JPH04334640A - ジョイントボックス - Google Patents
ジョイントボックスInfo
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- JPH04334640A JPH04334640A JP13576091A JP13576091A JPH04334640A JP H04334640 A JPH04334640 A JP H04334640A JP 13576091 A JP13576091 A JP 13576091A JP 13576091 A JP13576091 A JP 13576091A JP H04334640 A JPH04334640 A JP H04334640A
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- JP
- Japan
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- joint box
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- input terminal
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- Pending
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002361 inverse photoelectron spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の各電装品に電
源を分配供給するジョイントボックス(分岐接続箱)に
関し、特に地絡等の異常発生時に電線及び電装品を保護
する機能を備えたジョイントボックスに関する。
源を分配供給するジョイントボックス(分岐接続箱)に
関し、特に地絡等の異常発生時に電線及び電装品を保護
する機能を備えたジョイントボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、バッテリからの電源
がジョイントボックスと呼ばれる分岐接続箱を介して各
電装品に分配供給されるようになっている。ジョイント
ボックスには、通常、地絡等の異常発生時に電源供給経
路を遮断して電線や電装部品を保護する保護機能が備え
られている。図4は、従来のこの種の分岐接続箱とその
周辺回路を示す回路図である。バッテリ1の正極側に接
続された電源線2を介して供給される電源は、ヒュージ
ブルリンンク(FL)ボックス11内のブスバー12を
介してFLボックス11内の各系統毎にヒュージブルリ
ンク31 ,32 等の大容量ヒューズを経て、直接若
しくはキースイッチ4を介してジョイントボックス5に
供給されたり、オルタネータ6に接続されている。ジョ
イントボックス5に供給された電源は、更に複数の系統
に分配される。各系統に分配された電源は、夫々ブレー
ド型ヒューズ71 ,72 ,…,79 等の小容量ヒ
ューズを介したのち、直接又はメカニカルリレー81
,82 を介して負荷91 ,92 や、これらの負荷
91 ,92 の駆動を指令するスイッチ101 ,1
02 や図示しないセンサ等に供給されている。
がジョイントボックスと呼ばれる分岐接続箱を介して各
電装品に分配供給されるようになっている。ジョイント
ボックスには、通常、地絡等の異常発生時に電源供給経
路を遮断して電線や電装部品を保護する保護機能が備え
られている。図4は、従来のこの種の分岐接続箱とその
周辺回路を示す回路図である。バッテリ1の正極側に接
続された電源線2を介して供給される電源は、ヒュージ
ブルリンンク(FL)ボックス11内のブスバー12を
介してFLボックス11内の各系統毎にヒュージブルリ
ンク31 ,32 等の大容量ヒューズを経て、直接若
しくはキースイッチ4を介してジョイントボックス5に
供給されたり、オルタネータ6に接続されている。ジョ
イントボックス5に供給された電源は、更に複数の系統
に分配される。各系統に分配された電源は、夫々ブレー
ド型ヒューズ71 ,72 ,…,79 等の小容量ヒ
ューズを介したのち、直接又はメカニカルリレー81
,82 を介して負荷91 ,92 や、これらの負荷
91 ,92 の駆動を指令するスイッチ101 ,1
02 や図示しないセンサ等に供給されている。
【0003】ここで、ヒュージブルリンク31 ,32
及びブレード型ヒューズ71 〜79 は、それより
も負荷側に接続された電線が、例えば衝突事故等によっ
て地絡した場合でも、その電線が焼失しないように、こ
