接続された)発光素子D10に電流が流れ
ず、ソリッドステートリレーSSR1はオフし、そのた
めトライアックTRにゲート電流が流れず、トライアッ
クTRはオフし、端子1,2間に商用交流電源が印加さ
れてもカレントトランスT1の1次側には電流が流れな
い。
【0035】カレントトランスT1の1次側に電流が流
れない場合、カレントトランスT1の2次側にも電圧が
誘起されず、コンパレータCP1の反転入力端子19と
コンパレータCP2の非反転入力端子24の電圧VIN0
は前述した如く、 VIN2<VIN0=VZD2<VIN1 であり、この場合コンパレータCP1,CP2の出力は
双方共オープンであるため、抵抗R6を通じてNPNト
ランジスタQ1にベース電流が流れ、NPNトランジス
タQ1がオンする。NPNトランジスタQ1がオンする
と、NPNトンランジスタQ2のベース電圧は0[V]
に近い値になるため、NPNトランジスタQ2をオフす
る。NPNトランジスタQ2がオフすると、PNPトラ
ンジスタQ3,NPNトランジスタQ4にはベース電流
が流れないためPNPトランジスタQ3,NPNトラン
ジスタQ4がオフし、抵抗R15,ダイオードD2を通
じてNPNトランジスタQ5にベース電流が流れ、NP
NトランジスタQ5をオンする。NPNトランジスタQ
5がオンすると継電器RL1に電流が流れ、前述した如
くPNPトランジスタQ7がオンしている為継電器RL
1はオンし、継電器RL1の接点rl1のメーク側は図
1の点線側に切替わる。
【0036】前述した如く中央制御素子CPUがPA
ートを“L”レベルにしている場合、トライアックQ7
はオフ状態であるため、継電器RL1の接点rl1が点
線側に切替わっても、カレントトランスT1の1次側に
電流が流れず上記の状態は継続される。
【0037】加熱ローラの一定温調中、ヒータH1への
通電がオフされサーミスタTHの検知温度が定着温度よ
り低くなると、中央制御素子CPUがPAポートを
“H”レベルにすると抵抗R19を通じてNPNトラン
ジスタQ6にベース電流が流れ、NPNトランジスタQ
6はオンする。NPNトランジスタQ6がオンするとN
PNトランジスタQ2のベースはダイオードD4,NP
NトランジスタQ6のコレクタ,エミッタを通じてGN
Dに接続されるため、NPNトランジスタQ2はオフ
し、前述した如くPNPトランジスタQ3,NPNトラ
ンジスタQ4がオフし、NPNトランジスタQ5がオン
し、継電器RL1がオン状態を継続する。一方、NPN
トランジスタQ6がオンすることにより抵抗R18を通
じてソリッドステートリレーSSR1の発光素子D10
に電流が流れるためソリッドステートリレーSSR1が
オンし、トライアックTRにはゲート電流が流れる。ト
ライアックTRはゲート電流が流れることによりオン
し、端子2−カレントトランスT1の1次側−継電器R
L1の接点rl1−サーマルプロテクタTP1−定着器
ヒータH1−トライアックTR−コイルL1−端子3の
主電流ループが形成され定着器ヒータH1に電流が流れ
る。
【0038】このようにサーミスタTHの検知温度に応
じてCPUのPAポートのレベルをLとHで切替えるこ
とで加熱ローラ表面を所定の定着温度に維持できる。
【0039】以上述べたのが正常時の一定温調時の回路
動作であるが、次に異常時の動作について図4,図5に
示すタイムチャートを参照して説明する。
【0040】ヒータのスイッチングに双方向サイリスタ
等の半導体を用いた場合、半導体がショートモードの破
壊を起すことがある。
【0041】図4はトライアックTRが双方向導通状態
となるような破壊の場合のタイムチャートであり、図5
はトライアックTRが片方向のみ導通状態となる破壊を
起した場合のタイムチャートである。
【0042】中央制御素子CPUがPAポートを“L”
レベルとしている状態においてトライアックTRが双方
向導通となるような破壊を起した場合、コンパレータC
P1の反転入力端子側電圧とコンパレータCP2の非反
転入力端子側電圧であるVIN0は図4(b)の如くなり
前述した如く、 VIN2<VIN0<VIN1 の場合にのみNPNトランジスタQ1はオンして、図4
(c)の如く動作する。
【0043】一方、NPNトランジスタQ6がオフして
いるため、ダイオードD4を介してNPNトランジスタ
Q6のコレクタ−エミッタ間に電流が流れず、したがっ
て、NPNトランジスタQ1がオフの時は抵抗R7,R
8を介してコンデンサC4は充電され、NPNトランジ
スタQ1がオンの時は抵抗R8とNPNトランジスタQ
1を介してコンデンサC4は放電される。この状態を図
