JPH0542792B2 - - Google Patents

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JPH0542792B2
JPH0542792B2 JP9918585A JP9918585A JPH0542792B2 JP H0542792 B2 JPH0542792 B2 JP H0542792B2 JP 9918585 A JP9918585 A JP 9918585A JP 9918585 A JP9918585 A JP 9918585A JP H0542792 B2 JPH0542792 B2 JP H0542792B2
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JP
Japan
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electrode
temperature
circuit
heater
power supply
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JP9918585A
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Masayuki Naruo
Hiroshi Manabe
Kotaro Kino
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は電気カーペツト等の温度制御回路にお
ける温度過昇防止回路に関する。
(背景技術) 第5図は従来の温度制御回路を示したものであ
り、発熱量の異なる2つの電極(ヒータ)を有す
る、いわゆる発熱量切替型の電気カーペツトを対
象としたものである。
図においてH1,H2は発熱体2を構成する電極
であり、互いの電極は温度に対し負のインピーダ
ンス特性を有するプラスチツク・サーミスタを介
して結合されている。また、Sは2回路4接点の
切替スイツチであり、スイツチ・ブロツクS1〜S4
は連動して動作し、S1,S3は発熱量切替用(ヒー
タ切替用)のスイツチ・ブロツク、S2,S4は温度
検出電極切替用のスイツチ・ブロツクである。す
なわち、切替スイツチSが図示の位置にある場合
には電極H2が通電制御用のリレー接点ry1,ry2
の一端に接続されてヒータ電極として使用され、
電極H1は温度検出電極として動作する。また、
逆の位置に切り替えられた場合にはヒータ電極と
温度検出電極が交替し、発熱量の切替を行うこと
ができるようになつている。
一方、温度制御は回路ブロツク3〜9により行
われ、温度情報は切替スイツチSのスイツチブロ
ツクS4の可動接点とリレー接点ry2の一端との接
続経路に鎖交するように配置された零相変成器
ZCTから得るようにしている。すなわち、電極
H1,H2は負のインピーダンス特性を有するプラ
スチツク・サーミスタを介して結合されているた
め、ヒータ電極となつた電極から温度検出電極と
なつた電極へ向かつてヒータの全面からリーク電
流が流れ、この電流の値は発熱体2の温度上昇と
ともに増大する性質を有することから、その電流
値をもつて温度を検出するための信号として使用
できる。なお、零相変成器ZCTの2次側に発生
する出力は微弱であると共に交流信号であるた
め、増幅回路10で所定の振幅に増幅した後、平
滑回路3で整流・平滑を行い、直流的な温度検出
信号を得るようにしている。そして、この温度検
出信号はスイツチング回路4により設定温度に対
応した電圧と比較され、設定値を越えているか越
えていないかによりオフもしくはオンの信号をリ
レー駆動回路8に与え、リレー接点ry1,ry2の開
閉を行つてヒータ電極への通電制御を行つてい
る。
一方、電流ヒユーズFu、サイリスタSCR等は
温度過昇防止回路を構成するものであり、安全性
を高めるために温度制御のための回路ブロツク3
〜9と独立に動作が行えるようになつている。す
なわち、温度検出電極となつた電極はスイツチ・
ブロツク2を介して抵抗R2,R2の接続点に接続さ
れており、この接続点は通常は温度検出電極およ
び電流ヒユーズFuを介してサイリスタSCRのカ
ソード側に接続されているためサイリスタSCR
のゲートには電圧が印加されないが、リレー接点
ry1,ry2の溶着や温度制御回路の故障等によりヒ
ータ電極へ連続通電となつて温度が異常に上昇し
