JPH1155847A - 車両負荷制御装置 - Google Patents

車両負荷制御装置

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JPH1155847A
JPH1155847A JP20329197A JP20329197A JPH1155847A JP H1155847 A JPH1155847 A JP H1155847A JP 20329197 A JP20329197 A JP 20329197A JP 20329197 A JP20329197 A JP 20329197A JP H1155847 A JPH1155847 A JP H1155847A
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JP
Japan
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current detection
current
semiconductor relay
load
short
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Pending
Application number
JP20329197A
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English (en)
Inventor
Kazuto Sugiyama
和人 杉山
Yasuhiro Sugiura
康広 杉浦
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のヒューズを設けることなく、半導体リ
レーのショート故障が生じても負荷への電源の供給を即
座に停止することができる車両負荷制御装置を得る。 【解決手段】 半導体リレー2に流れる電流を検出する
ための電流検出抵抗16として、所定の大きさ以上の電
流が流れた場合に溶断するものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体リレーを用いて
ランプ等の負荷への電源の供給を制御する車両負荷制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車両負荷制御装置の構成を
示すブロック図である。この車両負荷制御装置1は、半
導体リレー(例えば、Nチャネル型FET)2と、この
半導体リレー2に接続される電流検出抵抗3と、半導体
リレー2を駆動するリレー駆動回路4と、電流検出抵抗
3の両端電圧を検出して回路に流れる電流を検出する電
流検出回路5と、リレー駆動回路4を制御するCPU
(中央処理装置)6とを有して構成されている。
【0003】この車両負荷制御装置1はバッテリ7と負
荷8との間に介挿され、負荷8への電源の供給を制御す
る。車両負荷制御装置1のCPU6は、半導体リレー2
をオンさせている間に電流検出回路5の出力が所定値を
超えたと判断すると、リレー駆動回路4を制御して半導
体リレー2をオフする。また、半導体リレー2をオンさ
せている間に電流検出回路5の出力が無くなったと判断
すると、リレー駆動回路4を制御して半導体リレー2を
オフする。このように半導体リレー2のオン期間中に過
電流が生じたり、負荷8がオープン状態になったりある
いは車両負荷制御装置1から負荷8までの間のケーブル
9が断線したりした場合に半導体リレー2がオフされ
る。
【0004】なお、過電流保護機能を有する他の車両負
荷制御装置として、例えば特開平3−67743号公報
や特開昭64−64523号公報に示されたものがあ
る。前者は、負荷駆動素子に流れる電流の一部を検出し
て、その検出電流が所定値を超えた場合に負荷駆動素子
の制御を停止するようにしたものである。他方、後者
は、負荷の通電を制御するパワートランジスタに流れる
電流を検出して、その検出電流が所定値以上であって、
かつ所定時間継続したときにパワートランジスタをオフ
する一方、パワートランジスタのコレクタとエミッタと
の間の電圧またはコレクタとベースとの間の電圧を検出
し、その検出電圧が所定値以上になったときにパワート
ランジスタをオフさせるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の車両負荷制御装置にあっては、次のような問題点が
あった。すなわち、半導体リレー2がショート故障(F
ETの場合はドレインとソース間の短絡)した場合に負
荷8への電源の供給を停止することができなくなり、こ
のような状態でケーブル9がアースヘショートした場
合、電流検出回路5から出力される過大な電圧によって
CPU1が故障する恐れがあり、また過大な電流が流れ
ることによってケーブル9を含むバッテリ7から負荷8
までの間のケーブルが発熱して火災が生ずる恐れもあ
る。そこで、このような事態を避けるためにこの車両負
荷制御装置1とバッテリ7との間にヒューズ10を設け
るようにしている。しかしながら、ヒューズ10を設け
る分、部品点数が増加してコストアップになり、また自
動車のような限られたスペースではヒューズ10を取り
付けるためのスペースの確保を困難にしている。
【0006】また、上述した各公報には、負荷駆動素子
やパワートランジスタがショート故障した場合の対策つ
いては示されておらず、特に特開平3−67743号公
報に示されたものではショート故障した場合には上記同
様の問題を生ずる虞がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
専用のヒューズを設けることなく、半導体リレーのショ
ート故障が生じても負荷への電源の供給を停止すること
ができる車両負荷制御装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る車両負荷制御装置は、負荷とバッテリと
の間においてオン/オフを行なう半導体リレー及び該半
導体リレーを駆動するリレー駆動回路と、この半導体リ
レーに流れる電流を検出するための電流検出抵抗と、こ
の電流検出抵抗の両端電圧を検出して出力する電流検出
回路と、この電流検出回路から出力される検出電圧を取
り込み、この検出電圧が所定値以上であれば前記半導体
リレーをオフする制御を行なうCPUとを備えた車両負
荷制御装置であって、前記電流検出抵抗は、所定の大き
さ以上の電流が流れた場合に溶断する性質を有すること
を特徴とするものである。
【0009】そして、電流検出抵抗は所定の大きさ以上
の電流が流れた場合に溶断する性質を有しているので、
半導体リレーがショート故障を起した状態で、過大電流
が流れたり、装置と負荷とを接続するケーブルがアース
ヘショートするようなことがあっても、電流検出抵抗が
溶断して回路をオープン状態にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両負荷制御
装置の好適な実施の形態を図面を用いて説明する。図1
は本発明の車両負荷制御装置の一実施形態の構成を示す
ブロック図である。なお、この図において、前述した図
