JPS6333349Y2 - - Google Patents

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JPS6333349Y2
JPS6333349Y2 JP12174581U JP12174581U JPS6333349Y2 JP S6333349 Y2 JPS6333349 Y2 JP S6333349Y2 JP 12174581 U JP12174581 U JP 12174581U JP 12174581 U JP12174581 U JP 12174581U JP S6333349 Y2 JPS6333349 Y2 JP S6333349Y2
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circuit
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temperature
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JP12174581U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気カーペツトなどの発熱体の温度
制御回路に関するものである。
電気カーペツトなどに用いられる面状発熱体
は、通常第1図に示すように、発熱電極1aを絶
縁フイルム1bで覆つた発熱素子1に、ナイロン
等の温度−インピーダンス特性を有するプラスチ
ツクフイルム2aを2枚のアルミ電極2b,2c
で挾着した感熱素子2を貼合せ、発熱素子1の温
度を感熱素子2で検出できるようになつている。
このような面状発熱体の温度制御を行う従来の
温度制御装置を第2図に示す。図において、TR
は電源トランスである。C1およびC2はそれぞれ
コンデンサ、R1およびR2はそれぞれ抵抗、TC1
およびTC2はそれぞれ感熱素子、D1およびD2
それぞれダイオードで、これらは信号検出段3を
構成している。Ra,Rb,RcおよびRdはそれぞれ
抵抗、Q1はトランジスタで、これらは前記信号
検出段3の出力インピーダンスに比して十分大き
な入力インピーダンスを有するエミツタホロワ段
4を構成している。C3はエミツタホロワ段4の
出力を平滑するコンデンサである。SWはスイツ
チング回路、RY1は負荷への電源供給用のリレ
ー、S1およびS2はそれぞれ電源供給用のリレー
RY1のリレー接点で、これらはスイツチング回路
段5を構成している。RnおよびRoはそれぞれ抵
抗、Q2はトランジスタ、RY2は保護用のリレー、
S3は保護用のリレーRY2のリレー接点、TFは温
度ヒユーズ、Rは温度ヒユーズを溶断する発熱抵
抗で、これらはコンデンサC3の両端電圧を異常
増加させる故障に対して動作する保護回路段6を
構成している。7はヒータである。
この面状発熱体の温度制御装置は、電源トラン
スTRの2次側交流印加電圧をコンデンサC1,C2
と感熱素子TC1,TC2とで各々分割している。但
し、この時の感熱素子TC1,TC2は、温度に対応
してインピーダンスが変化するため、温度によつ
て分割電圧が変化する。
この分割電圧は、ダイオードD1,D2によつて
整流され、高入力インピーダンス・低出力インピ
ーダンスを持つエミツタホロワ段4で受けられ
る。ここで、エミツタホロワ段4は、コンデンサ
C1,C2と感熱素子TC1,TC2で構成される信号分
割系に大きなインピーダンスの変動があつても、
その影響を少なくするバツフア回路としての機能
があり、またスイツチング回路段5への影響も少
なくしている。
エミツタホロワ段4で受けた信号は、コンデン
サC3で平滑されてスイツチング回路SWに加えら
れる。このスイツチング回路SWは、信号に応じ
てヒータ7へ供給するAC100V電源をリレーRY1
のリレー接点S1,S2で制御してヒータ7の温度を
一定に保持する。
また、保護回路段6は、何らかの原因(例えば
リレー接点S1,S2の融着等)で、面状発熱体の温
度が異常上昇してコンデンサC4の両端電圧があ
る一定の電圧以上になつた時に動作して発熱抵抗
Rに電源を供給し、発熱抵抗Rの温度上昇によつ
てAC100V電源の途中に介挿した温度ヒユーズ
TFを溶断してヒータ7への通電を停止し、それ
により被加熱体を保護する。
しかし、このような従来の面状発熱体の温度制
御回路は、保護回路段6への入力信号が正常時と
比べて大きく増加した場合しか動作しないという
