JP2000001126A - トランスミッション・クロスメンバ構造 - Google Patents

トランスミッション・クロスメンバ構造

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JP2000001126A JP10168207A JP16820798A JP2000001126A JP 2000001126 A JP2000001126 A JP 2000001126A JP 10168207 A JP10168207 A JP 10168207A JP 16820798 A JP16820798 A JP 16820798A JP 2000001126 A JP2000001126 A JP 2000001126A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 万一の衝突時に、衝撃荷重に応じた衝撃吸収
によって、パワープラントの後方への移動により、プロ
ペラシャフトの車体フロアパネル側への突上げを防止で
きるトランスミッション・クロスメンバ構造を提供す
る。 【解決手段】 後方にプロペラシャフトを備えるトラン
スミッション出力部の支持構造において、サイドフレー
ム5等間に架け渡されて前記トランスミッション出力部
を支持するクロスメンバ7を閉断面構造とするととも
に、前記クロスメンバ7の両端部におけるサイドフレー
ム等への取付けを同一直線上にない3点に配置された取
付ボルト13、14Aおよび14Bにて取り付けるよう
に構成し、かつ前記クロスメンバ7の取付ボルト孔9
R、11Aおよび11Bを前記取付ボルト13、14A
および14Bによる取付点より車体外側に延長された長
孔としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、万一の衝突時に、
エンジンを含むトランスミッションが車体から落下して
乗員に危害を与えることを防止したエンジン支持構造に
おけるトランスミッション・クロスメンバ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両において、万一の衝突時
に、エンジンを含むトランスミッションが車体から落下
して乗員に危害を与えることを防止したエンジン支持構
造におけるトランスミッション・クロスメンバ構造とし
て種々のものが採用され、一般的には、図4および図5
に示したような構成が採用されている。図4に示したも
のは、エンジン3を前部に有し、後方にプロペラシャフ
ト2を備えるトランスミッション1の出力部が、図示省
略のサイドフレーム等間に架け渡されたクロスメンバ2
7によって支持されたもので、前記プロペラシャフト2
は、トランスミッション1の出力部に連結された第1ジ
ョイント1Jと、前部軸2Aと後部軸2Bを連結する第
2ジョイント2Jと、後輪差動装置に連結された第3ジ
ョイント3Jとを有し、第2ジョイント2J近傍におい
てブラケット6を介して車体フロアパネル下部に支持さ
れている。
【0003】図5(A)に示すように、一般に、クロス
メンバ27は下方が開放されたハット型断面を呈してお
り、また、図5(B)に示すように、前記プロペラシャ
フト2の中間部は、車体前方に開放されたボルト孔6
A、6Bを設けたブラケット6によって車体に支持さ
れ、万一の衝突時において、エンジン等のトランスミッ
ションがクロスメンバ27から落下する際に、プロペラ
シャフト2の中間部も前記ブラケット6におけるボルト
孔6A、6Bが取付ボルトから容易に離脱して落下でき
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成が採用されたものにあって、万一の衝突時に、
図6に示すように、前記クロスメンバ27が下方が開放
されたハット型断面を呈していることにより、前方から
矢印F1のような衝撃力を受けた場合に、クロスメンバ
27上面を後方へ回転させるようなモーメントM1が作
用して捩れ易く、したがって、トランスミッション出力
部の支持部が図示のように下方に突出するモーメントM
2が作用し易くなる。これによって、ブラケット6にお
けるボルト孔6A、6Bから離脱する際にプロペラシャ
フト2の中間部である第2ジョイント2J部が車体フロ
アパネル側に突出する力F2が発生し易くなった。
【0005】このようなことから、実公平2−4506
2号公報や特開平6−166379号公報に開示された
ような、トランスミッション出力部等を支持するクロス
メンバを閉断面構造として、万一の衝突時の前方からの
衝撃を受けてもクロスイメンバを捩れにくくすることに
よって、エンジン等のトランスミッションを安定して後
下方へ移動させることにより、プロペラシャフトも車体
フロアパネル側に突き上がることを防止するような構造
のものが提案された。しかしながら、一般に、クロスメ
ンバとサイドフレーム等の車体側との間の支持構造部に
あっては、単に取付ボルトによる締結が行われているの
みであって、依然としてクロスメンバの変形の予測が困
