JP2652430B2 - 多分割感熱面状発熱体 - Google Patents
多分割感熱面状発熱体Info
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- JP2652430B2 JP2652430B2 JP63265520A JP26552088A JP2652430B2 JP 2652430 B2 JP2652430 B2 JP 2652430B2 JP 63265520 A JP63265520 A JP 63265520A JP 26552088 A JP26552088 A JP 26552088A JP 2652430 B2 JP2652430 B2 JP 2652430B2
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- Japan
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- area
- temperature
- circuit
- electrode
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- Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気カーベット等の広面積暖房器具に適用
される多分割感熱面状発熱体に関する。
される多分割感熱面状発熱体に関する。
(従来の技術) 電気カーペット等の暖房器具は低温輻射と座った人へ
の接触伝熱とで暖房感を得るものであり、面積が広いこ
とが必要であるが、近年、省エネルギーの観点から使用
する人数に応じて暖房面積を切り替え、少人数の場合は
小さな面積で使用する使われ方が普及し始めている。
の接触伝熱とで暖房感を得るものであり、面積が広いこ
とが必要であるが、近年、省エネルギーの観点から使用
する人数に応じて暖房面積を切り替え、少人数の場合は
小さな面積で使用する使われ方が普及し始めている。
この背景としては、省エネルギー以外に、電気カーペ
ットは他の暖房器、例えば石油ストーブ等と併用される
ことも多く、主暖房器具としての輻射暖房感や室温を上
昇させる能力をあまり問題としない使われ方も多いため
と思われる。
ットは他の暖房器、例えば石油ストーブ等と併用される
ことも多く、主暖房器具としての輻射暖房感や室温を上
昇させる能力をあまり問題としない使われ方も多いため
と思われる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、電気カーペット等の暖房器具に要求されてい
る機能としては、1人で使用する場合はその人が座って
いる部分のみ温めることができる接触伝熱を重視した暖
房から、室温を上昇させたり多人数で使用する場合のよ
うに広面積を温めることができる暖房まで、暖房の仕方
を自由に選べることが要求される。
る機能としては、1人で使用する場合はその人が座って
いる部分のみ温めることができる接触伝熱を重視した暖
房から、室温を上昇させたり多人数で使用する場合のよ
うに広面積を温めることができる暖房まで、暖房の仕方
を自由に選べることが要求される。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その
目的とするところは、発熱面積が自由に選択でき、更に
構造を簡単にして配線作業や温度制御回路が簡易化でき
ると共に、分割された発熱体の相互間で温度制御動作に
影響を与えないようにすること及び、分割された発熱体
の断線故障にも異常発熱することのない多分割感熱面状
発熱体を提供することにある。
目的とするところは、発熱面積が自由に選択でき、更に
構造を簡単にして配線作業や温度制御回路が簡易化でき
ると共に、分割された発熱体の相互間で温度制御動作に
影響を与えないようにすること及び、分割された発熱体
の断線故障にも異常発熱することのない多分割感熱面状
発熱体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、電源に並列に接続され、かつパターンの往
路と復路が並列に配設された2個以上の発熱電極と、前
記複数個の発熱電極への通電を選択する暖房面積選択ス
イッチと、感熱樹脂材を介して前記発熱電極に共通的に
対面すると共に、一端を前記電源と接続した温度検知電
極と、前記発熱電極から前記温度検知電極に流れるリー
ク電流を検知するCTと、前記暖房面積選択スイッチの動
作を個別に検出して通電面積を検知し、通電面積に応じ
た基準電圧を設定する通電面積検知回路と、前記通電面
積に応じた基準電圧と前記CTの出力に応じた温度信号電
圧とを比較するスイッチング回路とを備えたことによ
り、上記目的を達成している。
路と復路が並列に配設された2個以上の発熱電極と、前
記複数個の発熱電極への通電を選択する暖房面積選択ス
イッチと、感熱樹脂材を介して前記発熱電極に共通的に
対面すると共に、一端を前記電源と接続した温度検知電
極と、前記発熱電極から前記温度検知電極に流れるリー
ク電流を検知するCTと、前記暖房面積選択スイッチの動
作を個別に検出して通電面積を検知し、通電面積に応じ
