JPH039045Y2 - - Google Patents

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JPH039045Y2
JPH039045Y2 JP9192683U JP9192683U JPH039045Y2 JP H039045 Y2 JPH039045 Y2 JP H039045Y2 JP 9192683 U JP9192683 U JP 9192683U JP 9192683 U JP9192683 U JP 9192683U JP H039045 Y2 JPH039045 Y2 JP H039045Y2
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JP
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switching element
circuit
potential
trigger
resistor
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JP9192683U
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JPS60618U (ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば電気毛布の様に着脱自在に電
気負荷を有する制御装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の着脱自在な電気負荷を有する制
御装置は例えば第1図、第2図の様に構成されて
いる。
第1図は回路図である。電気負荷は本例では発
熱体2であり、発熱体2は第1のスイツチング素
子(本例ではサイリスタ)3と直列に接続され、
発熱体2とサイリスタ3との直列回路は抵抗4と
熱的に結合した温度ヒユーズ1を介して交流電源
と接続されている。また抵抗4と第2のスイツチ
ング素子(保安用サイリスタ)5との直列回路
は、発熱体2とサイリスタ3との直列回路と並列
に接続されている。また発熱体2とサイリスタ3
との接続点8の電位を検出し、この検出電圧が電
源の正サイクル時サイリスタ3の電位降下分だけ
の電位であれば出力信号を出す正サイクル電位検
出回路13と、発熱体2への通電を制御するサイ
リスタ3のトリガするためのトリガ回路14と、
トリガ回路14からトリガ信号が出ていないサイ
クルで前記正サイクル電位検出回路13の出力信
号が検出された場合保安用サイリスタ5をトリガ
するトリガ回路15が設けられている。6及び7
は発熱体2の着脱部である。
即ち、サイリスタ3が自己トリガ又はシヨート
状態となつた場合、発熱体2への通電が制御され
なくなるので、これを防止するためにサイリスタ
5をONし、抵抗4に通電し発熱させ温度ヒユー
ズ1を溶断し、発熱体2への通電を停止するもの
である。
第2図は構成図である。例えば本例を電気毛布
とすれば、発熱体2は電気毛布本体9に配設され
着脱部6,7で発熱体2以外の制御回路が入つた
コントローラ11と接続されている。12は着脱
部6,7とコントローラ11を結ぶコードであ
り、10は電源コードである。着脱部6,7は、
電気毛布収納時の収納性及びコントローラ11又
は電気毛布本体9修理時のサービス性等から着脱
自在となつている。この様な着脱自在の機器にお
いて、発熱線2がその他の回路からはずされてい
る場合、即ち、電気毛布本体9とコントローラ1
1が着脱部6,7ではずされている場合にコント
ローラ11に電源を印加すると、接続点8の電位
は電源の正サイクル時負サイクル時にかかわらず
OVとなり、サイリスタ3の故障(自己トリガ又
はシヨート状態)と同様となりサイリスタ3の故
障ではないのにサイリスタ3の故障と判断し保安
用サイリスタ5がONし抵抗4が発熱し温度ヒユ
ーズ1が溶断する。しかしこのようにコントロー
ラ11と電気毛布本体9とを接続せずにコントロ
ーラ11に電源を印加した本来の故障でない時に
温度ヒユーズ1を溶断させると不便で、使用する
ためには修理する必要が生じる。
考案の目的 本考案は、この様な従来の欠点を一掃するもの
で、電気負荷がはずされた状態で電源が印加され
た場合は、第1のスイツチング素子が故障した等
の誤つた故障検出をさせず、つまり温度ヒユーズ
を溶断させず、電気負荷が接続された場合のみ、
本来の第1のスイツチング素子の自己トリガ故障
及びシヨート故障の検出を行つて温度ヒユーズを
溶断させるようにして、便利で安全性の高いもの
とすることを目的とするものである。
考案の構成 この目的を達成するために本考案は、電気負荷
と並列な位置にバイパス回路を設けたものであ
る。
この構成により、電気負荷がはずされた状態に
おいて電源が印加された場合においても、電気負
荷が接続されている場合と同様に本来の第1スイ
ツチング素子の自己トリガー又はシヨート故障の
みを検出することができ、電気負荷をはずすこと
による温度ヒユーズ溶断という誤動作を防止する
