JPH0530685A - 電源分配回路 - Google Patents

電源分配回路

Info

Publication number
JPH0530685A
JPH0530685A JP3201338A JP20133891A JPH0530685A JP H0530685 A JPH0530685 A JP H0530685A JP 3201338 A JP3201338 A JP 3201338A JP 20133891 A JP20133891 A JP 20133891A JP H0530685 A JPH0530685 A JP H0530685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
terminal
switch
supplied
joint box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3201338A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Akashi
一弥 明石
Kenji Furuichi
健二 古市
Kimitaka Ishida
公孝 石田
Ken Sasaki
研 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP3201338A priority Critical patent/JPH0530685A/ja
Publication of JPH0530685A publication Critical patent/JPH0530685A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイアウト設計および熱設計が容易な電源分
配回路を実現する。 【構成】 従来のヒューズに替えてスイッチ手段が負荷
の駆動状況に応じて駆動ラインを開閉制御して配線を保
護するので、ヒューズ交換などの保守作業が不要にな
る。これにより、ジョイントボックスの設置位置が限定
されなくなり、ボックスのレイアウトが容易になる。さ
らに、従来、このジョイントボックスにはヒューズ等の
発熱部品が配設されていたが、発熱の少ないスイッチ手
段に替えたことで、該ボックス自体の設計も容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、車載用の電源装置に関し、特
に、車載電装品に電源を供給する電源分配回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、一般の車両には、ヘッド
ライトや方向指示器などの灯火装置、セルモータおよび
エンジン制御ユニットなど各種の電装品が搭載されてお
り、これら電装品は、電源分配回路を介してバッテリと
接続されている。図3は、この種の電源分配回路1の構
成例を示す回路図である。
【0003】この図において、10はバッテリ、11は
オルタネータ、12−1〜12−2はヒュージブルリン
クである。13は電源系統を切換えるイグニッションス
イッチ、14−1〜14−Nは、ジョイントボックスJ
Bに配設されるヒューズである。SWはスイッチ、L−
1〜L−Nはそれぞれ電装品に相当する負荷である。こ
のような構成による電源分配回路1は、バッテリ10に
接続される負荷L−1〜L〜Nの種類に対応して電源を
分配している。すなわち、負荷L−1〜L−Nに流れる
電流の大きさに応じて電源を分配しており、各系統を構
成するヒュージブルリンク12およびヒューズ14の容
量に対応した所定サイズの電線を用いて配線を行ってい
る。
【0004】この配線に使用される電線のサイズ(太
さ)は、ヒュージブルリンク12およびヒューズ14の
容量に適合するように定められている。例えば、断面積
が0.3mm2のヒュージブルリンク12に適合させる
場合には、断面積が1.25mm2以上の電線を使用
し、容量が10アンペアのヒューズ14に適合させる場
合には、断面積が0.5mm2以上の電線を使用する。
なお、こうした組合せは、その配線環境、すなわち、エ
ンジンルーム内で配線する場合と室内で配線する場合と
で異なることもある。そして、所定サイズの電線で配線
が施されている場合には、衝突事故等によって電線が地
絡しても、その地絡した電線に接続されるヒュージブル
リンクあるいはヒューズが溶断して電線を保護する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
源分配回路1にあっては、ヒューズ14−1〜14−N
がジョイントボックスJBに集合的に配設されており、
ヒューズ交換等の保守作業を容易にしている。ところ
が、こうしたメンテナンス性を確保するためには、この
ジョイントボックスJBの自動車内での設置位置が限定
されてしまい、この結果、ワイヤハーネスのレイアウト
設計における大きな制約となっていた。加えて、このジ
ョイントボックスJBは、リレーやヒューズが数多く実
装されるので、これら部品による発熱や、ヒューズ溶断
時の発熱にも対応しなければならず、このため、温度が
あまり上がらないよう配慮する必要があり、ジョイント
ボックスJBの設計が困難になるという欠点もある。こ
の発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ワイヤ
ハーネスのレイアウト設計およびジョイントボックスJ
Bの設計が容易な電源分配回路を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、駆動電源に
直列接続し、必要以上の駆動電流が供給された場合にそ
の接続を遮断する遮断手段を有する電源分配回路におい
て、この駆動電源と負荷との間に介挿される手段であっ
て、この負荷の駆動状況に応じて駆動ラインを開閉制御
するスイッチ手段を具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、従来のヒューズに替えてス
イッチ手段が負荷の駆動状況に応じて駆動ラインを開閉
制御して配線を保護する。この結果、ヒューズ交換など
の保守作業が不要になるため、ジョイントボックスの設
置位置に制約がなくなり、ワイヤハーネスのレイアウト
設計が容易になる。さらに、従来、このジョイントボッ
クスにはヒューズ等の発熱部品が配設されていたが、発
熱の少ないスイッチ手段に替えたことで、該ボックスの
