JP2017114373A - ジャンクションボックス - Google Patents

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充晃 森本
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Abstract

【課題】小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができるジャンクションボックスを提供する。【解決手段】直流電源3と、負荷5との間に配置されるジャンクションボックス1であって、直流電源3の正極側と負極側とのそれぞれに配置された機械式リレーと、直流電源3の正極側に配置された機械式リレー12_1及び直流電源3の負極側に配置された機械式リレー12_2のうち、少なくとも一方と直列に接続された半導体リレー11と、機械式リレー及び半導体リレー11のそれぞれの駆動を制御する制御部15とを備え、制御部15は、異常状態となった場合、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレーをオフ状態に制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、ジャンクションボックスに関する。
電気自動車又はハイブリッド車等のように高電圧電源を持つ車両には機械式リレーを使用した高電圧のジャンクションボックスが搭載される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、高電圧電源を供給する経路上には高電圧用のヒューズが設けられる。高電圧システムは、正常時には機械式リレーのオン状態及びオフ状態の何れかへの切替動作は、高電圧の経路に電流がほとんど流れない状況で行われる。よって、高電圧の接続及び遮断の動作が機械式リレーにより確実に行うことができる。
また、機械式リレーではなく、半導体リレーを使用する構成も提案されている(例えば、特許文献2参照)。半導体リレーは、接点を有さない構成であるため、電流異常時のような通電中の電流遮断であっても、アークの発生がない。よって、半導体リレーを用いれば、アークによる故障を回避することができる。
特開2009−189221号公報 特開2014−121199号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、事故又はシステム異常時に電源遮断を行う場合、高電圧通電中の遮断動作となる。よって、機械式リレーの接点にアークが発生する。よって、機械式リレーの接点に発生したアークの影響により、接点溶着等の機械式リレーの接点故障を引き起こす恐れがある。したがって、機械式リレーの接点故障を防ぐため、機械式リレーの接点耐量を大きくする必要がある。その結果、機械式リレーの大型化が避けられない。
一方、特許文献2に記載の技術は、接点を有さない構成であるため、機械式リレーのように接点故障を引き起こす恐れがない。よって、機械式リレーのように接点耐量を大きくするための回路部品の大型化を図る必要がない。
しかし、半導体リレーは、機械式リレーのように高電圧と負荷とを物理的に遮断することができる回路構成ではない。よって、事故等により遮断した場合、漏電等の恐れがある。つまり、特許文献2に記載の技術は、漏れ電流を防ぐことができないため、安全性を向上させることができない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができるジャンクションボックスを提供することである。
本発明に係るジャンクションボックスは、直流電源と、負荷との間に配置されるジャンクションボックスであって、前記直流電源の正極側と負極側とのそれぞれに配置された機械式リレーと、前記直流電源の正極側に配置された機械式リレー及び前記直流電源の負極側に配置された機械式リレーのうち、少なくとも一方と直列に接続された半導体リレーと、前記機械式リレー及び前記半導体リレーのそれぞれの駆動を制御する制御部とを備え、前記制御部は、異常状態となった場合、前記半導体リレーをオフ状態にしてから前記機械式リレーをオフ状態に制御することを特徴とする。
本発明に係るジャンクションボックスによれば、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができる。
また、本発明に係るジャンクションボックスにおいて、前記制御部は、前記異常状態として、前記半導体リレーに流れる電流が定常電流よりも大きい場合、前記半導体リレーに流れる電流を過電流制限値に制限することが好ましい。
このジャンクションボックスによれば、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
また、本発明に係るジャンクションボックスにおいて、前記制御部は、前記過電流制限値に制限している際、予め設定された継続時間を経過した場合、又は前記半導体リレーの両端電圧が予め設定された短絡判定閾値を超えた場合、前記半導体リレーをオフ状態にしてから前記機械式リレーをオフ状態に制御することが好ましい。
このジャンクションボックスによれば、機械式リレーの接点耐量を小さくすることができる。
