JP2591231Y2 - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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JP2591231Y2
JP2591231Y2 JP1990074745U JP7474590U JP2591231Y2 JP 2591231 Y2 JP2591231 Y2 JP 2591231Y2 JP 1990074745 U JP1990074745 U JP 1990074745U JP 7474590 U JP7474590 U JP 7474590U JP 2591231 Y2 JP2591231 Y2 JP 2591231Y2
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JP
Japan
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control case
carpet
heating element
heat
temperature
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JP1990074745U
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JPH0432411U (ja
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伸浩 岩城
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Sharp Corp
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  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コントロールケースをカーペット本体に接
合した部分付近の発熱体の異常温度上昇をコントロール
部で検知することが可能な電気カーペットに関するもの
である。
〔従来技術〕
第3図は従来の電気カーペットのコントロールケース
部分を示す平面図であり、実開昭61−142217号公報の
〔従来の技術〕に開示された電気カーペットはその一例
である。
かかる従来の電気カーペットでは,第3図に示すよう
にカーペット本体1の端部にコントロールケース2を接
合した接合部21を備え,コントロールケース2内部にあ
る温度制御用基板3にサーミスタ7が取り付けられてお
り,コントロールケース2内の異常温度上昇による制御
基板上の電子部品の破壊防止の働きを行っている。
しかし,コントロールケース2全体が保温性の良いも
の(例えば座蒲団など)で覆われた場合には,コントロ
ールケース2内の異常温度上昇を検知しているこのサー
ミスタ7が動作し,通電を強制的に停止させることがで
きるが,コントロールケース2のカーペット本体1への
接合部付近20のみが保温性の良いもので覆われた場合に
は,コントロールケース2との接合部付近20の発熱体5
がいくら高温になっても,第4図に示すVaの値が設定値
になるまで通常通りに通電する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように従来の方式において,コントロールケー
ス2全体が保温性の良いもので覆われた場合は,コント
ロールケース2内のサーミスタ7がこの状態を検知し、
通電を強制的に停止させることができるが,コントロー
ルケース2のカーペット本体への接合部付近のみ覆われ
た場合には上記接合部付近の発熱体5が高温になり,発
熱体5の断線を招く要因となっていた。
また前記実開昭61−142217号公報の〔実施例〕には,
温度コントローラの引き出し可能な操作部に感熱素子を
設けたものが開示されているが、この場合,室温を測る
ことを目的とする感熱素子であるため,異常な発熱の生
じない引き出し可能な操作部に設けることに意味がある
が、本考案のように,コントロールケースの接続部にお
ける異常昇温の検知については無力である。
本考案は上記に示すような従来の欠点に対処し,コン
トロールケース接合部付近の発熱体の保護を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、発熱体が配設されるカーペット本体と、
該発熱体が互いに隣接して接続される制御基板と、該制
御基板を収容するコントロールケースと、該コントロー
ルケースを該カーペツト本体の端部に接合した接合部と
からなる電気カーペットにおいて、上記コントロールケ
ース内の該接合部付近で互いに隣接する該発熱体の間に
配設する感熱素子と、該感熱素子により異常温度を検知
すると該発熱体への通電を強制的に停止させる停止手段
とを備えたものである。
〔作用〕
コントロールケースが保温されていない場合,上記接
合部に設けた感熱素子は温度が低いためにカーペット本
体には通常の通電が行われているが,コントロールケー
スの接合部付近が保温されると上記接合部に設けた感熱
素子の温度が上昇し,設定温度に達するとカーペット本
体への通電が強制的に停止される。
〔実施例〕
以下,第1図及び第2図に基づいて本考案の実施例を
説明する。
第1図において第3図,第4図に示した従来の電気カ
ーペットと異なる点は,コントロールケース2内にコン
トロールケース2と該カーペット本体1の接合部若しく
は該接合部付近の発熱体5の異常温度を検知する感熱素
子8が組み込まれている点である。
該感熱素子8はコントロールケース2内の制御基板3
と接続されており,電気的には第2図における温度制御
回路9と接続されている。
コントロールケース2が保温されていない場合,感熱
素子7,8はともに温度が低く,第2図における温度制御
回路9に組み込まれているマイコンに設定されている電
圧よりもVa,Vbの値が低いため,カーペット本体1には
平常に通電されている。
コントロールケース2のカーペット本体1への接合部
付近もしくはコントロールケース2が保温材(座蒲団な
ど)で覆われた場合,感熱素子7もしくは8の温度が上
昇し,Va,Vbの値が大きくなり,マイコンにて設定され
た電圧よりもVaまたはVbのどちらかが大きくなった時に
発熱体5への通電が停止される。
また通電が停止された後,感熱素子7及び8が感知す
る温度が低くなり、Va及びVbの値がともに設定された電
圧よりも低くなった場合には平常通電が再開される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、発熱体が配設されるカーペット本体
と、該発熱体が互いに隣接して接続される制御基板と、
該制御基板を収容するコントロールケースと、該コント
ロールケースを該カーペット本体の端部に接合した接合
部とからなる電気カーペットにおいて、上記コントロー
ルケース内の該接合部付近で互いに隣接する該発熱体の
間に配設する感熱素子と、該感熱素子により異常温度を
検知すると該発熱体への通電を強制的に停止させる停止
手段とを備えたため、コントロールケースとカーペット
本体との接合部付近が保温材で覆われた場合に、上記接
合部のカーペット本体側に配設される発熱体の温度が異
常に上昇する前に、隣接する該発熱体の温度が急激に上
昇し、この温度上昇を感熱素子により迅速に検知して、
発熱体への通電を停止させるため、発熱体の異常加熱に
よる断線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる電気カーペットのコ
ントロールケース周辺の平面図、第2図は同電気カーペ
ットの電気回路図、第3図は従来の電気カーペットのコ
ントロールケースの平面図、第4図は従来の電気カーペ
ットの電気回路図である。 〔符号の説明〕 1……カーペット本体 2……コントロールケス 3……制御基板 4……本体基板、5……発熱体 6……感熱体、7……感熱素子 8……感熱素子、9……温度制御回路 10,11,19……抵抗 12……リレー接点、13……発熱体 14……電源回路、15……リレーコイル 16……トランジスタ、17……コンデンサ 18……ダイオード 20……カーペット本体とコントロールケースとの接合部
付近
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−97386(JP,A) 実開 昭61−142217(JP,U) 実開 昭52−61613(JP,U) 実開 昭61−54114(JP,U) 実開 平2−9709(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 13/02 G

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体が配設されるカーペット本体と、該
    発熱体が互いに隣接して接続される制御基板と、該制御
    基板を収容するコントロールケースと、該コントロール
    ケースを該カーペット本体の端部に接合した接合部とか
    らなる電気カーペットにおいて、 上記コントロールケース内の該接合部付近で互いに隣接
    する該発熱体の間に配設する感熱素子と、該感熱素子に
    より異常温度を検知すると該発熱体への通電を強制的に
    停止させる停止手段とを備えたことを特徴とする電気カ
    ーペット。
JP1990074745U 1990-07-12 1990-07-12 電気カーペット Expired - Lifetime JP2591231Y2 (ja)

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JPH0432411U JPH0432411U (ja) 1992-03-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261613U (ja) * 1975-10-31 1977-05-06
JPS61142217U (ja) * 1985-02-26 1986-09-02
JPH0197386A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Matsushita Electric Works Ltd 発熱体の安全装置

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