難であり、衝撃荷重に応じた段階的かつ正確に安定して
エンジン等のトランスミッションを後下方へ移動させる
ことできず、場合によっては、プロペラシャフトが車体
フロアパネル側に突き上がる虞れが解消された訳ではな
かった。
【0006】そこで本発明では、上記従来のトランスミ
ッション・クロスメンバ構造における諸課題を解決し
て、万一の衝突時に、衝撃荷重に応じた段階的かつ正確
で安定した衝撃吸収によって、エンジンやトランスミッ
ション等パワープラントの後方への移動により、プロペ
ラシャフトの車体フロアパネル側への突上げを防止でき
るトランスミッション・クロスメンバ構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、後方
にプロペラシャフトを備えるトランスミッション出力部
の支持構造において、サイドフレーム等間に架け渡され
て前記トランスミッション出力部を支持するクロスメン
バを閉断面構造とするとともに、前記クロスメンバの両
端部におけるサイドフレーム等への取付けを同一直線上
にない3点に配置された取付ボルトにて取り付けるよう
に構成し、かつ前記クロスメンバの取付ボルト孔を前記
取付ボルトによる取付点より車体外側に延長された長孔
としたことを特徴とするものである。また本発明は、前
記3点に配置された取付ボルトは、最外端部に配置され
た1つと、それより車体内側に配置された2つ一対から
構成されたことを特徴とするものである。また本発明
は、前記クロスメンバにおける閉断面構造は、少なくと
も前記2つ一対の取付ボルト位置を含む車体幅方向内側
において形成されたことを特徴とするものである。また
本発明は、前記クロスメンバにおけるトランスミッショ
ン出力部の支持部を、クロスメンバ両端部におけるサイ
ドフレーム等への取付部より上方に屈曲させたことを特
徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする
ものである。
【0008】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1および図2は、本発明のトランスミッ
ション・クロスメンバ構造の1実施の形態を示すもの
で、図1(A)は車体サイドフレーム等へのクロスメン
バの取付支持部を示す平面図、図1(B)は図1(A)
のB断面図、図2はクロスメンバの全体平面図およびそ
のA断面図である。本発明のトランスミッション・クロ
スメンバ構造では、図2の全体平面図に示すようなクロ
スメンバ7が、車体両側において前後方向に延びるサイ
ドフレーム5R、5L(図1(B)には右サイドフレー
ム5Rのみが示されている。)等へこれらと直交して取
り付け支持される。クロスメンバ7の上面のほぼ中央部
にはクッションラバー16が設置され、前述した図4と
同様の構成によって後方にプロペラシャフト2を備える
トランスミッション1の出力部が交差して載置支持され
る。また、前記クロスメンバ7におけるクッションラバ
ー16が設置されたトランスミッション出力部の支持部
は、クロスメンバ7の両端部におけるサイドフレーム5
R等への取付部より上方に屈曲されて構成される。そし
て、断面ハット型をしたクロスメンバ7の下部には、図
2のA断面に示されるようにロアプレート8が添設され
て閉断面構造を形成する。
【0009】一方、前記クロスメンバ7の両端部におけ
るサイドフレーム5R(5L)等への取付けについて
は、図1(A)に示すように、同一直線上にない3点に
配置された取付ボルト13、14Aおよび14B(右側
のみ示すが、左側も同様。)にて取り付けられる。好適
には、前記3点に配置された取付ボルト13、14Aお
よび14Bは、最外端部に配置された1つの取付ボルト
13と、それより車体内側に配置された車体前後方向に
振り分けられた2つ一対の取付ボルト14Aおよび14
Bとから構成される。さらに、本発明では、前記各取付
ボルト13、14Aおよび14Bに対応するところのク
ロスメンバ7における取付ボルト孔9R、11Aおよび
11Bを前記各取付ボルトによる取付点より車体外側に
延長された長孔としたことを特徴とするものである。
【0010】そして、本実施の形態では、前記クロスメ
ンバ7における閉断面構造は、少なくとも前記2つ一対
の取付ボルト14A、14B位置を含む車体幅方向内側
において形成されている。すなわち、図1(A)(B)
および図2に明示されるように、クロスメンバ7の下部
に添設されるロアプレート8は、2つ一対の取付ボルト
14A、14Bが挿入される左右の長孔ボルト孔11
A、11Bと12A、12Bの下部間に渡って設置され
ているものである。
【0011】このように構成されているので、通常の走
行時には、路上からの上下方向の振動によるエンジン側
への振動や、エンジンからの振動、騒音による車体側へ
の振動、騒音は、図示省略の別途エンジン側マウント
と、前記クロスメンバ2におけるクッションラバー16
によって効果的に吸収される。そして、図3に示すよう
に、万一の衝突事故に遭遇して、車両が障害物10に衝
突した場合には、車両が矢印のように障害物10方向へ
