JP2002249082A - キャブチルトステー装置 - Google Patents

キャブチルトステー装置

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JP2002249082A JP2001103887A JP2001103887A JP2002249082A JP 2002249082 A JP2002249082 A JP 2002249082A JP 2001103887 A JP2001103887 A JP 2001103887A JP 2001103887 A JP2001103887 A JP 2001103887A JP 2002249082 A JP2002249082 A JP 2002249082A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト式キャブを備えた車両のチルトアップ
位置を設定する折畳み式ステー装置において、ステー部
材相互のピン連結部から、車両の走行中に生起する不快
な異音や騒音の発生を防止し、又は少くとも効果的に低
減する。 【解決手段】 一方のステー部材26の端部に、他方の
ステー部材22の端部を十分な遊隙を存して内挿する。
他方のステー部材22に設けたピン孔32′内に、一方
のステー部材26に両端を固定される連結ピン24を挿
通させて両ステー部材22,26を回転自在に連結す
る。同連結ピン24の外径は上記ピン孔32′の内径よ
り十分小さく形成される。ピン孔32′の開口端に他方
のステー部材22に装着されたブッシュ46を設け、同
ブッシュ46の第1リップ48を上記連結ピン24の外
周面に弾性的に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブチルトステ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車台フレームの前端部にヒンジ機構を介
してキャブを枢支したチルト式キャブを備えたトラック
等の車両において、キャブを上記ヒンジ機構の回りにチ
ルトアップしてエンジン等の整備、点検を行なう場合、
キャブを所定のチルトアップ位置に確実に保持して、作
業者の安仝を計る必要がある。従来から、一端をキャブ
に枢着したキャブ側ステー部材と、一端を車台フレーム
に枢着したフレーム側ステー部材とを備え、上記キャブ
側ステー部材の他端と、フレーム側ステー部材の他端と
をピン連結して折畳み自在に構成した種々の折畳み式ス
テー装置が提案されている。
【0003】上記従来の折畳み式ステー装置の一例を、
図5ないし図7について説明する。先ず、図5の斜視図
において、10は車台フレーム12の前端部に設けられ
たヒンジ機構14を介して図示のチルトアップ装置と通
常走行時のチルトダウン位置との間を回動し得るように
支持されたキャブ、16はキャブ10と車台フレーム1
2との間に介装されたステー装置である。上記ステー装
置16は、その一端をキャブ10の底部に固着されたキ
ャブ側ブラケット18にピン又はボルト20を介し枢支
されたキャブ側のステー部材22と、同ステー部材22
の他端に連結ピン24を介して一端を枢着された車台フ
レーム側のステー部材26とを備え、同ステー部材26
の他端は車台フレーム12に固着されたフレーム側ブラ
ケット28にピン又はボルト30を介し枢支されてい
る。
【0004】上記ステー部材22(以下場合により他方
のステー部材という)及びステー部材26(以下場合に
より一方のステー部材という)は何れもコ字状又は溝型
の断面形状を有し、図6の斜視図に示されているよう
に、ステー部材22のステー部材26側の端部は、十分
な遊隙を存して同ステー26の端部に内挿されて上記連
結ピン24により回転自在に連結されている。図7に示
されているように、上記連結ピン24は、ステー部材2
2の端部における実質的に平行な側壁22a間に装着さ
れた円筒状スリーブ32を挿通し、その両端部をステー
部材26の実質的に平行な側壁26aに加締めその他適
宜の手段により固着されている。
【0005】上記円筒状スリーブ32のピン孔を構成す