た基準電圧を設定する通電面積検知回路と、前記通電面
積に応じた基準電圧と前記CTの出力に応じた温度信号電
圧とを比較するスイッチング回路とを備えたことによ
り、上記目的を達成している。
(作用) 本発明は上記構成を採用し、発熱電極への通電の有無
を暖房面積選択スイッチと直列に接続された抵抗素子の
電圧降下の有無で検出する様にしている。
を暖房面積選択スイッチと直列に接続された抵抗素子の
電圧降下の有無で検出する様にしている。
従って、分割された発熱体へ選択的に通電が行え、発
熱面積が自由に選択でき、更に暖房面積選択スイッチは
簡単な構造でよい。
熱面積が自由に選択でき、更に暖房面積選択スイッチは
簡単な構造でよい。
また、発熱電極は複数に分割されているが、温度検知
電極は発熱電極の分割数より少ないので、配線作業が簡
単であり、端子数が少なく、更に温度制御回路が簡単に
なる。
電極は発熱電極の分割数より少ないので、配線作業が簡
単であり、端子数が少なく、更に温度制御回路が簡単に
なる。
さらに、非発熱部の状態が他の発熱部に影響しないの
で、発熱面積を切り替えても制御温度をほぼ一定に保つ
ことができ、安定した温度制御動作が行える。
で、発熱面積を切り替えても制御温度をほぼ一定に保つ
ことができ、安定した温度制御動作が行える。
また、暖房面積選択スイッチの故障や、発熱電極の断
線故障に対しても異常温度上昇を防止できるようになっ
ている。
線故障に対しても異常温度上昇を防止できるようになっ
ている。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。
第1図は本発明の多分割感熱面状発熱体を応用した電
気カーペットの斜視図である。図において、イは電気カ
ーペット本体、ロは温度制御回路部、ハは電源コード
部、A−1〜A−3は3分割された個々の発熱体(ヒー
タ素子)、SS1〜SS3は3分割された個々の発熱体A−1
〜A−3への通電のオン・オフを行う暖房面積選択スイ
ッチである。なお、発熱体の分割数は3個に限られない
ことは言うまでもない。
気カーペットの斜視図である。図において、イは電気カ
ーペット本体、ロは温度制御回路部、ハは電源コード
部、A−1〜A−3は3分割された個々の発熱体(ヒー
タ素子)、SS1〜SS3は3分割された個々の発熱体A−1
〜A−3への通電のオン・オフを行う暖房面積選択スイ
ッチである。なお、発熱体の分割数は3個に限られない
ことは言うまでもない。
第2図は本発明に用いられる多分割感熱面状発熱体A
の一例を部分的な断面図で示したものであり、負特性感
熱樹脂材1の一方の面に金属箔よりなる発熱電極2を設
け、他の面に同様に金属箔よりなる温度検知電極3を設
け、その両面に絶縁フィルム4を貼って構成してある。
の一例を部分的な断面図で示したものであり、負特性感
熱樹脂材1の一方の面に金属箔よりなる発熱電極2を設
け、他の面に同様に金属箔よりなる温度検知電極3を設
け、その両面に絶縁フィルム4を貼って構成してある。
また、第3図は他のコード式の感熱発熱体A′を示し
たものであり、面状に配設して面状発熱体を形成するも
のである。構成としては、中芯6′に温度検知電極3′
を巻回し、その周囲に負特性感熱樹脂1′を介して発熱
電極2′を巻回し、その周囲を分離層5′,絶縁層4′
で被覆するようにしてある。
たものであり、面状に配設して面状発熱体を形成するも
のである。構成としては、中芯6′に温度検知電極3′
を巻回し、その周囲に負特性感熱樹脂1′を介して発熱
電極2′を巻回し、その周囲を分離層5′,絶縁層4′
で被覆するようにしてある。
第4図は第1図に示した電気カーペットの温度制御回
路を示す。この温度制御回路の構成を説明すると、商用
電源ACに電源スイッチSW,リレー接点Ryを介して多分割
感熱面状発熱体Aの3分割に並列に配設された発熱電極
2−1〜2−3(第1図の発熱体A−1〜A−3におけ
る発熱電極)が並列に個々の暖房面積選択スイッチSS1
〜SS3と共に接続されており、これらの並列に配設され
た発熱電極2−1〜2−3に負特性感熱樹脂材1を介し
て対面する様に直列に配設された温度検知電極3が設け
られている。
路を示す。この温度制御回路の構成を説明すると、商用
電源ACに電源スイッチSW,リレー接点Ryを介して多分割
感熱面状発熱体Aの3分割に並列に配設された発熱電極
2−1〜2−3(第1図の発熱体A−1〜A−3におけ
る発熱電極)が並列に個々の暖房面積選択スイッチSS1
〜SS3と共に接続されており、これらの並列に配設され
た発熱電極2−1〜2−3に負特性感熱樹脂材1を介し
て対面する様に直列に配設された温度検知電極3が設け
られている。
なお、温度検知電極3の一端は、発熱電極2−1〜2
−3より負特性感熱樹脂材1を介して流れるリーク電流
L1〜L3が検知できる様に商用電源ACの一端と接続されて
いる。また、発熱電極2−1〜2−3には夫々通電の有
無を電圧降下の有無として検出する抵抗素子R1〜R3が直
列に接続されている。
−3より負特性感熱樹脂材1を介して流れるリーク電流
L1〜L3が検知できる様に商用電源ACの一端と接続されて
いる。また、発熱電極2−1〜2−3には夫々通電の有
無を電圧降下の有無として検出する抵抗素子R1〜R3が直