れらを保護するために設けられている。したがって、各
ヒュージブルリンク31 ,32 及びブレード型ヒュ
ーズ71〜79 の負荷側に設けられた電線のサイズは
、それよりもバッテリ側に配置されたヒュージブルリン
ク31 ,32 のサイズやブレード型ヒューズ71
〜79 の容量等によって、例えば下記表1のように決
定されている。
及びブレード型ヒューズ71 〜79 は、それより
も負荷側に接続された電線が、例えば衝突事故等によっ
て地絡した場合でも、その電線が焼失しないように、こ
れらを保護するために設けられている。したがって、各
ヒュージブルリンク31 ,32 及びブレード型ヒュ
ーズ71〜79 の負荷側に設けられた電線のサイズは
、それよりもバッテリ側に配置されたヒュージブルリン
ク31 ,32 のサイズやブレード型ヒューズ71
〜79 の容量等によって、例えば下記表1のように決
定されている。
【0004】
【表1】
【0005】また、ジョイントボックス5に設けられた
メカニカルリレー81 は、Acc電源モードやIG電
源モードの負荷に対して、キースイッチ4を介さないで
電源を供給することにより、キースイッチ4に流れる電
流値を低減するために設けられており、また、同じくメ
カニカルリレー82 は、負荷92 とスイッチ102
とが離れているときに、電線の引き回し距離を短縮し
て配線の簡素化を図るために設けられている。
メカニカルリレー81 は、Acc電源モードやIG電
源モードの負荷に対して、キースイッチ4を介さないで
電源を供給することにより、キースイッチ4に流れる電
流値を低減するために設けられており、また、同じくメ
カニカルリレー82 は、負荷92 とスイッチ102
とが離れているときに、電線の引き回し距離を短縮し
て配線の簡素化を図るために設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、自動
車の電装部品点数の増大に伴い、上述したジョイントボ
ックスに収納されるべきブレードヒューズやメカニカル
リレーの数も飛躍的に増大している。特に、これら部品
には、上述したように、ある程度の容量が必要であるか
ら、これらを小型するにも限界がある。このため、従来
のジョイントボックスでは、部品点数の増大による大型
化が避けられず、収納スペースを確保するのが困難にな
るという問題点がある。また、このように部品点数が増
大すると、ジョイントボックスの信頼性が低下すると共
に、コストも増大するという問題点がある。更に、ヒュ
ーズ及びリレー等は熱を多量に発生する部品であるから
、これらが増加すると、ジョイントボックスに対する熱
対策も重要になり、これが設計上の制約になるという問
題点もある。本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、小型化が可能で、信頼性向上及び
コスト低減を図ることができ、熱対策も容易なジョイン
トボックスを提供することを目的とする。
車の電装部品点数の増大に伴い、上述したジョイントボ
ックスに収納されるべきブレードヒューズやメカニカル
リレーの数も飛躍的に増大している。特に、これら部品
には、上述したように、ある程度の容量が必要であるか
ら、これらを小型するにも限界がある。このため、従来
のジョイントボックスでは、部品点数の増大による大型
化が避けられず、収納スペースを確保するのが困難にな
るという問題点がある。また、このように部品点数が増
大すると、ジョイントボックスの信頼性が低下すると共
に、コストも増大するという問題点がある。更に、ヒュ
ーズ及びリレー等は熱を多量に発生する部品であるから
、これらが増加すると、ジョイントボックスに対する熱
対策も重要になり、これが設計上の制約になるという問
題点もある。本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、小型化が可能で、信頼性向上及び
コスト低減を図ることができ、熱対策も容易なジョイン
トボックスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るジョイント
ボックスは、自動車用バッテリから大容量ヒューズを介
して供給される電源を複数の負荷に分配するジョイント
ボックスにおいて、インテリジェントパワースイッチ(
以下、「IPS」と呼ぶ)を備えたものであり、その電
源入力端子には前記大容量ヒューズを介した電源が小容
量ヒューズを介さずに供給され、出力端子は前記複数の
負荷のうちの少なくとも一部の負荷に接続され、制御入
力端子には前記負荷の駆動制御信号が供給されている。