また、本発明に係るジャンクションボックスにおいて、前記制御部は、前記直流電源の電力を前記負荷に供給させる場合、前記機械式リレーをオン状態にしてから前記半導体リレーをオン状態に制御することが好ましい。
このジャンクションボックスによれば、プリチャージ動作に必要なプリチャージリレー及びプリチャージ抵抗を削減でき、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
本発明によれば、半導体リレーと機械式リレーとが直列に接続され、異常状態となった場合、半導体リレーをオフ状態にしてから機械式リレーをオフ状態に制御することにより、半導体リレーが過電流を制限することができ、機械式リレーが高電圧回路から物理的に遮断できるため、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができるジャンクションボックスを提供することができる。
実施形態1に係るジャンクションボックス1の構成例を示す図である。 実施形態1に係る制御部15の通常時の制御例を説明するタイミングチャートである。 実施形態1に係るプリチャージ電流制限設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。 実施形態1に係る制御部15の通常時の制御例のうち、プリチャージ動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、過電流が発生した場合に過電流制限値設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、過電流が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、短絡が発生した場合に過電流制限値設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、短絡が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、システム異常又は衝突が発生した場合にシステム異常信号又は衝突信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。 実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、システム異常又は衝突が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態1に係る制御部15の動作例を説明するフローチャートである。 実施形態2に係るジャンクションボックス1の構成例を示す図である。 完全な絶縁が必要ない場合に部品点数を削減させた構成の一例を示す図である。 完全な絶縁が必要ない場合に部品点数を削減させた構成の別の一例を示す図である。
図1は、実施形態1に係るジャンクションボックス1の構成例を示す図である。図1に示すように、ジャンクションボックス1は、直流電源3と、負荷5との間に配置されるものである。
直流電源3は、高電圧の電源であり、例えば、複数のセルが接続された組電池からなり、車両に搭載される。なお、直流電源3は、一次電池又は二次電池のような安定した直流電圧を供給するものであればよい。また、負荷5は、例えば、コンデンサからなる。
ジャンクションボックス1は、直流電源3と、負荷5との間を接続する正極側経路7及び負極側経路9を備える。ジャンクションボックス1は、半導体リレー11、機械式リレー12_1、機械式リレー12_2、及び制御部15を備える。ジャンクションボックス1は、電流検出部13及び電圧検出部14を備える。
機械式リレー12_1は、直流電源3の正極側に配置され、正極側経路7に設けられるものであり、正極側経路7の接続状態を制御する。機械式リレー12_2は、直流電源3の負極側に配置され、負極側経路9に設けられるものであり、負極側経路9の接続状態を制御する。
なお、機械式リレー12_1及び機械式リレー12_2の何れかを特定しない場合、機械式リレー12と称する。
半導体リレー11は、直流電源3の正極側に配置された機械式リレー12_1及び直流電源3の負極側に配置された機械式リレー12_2のうち、少なくとも一方と直列に接続されたものである。図1の一例においては、半導体リレー11は、機械式リレー12_1と直列に接続され、正極側経路7に設けられ、正極側経路7の接続状態を制御可能に構成されている。
電流検出部13は、正極側経路7、すなわち、高電圧経路上の電流を検出し、検出結果を制御部15に供給する。これにより、半導体リレー11に流れる電流が検出される。電圧検出部14は、半導体リレー11の両端電圧を検出し、検出結果を制御部15に供給する。これにより、半導体リレー11がMOSFETからなる場合、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが検出される。
制御部15は、ジャンクションボックス1を制御するものであり、例えば、マイコンを主体に構成されるものである。具体的には、制御部15は、機械式リレー12及び半導体リレー11のそれぞれの駆動を制御する。より具体的には、制御部15は、電流検出部13又は電圧検出部14に基づいて、半導体リレー11及び機械式リレー12を制御することにより、直流電源3から負荷5に供給される電力の供給経路である正極側経路7及び負極側経路9の接続と遮断とを制御する。