列に接続されている。
さらに、発熱電極2−1〜2−3の往路と復路とが、
電流変換器CTを鎖交して商用電源ACに接続されており、
電流変換器CTは、温度上昇とともに、上昇する負特性感
熱樹脂材1を介して流れるリーク電流L1〜L3の増加を検
知し、その出力は、温度制御のための回路に与えられる
様になっている。すなわち、電流変換器CTの出力は、平
滑回路11を介し、温度信号電圧を基準電圧と比較して温
度制御を行うスイッチング回路12とリレーRyをオン・オ
フさせるリレー駆動回路14に順次伝達されて処理される
ようになっている。
電流変換器CTを鎖交して商用電源ACに接続されており、
電流変換器CTは、温度上昇とともに、上昇する負特性感
熱樹脂材1を介して流れるリーク電流L1〜L3の増加を検
知し、その出力は、温度制御のための回路に与えられる
様になっている。すなわち、電流変換器CTの出力は、平
滑回路11を介し、温度信号電圧を基準電圧と比較して温
度制御を行うスイッチング回路12とリレーRyをオン・オ
フさせるリレー駆動回路14に順次伝達されて処理される
ようになっている。
また、リレーRyがオン動作した後に発熱電極2−1〜
2−3の温度が低下すると再び発熱のために、リレーRy
をオン動作させるためのオフ時間タイマー回路15がリレ
ー駆動回路14に接続されている。なお、電源回路16は、
各部に直流電源を供給するためのものである。
2−3の温度が低下すると再び発熱のために、リレーRy
をオン動作させるためのオフ時間タイマー回路15がリレ
ー駆動回路14に接続されている。なお、電源回路16は、
各部に直流電源を供給するためのものである。
ここで、前述の発熱電極2−1〜2−3の通電の有無
を発熱電極2−1〜2−3と直列に接続された抵抗素子
R1〜R3の電圧降下の有無で検知する通電面積検知回路17
は、通電面積の大きさに応じて基準電圧の設定を行う。
また、スイッチング回路12は、前記の温度信号電圧と先
に設定された基準電圧とを比較して温度制御を行う。
を発熱電極2−1〜2−3と直列に接続された抵抗素子
R1〜R3の電圧降下の有無で検知する通電面積検知回路17
は、通電面積の大きさに応じて基準電圧の設定を行う。
また、スイッチング回路12は、前記の温度信号電圧と先
に設定された基準電圧とを比較して温度制御を行う。
一方、温度検知電極3の他端は、センター断線検知回
路13を介してスイッチング回路12に至り温度検知電極3
が途中で断線して温度検知不能となった際の安全性を確
保する様になっている。また、同時に温度検知電極3は
過昇防止回路18にも接続されており、温度制御回路の故
障などでリーク電流L1〜L3が限界値を越えるほど異常高
温になった場合に、リーク電流と、温度検知電極3の抵
抗値によって生じる温度検知電極3の異常電圧を検出し
て温度ヒューズThFuを溶断させて、通電を停止する様に
構成されている。
路13を介してスイッチング回路12に至り温度検知電極3
が途中で断線して温度検知不能となった際の安全性を確
保する様になっている。また、同時に温度検知電極3は
過昇防止回路18にも接続されており、温度制御回路の故
障などでリーク電流L1〜L3が限界値を越えるほど異常高
温になった場合に、リーク電流と、温度検知電極3の抵
抗値によって生じる温度検知電極3の異常電圧を検出し
て温度ヒューズThFuを溶断させて、通電を停止する様に
構成されている。
しかして、上記の温度制御回路の動作は次のようにな
る。すなわち、発熱電極2−1〜2−3が温度上昇する
と、負特性感熱樹脂材1のインピーダンスが低下し、電
流変換器CTの出力が上昇し、電流変換器CTより平滑回路
11を介してスイッチング回路12に入力する温度信号電圧
が増大して設定温度に達すると、スイッチング回路12の
出力が反転し、リレー駆動回路14を介してリレーRyがオ
フされ温度上昇が停止して冷却状態となる。また、リレ
ーRyがオフとなると温度信号電圧が得られなくなるが、
オフ時間タイマー回路15により所定時間オフが維持さ
れ、その時間の経過後に再び通電が開始され、これらの
動作により多分割面状発熱体Aは、所定の温度に制御さ
れる。
る。すなわち、発熱電極2−1〜2−3が温度上昇する
と、負特性感熱樹脂材1のインピーダンスが低下し、電
流変換器CTの出力が上昇し、電流変換器CTより平滑回路
11を介してスイッチング回路12に入力する温度信号電圧
が増大して設定温度に達すると、スイッチング回路12の
出力が反転し、リレー駆動回路14を介してリレーRyがオ
フされ温度上昇が停止して冷却状態となる。また、リレ
ーRyがオフとなると温度信号電圧が得られなくなるが、
オフ時間タイマー回路15により所定時間オフが維持さ
れ、その時間の経過後に再び通電が開始され、これらの
動作により多分割面状発熱体Aは、所定の温度に制御さ
れる。
この場合にあって、暖房面積選択スイッチSS1〜SS3の
いづれかが、オフ側に選択されていると、通電面積検知
回路17がオフ側に選択されている暖房面積選択スイッチ
の個数に応じて、スイッチング回路12の基準電圧値を変
化させるので、任意の部分のみ発熱させる場合であって
も、全体を発熱させる場合とほぼ同等の温度に制御を行
うことができる。