ボックスは、自動車用バッテリから大容量ヒューズを介
して供給される電源を複数の負荷に分配するジョイント
ボックスにおいて、インテリジェントパワースイッチ(
以下、「IPS」と呼ぶ)を備えたものであり、その電
源入力端子には前記大容量ヒューズを介した電源が小容
量ヒューズを介さずに供給され、出力端子は前記複数の
負荷のうちの少なくとも一部の負荷に接続され、制御入
力端子には前記負荷の駆動制御信号が供給されている。
【0008】
【作用】IPSは、負荷の駆動指令信号に基づいて負荷
を直接駆動する駆動デバイスであると共に、過電流、過
電圧及び過温度上昇等を検出して保護動作を行う保護機
能を有する1チップデバイスである。このIPSは、従
来、車載用多重伝送システム等において、各ユニットの
出力部に設けられ、マイクロコンピュータ等によって制
御されるデバイスとして使用されている。本発明によれ
ば、このIPSをジョイントボックスに配置するように
したので、従来必要とした小容量ヒューズとメカニカル
リレーとからなる直列回路部分を、IPSのみによって
置き換えることが可能になり、ジョイントボックスを大
幅に小型化することが可能になる。また、本発明によれ
ば、IPSそれ自信がメカニカルな部分を持たないうえ
、部品点数も低減することができるので、ジョイントボ
ックスの信頼性を大幅に向上させることができると共に
、コスト低減を図ることができる。更に、ヒューズ及び
メカニカルリレー等の熱の発生する部品をIPSに置き
換えることにより、発生熱量も抑制することができるの
で、熱対策も容易になる。
を直接駆動する駆動デバイスであると共に、過電流、過
電圧及び過温度上昇等を検出して保護動作を行う保護機
能を有する1チップデバイスである。このIPSは、従
来、車載用多重伝送システム等において、各ユニットの
出力部に設けられ、マイクロコンピュータ等によって制
御されるデバイスとして使用されている。本発明によれ
ば、このIPSをジョイントボックスに配置するように
したので、従来必要とした小容量ヒューズとメカニカル
リレーとからなる直列回路部分を、IPSのみによって
置き換えることが可能になり、ジョイントボックスを大
幅に小型化することが可能になる。また、本発明によれ
ば、IPSそれ自信がメカニカルな部分を持たないうえ
、部品点数も低減することができるので、ジョイントボ
ックスの信頼性を大幅に向上させることができると共に
、コスト低減を図ることができる。更に、ヒューズ及び
メカニカルリレー等の熱の発生する部品をIPSに置き
換えることにより、発生熱量も抑制することができるの
で、熱対策も容易になる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明の一実施例に係るジョ
イントボックスとその周辺回路を示す回路図である。な
お、図1において図4と同一部分には同一符号を付し、
重複する部分の説明は省略する。本実施例におけるジョ
イントボックス20が従来のジョイントボックス5と異
なる点は、ヒュージブルリンク31 と負荷91 との
間、及びキースイッチ4と負荷92 との間に、ブレー
ド型ヒューズ71 ,76 及びメカニカルリレー81
,82 の直列回路に代えて、IPS211 ,21
2 を接続した点である。即ち、IPS211 の電源
入力端子Vbbはヒュージブルリンク31 に接続され
、IPS212 の出力端子OUTは負荷91 に接続
され、IPS211 の制御信号入力端子INは、スイ
ッチ101 、抵抗221 及びブレード型ヒューズ7
4 を介してキースイッチ4のAcc端子に接続されて
いる。また、IPS211 の制御信号入力端子INと
接地端子GNDとの間には、抵抗222 が接続されて
いる。一方、IPS212 の電源入力端子Vbbはキ
ースイッチ4のIG端子に接続され、IPS212 の
出力端子OUTは負荷92 に接続され、IPS212
の制御信号入力端子INは、スイッチ102 及び抵
抗223 を介してキースイッチ4のIG端子に接続さ
れている。また、IPS212 の制御信号入力端子I
Nと接地端子GNDとの間には、抵抗224 が接続さ
れている。
について説明する。図1は本発明の一実施例に係るジョ
イントボックスとその周辺回路を示す回路図である。な
お、図1において図4と同一部分には同一符号を付し、
重複する部分の説明は省略する。本実施例におけるジョ
イントボックス20が従来のジョイントボックス5と異
なる点は、ヒュージブルリンク31 と負荷91 との
間、及びキースイッチ4と負荷92 との間に、ブレー
ド型ヒューズ71 ,76 及びメカニカルリレー81