4(d)に示す。図4(d)に示すようにコンデンサC
4の電圧は、NPNトランジスタQ1のオンオフの繰返
しにより、次第に上昇し、ツェナーダイオードZD1の
ツェナー電圧とNPNトランジスタQ2のベース・エミ
ッタ間電圧とを加えた電圧(この電圧をVQ2ONと呼称す
る)に近い電圧に達すると、NPNトランジスタQ2に
ベース電流が流れ、NPNトランジスタQ2はオンす
る。NPNトランジスタQ2がオンすると抵抗R10,
NPNトランジスタQ2を介してPNPトランジスタQ
3にベース7電流が流れ、PNPトランジスタQ3がオ
ンする。PNPトランジスタQ3がオンすることによ
り、PNPトランジスタQ3,抵抗R13を介してNP
NトランジスタQ4のベース電流が流れ、NPNトラン
ジスタQ4がオンする。NPNトランジスタQ4がオン
すると、抵抗R12,NPNトランジスタQ4を介して
PNPトランジスタQ3のベース電流が流れるため、P
NPトランジスタQ3とNPNトランジスタQ4で構成
される回路は自己保持回路として動作し、NPNトラン
ジスタQ2がオフしてもオン状態を継続する。一方、N
PNトランジスタQ4がオンするとNPNトランジスタ
Q5のベース電流は遮断されるため、NPNトランジス
タQ5はオフし、継電器RL1もオフし、継電器RL1
の接点rl1は図1に実線位置に開放され、定着器ヒー
タH1の電流は遮断される。
【0044】図5に示すようにトライアックTRが片方
向導通となる破壊を起した場合は、コンデンサC4がV
Q2ONになるまでの時間、すなわち、NPNトランジスタ
Q2がオンするまでの時間が双方向導通破壊の場合より
長くなるだけであって、他の回路動作は前述の双方向導
通破壊の場合と同じである。
【0045】図6(a)〜(e)には、片方向導通とな
る場合の制御波形のバリエーションを示しており、図6
(f)〜(i)にはコンパレータCP1単独使用の場合
のQ1の出力波形状態を示している。
【0046】なお前述した如くPNPトランジスタQ3
とNPNトランジスタQ4で構成される回路は、自己保
持回路であるため、カレントトランスT1の1次側に電
流が流れず、 VIN0=VZD2 となり、NPNトランジスタQ1がオンし、NPNトラ
ンジスタQ2がオフしてもオン状態を継続する。
【0047】以上、トライアックTRがショート故障し
た場合に継電器RL1を遮断する迄の回路動作について
説明したが、上述の説明の如く、トライアックTRがシ
ョート故障してから継電器RT1が遮断する迄には多数
の素子の動作が関与しており、該多数の素子のうち1つ
でも故障した場合には継電器RL1が遮断動作を行なわ
なくなる。
【0048】そこで本実施例では異常電流検知から継電
器RL1を作動させる迄の間の素子が故障しても継電器
RL1を作動させ、接点rl1を開放する通電停止手段
を有している。
【0049】ヒータに異常電流が流れても素子の故障に
より継電器RL1が動作しない場合、ヒータH1に電流
が流れ続ける為ヒータH1の近傍の温度が上昇する。ヒ
ータH1の近傍の温度が上昇するとヒータH1の近傍に
配設されたサーミスタTHの抵抗値RTHが下がり、中央
制御素子CPUのPDポートに入力される電圧VPDが下
がる。中央制御素子CPUのPDポートに入力される電
圧VPDは VPD=(5×RTH)/(R26+RTH)[V] で与えられ、また、サーミスタTHの抵抗値の温度依存
性は一般的に R=R0e×p{B(1/T−1/T0)} R0:T0[K]の時のサーミスタの抵抗値 R:T[K] B:サーミスタ定数 で与えられるため、P0ポートに入力される電圧VPD
サーミスタの検知温度は1:1に対応する。サーミスタ
THの検知温度がヒータH1近傍の部品に損傷を与える
温度T1[K]となると中央制御素子CPUのPDポート
に入力される電圧VPD
【0050】
【外1】 となる。CPUはP0ポートに入力される電圧VPDがV
PD1以下となるとPBポートを“L”レベルにしNPNト
ランジスタQ8をオフしPNPトランジスタQ7をオフ
し継電器RL1への給電を断ち継電器RL1をオフす
る。更にCPUはPCポートを“L”レベルにしNPN
トランジスタQ9をオフし、ファンモータFMへの供電
を断ち、ファンモータFMの回転を停止させる。
【0051】以上説明した様に、ヒータH1に異常電流
が流れた事を検知した時にオフさせる継電器RLに対し
ヒータ近傍に配設されたサーミスタTHによりヒータ近
傍が所定温度T1となった事を検知した時に継電器RL
を遮断する事により、異常電流を検出する回路に故障が
発生しても継電器RLを遮断する為、安全性が向上す
る。更に異常時にファンモータFMの回転を停止する事