図2は、実施形態1に係る制御部15の通常時の制御例を説明するタイミングチャートである。図2に示すように、直流電源3、すなわち、高電圧電源から負荷5に電力を供給する場合、第1に、正極側の機械式リレー12_1をオン状態に制御する。第2に、負極側の機械式リレー12_2をオン状態に制御する。第3に、半導体リレー11をオン状態に制御する。一方、高電圧電源から負荷5への電力の供給を遮断する場合、第1に、半導体リレー11をオフ状態に制御する。第2に、負極側の機械式リレー12_2をオフ状態に制御する。第3に、正極側の機械式リレー12_1をオフ状態に制御する。
具体的には、ジャンクションボックス1を含む高電圧システムがオン時、すなわち、高電圧システムにオン信号が入力された場合、機械式リレー12_1及び機械式リレー12_2がオン状態に制御された後、半導体リレー11がオン状態に制御される。図2においては、機械式リレー12_1がオン状態に制御された後、機械式リレー12_2がオン状態に制御されているが、順番は逆であってもよい。
半導体リレー11がオン状態に制御された後、一定期間において、負荷5側のコンデンサに充電するプリチャージ動作が行われる。プリチャージ動作が終了した場合、通常の動作が開始される。
一方、高電圧システムがオフ時、すなわち、高電圧システムにオフ信号が入力された場合、通常、高電圧電流は流れない状態に移行する。高電圧電流が流れなくなった後、制御部15は、半導体リレー11をオフ状態に制御する。制御部15は、半導体リレー11をオフ状態に制御してから機械式リレー12_2をオフ状態に制御し、機械式リレー12_1をオフ状態に制御する。なお、図2に示すように、半導体リレー11をオフ状態に制御してから機械式リレー12_1をオフ状態に制御し、機械式リレー12_2をオフ状態に制御してもよい。
このように動作させることにより、機械式リレー12の接点にアークが発生するのを防ぐことができる。よって、機械式リレー12の接点信頼性は向上する。また、電源遮断中、半導体リレー11はオフ状態であっても漏れ電流が存在するが、機械式リレー12が負荷5側と、直流電源3、すなわち、高電圧電池とを分離するため、漏れ電流を防止できる。
つまり、機械式リレー12のオン状態又はオフ状態にするタイミングでは高電圧電流が流れている状態が無い。仮に、高電圧電流が流れていたとしても、機械式リレー12がオン状態又はオフ状態となる時点では、半導体リレー11により電流が遮断される。これにより、機械式リレー12の接点が高電圧電流に起因して損傷する事態を防ぐことができる。
図3は、実施形態1に係るプリチャージ電流制限設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。図4は、実施形態1に係る制御部15の通常時の制御例のうち、プリチャージ動作を説明するタイミングチャートである。図4は、図3に示すプリチャージ電流制限設定信号が制御部15に入力され、電源供給を開始してからの電流の推移の一例を示すものである。
図4に示すように、半導体リレー11がオン状態になるとき、半導体リレー11の電流制限機能により、半導体リレー11に流れる電流は、ある一定の時間にわたり、一定の電流に制限される。このような制御を行うことにより、電源供給開始時に負荷5側のコンデンサに流れる突入電流を防ぐことができ、プリチャージ機能が実現される。これにより、従来のように、プリチャージリレー及びプリチャージ抵抗が必要でなくなるため、回路全体の小型化及び軽量化を図ることができる。
具体的には、プリチャージ動作は、半導体リレー11がオン状態に移行した直後、負荷5側のコンデンサに流入する突入電流を防止するために行われるものである。プリチャージ動作時、電流検出部13で検出される電流は、予め設定されたプリチャージ電流になるように、半導体リレー11のゲート電圧VGSを、制御部15により調整し、半導体リレー11が電流制限動作をする。
負荷5側のコンデンサに電荷がチャージされ、コンデンサに流入する電流が電流制限値より下がると、半導体リレー11のゲート電圧VGSが完全オン状態に移行する。プリチャージ動作終了後、すなわち、半導体リレー11がオン状態になってから一定時間が経過し、そのときの電流値がプリチャージ完了判定電流値以下のとき、高電圧システムは通常動作に移行する。通常動作に移行した場合、プリチャージ電流制限設定は解除される。
よって、通常動作時にプリチャージ電流設定値以上の電流が流れても、電流が制限されることはない。なお、プリチャージ電流の設定値と、プリチャージ時間とは使用する車両によって異なる場合があるため、これらの設定値は適宜変更可能である。
図5は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、過電流が発生した場合に過電流制限値設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。図6は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、過電流が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。