いづれかが、オフ側に選択されていると、通電面積検知
回路17がオフ側に選択されている暖房面積選択スイッチ
の個数に応じて、スイッチング回路12の基準電圧値を変
化させるので、任意の部分のみ発熱させる場合であって
も、全体を発熱させる場合とほぼ同等の温度に制御を行
うことができる。
また、前述の様に暖房面積選択スイッチSS1〜SS3に選
択されている回路の抵抗素子R1〜R3の電圧降下の有無で
検出する様にしているため、発熱電極2−1〜2−3の
断線故障や暖房面積選択スイッチSS1〜SS3の故障等の場
合であっても、常に発熱している個数に応じた設定での
温度制御動作が行われるので、きわめて安全な多分割感
熱面状発熱体を得ることが可能である。
択されている回路の抵抗素子R1〜R3の電圧降下の有無で
検出する様にしているため、発熱電極2−1〜2−3の
断線故障や暖房面積選択スイッチSS1〜SS3の故障等の場
合であっても、常に発熱している個数に応じた設定での
温度制御動作が行われるので、きわめて安全な多分割感
熱面状発熱体を得ることが可能である。
なお、上記の実施例では発熱電極が3個に対して温度
検知電極を1本としたが、特に制約はない。同様に温度
制御回路についてもブロック図で説明したが、説明した
内容に限定されるものではない。
検知電極を1本としたが、特に制約はない。同様に温度
制御回路についてもブロック図で説明したが、説明した
内容に限定されるものではない。
また、抵抗素子R1〜R3による電圧降下の有無の検知方
式が簡単でよいがプリント基板等のパターン抵抗等でも
よいし、ZCTを鎖交させたり、リードスイッス等で発熱
回路への通電を検知する方法等としてもよい。
式が簡単でよいがプリント基板等のパターン抵抗等でも
よいし、ZCTを鎖交させたり、リードスイッス等で発熱
回路への通電を検知する方法等としてもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、電源に並列に接続さ
れ、かつパターンの往路と復路が並列に配設された2個
以上の発熱電極と、前記複数個の発熱電極への通電を選
択する暖房面積選択スイッチと、感熱樹脂材を介して前
記発熱電極に共通的に対面すると共に、一端を前記電源
と接続した温度検知電極と、前記発熱電極から前記温度
検知電流に流れるリーク電流を検知するCTと、前記暖房
面積選択スイッチの動作を個別に検出して通電面積を検
知し、通電面積に応じた基準電圧を設定する通電面積検
知回路と、前記通電面積に応じた基準電圧と前記CTの出
力に応じた温度信号電圧とを比較するスイッチング回路
とを備えたので、 (イ)分割された発熱体へ選択的に通電が行え、発熱面
積が自由に選択でき、更に暖房面積選択スイッチは簡単
な構造でよい。
れ、かつパターンの往路と復路が並列に配設された2個
以上の発熱電極と、前記複数個の発熱電極への通電を選
択する暖房面積選択スイッチと、感熱樹脂材を介して前
記発熱電極に共通的に対面すると共に、一端を前記電源
と接続した温度検知電極と、前記発熱電極から前記温度
検知電流に流れるリーク電流を検知するCTと、前記暖房
面積選択スイッチの動作を個別に検出して通電面積を検
知し、通電面積に応じた基準電圧を設定する通電面積検
知回路と、前記通電面積に応じた基準電圧と前記CTの出
力に応じた温度信号電圧とを比較するスイッチング回路
とを備えたので、 (イ)分割された発熱体へ選択的に通電が行え、発熱面
積が自由に選択でき、更に暖房面積選択スイッチは簡単
な構造でよい。
(ロ)発熱電極は複数に分割されているが、温度検知電
極は発熱電極の分割数より少ないので、配線作業が簡単
であり端子数が少なく、更に温度制御回路が簡単にな
る。
極は発熱電極の分割数より少ないので、配線作業が簡単
であり端子数が少なく、更に温度制御回路が簡単にな
る。
(ハ)非発熱部の状態が他の発熱部に影響しないので、
発熱面積を切り替えても制御温度をほぼ一定に保つこと
ができ、安定した温度制御動作が行える。
発熱面積を切り替えても制御温度をほぼ一定に保つこと
ができ、安定した温度制御動作が行える。
(ニ)暖房面積選択スイッチの故障や発熱電極の断線故
障に対しても以上温度上昇を防止できる、等の効果があ
る。
障に対しても以上温度上昇を防止できる、等の効果があ
る。
第1図は本発明の電気カーペットの斜視図、第2図,第
3図はそれぞれ本発明に用いられる多分割感熱面状発熱
体の例を示す。また、第4図は本発明の電気カーペット
の温度制御回路を示す。 A……多分割感熱面状発熱体、R1〜R3……抵抗素子、SS
1〜SS3……暖房面積選択スイッチ、AC……商用電源、SW
……電源スイッチ、Ry……リレー接点、CT……電流変換
器、1……負特性感熱樹脂材、2−1〜2−3……発熱
電極、3……温度検知電極、11……平滑回路、12……ス
イッチング回路、13……センサー断線検知回路、14……
リレー駆動回路、15……オフ時間タイマー回路、16……
電源回路、17……通電面積検知回路、18……過昇防止回
路
3図はそれぞれ本発明に用いられる多分割感熱面状発熱
体の例を示す。また、第4図は本発明の電気カーペット
の温度制御回路を示す。 A……多分割感熱面状発熱体、R1〜R3……抵抗素子、SS
