JP2908902B2 - 電気採暖器 - Google Patents

電気採暖器

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JP2908902B2
JP2908902B2 JP3140076A JP14007691A JP2908902B2 JP 2908902 B2 JP2908902 B2 JP 2908902B2 JP 3140076 A JP3140076 A JP 3140076A JP 14007691 A JP14007691 A JP 14007691A JP 2908902 B2 JP2908902 B2 JP 2908902B2
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健治 蓑輪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱体をスイツチング
制御してなる電気カーペツトや電気毛布等の電気暖器
に関し、特に外部の熱源により、カーペツト等の本体の
温度ヒユーズ等が動作しないようにした安全回路に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電気カーペツトの安全回路
を例として示す。この電気カーペツトは、発熱体1と、
発熱体の温度を検知するために発熱体1に配設された感
熱体2とを具備している。この感熱体2は、温度に応じ
てインピーダンスが変化する特性を有している。
【0003】つまり、感熱体2にかかる温度が異常に上
昇する現象を生じたときには、温度を感熱体2がインピ
ーダンス変化として変換し、さらにこの安全回路により
電圧に変換し、その電圧をコンパレータ3の基準電圧と
比較した上で、異常時にはサイリスタ4を動作させ、抵
抗R9の発熱で動作する温度ヒユーズ5を切り、カーペ
ツト等の本体6の安全をはかるようになつている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、発熱体1への通電をコントロールしている
スイツチング回路7のリレー接点等の異常で、カーペツ
ト本体6へ通電している場合のみならず、発熱体1への
通電がない場合(リレー接点が切れている場合)も、外
部の別の熱源(カーペツトの場合だと、やぐらこたつを
併用した場合)からの本体6の温度上昇も、感熱体2は
インピーダンスに変換してしまい、温度ヒユーズ5を動
作させてしまう可能性があつた。
【0005】このように、カーペツト本体での温度上昇
の原因が、本体の発熱体によるものか、または、外部の
別熱源によるものかが判断できず、外部の別熱源からの
受熱によつても、安全回路が動作して温度ヒユーズが切
れてしまうことがあつた。
【0006】本発明は、発熱体への通電の有無を判断
し、外部熱源の場合の異常温度では、動作しないような
安全回路を有する電気暖器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段における安全回路は、採暖器本体の温度を感知する感
熱体と、前記スイッチング回路が発熱体への通電を行っ
ているか否かを検出するスイッチング動作検出回路と、
前記感熱体にて感知される異常温度感知信号とスイッチ
ング動作検出回路で検出される発熱体への通電動作信号
との両方の信号の検出にて異常信号を出力する判別回路
と、該判別回路の異常信号に基づいて前記安全回路を発
熱体への通電を強制的に遮断する動作をさせる駆動部と
を備えてなる。
【0008】
【作用】上記課題解決手段において、感熱体にて感知さ
れる異常温度感知信号とスイッチング動作検出回路で検
出される発熱体への通電動作信号との両方の信号の検出
にて判別回路により異常信号を出力すると、該判別回路
の異常信号に基づいて駆動部により前記安全回路を発熱
体への通電を強制的に遮断する動作をさせる。したがっ
て、いずれかの信号のみの検出では、安全回路は動作さ
せない。
【0009】感熱体18が異常温度を感知して、スイツ
チング回路14がONのときは、発熱体12による本体
の温度異常上昇であるから、発熱体12への通電を遮断
すべく、温度ヒユーズ17を切る。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る電気カーペツトの安全回
路を示す図である。図示の如く、本発明に係る電気カー
ペツト等の暖器は、暖器本体11に配された発熱体
12と、該発熱体12への通電を制御する制御部13
と、該制御部13からの信号により発熱体12への通電
を直接動作させるスイツチング回路14と、異常時に発
熱体12への通電を強制的に遮断する安全回路15とを
備えている。
【0011】制御部13は、電源スイツチや後述する感
熱体18(これと別に設けられたサーミスタ等でもよ
い)や、人体感知スイツチ(圧力スイツチ等により構成
する)等からの信号に基づいて、スイツチング回路14
を制御するマイクロコンピユータ,トランジスタ,リレ
ーコイル等から構成される。
【0012】スイツチング回路14は、制御部13側の
リレーコイルの励磁によりONするリレー接点から構成
され、このリレー接点と前記発熱体12(発熱抵抗体)
とが直列に接続され、電源回路16からAC100Vの
電源が供給される。
【0013】前記安全回路15は、発熱体12の電源回
路16に介在された温度ヒユーズ17と、暖器本体1
1の温度を感知する感熱体18と、前記スイツチング回
路14が発熱体12への通電を行つているか否かを検出
するスイツチング動作検出回路19と、前記感熱体18
の異常温度感知信号とスイツチング動作検出回路19の
通電動作信号のAND条件で異常信号を出力する判別回
路20と、該判別回路20の異常信号に基づいて前記温
度ヒユーズ17を動作させる駆動部21とから構成され
ている。
【0014】前記感熱体18は、発熱体12に接近して