,82 の直列回路に代えて、IPS211 ,21
2 を接続した点である。即ち、IPS211 の電源
入力端子Vbbはヒュージブルリンク31 に接続され
、IPS212 の出力端子OUTは負荷91 に接続
され、IPS211 の制御信号入力端子INは、スイ
ッチ101 、抵抗221 及びブレード型ヒューズ7
4 を介してキースイッチ4のAcc端子に接続されて
いる。また、IPS211 の制御信号入力端子INと
接地端子GNDとの間には、抵抗222 が接続されて
いる。一方、IPS212 の電源入力端子Vbbはキ
ースイッチ4のIG端子に接続され、IPS212 の
出力端子OUTは負荷92 に接続され、IPS212
の制御信号入力端子INは、スイッチ102 及び抵
抗223 を介してキースイッチ4のIG端子に接続さ
れている。また、IPS212 の制御信号入力端子I
Nと接地端子GNDとの間には、抵抗224 が接続さ
れている。
【0010】IPS211 ,212 は、制御信号入
力端子INに入力される制御信号に基づいて負荷91
,92 を直接駆動する駆動デバイスであると共に、過
電流、過電圧及び過温度上昇等を検出して保護動作を行
う保護機能を有する1チップデバイスである。IPSに
は、ハイサイドスイッチタイプとローサイドスイッチタ
イプの2種類が存在するが、この実施例では、前者のタ
イプを使用する。IPS211 (212)は、例えば
図2に示すように構成されている。即ち、IPS211
(212 )は、制御入力端子INから入力される負
荷の駆動指令信号がハイレベルになったときに、スイッ
チ回路31がオン状態となり、FETからなる出力トラ
ンジスタ32がアクティブになって負荷を駆動するよう
になっている。 IPS211 ,212 には、負荷動作モニタ回路3
3と保護回路34とからなる故障診断回路35が設けら
れている。負荷動作モニタ回路33は、出力トランジス
タ32の過電流、過電圧及び過熱を検出することによっ
て負荷の駆動に際しての異常を検出し、故障診断信号(
status信号)を図示しないST端子から出力する
。保護回路34は、負荷動作モニタ回路33が異常を検
出したときに、スイッチ回路31を制御して出力トラン
ジスタ32を保護する。
力端子INに入力される制御信号に基づいて負荷91
,92 を直接駆動する駆動デバイスであると共に、過
電流、過電圧及び過温度上昇等を検出して保護動作を行
う保護機能を有する1チップデバイスである。IPSに
は、ハイサイドスイッチタイプとローサイドスイッチタ
イプの2種類が存在するが、この実施例では、前者のタ
イプを使用する。IPS211 (212)は、例えば
図2に示すように構成されている。即ち、IPS211
(212 )は、制御入力端子INから入力される負
荷の駆動指令信号がハイレベルになったときに、スイッ
チ回路31がオン状態となり、FETからなる出力トラ
ンジスタ32がアクティブになって負荷を駆動するよう
になっている。 IPS211 ,212 には、負荷動作モニタ回路3
3と保護回路34とからなる故障診断回路35が設けら
れている。負荷動作モニタ回路33は、出力トランジス
タ32の過電流、過電圧及び過熱を検出することによっ
て負荷の駆動に際しての異常を検出し、故障診断信号(
status信号)を図示しないST端子から出力する
。保護回路34は、負荷動作モニタ回路33が異常を検
出したときに、スイッチ回路31を制御して出力トラン
ジスタ32を保護する。
【0011】次に、このように構成されたジョイントボ
ックス20の動作を説明する。スイッチ101 がオフ
のときには、制御入力端子INは、抵抗222 によっ
て接地電位にプルダウンされているので、スイッチ回路
31はオフ状態であり、出力トランジスタ32はインア
クティブとなる。このため、負荷91 には電源(+1
2V)は供給されない。スイッチ101 がオンになる
と、制御入力端子INには、電源電圧を抵抗221 ,
222 で分圧した電圧が印加される。ここで、抵抗2
21 ,222 の抵抗値をIPS211 の入力条件
を満たすように決定しておくと、スイッチ回路31がオ
ン状態になって出力トランジスタ32がアクティブにな
る。これにより、負荷91 に電源が印加され、負荷9
1 が作動状態となる。 ここで、負荷91 がショートしたり、IPS211
と負荷91 との間の電線が地絡したりすると、ヒュー
ジブルリンク31 〜IPS211 〜負荷91 〜接
地の間に、シャットダウン(Shut doun )電
流を超える過電流が流れようとする。このような過電流
が流れると、IPS211 の負荷動作モニタ回路33