設計も容易になる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1はこの発明による一実施例の全体構
成を示す回路図である。この図において、図3に示す各
部と対応する部分には、同一の番号を付し、その説明を
省略する。この図に示す電源分配回路1が、図3に示す
従来例と異なる点は、ジョイントボックスJBに配設さ
れるヒューズ14−1〜14−Nを、後述するインテリ
ジェントパワースイッチ15−1〜15−N(以下、こ
れをIPSと略す)に替えたことにある。このIPS1
5とは、負荷を直接駆動する素子であって、従来のヒュ
ーズと同様に負荷を保護する機能を有すると共に、該負
荷の駆動状態を検出し、これを外部に出力する診断機能
をも具備するものである。
【0009】次に、図2を参照し、このIPS15の構
成例について説明する。図において、T1は接地端子、
2は入力端子、T3は電源入力端子である。また、T4
は出力端子、T5は出力端子である。15aは入力端子
2に供給される制御信号を論理回路15eに出力する
入力インタフェースである。15bは電圧低下検出部で
ある。この電圧低下検出部15bは、電源入力端子T3
に供給される駆動電圧を検出し、所定の電圧以下であれ
ば警報を発生する。15cは温度検出部であり、自身の
温度を検出し、所定の温度を越えた時に警報を発生す
る。15dは電流検出部であり、出力端子T5を介して
流れる負荷電流を検出し、所定の値を越えていれば警報
を発生する。
【0010】15eは論理回路である。この論理回路1
5eは、上記各部15a〜15dから供給される信号に
基づき、負荷の駆動状況を判定してチャージポンプ15
fを制御する。また、この論理回路15eは、電圧低下
検出部15b、電流検出部15dおよび温度検出部15
cからの警報信号をまとめて端子T4に出力する。15
gは電界効果トランジスタおよびダイオードから構成さ
れるスイッチ手段である。このスイッチ手段15gは、
該トランジスタのゲートに印加される電圧に応じて該ト
ランジスタのドレイン/ソース間を開閉する。
【0011】上記構成によるIPS15にあっては、電
圧入力端子T3に駆動電圧が供給され、入力端子T2に所
定レベル以上の制御信号が印加されると、論理回路15
eがチャージポンプ15fを駆動し、スイッチ手段15
gをオン状態とする。この結果、IPS15は、端子T
3に供給された駆動電源を端子T5から負荷に供給する。
ところで、この端子T5と負荷との間が地絡し、過電流
となった場合には、電流検出部15dがこれを検出する
と共に、温度検出部15cも過電流に伴う温度上昇を検
出する。これにより、論理回路15eがチャージポンプ
15fを制御してスイッチ手段15gをオフ状態に設定
する。
【0012】このように、IPS15は従来のヒューズ
と同様に機能し、回路を保護するように構成されてい
る。こうしたIPS15の特長は、まず、ヒューズのよ
うに交換する必要がないことにある。すなわち、ヒュー
ズは可溶部の溶断により過電流を遮断するため、一旦溶
断した場合には新たなものに交換しなければならない。
これに対し、IPS15は上述したように、ロジック処
理に基づきスイッチ手段15gをオンオフ制御するの
で、一旦オフ状態に設定されても、負荷の駆動状況に応
じて再びオン状態に復帰することが可能になっている。
さらに、このIPS15では、例えば、負荷側の断線や
駆動電圧の低下などの負荷の駆動状況を検出し、これを
外部に出力する診断機能も有している。
【0013】次に、上述したIPS15によって構成さ
れた電源分配回路1について図1を参照し、説明する。
まず、ヒュージブルリンク12−1から供給される電源
は、IPS15−1〜15−3によって分配される。こ
こで、このIPS15−1〜15−3は、端子T2およ
び端子T3に駆動電圧が常時供給されており、それぞれ
スイッチSW−1〜SW−3を投入することで、各負荷
を常時駆動できるように構成されている。
【0014】一方、IPS15−4〜15−5にあって
は、端子T3にヒュージブルリンク12−2を介して電
源が供給され、端子T2にイグニッションスイッチ13
のAcc端子を介した電圧が供給されている。したがっ
て、負荷L−4〜L−5は、イグニッションスイッチ1
3が「Acc」位置、あるいは「IG」位置に設定され
た状態にあり、この状態でスイッチSW−4,SW−5
が投入された場合に駆動される。さらに、IPS15−
6〜15−Nでは、端子T3にヒュージブルリンク12
−2を介して電源が供給されると共に、端子T2にイグ
ニッションスイッチ13のIG端子を介した電圧が供給
されている。したがって、この場合、イグニッションス
イッチ13が「IG」位置に設定された状態でのみ各負
荷を駆動することが可能になる。
【0015】このように、上述した実施例によれば、従
来のヒューズに替えてIPS15を用いて電源分配回路
を構成したので、ヒューズ交換等の保守作業が不要にな
る。これにより、ジョイントボックスJBは、設置位置
の制約を受けなくなるので、レイアウトの自由度が極め
て向上し、ハーネス設計が容易になる。また、このIP
S15は発熱が少ないため、このジョイントボックスJ
B自体の設計も容易になると共に、小型化が可能にな
る。
【0016】ところで、従来の電源分配回路1(図3参
照)では、イグニッショインスイッチ13を電源ライン
に対して直列に介挿するため、大電流に耐えるものを用
いていた。これに対し、この実施例における該スイッチ
13は、電源ラインと並列に接続され、電源系統の切換
に応じてIPS15へ制御信号を供給するので、小容量
のスイッチで対応することが可能になり、加えて、その
配線に用いる電線サイズも小さくすることができる。
【0017】なお、上述した実施例にあっては、IPS
15の端子T4を用いていないが、これは必要に応じて
該端子T4の信号をモニタする構成としても良く、この
ようにすると、負荷側の故障を有無を迅速に検知するこ
とが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来のヒューズに替えてスイッチ手段が負荷の駆動
状況に応じて駆動ラインを開閉制御して配線を保護する
ので、ヒューズ交換などの保守作業が不要になる。これ
により、ジョイントボックスの設置位置が限定されなく
なり、ワイヤハーネスのレイアウト設計が容易になる。
さらに、従来、このジョイントボックスにはヒューズ等
の発熱部品が配設されていたが、発熱の少ないスイッチ
