JPS6032958B2 - 感熱体 - Google Patents

感熱体

Info

Publication number
JPS6032958B2
JPS6032958B2 JP12364377A JP12364377A JPS6032958B2 JP S6032958 B2 JPS6032958 B2 JP S6032958B2 JP 12364377 A JP12364377 A JP 12364377A JP 12364377 A JP12364377 A JP 12364377A JP S6032958 B2 JPS6032958 B2 JP S6032958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
wire
sensitive
circuit
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12364377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5457241A (en
Inventor
幹夫 森
隆志 池原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP12364377A priority Critical patent/JPS6032958B2/ja
Publication of JPS5457241A publication Critical patent/JPS5457241A/ja
Publication of JPS6032958B2 publication Critical patent/JPS6032958B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気毛布、電気敷布、電気ひざかけ、電気カー
ペット、電気チョッキ、電気クッション、フロアーマッ
ト等の電気暖房器に使用されている発熱体兼用感熱体に
係るものである。
従来此の種の電気暖房器例えば電気毛布(以下電気毛布
を対象に述べる)に使用されている発熱体兼用感熱体は
巻芯の上に高純度のニッケル等の金属材料やチタン酸バ
リウム等の半導体材料など比較的大きな温度係数を有す
る感熱材料からなる箔状の感熱線が螺旋状に巻かれ感熱
体部が形成され、また他の巻芯の上に発熱線が螺旋状に
巻かれその上をナイロン#11や#12等のポリアミド
樹脂からなり異常昇温時に保安装置の一部として働く溶
解材料が覆っていてその上を比較的抵抗値の低い例えば
数十Q位の只なる導体からなる短絡線が螺旋状に巻れ発
熱体部を形成している。
そして上記感熱体部と発熱体郡が一体化されて被覆され
発熱体兼用感熱体を構成している。
この様な構造を有する発熱体兼用感熱体は毛布内に蛇行
状に配設されて毛布部を構成するが、この発熱体兼用感
熱体を機能的に説明すると、毛布温度の検出は感熱線が
担っている。即ちこの感熱線の抵抗値が温度の変化に対
応して変化するのでその抵抗値の変化を検出して温度制
御回路の制御信号とする。ところが温度制御回路の故障
や毛布の異常使用等電気毛布の異常時に発熱体(兼感熱
体)が異常昇縞した時はある温度例えばナィ。
ン#11からなる溶解材料であれば約180℃で溶解材
料が溶解し発熱線と短絡線が短絡状態となる。(正常時
はMQ以上のオーダーのインピーダンスを有している)
その時短絡電流が発熱用抵抗(回路接続としては発熱線
−溶解材料−短絡線−発熱用抵抗が直列に接続され該直
列回路が交流電源に並列に接続されている)を流れ発熱
用抵抗は発熱する。そしてこの発熱により回路の実装上
発熱用抵抗の近傍に配置された温度ヒューズを傍熱し溶
断せしめる。併しこの様に発熱体(兼用感熱体)が異常
昇温しナイロン#11等の熔解材料が溶解するときは、
短絡線と感熱線を絶縁している絶縁物(従来は塩化ビニ
ールやナイロン#11等からなっている)も溶解し、発
熱線と短絡線が短絡状態となると同時に短絡線と感熱線
も短絡状態となり、短絡線−発熱線間を流れる短絡電流
が感熱線に漏洩し温度制御装置を破かし、に致らしめる
という欠点があった。
本発明はこの点を鑑み発明されたもので、以下図面に沿
って詳細を述べる。
第1図に於て巻芯1の上に高純度のニッケル等の金属材
料やチタン酸バリウム等の半導体材料など比較的大きな
温度係数の抵抗を有する感熱材料からなる箔状の感熱線
2が螺旋状に巻かれその上を比較的融点の高い則ち溶解
材料(絶縁物)6よりも融点の高い例えばナイロン#6
やナイロン#611僕等の材料からなる絶縁物3が覆っ
て感熱体部が形成され、また他の巻芯4の上に発熱線5
が螺旋状に巻かれその上をナイロン#11やナイロン#
12等のポリアミド樹脂からなり異常昇温時に保安装置
の一部として働く溶解材料6が覆っていてその上を比較
的抵抗値の低に例えば数十○位の単なる導体からなる短
絡線7が螺旋状に巻かれ発熱体部を形成している。
そして上記感熱体部と発熱体部を同時に外被8が覆って
いて感熱体部と発熱体部が一体化されて発熱体兼用感熱
体を構成している。
以上の様な構造を有する発熱体兼用感熱体は毛布内に蛇
行状に酉己設されて毛布部を構成するが、この発熱体兼
用感熱体を機能的に説明すると、先ず発熱線5が負荷と
して発熱の機能を有しその温度を検出するのが感熱線2
である。
この感熱線2の抵抗値が温度に対応して変化し、その変
化を第2図の信号回路12がとらえ制御信号がサィリス
タ13に送られサィリスタ13が発熱線6を流れる負荷
電流を制御し毛布を設定された温度で一定に保つ。
ところが温度制御回路の故障や又は毛布の異常使用等の
原因により電気毛布が異常状態となり発熱体(兼用感熱
体)が異常昇温した時は、ある温度即ち溶解材料6の融
点(例えばナイロン#11の場合は約1800C)に達
すると溶解材料6が溶解し発熱線5と短絡線7は短絡状
態となる。(正常時はMO以上のオーダーのインピーダ
ンスを有している)すると、本発明による発熱体兼用感
熱体を使用した温度制御回路の一実施例である第2図に
於て、交流電源9−発熱用抵抗11−短絡線7−発熱線
5−温度ヒューズ10一交流電源9なる閉回路を短絡電
流が流れる。この短絡電流により発熱抵抗11は発熱し
回路の実装上発熱抵抗11の近傍に配置された温度ヒュ
ーズ10を僕熱し港断せしめる。此の様に保安装置の動
作時即ち溶解材料6の溶解時には、絶縁物3は融点が溶
解材料6よりも高い為溶解されずに正常状態(高抵抗の
インピーダンス)を保持している。
従って発熱線5−短絡線7間を流れる短絡電流は感熱線
2に漏洩することはなく、信号回路12にも異常電流は
流れず温度制御回路は破かいされることはない。また第
3図は本発明の他の実施例を示すもので、5′は発熱線
、6′は溶解材料、7′は短絡線、3′は絶縁物、2′
は感熱線、8′は外被で、夫々第7図の5,6,7,3
,2,8に対応して同一の役目を果す。
従って詳細な説明は省略する。以上の様に本発明は絶縁
物の特性(物性)により保安装置の動作時に於ても温度
制御回路は(温度ヒューズ以外は)破かいされることな
く安全で、サービス性が向上するなどの大きなメリット
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感熱体の一実施例を示す一部分解斜視
図、第2図は本発明の感熱体を使用した温度制御装置の
一実施例を示す回路図、第3図は本発明の感熱体の他の
実施例を示す一部分鱗斜視図である。 図面中、2,2′は感熱線、3,3′は絶縁物、5,5
′は発熱線、6,6′は絶縁物、7,7′は短絡線を示
す。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的温度係数の大きな抵抗体であるニツケル等の
    金属材料やチタン酸バリウム等の半導体材料からなり温
    度検出に寄与する箔状の感熱線と採暖に寄与する発熱線
    と異常時の保安装置に寄与する短絡線が絶縁物を介して
    一体化されてなる発熱体兼用感熱体に於て、発熱線と短
    絡線間に介在する絶縁物の融点が比較的低く感熱線の上
    を被覆してなる絶縁物の融点が比較的高いか又は熱非溶
    解で発熱線と短絡線間に介在する絶縁物の溶解時に感熱
    線の上を被覆してなる絶縁物が溶解せず感熱線を短絡線
    又は発熱線から電気的に完全に絶縁することにより温度
    制御装置を保護することを特徴とする発熱体兼用感熱体
JP12364377A 1977-10-14 1977-10-14 感熱体 Expired JPS6032958B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364377A JPS6032958B2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 感熱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364377A JPS6032958B2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 感熱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5457241A JPS5457241A (en) 1979-05-08
JPS6032958B2 true JPS6032958B2 (ja) 1985-07-31