た場合、ヒータ電極から温度検出電極へ流れるリ
ーク電流により電流ヒユーズFuが溶断し、これ
により抵抗R1,R2の接続点が開放されてサイリ
スタSCRにゲート信号が与えられ、サイリスタ
SCRが導通して直列に接続された発熱用抵抗R4
に通電し、商用電源1の接続経路に挿入された温
度ヒユーズTFを溶断してヒータ電極への通電を
停止し、安全モードへ移行するようになつてい
る。
ところで、従来の温度制御回路および温度過昇
防止回路は上述のように動作するものであつた
が、次のような欠点を有していた。すなわち、 温度過昇防止回路の動作点は電流ヒユーズ
Fuの溶断特性に左右されるので、装置毎にバ
ラツキが発生し易い。
切替スイツチSの4つのスイツチ・ブロツク
は連動するものであるが、各接点の動作速度に
はバラツキがあるため、切替時の過度動作によ
り接点間がアーク接続となり、電流ヒユーズに
大電流が流れ、温度過昇時でないにも拘わらず
温度過昇防止回路が動作し、通電不能となるこ
とがある。例えば、切替スイツチSが第5図に
図示の位置から逆の位置に切り替える場合にお
いて、スイツチ・ブロツクS1の可動接点がアー
ク接続によりまだ電極H2と接続されている時
にスイツチ・ブロツクS4の可動接点が電極H2
側に切り替わつてしまうと、電流ヒユーズFu
(数100mAの定格電流)に商用電源1から電極
H2を通つて電流が流れ、電流ヒユーズFuを溶
断させてしまうことになる。
切替スイツチSに2回路4接点のものを使用
しなければならないため、形状の大型化を招
き、また、接点数が多くなることから信頼性の
低下を招く。
等の欠点である。
次に、第6図は上記の暖房能力切替型を更に進
めた全面左右ワツト切替型の電気カーペツトのパ
ターン構成の例を示したものであり、第7図はそ
の回路構成である。ここで、全面左右ワツト切替
型とは、暖房能力の切替が行えると共に左右の面
積のうち不要な側の暖房を行わないようにするこ
とを可能にしたものであり、左右切替スイツチ
S′により左右への通電・遮断を選択できるように
なつている。
しかして、この場合、第7図に示すように電極
の数が4個(H1〜H4)となることから、切替ス
イツチSとして2回路8接点のものが必要とな
り、上記の欠点〜が同様に発生するだけでな
く、については一層深刻となる。なお、第7図
においてはリレー接点ry1,ry2および零相変成器
ZCTより左側の構成を省略してあるが、その構
成は第5図に示したものと同様であり、また同一
部分には同一符号を付してある。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは、暖房能力切替型も
しくは全面左右ワツト切替型の電気カーペツト等
の温度制御回路に適用でき、動作温度にバラツキ
がなく確実に動作すると共に、切替スイツチの接
点数の削減を達成することのできる温度過昇防止
回路を提供することにある。
(発明の開示) 以下、実施例を示す図面に沿つて本発明を詳述
する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図で
あり、発熱体がワツト数の異なる2個の電極で構
成される暖房能力切替型の電気カーペツトの温度
制御回路に適用したものである。
図において構成を説明すると、電極H1,H2
温度に対して負のインピーダンス特性を有するプ
ラスチツク・サーミスタを介して結合され、発熱
体2を構成している。具体的な素子の構成を第3
図に示すが、イはフイルム状のプラスチツク・サ
ーミスタ2aの一方の面に電極H1,H2を配設
し、他方の面に反射電極2bを設けて電極H1
H2間を結合したもの、ロはフイルム状のプラス
チツク・サーミスタ2aの一方の面に電極H1
配設し、他方の面の対向した位置に電極H2を配
設したものである。また、ハはコード式のヒータ
を構成したものであり、芯材2cの回りに電極
H1と電極H2とをプラスチツク・サーミスタ2a
を介して巻き付け、その周囲を絶縁被覆2dで覆
つたものである。
第1図に戻つて構成を説明すると、電極H1
H2の一端は互いに接続されてリレー接点ry2の一
端に接続され、他端は切替スイツチS(2回路2
接点)の連動するスイツチ・ブロツクS1,S2の固
定接点a,b,c,dに接続されている。ここ
で、スイツチ・ブロツクS1は発熱量切替スイツチ
に、スイツチ・ブロツクS2は温度検出電極切替ス
イツチに夫々相当するものであり、スイツチ・ブ