る内周面と、上記連結ピン24の外周面との間には、適
宜の間隙が設けられるが、この間隙を小さく設定する
と、図6に示したステー部材22とステー部材26とを
折畳んだ通常の走行状態から、エンジン等の整備、点検
のために図5に示されているようにキャブ10をチルト
アップさせる場合、連結ピン24部分の摺動抵抗が大き
くて回動が円滑かつ軽快に行なわれず、作業者或いはチ
ルトシリンダ等操作装置のチルト操作力が大きくなる不
具合がある。そこで上記円筒状スリーブ32の内周面と
連結ピン24の外周面との間の隙間を大きく設定する
と、キャブ10をチルトダウンしステー部材22とステ
ー部材26とを折畳んだ状態で走行している時に、路面
の凹凸等により上下方向又は車両前後方向の衝撃力が働
き又は振動が生じたとき、連結ピン24と上記スリーブ
32とが衝撃的に接触して不快な異音又は騒音を発生す
る欠点がある。
【0006】なお、図1ないし図7において、34はス
テー部材22の連結ピン24に隣接する部分に、支持ピ
ン36を介して枢支されたロック部材であって、同支持
ピン36に外嵌された捩りばね38により図7において
常時時計方向に回転する方向に付勢されている。また、
ロック部材34におけるステー部材22のウエブ22b
に隣接する部分には、図7に良く示されているように、
ステー部材22とステー部材26とが略一線をなすよう
に伸長したとき、ステー部材26のウエブ26bの端部
に係合して、ステー部材26が不測の回動を起して折畳
まれることを抑止する係止突起40が形成されている。
キャブ10をチルトアップしてエンジン等の整備、点検
作業が行なったのち、ロック部材34を捩りばね38の
ばね力に抗して支持ピン36の回りに反時計方向に回動
させることにより、上記係止突起40とステー部材26
のウエブ26bの端部との係合が解除され、ステー部材
22とステー部材26とを折畳みキャブ10をチルトダ
ウンさせることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の折
畳み式ステー装置の欠点及び不具合を解消して、キャブ
のチルトアップ時におけるステー部材の伸長が円滑に行
なわれ作業者又はチルトシリンダ等操作装置のチルト作
要チルト操作力が小さくて足り、かつキャブをチルトア
ップ位置に安定的に保持することができ、またチルトダ
ウン時において、ステー部材を相互に枢着する連結ピン
とピン孔との間の遊隙に起因して走行中に発生する不快
な異音或いは騒音の発生を防止し又は少くとも効果的に
低減することができる構造簡単かつ安価なキャブチルト
ステー装置を提供することを、主たる目的とするもので
ある。また本発明の他の目的は、上記連結ピンとピン孔
との間の遊隙、及び同連結ピンにより連結されたステー
部材のピン軸線方向の遊隙に夫々起因して走行中に発生
する異音或いは騒音の発生を防止し又は少くとも効果的
に低減することができる構造簡単かつ安価なキャブチル
トステー装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車台フレームの前端部にヒンジ機構を介
し枢支されたキャブと上記車台フレームとの間に介装さ
れ、互にピン連結された折畳み自在の複数のステー部材
を含み、一端のステー部材が上記キャブに枢着されると
共に他端のステー部材が上記キャブに枢着されたステー
構造において、互にピン連結される一方のステー部材の
端部に他方のステー部材の端部を遊隙を存し内挿して上
記一方のステー部材に上記連結ピンの両端部を固着する
と共に、他方のステー部材に上記連結ピンが遊嵌される
ピン孔を設け、同ピン孔の開口端部周縁における上記他
方のステー部材外側面に、上記連結ピンに外嵌されてそ
の外周面に弾性的に当接する第1のリップを備えた樹脂
材料製のブッシュを配設し、上記キャブのチルトダウン
時は、上記ブッシュにより上記連結ピンとピン孔内周面
との間に遊隙が形成され、かつキャブのチルトアップ時
は、上記ブッシュの第1リップの弾性変形により連結ピ
ンがピン孔の内周面に直接当接するように構成されたこ
とを特徴とするキャブチルトステー装置を提案するもの