3と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。この車両負荷制御装置15は、電流検出抵抗1
6として、所定の大きさ以上の電流が流れた場合に溶断
する性質を有するものを用いたものである。この場合、
電流検出抵抗16の溶断時の電流値は本装置を通常使用
する範囲内での電流値以上になっている。
【0011】このような性質の電流検出抵抗16を用い
ることにより、半導体リレー2がショート故障を起した
状態で、本装置15と負荷8とを接続するケーブル9が
アースヘショートするようなことがあっても、そのとき
の過電流によって電流検出抵抗16が溶断するので、回
路を極短時間でオープン状態にすることができる。これ
によって、電流検出回路5の出力が過大になることがな
いので、CPU6が故障することがない。また、ケーブ
ル9を含むバッテリ7から負荷8までの間のケーブルが
発熱することがないので、火災が発生する虞は全くな
い。また、専用のヒューズを設ける必要がない分、コス
トダウンが図れると共に取り付けのためのスペースの確
保も不要になる。
【0012】このように、この実施形態では、電流検出
抵抗16として、所定の大きさ以上の電流が流れた場合
に溶断する性質を有するものを用いたので、半導体リレ
ー2がショート故障を起した状態で、本装置15と負荷
9とを接続するケーブル9がアースヘショートするよう
なことがあっても、電流検出回路5の出力が過大になる
ことによるCPU6の故障が起らず、またケーブル9を
含むバッテリ7から負荷8までの間のケーブルの発熱も
生じない。また、専用のヒューズを設ける必要がない
分、コストダウンが図れると共に、取り付けのためのス
ペースの確保も不要になる。なお、上記実施の形態で
は、半導体リレー2としてNチャネル型FETを用いた
が、Pチャネル型FETでも、NPN型またはPNP型
トランジスタでも、その他、スイッチとして使用できる
半導体素子であればその種類を問わない。トランジスタ
の場合のショート故障は、コレクタとエミッタとの間の
短絡になる。
【0013】図2は本発明の車両負荷制御装置の変更例
の構成を示すブロック図である。なお、この変更例にお
いても、前述した図3と共通する部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。この変更例では、車両負荷
制御装置15Aにおける内部接続が先の図1のものと異
なっている。つまり、所定の大きさ以上の電流が流れた
場合に溶断する性質を有する電流検出抵抗16が、装置
15Aの入力側、すなわち、バッテリ7側に接続されて
おり、半導体リレー2が装置15Aの出力側、すなわ
ち、負荷8側に接続された構成からなっている。
【0014】このように構成されていても、半導体リレ
ー2がショート故障を起した状態で、本装置15Aと負
荷8とを接続するケーブル9がアースへショートするよ
うなことがあっても、そのときの過電流によって電流検
出抵抗16が溶断するので、図1の装置15と同様に、
回路を極短時間でオープン状態にすることができ、従っ
て、電流検出回路5の出力が過大になることがないの
で、CPU6が故障することがない。
【0015】なお、上記した各例において、CPU6、
もしくは、車両負荷制御装置15、15Aは、既述の動
作及び機能に限定されるものでなく、ワイパースイッチ
機構やターンスイッチ機構等の各種アクチュエータ群の
入力処理や多重通信等の機能を有しているものであって
も構わない。さらに、上記した各例では、リレー駆動回
路4、電流検出回路5及びCPU6が個別部品として構
成されているように記載したが、これらは一体化された
単一部品として、あるいは、単一基板上に一体的に作り
込まれたものとして構成されてあってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、専用のヒューズを設け
ることなく、半導体リレーのショート故障が生じても負
荷への電源の供給を即座に停止することができるので、
電流検出回路の過大出力によるCPUの故障やケーブル
の発熱を未然に防止することができ、また専用のヒュー
ズを設ける必要がない分、コストダウンが図れると共に
取り付けのためのスペースの確保も不要になる。また、
リレー駆動回路4、電流検出回路5及びCPU6を単一
部品、あるいは、単一基板上に一体的に形成したもので
あれば、車両負荷制御装置をコンパクトに製作できて車
両への搭載が有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両負荷制御装置の一実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の車両負荷制御装置の変更例を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来の車両負荷制御装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2 半導体リレー 4 リレー駆動回路 5 電流検出回路 6 CPU 7 バッテリ 8 負荷 9 ケーブル 16 電流検出抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷とバッテリとの間においてオン/オ
    フを行なう半導体リレー及び該半導体リレーを駆動する
    リレー駆動回路と、 この半導体リレーに流れる電流を検出するための電流検
    出抵抗と、 この電流検出抵抗の両端電圧を検出して出力する電流検
    出回路と、 この電流検出回路から出力される検出電圧を取り込み、
    この検出電圧が所定値以上であれば前記半導体リレーを
    オフする制御を行なうCPUと、 を備えた車両負荷制御装置であって、 前記電流検出抵抗は、所定の大きさ以上の電流が流れた
    場合に溶断する性質を有することを特徴とする車両負荷
    制御装置。
JP20329197A 1997-07-29 1997-07-29 車両負荷制御装置 Pending JPH1155847A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247190A (zh) * 2012-04-24 2014-12-24 矢崎总业株式会社 切换电路保护器
JP2016510970A (ja) * 2013-03-05 2016-04-11 フイジョウ キムリー テクノロジー シーオー.、エルティーディー.シェンジェン ブランチ 電子タバコにおいてマイクロコントローラーの供給電圧の低下を防止する保護装置および保護方法
JP2016513869A (ja) * 2013-03-27 2016-05-16 深▲セン▼市華星光電技術有限公司 Ledバックライト駆動回路及びバックライトモジュール
JP2017114373A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 矢崎総業株式会社 ジャンクションボックス

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