ことができる。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第3図を用いて説明
する。尚第3図中、第1図及び第2図と同一部に
ついては同一番号を付してある。
図において、13Aはバイパス回路で、本例で
は抵抗であり、発熱体2がはずされた場合におい
ても温度ヒユーズ1と抵抗4の接続点と接続点8
が電気的に接続される様に抵抗13Aが発熱体2
と並列に接続されている。
この構成において、発熱体2がはずされた状態
で電源が印加された場合においても、温度ヒユー
ズ1と抵抗4との接続点と接続点8は抵抗13A
によつて電気的に接続されているので、接続点8
の電位はOVになる事はなく、発熱体2をはずし
た時もサイリスタ5はONせず、従つて温度ヒユ
ーズ1も溶断しない。
この様に本実施例によれば、抵抗13Aを発熱
体2と並列に接続することにより、発熱体2がは
ずれた時も接続点8の電位はOVにおちず、サイ
リスタ3が自己トリガー故障又はシヨート故障し
ていない場合でも温度ヒユーズ1が溶断するとい
う誤動作が防止できる。
尚、抵抗13Aの抵抗値は、サイリスタ3の電
流容量等の点から(発熱体2の抵抗値)≪(抵抗
13Aの抵抗値)とした方がよい。
考案の効果 本考案の制御装置によれば、着脱自在な電気負
荷と並列にバイパス回路を接続することにより、
電気負荷がはずされた時の温度ヒユーズ溶断とい
う誤動作を防止することができ、便利であるとと
もに、第1のスイツチング素子のシヨツト時等に
は確実に温度ヒユーズを溶断させることができ安
全なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路図、第2図は従来例の構成
を示す上面図、第3図は本考案の制御装置の一実
施例の回路図である。 1……温度ヒユーズ、2……電気負荷、3……
第1のスイツチング素子(サイリスタ)、4……
抵抗、5……第2のスイツチング素子(保安用サ
イリスタ)、13A……バイパス回路(抵抗)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に、温度ヒユーズと着脱自在の電気負
    荷とを介して直列に接続されるとともに、電気負
    荷への通電を制御する第1のスイツチング素子と
    前記電気負荷と並列に接続されたバイパス回路
    と、前記電気負荷と第1のスイツチング素子との
    直列回路と並列に接続された前記温度ヒユーズと
    熱的に結合した抵抗およびこの抵抗への通電を制
    御する第2のスイツチング素子との直列回路と、
    前記第1のスイツチング素子をトリガする第1の
    トリガ回路と、前記第1のスイツチング素子と前
    記電気負荷の接続点の電位を検出し、この検出電
    圧が電源の正サイクル時、第1のスイツチング素
    子の電位降下分だけの電位であれば出力信号を出
    す正サイクル電位検出回路と、この正サイクル電
    位検出回路の出力信号が第1のトリガ回路のトリ
    ガ信号が出ていないサイクルで検出された場合、
    前記第2のスイツチング素子をトリガするトリガ
    信号を出力する第2のトリガ回路とで構成された
    制御装置。
JP9192683U 1983-06-15 1983-06-15 制御装置 Granted JPS60618U (ja)

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JP9192683U JPS60618U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 制御装置

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JP9192683U JPS60618U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS60618U JPS60618U (ja) 1985-01-07
JPH039045Y2 true JPH039045Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=30222040

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JP9192683U Granted JPS60618U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 制御装置

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JPS62126301U (ja) * 1986-01-30 1987-08-11

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JPS60618U (ja) 1985-01-07

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