である。本発明において、上記ブッシュには、上記連結
ピンの軸線方向に延びた第2のリップが形成され、上記
一方のステー部材に対し他方のステー部材が上記連結ピ
ン軸線方向に相対変位したとき、上記第2リップが上記
一方のステー部材の内側面に弾性的に当接するように構
成されることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を、図1な
いし図4を参照して具体的に説明する。なお、図5ない
し図7について説明した従来のステー装置と実質的に同
一又は対応する部材及び部分には、同一の符号を用い重
複説明は省略する。図1は、一端を車台フレーム12側
に枢着された一方のステー部材26の端部と、一端をキ
ャブ10側に枢着された他方のステー部材22の端部と
を連結ピン24によって枢着した部分のキャブチルトダ
ウン時における拡大横断面図であり、図2は上記他方の
ステー部材22の上記連結ピン24を挿通する端部付近
の側面図である。
【0010】図示のように、一方のステー部材26の断
面形状がコ字状又は溝型をなす端部内に、他方のステー
部材22の端部が十分な遊隙を存して内挿され、上記連
結ピン24によって回動自在に連結されている。上記ス
テー部材22及び26のピン連結部の構造について詳細
に説明すると、上記他方のステー部材22の略平行に配
置された側壁又はフランジ部22aに、円筒状管部材か
らなるスリーブ32が装着され、同スリーブ32の内周
面は連結ピン24を遊嵌させるピン孔32′を形成す
る。上記ピン孔32′の開口端の外側における側壁22
aに、スリーブ32の外径に略等しいかそれより稍大径
のブッシュ挿入穴42を備えた長円形のブッシュ支持板
44が固着されている。上記ブッシュ挿入穴42には、
適宜の弾性を有する樹脂材料例えばポリアセタール製の
ブッシュ46が、好ましくは人力により圧入されてい
る。
【0011】上記スリーブ32の内周面によって形成さ
れるピン穴32′の内径dは同ピン孔32′内に挿通
される連結ピン24の外径dより十分大きく形成さ
れ、またブッシュ46は、上記連結ピン24の外周面に
弾性的に当接する第1リップ48と、一方のステー部材
26の側壁又はフランジ部26aに内側面に対向し、連
結ピン24の軸線方向に延びた第2リップ50とが設け
られている。
【0012】図1のキャブチルトダウン時、即ちステー
部材22とステー部材26とが図6に示されているよう
に折畳まれているとき、上記ブッシュ46の第1リップ
48が連結ピン24の外周面に弾性的に圧接されている
ので、連結ピン24の外周面とピン孔32′の内周面と
の間には、無負荷時(d−d)/2の隙間が形成さ
れる。従って、車両の走行中に、路面の凹凸等によっ
て、ステー部材22及びステー部材26に上下方向又は
前後方向の衝撃的な力が作用しても、第1リップ48が
衝撃力を吸収して弾性的に変形し、連結ピン24が直接
スリーブ32に衝突して不快な異音や騒音を発生するこ
とが防止され、又は少くとも効果的に低減される。
【0013】また、図1に示した無負荷状態では、上記
ブッシュ46の第2リップ50と、対向するステー部材
26の側壁26aの内側面との間には、適宜の隙間Cが
形成されるように、ブッシュ46の第2リップ50が形
成されている。従って、キャブ10のチルトアップ時
に、作業者或いはチルトシリンダ等操作装置の所要操作
力が小さくて足り、円滑容易にチルトアップ作業を行な
うことができる利点がある。また車両の走行中に、ステ
ー部材22とステー部材26との間に、連結ピン24の
軸線方向への相対変位が生じた場合、ピン孔32′の両
端開口部に設けられたブッシュ46の何れか一方の第2
リップ50が外側のステー部材26の側壁26aの内側
面に当接して弾性変形するので、ステー部材22とステ
ー部材26とが直接衝撃的に衝突することがなく、この
場合にも異音又は騒音の発生が防止され、又は少くとも
効果的に低減される。
【0014】次に、図3はキャブ10が図5に示されて
いるようにチルトアップし、ステー部材22とステー部
材26とが略一線をなして伸長し、ステー装置16によ
ってキャブ10が所定のチルトアップ位置に保持されて
