JPS6143727B2 - - Google Patents

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JPS6143727B2
JPS6143727B2 JP1954478A JP1954478A JPS6143727B2 JP S6143727 B2 JPS6143727 B2 JP S6143727B2 JP 1954478 A JP1954478 A JP 1954478A JP 1954478 A JP1954478 A JP 1954478A JP S6143727 B2 JPS6143727 B2 JP S6143727B2
Authority
JP
Japan
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heat
transistor
wire
sensitive
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP1954478A
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English (en)
Other versions
JPS54112475A (en
Inventor
Takashi Ikehara
Fujio Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS54112475A publication Critical patent/JPS54112475A/ja
Publication of JPS6143727B2 publication Critical patent/JPS6143727B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気毛布、電気敷布、電気カーペツ
ト、電気ひざかけ、電気チヨツキ、電気クツシヨ
ン、フロアーマツト等の電気暖房器等の温度制御
装置に係るものである。
従来此の種の暖房器に使用されている感熱体の
感熱材料は塩化ビニルやナイロン等の基材に界面
活性剤等を添加した謂わゆるプラスチツクサーミ
スタである為電源周波数や吸湿性による影響を受
けてそのインピーダンスが変化する、又直流分極
作用の影響を受けてインピーダンスが変化する為
感熱材料には直流電圧を印加する事が出来ない等
の欠点があつた。
本発明に依る温度制御装置を構成する感熱材料
は金属材料や半導体材料等である為これらの欠点
はなく正確で安定した信頼性の高い温度制御装置
を提供することが出来、また感熱線に直流電圧を
印加する事が出来る為、その温度制御回路は集積
(回路)化が容易で、そうする事により更に信頼
性を向上する事が出来る。
以下図面に沿つてその詳細を述べる。
第1図は本発明に依る温度制御装置の一実施例
を示す回路図で電源スイツチ2、電流ヒユーズ
1、発熱線41、半導体スイツチング素子(以下
サイリスタという)44、温度ヒユーズ3が直列
に接続されて主回路を構成している。該主回路の
発熱線41に並列にダイオード40がサイリスタ
44と逆極性に接続されてサイリスタ44の短絡
故障時の保護回路をなす。
交流電源AC1,AC2に抵抗49を介して整流ブ
リツジ回路のダイオード4,5,6,7の交流端
(入力端)が接続され、該整流ブリツジの直流端
(出力端)には定電圧装置用のトランジスタ8及
び9が接続され、更にダイオード11を介して平
滑用コンデンサ17が接続されて制御回路の直流
電源回路が構成されている。直流電源回路の平滑
前の回路に零点同期パルス発生器の零点同期用の
抵抗12及び13が接続され該抵抗12,13の
接続端に零点同期パルス発生器としてのトランジ
スタ16のベース、抵抗14を介して直流電源の
端子にコレクタ、端子にエミツタが接続され
て零点同期パルス発生器を構成している。pnpト
ランジスタとnpnトランジスタ22及びpnpトラ
ンジスタ25とnpnトランジスタ24が夫々相補
接続され差動増幅回路を構成している。そしてト
ランジスタ21,25のエミツタは負荷抵抗20
を介して電源にトランジスタ24のエミツタは
電源に接続され、またトランジスタ22のエミ
ツタは差動増幅器の出力端として零点同期パルス
