JPH0345877B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0345877B2
JPH0345877B2 JP59215642A JP21564284A JPH0345877B2 JP H0345877 B2 JPH0345877 B2 JP H0345877B2 JP 59215642 A JP59215642 A JP 59215642A JP 21564284 A JP21564284 A JP 21564284A JP H0345877 B2 JPH0345877 B2 JP H0345877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
temperature detection
electrode
detection electrode
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59215642A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6193577A (ja
Inventor
Masayuki Naruo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP21564284A priority Critical patent/JPS6193577A/ja
Publication of JPS6193577A publication Critical patent/JPS6193577A/ja
Publication of JPH0345877B2 publication Critical patent/JPH0345877B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は発熱体の温度制御回路における過昇防
止回路に関する。
(背景技術) 第3図は従来の温度制御回路を示したものであ
り、商用電源にリレーRyの接点ryを介して発熱
体11のヒータHを接続し、発熱体11の温度変
化に応じてリレーRyを駆動し、所望の温度に導
こうとするものである。すなわち、発熱体11の
ヒータH近傍には2個のセンサ電極S1,S2が有機
半導体の如き感熱体11aを挾んで設けられてお
り、一方のセンサ電極S1にはセンサ電圧分割回路
13を介して商用電圧を印加し、他方のセンサ電
極S2はヒータHの一端に接続することにより、感
熱体11aのインピーダンス変化、すはわち温度
変化に応じた交流の電圧信号を得、この信号をセ
ンサ電圧検出部14により整流・平滑することに
より温度の上昇に対し低下する特性を有した直流
的な温度検出信号を得ている。そして、この信号
をコンパレータCP1において可変抵抗VRにより
与えられた設定電圧と比較することにより、所定
の温度を上回つているか下回つているかを判断
し、設定温度より低ければトランジスタTr1を介
してリレーRyを駆動しヒータHに通電するよう
にし、逆に設定温度より高ければヒータHへの電
力供給を停止するようにして発熱体11を定温度
に保つようにしている。
一方、コンパレータCP2は反転入力端子に前記
の温度検出信号を入力し、非反転入力端子には抵
抗R14,R15の分圧回路によりコンパレータCP1
設定温度よりも低い電圧(より高い温度に対応)
を印加するようにしてあり、リレー接点ryの溶着
等によりヒータHが連続通電となり、温度が異常
に上昇した場合に出力を反転し、サイリスタ
SCRをオンにして抵抗R11を発熱せしめ、この抵
抗R11と熱的に結合された温度ヒユーズTFを溶
断し、危険を回避するようになつている。
ところで、上記の温度過昇時の動作はリレー接
点の溶着もしくはリレー駆動用のトランジスタの
導通故障等においては動作が保証されるが、コン
パレータの故障あるいは温度設定/過昇温度設定
用の抵抗等のシヨートもしくはオープン等の故障
により連続通電となつた場合には、温度制御回路
と同じ温度検出信号にたよつているため動作不能
となる恐れがあり、安全面における冗長性に欠け
るという欠点があつた。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは、簡易な構成にして
温度制御回路とは独立に動作が行え、動作が確実
で安全性の高い過昇防止回路を提供することにあ
る。
(発明の開示) 以下、実施例を示す図面に沿つて本発明を詳述
する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図で
ある。図において構成を説明すると、1はリレー
接点ry、メインスイツチSWおよび温度ヒユーズ
TFを介して交流電源ACに接続されるヒータ電
極、2は温度変化に対して負のインピーダンス特
性を有する有機半導体を介してヒータ電極1と対
向する温度検出電極であり、温度検出電極2の一
端は零相変成器ZCTのコア内を貫通した後、電
流ヒユーズFuを介してヒータ電極1の一端と接
続されている。また、温度検出電極2の他端は抵
抗R1を介してヒータ電極1の他端に接続される
と共に、抵抗R2を介してサイリスタSCRのゲー