いる場合における図1同様の横断面図を示す。この場
合、チルトアップしたキャブ10の荷重がステー部材2
2を介して連結ピン24に作用し、さらにステー部材2
6を介して車台フレーム12に伝達される。図示の場
合、キャブ10の荷重がステー装置16に対し圧縮荷重
として作用し、従って連結ピン24がブッシュ46のキ
ャブ側(図において左側部分)の第1リップ48を圧縮
して変形させ、連結ピン24とブッシュ32のキャブ側
のピン孔32′の内周面に直接当接して荷重をステー部
材26に伝達しているので、キャブ10は安定的に所定
のチルト位置に保持される。
【0015】キャブ10の重心の位置、ヒンジ機構14
及びステー装置16の相対関係から、キャブ10をチル
トアップした図5の状態で、キャブ10の荷重がステー
装置16に引張り荷重として作用する場合もある。この
場合、ステー部材22のブッシュ46の図3において右
側部分の第1リップ48が圧縮されて連結ピン24がス
リーブ32のピン孔32′の内周面(図3における右側
部分の内周面)に直接当接して荷重をステー部材26に
伝達し、さらに車台フレーム12に伝達する。このため
キャブ10は安定的に所定のチルト位置に保持される。
【0016】次に図4は本発明の上記とは異る実施形態
を示すものであり、図1と同様に、ステー装置16はス
テー部材22とステー部材26とが折畳まれているチル
トダウン位置で示されている。この実施形態では、ステ
ー部材22の端部に装着され、その内周面がピン孔3
2′を形成するスリーブ32の開口端に配設されるブッ
シュ46の構造を除き、その他の部材及び部分の構成
は、図1ないし図3に示した上記実施形態と実質的に同
等であるので、同一の符号を用い重複説明は省略する。
【0017】上記ブッシュ46には、連結ピン24の外
周面に弾性的に圧接される第1リップ48と、ステー部
材26の側壁26aの内側面に対向するように形成され
連結ピン24の軸線方向に延びた第2リップ50と、ブ
ッシュ支持板44の外側面に沿いピン孔32′の軸線に
対し半径方向外方に延びたフランジ部52とが一体的に
形成されており、適宜の弾性を有する樹脂材料、好まし
くは例えばポリアセタール樹脂によって作られる。上記
フランジ部52を設けたことによって、車両の走行中に
ステー部材22とステー部材26との間で連結ピン24
の軸線方向に大きな相対変位が発生して、第2リップ5
0が大きく弾性変形した場合でも、なおフランジ部52
がクッション材として作用し、両ステー部材22,26
の金属接触に基づく異音、騒音の発生を効果的に防止す
ることができる追加の利点がある。
【0018】なお、上記実施形態では、連結ピン24
が、一端に頭部24aを備え、他端の小径端部をワッシ
ャ54を介して加締め切欠球面状の成形頭部24bを形
成したものであるが、ボルトに代替し得ることは、明ら
かである。また、ステー部材は上述したように通常2本
設けられるが、必要に応じ3本又はそれ以上設けること
ができ、この場合ステー部材相互間のピン連結部は上記
と同様に構成される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るキャ
ブチルトステー装置は、車台フレームの前端部にヒンジ
機構を介し枢支されたキャブと上記車台フレームとの間
に介装され、互にピン連結された折畳み自在の複数のス
テー部材を含み、一端のステー部材が上記キャブに枢着
されると共に他端のステー部材が上記キャブに枢着され
たステー構造において、互にピン連結される一方のステ
ー部材の端部に他方のステー部材の端部を遊隙を存し内
挿して上記一方のステー部材に上記連結ピンの両端部を
固着すると共に、他方のステー部材に上記連結ピンが遊
嵌されるピン孔を設け、同ピン孔の開口端部周縁におけ
る上記他方のステー部材外側面に、上記連結ピンに外嵌
されてその外周面に弾性的に当接する第1のリップを備
えた樹脂材料製のブッシュを配設し、上記キャブのチル
トダウン時は、上記ブッシュにより上記連結ピンとピン
孔内周面との間に遊隙が形成され、かつキャブのチルト
アップ時は、上記ブッシュの第1リップの弾性変形によ