発生用トランジスタ16のベースに接続されてい
る。そしてトランジスタ22,24のベース、エ
ミツタ間に動作安定用抵抗23,26が接続され
ている。また感熱線18、抵抗19,28,5
0、温度調整用可変抵抗29が抵抗ブリツジ回路
を構成しその入力端は直流電源に接続され、感熱
線18と抵抗19の接続端の出力端はトランジス
タ21のベースにまた他方の出力端(抵抗28と
抵抗50の接続端)はトランジスタ25のベース
に接続されている。
尚抵抗14とトランジスタ16のコレクタの接
続端とトランジスタ21のベース間は動作安定用
ダイオード15で短絡されている。
零点同期パルス制御用トランジスタ33のベー
スはダイオード27を介して零点同期パルス発生
用トランジスタ16のコレクタに接続され、エミ
ツタは電源にコレクタは抵抗32,31及びダ
イオード30を介して電源に接続されている。
またダイオード30のカソードと交流ライン(サ
イリスタ44のカソードライン)間にコンデンサ
38が接続されサイリスタ44のゲート信号供給
用信号回路の直流電源をなし、該直流電源の端
子に信号回路のトランジスタ34のエミツタ、3
5のコレクタが接続されトランジスタ34のコレ
クタはトランジスタ35のベースに、トランジス
タ34のベースは抵抗31,32の接続端に、ト
ランジスタ35のエミツタは抵抗37を介してサ
イリスタ44のゲートに接続されている。
動作安定用抵抗として抵抗36はトランジスタ
35のベース、エミツタ間に抵抗39はサイリス
タ44のゲート、カソード間に接続されている。
更に短絡線43と温度ヒユーズ溶断用抵抗45
が直列に接続されて、該直列回路は溶解材料42
を介して発熱線41とサイリスタ44の直列回路
に電気的に並列に接続されて保安装置として働
く。
第2図は本発明の温度制御装置を構成する発熱
体兼用感熱体で、巻芯46の上に例えばニツケル
等の金属材料からなる箔状の感熱線18が同軸状
に螺旋状に巻れて感熱体部を形成し該感熱体部に
平行した他の巻芯47の上に発熱線41が同軸状
に螺旋状に巻かれてその上を異常昇温時に溶解し
て保安装置として働く溶解材料42が覆つていて
その上を溶解材料の溶解時に短絡電流を流す短絡
線43が螺旋状に巻かれて発熱体部を形成し上記
感熱体部と該発熱体部が絶縁物48を介して一体
化されて発熱体兼用感熱体を形成している。
以上の様な構成の温度制御装置に於てその動作
を説明すると、電源スイツチ2の投入時毛布は低
温である為感熱線も低温度でその抵抗値は比較的
低い。(感熱線の材料がニツケル等の金属材料の
場合正の抵抗温度係数を有し温度が上昇するとそ
の抵抗値が増加するが、以下感熱材料にニツケル
を使用した場合について述べる) 従つて抵抗ブリツジの一辺を構成する感熱線で
の電圧降下は小さく、抵抗19による電圧降下が
大きい従つて可変抵抗器29によつて設定された
基準電位(抵抗50と可変抵抗器29による電圧
降下)より抵抗19に依る電圧降下の方が大きい
のでトランジスタ25,24は動作としてオン状
態となる。このときトランジスタ21,22はオ
フ状態であつて差動増幅器の出力は零(0)であ
る。
従つて整流ブリツジ回路により両波整流されト
ランジスタ8,9によりクリツプされた直流電源
の両端に接続された抵抗12,13の直列回路の
抵抗13に分圧された電圧に依りトランジスタ1
6はオン、オフ動作を交流電源に同期してくり返
す。即ち抵抗13に依り分圧された電圧値の0〜
約0.65V間はトランジスタ16はオフで約0.65V
以上でオン状態となる。
このときトランジスタ16のコレクタとトラン
ジスタ33のベースがダイオード27を介して接
続されているので、トランジスタ16のコレクタ
電位よりダイオード27の電圧降下分を差し引い
た電位がトランジスタ33のベース電位となる。
従つてトランジスタ33はトランジスタ16のオ
フ時のみ動作し導通状態となりパルス状の電流が
流れる。トランジスタ33が導通するとトランジ
スタ34にベース電流が印加されるのでトランジ
スタ34が導通しこれによりトランジスタ35も
導通状態となる。即ち交流電源に同期して零点付
近でパルス状の電流がトランジスタ35を流れ、
それに依りサイリスタ44のゲートにゲート信号
が供給されサイリスタ44は(交流電源の正の半
サイクル(順方向電圧)の零ボルト近傍から導通
