JPH0851722A - ヒータの通電制御装置 - Google Patents

ヒータの通電制御装置

Info

Publication number
JPH0851722A
JPH0851722A JP18578894A JP18578894A JPH0851722A JP H0851722 A JPH0851722 A JP H0851722A JP 18578894 A JP18578894 A JP 18578894A JP 18578894 A JP18578894 A JP 18578894A JP H0851722 A JPH0851722 A JP H0851722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
relay
series
temperature
temperature fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18578894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ito
俊之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP18578894A priority Critical patent/JPH0851722A/ja
Publication of JPH0851722A publication Critical patent/JPH0851722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度ヒューズを用いてヒータの異常発生時に
通電を遮断するヒータの通電制御装置において、容量の
小さな温度ヒューズを使用できるようにし、小型で安価
なものにする。 【構成】 ヒータHの異常発生時に開放状態となるリレ
ーRLの接点回路rlをヒータHと直列に接続する。ま
た、ヒータHの近傍に配置した温度ヒューズFを上記リ
レーRLのコイルと直列に接続する。そして、サーミス
タTHによりヒータHの異常が検出されると、CPU3
はトランジスタQをオフにしてリレーRLの接点回路r
lを開放にし、ヒータHへの通電を遮断する。また温度
ヒューズFが働いてもリレーRLの接点回路rlが開放
になり、ヒータHへの通電が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータを備える装置に
おいて安全回路として機能するヒータの通電制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒータを用いた装置においては、ヒータ
の異常通電や異常温度などの異常発生時に対処するため
に、温度検出素子であるサーミスタや温度ヒューズなど
を用いた安全回路が構成されている。図2はその構成を
示したもので、サーミスタTH及び温度ヒューズFはヒ
ータHの近傍に配設されている。
【0003】図3はこのような安全回路として機能する
従来のヒータの通電制御装置の回路構成を示す図であ
る。同図において、1,2はヒータHへ電流を供給する
ための入力端子で、ヒータHには通電制御用のスイッチ
回路SW及び温度ヒューズFが接続されている。
【0004】3は出力ポート(O1)から上記スイッチ
回路SWにオン(ON),オフ(OFF)の制御信号を
出力するCPU(中央処理装置)で、入力ポート(I
1)からはサーミスタTHの検出信号が入力され、また
出力ポート(02)からはリレーRLと直列に接続され
たトランジスタQに駆動信号が出力される。
【0005】なお、上記リレーRLの接点回路rlはヒ
ータHと直列に接続されている。また、R1はサーミス
タTHと直列に接続された分圧用の抵抗、R2,R3は
トランジスタQのベースに接続された電流制限用の抵抗
である。
【0006】上記構成の装置においては、ヒータHの近
傍に配設された温度ヒューズFはヒータHと直列に接続
されており、ヒータHへの異常通電やヒータHの異常温
度等の異常発生時には、CPU3からの信号によりリレ
ーRLの接点回路rlが開放状態となり、ヒータHへの
通電が断たれるように動作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のヒータの通電制御装置にあっては、温度ヒ
ューズがヒータと直列に接続されているため、ヒータに
流れるかなりの大電流と同じ電流が温度ヒューズにも流
れることになり、したがって温度ヒューズはヒータに流
れる電流を許容できるものを選択する必要があり、部品
選定の際の選択肢が狭く、またコストもかなり高くなる
という問題点があった。
【0008】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、温度ヒューズに流れる電流が小さく、
部品選定の際の選択肢が広がり、また小型で安価なもの
にすることが可能なヒータの通電制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のヒータの通電制
御装置は、ヒータの異常時に開放状態となるリレーの接
点回路を前記ヒータと直列に接続するとともに、温度ヒ
ューズを前記ヒータの近傍に配置し、かつこの温度ヒュ
ーズを前記リレーのコイルと直列に接続したものであ
る。
【0010】
【作用】本発明のヒータの通電制御装置においては、ヒ
ータの近傍に配設した温度ヒューズがリレーの接点回路
と直列に接続されており、温度ヒューズに流れる電流は
小さなものとなる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路構成図で
あり、図3と同一符号は同一構成要素を示している。図
において、1,2はヒータHへの通電用の入力端子で、
ヒータHには該ヒータHの異常時に開放状態となるリレ
ーRLの接点回路rlとスイッチ回路SWが接続されて
いる。またスイッチ回路SWは、CPU3からの制御信
号に基づいてヒータHへの通電のオン,オフを切替え
る。
【0012】THは図2に示すように温度ヒューズFと
共にヒータHの近傍に配置されたサーミスタで、CPU
3はこのサーミスタTHと抵抗R1の分割電圧を監視し
ながらヒータHの温度が略一定となるようにスイッチ回
路SWのオン,オフを制御する。また温度ヒューズFは
リレーRLのコイルと直列に接続されており、更にトラ
ンジスタQが直列に接続されている。R2,R3は抵抗
である。
【0013】上記のように構成された装置においては、
通常時はCPU3は出力ポート(O2)を“H”(高)
レベルにしてトランジスタQをオンにし、リレーRLを
駆動させる。このリレーRLが動作すると、その接点回
路rlは図1に示す破線方向に切替わり、ヒータHへの
通電が可能になる。
【0014】今、例えばスイッチ回路SWの故障などが
発生してヒータHへの通電制御が不能になり、ヒータH
の温度が所定値以上になると、CPU3は入力ポート
(I1)からのサーミスタTHと抵抗R1の分割電圧よ
りその異常発生を検知し、出力ポート(O2)を“L”
(低)レベルにしてトランジスタをオフにし、リレーR
Lを元の状態に復旧させる。このリレーRLが復旧する