欠点があつた。すなわち、前記エミツタホロワ段
4の故障などにより入力信号すなわち、コンデン
サC3の両端電圧が極端に小さくなつた場合には
保護回路段6が動作せず、またスイツチング回路
段5による制御も行われず、ヒータ7へ連続通電
され異常昇温が見逃がされてしまうということで
ある。
したがつて、この考案の目的は、発熱体の温度
過昇に対する被加熱体の保護を確実に行うことが
できる発熱体の温度制御回路を提供することであ
る。
この考案の一実施例を第3図に示す。すなわ
ち、この発熱体の温度制御回路は、前記従来例に
おいて、前記信号検出段3の出力側に前記エミツ
タホロワ段4と並列に、前記ヒータ7の温度過昇
に相当する前記信号検出段3の出力電圧を検知し
て前記保護回路段6を動作させるモニタ回路8を
付加し、前記エミツタホロワ段4においてコンデ
ンサC3の両端電圧が異常減少してしまうといつ
た故障が生じた場合に、前記モニタ回路8を介し
て前記保護回路段6を強制的に動作させるように
したものであり、前記モニタ回路8は抵抗Rp
Rq,Rr,Rs,Rt,RuおよびトランジスタQ3,Q4
で構成している。
つぎに、この面状発熱体の温度制御回路につい
て詳しく説明する。この面状発熱体の温度制御回
路は、従来例と同様に電源トランスTRの2次側
交流印加電圧を、コンデンサC1,C2と感熱素子
TC1,TC2とで各々分割している。この時の感熱
素子TC1,TC2は面状発熱体のヒータ7A,7B
の数に応じて増減でき、また温度に応じてインピ
ーダンスを変化するため、温度によつて分割電圧
が変化する。
分割電圧は、コンデンサC1,C2を同じ値に選
んであるため、感熱素子TC1,TC2がもつインピ
ーダンスにより決まり、両感熱素子TC1,TC2
同じ温度であれば、それらの値は同じとなる。も
し感熱素子TC1,TC2のどちらか一方、例えば感
熱素子TC1が室温のままで一定となり(例えば、
感熱素子TC1を温度上昇させるヒータ7Aをオフ
とした場合等)、他方の感熱素子TC2の温度が上
昇しても、分割出力電圧はエミツタホロワ段4と
いう高入力インピーダンスで受けられるため、両
方の感熱素子TC1,TC2が同じ温度の時に得る出
力電圧とほとんど差がでない。
エミツタホロワで受けた信号は、コンデンサ
C3で平滑される。このコンデンサC3の両端電圧
は保護回路段6のベース側へ抵抗Rn,Roを介し
て加えられ、かつスイツチング回路SWへも従来
と同様に加えられる。
正常時は、コンデンサC3の両端電圧に応じて、
スイツチング回路SWがヒータ7A,7Bへ供給
するAC100V電源をリレーRY1のリレー接点S1
S2で制御して面状発熱体の温度を一定に保持す
る。
つぎに、コンデンサC3の出力電圧が上昇する
異常状態(例えば、リレー接点S1,S2の融着)が
生じた時は、その電圧がある一定の電圧以上にな
れば、保護回路段6が動作してリレー接点S3を閉
成し、発熱抵抗RにAC100V電源を供給して発熱
抵抗Rを温度上昇させ、その温度によりAC100V
電源に直列接続された温度ヒユーズTFを溶断し
てヒータ7A,7Bへの電源供給を停止する。
つぎに、エミツタホロワ段4に異常が生じてコ
ンデンサC3の電圧が増加しない場合は、先の保
護回路段6が動作しない上、ヒータ7の温度が上
昇し、信号検出段3の出力電圧が大きくなつてく
る。
正常時は、この出力電圧が小さい範囲に押さえ
られトランジスタQ3をオンさせるほどのベー
ス・エミツタ電圧が印加されない。しかし、この
出力電圧が大きくなつてきてあるレベルを越える
と、抵抗Rp,Rqで分割されたベース・エミツタ
電圧が充分トランジスタQ3をオンさせるレベル
となり、トランジスタQ3がオンする。トランジ
スタQ3がオンするとトランジスタQ4がオフし、
直流電圧電源VDDから抵抗Rt,Ruを介して保護回
路段6の抵抗Roに強制的に電圧を印加する(こ
の電圧がトランジスタQ2を充分オンできるよう
に抵抗Rt,Ruの各値を決める)。その結果、保護
回路段6が動作し直ちにリレーRY2を駆動し、温
度ヒユーズTFを溶断してヒータ7A,7Bへの
電源供給を停止する。
なお、第3図においてS4,S4′はヒータ切替ス
イツチであり、7A,7Bの2つで構成されるヒ
ータ7の発熱量を選択設定するためのものであ
る。
このように構成したため、エミツタホロワ段4
において、前記ヒータ7A,7Bの高温に相当す
る高い出力電圧をコンデンサC3が出力しないと
いう故障が生じて、スイツチング回路段5がヒー