がこれを検出し、保護回路34を介してスイッチ回路3
1をオフ状態に制御する。 このため、出力トランジスタ32がオフ状態となり、過
電流が遮断されることになる。また、このとき、トラブ
ルが抵抗性地絡等で過電流がシャットダウン電流を超え
ない場合でも、出力トランジスタ32の温度上昇を負荷
動作モニタ回路33が検出するので、やはり保護機能が
働き、スイッチ回路31はオフ状態となる。一方、IP
S212 においても、同様の保護動作がなされること
になる。
ックス20の動作を説明する。スイッチ101 がオフ
のときには、制御入力端子INは、抵抗222 によっ
て接地電位にプルダウンされているので、スイッチ回路
31はオフ状態であり、出力トランジスタ32はインア
クティブとなる。このため、負荷91 には電源(+1
2V)は供給されない。スイッチ101 がオンになる
と、制御入力端子INには、電源電圧を抵抗221 ,
222 で分圧した電圧が印加される。ここで、抵抗2
21 ,222 の抵抗値をIPS211 の入力条件
を満たすように決定しておくと、スイッチ回路31がオ
ン状態になって出力トランジスタ32がアクティブにな
る。これにより、負荷91 に電源が印加され、負荷9
1 が作動状態となる。 ここで、負荷91 がショートしたり、IPS211
と負荷91 との間の電線が地絡したりすると、ヒュー
ジブルリンク31 〜IPS211 〜負荷91 〜接
地の間に、シャットダウン(Shut doun )電
流を超える過電流が流れようとする。このような過電流
が流れると、IPS211 の負荷動作モニタ回路33
がこれを検出し、保護回路34を介してスイッチ回路3
1をオフ状態に制御する。 このため、出力トランジスタ32がオフ状態となり、過
電流が遮断されることになる。また、このとき、トラブ
ルが抵抗性地絡等で過電流がシャットダウン電流を超え
ない場合でも、出力トランジスタ32の温度上昇を負荷
動作モニタ回路33が検出するので、やはり保護機能が
働き、スイッチ回路31はオフ状態となる。一方、IP
S212 においても、同様の保護動作がなされること
になる。
【0012】このように、本実施例のジョイントボック
ス20によれば、従来、必要であったブレード型ヒュー
ズ71 ,76 とメカニカルリレー81 ,82 と
の直列回路を、IPS211 ,212 に置き換える
ようにしたので、部品点数及び部品占有面積を大幅に削
減することができ、ジョイントボックスの小型化を図る
ことができる。また、大容量ヒューズとしては、上述し
たヒュージブルリンクの他、スローブローヒューズやM
AXIヒューズ等を使用してもよい。
ス20によれば、従来、必要であったブレード型ヒュー
ズ71 ,76 とメカニカルリレー81 ,82 と
の直列回路を、IPS211 ,212 に置き換える
ようにしたので、部品点数及び部品占有面積を大幅に削
減することができ、ジョイントボックスの小型化を図る
ことができる。また、大容量ヒューズとしては、上述し
たヒュージブルリンクの他、スローブローヒューズやM
AXIヒューズ等を使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
容量ヒューズとメカニカルリレーとの直列回路部分に代
えてIPSをジョイントボックスに配置するようにした
ので、ジョイントボックスを大幅に小型化することが可
能になる。また、本発明によれば、メカニカルな部分を
持たないIPSを使用し、しかも部品点数も低減するこ
とができるので、ジョイントボックスの信頼性を大幅に
向上させることができると共にコスト低減を図ることが
できる。また、ヒューズ及びメカニカルリレー等の熱の
発生する部品をIPSに置き換えることにより、熱対策
が容易になり、設計が簡単になる等の効果を奏する。
容量ヒューズとメカニカルリレーとの直列回路部分に代
えてIPSをジョイントボックスに配置するようにした
ので、ジョイントボックスを大幅に小型化することが可
能になる。また、本発明によれば、メカニカルな部分を
持たないIPSを使用し、しかも部品点数も低減するこ
とができるので、ジョイントボックスの信頼性を大幅に
向上させることができると共にコスト低減を図ることが
できる。また、ヒューズ及びメカニカルリレー等の熱の
発生する部品をIPSに置き換えることにより、熱対策
が容易になり、設計が簡単になる等の効果を奏する。
【図1】 本発明の一実施例に係るジョイントボック
スとその周辺回路を示す回路図である。
スとその周辺回路を示す回路図である。