ロツクS1,S2の可動接点は常に互いに異なる電極
H1,H2に接触するようになつている。そして、
スイツチ・ブロツクS1の可動接点はリレー接点
ry1の一端に接続され、スイツチ・ブロツクS2
可動接点は電圧検出回路を構成するトランジスタ
Trのエミツタに接続されている。また、リレー
接点ry1,ry2の他端には電源スイツチSWおよび
温度ヒユーズTFの両端A,Bを介して商用電源
1が接続されている。
一方、温度過昇防止回路を構成するサイリスタ
SCRと、前記の温度ヒユーズTFと熱的に結合さ
れた発熱用の抵抗R7とは互いに直列に接続され、
リレー接点ry1,ry2の発熱体側接点間に並列接続
されており、サイリスタSCRのゲートはトラン
ジスタTrのコレクタに接続されている。次いで、
抵抗R7、サイリスタSCRの直列回路と並列に抵
抗R4,R5,R6の直列回路が接続されており、抵
抗R5,R6の接続点はトランジスタTrのベースに
接続され、トランジスタTrのエミツタと抵抗R4
R5の接続点間には抵抗R2が接続されている。
一方、電極H1の両端の給電線には零相変成器
ZCTが鎖交すべく2本の給電線がコア内を貫通
して設けられており、零相変成器ZCTの2次側
出力は温度制御を行うための回路ブロツクに導か
れている。すなわち、零相変成器ZCTの2次側
出力端子は増幅回路10に接続され、増幅回路1
0の出力は漏電検出回路7の出力と共に平滑回路
3にOR入力されるようになつている。なお、平
滑回路3は入力された信号を整流・平滑して直流
化を行うものであり、その出力はスイツチング回
路4および過昇防止回路5に接続され、スイツチ
ング回路4の出力によりリレー駆動回路8が動作
するようになつている。また、オフ時間タイマ6
はスイツチング回路4の出力信号がローレベルに
なつてから所定の時間が経過するまでスイツチン
グ回路4の出力をローレベルに保持するためのも
のであり、リセツト入力端子Rがスイツチング回
路4の出力端子に接続され、出力端子はスイツチ
ング回路4の入力側に接続されている。すなわ
ち、スイツチング回路4の出力がローレベルにな
るとリレー接点ry1,ry2がオフとなるため、ヒー
タ電極には商用電圧が印加されなくなり、温度検
出電極にリーク電流が流れなくなるので、この際
にスイツチング回路4が再び反転してしまわない
ようにするためのものである。また、9は電源回
路であり、各回路部に直流電源を供給するための
ものである。
動作にあつては、切替スイツチSの操作により
電極H1,H2のどちらをヒータ電極とするかが選
択でき、切替スイツチSが図示の位置にあつては
電極H1がヒータ電極となり、電極H2は温度検出
電極として動作する。
しかして、零相変成器ZCTは一方の電極H1
給電線にしか鎖交していないが、いずれの電極が
ヒータ電極となつても電極間に配設されたプラス
チツク・サーミスタを通つて流れるリーク電流を
検出することができる。すなわち、電極H1がヒ
ータ電極となつた場合を考えると、零相変成器
ZCTのコア内には商用電源1から電極H1へ流れ
込む電流と電極H1から流れ出す電流とが互いに
逆方向に流れることとなり、その差は温度検出電
極となつた電極H2へのリーク電流であるため、
零相変成器ZCTの2次側にはそのリーク電流に
応じた信号が発生する。また、電極H2がヒータ
電極となつた場合を考えると、電極H2からのリ
ーク電流が電極H1を通つてリレー接点ry2側へ流
れることから、この場合にもリーク電流に応じた
信号を得ることができる。
通常の温度制御について動作を説明すると、発
熱体2の温度が低い場合はプラスチツク・サーミ
スタのインピーダンスが高く、ヒータ電極からプ
ラスチツク・サーミスタを介して温度検出電極に
流れる電流は小さく、よつて零相変成器ZCTの
2次側巻線に誘起する電圧は小さな値となる。し
たがつて、増幅回路10の増幅出力電圧も小さ
く、平滑回路3によつて直流化された信号はスイ
ツチング回路4の比較レベルに達しないため、リ
レー駆動回路8はリレー接点ry1,ry2をオン状態
に保ち、ヒータ電極に通電を続けて加熱を行う。
次に、発熱体2の温度が設定温度に達するとス
イツチング回路4が反転動作してリレー駆動回路
8に信号を送出し、リレー接点ry1,ry2をオフせ
しめてヒータ電極への通電を停止する。しかし
て、ヒータ電極が商用電源1と切り放されること
により温度検出電極へ流入していたリーク電流は