と、その接点回路rlは図1の実線方向に切替わるた
め、ヒータHへの通電が遮断される。
【0015】ここで、サーミスタTHによるヒータHの
温度検出回路が何らかの故障をしていた場合には、ヒー
タHの温度が正確に検知されないので、ヒータHが所定
温度よりも高温となる。このとき、ヒータHの近傍に配
設されている温度ヒューズFが断線するため、リレーR
Lへの通電が断たれ、リレーRLはオフとなり、ヒータ
Hへの通電が断たれる。
【0016】このように、ヒータHの近傍に配設された
温度ヒューズFをリレーRLのコイルと直列に接続する
ことにより、ヒータHが異常高温になろうとした場合に
もしサーミスタTHによる温度検出が故障等の何らかの
理由でうまくいかなかったとしても、温度ヒューズFが
遮断することによってリレーRLをオフにし、ヒータH
への通電をオフすることができ、このため火災や発煙等
に至ることがない。
【0017】また、温度ヒューズFはリレーRLと直列
に接続してあるので、その電流はリレーRLを動作させ
るための小電流が流れるものであれば良く、かなり小型
なものにすることができ、安価なものにすることができ
る。更に、小電流用の温度ヒューズFの方が大電流用の
ものと比較すると種類も多く、したがって部品選択の際
の選択肢が広がる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒータの異常時に開放状態となるリレーの接点回路に、
ヒータの近傍に配置した温度ヒューズを直列に接続した
ため、温度ヒューズに流れる電流が小さく、部品選定の
際の選択肢が広がり、また小型で安価なものにすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す回路構成図
【図2】 ヒータへの温度ヒューズの配設位置を示す説
明図
【図3】 従来例を示す回路構成図
【符号の説明】
3 CPU(中央処理装置) F 温度ヒューズ H ヒータ RL リレー rl 接点回路 TH サーミスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータの異常時に開放状態となるリレー
    の接点回路を前記ヒータと直列に接続するとともに、温
    度ヒューズを前記ヒータの近傍に配置し、かつこの温度
    ヒューズを前記リレーのコイルと直列に接続したことを
    特徴とするヒータの通電制御装置。
JP18578894A 1994-08-08 1994-08-08 ヒータの通電制御装置 Pending JPH0851722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18578894A JPH0851722A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 ヒータの通電制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18578894A JPH0851722A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 ヒータの通電制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0851722A true JPH0851722A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16176915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18578894A Pending JPH0851722A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 ヒータの通電制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0851722A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720535B2 (en) * 2001-04-18 2004-04-13 Martin Hess Explosion protected heating system for heating an enclosure with two temperature control algorithms
JP2014128079A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Calsonic Kansei Corp 車両用安全装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720535B2 (en) * 2001-04-18 2004-04-13 Martin Hess Explosion protected heating system for heating an enclosure with two temperature control algorithms
JP2014128079A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Calsonic Kansei Corp 車両用安全装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6570129B1 (en) Protection device for dual stage power supply
JPH0851722A (ja) ヒータの通電制御装置
JPS6273313A (ja) 温度調節器用電流制限回路
JP2003021981A (ja) 定着装置
JPH05143174A (ja) ヒータ制御装置
JP3332782B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2766106B2 (ja) 電気カーペット等の安全装置
JP2546622Y2 (ja) 車両用電源装置
JP3244748B2 (ja) 加熱装置
JP2869681B2 (ja) 温度制御装置
JPH0345877B2 (ja)
JPS6292718A (ja) 電流しや断状態判別装置
JP2000164376A (ja) ヒーター制御保護回路
JPH11299073A (ja) 非常停止回路
JPH09191575A (ja) 電源装置
JPH0527824Y2 (ja)
JPH05210335A (ja) 安全保護装置
JPH0720951A (ja) 温度制御装置
JPH08203413A (ja) 漏電しゃ断器
JPH03226983A (ja) 発熱体電力制御装置
JPS63212977A (ja) 定着器の温度制御装置
JPS5975320A (ja) 温度制御装置
JPH01141373A (ja) 発熱源制御装置
JPH07302127A (ja) 電源回路
JPH07167475A (ja) 空気調和機のヒータ異常加熱保護の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030812