図6は、負荷5に高電圧を供給しているときに異常状態となった場合の電流の推移を示す。図6に示すように、定常電流よりも大きな電流が流れると、過電流状態となり、一定の電流値で制限される。過電流状態が一定時間継続した場合、すなわち、過電流制限値に制限している際、予め設定された継続時間を経過した場合、ジャンクションボックス1を含む高電圧システムの異常と判定し、半導体リレー11をオフ状態に制御して高電圧システムを保護する。
このような動作をすることにより、ヒューズを削減することができるため、回路全体の小型化及び軽量化を図ることができる。
具体的には、高電圧システムの動作中に定格上限以上の電流、すなわち、過電流が発生した場合、機械式リレー12の接点の保護、高電圧システムの保護、及び半導体リレー11の保護を目的として、予め設定された過電流制限値で過電流を制限する。
このとき、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSの監視を行う。過電流制限値と、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSとの関係が、図6の第1の過電流のように半導体リレー11の安全動作領域を超えない範囲では、電流制限動作を継続し、過電流状態が解除されれば、通常動作に復帰させる。
一方、図6の第2の過電流のように、過電流状態が一定時間継続した場合、半導体リレー11を保護するために、半導体リレー11をオフ状態に制御し、その後、機械式リレー12をオフ状態に制御し、高電圧システムを直流電源3から遮断する。
図7は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、短絡が発生した場合に過電流制限値設定信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。図8は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、短絡が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。
図8に示すように、過電流状態が一定時間経過しなくても過電流状態時に半導体リレー11の両端電圧がある閾値を超えた場合、すなわち、過電流制限値に制限している際、半導体リレー11の両端電圧が予め設定された短絡判定閾値を超えた場合、ジャンクションボックス1を含む高電圧システムの短絡と判定し、半導体リレー11をオフ状態に制御して高電圧システムを保護する。
具体的には、高電圧システムの動作中に短絡が発生した場合、短絡電流は半導体リレー11の過電流制限機能により過電流制限値に保持される。このような電流制限中、半導体リレー11のゲート電圧VGSを調整することにより、半導体リレー11の内部抵抗を可変抵抗のように利用する。よって、短絡が低抵抗になるにつれ、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSは上昇する。
そこで、過電流制限が動作している最中に、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが一定値を超えた場合、短絡が発生したと判定し、半導体リレー11を遮断する。半導体リレー11の遮断後、機械式リレー12をオフ状態に制御し、高電圧システムを停止する。
このように、通常、高電圧での短絡は電源電圧が高いため、短絡電流が大電流になる。従来の高電圧ヒューズと機械式リレー12とによる短絡対応では、ヒューズが溶断するまでの間、大電流に機械式リレー12の接点が耐えられるような構成がされている。よって、回路全体でのサイズが大きくなると共に、コストがかかっていた。しかし、本実施形態のように、半導体リレー11で電流を制限すれば、直流電源3から高電圧システムを遮断するための機械式リレー12は、短絡電流を考慮する必要がない。したがって、機械式リレー12は定格電流を流すことができるものが選定されればよい。
図9は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、システム異常又は衝突が発生した場合にシステム異常信号又は衝突信号が制御部15に入力される構成の一例を示す図である。図10は、実施形態1に係る制御部15の異常時の制御例のうち、システム異常又は衝突が発生した場合の動作を説明するタイミングチャートである。
図10は、図9に示すように、外部システムからシステム異常信号又は衝突信号が供給されたことにより、電源遮断が行われるときの回路部品の挙動を示す。図10に示すように、半導体リレー11がオフ状態に制御した後、機械式リレー12をオフ状態に制御することにより、直流電源3の電源遮断を行う。このように、機械式リレー12のオフ状態にすることにより、直流電源3との確実な絶縁を実現することができる。
具体的には、車両にシステム異常又は事故等による衝突が発生し、その信号を受け取ると、高電圧システムを停止するため、最初に半導体リレー11をオフ状態に制御する。その後、機械式リレー12をオフ状態に制御する。
このように遮断することにより、高電圧電流が通電中の遮断であっても、半導体リレー11で電流を遮断するため、アーク無しに遮断が可能となる。また、半導体リレー11をオフ状態に制御した後、機械式リレー12もオフ状態に制御するため、直流電源3、すなわち、高電圧電池と、負荷5とが完全に切り離される。これにより、漏電が発生しなくなるため、事故後の処理等も安全に行うことができる。