消失してスイツチング回路4は再び反転動作を行
おうとするが、直前のオフ動作時にオフ時間タイ
マ6が動作を開始して一定時間リレー駆動回路8
のオフ動作を保持しているので、接点ry1,ry2
即座にオンとならず、オフ時間タイマ6で設定さ
れる一定の冷却時間をおいて再びオンに復帰す
る。その後も上記の動作を繰り返し、よつて発熱
体2は一定温度に保たれることになる。
次に温度過昇防止回路の動作について説明す
る。
通常、温度検出電極の抵抗値は約20Ω程度であ
り、また、ヒータ電極から流入する電流も通常は
20mA以下の小さなものであるため、温度検出電
極の両端に生じる電圧は0.5V以下である。よつ
て、スイツチ・ブロツクS2を介し温度検出電極か
らエミツタに信号が与えられるトランジスタTr
はオフの状態が保つており、サイリスタSCRへ
もゲート信号が与えられないためサイリスタ
SCRは通常はオフの状態を保つている。
ここで、何らかの回路故障が生じ、温度制御が
不能となつてヒータ電極が連続通電となると、発
熱体2の温度上昇に従つてヒータ電極から温度検
出電極へ流れる電流が増大していく。第2図は一
般に用いられている発熱体における温度と、上記
のヒータ電極から温度検出電極へ流れるリーク電
流によつて温度検出電極に生ずる電圧との関係の
一例を示したものであるが、リール電流は温度に
対し指数関数的に増加する傾向を有するため、温
度検出電極に生じる電圧は具体的には 50℃に対して0.5V 60℃に対して2.0V 70℃に対して4.5V の如きものとなる。
そこで、例えば抵抗R2〜R6の比を適当に選ん
でトランジスタTrのベース電圧が1.3Vとなるよ
うに設定し、ベース・エミツタ間電圧を0.7Vと
すると、温度検出電極からエミツタに印加される
電圧が約2Vとなつた時にトランジスタTrはオン
し、サイリスタSCRにゲート信号が与えられる。
これによつて発熱用の抵抗R7に通電が行われて
発熱し、これと熱的に結合された温度ヒユーズ
TFを溶断せしめ、商用電源1と回路との経路を
遮断してヒータ電極への通電を停止し、安全モー
ドへ移行することができる。なお、抵抗の比を変
えることにより、サイリスタSCRを動作させる
温度を任意に選ぶことができる。
一方、切替スイツチSのスイツチ・ブロツクS2
が導通不良を起こした場合にあつては、温度情報
がトランジスタTrへ伝わらなくなり、温度過昇
時の動作が保証されなくなる危険があるが、この
実施例にあつては抵抗R2を介してトランジスタ
Trのエミツタを抵抗R4,R5の接続点と接続し、
スイツチ・ブロツクS2の可動接点が浮いた際に抵
抗R2を介してトランジスタTrのエミツタに電流
を流し、サイリスタSCRを導通して温度ヒユー
ズTFを溶断するようにしている。
また、商用電源1の電圧が変動し、例えば上昇
したとすると、ヒータ電極から温度検出電極へ流
入する電流が増加するため、温度検出電極の電圧
は同じ温度に対して高い値を示すことになる。し
かしながら、トラジスタTrのベースには抵抗R4
R5および抵抗R6により商用電源1の電圧を一定
の分圧比で降圧したものが与えられているため、
上記の電圧上昇と同率でベース電圧も高くなつて
おり、よつてトランジスタTrがオンする電圧は
高まり、動作点の変動の発生を防止することがで
きる。
次に、第4図は本発明の他の実施例を示したも
のであり、全面左右カツト切替型の電気カーペツ
トの温度制御回路に適用したものである。
構成したとしては、発熱体2Aを構成する電極
H1,H2の一端と発熱体2Bを構成する電極H3
H4の一端とを互いに接続してリレー接点ry2の一
端に接続し、電極H1,H2の他端を切替スイツチ
Sのスイツチ・ブロツクS1Aの2つの固定接点に
夫々接続し、電極H3,H4の他端を切替スイツチ
Sのスイツチ・ブロツクS1Bの2つの固定接点に
夫々接続し、スイツチ・ブロツクS1A,S1Bの可動
接点を左右切替スイツチS′の接点SA′,SB′を夫々
介してリレー接点ry1の一端に接続してある。ま
た、スイツチ・ブロツクS2の固定接点は電極H2
H4の他端間に接続された抵抗R8,R9の中点と、
電極H2,H3の他端間に接続された抵抗R10,R11
の中点とに夫々接続され、平均値を得るようにな
つている。更に、零相変成器ZCTは電極H1,H3
の両端の給電線と鎖交するように設けられてい
る。なお、リレー接点ry1,ry2および零相変成器
ZCTより左側の構成は第1図と同様であるため