り連結ピンがピン孔の内周面に直接当接するように構成
されたことを特徴とし、キャブのチルトアップに際し作
業者或いはチルトシリンダ等操作装置の所要操作力が小
さくなり、円滑容易にチルトアップ作業を行なうことが
でき、またチルトアップしたのちキャブを所定のチルト
アップ位置に確実に保持し得る利点がある。さらに、車
両の走行中、ステー装置に上下及び前後方向の衝撃的な
力が作用し或いは振動が生起したとき、折畳まれている
ステー装置の各構成部材が衝突して異音や騒音を発する
ことを効果的に防止し、又は少くとも効果的に低減し得
る利点がある。また、本発明において、上記ブッシュ
に、上記連結ピンの軸線方向に延びた第2のリップが形
成され、上記一方のステー部材に対し他方のステー部材
が上記連結ピン軸線方向に相対変位したとき、上記第2
リップが上記一方のステー部材の内側面に弾性的に当接
するように構成することにより、車両の走行中にステー
装置に車幅方向の衝撃的外力或いは振動が作用した場合
にも、ステー部材が互に衝突して異音又は騒音が発生す
ることを防止し、又は少くとも効果的に低減し得る追加
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態において、ステー装
置16が折畳まれている場合を示した要部横断面図であ
る。
【図2】図1に示したステー装置16におけるキャブ側
のステー部材の端部を示した側面図である。
【図3】図1に示したステー装置16のキャブをチルト
アップさせた状態を示した要部横断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示した図1同様の要部
横断面図である。
【図5】従来チルト式キャブを備えた車両のチルトアッ
プ状態を示した斜視図である。
【図6】図5におけるステー装置16のキャブチルトダ
ウン時の折畳み状態を示した斜視図である。
【図7】図5に示したステー装置16の要部を拡大して
示した側面図である。
【符号の説明】
10…キャブ、12…車台フレーム、14…ヒンジ機
構、16…ステー装置、22…ステー部材、24…連結
ピン、26…ステー部材、32…スリーブ、32′…ピ
ン孔、46…ブッシュ、48…第1リップ、50…第2
リップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台フレームの前端部にヒンジ機構を介
    し枢支されたキャブと上記車台フレームとの間に介装さ
    れ、互にピン連結された折畳み自在の複数のステー部材
    を含み、一端のステー部材が上記キャブに枢着されると
    共に他端のステー部材が上記キャブに枢着されたステー
    構造において、互にピン連結される一方のステー部材の
    端部に他方のステー部材の端部を遊隙を存し内挿して上
    記一方のステー部材に上記連結ピンの両端部を固着する
    と共に、他方のステー部材に上記連結ピンが遊嵌される
    ピン孔を設け、同ピン孔の開口端部周縁における上記他
    方のステー部材外側面に、上記連結ピンに外嵌されてそ
    の外周面に弾性的に当接する第1のリップを備えた樹脂
    材料製のブッシュを配設し、上記キャブのチルトダウン
    時は、上記ブッシュにより上記連結ピンとピン孔内周面
    との間に遊隙が形成され、かつキャブのチルトアップ時
    は、上記ブッシュの第1リップの弾性変形により連結ピ
    ンがピン孔の内周面に直接当接するように構成されたこ
    とを特徴とするキャブチルトステー装置。
  2. 【請求項2】 上記ブッシュには、上記連結ピンの軸線
    方向に延びた第2のリップが形成され、上記一方のステ
    ー部材に対し他方のステー部材が上記連結ピン軸線方向
    に相対変位したとき、上記第2リップが上記一方のステ
    ー部材の内側面に弾性的に当接するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のキャブチルトステー装
    置。
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