配され、温度に応じてインピーダンスを変化する負特性
サーミスタから構成される。
【0015】この感熱体18からの温度信号は、前記判
別回路20のコンパレータ23に次のような構成で導か
れる。すなわち、感熱体18と抵抗R1との接続中間点
が、抵抗R2とダイオードD3および抵抗R3を介して
コンパレータ23の+端子に接続されている。
【0016】また、前記スイツチング動作検出回路19
は、発熱体12とスイツチング回路14との接続中間点
が、ダイオードD1と抵抗R12を介して抵抗R13,
R14の接続中間点に接続され、さらにコンパレータ2
5の−端子に入力されている。このコンパレータ25の
+端子には抵抗R10,R11の分圧値が入力されてい
る。
【0017】前記判別回路20は、コンパレータ23を
備え、その−端子には抵抗R7,R8の接続中間点が接
続され、+端子には抵抗R3,R4の接続中間点が接続
される。前記スイツチング動作検出回路19のコンパレ
ータ25の+出力端子は、この抵抗R3とR4の接続中
間点に接続されている。
【0018】前記駆動部21は、判別回路20のコンパ
レータ23の出力端子に、抵抗R5を介してゲート端子
が接続されたサイリスタ(SCR)29と、該SCR2
9のアノード側に直列接続されその発熱により、前記温
度ヒユーズ17を動作する抵抗R9とから構成される。
なお、図中D2,D4はダイオードである。
【0019】上記構成において、温度ヒユーズ17は、
SCR29のON動作により抵抗R9が発熱し、熱伝導
にて切れる。したがつて、電源回路16の一端で通電が
遮断され、製品全体の動きをとめる。
【0020】この動きをコントロールしているのは、感
熱体18のインピーダンス変化だけでなく、スイツチン
グ回路14のON,OFFをも考慮に入れている。すな
わち、スイツチング回路14のリレーの接点(スイツ
チ)の入,切で発生する電圧差を整流し、信号としてと
り出す。具体的には、発熱体側の一端から電圧V1を引
出し、それをダイオードD1,抵抗R12により整流
し、電圧として抵抗R13とR14で分圧し、この電圧
をV2とする。
【0021】スイツチング回路14のリレー接点がON
のときは、電圧V2は図中(ア)点の電位に比べてほぼ
同電位であり、スイツチング回路14のリレー接点が切
(OFF)のときは、電圧V2は高い電位を得る。この
電圧V2が発生すれば(リレー接片が切れていれば)、
コンパレータ23の+端子電位は−端子に比べて低くな
り、そのため出力電圧V3は低くなり、SCR29はO
Nしない。したがつて、温度ヒユーズ17は切れない。
【0022】逆に電圧V2がない場合(リレー接点がO
Nしているとき)には、コンパレータ23の出力がHi
ghになり、上記のように感熱体18のインピーダンス
が小さくなつた場合は、温度ヒユーズ17は切れる。
【0023】このように、本発明では、温度ヒユーズ1
7が動作する現象はリレーの接片が通電している、つま
り、本体11の発熱体12に関した温度の異常上昇の場
合に生じることになり、発熱体12以外での本体11の
温度異常では、温度ヒユーズ17は動作しなくなる。
【0024】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、ス
イツチング回路14は、制御部によりオンオフしている
が、スイツチング回路14自体をバイメタル等の温度セ
ンサスイツチとして、ここで制御部とスイツチング回路
14とを兼ねるよう構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、感熱体にて感知される異常温度感知信号とスイ
ッチング動作検出回路で検出される発熱体への通電動作
信号との両方の信号の検出にて安全回路を動作させて発
熱体への通電を強制的に遮断するので、発熱体の断線等
により発熱体には実際に通電されていない場合、スイッ
チング動作検出回路にこれに応じた信号が出力され、発
熱体には通電されていないと正しく判断して、外部熱源
による温度上昇があっても安全回路を動作させず、発熱
体に本当に通電されている場合にのみ動作させることが
でき、無用な安全回路の動作を防止することができ、安
全回路に通常用いられる温度ヒユーズ等の遮断素子
用な取り換えを防止できるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電気カーペツトの安全回路
を示す図である。
【図2】図2は従来の電気カーペツトの安全回路を示す
図である。
【符号の説明】
11 暖器本体 12 発熱体 13 制御部 14 スイツチング回路 15 安全回路 16 電源回路 17 温度ヒユーズ 18 感熱体 19 動作検出回路 20 判別回路 21 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/00 365 F24D 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採暖器本体に配された発熱体と、 該発熱体への通電を制御するスイッチング回路と、該発熱体への通電を異常時に 強制的に遮断する安全回路
    とを備えた電気採暖器において、 前記安全回路は、前記採暖器本体の温度を感知する感熱
    体と、 前記スイッチング回路が発熱体への通電を行っているか
    否かを検出するスイッチング動作検出回路と、 前記感熱体にて感知される異常温度感知信号とスイッチ
    ング動作検出回路で検出される発熱体への通電動作信号
    との両方の信号の検出にて異常信号を出力する判別回路
    と、 該判別回路の異常信号に基づいて前記安全回路を発熱体
    への通電を強制的に遮断する動作をさせる駆動部とを備
    えてなることを特徴とする電気採暖器。
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