移動して前記クロスメンバ7を支持取り付けているサイ
ドフレーム5が衝撃の大きさに応じて変形していくこと
になる。
【0012】図3(A)は衝突の瞬間であり、車体フロ
アパネル4に対するエンジン3やトランスミッション1
およびプロペラシャフト2等のパワープラントの相対位
置関係はずれていない。 図3(A)から図3(B)に
示すような衝撃の第1の所定値までは、サイドフレーム
5がある程度変形しつつ車体後方へ移動する。このと
き、エンジン3やトランスミッション1は相対的に前方
へ移動するような力を受ける。図3(B)に示すよう
に、第1の衝撃値を超えると、エンジン3やトランスミ
ッション1も障害物10に当接し、プロペラシャフト2
を後方へ移動させる衝撃力が作用するようになり、前記
プロペラシャフト2の中間部の第2ジョイント2Jを車
体に支持する取付ボルトがブラケット6における開放ボ
ルト孔6A、6B(図5(B)参照。)内を相対移動す
ることになる。その間、前記トランスミッション1の出
力部を支持するクロスメンバ7は、少なくとも2つ一対
の取付ボルト14A、14B位置を含む車体幅方向内側
において形成された閉断面構造によって捩じれることな
く、最外端部に配置された1つの取付ボルト13を中心
とした車体後方へ正確に揺動変形していく。
【0013】これらのクロスメンバ7の取付ボルト13
を中心とした揺動変形は、各取付ボルト13、14Aお
よび14Bが挿入された長孔ボルト孔9R、11Aおよ
び11Bの存在により、各取付ボルトの長孔ボルト孔内
における相対移動によって円滑になされる。さらに、図
3(C)に示すように、第2の衝撃値を超えると、前記
プロペラシャフト2における第2ジョイント2J部のブ
ラケット6の開放ボルト孔6A、6Bが取付ボルトから
離脱して落下し、さらに前記クロスメンバ7は後方に変
形していく。そして、図3(D)に示すように、第3の
衝撃値を超えると、クロスメンバ7をサイドフレーム5
Rに支持している各取付ボルト13、14Aおよび14
Bが剪断破壊し、クロスメンバ7とともにエンジン3や
トランスミッション1等のパワープラントが脱落する。
このとき、クロスメンバ7の中央部が上方に屈曲して形
成されていることにより、クロスメンバ7の上方の中央
部は後方に変形した後、左右両端部の取付部を中心に車
体下方向に回動して、トランスミッション等を下方に落
下させることが促進される。
【0014】以上、本発明の各実施の形態について説明
してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、サイドフレーム
等車体側部材の形状、クロスメンバの形状およびその閉
断面構造および閉断面構造の範囲、クロスメンバのサイ
ドフレーム等への取付形態、その場合の取付ボルトとク
ロスメンバやサイドフレームとの関連構成(例えば、取
付ボルトをフランジ付ボルトとして該フランジとクロス
メンバやサイドフレームとの間の摩擦係数を所定値に設
定して、衝突時の衝撃力に応じたクロスメンバのサイド
フレーム等に対する移動量を調節可能に構成したり、前
記フランジに代えて分割されたワッシャを介在させるよ
うな構成も採用できる。)、取付ボルトやボルト孔の形
状およびそれらの配置等については適宜採用できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に述べてきたように、本発明に
よれば、後方にプロペラシャフトを備えるトランスミッ
ション出力部の支持構造において、サイドフレーム等間
に架け渡されて前記トランスミッション出力部を支持す
るクロスメンバを閉断面構造とするとともに、前記クロ
スメンバの両端部におけるサイドフレーム等への取付け
を同一直線上にない3点に配置された取付ボルトにて取
り付けるように構成し、かつ前記クロスメンバの取付ボ
ルト孔を前記取付ボルトによる取付点より車体外側に延
長された長孔としたので、前方からの大きな衝撃を受け
てエンジンやトランスミッション等のパワープラントが
後方に移動する際に、クロスメンバが同一線上にない3
点支持とされていること、および閉断面構造とされてい
ることによって、捩れ変形が起きにくく、しかも、クロ
スメンバの取付ボルト孔を前記取付ボルトによる取付点
より車体外側に延長された長孔により支持されているこ
とにより、クロスメンバは所定の衝撃値の下で安定して
内側後方に滑り込むことが可能となり、プロペラシャフ
トが落下するまでは、該プロペラシャフトを含めてエン
ジンやトランスミッション等のパワープラントを確実に
直線的に後方へ移動することができるので、プロペラシ
ャフトの中間部が車体側に突き上げることが効果的に防
止できて安全である。
【0016】また、3点に配置された取付ボルトが、最
外端部に配置された1つと、それより車体内側に配置さ
れた2つ一対から構成された場合は、クロスメンバの前
記最外端部に配置された1つの取付ボルトを中心とした
揺動変形により、クロスメンバのトランスミッション出
力部の支持部を構成する中央部の後方への変形がより円
滑になされる。そして、前記クロスメンバにおける閉断