状態となり発熱線41は通電される。
以上の様にして発熱線41が通電され毛布温度
(発熱体兼用感熱体温度)が上昇し温度調整用可
変抵抗29により設定された温度に達する。温度
が上昇すると感熱線18の抵抗値は増加し、感熱
線18による電圧降下は増加し抵抗19に依る電
圧降下は減少する。
そして温度が設定温度に達した時トランジスタ
21のベースと電源間の電位は、可変抵抗器2
9により設定された基準電位即ちトランジスタ2
5のベースと電源間の電位よりも低くなり、ト
ランジスタ21は導通状態に反転する。するとト
ランジスタ22も導通状態となり差動増幅器に出
力が導通される状態となり、その出力はトランジ
スタ16のベースに印加される。するとトランジ
スタ16はパルス発生的動作から連続的導通状態
となりコレクタ電位はほとんど0Vとなりそれに
依りトランジスタ33のベース電位も0Vとな
る。
従つてトランジスタ33はオフ状態になりこれ
に依りトランジスタ34のベース電流は流れなく
なる。するとトランジスタ35もオフ状態となり
サイリスタ44のゲート信号は供給されなくなり
サイリスタはオフ状態となる。
すると発熱線41の通電は停止され毛布温度
(発熱体兼用感熱体温度)が低下する。以上の様
にしてサイリスタ44がオン・オフの動作をくり
返し毛布温度(発熱体兼用感熱体温度)を一定に
保つ。
尚設定温度は温度調整用可変抵抗29を可変す
ることにより、即ちトランジスタ25のベース−
電源間の基準電位を変更することにより毛布表
面温度として約20℃〜55℃の範囲で任意に変える
ことが出来る。また温度検出回路やサイリスタ4
4などの故障により温度制御が不能となり発熱体
兼用感熱体が全長に亘り異常昇温した時や負荷
(毛布)側の異常使用や故障に依り発熱体兼用感
熱体が局部的に異常昇温した時は発熱体部の溶解
材料が例えばナイロン#11であれば約180℃で溶
解し、そのインピーダンス即ち短絡線−発熱線間
のインピーダンスは短絡状態となる。従つてその
短絡電流が抵抗45を流れその電流により抵抗4
5は発熱し、実装上抵抗45の近傍に配設された
温度ヒユーズ3を傍熱し溶断せしめて装置の安全
を計る。
但し、正常時溶解材料のインピーダンスは高イ
ンピーダンスで、抵抗45を流れる電流は微少電
流である為その電流により抵抗45は発熱するこ
とはない。
またサイリスタ44が短絡故障した時は交流電
源の負の半サイクル時即ちサイリスタ44の逆方
向電圧の時短絡電流が発熱線に並列にサイリスタ
に逆極性に接続されたダイオード40を流れ瞬時
に電流ヒユーズ1を溶断せしめ装置の安全を計
る。
本発明の温度制御装置は上記のような構成であ
るから、感熱体の経時変化がほとんどなく吸湿に
よる悪影響を受けることもなく、抵抗値の変化に
よる感熱作用を正確に行なうことができ、また感
熱体と発熱体とを絶縁物を介して一体化してある
のでコスト的にも有利となり、安価で信頼性の高
い温度制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度制御装置の一実施例を示
す回路図、第2図は第1図の温度制御装置を構成
する発熱体兼用感熱体の一部分解斜視図である。 図面中、18は感熱線、41は発熱線、44は
サイリスタ、48は絶縁物を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的温度係数の大きな抵抗体であるニツケ
    ル等の金属材料やチタン酸バリウム等の半導体材
    料からなり抵抗値の変化により温度検出に寄与す
    る箔状の感熱線にて形成した感熱体と、採暖に寄
    与する発熱線と異常時の保安装置に寄与する短絡
    線が溶解材料を介して形成した発熱体とを絶縁物
    を介して一体化されてなる発熱体兼用感熱体と、
    該発熱体兼用感熱体の感熱線の抵抗値の変化によ
    る感熱作用により上記発熱線に流れる電流を制御
    するサイリスタ等の半導体スイツチング素子とを
    具備してなる温度制御装置。
JP1954478A 1978-02-21 1978-02-21 Temperature controller Granted JPS54112475A (en)

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