図11は、実施形態1に係る制御部15の動作例を説明するフローチャートである。
(ステップS11)
制御部15は、高電圧システムにオン信号が入力されたか否かを判定する。高電圧システムにオン信号が入力された場合、ステップS12に移行する。一方、高電圧システムにオン信号が入力されない場合、ステップS11に戻る。
(ステップS12)
制御部15は、機械式リレー12をオン状態に制御し、ステップS13に移行する。
(ステップS13)
制御部15は、半導体リレー11をオン状態に制御し、ステップS14に移行する。
(ステップS14)
制御部15は、高電圧システムにオフ信号が入力されたか否かを判定する。高電圧システムにオフ信号が入力された場合、ステップS21に移行する。一方、高電圧システムにオフ信号が入力されない場合、ステップS15に移行する。
(ステップS15)
電流検出部13は、半導体リレー11に流れる電流を検出し、検出結果を制御部15に供給し、ステップS16に移行する。
(ステップS16)
制御部15は、半導体リレー11に流れる電流が定常状態よりも大きいか否かを判定する。半導体リレー11に流れる電流が定常状態よりも大きい場合、ステップS17に移行する。一方、半導体リレー11に流れる電流が定常状態以下の場合、ステップS14に戻る。
(ステップS17)
制御部15は、半導体リレー11に流れる電流を過電流制限値に制限し、ステップS18に移行する。
(ステップS18)
制御部15は、予め設定された継続時間が経過したか否かを判定する。予め設定された継続時間が経過した場合、ステップS19に移行する。一方、予め設定された継続時間が経過しない場合、ステップS19に移行する。
(ステップS19)
電圧検出部14は、半導体リレー11の両端電圧、すなわち、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSを検出し、検出結果を制御部15に供給し、ステップS20に移行する。
(ステップS20)
制御部15は、半導体リレー11の両端電圧、すなわち、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが予め設定された閾値、すなわち、短絡判定閾値を超えたか否かを判定する。半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが予め設定された短絡判定閾値を超えた場合、ステップS21に移行する。一方、半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが予め設定された短絡判定閾値を超えない場合、ステップS18に戻る。
(ステップS21)
制御部15は、半導体リレー11をオフ状態に制御し、ステップS22に移行する。
(ステップS22)
制御部15は、機械式リレー12をオフ状態に制御し、処理を終了する。
以上のことから、実施形態1に係るジャンクションボックス1は、直流電源3の正極側と、直流電源3の負極側との両方に機械式リレー12が配置され、直流電源3の正極側及び直流電源3の負極側の少なくとも一方に半導体リレー11が配置されている。
よって、直流電源3の正極側にも直流電源3の負極側にも機械式リレー12が配置されているため、直流電源3から負荷5への電力の供給が遮断時には、直流電源3と、負荷5とが物理的に切り離される。よって、機械式リレー12により、半導体リレー11の漏れ電流を防ぐことができる。これにより、ジャンクションボックス1の安全性を向上させることができる。
さらに、高電圧システムがオン時には、機械式リレー12をオン状態にしてから半導体リレー11をオン状態に制御し、高電圧システムがオフ時には、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12をオフ状態に制御する。よって、アークが発生しない半導体リレー11を利用して電源供給及び電源遮断の何れかを実施するため、機械式リレー12の接点を保護することができる。つまり、半導体リレー11と、機械式リレー12とを連携させるため、機械式リレー12を小型化することができる。
また、半導体リレー11の電流制限機能を用いることにより、プリチャージリレー及びプリチャージ抵抗の機能を半導体リレー11に置換できるため、さらなる回路部品の小型化及び軽量化を実現することができる。
また、半導体リレー11の電流制限機能を用いることにより、短絡時であっても、ジャンクションボックス1内部の回路網に大電流が流れないため、機械式リレー12の接点耐量を大きくする必要がない。これにより、機械式リレー12を小型化することができる。
また、半導体リレー11の内部抵抗を利用することにより、過電流時の電流制限及び短絡保護を実現することができるため、ヒューズを削減することができ、さらなる回路部品の小型化及び軽量化を実現することができる。
衝突時等の異常時であっても、半導体リレー11をオフ状態に制御した後、機械式リレー12をオフ状態に制御する。よって、機械式リレー12により、直流電源3と、負荷5とを物理的に遮断することができるため、直流電源3を含む高電圧回路からの遮断が可能となる。これにより、ジャンクションボックス1の安全性を向上させることができる。