Family

ID=14865662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12364377A Expired JPS6032958B2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 感熱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6032958B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209884A (ja) * 1982-06-01 1983-12-06 松下電器産業株式会社 感熱ヒ−タ線
JPS58193591U (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 松下電器産業株式会社 ひも状ヒ−タ
JPS59207586A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 松下電器産業株式会社 発熱線
JP2006261084A (ja) * 2005-02-18 2006-09-28 Totoku Electric Co Ltd ヒータ線
JP5499576B2 (ja) * 2009-09-03 2014-05-21 株式会社富士通ゼネラル ヒータ線及びヒータ線を備えた採暖器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5457241A (en) 1979-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3037525B2 (ja) 発熱シート
JP2642938B2 (ja) 電気加熱アッセンブリおよび電気ヒーター
JPS6097590A (ja) 過熱状態を防止した電熱装置
KR100586120B1 (ko) 전기담요용 가열소자
US4278874A (en) Heating circuits
GB2083305A (en) Electrical heating apparatus with overheating protection
JPS6032958B2 (ja) 感熱体
JP4306293B2 (ja) 面状電気暖房器
GB2086676A (en) Protective circuit for electric bedcover or the like
JP2896941B2 (ja) 電気採暖具
JPH076867A (ja) 溶融型三重制御i線式絶縁電熱線
JPH0684587A (ja) 感熱ヒータ
JPH10247579A (ja) 電気暖房器
JPH081590Y2 (ja) 暖房用シート体
JP3351968B2 (ja) 面状電気暖房器
JPS5837674B2 (ja) ヘイメンジヨウハツネツソウチ
JPS5838551Y2 (ja) 電気毛布の温度制御回路
JPH0650664B2 (ja) 温度制御装置
JPS58214289A (ja) 車輛用シ−トヒ−タ−装置
JP2004087375A (ja) 電熱線制御装置
JP3772519B2 (ja) 面状採暖具
JPS615319A (ja) 温度制御装置
JP3229618B2 (ja) 電気暖房器
JPH09184770A (ja) 過熱検知用温度センサ
JPH0218558B2 (ja)