手段に替えたことで、該ボックスの設計も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例の構成を示す回路図。
【図2】同実施例におけるIPS15の構成を示すブロ
ック図。
【図3】従来の電源分配回路1の構成を示す回路図。
【符号の説明】
10…バッテリ、 12−1〜12−2…ヒュージブルリンク、 15−1〜15−N…インテリジェントパワースイッチ
(IPS)。
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 研 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動電源に直列接続し、必要以上の駆動
    電流が供給された場合にその接続を遮断する遮断手段を
    有する電源分配回路において、 この駆動電源と負荷との間に介挿される手段であって、
    この負荷の駆動状況に応じて駆動ラインを開閉制御する
    スイッチ手段を具備することを特徴とする電源分配回
    路。
JP3201338A 1991-07-16 1991-07-16 電源分配回路 Withdrawn JPH0530685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3201338A JPH0530685A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 電源分配回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3201338A JPH0530685A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 電源分配回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530685A true JPH0530685A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16439370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3201338A Withdrawn JPH0530685A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 電源分配回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530685A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020364A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用地絡検出装置
JP2008284980A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤハーネスシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020364A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用地絡検出装置
JP2008284980A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤハーネスシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0800254B1 (en) Electric power distribution system
US6639389B2 (en) Arrangement and method for protecting multiple voltage supply systems against voltage arc-over between different voltage planes and against pole reversal from the outside
JP2001008360A (ja) 車輌用電気システム
EP3699034B1 (en) Vehicle power supply system
JP3098432B2 (ja) 電源回路
JPH08186880A (ja) 車載多重伝送システム
US6376928B1 (en) Electric current distribution system for automotive vehicles
JP3334853B2 (ja) 車両用電源分配装置
US5703746A (en) Electric junction box and electric current distribution system
US6325171B1 (en) Vehicle power supply system
US20220185209A1 (en) Power network for a motor vehicle and method for operating a power network for a motor vehicle
JPH10322880A (ja) 車両用電源供給装置
JPH0530685A (ja) 電源分配回路
JP3380121B2 (ja) 車両電源分配装置
JPH1084629A (ja) 電力分配システム
JP3191618B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネスの電源分配装置
JPH05146080A (ja) 車載用電源分配システム
JP3329132B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネスの電源分配装置
JP3388985B2 (ja) 自動車電源システム
JP2001145251A (ja) 回路保護装置
JPH04334640A (ja) ジョイントボックス
JP6704444B1 (ja) 電力変換装置
KR100222561B1 (ko) 차량의 전장 보호장치
KR19980039461U (ko) 자동차의 단선퓨즈 자동진단 장치
KR19990029126U (ko) 발전기의 과전압보호회로

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008