トに接続され、このゲートは抵抗R3を介して前
記ヒータ電極1の一端に接続されている。ここ
で、サイリスタSCRはその導通により直列に接
続された発熱用の抵抗R4を発熱せしめ、これと
熱的にカツプリングされた温度ヒユーズTFを溶
断するものであり、サイリスタSCRと抵抗R4
直列回路はヒータ電極1と並列に接続されてい
る。
一方、零相変成器ZCTの2次側出力端子は増
幅回路3に接続され、増幅回路3の出力は平滑回
路4、スイツチング回路5、リレー駆動回路6を
順次介し、リレー駆動回路6によりリレー接点ry
のオン・オフが制御されるようになつている。す
なわち、増幅回路3では零相変成器ZCTの微小
な出力信号を増幅し、平滑回路4では整流・平滑
を行つて交流信号から直流信号(温度検出信号)
に変換を行い、スイツチング回路5では設定温度
に対応した設定値と温度検出信号とを比較してヒ
ータへの通電の可否を判断し、リレー駆動回路6
ではスイツチング回路5の出力に応じて実際にリ
レーを駆動するものである。また、7は電源回路
であり、各回路部に直流電源を供給するためのも
のである。
しかして、動作にあたり、通常の温度制御にた
つては、零相変成器ZCTの出力信号を増幅回路
3、平滑回路4により増幅・平滑して得た温度検
出信号をスイツチング回路5において所定値と比
較し、温度がされ以下であればリレー接点ryをオ
ンの状態に保つてヒータ電極1への通電を行い、
逆に温度が所定の値に達している場合にはリレー
接点ryをオフにして通電を停止し、これらの動作
により発熱体は所望の温度に保たれることにな
る。
一方、温度検出電極2の抵抗値は30Ω以下であ
り、また、ヒータ電極1から流入する電流も通常
は20mA以下の小さなものであるため、電流ヒユ
ーズFuは何ら動作せず、温度検出電極2の両端
に生じる電圧V2は0.5V以下である。よつて、温
度検出電極2から抵抗R2を介してゲートに信号
が与えられるサイリスタSCRは通常はオフの状
態を保つている。
ここで、何らかの回路故障が生じ、温度制御が
不能となつてヒータ電極1が連続通電となると、
発熱体の温度上昇に従つてヒータ電極1から温度
検出電極2へ流れる電流が増大していく。第2図
は一般に用いられている面状発熱体における温度
Tと上記のヒータ電極1から温度検出電極2へ流
れる電流Iとの関係の一例を示したものである
が、電流Iは温度Tに対し指数関数的に増加する
傾向を有し、具体的には 50℃に対して20mA 60℃に対して50mA 65℃に対して100mA 70℃に対して160mA の如きものとなる。
そこで、前記の電流ヒユーズFuの定格をこの
例では100mAに設定すれば、ヒユーズ溶断特性
等を考慮しても約65℃を越えた際に溶断せしめる
ことができる。
しかして、何らかの原因で温度過昇となつた場
合、電流ヒユーズFuが溶断し、以前は温度検出
電極2を介してヒータ電極1の一端に接続されて
いた抵抗R1,R2の接続点は開放され、サイリス
タSCRのゲートには交流電源ACの電圧を抵抗
R1,R2と抵抗R3とで分圧した電圧が加わること
になり、サイリスタSCRは導通する。これによ
り、発熱用の抵抗R4に電流が流れ、熱的に結合
された温度ヒユーズTFを溶断せしめ、交流電源
ACと回路との経路を遮断して、ヒータ電極1へ
の通電を停止することができる。
なお、以上の動作は温度過昇の場合であつた
が、温度検出電極2が断線した場合にあつても同
様にサイリスタSCRが導通し、ヒータ電極1へ
の通電を停止することができる。
(発明の効果) 叙上のように本発明によれば、ヒータ電極と温
度検出電極との間に有機半導体を配設し、温度変
化に伴う前記有機半導体を配設し、温度変化に伴
う前記有機半導体のインピーダンス変化による前
記ヒータ電極と温度検出電極との間に流れる電流
値の変化を検出して前記ヒータ電極への通電を制
御することにより温度制御を行うようにしたもの
において、前記温度検出電極の一端に抵抗を接続
し、他端に電流ヒユーズを接続した直列素子をリ
レーを介して電源に接続すると共に、前記抵抗と
温度検出電極との接続点の電圧によりスイツチン
グ素子を作動せしめて、電源電圧を遮断する温度
の過昇防止手段と、前記温度検出電極への接続線
にリンクした零相電流変成器よりの出力電流によ
つて作動する温度制御手段とを備えることことに
よつて、過昇防止並びに温度検知の2つの機能が
夫々独立して構成されていることによつて過昇防
止に対する信頼性を大ならしめうる効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、
第2図は発熱体の温度とヒータ電極・温度検出電
極間に流れる電流との関係を示す図、第3図は従
来の温度制御回路を示す回路構成図である。 1……ヒータ電極、2……温度検出電極、3…
…増幅回路、4……平滑回路、5……スイツチン
グ回路、6……リレー駆動回路、7……電源回
路、AC……交流電源、SW……メインスイツチ、
ZCT……零相変成器、ry……リレー接点、Fu…
…電流ヒユーズ、TF……温度ヒユーズ、SCR…
…サイリスタ、R1〜R4……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータ電極と温度検出電極との間に有機半導