【図2】 同ジョイントボックスにおけるIPSの概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の他の実施例に係るジョイントボッ
クスにおけるIPSの周辺を示す回路図である。
クスにおけるIPSの周辺を示す回路図である。
【図4】 従来のジョイントボックスとその周辺回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
1…バッテリ、31 ,32 …ヒュージブルリン
ク、4…キースイッチ、5,20…ジョイントボックス
、71 〜79 …ブレード型ヒューズ、81 ,82
…メカニカルリレー、91 ,92 …負荷、11…
ヒュージブルリンクボックス、12…ブスバー、211
,212 ,41…インテリジェントパワースイッチ
(IPS)。
ク、4…キースイッチ、5,20…ジョイントボックス
、71 〜79 …ブレード型ヒューズ、81 ,82
…メカニカルリレー、91 ,92 …負荷、11…
ヒュージブルリンクボックス、12…ブスバー、211
,212 ,41…インテリジェントパワースイッチ
(IPS)。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用バッテリから大容量ヒューズ
を介して供給される電源を複数の負荷に分配するジョイ
ントボックスにおいて、電源入力端子に前記大容量ヒュ
ーズを介した電源が小容量ヒューズを介さずに供給され
、出力端子が前記複数の負荷のうちの少なくとも一部の
負荷に接続され、制御入力端子に前記負荷の駆動制御信
号が供給されたインテリジェントパワースイッチを備え
たことを特徴とするジョイントボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13576091A JPH04334640A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | ジョイントボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13576091A JPH04334640A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | ジョイントボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334640A true JPH04334640A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15159225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13576091A Pending JPH04334640A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | ジョイントボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04334640A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008002704T5 (de) | 2007-10-09 | 2010-08-19 | Autonetworks Technologies, Ltd., Yokkaichi-shi | Schaltungsschutzvorrichtung und Gehäuse für elektrischen Anschluss |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP13576091A patent/JPH04334640A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008002704T5 (de) | 2007-10-09 | 2010-08-19 | Autonetworks Technologies, Ltd., Yokkaichi-shi | Schaltungsschutzvorrichtung und Gehäuse für elektrischen Anschluss |
US8305724B2 (en) | 2007-10-09 | 2012-11-06 | Autonetworks Technologies, Ltd | Circuit protector and electric connection box |
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