タ7の給電路をオンしつづける事態が生じても、
この事態に伴う異常昇温に相当する前記信号検出
段3からの高い出力電圧を前記モニタ回路8が確
実に検知して、保護回路段6を強制的に動作さ
せ、エミツタホロワ段4における故障による保護
回路段6の機能不全を回避することができ、被加
熱体の保護を確実に行うことができる。
以上のように、この考案の発熱体の温度制御回
路は、発熱体の温度に対応した出力電圧を発生す
る信号検出回路と、前記信号検出回路の出力側に
設けられ前記信号検出回路の出力インピーダンス
より十分大きい入力インピーダンスを有するバツ
フア回路と、前記バツフア回路の出力を平滑化す
る平滑用コンデンサと、前記平滑用コンデンサの
両端間に接続され前記信号検出回路の出力電圧に
対応する前記平滑用コンデンサの出力電圧を受け
前記発熱体への電源供給をオン・オフ制御するス
イツチング回路と、前記スイツチング回路と並列
に前記平滑用コンデンサの両端間に接続され前記
発熱体の異常昇温に相当する前記平滑用コンデン
サの出力を検知して前記発熱体への電源供給を緊
急しや断する保護回路と、前記バツフア回路と並
列に前記信号検出回路の出力側に接続され前記発
熱体の異常昇温に相当する前記信号検出回路の出
力を検知して前記保護回路を駆動するモニタ回路
とを備え、前記バツフア回路の故障により前記バ
ツフア回路を経て前記発熱体の異常昇温に相当す
る出力が伝達されないとき前記発熱体の異常昇温
に相当する前記信号検出回路の出力を前記モニタ
回路で受け前記保護回路を緊急駆動させるように
したものであるため、発熱体の異常温度上昇に対
する被加熱体の保護を確実に行うことができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は面状発熱体の断面図、第2図は従来例
の回路図、第3図はこの考案の一実施例を示す回
路図である。 1……発熱素子、2……感熱素子、3……信号
検出段、4……エミツタホロワ段(バツフア回
路)、5……スイツチング回路段、6……保護回
路段、7……ヒータ、8……モニタ回路、TR…
…電源トランス、C1,C2,C3……コンデンサ、
R……発熱抵抗、Ra,Rb,Rc,Rd,Rn,Ro
Rp,Rq,Rr,Rs,Rt,Ru……抵抗、D1,D2
D3……ダイオード、SW……スイツチング回路、
RY1,RY2……リレー、S1,S2,S3……リレー接
点、S4,S4′……ヒータ切替スイツチ、TF……温
度ヒユーズ、Q1,Q2,Q3,Q4……トランジス
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱体の温度に対応した出力電圧を発生する信
    号検出回路と、前記信号検出回路の出力側に設け
    られ前記信号検出回路の出力インピーダンスより
    十分大きい入力インピーダンスを有するバツフア
    回路と、前記バツフア回路の出力を平滑化する平
    滑用コンデンサと、前記平滑用コンデンサの両端
    間に接続され前記信号検出回路の出力電圧に対応
    する前記平滑用コンデンサの出力電圧を受け前記
    発熱体への電源供給をオン・オフ制御するスイツ
    チング回路と、前記スイツチング回路と並列に前
    記平滑用コンデンサの両端間に接続され前記発熱
    体の異常昇温に相当する前記平滑用コンデンサの
    出力を検知して前記発熱体への電源供給を緊急し
    や断する保護回路と、前記バツフア回路と並列に
    前記信号検出回路の出力側に接続され前記発熱体
    の異常昇温に相当する前記信号検出回路の出力を
    検知して前記保護回路を駆動するモニタ回路とを
    備え、前記バツフア回路の故障により前記バツフ
    ア回路を経て前記発熱体の異常昇温に相当する出
    力が伝達されないとき前記発熱体の異常昇温に相
    当する前記信号検出回路の出力を前記モニタ回路
    で受け前記保護回路を緊急駆動させるようにした
    発熱体の温度制御回路。
JP12174581U 1981-08-14 1981-08-14 発熱体の温度制御回路 Granted JPS5826190U (ja)

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JPS5826190U JPS5826190U (ja) 1983-02-19
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