    体を配設し、温度変化に伴う前記有機半導体のイ
    ンピーダンス変化による前記ヒータ電極と温度検
    出電極との間に流れる電流値の変化を検出して前
    記ヒータ電極への通電を制御することにより温度
    制御を行うようにしたものにおいて、前記温度検
    出電極の一端に抵抗を接続し、他端に電流ヒユー
    ズを接続した直列素子をリレーを介して電源に接
    続すると共に、前記抵抗と温度検出電極との接続
    点の電圧によりスイツチング素子を作動せしめ
    て、電源電圧を遮断する温度の過昇防止手段と、
    前記温度検出電極への接続線にリンクした零相電
    流変成器よりの出力電流によつて作動する温度制
    御手段とを備えることを特徴とする過昇防止回
    路。
JP21564284A 1984-10-15 1984-10-15 過昇防止回路 Granted JPS6193577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21564284A JPS6193577A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 過昇防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21564284A JPS6193577A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 過昇防止回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193577A JPS6193577A (ja) 1986-05-12
JPH0345877B2 true JPH0345877B2 (ja) 1991-07-12

Family

ID=16675782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21564284A Granted JPS6193577A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 過昇防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6193577A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365988U (ja) * 1986-10-18 1988-04-30
JPH0197386A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Matsushita Electric Works Ltd 発熱体の安全装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034705A (ja) * 1973-07-31 1975-04-03
JPS5242319U (ja) * 1975-09-19 1977-03-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4974313U (ja) * 1972-10-12 1974-06-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034705A (ja) * 1973-07-31 1975-04-03
JPS5242319U (ja) * 1975-09-19 1977-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193577A (ja) 1986-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6020654B2 (ja) ガス点火制御装置
JPH0345877B2 (ja)
JP2662322B2 (ja) 電気カーペット等の温度制御装置
JP2766106B2 (ja) 電気カーペット等の安全装置
JPS643313B2 (ja)
JPH047557B2 (ja)
JPS6193576A (ja) 断線保護回路
JPS60119091A (ja) 温度過昇防止回路
JP2589227B2 (ja) 採暖具の異常検知装置
JPH017986Y2 (ja)
JPH1038298A (ja) 電気加熱具の保安装置
JPH0542792B2 (ja)
JPS6222121A (ja) 発熱装置
JPH0219595B2 (ja)
JPS6333516Y2 (ja)
JP2791849B2 (ja) 電気カーペットの制御装置
JP3870556B2 (ja) 電気床暖房の制御装置
JPS6327207Y2 (ja)
JPS6347016Y2 (ja)
JPH0522932A (ja) 突入電流防止回路
JPS6333349Y2 (ja)
JPH0527824Y2 (ja)
JPH0851722A (ja) ヒータの通電制御装置
JP2664468B2 (ja) 温度制御装置
JP3058734B2 (ja) 暖房器具の異常温度制御装置