1〜SS3……暖房面積選択スイッチ、AC……商用電源、SW
……電源スイッチ、Ry……リレー接点、CT……電流変換
器、1……負特性感熱樹脂材、2−1〜2−3……発熱
電極、3……温度検知電極、11……平滑回路、12……ス
イッチング回路、13……センサー断線検知回路、14……
リレー駆動回路、15……オフ時間タイマー回路、16……
電源回路、17……通電面積検知回路、18……過昇防止回
路
Claims (1)
- 【請求項1】電源に並列に接続され、かつパターンの往
路と復路が並列に配設された2個以上の発熱電極と、 前記複数個の発熱電極への通電を選択する暖房面積選択
スイッチと、 感熱樹脂材を介して前記発熱電極に共通的に対面すると
共に、一端を前記電源と接続した温度検知電極と、 前記発熱電極から前記温度検知電極に流れるリーク電流
を検知するCTと、 前記暖房面積選択スイッチの動作を個別に検出して通電
面積を検知し、通電面積に応じた基準電圧を設定する通
電面積検知回路と、 前記通電面積に応じた基準電圧と前記CTの出力に応じた
温度信号電圧とを比較するスイッチング回路とを備えた
ことを特徴とした多分割面状発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63265520A JP2652430B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 多分割感熱面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63265520A JP2652430B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 多分割感熱面状発熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02112191A JPH02112191A (ja) | 1990-04-24 |
JP2652430B2 true JP2652430B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17418284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63265520A Expired - Lifetime JP2652430B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 多分割感熱面状発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652430B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015133217A1 (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-11 | 富士フイルム株式会社 | 暖房器具および暖房便座 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04281120A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-06 | Sharp Corp | 電気カーペット |
DE102018213869B4 (de) * | 2018-08-17 | 2020-03-05 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Heizeinrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Heizeinrichtung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612688B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1994-02-16 | 松下電工株式会社 | ヒ−タ制御装置 |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP63265520A patent/JP2652430B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015133217A1 (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-11 | 富士フイルム株式会社 | 暖房器具および暖房便座 |
JPWO2015133217A1 (ja) * | 2014-03-05 | 2017-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 暖房器具および暖房便座 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02112191A (ja) | 1990-04-24 |
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