により、万一異常時に装置内部より発煙,発火等が発生
した場合にファンが回転していると内部に常に新鮮な空
気が送り込まれ発煙,発火が持続するが新鮮な空気が送
り込まれる事がない為発火,発煙の持続がやわらぐとい
うメリットがある。
【0052】図7は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0053】本実施例は第1実施例に加え、CPUが暴
走しても別回路で継電器RL1を動作させて接点rl1
をオープンにして通電を停止できるようにしたものであ
る。
【0054】本実施例は第1の実施例に対しコンパレー
タCP3,抵抗R27,R28が追加され、他は第1の
実施例と同じである。
【0055】第1の実施例で説明した如く、異常電流に
よりヒータH1近傍の温度が上昇し、T1[K]とな
り、中央制御素子CPUのPDポートの入力電圧がVPD1
以下となるとPBポートを“L”レベルにしトランジス
タQ8,Q7をオフし、継電器RL1への給電を断ち継
電器RL1をオフさせるが同時に、抵抗R27,R28
の抵抗分割で定められるコンパレータCP3の27ピン
の電圧をVPD1と設定してある為CP3の出力は“L”
となりトランジスタQ8,Q7をオフするように動作す
る。
【0056】中央制御素子CPUが万一暴走したとして
も別回路にて継電器RL1をオフさせる為、安全性が更
に向上する。
【0057】本発明の第3の実施例の回路図を図8に示
す。
【0058】本実施例は第1実施例に加え、継電器RL
1が接点rl1をオープンにし通電を遮断した場合、通
電可能状態への復帰を防止する手段を有している。
【0059】本実施例は第1の実施例に対しトランジス
タQ8のコレクタがヒューズ抵抗RFと継電器RL1の
コイルに接続されヒューズ抵抗RFの他方が+24Vと
接続されている点が異なるのみで他は同じである。
【0060】第1の実施例と同様に中央制御素子CPU
のPDポートがVPD1以下となった場合に中央制御素子C
PUはPDポートを“H”とし、Q8トランジスタをオ
ンさせヒューズ抵抗RFに過電流を流し、ヒューズ抵抗
Fを溶断させる。この中央制御素子CPUは遮断制御
手段であると共に、過電流印加手段としても機能する。
【0061】第1の実施例で説明した如く、 ヒータH
1の近傍の温度が危険温度となる場合は回路や装置に異
常がある場合であり、本実施例の如く継電器RL1のコ
イルと直列に接続されたヒューズ抵抗を溶断させる事に
より継電器RL1への給電を断ち切り復帰させない方が
安全性がより向上する。
【0062】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれらの実施例にとらわれるものではなく技術思想内
でのあらゆる変形が可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
PUが暴走しても別回路でスイッチング素子をオフさせ
ることができるので、安全性を向上させることができ
る。また、異常時にファンモータの回転を停止する事に
より、万一異常時に装置内部より発煙,発火等が発生し
た場合であっても内部に新鮮な空気が送り込まれる事が
ない為、発火,発煙の持続を防止することができる。
た、本発明によれば、温度制御のための第1スイッチン
グ素子が故障して加熱部材に不所望な電流が流れること
により上記加熱部材の温度が異常になった場合は、CP
Uが暴走しても第2スイッチング素子をオフさせること
により前記加熱部材への通電を遮断することができ、安
全性を向上させることができる。 さらに、CPUの正常
時には、加熱部材の温度が異常である場合にCPUから
出力される制御信号によりスイッチング素子をオフする
ことに加えて、異常電流の検出により前記スイッチング
素子をオフするので、CPUが正常であっても暴走して
も安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の加熱装置の回路図である。
【図2】図1のコンパレータの検知部を説明するための
回路図である。
【図3】図2の回路動作を説明するためのタイムチャー
トである。
【図4】図1の回路動作の一部を説明するためのタイム
チャートである。
【図5】図1の回路動作の一部を説明するためのタイム
チャートである。
【図6】図1の回路動作の一部を説明するためのタイム
チャートである。
【図7】本発明の第2実施例に係る遮断回路の回路図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係る遮断回路の回路図で