また、遮断機能を持つデバイス、すなわち、半導体リレー11及び機械式リレー12が直列に配置されているため、半導体リレー11及び機械式リレー12の何れか一方がオン故障したとしても、電源供給と、電源遮断とを実現できるため、冗長回路を実現することができ、さらなる安全性を実現することができる。
換言すれば、ジャンクションボックス1は、半導体リレー11と機械式リレー12とが直列に接続され、異常状態となった場合、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12をオフ状態に制御することにより、半導体リレー11が過電流を制限することができ、機械式リレー12が高電圧回路から物理的に遮断できるため、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができる。
また、半導体リレー11に流れる電流が定常電流よりも大きい場合には、半導体リレー11に流れる電流を過電流制限値に制限するため、ヒューズを削減することができ、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
また、過電流制限時に制限している際、継続時間を経過した場合、又は半導体リレー11のドレイン−ソース間電圧VDSが短絡判定閾値を超えた場合、の何れかであっても、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12をオフ状態に制御するため、機械式リレー12に大電流が流れることがない。これにより、機械式リレー12の接点耐量を小さくすることができる。
また、直流電源3の電力を負荷5に供給させる場合、機械式リレー12をオン状態にしてから半導体リレー11をオン状態に制御するため、半導体リレー11による電流制限機能を利用したプリチャージ動作を行うことができる。これにより、プリチャージ動作に必要なプリチャージリレー及びプリチャージ抵抗を削減でき、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
実施形態2.
実施形態1に係るジャンクションボックス1と、実施形態2に係るジャンクションボックス1とは、機械式リレー12の配置構成と、半導体リレー11及び機械式リレー12の連携動作において同様の機能及び構成を有するので、その説明については省略する。実施形態2に係るジャンクションボックス1は、半導体リレー11の配置構成において実施形態1に係るジャンクションボックス1と相違する。そこで、半導体リレー11の配置構成について具体的に説明する。
図12は、実施形態2に係るジャンクションボックス1の構成例を示す図である。図12に示すように、半導体リレー11は、直流電源3の負極側に配置された機械式リレー12_2に直列に接続されている。
これにより、高電圧システムが異常状態となったとしても、半導体リレー11をオフ状態に制御してから機械式リレー12_2をオフ状態に制御することにより、半導体リレー11が過電流を制限することができ、機械式リレー12_2が高電圧回路から物理的に遮断できるため、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができる。
以上のことから、実施形態2に係るジャンクションボックス1は、直流電源3と、負荷5との間に配置されるジャンクションボックス1であって、直流電源3の正極側と負極側とのそれぞれに配置された機械式リレー12と、直流電源3の負極側に配置された機械式リレー12_2と直列に接続された半導体リレー11と、機械式リレー12_2及び半導体リレー11のそれぞれの駆動を制御する制御部15とを備え、制御部15は、異常状態となった場合、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12_2をオフ状態に制御するものである。
したがって、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができる。
以上、本実施形態に係るジャンクションボックス1は、直流電源3と、負荷5との間に配置されるジャンクションボックス1であって、直流電源3の正極側と負極側とのそれぞれに配置された機械式リレー12と、直流電源3の正極側に配置された機械式リレー12_1及び直流電源3の負極側に配置された機械式リレー12_2のうち、少なくとも一方と直列に接続された半導体リレー11と、機械式リレー12及び半導体リレー11のそれぞれの駆動を制御する制御部15とを備え、制御部15は、異常状態となった場合、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12をオフ状態に制御するものである。
このような構成により、ジャンクションボックス1は、小型化及び軽量化を実現しつつ、安全性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るジャンクションボックス1において、制御部15は、異常状態として、半導体リレー11に流れる電流が定常電流よりも大きい場合、半導体リレー11に流れる電流を過電流制限値に制限するものである。
このような構成により、ジャンクションボックス1は、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