面構造が、少なくとも前記2つ一対の取付ボルト位置を
含む車体幅方向内側において形成された場合は、前記ク
ロスメンバの前記最外端部に配置された1つの取付ボル
トを中心とした揺動変形の間を通じて、クロスメンバの
捩れがなく、安定したパワープラントの確実で直線的な
後方への移動を助長する。
【0017】さらに、前記クロスメンバにおけるトラン
スミッション出力部の支持部を、クロスメンバ両端部に
おけるサイドフレーム等への取付部より上方に屈曲させ
た場合は、クロスメンバの中央部が上方に屈曲して形成
されていることにより、クロスメンバの上方の中央部は
後方に変形した後、左右両端部の取付部を中心に車体下
方向に回動して、トランスミッション等を下方に落下さ
せることがより円滑に促進されることとなる。このよう
に本発明によれば、万一の衝突時に、衝撃荷重に応じた
段階的かつ正確で安定した衝撃吸収によって、エンジン
やのトランスミッション等パワープラントの後方への移
動により、プロペラシャフトの車体フロアパネル側への
突上げを防止できるトランスミッション・クロスメンバ
構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスミッション・クロスメンバ構
造の1実施の形態を示すもので、図1(A)は車体サイ
ドフレーム等へのクロスメンバの取付支持部を示す平面
図、図1(B)は図1(A)のB断面図である。
【図2】本発明のトランスミッション・クロスメンバ構
造の1実施の形態を示すもので、クロスメンバの全体平
面図およびそのA断面図である。
【図3】本発明のトランスミッション・クロスメンバ構
造の1実施の形態を示すもので、衝突時の変形状態を段
階的に示す側面図である。
【図4】一般的なエンジンやトランスミッション等のパ
ワープラントが車体に支持された状態を示す平面図であ
る。
【図5】従来のクロスメンバおよびプロペラシャフトの
支持ブラケットを示す平面図である。
【図6】従来のクロスメンバにより支持されたパワープ
ラントの衝突時の挙動を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 トランスミッション 2 プロペラシャフト 2A 前部軸 2B 後部軸 3 エンジン 4 フロアパネル 5 サイドフレーム 5R 右サイドフレーム 6 ブラケット 6A 開放ボルト孔 6B 開放ボルト孔 7 クロスメンバ 8 ロアプレート 9 端部長孔ボルト孔 9R 右部 9L 左部 10 障害物 11 (右側)対長孔ボルト孔 11A 前部 11B 後部 12 (左側)対長孔ボルト孔 12A 前部 12B 後部 13 端部取付ボルト 14 (右側)対取付ボルト 14A 前部 14B 後部 16 クッションラバー 1J 第1ジョイント 2J 第2ジョイント 3J 第3ジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 竜也 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA05 BB01 CA14 CA18 DA03 DA08 3D039 AA01 AB01 AC33 AD26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方にプロペラシャフトを備えるトラン
    スミッション出力部の支持構造において、サイドフレー
    ム等間に架け渡されて前記トランスミッション出力部を
    支持するクロスメンバを閉断面構造とするとともに、前
    記クロスメンバの両端部におけるサイドフレーム等への
    取付けを同一直線上にない3点に配置された取付ボルト
    にて取り付けるように構成し、かつ前記クロスメンバの
    取付ボルト孔を前記取付ボルトによる取付点より車体外
    側に延長された長孔としたことを特徴とするトランスミ
    ッション・クロスメンバ構造。
  2. 【請求項2】 前記3点に配置された取付ボルトは、最
    外端部に配置された1つと、それより車体内側に配置さ
    れた2つ一対から構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載のトランスミッション・クロスメンバ構造。
  3. 【請求項3】 前記クロスメンバにおける閉断面構造
    は、少なくとも前記2つ一対の取付ボルト位置を含む車
    体幅方向内側において形成されたことを特徴とする請求
    項2に記載のトランスミッション・クロスメンバ構造。
  4. 【請求項4】 前記クロスメンバにおけるトランスミッ
    ション出力部の支持部を、クロスメンバ両端部における
    サイドフレーム等への取付部より上方に屈曲させたこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトラ
    ンスミッション・クロスメンバ構造。
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