省略してあり、また第1図と同じ部分には同一符
号を付してある。
しかして、この例にあつては第7図に示した従
来の構成に比べ、切替スイツチSを2回路8接点
から2回路3接点に減らすことができ、その効果
は極めて大きい。
(発明の効果) 以上のように、本発明にあつては、プラスチツ
ク・サーミスタを介して配設される2個の電極
H1,H2よりなる発熱体を少なくとも1組有し、
切替スイツチによりいずれの電極をヒータ電極と
するかを選択し、一方の電極H1がヒータ電極と
して使用される時は他方の電極H2は温度検出電
極として使用される暖房器具において、 一方の電極H1の両極の給電線と鎖交する零相
変成器の出力により温度を検出して一方の電極
H1であるヒータ電極への通電を制御すると共に、
一方の電極H1であるヒータ電極の一端を切替ス
イツチを介して商用電源側の一端と接続し、他方
の電極H2である温度検出電極の一端を切替スイ
ツチを介して電圧検出回路に接続し、2個の電極
H1,H2の他端を互いに接続して商用電源側の他
端に接続し、異常温度上昇時には他方の電極H2
である温度検出電極の電位上昇により電圧検出回
路を動作させて一方の電極H1であるヒータ電極
への通電を停止するようにしたので、 動作温度にバラツキがなく確実に動作すると共
に、切替スイツチの接点数の削減を達成すること
のできる温度過昇防止回路を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した温度制御回路の一実
施例を示す構成図、第2図はヒータ電極と温度検
出電極間に流れるリーク電流と温度との関係を示
す図、第3図は実際の発熱体の構造図、第4図は
他の実施例を示す構成図、第5図は従来の温度制
御回路の構成図、第6図は全面左右ワツト切替型
電気カーペツトのパターン構成図、第7図は従来
における他の温度制御回路を示す構成図である。 1……商用電源、2,2A,2B……発熱体、
2a……プラスチツク・サーミスタ、2b……反
射電極、2c……芯材、2d……絶縁被覆、3…
…平滑回路、4……スイツチング回路、5……過
昇防止回路、6……オフ時間タイマ、7……漏電
検出回路、8……リレー駆動回路、9……電源回
路、10……増幅回路、H1〜H4……電極、ZCT
……零相変成器、Tr……トランジスタ、S……
切替スイツチ、S′……左右切替スイツチ、TF…
…温度ヒユーズ、SCR……サイリスタ、R1〜R11
……抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク・サーミスタを介して配設され
    る2個の電極H1,H2よりなる発熱体を少なくと
    も1組有し、切替スイツチによりいずれの電極を
    ヒータ電極とするかを選択し、一方の電極H1
    ヒータ電極として使用される時は他方の電極H2
    は温度検出電極として使用される暖房器具におい
    て、 一方の電極H1の両端の給電線と鎖交する零相
    変成器の出力により温度を検出して一方の電極
    H1であるヒータ電極への通電を制御すると共に、 一方の電極H1であるヒータ電極の一端を切替
    スイツチを介して商用電源側の一端と接続し、 他方の電極H2である温度検出電極の一端を切
    替スイツチを介して電圧検出回路に接続し、 2個の電極H1,H2の他端を互いに接続して商
    用電源側の他端に接続し、 異常温度上昇時には他方の電極H2である温度
    検出電極の電位上昇により電圧検出回路を動作さ
    せて一方の電極H1であるヒータ電極への通電を
    停止することを特徴とした温度過昇防止回路。
JP9918585A 1985-05-09 1985-05-09 温度過昇防止回路 Granted JPS61256584A (ja)

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JPS647112A (en) * 1987-06-29 1989-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Temperature controller
JP2521207Y2 (ja) * 1990-07-25 1996-12-25 古河電気工業株式会社 電気カーペット用温度調節器

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