また、本実施形態に係るジャンクションボックス1において、制御部15は、過電流制限値に制限している際、予め設定された継続時間を経過した場合、又は半導体リレー11の両端電圧が予め設定された短絡判定閾値を超えた場合、半導体リレー11をオフ状態にしてから機械式リレー12をオフ状態に制御するものである。
このような構成により、ジャンクションボックス1は、機械式リレー12の接点耐量を小さくすることができる。
また、本実施形態に係るジャンクションボックス1において、制御部15は、直流電源3の電力を負荷5に供給させる場合、機械式リレー12をオン状態にしてから半導体リレー11をオン状態に制御するものである。
このような構成により、ジャンクションボックス1は、プリチャージ動作に必要なプリチャージリレー及びプリチャージ抵抗を削減でき、回路全体の小型化及び軽量化を実現することができる。
以上、実施形態1,2に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、実施形態1,2において負荷5がコンデンサからなる一例について説明したが、これに限らず、複数のスイッチング素子を含む回路構成であってもよい。
また、実施形態1,2において、半導体リレー11がMOSFETからなる一例について説明したが、これに限らず、内部抵抗を調整可能な半導体スイッチング素子からなるものであればよい。
また、実施形態1,2において、半導体リレー11と連携動作する回路部品として、機械式リレー12について説明したが、これに限らず、ジャンクションボックス1を、直流電源3から物理的に絶縁できる回路部品であればよい。
また、本実施形態において、完全な絶縁が必要な場合のジャンクションボックス1の構成の一例について説明したが、これに限らず、完全な絶縁が必要ない場合には、ジャンクションボックス1の構成は上記と異なっていてもよい。
例えば、図13は、完全な絶縁が必要ない場合に部品点数を削減させた構成の一例を示す図である。図13に示すように、直流電源3、半導体リレー11、負荷5、機械式リレー12_2、及び直流電源3の順に電流が循環する回路網が構成される。よって、負荷5を介して、半導体リレー11と、機械式リレー12_2とは直列に接続されている。したがって、半導体リレー11及び機械式リレー12_2の何れか一方がオン故障したとしても、他方でオン状態とオフ状態とを制御することができるため、小型化及び軽量化を実現することができる。
また、例えば、図14は、完全な絶縁が必要ない場合に部品点数を削減させた構成の別の一例を示す図である。図14に示すように、直流電源3、半導体リレー11、機械式リレー12_1、負荷5、及び直流電源3の順に電流が循環する回路網が構成される。よって、半導体リレー11と、機械式リレー12_2とは直列に接続されている。したがって、半導体リレー11及び機械式リレー12_2の何れか一方がオン故障したとしても、他方でオン状態とオフ状態とを制御することができるため、小型化及び軽量化を実現することができる。
1 :ジャンクションボックス
3 :直流電源
5 :負荷
7 :正極側経路
9 :負極側経路
11 :半導体リレー
12、12_1、12_2 :機械式リレー
13 :電流検出部
14 :電圧検出部
15 :制御部

Claims (4)

  1. 直流電源と、負荷との間に配置されるジャンクションボックスであって、
    前記直流電源の正極側と負極側とのそれぞれに配置された機械式リレーと、
    前記直流電源の正極側に配置された機械式リレー及び前記直流電源の負極側に配置された機械式リレーのうち、少なくとも一方と直列に接続された半導体リレーと、
    前記機械式リレー及び前記半導体リレーのそれぞれの駆動を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    異常状態となった場合、前記半導体リレーをオフ状態にしてから前記機械式リレーをオフ状態に制御する
    ことを特徴とするジャンクションボックス。
  2. 前記制御部は、
    前記異常状態として、前記半導体リレーに流れる電流が定常電流よりも大きい場合、前記半導体リレーに流れる電流を過電流制限値に制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載のジャンクションボックス。
  3. 前記制御部は、
    前記過電流制限値に制限している際、
    予め設定された継続時間を経過した場合、又は前記半導体リレーの両端電圧が予め設定された短絡判定閾値を超えた場合、前記半導体リレーをオフ状態にしてから前記機械式リレーをオフ状態に制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載のジャンクションボックス。
  4. 前記制御部は、
    前記直流電源の電力を前記負荷に供給させる場合、前記機械式リレーをオン状態にしてから前記半導体リレーをオン状態に制御する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のジャンクションボックス。
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