ある。
【図9】従来の遮断回路の回路図である。
【図10】本発明の実施例の加熱装置の断面図である。
【符号の説明】
A 異常電流検出手段 CP1,CP2 コンパレータ C1〜C6 コンデンサ Q1〜Q9 トランジスタ TR トライアック R1−26 抵抗 D1〜D4 ダイオード ZD1,2 ツェナーダイオード RL1 継電器(遮断手段) TP1 サーマルプロテクタ H1 定着ヒータ SSR1 ソリッドステートリレー L1 コイル SQ1,2 スパークキラー T1 カレントトランス TH サーミスタ(温度検出手段) FM ファンモータ RF ヒューズ抵抗 CPU 中央処理装置(遮断制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石津 雅則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 犬山 聡彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−110608(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/00 G03G 15/20 G05D 23/19

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱部材と、 この加熱部材に通電する通電手段と、 この通電手段による加熱部材への通電を遮断するスイッ
    チング素子と、 上記加熱部材の温度を検知する温度検知部材と、 前記温度検知部材の検知温度に基づいて、前記スイッチ
    ング素子により通電を遮断するべく、前記スイッチング
    素子をオフさせる第1制御信号を出力するCPUと、 前記温度検知部材の出力を基準値と比較して、前記スイ
    ッチング素子をオフさせる第2制御信号を、前記CPU
    を介することなく前記スイッチング素子に出力するコン
    パレータとを備え、 上記加熱部材の温度が異常である場合は、前記CPUが
    暴走したときであっても、上記コンパレータから出力さ
    れる第2制御信号により、上記スイッチング素子をオフ
    させ得るようにするとともに、 さらに、当該装置内を冷却するためのファンモータを有
    し、前記CPUは、上記スイッチング素子をオフさせる
    場合、前記ファンモータを停止させる ことを特徴とする
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 加熱部材と、 この加熱部材に通電する通電手段と、 前記加熱部材の温度を制御するためにオン・オフ制御さ
    れる第1スイッチング素子と、 この通電手段による加熱部材への通電を遮断する第2ス
    イッチング素子と、 上記加熱部材の温度を検知する温度
    検知部材と、 前記温度検知部材の検知温度に基づいて、前記第1スイ
    ッチング素子をオン・オフ制御するための第1制御信号
    を出力するとともに、上記加熱部材の温度が異常である
    場合は、前記第2スイッチング素子により通電を遮断す
    るべく、前記第2スイッチング素子をオフさせる第2制
    御信号を出力するCPUと、 前記温度検知部材の出力を基準値と比較して、前記第2
    スイッチング素子をオフさせる第3制御信号を、前記C
    PUを介することなく前記第2スイッチング素 子に出力
    するコンパレータとを備え、 上記第1スイッチング素子が故障して上記加熱部材に不
    所望な電流が流れることにより上記加熱部材の温度が異
    常になった場合は、前記CPUが暴走したときであって
    も、上記コンパレータから出力される第3制御信号によ
    り、上記第2スイッチング素子をオフさせるようにした
    ことを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記加熱部材に通電される電流
    を検出する電流検出手段と、 前記第1制御信号及び前記電流検出手段の出力に基づい
    て前記加熱部材に異常電流が流れていることを判断する
    異常電流判断手段とを備え、 前記異常電流判断手段が前記加熱部材に異常電流が流れ
    ていることを判断した場合にも上記第2スイッチング素
    子をオフさせるようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載の加熱装置。
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